JP2004106180A - 安定部材を備えたマガジン組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ファスナーストリップがマガジンチャンバー内で歪まないことを確保して、工具の故障を防止するために、ガイド部材の配置が容易なマガジンを提供する。
【解決手段】 ファスナー駆動工具に使用されるマガジン50は、チャンバーを画定するハウジング60及びスライダー70と、ストリップ状に配置されたファスナー90を付勢するためにチャンバー内に配置されたフォロアーと、ファスナーを案内するためにチャンバー内に配置された長手方向ガイド部材とを有する。長手方向ガイド部材は、スライダーから内側に延びる2つのフィンガー68を有し、チャンバー内のファスナー組立体が歪むことを防止する。
【選択図】   図2

Description

 本発明は、ファスナーを収容するとともにファスナー駆動工具に向けてファスナーを案内するためのマガジン及びその組立体に関する。
 ファスナー駆動工具は、典型的に3つの部分、すなわち点火機構を囲繞する後端部と、鼻部(マズル)及びマガジンを有する前端部と、工具本体を有する中間部とを有する。典型的な工具は、工具本体と、工具本体内に同軸に収容されるバレルとを有する。バレルはピストンを具備してピストンを案内し、ピストンはトリガーにより起動される点火機構によって駆動される。バレル内のバッファ組立体は、ピストンが飛び出すことを防止する。マズルハウジング内に収容されたマズルは、ファスナーが打ち込まれる基板に押圧されたときに、工具本体から前方に延びて、延長位置から点火準備完了位置内に移動可能になる。
 ファスナー駆動工具は、マズルが基板に押圧されたときにのみ点火機構が点火することを確保する圧接安全機能を有することが望ましい。マズルは基板に圧接したときに点火準備完了位置に移動し、それにより点火機構は、トリガーを引くことによって点火可能になる。
 いくつかのファスナー駆動工具においては、ファスナーの装填時間を最小化するためにマズルにマガジンが取り付けられる。多くの場合ストリップ状に接続されてファスナーストリップと呼ばれる複数のファスナーは、マガジン内に装填され、それによりユーザーは、工具を再装填する必要なく複数のファスナーを打ち込むことができる。マガジンは、ファスナーがピストンによって基板内に打ち込まれるように、ファスナーをマズルに向けて付勢するフォロアーを有する。ファスナーストリップは、マガジンチャンバー内において工具の後端部の方向に歪んでしまう傾向がある。マガジンチャンバー内でのファスナーストリップの歪みは、マガジンの故障の原因になる場合がある。
 マガジンを備えたファスナー駆動工具は、特許文献1に開示されている。この工具は、ファスナーストリップを適切に整合する移動可能な固定部材を有する。この移動可能な固定部材は、ファスナーストリップを支持するガイドレールの側部に取り付けられ、ファスナーストリップが工具の後端部に移動することを防止する。ガイド部材は、ファスナースリーブの複数のカラーの間の空間に適合し、ファスナーストリップをマガジン内で真直ぐに保持する。
米国特許第6,237,747号明細書
 この実施形態について考えられる1つの欠点は、ファスナー装填作業において、作業者がフォロアースプリングを固定し、移動可能な固定部材をファスナー装填前にマガジンから引き出し、ファスナー装填後に移動可能な固定部材を押し戻して、フォロアースプリングの固定を解除しなければならないことである。このことは、装填時間を増加させる厄介なプロセスである。
 必要とされることは、ガイド部材の配置が容易なマガジンによって、ファスナーストリップがマガジンチャンバー内で歪まないことを確保し、工具の故障を防止することである。ガイド部材を配置するために必要な手順は、ファスナー装填を迅速にするために可能な限り最小化されるべきである。
 本発明によれば、ファスナー駆動工具に使用されるように構成されるマガジンは、ファスナーストリップがマガジン内で歪むことを防止する長手方向ガイド部材を有する。
 マガジンは、チャンバーを画定するハウジング及びスライダーと、チャンバー内に収容されたフォロアーと、マガジンチャンバー内の長手方向ガイド部材とを有する。スライダーは、開位置から閉位置に移動したときにハウジングに摺動式に係合する。スライダーは、スライダーを閉位置に保持するためにマガジンハウジングに係合する付勢された脚部を備えたラッチを有する。ユーザーがラッチを押したら直ちに、ラッチ脚部がマガジンハウジングと係合しなくなり、スライダーがハウジングに沿って閉位置からマガジン端部に向けて移動可能になる。
 マガジンは、複数の照合スリーブによりストリップ状に結合された複数のファスナーを有するファスナー組立体を前進させ、各照合スリーブはヘッドカラー及び先端カラーを有する。長手方向ガイド部材は、スライダーから内側に延びる2つのフィンガーを有し、2つのフィンガーは、スライダーが閉位置にあるときにファスナー組立体がチャンバー内で歪むことを防止する。ある実施形態においては、フィンガーはファスナー組立体が先端カラーの閉塞によってチャンバー内で歪むことを防止する。
 本発明の他の形態においては、マガジンは前部及び後部を有し、マガジンハウジングはそのマガジン前部を有し、スライダーはそのマガジン後部を有する。
 図1にはマガジン50を有する新規なファスナー駆動工具10が示される。工具10は、長手方向ガイド部材68(図2参照)を備えたマガジン50、軸方向固定クラッチ機構180(図7参照)及びマズル閉鎖機構130(図6参照)を有する。
 図1において工具10は、軸3を備えた本体32と、火薬カートリッジ開口部22と、トリガー28により起動される点火機構320(図3参照)及びハンドル26を備えた後端部24と、マズルハウジング42内に収容された鼻部又はマズル44を有する前端部40と、マズル44に接続されてマズル44の横方向に延びるマガジン50とを有する。
 図2において、マガジン50上の新規な長手方向ガイド部材68は、マガジン50を通してファスナー組立体91をマズル44内に案内する。長手方向ガイド部材68は、ファスナー組立体91が工具10の後端部24に向けて歪んでマガジン50を詰まらせることを防止する。
 図7において、マガジンクラッチ組立体は新規な軸方向固定機構180を有し、この機構180により、マガジン50は工具本体の軸3の回りを回動して、予め定めた位置の1つに軸方向に固定可能になる。ある実施形態においては、予め定めた位置は4つある。軸方向固定機構180により、ユーザーはファスナー90を部屋の角及び手が届き難い場所に取り付けるときに、マガジン50を邪魔にならないように回転させることができる。軸方向固定機構180は、工具10が嵩張って扱いにくくなることを防止しつつ、マガジン50を工具本体の軸3の回りで回動する方法を提供する。
 図6において、マズル閉鎖機構130は、マガジン50内にファスナー90が全くないときの工具10の点火を防止する。マズル閉鎖機構130は、打ち込み準備が整ったファスナー90が全くないときは、点火機構320の係合を防止することによって工具10の損傷を防ぐ。
 工具10の向きは、マズル44の方向を前方、後端部24の方向を後方とする。
 ファスナー組立体
 ストリップ状に結合されたファスナー90を有するファスナー組立体91は、図3に示されるように、マガジン50によってマズル44に向けて案内されてピストン210により駆動される。図2を参照すると、マガジン50は、照合スリーブ100によって一列になるように互いに結合された複数のファスナー90を有するファスナー組立体91を収容し案内する。照合スリーブ100は、スリーブリッジ102、2つのカラー92、ヘッドカラー98及び先端カラー94を有する。ヘッドカラー98はファスナーヘッド部分106に近接し、先端カラー94はファスナー先端部分104に近接する。ファスナー90は、図3に示されるように、2つのカラー92の間の対応する接続部97によってファスナー組立体91に結合される。ファスナー組立体91の両端の2つのファスナー90の各々は、他の1つのファスナーとのみ結合する。ファスナー組立体91の残りのファスナー90は、他の2つのファスナーと結合(すなわち各側で他の1つのファスナーと結合)する。
 マガジン
 図2に示されるように、マガジンチャンバー55は、スライダー70とマガジンハウジング60との間の囲繞された空間によって規定される。ファスナー組立体91はマガジンチャンバー55内に配置される。
 図1に示されるように、マガジン50はスライダー70、マガジンハウジング60、及びスライダー70を閉位置86の適所に保持するラッチ80を有する。マガジン50はマガジンチャンバー55内にファスナー90を収容し、ファスナー90をマズル44に向けて送る。ラッチ80が押されてスライダー70がマガジンハウジング60のマガジン端部52に移動すると、マガジンチャンバー55はファスナー組立体91の装填準備が整う。
 図1を参照すると、マガジンハウジング60はマガジン50の前部であり、ファスナー組立体91のファスナー先端部分104を収容するように構成される。マガジンハウジング60は略U字形状断面を有し、少なくとも1つ、好ましくは2つのガイドリッジ62を有する。ガイドリッジ62はファスナー組立体91の先端カラー94を支持する。マガジンハウジング60はまた、ラッチ80に係合する肩66を有する。ハウジング先端凹部64は、図5に示されるように、少なくとも1つ、好ましくは2つのフォロアーガイド部材124がマガジンハウジング60を通ることができるように構成される。フォロアー110は、ファスナー組立体91をマズル44に向けて適切に付勢できるように、マガジンチャンバー55に正確に整合される必要がある。
 図1に示されるように、スライダー70はマガジン50の後部53に沿って配置される部分であり、マガジンハウジング60に沿って閉位置86からマガジン端部52まで摺動可能である。スライダー70は、ファスナー組立体91のファスナーヘッド部分106を収容するように構成される(図2参照)。
 図2を参照すると、スライダー70は、基礎71及び基礎71から横方向に延びる2つのアーム72を備えたU字形状の部材である。アーム72の各々は、マガジンハウジング60に沿って摺動するスライダーリップ74によってマガジンハウジング60に係合する。アーム72の各々はまた、マガジンチャンバー55内に2つのフィンガー68を有し、それによりファスナー組立体91の先端カラー94がマガジンチャンバー55内で正確に整合されて歪まないことが確保される。
 スライダーリップ74は、マガジンハウジング60の肩66の周りに適合するリップ溝76を有する。リップ溝76はマガジンハウジング60に係合したスライダー70を保持し、それによりスライダー70が、閉位置86からマガジン端部52に向けて摺動するときにマガジン50に沿って真直ぐに移動することが確保される。
 ファスナー組立体91がマガジンチャンバー55内にあるときに歪まないことを確保するために、ファスナー90の各側に配置される2つのフィンガー68として長手方向ガイド部材68が具体化されている。フィンガー68は、スライダー70の内表面から延びて、ファスナー組立体91上の照合スリーブ100の先端カラー94とヘッドカラー98との間の空間に位置する。フィンガー68は、先端カラー94とヘッドカラー98との間に位置するスライダー70の部分から垂直に延びて、先端カラー94に向けて湾曲し、ファスナー90から概ねカラー幅だけ離れてファスナー90に平行に延びる。フィンガー68は、先端カラー94の後方エッジ96に向かって延び、先端カラー94の前方エッジ95がマガジンハウジング60のガイドリッジ62と同一高さになったときに、先端カラーの後方エッジから0.030インチ(0.76mm)の地点まで達する。故にファスナー組立体91が、マガジン50内にあるときに後方に0.030インチ(0.76mm)以上歪むことが防止される。
 従って改良された工具10は、安定部材68を備えたマガジン50を有すると考えることができる。改良されたファスナー駆動工具10は、軸3を備えた工具本体32と、工具本体32から前方に延びるマズルハウジング42と、マズルハウジング42内に収容されてマズルハウジング42から前方に延びるマズル44とを有する。
 ファスナー90の装填時間を最小化するために、工具10はまた、ファスナー組立体91を保持するためのマガジン50を有する。マガジン50はスライダー70及びフォロアー110を有する。フォロアー110はマガジン50内に配置され、マガジン50を通してファスナー90をマズル44内に付勢するように構成される。ファスナー組立体91はスライダー70及びマガジンハウジング60により画定されたマガジンチャンバー55内に保持され、スライダー70はマガジンハウジング60に係合して閉位置86からマガジン端部52に移動する。スライダー70は、マガジン50を通してファスナー組立体91をマズル44に向けて案内する長手方向ガイド部材68を有する。長手方向ガイド部材68は、ファスナー組立体91が歪んでマガジン50が詰まることを防止する。
 スライダー70には、スライダー70が固定された閉位置86からマガジン端部52に容易に移動できるようにするためのラッチ80が取り付けられ、それによりファスナー組立体91がマガジンチャンバー55内に配置可能になる。
 好適な実施形態においては、マガジンハウジング60はマガジン50の前部51であり、スライダー70が後部53である。ユーザーは、工具10をファスナーが打ち込まれる基板に向けた状態を維持しつつ、ラッチ80を押してスライダー70をマガジン端部52に引いて、新たなファスナー組立体91を装填することができる。
 ファスナーの装填
 図1を参照すると、マガジンチャンバー55を開いてファスナー組立体91を装填できるようにするために、スライダー70がマガジン端部52に向かって移動する必要がある。ラッチ80は、閉位置86に固定されたスライダー70を保持する。ラッチ80はスライダー70上の切取部82を横切る。
 図4に示されるように、切取部82によって、ラッチ80のラッチ脚部88が肩ノッチ67内に適合することにより肩66に係合することが可能になる。ラッチ80は、ロールピン84によってスライダー70に回動可能に取り付けられて、ばね85によって後方に付勢され、ラッチ脚部88を肩ノッチ67に係合させる。閉位置86においては、ラッチ脚部88は肩ノッチ67内に適合し、肩ノッチ67とラッチ脚部88との当接によって、スライダー70が閉位置86からマガジン端部52に摺動しないように維持される。
 図4を参照すると、ラッチ80が押されたときは、ラッチ80は肩66から離れて前方に移動する。ラッチ脚部88はもはや肩ノッチ67に当接せず、ラッチ80はマガジン端部52に向かって自由に移動できる。ラッチ80はロールピン84によってスライダー70に取り付けられるので、ラッチ80が動くとそれに伴ってスライダー70が引かれる。
 図2を参照すると、スライダー70が肩66及びリップ溝76により案内されてマガジン端部52に摺動すると、マガジンチャンバー55が開いてファスナー組立体91が装填できるようになる。ファスナー組立体91のマガジンチャンバー55内への装填は、先端カラー94の前方エッジがマガジンハウジング60のガイドリッジ62に接するまで先端部分104をマガジンハウジング60内に移動させることによって行われる。次にユーザーはスライダー70をマガジン50に沿って閉位置86に摺動させ、肩66及び相補的リップ溝76に案内されたファスナーヘッド部分106を囲繞し、それによりフィンガー68が先端カラー94の後方エッジの0.030インチ(0.76mm)上方に位置する。フィンガー68は、ユーザーがスライダー70を閉位置86に摺動させたときに、ファスナー組立体91を案内するための正確な位置に位置する。ユーザーは、スライダー70をマガジン端部52から閉位置86に摺動させてマガジンチャンバー55を閉じるために必要な時間以外には、フィンガーを整合する余分な時間を費やす必要がない。
 フォロアー
 図3において、マガジン50内のフォロアー110は、ファスナー組立体91をマズル44に向けて付勢する。フォロアー突起112は、マガジン50内のファスナー組立体91上のマズル端部52に近接配置されたファスナー90のスリーブリッジ102に当接する。フォロアー110が定圧コイルばね114によりマズル44に向けて付勢されると、ファスナー組立体91がマズル44に向けて引かれる。
 図5は、フォロアー110をマガジンチャンバー55内に正確に整合するカラーリッジ122及びフォロアーガイド部材124を示す。少なくとも1つ、好ましくは2つのカラーリッジ122は、マガジンハウジング上のガイドリッジ62とスライダー70上の安定フィンガーリッジ68との間の空間を通って移動することにより、ファスナー組立体91の先端カラー92の通路を通る。少なくとも1つ、好ましくは2つのフォロアーガイド部材124は、図2に示されるように、マガジンハウジング60上のハウジングリッジ凹部64により形成された空間の中に適合する。カラーリッジ122及びフォロアーガイド部材124により、フォロアー110がマガジンチャンバー55内を適当に案内されてファスナー90をマズル44内に適切に付勢することが確保される。
 図3において、定圧コイルばね114はフォロアー110をマズル44に向けて付勢する。定圧コイルばね114の一端は、プレート116及びネジ118によってフォロアー110の後方エッジ119に接続される。定圧コイルばね114の他端は、図3に示されるようにスライダー70のブッシング120の回りに巻かれる。ブッシング120は、ラッチロールピン84の回りに適合する。ファスナー組立体91がマガジンチャンバー55内に装填されてスライダー70が閉位置86に摺動した後は、フォロアー110はマガジンチャンバー55内のファスナー組立体91によってマガジン端部52に残る。定圧ばね114は、フォロアー110に力を加え、フォロアー110及びファスナー組立体91をマズル44に向けて付勢する。ファスナー90がマズル44から打ち出されてファスナー組立体91が短くなると、定圧ばね114がブッシング120の回りに徐々に巻かれてフォロアー110をマズル44の方向に引き、それによりファスナー組立体91がマズル44に向けて付勢される。
 工具10のマガジン50は、ラッチ80及び定圧ばね114を有する。ラッチ80により、スライダー70は閉位置86に容易に固定可能になる。さらに、ラッチ80をそれに取り付けられたスライダー70とともにマガジンハウジング60に沿ってマガジン端部52に摺動させることにより、ユーザーはスライダー70を容易にマガジン端部52に動かすことができる。
 フォロアー110は、スライダーに接続され、ラッチ80が押されてマガジン端部52に引かれたときにマガジンチャンバー55内をマガジン端部52まで移動する。ファスナー組立体91がマガジンチャンバー55内に導入されると、スライダー70は閉位置86に摺動し、一方、フォロアー110はマガジンチャンバー55内のマガジン端部52における適切な位置に留まり、ファスナー組立体91をマズル44に向けて付勢する。
 定圧コイルばね114はファスナー組立体91に均一な圧力を加え、ファスナー90は均一な力によってマズル44内に送られるので、ファスナー90は常にマズル44内に適切に配置される。ファスナー組立体91がマガジンチャンバー55内に存することにより、スライダー70がマガジンハウジング60に沿ってマガジン端部52から閉位置86に移動したときは、定圧コイルばね114は巻き戻される。定圧コイルばね114は、スライダー70が閉位置86に摺動したときにファスナー組立体91を付勢するように、自動的に適切な配置になる。定圧コイルばねはファスナーの装填中に個別に固定され配置される必要はなく、故にファスナーの装填時間が節約される。
 閉鎖機構
 図6に示されるように、全てのファスナー90がマズル44から打ち出されると、工具10は「ファスナー空状態」135になる。閉鎖機構130は、マズル44の点火準備完了位置2への移動を防止することによって、工具10がファスナー空状態135の間は点火しないことを確保する。図7に示されるようにマガジン50又はバッファ組立体190内にファスナー90が存在せず、図3に示されるように自由に移動可能なピストン210によってフォロアー110が損傷し得るときは、工具10は点火しない。
 図6に示されるように、全てのファスナー90はマズル44から打ち出され、工具10はファスナー空状態135になる。フォロアー110は、ファスナー当接部113がマズル44内に位置する状態で、マズル壁45の開口部48内に適合する。閉鎖機構130は、マズル壁の面47により形成されたストッパー46を有する。ストッパー46はマズル壁開口部48によりアクセス可能であり、フォロアー110の遮断面126に当接する。
 フォロアー110の前面125は、遮断面126を有する。マズル壁45の露出面47は、マズル44がファスナー空状態135の間に基板に対して押圧されたときに、フォロアー110の前面125に接触する。フォロアー110は軸方向に移動しないので、フォロアー110の前面125との接触は、図3に示されるようにマズル44がマズルハウジング42と同じ高さであるときに、マズル44が点火準備完了位置2に至ることを防止する。
 改良されたマズル44及びフォロアー110により、ファスナー空状態135の間は工具10の直接的マズル閉鎖機構130が点火を防止することができる。直接的マズル閉鎖機構130は、ファスナー空状態135の間はマズル44が点火準備完了位置2に到達せず、ピストン210が駆動されず、工具10がピストン210により損傷しないことを確保する(図3参照)。
 図1を参照すると、ファスナー駆動工具10は工具本体32、工具本体32から前方に延びるマズルハウジング42、及びマズルハウジング42から前方に延びるマズル44を有する。マズル44は点火準備完了位置2に移動可能である(図3参照)。工具10は、マズル44に接続されてマズル44から横方向に延びるマガジン50を有する。マガジン50内には、マガジン50を通してファスナー90をマズル44内に付勢するためにフォロアー110が配置される。フォロアー110はファスナー接触部112及び遮断面126を有する。図3に示されるように、全てのファスナー90がマガジン50を通ってマズル44内に送られて、ピストン210によってマズル44から打ち出されると、遮断面126は、マガジン50がファスナー空状態135にあるときはマズル44を遮断し、マズル44が点火準備完了位置2に移動することを防止する。マズル44が点火準備完了位置2から遮断されているときは工具10は点火せず、故に工具10は自由に移動可能なピストン210により損傷を受けない状態に保たれる。
 マガジンクラッチ
 図7において、マガジンクラッチは、マズル組立体140の一部であるマズル44に関連付けられた軸方向固定機構180により構成される。軸方向マガジンクラッチ180は、軸方向の固定力によってマズル組立体140をバレル35に対して軸方向に固定する手段を提供する。従ってマズル組立体140及び接続されたマガジン50は、作業者がマズル組立体140に対して適当な係合解除トルクを与えない限りは、工具本体の軸3の回りを回転することができない。
 軸方向固定機構180は、雌部材の中に適合する雄部材により構成される。好適な実施形態においては、雄部材は、マズル組立体140の後部から突き出るばね付勢式玉軸受170である。好適な雌部材は、バッファ組立体190の保持プレート192上のソケット194である。
 軸方向固定機構180により、ファスナー駆動工具10のマガジン50は、工具を扱いにくくすることなく工具本体の軸3の回りを回転することができる。ユーザーは、マガジン50を4つの予め定めた場所の1つに回転させることにより、部屋の角及び手が届き難い場所にファスナーを適切に打ち込むように工具を配置することができる。軸方向固定機構180により、工具本体32の胴回りが大きくなり過ぎて工具が扱いにくくなることなく、マガジン50は工具本体の軸3の回りを回転することができる。
 軸方向固定機構180を有するファスナー駆動工具10は、軸3を備えた工具本体32と、軸方向に収容されたバレル35とを有する。バレル35は、ピストン210を収容し案内する。バッファ組立体190は、保持プレート192を有し、バレル35内に収容されてピストン210の移動を制御する。マズルハウジング42は工具本体32から前方に延び、ステータ150はバレル35に共軸に接続されてバレル35から前方に延びる。マズル組立体140はステータ150に回転可能に接続され、マズルハウジング42からマズルハウジング42を通って前方に延びる。マガジン50はファスナー組立体91を保持し、一方の端部においてマズル組立体140に接続されてマズル組立体140から横方向に延びる。マガジン50及びマズル組立体140は、工具本体の軸3の回りを回転して予め定めた数の解放可能な固定位置に達することができる。軸方向固定機構180は、マズル組立体140を解放可能に固定し、マズル組立体140とバッファ組立体190との係合によって、マガジン50を予め定めた解放可能な固定位置の1つに接続する。
 マズル組立体
 図7において、軸方向固定機構180はマズル組立体140に関連付けられて、マズル組立体140とバレル35内のバッファ組立体190の保持プレート194との間に軸方向固定力を提供する。
 軸方向固定機構180が関連付けられるマズル組立体140は、前端部41及び後端部43を有するマズル44を有し、マガジン50に接続されてマズルハウジング42からマズルハウジング42を通って前方に延びる。バックプレート170は、前面173、後面178及び複数の孔172を有し、マズル44の後端部43に取り付けられる。マズル44の後端部43には、軸方向に延びる複数のチャネル200が設けられる。マズル44のチャネル200内には、ばね176と、各々が前面161及び後面162を有する玉軸受160とが収容され、玉軸受160はばね176によってバックプレート170の方向に付勢される。チャネル200内のばね176は玉軸受160をバックプレート170の孔172に向けて付勢し、玉軸受160はバックプレート170によって玉軸受160の後面162がバックプレート170の後面178から外側に面するように保持される。バッファ組立体190の保持プレート192は、玉軸受160の後面162を受容するためのソケット194を有する。
 ユーザーは、マズル組立体140を工具10から分離して組み立てて、工具10内に挿入することができる。マズル組立体140の構成部材は、工具本体32内に挿入されて適切に配置されることができない。工具の組立及び修理作業は、マズル組立体140によって極めて容易になる。
 図8に示されるように、マズル組立体140はマズルハウジング42からマズルハウジング42を通って延び、キー184及びねじ182によって適所に保持される。マズル44は前端部41及び後端部43を有し、概ね後端部に配置された環状の肩141と環状の肩141から離れて前方に軸方向に延びる主部143とを具備する。肩141の外径は主部143の外径より僅かに大きいため、肩141は主部143から径方向外側に延びる。
 図7に示されるように、マズル44の後端部43は、互いに90°離れて等間隔配置された4つの軸方向チャネル200を有し、これらのチャネル200はばね176を収容する。2つのチャネル200の中間に接するように、軸方向のピンチャネル204が設けられる。
 前面173及び後面178を有するバックプレート170は、マズルの肩141の後方に配置される。バックプレート170は0.156インチ(3.96mm)より僅かに小さい径の5つの孔を有し、そのうちの4つの孔172は互いに90°離れて等間隔配置され、第5の孔であるピンホール174はバックプレート170の2つの孔の間に配置される。等間隔配置された4つの孔172は、玉軸受160を後述のように保持するように構成される。
 引き続き図7を参照すると、バックプレート170はマズル44内の外側スエッジ152及び内側スエッジ154に取り付けられ、マズル44に固定される。外側スエッジ152はマズル44の後端部43の外側リム151に沿って延び、内側スエッジ154は内側リム153に沿って延びる。バックプレート170の前面173は、マズル44の後端部43に対向して保持されるとともに、ピンホール174がピンチャネル204によって整列するように方向付けられる。ピン175はピンホール174を貫通してマズル44のピンチャネル204内に適合するので、バックプレート170がマズル44の後部に対向して適切に配置を保つことが確保される。
 複数のチャネル200内に、各チャネルに1つずつ配置された4つのばね176は、上述したように、玉軸受160をバックプレート170の孔172に向けて付勢し、さらに保持プレート192の4つのソケット194内に付勢する。好適な実施形態においては、ばねは外径0.148インチ(3.76mm)、長さ5/16インチ(7.94mm)である。
 4つの玉軸受160はばね176によってバックプレート170に向けて付勢され、4つの孔172によって保持される。好適な実施形態においては、玉軸受は5/32インチ(3.97mm)径のクロム鋼玉軸受(McMaster Carrの部品番号#9528K12)である。玉軸受160の後面162は、バックプレート170の後面178から外側に面し、故に軸方向固定機構180の雄部材を有する。
 バッファ組立体
 図7において、バッファ組立体190は、軸方向固定機構180の雌部材を備えたソケット194を有する。バッファ組立体190は、図3に示されるように、ファスナーの打ち込み中のピストン210の飛び出しを防止する2つの部分からなる装置である。バッファ組立体190は、保持ケージ195及びバッファ本体196を有する。保持ケージ195は環状の保持プレート192を有し、保持プレート192は前面191及び後面193を有する。保持プレート192の前面191は、互いに90°離れて等間隔配置された4つのソケット194を有する。保持プレート192の後面193は、バッファ本体196に当接する。
 マズル組立体140上の4つの玉軸受160の後面162は、予め定めた4つの位置の1つにおいて、保持プレート192の前面191に等間隔配置された4つのソケット194内に適合する。4つのソケット194は、半球状に窪んでおり、0.156インチ(3.96mm)より僅かに小さい直径を有する。
 マズル組立体140上の4つの玉軸受160の各々と、保持プレート192の前面191の4つのソケット194の各々との間の係合により、工具本体の軸3の回りの予め定めた4つの位置の1つにマズル組立体140及び接続されたマガジン50を保持するための軸方向固定機構180が提供される。ばね176が玉軸受160に力を与えることにより、係合を解除するために必要なトルクは3〜6インチポンド(0.3〜0.7N・m)である。このトルクは、工具10の操作中にマズル組立体140及び接続されたマガジン50を適所に維持するのに十分であるが、作業者がマズル組立体140及び接続されたマガジン50を任意に移動させることができないほど大きくはない。
 製造、修理及び操作を改善するために、マズル組立体140は、同じ工具10内に取り付けられる前に半組立体として組み立てられることが好ましい。
 マズル及びステータの組立体
 図7において、マズル組立体140はステータ150内に回転可能に収容されるため、マズル組立体は接続されたマガジン50とともに、静止した工具本体32及び静止した共軸のバレル35の中で、工具本体32の軸の回りを回転することができる。
 マズル44はステータ150に回転可能に接続され、ステータ150はバレル35に接続される。ステータ150は略環状形状を有し、一方マズル組立体140は略円筒形状を有する。マズル組立体が有する円筒は、マズル組立体140がステータ150内に適合できるように、ステータ150の環状部の内径よりも僅かに小さい外径を有する。
 図8に示されるように、ステータ150は前部157及び後部158を有し、概ね前部157に配置された環状フランジ159と、フランジ159から離れるように後方かつ軸方向に延びる円筒部分155とを有する。ステータ150は孔156を有する。マズルの肩141は、ステータ150の孔156内で径方向に適合する。マズル44の主部143は、マズル44が回転できるように予め定めた許容差の範囲内で、ステータ150内に適合する。
 マズル44の前端部は、ステータ150の後側から孔156内に挿入される。マズル44は、肩141の前面がステータ150の円筒部分155の後面に係合するまでステータ150を通して前方に引かれるため、マズル44はステータ150よりも打ち込み方向には移動できない。ステータ150は、マズル44を適所に保持し、一方ではマズル44に接続されたマガジン50を工具本体の軸3の回りで回転可能にする。故にユーザーは、手が届き難い場所にファスナー90を打ち込むために、工具10をよりよい位置に配置することができる。
 マガジン圧接安全機構
 工具10を点火するためには、図3に示されるように、マズル44を基板に圧接させることにより、マズル44がマズルハウジング42と同一高さに成る点火準備完了位置2にマズル44を移動させねばならない。図1に示される安全機構5は、マガジン50上に引き戻すことのみによって、ユーザーが工具10を点火準備完了位置2に配置することを簡単に防止できる。工具10を点火準備完了位置2に配置するためには、マズル44を基板に対して押圧しなければならない。
 キー184は、ねじ182によってマズルキー穴188内に取付られる。ばね186は、マズルハウジング42のチャネル190内に収容される。ばね186は、工具10の前端部40に向けてキー184を付勢する。マズル44は、基板に押圧されない限り移動できない。マガジン50上に引き戻すことだけでは、マズル44は点火準備完了位置2に配置されない。ばね186がマズル44に取り付けられたキー184を付勢し、点火準備完了位置2への移動を防止するからである。
 カートリッジ点火機構
 図3に示されるように、ファスナー駆動工具10は、点火機構320により点火される火薬充填カートリッジ300を有する。複数の火薬カートリッジ300を工具10に送ることができるように、カートリッジ300はカートリッジストリップ301上に配置される。カートリッジストリップ301は、カートリッジチャネル305に沿って点火機構320に送られる。工具10は、工具10が点火された後にカートリッジストリップ301をインデックス付けする前進機構(図示せず)を有することが好ましい。それにより、使用済みカートリッジ300は点火機構320から除去され、新たなカートリッジ300が点火機構320に送られる。さらに好ましくは、前進機構は、工具10が点火された後にカートリッジストリップ301を自動的にインデックス付けする。
 カートリッジ点火機構の一実施例は、本発明の譲受人に譲渡された代理人番号13819号の特許出願「ファスナー駆動工具用のカートリッジストリップ前進機構」に開示されている。この出願の開示内容はこの引用をもって本願明細書への記載に変える。
 工具の操作
 使用時の工具10においては、上述のように先ずファスナー組立体91がマガジンチャンバー55内に装填され、次にスライダー70の摺動によってマガジンチャンバー55が閉位置86に閉鎖される。マズル44は、点火準備完了位置2に配置されるために基板に押圧されねばならない。次にユーザーはトリガー28を引いて点火機構を起動しなければならない。点火ピンがカートリッジ300に衝突し、カートリッジ300が点火し、燃焼によってピストン210が駆動される。ピストン210はバレル35内を前方に移動し、ファスナー90のヘッド106に衝突して、ファスナー90をマズル44から基板内に打ち込む。
 ファスナーを手が届き難い場所に打ち込むときは、ユーザーはマガジン端部52に力を加えてクラッチ機構180を利用することにより、マガジン50を回転させることができる。全てのファスナー90が付勢されてマガジン50から基板内に打ち込まれたときは、ユーザーが工具10を基板に押圧してもマズル閉鎖機構130によってマズル44が点火準備完了位置2に移動できなくなるため、工具10を点火することはできない。
 要約すると、ファスナー駆動工具10はマガジン50上に新規な長手方向ガイド部材68を有し、ガイド部材68はマガジン50を通してマズル44内にファスナー組立体91を案内する。このことは、ファスナー組立体91が工具10の後端部24に向かって歪んでマガジン50を詰まらせることを防止する。工具が有する他の新規な特徴は、マガジン50が工具本体の軸3の回りで回動して予め定めた4つの位置の1つに軸方向に固定されることを可能にするクラッチ機構180である。これによりユーザーは、ファスナーを角部及び他の手が届き難い場所に打ち込むときに、工具10を適切に配置することができる。工具の他の特徴は、ファスナー90がマガジン50内に全くないときに工具10が点火されることを防止するマズル閉鎖機構130である。マズル閉鎖機構130は、打ち込み可能なファスナー90がないときに点火準備完了位置2にマズル44が移動することを阻止するフォロアー110を有することにより、工具10の点火を防止する。
ファスナーを工具内に導入するためのマガジンを備えた火薬起動式工具の斜視図である。 図1の2−2線に沿ったマガジンの底面図である。 工具及びファスナーストリップの側断面図である。 スライダーが除去された工具のマガジンの部分図である。 マガジン内に配置されるときのマズル、フォロアー及びロールピンの図である。 マズル閉鎖位置におけるマズル、フォロアー及びロールピンの図である。 工具のマズルの側断面図である。 マズル組立体の分解図である。
符号の説明
10…工具
44…マズル
50…マガジン
68…ガイド部材
70…スライダー
90…ファスナー
91…ファスナー組立体
110…フォロアー

Claims (10)

  1.  ファスナー駆動工具に使用されるマガジンであって、
     長手方向軸を有するチャンバーを画定するハウジング及びスライダーと、
     前記チャンバー内に配置されるフォロアーと、
     前記チャンバー内の長手方向ガイド部材と、
    を有するマガジン。
  2.  ファスナー駆動工具に使用されるマガジンであって、
     ファスナー組立体を収容するためのチャンバーと、
     前記チャンバーを通して前記ファスナー組立体を付勢するための手段と、
     前記チャンバー内の長手方向ガイド部材と、
    を有するマガジン。
  3.  ファスナー駆動工具に使用されるマガジンであって、
     長手方向軸を有するチャンバーを画定するハウジング及びスライダーと、
     前記チャンバーを通して前記ファスナー組立体を付勢するための手段と、
     前記ファスナー組立体を案内する手段と、
    を有するマガジン。
  4.  前記スライダーが前記ハウジングに摺動式に係合する、請求項1に記載のマガジン。
  5.  前記スライダーが、マガジンを閉じるために前記ハウジングに対して付勢される脚部を供えたラッチを有する、請求項1に記載のマガジン。
  6.  前記ラッチが押されることにより、該ラッチの前記脚部が前記ハウジングと係合しなくなる、請求項5に記載のマガジン。
  7.  前記マガジンが、ヘッドカラー及び先端カラーを備えた照合スリーブによりストリップ状に結合された複数のファスナーを有するファスナー組立体を前進させる、請求項1に記載のマガジン。
  8.  前記長手方向ガイド部材が、前記スライダーから内側に延びる2つのフィンガーを有するとともに、前記スライダーが閉位置にあるときに前記ファスナー組立体が前記チャンバー内で歪むことを防止する、請求項1に記載のマガジン。
  9.  前記フィンガーが、前記先端カラーの詰まりによって前記ファスナー組立体が前記チャンバー内で歪むことを防止する、請求項8に記載のマガジン。
  10.  前記マガジンは前部及び後部を有し、前記ハウジングが前記前部を有し、前記スライダーが前記後部を有する、請求項1に記載のマガジン。
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