JPH01155510A - 垂直磁気記録再生用磁気ヘツド - Google Patents
垂直磁気記録再生用磁気ヘツドInfo
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- JPH01155510A JPH01155510A JP31402187A JP31402187A JPH01155510A JP H01155510 A JPH01155510 A JP H01155510A JP 31402187 A JP31402187 A JP 31402187A JP 31402187 A JP31402187 A JP 31402187A JP H01155510 A JPH01155510 A JP H01155510A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/1278—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive specially adapted for magnetisations perpendicular to the surface of the record carrier
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は垂直磁気記録再生用複合ヘッドに係り。
特に記録再生効率の向上と記録磁界分布の改善を図ると
ともに、アジマス損失やスペーシング損失を緩和するの
に好適なヘッド構造に関する。
ともに、アジマス損失やスペーシング損失を緩和するの
に好適なヘッド構造に関する。
従来の磁気ヘッドで特開昭58−114321号に記載
のように記録部の主磁極と再生部のMR素子は。
のように記録部の主磁極と再生部のMR素子は。
絶縁層のみを介して配設されていた。
従来、垂直磁気記録再生用複合ヘッドとしては、第5図
に示すように、垂直磁気記録媒体11に記録するための
記録用ヘッド部とその媒体11に記録された情報を再生
するための再生用ヘッド部が、絶縁層5を介して一体化
して構成された複合ヘッドが提案されていた。
に示すように、垂直磁気記録媒体11に記録するための
記録用ヘッド部とその媒体11に記録された情報を再生
するための再生用ヘッド部が、絶縁層5を介して一体化
して構成された複合ヘッドが提案されていた。
記録用ヘッド部は、主磁極1と記録用リターンパス部2
が主磁極後端部で接合されており、図のようにコイル3
が巻回されている。コイル3に所定の電流を流し、主磁
極1を磁化し、その主磁極1から発生する磁界によって
記録媒体11に記録を行う、さらに記録用リターンパス
部2は磁束の帰還路となり、記録効率を向上させる役目
を果たす。
が主磁極後端部で接合されており、図のようにコイル3
が巻回されている。コイル3に所定の電流を流し、主磁
極1を磁化し、その主磁極1から発生する磁界によって
記録媒体11に記録を行う、さらに記録用リターンパス
部2は磁束の帰還路となり、記録効率を向上させる役目
を果たす。
再生用ヘッド部は、垂直磁気記録媒体11に記録された
情報を再生するための、絶縁層5に被包されたMR素子
6と、MR素子6の後端部で接合された再生用リターン
パス部7から構成されている。さらにリターンパス部7
の一部8を図に示すように除去し、その除去部分にはガ
ラス材が充填されている。
情報を再生するための、絶縁層5に被包されたMR素子
6と、MR素子6の後端部で接合された再生用リターン
パス部7から構成されている。さらにリターンパス部7
の一部8を図に示すように除去し、その除去部分にはガ
ラス材が充填されている。
しかしながら、上記のように構成された複合ヘッドをリ
ジッドディスク用ヘッドとしてスライダに組込んだ場合
、スライダは媒体走行時には、第7図のように傾く、従
ってMR素子6と主磁極が第5図の様に配置している場
合、主磁極1と、垂直磁気記録媒体11の距離が大きく
なり、記録再生特性の劣化を生ずる。いわゆるスペーシ
ング損失が大きくなる。第8図はヘッドの記録部及び再
生部と媒体の位置関係をヘッドの真上から見た図である
。この例では主磁極1が媒体半径上に位置し、情報は同
心円上に書き込まれる。一方MR素子6と同図から明ら
かな様に媒体の半径上からずれて位置する。従って第8
図、第9図に示す様に、情報とトラック幅方向に対し、
θだけ傾いて読むため、再生出力の劣化、いわゆるアジ
マス損失がおきる。
ジッドディスク用ヘッドとしてスライダに組込んだ場合
、スライダは媒体走行時には、第7図のように傾く、従
ってMR素子6と主磁極が第5図の様に配置している場
合、主磁極1と、垂直磁気記録媒体11の距離が大きく
なり、記録再生特性の劣化を生ずる。いわゆるスペーシ
ング損失が大きくなる。第8図はヘッドの記録部及び再
生部と媒体の位置関係をヘッドの真上から見た図である
。この例では主磁極1が媒体半径上に位置し、情報は同
心円上に書き込まれる。一方MR素子6と同図から明ら
かな様に媒体の半径上からずれて位置する。従って第8
図、第9図に示す様に、情報とトラック幅方向に対し、
θだけ傾いて読むため、再生出力の劣化、いわゆるアジ
マス損失がおきる。
従ってMR素子6と主磁極間距離りをできるだけ小さく
することが前記問題を解決する手段となる。しかし上記
距離りを小さくすると記録用ヘッド部と再生用ヘッド部
が磁気的に結合し易くなるため、記録時に、コイル3で
作られた磁束が再生用ヘッド部へ流れ込み、リターンパ
ス部7も磁化されてしまい1本来記録すべき媒体11以
外にも悪影響を与えるといった欠点があるととに、記録
効率が劣化するという問題があった。
することが前記問題を解決する手段となる。しかし上記
距離りを小さくすると記録用ヘッド部と再生用ヘッド部
が磁気的に結合し易くなるため、記録時に、コイル3で
作られた磁束が再生用ヘッド部へ流れ込み、リターンパ
ス部7も磁化されてしまい1本来記録すべき媒体11以
外にも悪影響を与えるといった欠点があるととに、記録
効率が劣化するという問題があった。
また他の従来例として、第6図に示すような複合ヘッド
が提案されている。これは再生用のMR素子6と記録用
の主磁極1が、ヘッド後端部では磁性体12を介して磁
気的に接続し、ヘッド先端部では絶縁層5を介して接続
している。また、記録、再生時の磁束の帰還路としてリ
ターンパス部2が図のように設けられている。このヘッ
ドについても前記載の従来例と同様に、スペーシング損
失とアジマス損失の緩和と、さらに再生効率を改善する
ために1MR素子と主磁極間の距離りを小さくする必要
がある。しかし上記距離りを小さくしすぎると、主磁極
1とMR素子6の磁気的結合が大きくなり、再生時に磁
束がMR素子6から磁性層12を通らず絶縁層5を経由
して主磁極1へはいるため、再生効率が劣化するという
問題がある。
が提案されている。これは再生用のMR素子6と記録用
の主磁極1が、ヘッド後端部では磁性体12を介して磁
気的に接続し、ヘッド先端部では絶縁層5を介して接続
している。また、記録、再生時の磁束の帰還路としてリ
ターンパス部2が図のように設けられている。このヘッ
ドについても前記載の従来例と同様に、スペーシング損
失とアジマス損失の緩和と、さらに再生効率を改善する
ために1MR素子と主磁極間の距離りを小さくする必要
がある。しかし上記距離りを小さくしすぎると、主磁極
1とMR素子6の磁気的結合が大きくなり、再生時に磁
束がMR素子6から磁性層12を通らず絶縁層5を経由
して主磁極1へはいるため、再生効率が劣化するという
問題がある。
さらに上記2つの従来例の共通のi題として第10図に
示すように主磁極側面から磁束が漏れるため、記録磁界
がブロードにより、本来記録すべき媒体11領域部分以
外の領域の記録部分に、悪影響を与えるという問題があ
る。
示すように主磁極側面から磁束が漏れるため、記録磁界
がブロードにより、本来記録すべき媒体11領域部分以
外の領域の記録部分に、悪影響を与えるという問題があ
る。
本発明の目的は電磁%1とMR素子6間りを短縮するこ
とにより、スペーシング損失やアジマス損失の影響を緩
和するとともに、第5図における従来例では記録効率を
、第6図における従来例では再生効率を向上させること
を狙った。又両従来例とも主磁極側面からの漏れ磁束を
緩和することも狙った。
とにより、スペーシング損失やアジマス損失の影響を緩
和するとともに、第5図における従来例では記録効率を
、第6図における従来例では再生効率を向上させること
を狙った。又両従来例とも主磁極側面からの漏れ磁束を
緩和することも狙った。
上記目的は第5図における従来例では記録部と再生部間
に絶縁層と電磁遮蔽膜を介在させ、記録用ヘッドと再生
用ヘッドを磁気的に完全に分離することにより達成され
る。第6図における従来例ではヘッド先端部においてM
R素子と主磁極を、絶縁層と電磁遮蔽膜を介して配設す
ることにより達成される。
に絶縁層と電磁遮蔽膜を介在させ、記録用ヘッドと再生
用ヘッドを磁気的に完全に分離することにより達成され
る。第6図における従来例ではヘッド先端部においてM
R素子と主磁極を、絶縁層と電磁遮蔽膜を介して配設す
ることにより達成される。
MR素子と主磁極を絶縁膜と電磁遮蔽膜を介して配設す
ることによって、電磁遮蔽膜内部にうず電流が発生し、
これによって生じた磁束が主磁極側面から漏れる磁束を
打消す。従って第5図の従来例では、記録時に、磁束が
再生用ヘッドへ漏れることなく効率良く主磁極と記録用
リターンパス部を通るため、主磁極とMR素子間距離り
を短縮することができ、スペーシング損失やアジマス損
失の影響を緩和できる。第6図の従来例ではヘッド先端
部において、MR素子と主磁極間に絶縁膜と電磁遮蔽膜
を介して配設することにより、再生時において、電磁遮
蔽膜内部にうず電流が発生し、これによって生じた磁束
がMR素子と主磁極間をリンクする磁束を打消す。さら
に両従来例とも記録時に主磁極側面から漏れる磁界を低
減できるため、本来記録すべきでない媒体領域への影響
を緩和できるとともに記録効率を向上することができる
。
ることによって、電磁遮蔽膜内部にうず電流が発生し、
これによって生じた磁束が主磁極側面から漏れる磁束を
打消す。従って第5図の従来例では、記録時に、磁束が
再生用ヘッドへ漏れることなく効率良く主磁極と記録用
リターンパス部を通るため、主磁極とMR素子間距離り
を短縮することができ、スペーシング損失やアジマス損
失の影響を緩和できる。第6図の従来例ではヘッド先端
部において、MR素子と主磁極間に絶縁膜と電磁遮蔽膜
を介して配設することにより、再生時において、電磁遮
蔽膜内部にうず電流が発生し、これによって生じた磁束
がMR素子と主磁極間をリンクする磁束を打消す。さら
に両従来例とも記録時に主磁極側面から漏れる磁界を低
減できるため、本来記録すべきでない媒体領域への影響
を緩和できるとともに記録効率を向上することができる
。
本実施例における垂直磁気記録再生用複合ヘッドの断面
図を第1図に示す、記録用ヘッド部はパーマロイ、アモ
ルファス合金等の高飽和磁束密度。
図を第1図に示す、記録用ヘッド部はパーマロイ、アモ
ルファス合金等の高飽和磁束密度。
高透磁率材料からなる厚さ0.1〜5μmの主磁極1と
磁束の帰還路となるM n Z nフェライト等からな
る記録用リターンパス部2から構成されており、記録用
リターンパス部2にはCu、Al1からなるコイル3が
図のように巻回されている。
磁束の帰還路となるM n Z nフェライト等からな
る記録用リターンパス部2から構成されており、記録用
リターンパス部2にはCu、Al1からなるコイル3が
図のように巻回されている。
再生用ヘッド部は400〜500人の厚さのパーマロイ
等からなるMR素子6と磁束の帰還路となるM n Z
nフェライト等からなる再生用リターンパス部7から
構成されている。再生用リターンパス部7とMR素子6
間8と主磁極1と記録用リターンパス部2間8′にはガ
ラス材等非磁性部材を充填する。さらに再生効率向上の
ためにMR素子の高さは非磁性部材8の高さ以上とする
ことが望ましい、記録用ヘッド部と再生用ヘッド部はC
u、Cr、W等の非磁性導体又は超電導材料からなる電
磁″i!1蔽膜4とS i Ox、 A Q 208等
からなる非磁性絶縁層5が順に配置されている。
等からなるMR素子6と磁束の帰還路となるM n Z
nフェライト等からなる再生用リターンパス部7から
構成されている。再生用リターンパス部7とMR素子6
間8と主磁極1と記録用リターンパス部2間8′にはガ
ラス材等非磁性部材を充填する。さらに再生効率向上の
ためにMR素子の高さは非磁性部材8の高さ以上とする
ことが望ましい、記録用ヘッド部と再生用ヘッド部はC
u、Cr、W等の非磁性導体又は超電導材料からなる電
磁″i!1蔽膜4とS i Ox、 A Q 208等
からなる非磁性絶縁層5が順に配置されている。
記録時に、コイル3より発生する磁束は、主磁極1へ流
れ込んで媒体11に情報を書き込む磁束と主磁極側面か
ら再生用ヘッド部へ流れ込もうとする磁束に分かれる。
れ込んで媒体11に情報を書き込む磁束と主磁極側面か
ら再生用ヘッド部へ流れ込もうとする磁束に分かれる。
しかし主磁極側面からの漏れ磁束は、電磁遮蔽膜内部に
流れるうず電流によって生じる漏れ磁束とは逆向きの磁
束によって打消されるため、再生用ヘッド部へ流れ込む
磁束は非常に減少する。従って主磁極°1とMR素子6
間距離を短縮することが可能となりスペーシング損失や
アジマス損失を緩和できる。
流れるうず電流によって生じる漏れ磁束とは逆向きの磁
束によって打消されるため、再生用ヘッド部へ流れ込む
磁束は非常に減少する。従って主磁極°1とMR素子6
間距離を短縮することが可能となりスペーシング損失や
アジマス損失を緩和できる。
第12図は記録磁界分布の従来例と本実施例の比較図で
ある。本実施例は従来例に比べ、トレーリングエツジ側
の磁界分布がシャープになり、本来記録すべきでない媒
体11領域への悪影響を緩和することができる。さらに
磁界強度も従来例より増加し、記録効率が向上する。
ある。本実施例は従来例に比べ、トレーリングエツジ側
の磁界分布がシャープになり、本来記録すべきでない媒
体11領域への悪影響を緩和することができる。さらに
磁界強度も従来例より増加し、記録効率が向上する。
別の実施例を第2図に示す。本実施例は厚さ400〜5
00人のパーマロイ等からなる再生用のMR素子と厚さ
0.1〜5μmのパーマロイ。
00人のパーマロイ等からなる再生用のMR素子と厚さ
0.1〜5μmのパーマロイ。
アモルファス合金等の高飽和磁束密度、高透磁率材料か
らなる記録用の主磁極1が、ヘッド後端部においてはM
n Z nフェライト等からなる磁性体12と磁気的
に結合し、ヘッド先端部ではSiO2゜AQzOsから
な絶縁膜5とCu、Cr、W等の非磁性導体又は超電導
材料からなる電磁遮蔽膜4が順に配設されている。さら
に記録・再生時のリターンパス部2が主磁極後部で接続
され、Cu 。
らなる記録用の主磁極1が、ヘッド後端部においてはM
n Z nフェライト等からなる磁性体12と磁気的
に結合し、ヘッド先端部ではSiO2゜AQzOsから
な絶縁膜5とCu、Cr、W等の非磁性導体又は超電導
材料からなる電磁遮蔽膜4が順に配設されている。さら
に記録・再生時のリターンパス部2が主磁極後部で接続
され、Cu 。
AQからなるコイル3が、リターンパス部2に図のよう
に巻回されている。
に巻回されている。
第11図は再生出力の主磁極IMR素子6間距離り依存
性の計算結果である。実線が従来例、破線が本実施例で
ある。スペーシング損失とアジマス損失を緩和するため
にはLを小さくする必要があるが、従来例ではL≦10
0μmになると再生時に主磁極1とMR素子6を絶縁膜
5を経由してリンクする磁束が急激に増加するため、再
生出方が減少する。一方電磁遮蔽膜を設けた本実施例に
おいては、漏れ磁束が電磁遮蔽膜内部で発生するうず電
流によって生じる漏れ磁束とは逆向きの磁束によって打
消されるため、Lを100μm以下に短縮することがで
きる。従って、主磁極1とMR素子6を絶縁膜5を経由
してリンクする磁束を減少させることができるため、L
を短縮し記録再生効率を向上させることができる。さら
にLの短縮によりスペーシング損失やアジマス損失を緩
和することができる。
性の計算結果である。実線が従来例、破線が本実施例で
ある。スペーシング損失とアジマス損失を緩和するため
にはLを小さくする必要があるが、従来例ではL≦10
0μmになると再生時に主磁極1とMR素子6を絶縁膜
5を経由してリンクする磁束が急激に増加するため、再
生出方が減少する。一方電磁遮蔽膜を設けた本実施例に
おいては、漏れ磁束が電磁遮蔽膜内部で発生するうず電
流によって生じる漏れ磁束とは逆向きの磁束によって打
消されるため、Lを100μm以下に短縮することがで
きる。従って、主磁極1とMR素子6を絶縁膜5を経由
してリンクする磁束を減少させることができるため、L
を短縮し記録再生効率を向上させることができる。さら
にLの短縮によりスペーシング損失やアジマス損失を緩
和することができる。
第3図の実施例を述べる。第3図は主磁極先端近傍の拡
大図である。図のように主磁極1両側端にCu、Cr、
W等からなる非磁性導体又は超電導材料等の電磁遮蔽膜
4を設ける。この場合、第1、第2の実施例で述べた効
果の他に、媒体の走行方向が左右どちらの場合において
も第13図に示すように、記録磁界分布は急峻になり、
さらに片側だけに電磁遮蔽膜をつけた場合よりも記録効
率が向上する。
大図である。図のように主磁極1両側端にCu、Cr、
W等からなる非磁性導体又は超電導材料等の電磁遮蔽膜
4を設ける。この場合、第1、第2の実施例で述べた効
果の他に、媒体の走行方向が左右どちらの場合において
も第13図に示すように、記録磁界分布は急峻になり、
さらに片側だけに電磁遮蔽膜をつけた場合よりも記録効
率が向上する。
さらに、第4図に示すように第1の実施例について、M
R素子6の両側にA Q z○3,5iOz等の絶縁層
5を介して、パーマロイ等の軟磁性材料13を配設する
構造のヘッドも考えられる。軟磁性材料14を配設する
ことにより、検出する必要のない信号からMR素子6を
遮蔽するとともに、外来雑音を遮蔽して、分解能および
信号対雑音比を高めることができる。
R素子6の両側にA Q z○3,5iOz等の絶縁層
5を介して、パーマロイ等の軟磁性材料13を配設する
構造のヘッドも考えられる。軟磁性材料14を配設する
ことにより、検出する必要のない信号からMR素子6を
遮蔽するとともに、外来雑音を遮蔽して、分解能および
信号対雑音比を高めることができる。
第2図の実施例についても上記と同様のヘッド構造が考
えられる。
えられる。
本発明によれば記録再生効率の向上とMR素子と主磁極
間距離の短縮により、スペーシング損失やアジマス損失
が緩和できるという効果がある。
間距離の短縮により、スペーシング損失やアジマス損失
が緩和できるという効果がある。
さらに主磁極側面からの漏れ磁束が緩和されるため、本
来記録すべきでない媒体領域への影響が緩和できるとと
もに、記録効率が向上する。
来記録すべきでない媒体領域への影響が緩和できるとと
もに、記録効率が向上する。
第1図、第2図、第4図は本発明の実施例の垂直磁気記
録再生用ヘッドの縦断面図、第3図は本発明の実施例の
主磁極先端近傍の拡大縦断面図、第5図、第6図は従来
の垂直磁気記録再生用ヘッドの縦断面図、第7図は媒体
とヘッドの位置関係、を示す側面図、第8図はヘッドと
媒体の位置関係を示す平面図、第9図はMR素子とトラ
ックの位置関係を示す平面図、第10図は主磁極先端近
傍の磁力線分布図、第11図は再生出力のL依存特性図
、第12図および第13図はヘッド磁界分布図である。 1・・・主磁極、2・・・記録用リターンパス部、3・
・・コイル、4・・・電磁遮蔽膜、5・・・絶縁層、6
・・・MR素子、7・・・再生用リターンパス部、8.
8′・・・非磁性材、9・・・記録層、10・・・下層
膜、11・・・媒体、12・・・リターンパス部。 斧 )図 ←−−味捧L1刊町 媒捧L’4竹匈 茅4図 令釆A不え行″Xl15V 芽S図 等2図 +−−婦拝り省落勺 41拝走行方向 臀?図 茅γ図 坪/ρ図 等11図
録再生用ヘッドの縦断面図、第3図は本発明の実施例の
主磁極先端近傍の拡大縦断面図、第5図、第6図は従来
の垂直磁気記録再生用ヘッドの縦断面図、第7図は媒体
とヘッドの位置関係、を示す側面図、第8図はヘッドと
媒体の位置関係を示す平面図、第9図はMR素子とトラ
ックの位置関係を示す平面図、第10図は主磁極先端近
傍の磁力線分布図、第11図は再生出力のL依存特性図
、第12図および第13図はヘッド磁界分布図である。 1・・・主磁極、2・・・記録用リターンパス部、3・
・・コイル、4・・・電磁遮蔽膜、5・・・絶縁層、6
・・・MR素子、7・・・再生用リターンパス部、8.
8′・・・非磁性材、9・・・記録層、10・・・下層
膜、11・・・媒体、12・・・リターンパス部。 斧 )図 ←−−味捧L1刊町 媒捧L’4竹匈 茅4図 令釆A不え行″Xl15V 芽S図 等2図 +−−婦拝り省落勺 41拝走行方向 臀?図 茅γ図 坪/ρ図 等11図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、磁気抵抗効果素子(以下MR素子と呼ぶ)を用いた
再生用ヘッド部と、主磁極励磁型単磁極ヘッドからなる
記録用ヘッド部とを一体に構成した複合ヘッドにおいて
、MR素子と主磁極が非磁性絶縁膜と電磁遮蔽膜を介し
て配設されることを特徴とする垂直磁気記録再生用磁気
ヘッド。 2、再生用ヘッド部はMR素子と磁束帰還用磁性体から
構成され、再生用ヘッド部と記録用ヘッド部が絶縁膜と
電磁遮蔽膜によつて磁気的に分離されていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の垂直磁気記録再生用
磁気ヘッド。 3、MR素子の後端部は磁性体を介して記録用ヘッド部
の主磁極と磁気的に結合されており、前記磁性体と記録
用ヘッド部で再生時の磁束帰還用磁気回路を形成するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の垂直磁気記
録再生用磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31402187A JPH01155510A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 垂直磁気記録再生用磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31402187A JPH01155510A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 垂直磁気記録再生用磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01155510A true JPH01155510A (ja) | 1989-06-19 |
Family
ID=18048249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31402187A Pending JPH01155510A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 垂直磁気記録再生用磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01155510A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1400958A2 (en) * | 2002-09-16 | 2004-03-24 | Samsung Electronics Co. Ltd. | Hard disk drive having hole cover for blocking electromagnetic wave |
US7969683B2 (en) | 2003-05-06 | 2011-06-28 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Write first design for a perpendicular thin film head |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60205813A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-17 | Canon Inc | 垂直磁気記録再生用の薄膜磁気ヘツド |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP31402187A patent/JPH01155510A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60205813A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-17 | Canon Inc | 垂直磁気記録再生用の薄膜磁気ヘツド |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1400958A2 (en) * | 2002-09-16 | 2004-03-24 | Samsung Electronics Co. Ltd. | Hard disk drive having hole cover for blocking electromagnetic wave |
EP1400958A3 (en) * | 2002-09-16 | 2006-05-24 | Samsung Electronics Co. Ltd. | Hard disk drive having hole cover for blocking electromagnetic wave |
US7969683B2 (en) | 2003-05-06 | 2011-06-28 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Write first design for a perpendicular thin film head |
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