JPH0696569A - 磁気ディスク装置の電磁遮蔽構造及び密封構造 - Google Patents

磁気ディスク装置の電磁遮蔽構造及び密封構造

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JPH0696569A
JPH0696569A JP24328292A JP24328292A JPH0696569A JP H0696569 A JPH0696569 A JP H0696569A JP 24328292 A JP24328292 A JP 24328292A JP 24328292 A JP24328292 A JP 24328292A JP H0696569 A JPH0696569 A JP H0696569A
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JP
Japan
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magnetic disk
spindle motor
circuit board
disk device
base
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Application number
JP24328292A
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English (en)
Inventor
Machio Shimanuki
眞知男 嶋貫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板15からの電磁波の影響を受けにく
くするとともに、スピンドルモータ7の交換を可能にし
た上でスピンドルモータ7と基台5との接合部における
密封を行う。 【構成】 スピンドルモータ7のブラケット7aが基台
5の取付孔5aに嵌め込まれて固定され、ブラケット7
aの底部及び、ブラケット7aと基台5との接合部を覆
う金属製の遮蔽部材21を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ディスクを回転
駆動するスピンドルモータが取付けられる基台の外側に
設けられる回路基板からの電磁波を遮蔽する磁気ディス
ク装置の電磁遮蔽構造及び、スピンドルモータと基台と
の接合部を密封する密封構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の磁気ディスク装置の内部
構造を示す断面図である。磁気ディスク1は、本体ケー
ス3の底部側を構成する基台5に装着されるスピンドル
モータ7によって回転駆動される。スピンドルモータ7
は、ブラケット7aが基台5の取付孔5aに嵌め込ま
れ、ブラケット7aのフランジ7bがねじ8により基台
5に固定されており、ブラケット7aに対し、磁気ディ
スク1を装着するモータハブ7cが回転可能となってい
る。
【0003】一方、磁気ディスク1上のデータトラック
に対してデータの記録再生を行う磁気ヘッド9は、基台
5に対して揺動回転するスイングアーム11の一端側に
取付けられている。スイングアーム11は、その他端側
に設けられたボイスコイルモータ13によって駆動され
る。基台5の底部外側には、磁気ヘッド9による記録再
生信号を生成する制御回路などを構成する電子部品が実
装される回路基板15が装着されている。
【0004】ところで、近年の磁気ディスク装置におい
ては、小形,大容量化に伴ってデータエリアとして磁気
ディスクの内周側まで広範囲に使用するようになった。
ところが、磁気ディスクは内周側程磁気ディスクの周速
が遅く、読出し出力が小さいため、ノイズの影響を受け
やすい。ノイズの要因として、回路基板15上から発生
する電磁波がある。
【0005】また、磁気ディスク装置においては、磁気
ディスク上に塵埃などが付着すると、磁気ヘッドによる
記録再生動作に支障を来すばかりでなく磁気ヘッドを破
損する虞がある。このため、本体ケース3には密封構造
が採用されているが、スピンドルモータ7と基台5との
接合部についても同様であり、前記図5の例では、接着
剤17を塗布して密封を行っている。
【0006】図6は、密封構造の他の例を示している。
これは、スピンドルモータ7のブラケット7aの底面
と、基台5の取付孔5aのボス部の下端とを同一面と
し、この同一面部位にテープ19を貼付して密封する構
造である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の磁気
ディスク装置においては、小形,大容量化に伴い磁気デ
ィスクの内周側をデータエリアとして使用することによ
り、回路基板からの電磁波の影響を受けやすいという問
題がある。
【0008】また、スピンドルモータと基台との接合部
における密封構造としては、接着やテープを使用する方
法があるが、スピンドルモータの交換を考慮した場合、
前者は交換が不可能であり、後者はテープを剥がす必要
があり、テープの再使用が困難となって好ましくない。
【0009】そこで、この発明は、回路基板からの電磁
波の影響を受けにくくし、またスピンドルモータの交換
を可能にした上でスピンドルモータと基台との接合部に
おける密封を行うことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、スピンドルモータと回路基板との間
に、この両者間を仕切る仕切り部材を介装し、この仕切
り部材を、回路基板からの電磁波を遮蔽する電磁遮蔽部
材とするか、またはスピンドルモータと基台との接合部
を密封する密封部材としてある。
【0011】また、上記仕切り部材を、基台に一体化さ
せてもよい。
【0012】
【作用】仕切り部材を電磁遮蔽部材とすることで、回路
基板からの電磁波が遮蔽され、磁気ヘッドによる記録再
生時でのノイズの影響が防止される。また、仕切り部材
を密封部材とすることで、スピンドルモータと基台との
接合部の密封がなされ装置内部への塵埃の侵入が防止さ
れる。
【0013】また、仕切り部材を基台に一体化させるこ
とで、部品点数が減少し、コスト低下が達成される。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面に基づき説
明する。
【0015】図1は、この発明の第1実施例を示す磁気
ディスク装置の内部構造を示す断面図である。この磁気
ディスク装置は、前記図5に示した従来のものと基本的
な構成は同様であり、図5と同一の構成要素に同一符号
を付してあり、異なる部分を説明する。この実施例は、
スピンドルモータ7のブラケット7aの底部に、回路基
板15からの電磁波を遮蔽する金属からなる仕切り部材
としての遮蔽部材21が装着されている。遮蔽部材21
は、カップ状を呈し、その開口周縁部にフランジ21a
が形成されている。一方、基台5の取付孔5aの周縁部
には、環状凹部5bが形成され、この環状凹部5bに前
記フランジ21aが嵌め込まれ、これによりブラケット
7aと基台5との接合部が覆われる。フランジ21aの
環状凹部5bへの嵌め込み部には接着剤23が塗布さ
れ、遮蔽部材21と基台5とが固定されている。
【0016】遮蔽部材21が、スピンドルモータ7を覆
うことで、回路基板15からの電磁波の装置内部への侵
入を阻止する。このため、磁気ディスク装置の小形,大
容量化に伴い、データエリアとして周速が遅く読出し出
力が小さい磁気ディスクの内周側まで広範囲に使用する
ようになっても、前記遮蔽部材21によりノイズの影響
が防止され、磁気ヘッド9による記録再生動作が支障な
く行われる。
【0017】また、遮蔽部材21は、スピンドルモータ
7のブラケット7aと基台5との接合部を覆うことによ
り、密封部材としての作用も発揮するので、この接合部
から装置内部への塵埃の侵入も阻止する。これにより、
磁気ディスク1上への塵埃などの付着が防止され、磁気
ヘッド9による記録再生動作が支障なく行われ、磁気ヘ
ッド9の破損も防止される。この場合、接着剤23は基
台5と遮蔽部材21とを接着するものであって、スピン
ドルモータ7のブラケット7aは接着しておらず、この
ためスピンドルモータ7の交換は可能であり、交換後に
も遮蔽部材21はそのまま使用できる。
【0018】図2は、この発明の第2実施例を示す磁気
ディスク装置の内部構造を示す断面図である。この実施
例は、スピンドルモータ7のブラケット7aの底部を覆
うように、金属からなるカップ状の仕切り部材としての
遮蔽部材25をブラケット7aに装着したもので、これ
により回路基板15の電磁波の装置内部への侵入が阻止
される。
【0019】図3は、この発明の第3実施例を示す磁気
ディスク装置の内部構造を示す断面図である。この実施
例は、回路基板15の全体、もしくは少なくともスピン
ドルモータ7の下部を含む一部を覆うように、平板状の
仕切り部材としての遮蔽部材27を配置したもので、こ
れにより回路基板15の電磁波の装置内部への侵入が阻
止される。
【0020】図4は、この発明の第4実施例を示す磁気
ディスク装置の内部構造を示す断面図である。この実施
例は、回路基板15からの電磁波を遮蔽する仕切り部材
としての遮蔽部材を金属製の基台29に一体化したもの
である。すなわち、この基台29はスピンドルモータ7
のブラケット7aの底部を覆うカップ状の遮蔽部29a
を備え、この遮蔽部29aによって回路基板15の電磁
波の装置内部への侵入を阻止する。また、この実施例で
は、遮蔽部29aが基台29と一体化してスピンドルモ
ータ7を含む装置の底部全体を覆っているので、密封部
材としての作用も発揮し、これにより装置内部への塵埃
の侵入も阻止するとともに、専用の遮蔽部材(密封部
材)が不要であるので、部品点数が少なくて済み、コス
ト低下を図ることができる。さらに、スピンドルモータ
7は、ブラケット7aを遮蔽部29aに嵌め込んである
ので、交換する際には、ねじ8を外すことにより可能で
あり、交換後にも遮蔽部29aは基台29と一体化して
いるのでそのまま使用できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、スピンドルモータと回路基板との間に介装する仕
切り部材を、電磁波を遮蔽する電磁遮蔽部材とすること
で、回路基板からの電磁波が遮蔽されてノイズの影響を
受けにくくなり、磁気ヘッドによる記録再生動作が支障
なく行うことができる。
【0022】また、仕切り部材を密封部材とすること
で、スピンドルモータと基台との接合部の密封がなされ
て装置内部への塵埃の侵入を防止でき、磁気ディスク上
への塵埃などの付着を防止でき、磁気ヘッドによる記録
再生動作が支障なく行われ、磁気ヘッドの破損も防止で
きる。密封部材は仕切り部材としてスピンドルモータと
回路基板との間に介装しただけであるので、スピンドル
モータの交換は可能であり、密封部材の再使用も可能で
ある。
【0023】また、仕切り部材を基台に一体化させるこ
とで、専用の遮蔽部材あるいは密封部材が不要となり、
部品点数が減少し、コスト低下が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係わる磁気ディスク装
置の内部構造を示す断面図である。
【図2】この発明の第2実施例に係わる磁気ディスク装
置の内部構造を示す断面図である。
【図3】この発明の第3実施例に係わる磁気ディスク装
置の内部構造を示す断面図である。
【図4】この発明の第4実施例に係わる磁気ディスク装
置の内部構造を示す断面図である。
【図5】従来例に係わる磁気ディスク装置の内部構造を
示す断面図である。
【図6】他の従来例に係わる磁気ディスク装置の内部構
造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク 3 本体ケース 5 基台 7 スピンドルモータ 9 磁気ヘッド 15 回路基板 21,25,27 遮蔽部材(仕切り部材) 29a 遮蔽部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドにより記録再生がなされる磁
    気ディスクを回転駆動するスピンドルモータが本体ケー
    スを構成する基台に取付けられ、前記磁気ヘッドの磁気
    ディスクに対する記録再生信号を生成する制御回路など
    を構成する電子部品が実装される回路基板が基台の外側
    に配置される磁気ディスク装置において、前記スピンド
    ルモータと回路基板との間に、この両者間を仕切る仕切
    り部材を介装したことを特徴とする磁気ディスク装置の
    電磁遮蔽構造及び密封構造。
  2. 【請求項2】 前記仕切り部材は、前記回路基板からの
    電磁波を遮蔽する電磁遮蔽部材であることを特徴とする
    請求項1記載の磁気ディスク装置の電磁遮蔽構造。
  3. 【請求項3】 前記仕切り部材は、スピンドルモータと
    基台との接合部を密封する密封部材であることを特徴と
    する請求項1記載の磁気ディスク装置の密封構造。
  4. 【請求項4】 前記仕切り部材を、前記基台に一体化さ
    せたことを特徴とする請求項2または3記載の磁気ディ
    スク装置の電磁遮蔽構造及び密封構造。
JP24328292A 1992-09-11 1992-09-11 磁気ディスク装置の電磁遮蔽構造及び密封構造 Pending JPH0696569A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100468765B1 (ko) * 2002-09-16 2005-01-29 삼성전자주식회사 전자기파 차단용 홀 커버를 구비한 하드 디스크 드라이브

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100468765B1 (ko) * 2002-09-16 2005-01-29 삼성전자주식회사 전자기파 차단용 홀 커버를 구비한 하드 디스크 드라이브

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