JPH07328949A - 打込機のマガジン - Google Patents
打込機のマガジンInfo
- Publication number
- JPH07328949A JPH07328949A JP12895594A JP12895594A JPH07328949A JP H07328949 A JPH07328949 A JP H07328949A JP 12895594 A JP12895594 A JP 12895594A JP 12895594 A JP12895594 A JP 12895594A JP H07328949 A JPH07328949 A JP H07328949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magazine
- feeder
- cover
- spring
- magazine cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、操作性が良く、変形した連結
釘や釘頭の小さい極小釘でも装填可能で、釘折れの心配
がない打込機のマガジンを提供することである。 【構成】マガジン50を固定側のマガジン本体51と可
動側のマガジンカバー52とに分離構成し、マガジン本
体51の一端に設けた回動支点14を中心にマガジンカ
バー52が回動可能として、新しい連結釘7を装填する
ときのマガジンカバー52の開操作は連結釘7を押圧す
るフィーダ11の引き戻し操作に連動するようにして、
前記回動支点14にマガジンカバー52を射出口側へ押
圧する第2バネ15を設け、フィーダ11後退位置での
第1バネ10の押圧荷重との荷重関係を工夫して、フィ
ーダ11と一体構造であるつまみ11aを第2バネ15
の押圧荷重よりも大きな力で後退させたときのみ、マガ
ジンカバー52が正面方向に開き給送路12が露出する
ようにした。
釘や釘頭の小さい極小釘でも装填可能で、釘折れの心配
がない打込機のマガジンを提供することである。 【構成】マガジン50を固定側のマガジン本体51と可
動側のマガジンカバー52とに分離構成し、マガジン本
体51の一端に設けた回動支点14を中心にマガジンカ
バー52が回動可能として、新しい連結釘7を装填する
ときのマガジンカバー52の開操作は連結釘7を押圧す
るフィーダ11の引き戻し操作に連動するようにして、
前記回動支点14にマガジンカバー52を射出口側へ押
圧する第2バネ15を設け、フィーダ11後退位置での
第1バネ10の押圧荷重との荷重関係を工夫して、フィ
ーダ11と一体構造であるつまみ11aを第2バネ15
の押圧荷重よりも大きな力で後退させたときのみ、マガ
ジンカバー52が正面方向に開き給送路12が露出する
ようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連結釘を収納する打込機
のマガジンに関するもので、マガジンの開閉及び装填法
を改良したものである。
のマガジンに関するもので、マガジンの開閉及び装填法
を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】従来の打込機のマガジン5は、図9に示
すように、本体1の下方に設けられ、連結釘7を収納す
ると共に連結釘7の最後端を第1バネ10の復元力で押
圧するフィーダ11が内部に設けてある。マガジン5内
の釘がなくなると、マガジン5後方のマガジンストッパ
6を上方へ持ち上げて係止部6aの施錠を解除し、マガ
ジンカバー5bを射出口3の反対方向に移動後退させ、
開いた射出口3とマガジン5bの間に次の連結釘7を装
填する。なお、装填する際は図10に示すように、連結
釘7の釘頭部7a近傍を持ちながら釘足部7bをマガジ
ン本体5aの足受け部8に当て、釘頭部7aをマガジン
本体5aの側壁9に押し当てマガジンカバー5bをスラ
イドさせて閉じるのが一般的であった。
すように、本体1の下方に設けられ、連結釘7を収納す
ると共に連結釘7の最後端を第1バネ10の復元力で押
圧するフィーダ11が内部に設けてある。マガジン5内
の釘がなくなると、マガジン5後方のマガジンストッパ
6を上方へ持ち上げて係止部6aの施錠を解除し、マガ
ジンカバー5bを射出口3の反対方向に移動後退させ、
開いた射出口3とマガジン5bの間に次の連結釘7を装
填する。なお、装填する際は図10に示すように、連結
釘7の釘頭部7a近傍を持ちながら釘足部7bをマガジ
ン本体5aの足受け部8に当て、釘頭部7aをマガジン
本体5aの側壁9に押し当てマガジンカバー5bをスラ
イドさせて閉じるのが一般的であった。
【0003】その他のマガジンの開閉および連結釘の装
填方法としては、図11、図12に示すように、マガジ
ンストッパ6の係止部6aの反対部分を押すか,あるい
はマガジンカバー5b自身を引いて施錠を解除し、図9
と同様にマガジンカバー5bを射出口3の反対方向に移
動後退させて開き、連結釘7を下方または上方から装填
するものがある。また、図13に示す構造ではマガジン
カバーを開く必要はないが、連結釘7を後方より装填し
た後にフィーダ11を連結釘7の最後部に引き戻す必要
がある。
填方法としては、図11、図12に示すように、マガジ
ンストッパ6の係止部6aの反対部分を押すか,あるい
はマガジンカバー5b自身を引いて施錠を解除し、図9
と同様にマガジンカバー5bを射出口3の反対方向に移
動後退させて開き、連結釘7を下方または上方から装填
するものがある。また、図13に示す構造ではマガジン
カバーを開く必要はないが、連結釘7を後方より装填し
た後にフィーダ11を連結釘7の最後部に引き戻す必要
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のマガジンは、図
9、図11、図12に示すように打込み終了後に新しい
連結釘7を装填する際、マガジンカバー5bを本体1の
後方に引き出すので本体1の約2倍のスペースが必要と
なり、接続しているホースやコード等が邪魔になるなど
マガジンカバー5bを引出す操作が煩わしいという欠点
があった。また、連結釘7は必ずしも真直ではなく、釘
軸の曲がりや接着部分の反り等の変形は避けられず、特
に連結釘7の先頭または最後尾に反りがみられる。その
ため、図9、図10に示すような装填方法では変形した
連結釘7を装填しマガジンカバー5bを閉じようとして
も、マガジンカバー5bの先端部が釘後部に当たり閉じ
られないという欠点が生じる場合があり、無理にマガジ
ンカバー5bを閉じようとすると、連結釘7が飛び出し
たり折れてしまう場合があった。
9、図11、図12に示すように打込み終了後に新しい
連結釘7を装填する際、マガジンカバー5bを本体1の
後方に引き出すので本体1の約2倍のスペースが必要と
なり、接続しているホースやコード等が邪魔になるなど
マガジンカバー5bを引出す操作が煩わしいという欠点
があった。また、連結釘7は必ずしも真直ではなく、釘
軸の曲がりや接着部分の反り等の変形は避けられず、特
に連結釘7の先頭または最後尾に反りがみられる。その
ため、図9、図10に示すような装填方法では変形した
連結釘7を装填しマガジンカバー5bを閉じようとして
も、マガジンカバー5bの先端部が釘後部に当たり閉じ
られないという欠点が生じる場合があり、無理にマガジ
ンカバー5bを閉じようとすると、連結釘7が飛び出し
たり折れてしまう場合があった。
【0005】図11、図12、図13に示すような連結
釘7を下方または上方から装填する方法では、変形の大
きな釘では装填部に入らないなどの欠点があった。ま
た、図12、図13に示す構造では、釘頭がさらに小さ
い極小釘では釘頭を保持することができないという欠点
があった。
釘7を下方または上方から装填する方法では、変形の大
きな釘では装填部に入らないなどの欠点があった。ま
た、図12、図13に示す構造では、釘頭がさらに小さ
い極小釘では釘頭を保持することができないという欠点
があった。
【0006】本発明の目的は、上記した欠点を解決し、
操作性が良く、変形した釘や釘頭の小さい極小釘でも容
易に装填することができ釘折れの心配がない打込機のマ
ガジンを提供することである。
操作性が良く、変形した釘や釘頭の小さい極小釘でも容
易に装填することができ釘折れの心配がない打込機のマ
ガジンを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、マガジンを
マガジン本体とマガジンカバーとに分離構成し、マガジ
ン本体の一端にマガジンカバーの回動支点を設け、マガ
ジンカバーが正面方向に開いて装填可能になると共に、
常時はマガジン本体と嵌合し閉状態として連結釘の打込
みを可能とすることにより達成される。
マガジン本体とマガジンカバーとに分離構成し、マガジ
ン本体の一端にマガジンカバーの回動支点を設け、マガ
ジンカバーが正面方向に開いて装填可能になると共に、
常時はマガジン本体と嵌合し閉状態として連結釘の打込
みを可能とすることにより達成される。
【0008】また、マガジンカバーは、釘を送り出すフ
ィーダと一体構造であるマガジンカバーの外側に露出さ
せたつまみを引き戻すことで開くようにし、この操作に
伴ってフィーダを後退位置で係止させる係止片を設ける
ことにより達成される。
ィーダと一体構造であるマガジンカバーの外側に露出さ
せたつまみを引き戻すことで開くようにし、この操作に
伴ってフィーダを後退位置で係止させる係止片を設ける
ことにより達成される。
【0009】また、マガジン本体にマガジンカバーを射
出口側へ押圧する第2バネを設け、該第2バネの押圧荷
重をフィーダの後退位置での第1バネの押圧荷重よりも
大きく設定すると共に、第2バネより大きな力でつまみ
を後退させたときのみマガジンカバーが後退して,嵌合
部から延長した斜面に沿ってマガジンカバーが正面方向
に開くようにすることにより達成される。
出口側へ押圧する第2バネを設け、該第2バネの押圧荷
重をフィーダの後退位置での第1バネの押圧荷重よりも
大きく設定すると共に、第2バネより大きな力でつまみ
を後退させたときのみマガジンカバーが後退して,嵌合
部から延長した斜面に沿ってマガジンカバーが正面方向
に開くようにすることにより達成される。
【0010】また、回動支点近傍にマガジンカバーの開
き角度を10°〜90°の開き角度に設定することので
きる係止部を設けることにより達成される。また、連結
釘装填後はマガジン本体とマガジンカバーとを完全に嵌
合させたときのみ、後方に固定したフィーダの係止が解
除され前進可能とすることにより達成される。
き角度を10°〜90°の開き角度に設定することので
きる係止部を設けることにより達成される。また、連結
釘装填後はマガジン本体とマガジンカバーとを完全に嵌
合させたときのみ、後方に固定したフィーダの係止が解
除され前進可能とすることにより達成される。
【0011】
【作用】上記のように構成された打込機のマガジンでは
連結釘を打ち終えると、フィーダと一体構造であるマガ
ジンの外部に露出したつまみをマガジンの溝に沿って後
方へ引く操作を行うが、図2、図6の位置では〔フィー
ダ後退位置での第1バネの押圧荷重〕<〔マガジンカバ
ーを射出口側へ押圧する第2バネの押圧荷重〕と設定し
てあるので、マガジン本体とマガジンカバーの嵌合がは
ずれることはない。そして、前記つまみをさらに引き第
2バネの押圧荷重を越えさせるとマガジンカバーが後方
へ移動し一定距離Aを移動後、マガジンカバーの嵌合部
はマガジン本体の斜面に沿って正面方向にはずれマガジ
ンカバーが開く。このとき、フィーダは後退位置でフィ
ーダストッパのバネによる押し荷重に打ち勝って、爪部
と嵌合し係止固定されている。
連結釘を打ち終えると、フィーダと一体構造であるマガ
ジンの外部に露出したつまみをマガジンの溝に沿って後
方へ引く操作を行うが、図2、図6の位置では〔フィー
ダ後退位置での第1バネの押圧荷重〕<〔マガジンカバ
ーを射出口側へ押圧する第2バネの押圧荷重〕と設定し
てあるので、マガジン本体とマガジンカバーの嵌合がは
ずれることはない。そして、前記つまみをさらに引き第
2バネの押圧荷重を越えさせるとマガジンカバーが後方
へ移動し一定距離Aを移動後、マガジンカバーの嵌合部
はマガジン本体の斜面に沿って正面方向にはずれマガジ
ンカバーが開く。このとき、フィーダは後退位置でフィ
ーダストッパのバネによる押し荷重に打ち勝って、爪部
と嵌合し係止固定されている。
【0012】マガジンカバーの開き動作は、マガジン本
体に設けた回動支点を中心にすることによりマガジンカ
バーが正面方向に回動して開き状態となり、またマガジ
ンカバーはマガジン本体の回動支点近傍に係止部を設け
ることにより回動を阻止して開き角度を設定できるよう
になる。
体に設けた回動支点を中心にすることによりマガジンカ
バーが正面方向に回動して開き状態となり、またマガジ
ンカバーはマガジン本体の回動支点近傍に係止部を設け
ることにより回動を阻止して開き角度を設定できるよう
になる。
【0013】装填作業はマガジンカバーの開き操作後、
連結釘を斜め上方より挿入して釘足部をマガジン本体の
足受け部に押し当てたのちマガジンカバーを閉じ、マガ
ジン本体とマガジンカバーとを嵌合させるだけで完了す
る。
連結釘を斜め上方より挿入して釘足部をマガジン本体の
足受け部に押し当てたのちマガジンカバーを閉じ、マガ
ジン本体とマガジンカバーとを嵌合させるだけで完了す
る。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。打込機は、図1に示すように、本体1に内蔵してあ
る打撃ピストン2をトリガ4の操作により圧縮空気また
は電気等を動力源として、射出口3に位置した連結釘7
の先頭釘を順次打込むものである。
る。打込機は、図1に示すように、本体1に内蔵してあ
る打撃ピストン2をトリガ4の操作により圧縮空気また
は電気等を動力源として、射出口3に位置した連結釘7
の先頭釘を順次打込むものである。
【0015】連結釘7は、射出口3と直角方向に伸びた
長尺状のマガジン50内部、すなわち図1、図4に示す
ように、マガジン本体51とマガジンカバー52の側壁
9で構成される空隙部の給送部12に収納され、内部に
設けた第1バネ10の復元力によりフィーダ11を介し
て順次射出口3へ送り出される。マガジン50は、マガ
ジン本体51とマガジンカバー52に分離構成され、マ
ガジンカバー52は、図2、図4のように両端近傍の嵌
合部13でマガジン本体51に嵌合すると共に釘足受け
部8近傍の回動支点14で支持されており、図6のよう
に回動支点14近傍に設けた第2バネ15でマガジンカ
バー52を射出口3の方向へ押圧している。第1バネ1
0と第2バネ15の荷重関係は、〔第1バネ10の最大
圧縮時の押圧力〕<〔第2バネ15の押圧力〕としてい
る。
長尺状のマガジン50内部、すなわち図1、図4に示す
ように、マガジン本体51とマガジンカバー52の側壁
9で構成される空隙部の給送部12に収納され、内部に
設けた第1バネ10の復元力によりフィーダ11を介し
て順次射出口3へ送り出される。マガジン50は、マガ
ジン本体51とマガジンカバー52に分離構成され、マ
ガジンカバー52は、図2、図4のように両端近傍の嵌
合部13でマガジン本体51に嵌合すると共に釘足受け
部8近傍の回動支点14で支持されており、図6のよう
に回動支点14近傍に設けた第2バネ15でマガジンカ
バー52を射出口3の方向へ押圧している。第1バネ1
0と第2バネ15の荷重関係は、〔第1バネ10の最大
圧縮時の押圧力〕<〔第2バネ15の押圧力〕としてい
る。
【0016】通常打込み作業を行うとき、フィーダ11
と一体構造であるマガジンカバー52の外側に設けられ
たつまみ11aは、図2のように釘が打ち込まれるに従
ってマガジンカバー52に設けられた溝15に沿って射
出口3側へ移動してゆく。
と一体構造であるマガジンカバー52の外側に設けられ
たつまみ11aは、図2のように釘が打ち込まれるに従
ってマガジンカバー52に設けられた溝15に沿って射
出口3側へ移動してゆく。
【0017】図3、図5、図7のように第1バネ10の
荷重に打ち勝ってつまみ11aを射出口3と反対方向に
引き戻し、さらに第2バネ15を越える荷重でマガジン
カバー52を一定距離Aほど移動させると、前記嵌合部
13がはずれマガジンカバー52は嵌合部13近傍に設
けられた斜面17に沿って、図5、図7のように正面方
向に開き、給送路12が露出され連結釘7が装填できる
ようになる。このとき、つまみ11aと一体構造である
フィーダ11が距離Aを移動すると、マガジンカバー5
2内のフィーダストッパ16も距離Aを移動するので、
フィーダストッパ16はマガジン本体51に設けられた
支持ピン18により支持される位置が変わり、フィーダ
ストッパ16の形状と第3バネ19の押圧荷重によりフ
ィーダストッパ16先端の爪部16aとフィーダ11が
嵌合してフィーダ11が係止固定される。なお、マガジ
ンカバー52の開き角度は、回動支点14近傍に係止部
53を設けることにより、連結釘7を装填可能な範囲で
10°〜90°、好ましくは45°〜70°の開き角度
に設定することができる。
荷重に打ち勝ってつまみ11aを射出口3と反対方向に
引き戻し、さらに第2バネ15を越える荷重でマガジン
カバー52を一定距離Aほど移動させると、前記嵌合部
13がはずれマガジンカバー52は嵌合部13近傍に設
けられた斜面17に沿って、図5、図7のように正面方
向に開き、給送路12が露出され連結釘7が装填できる
ようになる。このとき、つまみ11aと一体構造である
フィーダ11が距離Aを移動すると、マガジンカバー5
2内のフィーダストッパ16も距離Aを移動するので、
フィーダストッパ16はマガジン本体51に設けられた
支持ピン18により支持される位置が変わり、フィーダ
ストッパ16の形状と第3バネ19の押圧荷重によりフ
ィーダストッパ16先端の爪部16aとフィーダ11が
嵌合してフィーダ11が係止固定される。なお、マガジ
ンカバー52の開き角度は、回動支点14近傍に係止部
53を設けることにより、連結釘7を装填可能な範囲で
10°〜90°、好ましくは45°〜70°の開き角度
に設定することができる。
【0018】新しい連結釘7の装填方法としては、図5
のように斜め上方より釘足部7bを釘足受け部8に置
き、マガジンカバー52を閉じれば終了する。マガジン
カバー52の閉じ操作としては、マガジンカバー52を
上方に持ち上げ回動支点14を中心に回動させ、マガジ
ン本体51の嵌合部13近傍に設けられた斜面17に沿
わせながら射出口3側に移動させることにより行われ、
マガジン本体51とマガジンカバー52のそれぞれの嵌
合部13が嵌合して終了する。この際、後退位置でフィ
ーダ11を係止固定していたフィーダストッパ16は開
き操作と同様マガジンカバー52が移動するので、支持
ピン18により支持される位置が変わり、フィーダスト
ッパ16の形状のため爪部16aが上方に上がるのでフ
ィーダ11との嵌合がはずれ、フィーダ11は連結釘7
を射出口3側へ押圧可能となる。なお、フィーダストッ
パ16を、マガジン本体51とマガジンカバー52とが
完全に嵌合したときのみ爪部16aとフィーダ11の嵌
合がはずれるような形状とする。
のように斜め上方より釘足部7bを釘足受け部8に置
き、マガジンカバー52を閉じれば終了する。マガジン
カバー52の閉じ操作としては、マガジンカバー52を
上方に持ち上げ回動支点14を中心に回動させ、マガジ
ン本体51の嵌合部13近傍に設けられた斜面17に沿
わせながら射出口3側に移動させることにより行われ、
マガジン本体51とマガジンカバー52のそれぞれの嵌
合部13が嵌合して終了する。この際、後退位置でフィ
ーダ11を係止固定していたフィーダストッパ16は開
き操作と同様マガジンカバー52が移動するので、支持
ピン18により支持される位置が変わり、フィーダスト
ッパ16の形状のため爪部16aが上方に上がるのでフ
ィーダ11との嵌合がはずれ、フィーダ11は連結釘7
を射出口3側へ押圧可能となる。なお、フィーダストッ
パ16を、マガジン本体51とマガジンカバー52とが
完全に嵌合したときのみ爪部16aとフィーダ11の嵌
合がはずれるような形状とする。
【0019】図8は本発明の他の実施例を示すもので、
前記つまみ11aをマガジン本体51側に設けたもので
ある。
前記つまみ11aをマガジン本体51側に設けたもので
ある。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、連結釘を収納するマガ
ジンを固定側のマガジン本体と可動側のマガジンカバー
とに分離構成し、マガジン本体の一端に回動支点の軸心
を設けてマガジンカバーが正面方向に開くようにしたの
で、連結釘装填時に従来技術のように可動側のマガジン
を長手方向に引き出す必要がなくなり、スペースをとら
なくなるのでホースやコード等がじゃまにならず操作性
が良くなる。
ジンを固定側のマガジン本体と可動側のマガジンカバー
とに分離構成し、マガジン本体の一端に回動支点の軸心
を設けてマガジンカバーが正面方向に開くようにしたの
で、連結釘装填時に従来技術のように可動側のマガジン
を長手方向に引き出す必要がなくなり、スペースをとら
なくなるのでホースやコード等がじゃまにならず操作性
が良くなる。
【0021】マガジンカバーを開いた際に、フィーダを
マガジン後方の後退位置に係止するようにしたので、連
結釘を装填時に、釘折れの心配がなく、少本数の連結釘
でも装填可能とすることができる。
マガジン後方の後退位置に係止するようにしたので、連
結釘を装填時に、釘折れの心配がなく、少本数の連結釘
でも装填可能とすることができる。
【0022】回動支点に設けたマガジンカバーを射出口
側へ押圧する第2バネとフィーダ後退位置での第1バネ
の押圧荷重、マガジンカバー開時の荷重関係を工夫し、
マガジン本体に設けられた斜面に沿ってマガジンカバー
が開くようにしたので、開くときの操作性を向上するこ
とができる。マガジンカバーの開き角度を10°〜90
°、好ましくは45°〜70°と設定できるようにした
ので装填性が向上すると共に、変形した連結釘でも容易
に装填可能となる。また、釘足受け部で釘足部を保持す
るので釘頭の小さい極小釘でも装填できるようになる。
側へ押圧する第2バネとフィーダ後退位置での第1バネ
の押圧荷重、マガジンカバー開時の荷重関係を工夫し、
マガジン本体に設けられた斜面に沿ってマガジンカバー
が開くようにしたので、開くときの操作性を向上するこ
とができる。マガジンカバーの開き角度を10°〜90
°、好ましくは45°〜70°と設定できるようにした
ので装填性が向上すると共に、変形した連結釘でも容易
に装填可能となる。また、釘足受け部で釘足部を保持す
るので釘頭の小さい極小釘でも装填できるようになる。
【0023】マガジンカバーを閉じる際は、マガジン本
体とマガジンカバーとが完全に嵌合したときのみフィー
ダの係止が解除されるようにしたため、マガジン本体と
マガジンカバーの側壁どうしで閉塞される状態となり、
変形した釘でも必然的に矯正されてから射出口に送りだ
されるので、変形した釘でも収納できるようになる。
体とマガジンカバーとが完全に嵌合したときのみフィー
ダの係止が解除されるようにしたため、マガジン本体と
マガジンカバーの側壁どうしで閉塞される状態となり、
変形した釘でも必然的に矯正されてから射出口に送りだ
されるので、変形した釘でも収納できるようになる。
【図1】本発明打込機のマガジンの一実施例を示す斜視
図。
図。
【図2】図1のフィーダの動作状態を示す要部正面図。
【図3】図1のフィーダの動作状態を示す要部正面図。
【図4】図2のB−B線断面図。
【図5】図4のマガジンカバー開の状態を示す断面図。
【図6】図4のC矢視側面図。
【図7】図6のD矢視平面図。
【図8】本発明マガジンの他の実施例を示す要部断面
図。
図。
【図9】従来の打込機を示す正面図。
【図10】図9のE−E線断面図。
【図11】従来の打込機の他の例を示す要部正面図。
【図12】従来の打込機の他の例を示す要部正面図。
【図13】従来の打込機の他の例を示す要部正面図。
3は射出口、7は連結釘、7bは釘足部、8は釘足受け
部、10は第1バネ、11はフィーダ、11aはつま
み、12は給送路、13は嵌合部、14は回動支点、1
5は第2バネ、16はフィーダストッパ、16aは爪
部、17は斜面、50はマガジン、51はマガジン本
体、52はマガジンカバー、53は係止部である。
部、10は第1バネ、11はフィーダ、11aはつま
み、12は給送路、13は嵌合部、14は回動支点、1
5は第2バネ、16はフィーダストッパ、16aは爪
部、17は斜面、50はマガジン、51はマガジン本
体、52はマガジンカバー、53は係止部である。
Claims (5)
- 【請求項1】多本数の釘が連結してなる連結釘を収納す
ると共に連結釘の最後端を押圧するフィーダを有するマ
ガジンと、最先端の連結釘を順次打出す射出口を有する
打込機において、 前記マガジンを固定側マガジン本体と可動側マガジンカ
バーに分離構成し、マガジン本体の一端に回動支点を設
けて連結釘を装填する際には、マガジンカバーが回動支
点を中心に回動して正面方向に開き、連結釘を給送する
給送路が露出して釘の装填を可能としたことを特徴とす
る打込機のマガジン。 - 【請求項2】連結釘を装填する際は前記フィーダを押圧
している第1バネの押圧荷重に打ち勝って、フィーダと
一体構造であるつまみを引き戻す操作に伴い、該フィー
ダを係止固定すると共に、マガジンカバーが正面方向に
開くことを特徴とする請求項1記載の打込機のマガジ
ン。 - 【請求項3】マガジン本体の一端に設けられた回動支点
に、マガジンカバーを射出口側へ押圧する第2バネを設
け、該第2バネの押圧荷重をフィーダ後退位置での第1
バネの押圧荷重より大きく設定すると共に、マガジン本
体あるいはフィーダに設けた斜面に沿って、マガジンカ
バーが正面方向に開くことを特徴とする請求項1記載の
打込機のマガジン。 - 【請求項4】マガジン本体の一端に設けられた回動支点
付近に係止部を設け、連結釘を装填する際に開くマガジ
ンカバーの開き角度を10°〜90°の開き角度に設定
できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の打込
機のマガジン。 - 【請求項5】連結釘装填後、マガジン本体とマガジンカ
バーとが完全に嵌合したときのみ、後退位置に係止した
フィーダが解除されフィーダが連結釘を押圧可能となる
ことを特徴とする請求項1記載の打込機のマガジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12895594A JPH07328949A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 打込機のマガジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12895594A JPH07328949A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 打込機のマガジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07328949A true JPH07328949A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14997551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12895594A Pending JPH07328949A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 打込機のマガジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07328949A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007056942A1 (fr) * | 2005-11-15 | 2007-05-24 | Youmin Zhu | Pistolet a clouer bifonctionnel pour dalles de plancher |
JP2009023063A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Kikkona Kk | 釘打機、及び壁断熱構造構築方法 |
KR101020524B1 (ko) * | 2002-09-18 | 2011-03-09 | 일리노이즈 툴 워크스 인코포레이티드 | 고정시키는 부재를 갖춘 매거진 조립체 |
JP2012236252A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Max Co Ltd | 打込工具 |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP12895594A patent/JPH07328949A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101020524B1 (ko) * | 2002-09-18 | 2011-03-09 | 일리노이즈 툴 워크스 인코포레이티드 | 고정시키는 부재를 갖춘 매거진 조립체 |
WO2007056942A1 (fr) * | 2005-11-15 | 2007-05-24 | Youmin Zhu | Pistolet a clouer bifonctionnel pour dalles de plancher |
JP2009023063A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Kikkona Kk | 釘打機、及び壁断熱構造構築方法 |
JP2012236252A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Max Co Ltd | 打込工具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1621291B1 (en) | Nail drive guide mechanism in nailing machine | |
US5522533A (en) | Magazine for use with fastener driving tool | |
TWI468266B (zh) | 以彈簧致動之鉗式釘書機 | |
JP2007160411A (ja) | 打ち込み機の空打ち防止装置 | |
US6092711A (en) | Magazine for compressed-air nail firing tool | |
US10723037B2 (en) | Nail gun and a driving device thereof | |
US7225960B2 (en) | Locking device for magazine of staplers | |
EP1188523B1 (en) | Staple gun | |
CN217118486U (zh) | 闭合切换机构及医用吻合器 | |
JPH07328949A (ja) | 打込機のマガジン | |
US20110031295A1 (en) | Magazine front end retaining structure for hammer tacker | |
KR100822500B1 (ko) | 스테이플러 | |
JP2001293667A (ja) | 釘打機のノーズ部に対する釘の案内構造 | |
CN220030112U (zh) | 锤击式钉枪 | |
JP4221829B2 (ja) | 釘打ち機の釘ガイド装置 | |
JP3724545B2 (ja) | 釘打機の除釘装置 | |
JP2000246665A (ja) | 多連装填式の釘打機用マガジンの高さ調整機構 | |
JP5447342B2 (ja) | 医療用ステープラ | |
CN114378244B (zh) | 一种拔芯式气动铆钉枪 | |
US11305410B2 (en) | Staple gun | |
JP4296599B2 (ja) | マガジンユニットを有する釘打機 | |
CN212816389U (zh) | 腔镜切割吻合器的钉仓安装钩 | |
JP5742578B2 (ja) | ステープラ | |
JP3939228B2 (ja) | 釘打機のマガジンユニット | |
JP2000015589A (ja) | 釘打機におけるマガジン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040210 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |