JP2004109680A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像筋が人間に認識されないような高画質の画像を形成できるように複数のビームを走査する。
【解決手段】N回目、(N+1)回目、(N+2)回目の走査では、それぞれ同時に2mラインが形成される。このとき、1回の走査が終了する毎に副走査方向にmライン分送られ、次の走査が行われる。したがって、走査間で重複して露光された領域は、mライン周期で発生する。
【選択図】    図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光走査装置に係り、特に複数のレーザビームを走査して画像を形成する複写機あるいはレーザプリンタなどの画像形成装置に用いて好適な光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機あるいはレーザプリンタなどのようにレーザ光を走査して画像を形成する画像形成装置においては、高速化、高解像度化が進んでいるものの、ポリゴンミラーの回転速度やビデオクロックの高速化は難しい状況にある。そのために光源の数を増やすことによって高速化、高解像度化が行われている。
【0003】
複数のビームにより感光体等の被走査体を走査露光する画像形成装置は従来から多く出願されており、走査方式としては1回の主走査で隣接する複数の走査線を形成する隣接走査、1回の主走査で間隔をあけて(不連続な)複数の走査線を形成する飛び越し走査露光により高解像度化を実現するものが提案されている。
【0004】
図13は、従来の光走査装置の構成を示す分解斜視図である。光走査装置は、同図に示すように、アレイ化が容易な半導体レーザアレイ21を用いることによって多数のビームを用いて光走査を行うものが実現されてきている。
【0005】
このような光走査装置は、複数のビームを走査するので像担持体5(感光体)上での走査幅(ビーム数×走査線間隔)が広くなるために光学系の制約が大きくなってしまう。そこで、レーザ走査方式としては隣接走査方式がもっとも実現し易い方式となっている。
【0006】
しかしながら、ビーム数が多くなり1回の主走査における副走査方向の走査幅が広くなってくると、1回の主走査で露光が行われる領域と2回の主走査によって露光される領域が発生する。
【0007】
図14は、副走査方向位置に対する露光エネルギーを表した隣接走査方式の露光プロファイルを示す図である。
【0008】
図14によると、1回の走査でのみ露光が行われる領域と2回の走査によって露光が行われる領域が存在する。そして、露光状態の異なる領域が存在することによって感光体の特性に変化が起きる。具体的には、2回の主走査によって形成される領域の画像濃度が高くなり、筋として観測される現象が発生する。
【0009】
このような現象に関しては、多数のビームによる露光に対して記録材料に銀塩フィルムを用いると、感光材料の相反則性、相反則不軌および多重露光により濃度特性変化が左右され、複数のビームの集まりであるレーザビーム群の端部が各々副走査により感光材料上で重ねられる2回走査部の濃度が高くなり、画像筋として現れることが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)。
【0010】
また、電子写真装置等における感光材料においても、レーザー等を光源として露光を行う場合には、相反則不軌などのために露光形態の違いによって感光体の帯電/除電特性が異なることが報告されている。例えば、高速のレーザー走査露光では、ライトレンズ露光に比べてより強いエネルギー照射が必要とされる。
【0011】
この問題に対して、特許文献4では、2つのビームを時間的にずらして走査することで1本の走査線を2回の露光で形成する(以下「二重露光」という。)方法で実効的な感光体の感度アップをしている。
【0012】
この現象に対し、特許文献2では、同公報の第5図に示すように、N回目の走査と(N+1)回目の走査間隔(つなぎ目間隔)を他の走査間隔よりも広くすることによって画像筋を消している。また、特許文献1では、N回目の主走査を行うm本の光ビーム内の第m本目のビームと、N+1回目の主走査を行うビームの内の第1本目のビームとの少なくとも一方のビームの光量を他のビームの光量と異なる光量に設定して走査露光することによって画像筋を消している。
【0013】
さらに、特許文献3では、N回目の主走査を行うビームの内の第m本目のビームの露光とN+1回目の主走査を行うビームの内の第1本目のビームの露光とが重なる場合には、前記第1本目のビームおよび前記第m本目のビームの少なくとも一方のビームの光量を変化させると共に、N回目の主走査を行うビームの内の第m本目のビーム及びN+1回目の主走査を行うビームの内の第1本目のビームの一方が露光でかつ他方が非露光となる場合には該露光に対応するビームの光量を維持させることによって、ビームの光量を変えることによって発生する2次障害を防いでいる。
【0014】
ここで、図14を用いて1回露光領域と2回走査領域について説明する。同図の横軸は感光体の移動方向(副走査方向)であり、縦軸は走査露光によって与えられる露光エネルギーである。破線のプロファイルはスポット径50μmの36本のビームによって2400dpiの走査線密度で一括走査(隣接走査)したときの露光エネルギー分布である(N回目の走査)。また、点線はN+1回目の走査による露光エネルギー分布であり、破線と点線は2400dpiの36走査線分だけシフト(感光体の移動)している。
【0015】
各走査による露光エネルギー分布は略台形形状をしている。分布がフラットな領域は、各走査(1回の露光)で全露光エネルギーが加えられる1回露光領域である。破線と点線の領域が重なる領域は、2回の走査で全露光エネルギーが加えられる2回走査領域である。なお、2回走査領域は、上述した特許文献2の第5図の斜線部に相当する。
【0016】
同公報の第5図では、点線と破線の露光エネルギー分布を足し合わせると1回露光領域も2回走査領域も等しい露光エネルギーとなるが、実際の画像濃度は2回走査領域の方が高くなることが確認された。
【0017】
このような発生原理としては、感光体を露光することによって発生するプラスとマイナスの電荷(電子・正孔ペア)が再結合して電荷が消滅してしまう再結合確率が2回走査のときよりも1回露光の方が高く(1回露光の方が発生する電荷密度が高い。)、最終的に表面電位をディスチャージする電荷量が1回露光よりも2回走査の方が多くなるためであると考えられる。
【0018】
このことは、特許文献4に記載されていること、すなわち二重露光で実効的に感光体の感度が上がることと定性的に一致する。
【0019】
特許文献1では、N回目の主走査を行うm本のビームの内の第m本目のビームと、N+1回目の主走査を行うビームの内の第1本目のビームとの少なくとも一方のビームの光量を他のビームの光量と異なる光量に設定して走査露光することによって画像筋を消すことが記載されている。この方法だとN回目のm本目のビームとN+1回目の1本目の一方のみ点灯する画像のときには相反則不軌が発生しないため、光量を下げた分だけ画像濃度が低下していしまうという問題が発生する。そのため、特許文献3では、画像信号に応じてビームの光量を下げたり下げなかったりと光量を切り替えて問題を解消している。
【0020】
しかしながら、このような課題が生じる多数ビーム走査露光装置は、高速・高解像記録を図るためには、画像データを参照しながら高速に発光量を切り替えるアナログ回路を実装することは困難である。また、光量を変えるか変えないかを画素毎に判定するための追加画像メモリや処理回路が必要となる。さらに、印字画像に応じてレーザの光量を画素刻みで変更するためには高速な光量変調回路も必要になるという問題がある。また、つなぎ目の1本(1本目かm本目)か2本(1本目とm本目)のレーザの光量で画像筋を低減するにはレーザの出力を大きく変更する必要があり、レーザの出力を可変する範囲が大きいという問題もある。
【0021】
また、特許文献2では、つなぎ目間隔を変えるためにガルバノミラーの速度を変えているが、この方法だと副走査方向の画像が伸縮してしまうという問題がある。
【0022】
一方、特許文献4では、レーザ露光時の感光体の感度の低下を補償するために走査線を2度の露光で形成する二重露光を行っている。しかし、同公報に記載された画像形成装置は、素子の光量不足を解消する事が目的であり、ビーム数が多くなった際には画像継ぎ目において濃度のムラが発生してしまう問題があった。
【0023】
更に、2回走査部の濃度が高くなり画像筋として認識される現象では、その発生周期が問題になってくる。
【0024】
図15は、人間の眼のVTFを示す図である。人間の眼の画像分解能については、Roger P Dooley and Rodney Shaw:”Noise perception in Electrophotography ”, Journal of Applied Photographic Engineering,Volume 5,Number4,Fall 1979,p190−p196  によって、図15に示すVFT( Visual Transfer Function)が知られている。
【0025】
特許文献5では、人間の眼のVTFは、画像の空間周波数において、4[lp(Line Pairs)/mm]以上の高い周波数の画像については、認識することが難しくなると述べられている。
【0026】
【特許文献1】
特開平4−149522号公報(特許第2685345号公報)
【特許文献2】
特開平4−149523号公報(特許第2628934号公報)
【特許文献3】
特開平4−149524号公報(特許第2685346号公報)
【特許文献4】
特開平5−42716号公報
【特許文献5】
特開平8−292384号公報
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
従来の多素子の露光において、レーザ素子数はせいぜい数素子であり空間周波数を気にする必要は無かった。たとえば、ビーム数が2、解像度が600dpiの場合を例にすると、隣接走査を行った場合では筋の発生する周期は300dpi相当となり、空間周波数で表すと約11.8[lp/mm]となり認識できない領域にある。
【0028】
飛び越し走査露光を行った場合では、各走査線に影響を与える隣接する走査線は異なる主走査によって形成されるので、どの走査線をとってみても形成条件はほぼ等しくなっている。そのため筋は発生しないと考えられるが、発生した場合においてもその発生間隔は600dpi相当であり、その空間周波数23.6lp/mmとなり視認されることはない。
【0029】
さらに厳密に見ると、ある走査線に対して影響を与える隣接した走査線は注目する走査線に対して時間的に前に形成される場合と時間的にあとで形成される場合があるがこの点を勘案して筋の発生する濃度に相違があるとしてもその発生周期は300dpi相当となり空間周波数で表すと約11.8[lp/mm]となり隣接走査の場合と同様であるのでやはり視認されることはなかった。
【0030】
しかしながら、例えば36本のビームによって2400dpiの走査線密度で隣接する走査線を一括走査(隣接走査)すると、N回目走査と(N+1)回目の走査間隔は0.381mmとなり、空間周波数で表すと約2.6[lp/mm]となる。2.6[lp/mm]はまだ視認性が高い領域であり、主走査方向にのびる筋として観測されてしまうため、2回走査部の画像筋は人の目に認識されてしまう。
【0031】
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、画像筋が人間に認識されないような高画質の画像を形成できるように複数のビームを走査する光走査装置を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、副走査方向にm個の発光素子を有するレーザアレイと、1主走査期間で、副走査方向にmライン分の画像データを出力した後、次の出力対象となる画像データを副走査方向にn(=mの約数)ライン分シフトして読み出すことを繰り返すデータシフト手段と、前記データシフト手段から出力された画像データに基づいて、前記レーザアレイの各発光素子を駆動させてビームを出射させる駆動手段と、前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を、前記nライン分副走査方向に移動させることを繰り返す走査手段と、を備えている。
【0033】
請求項1記載の発明によれば、1ライン当たり(m/n)回露光するので、1回の主走査におけるレーザの光量を大きく低減することができ、走査の継ぎ目に発生する濃度の変化量を低減することができる。さらに、1ライン当たり複数回露光するので、1主走査期間毎の副走査方向の移動量を小さくするので、画像に現れる筋の発生周期がn倍となって、空間周波数を高くするので、筋の視認性を低くすることができる。また、レーザアレイの特定の素子についての光量の判定および制御を行わないので、光量制御回路が複雑化することを防ぐことができる。
【0034】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、動作モードに応じて、前記データシフト手段及び前記走査手段の前記nラインの値を設定する動作モード設定手段を更に備えている。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、動作モードに応じて前記nラインを設定するので、1ライン当たりの露光回数(m/n)を切り替えることができ、画像形成の自由度を高めることができる。なお、m=nのときは、隣接走査を行うことができる。
【0036】
ここで、動作モードとしては、例えば、白黒画像を形成する白黒モードと、カラー画像を形成するカラーモードとがある。この場合、前記白黒モードのnラインよりも前記カラーモードのnラインを小さく設定すればよい。これにより、カラーモードでは、白黒モードよりも1ライン当たりの露光回数を多くするので、高画質の画像を得ることができる。一方、白黒モードでは、カラーモードよりも1ライン当たりの露光回数を少なくするので、露光速度を速くすることができる。
【0037】
請求項3記載の発明は、副走査方向に2m個の発光素子を有するレーザアレイと、1主走査期間毎に副走査方向にmライン分の画像データと副走査方向にmラインのダミーデータとを整列することで、1主走査期間毎に前記レーザアレイの副走査方向の奇数番目と偶数番目の発光素子の点灯を切り替えるような2mラインの画像データを出力するデータ整列手段と、前記データ整列手段から出力された画像データに基づいて、前記レーザアレイの各発光素子を駆動させてビームを出射させる駆動手段と、前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を、前記mライン分副走査方向に移動させることを繰り返す走査手段と、を備えている。
【0038】
請求項3記載の発明によれば、発光させる素子を走査毎に切り替えて飛び越し走査を行うことによって、各走査線の露光条件を略均等にして画像筋の発生を抑制することができる。さらに、隣接走査を行う場合に対して光学系を変更する必要がないため、光学系設計に対する自由度を低下させることがない。
【0039】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、第1又は第2の動作モードを設定する動作モード設定手段を更に備え、前記データ整列手段は、第1の動作モードのときは、1主走査期間毎に副走査方向にmライン分の画像データと副走査方向にmラインのダミーデータとを整列することで1主走査期間毎に前記レーザアレイの副走査方向の奇数番目と偶数番目の発光素子の点灯を切り替えるような2mラインの画像データを出力し、第2の動作モードのときは1主走査期間毎に画像データを2mライン毎に出力し、前記走査手段は、第1の動作モードのときは、前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を前記mライン分副走査方向に移動させることを繰り返し、第2の動作モードのときは、前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を前記2mライン分副走査方向に移動させることを繰り返す。
【0040】
請求項4記載の発明によれば、第1の動作モードのときは飛び越し走査を行い、第2の動作モードのときは隣接走査を行うので、画像形成の自由度を高めることができる。
【0041】
請求項5記載の発明は、第1又は第2の動作モードを設定する動作モード設定手段と、副走査方向に2m個の発光素子を有するレーザアレイと、第1の動作モードのときは、1主走査期間で、副走査方向に2mライン分の画像データを出力した後、次の出力対象となる画像データを副走査方向にn(=2mの約数)ライン分シフトして読み出すことを繰り返し、第2の動作モードのときは、1主走査期間毎に副走査方向にmライン分の画像データと副走査方向にmラインのダミーデータとを整列することで、1主走査期間毎に前記レーザアレイの副走査方向の奇数番目と偶数番目の発光素子の点灯を切り替えるような2mラインの画像データを出力するデータ出力手段と、前記データ出力手段から出力された画像データに基づいて、前記レーザアレイの各発光素子を駆動させてビームを出射させる駆動手段と、第1の動作モードのときは、前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を、前記nライン分副走査方向に移動させることを繰り返し、第2の動作モードのときは、前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を、前記mライン分副走査方向に移動させることを繰り返す走査手段と、を備えている。
【0042】
したがって、請求項5記載の発明によれば、第1の動作モードのときは1ライン当たり複数回走査し、第2の動作モードのときは飛び越し走査を行うことで、画像形成の自由度を高めることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0044】
[第1の実施形態]
図1は、電子写真プロセスを用いた第1の実施形態に係るカラー画像形成装置の構成を示す図である。
【0045】
本実施形態に係るカラー画像形成装置は、矢印方向に回転する感光体1と、感光体1の表面を帯電させる帯電器2と、感光体1の表面を露光する露光装置3と、トナーを用いて現像する現像装置4と、トナー像の1次転写を行う1次転写装置5と、1次転写装置5によってトナー像が転写される中間転写ベルト6と、中間転写ベルト6のトナー像を用紙に転写する2次転写装置7と、用紙を収納する用紙トレイ8と、用紙を所定方向に搬送する用紙搬送ロール9と、残ったトナーを除去するクリーニング装置11と、画像データに基づいて後述する面発光レーザアレイ12を駆動させるためのデータを生成する画像処理ユニット40と、を備えている。
【0046】
感光体1は、帯電器2によって表面を帯電される。帯電された感光体1の表面は、露光装置3によって画像部あるいは背景部が選択的に露光され、静電潜像が生成される。現像装置4は、トナーを用いて静電潜像を可視像化してトナー像を形成する。そして、感光体1に形成されたトナー像は、一次転写装置5によって中間転写ベルト6上に転写される。
【0047】
中間転写ベルト6上のトナー像は、2次転写装置7により、用紙トレイ8から用紙搬送ロール9等により搬送されてきた用紙上に転写される。定着装置10は、用紙に転写されたトナー像を溶融定着する。なお、一次転写後に感光体1上に残ったトナーは、クリーニング装置11によって、感光体1表面から回収される。
【0048】
カラー画像形成装置は、帯電・露光・現像・1次転写を、Y(イエロー),M(マゼンダ),C(シアン),K(ブラック)の各々について4回繰り返すことによって、フルカラー画像を形成する。このとき、現像装置4は、各サイクル毎に90度回転することによって現像するトナーの色を切り替える。
【0049】
なお、4色のトナー像は中間転写ベルト6上に重ね合わせられていく。したがって、用紙搬送ロール9は、4色の画像形成が終了するまで、2次転写装置7に用紙を搬送しない。また、2次転写装置7は、中間転写ベルト6と接する場合は、用紙が搬送されるまでの間は中間転写ベルト6に触れない様にリトラクトされる。
【0050】
図2は、露光装置3の構成を示す分解斜視図である。露光装置3は、複数のビームを出射する面発光レーザアレイ12と、複数のビームを主走査方向に走査する回転多面鏡19とを備えている。
【0051】
面発光レーザアレイ12は、複数のビームを発生する。図2では簡略化のため3本のビームのみを示している。なお、アレイ化が容易な面発光レーザアレイ12は、数十本のビームを発生することができ、また、ビームの配列も1列に限ることなく、2次元的に配列することも可能である。本実施の形態では、面発光レーザアレイ12は2次元的に配置され、レーザ素子数は2m[個]であるものとする。
【0052】
図3は、発光素子が2次元的に配列された面発光レーザアレイ12の一例を示す平面図である。
【0053】
面発光レーザアレイ12から射出されたビームは、コリメートレンズ13により略並行光とされる。ハーフミラー14は、ビームの一部を分離してレンズ15を介して光量検出用センサ16に導く。なお、面発光レーザアレイ12は、端面発光レーザとは異なり、共振器の後ろ側からビームを出射することができない。そこで、光量制御用のモニタ信号を得るために、面発光レーザアレイ12から出射されたビームの一部は、分離された後、上記のように光量検出用センサ16に導かれる。
【0054】
ハーフミラー14を通過したビームは、アパチャー17で整形される。アパチャー17は、複数のビームを均等に整形するため、コリメートレンズ13の焦点位置近傍に配置されるのが望ましい。
【0055】
アパチャー17によって整形されたビームは、副走査方向にのみパワーを有するシリンダレンズ18によって回転多面鏡19の反射面近傍で主走査方向に長い線状に結像され、折り返しミラー20によって回転多面鏡19の方向に反射される。
【0056】
回転多面鏡19は、図示しないモータによって回転され、ビームを主走査方向に偏向反射する。回転多面鏡19によって偏向反射されたビームは、主走査方向にのみパワーを有するFθレンズ21,22によって、主走査方向において感光体1上に結像され、かつ感光体1上を略等速で移動するように結像される。Fθレンズ21,22を通過したビームは、副走査方向にのみパワーを有するシリンダミラー24,25によって、感光体1上で結像される。
【0057】
また、露光装置3は、回転多面鏡19の各反射面での走査開始の同期を取る必要があるため、走査開始前のビームを反射するピックアップミラー26と、ピックアップミラー26で反射されたビームを検出する同期用光量検出センサ27と、を備えている。
【0058】
なお、後述する2mチャンネルLDドライバ30は、入力画像データに基づいて面発光レーザアレイ12を駆動させ、図示されないレーザ駆動量制御部によって各レーザの光量を所定量になるように制御している。
【0059】
図4は、画像処理ユニット40の構成を示すブロック図である。
【0060】
画像処理ユニット40は、mラインの画像データを出力するイメージコントローラ100と、2mラインのビットマップデータを出力するラインバッファ/タイミングコントローラ110と、2mチャンネル分のデータのタイミング調整を行う2mチャンネルタイミング調整回路120と、ページ同期信号PSを発生するM/Cコントローラ130とを備えている。
【0061】
M/Cコントローラ130は、画像形成開始を示すページ同期信号を発生する。ラインバッファ/タイミングコントローラ110は、ページ同期信号を検出すると、当該ページ同期信号に対応したページ同期信号PSと、露光装置3から供給される同期信号(SOS)に対応するライン同期信号LSと、イメージコントローラ100に供給する。イメージコントローラ100は、ページ同期信号PS及びライン同期信号LSに応答してmライン分の画像データを出力する。
【0062】
ラインバッファ/タイミングコントローラ110は、mライン分のラインバッファを有し、2mライン分毎のデータを、mライン分ずつシフトしながら出力する。
【0063】
例えば、N回目の走査では、ラインバッファの前半のmライン分を(N−1)回目の走査時のデータで更新し、更に、後半のmライン分のデータをイメージコントローラ100から供給されるデータで更新する。(N+1)回目の走査では、ラインバッファの前半のmライン分をN回目の走査データで更新し、後半のmライン分のデータを(N+1)回目の走査データで更新する。
【0064】
図5は、ラインバッファ/タイミングコントローラ110の詳細な構成を示すブロック図である。
【0065】
ラインバッファ/タイミングコントローラ110は、mラインビットマップインタフェース111と、mラインXピクセルFIFOメモリ112と、第1のmビットデータラッチ113と、第2のmビットデータラッチ114とを備えている。
【0066】
mラインビットマップインタフェース111は、イメージコントローラ100から画像データが供給されると、mライン分のビットマップデータを、mラインXピクセルFIFOメモリ112及び第2のmビットデータラッチ114に供給する。同時に、mラインXピクセルFIFOメモリ112は、先の主走査時に書き込まれたデータを読み出して、第1のmビットデータラッチ113に供給する。
【0067】
第1のmビットデータラッチ113及び第2のmビットデータラッチ114は、Pクロックに同期して、各々のデータをラッチして出力する。そして、第1のmビットデータラッチ113及び第2のmビットデータラッチ114から出力されたデータは、合わせられて2mラインデータXピクセルデータとして、2mチャンネルタイミング調整回路120に供給される。
【0068】
図6は、ページ同期信号PS、走査番号、アクセスデータ(Data_0)、SOS信号、2m本の画像データ(Data_1)のタイミングチャートである。
【0069】
mラインXピクセルFIFOメモリ112は、画像形成開始のためのページ同期信号PSが供給されるとリセットされ、ページ同期信号PSがアクティブになるとデータ転送を開始する。
【0070】
イメージコントローラ100は、ライン同期信号LS0のタイミングでライン番号1〜mの画像データを出力して、mラインビットマップインタフェース111に供給する。mラインビットマップインタフェース111は、ライン番号1〜mのビットマップデータを、mラインXピクセルFIFOメモリ112に書き込むと共に、第2のmビットデータラッチ114に供給する。同時に、mラインXピクセルFIFOメモリ112は、mライン分のデータを読み出して、第1のmビットデータラッチ113に供給する。
【0071】
この第1のmビットデータラッチ113と第2のmビットデータラッチ114の出力を合わせて、2mライン分のビットマップデータとして出力する。
【0072】
ここで、ライン同期信号LS0のタイミングでは、mラインXピクセルFIFOメモリ112には、データが入っていない。そこで、第2のmビットデータラッチ114は、ライン番号1〜mに対応するデータのみを出力する。
【0073】
次のライン同期信号LS1のタイミングでは、イメージコントローラ100は、ライン番号(m+1)〜2mの画像データを、mラインビットマップインタフェース111に供給する。mラインビットマップインタフェース111は、ライン番号(m+1)〜2mのビットマップデータを、mラインXピクセルFIFOメモリ112に書き込むと共に、第2のmビットデータラッチ114に供給する。同時に、mラインXピクセルFIFOメモリ112は、ライン番号1〜mのビットマップデータを読み出して、第1のmビットデータラッチ113に供給する。
【0074】
これによってライン同期信号LS1のタイミングでは、ライン番号1〜2mのビットマップデータがラインバッファ/タイミングコントローラ110から出力される。
【0075】
以上のような構成により、ラインバッファ/タイミングコントローラ110は、2mライン分のデータの後半部が常に新しい走査線に対応するように制御している。つまり、ラインバッファ/タイミングコントローラ110は、連続する2mライン分のデータ(但し、1回目の走査はmライン分)を、ライン同期信号LS毎に、mライン分シフトして出力する。具体的には、1主走査期間毎に、ライン番号1〜2mのデータ、ライン番号(m+1)〜3mのデータ、ライン番号(2m+1)〜4mのデータ、…を出力することで、同一データによる重ね書きを実現している。
【0076】
そして、図4に示す2mチャンネルタイミング調整回路120は、面発光レーザアレイ12の各発光点が副走査方向に1列に並んでいないのを考慮して、各走査線の主走査方向のデータ出力タイミングを調整し、タイミング調整済みのビットマップデータを露光装置3の2mチャンネルLDドライバ30に供給する。
【0077】
以上のように構成されたカラー画像形成装置は、2次元的に配置されたレーザ素子数2mの面発光レーザアレイ12を用い、感光体1上での走査線間隔qとして、N回目の走査で2m本のビームの主走査を行って走査線を形成し、副走査方向の移動量をP=m・qとして、次の(N+1)回目の走査で次の2m本のビームの主走査を行う。このとき、N回目の走査と(N+1)回目の走査で重複して露光される領域は、同一走査線に対して同一データが供給される。
【0078】
図7は、面発光レーザアレイ12のレーザ素子数が8素子の場合の走査線を示す図である。
【0079】
N回目、(N+1)回目、(N+2)回目の走査では、それぞれ同時に8ラインが形成される。このとき、1回の走査が終了する毎に副走査方向に4ライン(移動量P=4q)分送られ、次の走査が行われる。したがって、走査間で重複して露光された領域は、4ライン周期で発生する。
【0080】
図8は、副走査方向位置に対する露光エネルギーを表した露光プロファイルを示す図である。
【0081】
(N+1)回目の走査では、N回目の走査に対して1回の走査幅の半分(4ライン分)ずらして露光を行う。以下同様に、(N+2)回目以降の走査でも、前回の走査に対して1回の走査幅の半分ずらして露光を行う。したがって、全体的に各走査線は2回走査(二重露光)される。
【0082】
さらに、走査間で隣接重複している露光領域は、図8に示すように、N回目と(N+2)回目、(N+1)回目と(N+3)回目、(N+2)回目と(N+4)回目、…の走査で発生する。これらの隣接重複した露光領域は、(N+1)回目、(N+2)回目、(N+3)回目、…の走査の時に、さらに露光されている。そのため全体としては1ライン当たり2回走査(二重露光)を行っているものの、ラインが隣接重複する領域では3回走査を行っている。
【0083】
ここで、各走査線は2回の露光で形成されるので、1回当たりのビームの光量は半分で済む。(N+1)回目、(N+2)回目走査の重複した露光領域で発生する電荷量も相対的に半分程度に減少する。この結果、画像上の濃度変化を小さくすることができた。更に、各走査間の副走査方向の移動量についても半分になるので、走査間で発生する重複露光領域の発生周期も半分になる。
【0084】
例えば、走査密度が2400dpi、レーザ素子数が36素子の場合、走査線18本単位で濃度変化が発生する。濃度変化の空間周波数は約5.2[lp/mm]となり、2.6[lp/mm]の2倍になる。図15に示したVTFを考慮すると、視認性は2.6[lp/mm]のときの15%程度まで低くなる。つまり、画像筋が見えなくなり、高画質の画像が得られる。
【0085】
以上のように、本実施形態に係るカラー画像形成装置は、二重露光を行って画像に現れる筋の濃度変化量を低減すると共に、筋の発生する空間周波数を高くすることで、画像に現れる筋の視認性を下げて、高画質の画像を形成することができる。この結果、例えば特開平4−149523号公報や特開平4−149522号公報に記載されたような調整機構や回路を使用することなく、装置の小型化を図ることもできる。
【0086】
なお、本実施形態では、走査密度が2400dpi、レーザ素子数が36素子の場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0087】
例えば、走査密度が1200dpi、レーザ素子数が36素子の場合、二重露光を行うと、濃度変化の空間周波数は2.6[lp/mm]になる。二重露光を行うことによって、走査の継ぎ目に発生する濃度の変化量は小さくなるので、筋としての視認性は低下する。
【0088】
さらに改善する必要がある場合には、1主走査あたりの副走査方向の送り量を走査幅の1/4にして、同一走査線を4回の露光で形成すればよい。これにより、濃度変化の空間周波数を約5.2[lp/mm](>4[lp/mm])とすることができ、走査の継ぎ目に発生する濃度の変化量をさらに低減すると共に視認性も低くすることができる。
【0089】
このように、1主走査あたりの副走査方向の送り量(送りライン数)は、特に限定されるものではないが、面発光レーザアレイ12の副走査方向の発光素子数を2mとすると、送りライン数は2mの約数である必要がある。また、送りライン数は、画質を優先するときは2mの約数のうち小さい値を用い、画像形成速度を優先するときは2mの約数のうち大きい値を用いればよい。
【0090】
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0091】
本実施形態に係るカラー画像形成装置は、第1の実施形態とほぼ同様に構成されているが、レーザ走査方式として飛び越し走査を採用している。
【0092】
図9は、ビーム数をm、飛び越し周期をnとしたとき、飛び越し走査を行うことができるmとnの組合せを示す図である。同図によると、飛び越し走査を行うためには、mとnが互いに素の自然数であることを要する(特開平5−53068号公報参照)。
【0093】
図10は、面発光レーザアレイのレーザ素子数が4の場合に飛び越し走査を行ったときの走査線を示す図である。
【0094】
図9及び図10によると、面発光レーザアレイのレーザ素子数が4の場合では、飛び越し周期nは3以上(3,5,7,9,…)でなければならない。この場合、副走査方向の光学倍率は、隣接走査を行う場合の副走査方向の光学倍率に比べて3倍以上にする必要が生じるため、収差等が増大し、光学設計上大きな制約を生じる問題がある。
【0095】
そこで、本実施形態に係るカラー画像形成装置は、飛び越し走査のための条件に拘束されることがなく、光学設計上の自由度も損なうことがないように、次のように構成されている。
【0096】
本実施の形態に係るカラー画像形成装置は、図4に示す構成の画像処理ユニット40の代わりに、図11に示す構成の画像処理ユニット40Aを用いている。
【0097】
図11は、第2の実施形態に係る画像処理ユニット40Aの構成を示すブロック図である。
【0098】
画像処理ユニット40Aは、イメージコントローラ100と、ラインバッファ/タイミングコントローラ110と、M/Cコントローラ130とを備えている。
【0099】
イメージコントローラ100は、形成すべき走査ラインに対応するmライン分の画像データをラインバッファ/タイミングコントローラ110に供給する。
【0100】
ラインバッファ/タイミングコントローラ110は、データマルチプレクサ115を備えている。データマルチプレクサ115は、mライン画像データと点灯させない素子に対応するmラインダミーデータ(データとしては0)を合成する。このとき、データマルチプレクサ115は、1主走査毎に、mライン画像データとmラインダミーデータの流し込み位置を制御して、各々のデータを適切に整列して、2mラインデータを出力する。
【0101】
そして、ラインバッファ/タイミングコントローラ110は、mライン画像データと点灯させない素子に対応するmラインダミーデータとからなる2mラインデータを、1主走査期間毎に、露光装置3の2mチャンネルLDドライバ30に供給する。
【0102】
これにより、2mチャンネルLDドライバ30は、面発光レーザアレイ12のm個の発光素子を点灯させると共に他のm個の発光素子を消灯させ、1主走査周期毎に点灯/消灯させる発光素子を切り替える。
【0103】
図12は、面発光レーザアレイ12のレーザ素子数が8の場合の走査線を示す図である。
【0104】
1回目の走査においては、素子番号が1,3,5,7のビームで走査を行い、副走査方向に4ライン送られた位置から2回目の走査では素子番号が2,4,6,8の素子を用いて走査を行う。
【0105】
以下、奇数回目の走査においては素子番号が奇数のビームで走査を行い、偶数回目の走査においては素子番号が偶数のビームで走査を行う。このように、順次走査線を形成していくことで、2ライン飛び越し走査露光を実現している。この場合画像データは1回目走査の素子番号が5から始まるようにすれば、隙間なく画像を形成することが可能になる。
【0106】
2ライン飛び越し走査露光では、各走査線は、隣接する走査線の露光の影響を受けるだけでなく、複数回の露光の影響も受けている。
【0107】
例えば、第1の実施形態と同様の条件、つまり解像度2400dpi、レーザ素子数が36の場合、各走査線は隣接する走査線の影響を受ける。したがって、筋の発生する空間周波数は2400dpi相当で約94.5lp/mmとなり、筋の視認性は非常に低くなっている。
【0108】
また走査線によっては、2回の露光と3回の露光の影響を受ける違いがある。しかし、その繰り返しの周期は二重露光と同様で走査線18本周期となり、空間周波数は約5.2[lp/mm]になるので、視認性は低くなっている。
【0109】
このように、カラー画像形成装置は、2次元的に配置されたレーザ素子数2mの面発光レーザアレイ12を用いて、感光体1上での走査線間間隔qとし、走査線の上流から下流へ対応する様に各素子に1〜2mの番号を割り当てたときにN回目(奇数回目)の走査では素子番号が奇数の素子からのビームによってm本のビームの主走査を行って走査線を形成する。そして、副走査方向の移動量をP=m・qとして、(N+1)回目(偶数回目)の走査では素子番号が偶数の素子からのビームによってm本のビームの主走査を行うことによって、2ライン飛び越し走査露光を行う。
【0110】
以上のように、本実施形態に係るカラー画像形成装置は、レーザ素子数を2mとしてN回目の走査と(N+1)回目の走査で使用する素子を異ならせて飛び越し走査を行うので、各走査線の露光条件を略均等にすることができ、画像筋の発生を抑制することができる。さらに、飛び越し走査のための条件に拘束されることがなく、光学設計上の自由度も損なうことがない。
【0111】
また、上記カラー画像形成装置は、走査においては二重露光に対して各走査線は1回の露光で形成されるために光量は二重露光の約2倍に設定する必要があるが、各主走査毎に点灯する素子を切り替えているので、各発光素子の点灯時間を二重露光時の約半分して、発光素子の負担を抑えることができる。
【0112】
なお、本実施形態においても、各発光素子に対して調整を行う必要はないため、画像に現れる筋を補正するための調整機構、回路が不要であることは二重露光の場合と同様である。
【0113】
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態について説明する。
【0114】
カラー画像形成装置は、通常、カラー画像、白黒(B/W)画像を出力することが可能であり、さらには複数の画質モードを有している。画質モードとしては、例えば、速度よりも高画質を要求するカラーモードや、画質よりも生産性(高速度)を要求する白黒モード等がある。
【0115】
第1の実施形態で示した二重走査方式、第2の実施形態で示した飛び越し走査方式を採用した画像形成装置は、高画質の画像を形成することができるが、副走査方向の送り量が隣接走査の半分になっているため、生産性に関しては隣接走査方式に及ばない。
【0116】
そこで、第3の実施形態に係る画像形成装置は、隣接走査方式と二重走査方式に対応可能なように画像制御を行う。このため、図4に示したイメージコントローラ100は、2mライン画像データを出力可能とし、レーザ走査方式に応じて出力するデータライン数を制御すればよい。さらに、ラインバッファ/タイミングコントローラ110は、レーザ走査方式に応じて画像データを選択すればよい。
【0117】
このような構成により、本実施形態に係る画像形成装置は、カラーモードが選択されたときには二重走査を選択することによって高画質の画像を形成することができ、白黒モードが選択されたときには隣接走査を選択して画像形成速度を2倍することで生産性を向上させることができる。特に、白黒モードにおいては、画像データのクロック周波数を上げることなく、画像形成速度を2倍にすることができるので、十分対応可能である。
【0118】
ただし、白黒モードでは画像筋が発生するが、画質的な要求は低いために問題はない。なお、特開平4−149522号公報に記載されているように、各走査のレーザビーム群の端部に当たる素子の光量を補正し、筋を目立たなくする制御を行ってもよい。
【0119】
また、二重走査方式と隣接走査方式の切り替え条件を画質モードで選択してもよい。このとき、高画質を要求するモードでは二重走査を選択し、画質の要求されないモード(高速モード)では隣接走査を選択して高速に画像を形成するようにすればよい。
【0120】
さらに、画像形成装置は、露光形態として、隣接走査方式と第2の実施形態で示した飛び越し走査方式とを備え、カラーモード/白黒モード、画質モードによって露光形態を切り替えてもよい。
【0121】
また更に、画像形成装置は、露光形態として、第1の実施形態で示した二重走査方式と第2の実施形態で示した飛び越し走査方式とを備えてもよい。この場合、各方式の画像形成速度は同じであるが、露光形態が異なるために両者の間で画質がわずかに異なると共に階調性などの特性も異なっている。そこで、所望の画質モードを選択することで、所望の画質や階調性を決定すればよい。
【0122】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1走査線当たり複数回走査することで、各ビームの光量を下げることができ、各走査線に発生する濃度変動を低減することができる。
【0123】
また、本発明によれば、複数のビームを走査したときに、レーザ走査と感光体の相反則不軌によって発生する画像筋の空間周波数を高くすることで、画像筋の視認性を下げて、高画質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真プロセスを用いた第1の実施形態に係るカラー画像形成装置の構成を示す図である。
【図2】露光装置の構成を示す分解斜視図である。
【図3】発光素子が2次元的に配列された面発光レーザアレイの一例を示す平面図である。
【図4】画像処理ユニットの構成を示すブロック図である。
【図5】ラインバッファ/タイミングコントローラの詳細な構成を示すブロック図である。
【図6】ページ同期信号PS、走査番号、アクセスデータ(Data_0)、SOS信号、2m本の画像データ(Data_1)のタイミングチャートである。
【図7】面発光レーザアレイのレーザ素子数が8素子の場合の走査線を示す図である。
【図8】副走査方向位置に対する露光エネルギーを表した露光プロファイルを示す図である。
【図9】ビーム数をm、飛び越し周期をnとしたとき、飛び越し走査を行うことができるmとnの組合せを示す図である。
【図10】面発光レーザアレイのレーザ素子数が4の場合に飛び越し走査を行ったときの走査線を示す図である。
【図11】第2の実施形態に係る画像処理ユニット40Aの構成を示すブロック図である。
【図12】面発光レーザアレイのレーザ素子数が8の場合の走査線を示す図である。
【図13】従来の光走査装置の構成を示す分解斜視図である。
【図14】副走査方向位置に対する露光エネルギーを表した隣接走査方式の露光プロファイルを示す図である。
【図15】人間の眼のVTFを示す図である。
【符号の説明】
12 面発光レーザアレイ
30 2mチャンネルLDドライバ
40,40A 画像処理ユニット
100 イメージコントローラ
115 データマルチプレクサ
110 ラインバッファ/タイミングコントローラ
120 2mチャンネルタイミング調整回路
130 M/Cコントローラ

Claims (5)

  1. 副走査方向にm個の発光素子を有するレーザアレイと、
    1主走査期間で、副走査方向にmライン分の画像データを出力した後、次の出力対象となる画像データを副走査方向にn(=mの約数)ライン分シフトして読み出すことを繰り返すデータシフト手段と、
    前記データシフト手段から出力された画像データに基づいて、前記レーザアレイの各発光素子を駆動させてビームを出射させる駆動手段と、
    前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を、前記nライン分副走査方向に移動させることを繰り返す走査手段と、
    を備えた光走査装置。
  2. 動作モードに応じて、前記データシフト手段及び前記走査手段の前記nラインの値を設定する動作モード設定手段を更に備えた
    請求項1記載の光走査装置。
  3. 副走査方向に2m個の発光素子を有するレーザアレイと、
    1主走査期間毎に副走査方向にmライン分の画像データと副走査方向にmラインのダミーデータとを整列することで、1主走査期間毎に前記レーザアレイの副走査方向の奇数番目と偶数番目の発光素子の点灯を切り替えるような2mラインの画像データを出力するデータ整列手段と、
    前記データ整列手段から出力された画像データに基づいて、前記レーザアレイの各発光素子を駆動させてビームを出射させる駆動手段と、
    前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を、前記mライン分副走査方向に移動させることを繰り返す走査手段と、
    を備えた光走査装置。
  4. 第1又は第2の動作モードを設定する動作モード設定手段を更に備え、
    前記データ整列手段は、第1の動作モードのときは、1主走査期間毎に副走査方向にmライン分の画像データと副走査方向にmラインのダミーデータとを整列することで1主走査期間毎に前記レーザアレイの副走査方向の奇数番目と偶数番目の発光素子の点灯を切り替えるような2mラインの画像データを出力し、第2の動作モードのときは1主走査期間毎に画像データを2mライン毎に出力し、
    前記走査手段は、第1の動作モードのときは、前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を前記mライン分副走査方向に移動させることを繰り返し、第2の動作モードのときは、前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を前記2mライン分副走査方向に移動させることを繰り返す
    請求項3記載の光走査装置。
  5. 第1又は第2の動作モードを設定する動作モード設定手段と、
    副走査方向に2m個の発光素子を有するレーザアレイと、
    第1の動作モードのときは、1主走査期間で、副走査方向に2mライン分の画像データを出力した後、次の出力対象となる画像データを副走査方向にn(=2mの約数)ライン分シフトすることを繰り返し、第2の動作モードのときは、1主走査期間毎に副走査方向にmライン分の画像データと副走査方向にmラインのダミーデータとを整列することで、1主走査期間毎に前記レーザアレイの副走査方向の奇数番目と偶数番目の発光素子の点灯を切り替えるような2mラインの画像データを出力するデータ出力手段と、
    前記データ出力手段から出力された画像データに基づいて、前記レーザアレイの各発光素子を駆動させてビームを出射させる駆動手段と、
    第1の動作モードのときは、前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を、前記nライン分副走査方向に移動させることを繰り返し、第2の動作モードのときは、前記レーザアレイから出射されたビームを前記1主走査期間で主走査方向に走査した後、次の1主走査期間の走査開始位置を、前記mライン分副走査方向に移動させることを繰り返す走査手段と、
    を備えた光走査装置。
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