JP2004102610A - 無線通信媒体処理装置および無線通信媒体発行装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】書込める確率が上がり、廃棄する無線通信媒体が減少するとともに、同一条件でリトライを行なう場合に比べ書込める確率が上昇する無線通信媒体処理装置を提供する。
【解決手段】無線カードリーダ・ライタ(無線通信媒体処理装置)において、無線カード内のICチップに対しデータを書込み、データの書込みを失敗した際には、書込み条件を変化させて再度データの書込みを行なう。
【選択図】 図4
【解決手段】無線カードリーダ・ライタ(無線通信媒体処理装置)において、無線カード内のICチップに対しデータを書込み、データの書込みを失敗した際には、書込み条件を変化させて再度データの書込みを行なう。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、入室管理における証明用媒体などとして用いられる、いわゆるICカード式無線カードなどの無線通信媒体を受入れ、この受入れた無線通信媒体との間で無線による通信を行なうことにより、当該無線通信媒体に対してデータの読取り/書込みを行なう無線カードリーダ・ライタなどの無線通信媒体処理装置、および、このようなICカード式無線カードなどの無線通信媒体を証明用媒体などとして発行する無線通信媒体発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、たとえば、ICカード式無線カードとの間で無線による通信を行なうことにより、当該無線カードに対してデータの読取り/書込みを行なう無線カードリーダ・ライタは、物流管理、入室管理、個人認証などのシステムに利用されている。
【0003】
たとえば、入室管理や個人認証では、個人の身体的特徴情報などを記録した無線カードを入室者に配布しておき、入室時、部屋の入口に設置された無線カードリーダ・ライタに当該無線カードを挿入して、無線カードリーダ・ライタと無線カードとの間で無線で通信を行なうことにより、身体的特徴情報の照合を行ない、入口のドアを開閉制御するシステムなどに利用されている。
【0004】
このような無線カードリーダ・ライタにおいては、挿入された無線カードとの間で無線で通信を行なうことにより、無線カード内のICチップに対しデータの読取り/書込みを行なう場合、専用のアンテナを用いて行なっている。その場合、挿入された無線カードをアンテナ近辺の所定の位置に搬送して停止させた後、無線カード内のICチップに対しデータの読取り/書込みを行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
無線カードに対しデータの読取り/書込みを行なう場合、アンテナとカードとの距離が最も大きな問題となる。従来、この距離は最も読取り/書込みの成功率が高い位置に調整されていたが、失敗が無くなることはなかった。
【0006】
そこで、本発明は、複数回条件を変えてデータの読取り/書込みを行なうことにより、書込める確率が上がり、廃棄する無線通信媒体が減少するとともに、同一条件でリトライを行なう場合に比べ書込める確率が上昇する無線通信媒体処理装置および無線通信媒体発行装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線通信媒体処理装置は、無線通信媒体を所定の位置に搬送して停止させる搬送手段と、この搬送手段により所定の位置に停止された無線通信媒体に対し無線による通信を行なうことにより、データの読取り/書込みを行なう読取り/書込み手段と、この読取り/書込み手段によるデータの読取り/書込みが正常に行なわれたか否かをチェックするチェック手段と、このチェック手段によるチェックの結果、データの読取り/書込みが正常に行なわれなかった場合、データの読取り/書込み条件を変化させて再度前記無線通信媒体に対しデータの読取り/書込みを行なうリトライ制御手段とを具備している。
【0008】
また、本発明の無線通信媒体発行装置は、無線通信手段および記憶媒体を備えた無線通信媒体の表面に所定の可視画像を印刷する印刷手段と、前記無線通信媒体を所定の位置に搬送して停止させる搬送手段と、この搬送手段により所定の位置に停止された無線通信媒体に対し前記無線通信手段を介して無線による通信を行なうことにより、前記記憶媒体に対し前記可視画像に関係する所定のデータを書込む書込み手段と、この書込み手段によるデータの書込みが正常に行なわれたか否かをチェックするチェック手段と、このチェック手段によるチェックの結果、データの書込みが正常に行なわれなかった場合、データの書込み条件を変化させて再度前記無線通信媒体の記憶媒体に対しデータの書込みを行なうリトライ制御手段とを具備している。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る無線通信媒体処理装置の一例として無線カードリーダ・ライタの構成を概略的に示すものである。この無線カードリーダ・ライタは、図示しないカード挿入口から挿入された無線通信媒体としてのICカード式無線カードを受入れて、所定の位置に搬送して停止させ、その後、当該無線カードとの間で無線で通信を行なうことにより、無線カード内のICチップに対しデータの読取り/書込みを行なうもので、搬送手段としての停止位置制御部101、読取り/書込み手段としての読取/書込部102、および、チェック手段やリトライ制御手段手段としての動作制御部103から構成されている。
【0010】
無線カードは、たとえば、非接触式ICカードにより構成されている。すなわち、無線カードは、外部と無線で通信を行なう無線通信手段、データを格納する記憶媒体としてのメモリ、および、これらを制御するCPUなどから構成されていて、これらは1つ(または複数)のICチップで構成されてカード本体に埋設されている。
【0011】
停止位置制御部101は、挿入された無線カードを受入れて搬送し、あらかじめ定められた所定の位置に停止させるもので、たとえば、無線カードを搬送させるためのモータを中心とする搬送機構、停止させるために無線カードが所定の位置を通過したことを通知するセンサ、モータを駆動させる時間を測定するタイマなどからなり、図2に示す流れ図のように動作することで、無線カードを所定の位置に停止させる。以下、図2の流れ図を用いて停止位置制御部101の詳細な動作を説明する。
【0012】
カード搬送依頼が動作制御部103から入力されると(ステップ201)、モータを駆動し(ステップ202)、挿入された無線カードの搬送を開始する。このときのモータの回転方向は動作制御部103から与えられる。動作制御部103から指示された停止条件にセンサ通過後が含まれていた場合(ステップ203)、センサ通過を待つ(ステップ204)。停止条件にセンサ通過後が含まれていた場合は通過後の指定された移動距離、含まれていなかった場合はモータ駆動後の指定された移動距離がパルス数で与えられているのか、時間で与えられているかを判定した後(ステップ205)、時間で与えられている場合はステップ206に進み、現在の時刻を計測する。次に、所定時間の経過を待ってモータを停止する(ステップ208、209、210)。パルス数で与えられていた場合は、定められた数のパルスをモータに入力し(ステップ207)、モータを停止する(ステップ210)。モータ停止後、搬送が終了したことを動作制御部103に通知して終了する。
【0013】
読取/書込部102は、所定の位置に停止された無線カード内のICチップ(メモリ)に対しデータの読取り/書込みを行なうもので、データの読取り/書込みには、たとえば、円形コイル状のアンテナを用いる。以下、図3の流れ図を用いて読取/書込部102の詳細な動作を説明する。
【0014】
まず、アンテナに印加する電圧等を設定する(具体的には磁界強度を設定する)パラメータをセットし(ステップ301)、その後、書込動作を行なう(ステップ302)。書込み終了後、正常に書込むことができたかどうかをチェックするため、ステップ303において、ステップ302で書込んだ内容を読出して確認動作を行なう。最後に、正常に書込みができたかどうかを動作制御部103に通知し、処理を終了する(ステップ304)。
【0015】
動作制御部103は、無線カードの搬送、データ書込みの制御を行なうもので、搬送には停止位置制御部101を用い、データの書込みには読取/書込部102を用い、図4に示す流れ図のように動作することで、無線カードへの書込みを行なう。以下、図4の流れ図を用いて動作制御部103の詳細な動作を説明する。
【0016】
まず、停止位置制御部101を用い、受入れた無線カードを所定の第1の位置に搬送して停止させる(ステップ401)。次に、読取/書込部102を用い、書込み条件としての第1のパラメータをセットした後、データを書込む(ステップ402)。データを書込んだ結果、正常に書込むことができたか否かをチェックし(ステップ403)、正常に書込むことができたときはステップ407に進み、正常書込完了を通知して処理を終了する。
【0017】
ステップ403において、正常に書込むことができなかった場合はステップ404に進み、停止位置制御部101を用いて、無線カードを所定の第2の位置に移動して停止させる(ステップ404)。次に、読取/書込部102を用い、書込み条件としての第2のバラメータをセットした後、データを書込む(ステップ405)。データを書込んだ結果、正常に書込むことができたか否かをチェックし(ステップ406)、正常に書込むことができたときはステップ407に進み、正常書込完了を通知して処理を終了する。正常に書込むことができなかった場合はステップ408に進み、書込失敗を通知して処理を終了する。
【0018】
ステップ406において、正常に書込むことができなかった場合は、再度、書込み条件(無線カードの位置、パラメータ)を変えて再書込みを行なってもよい。すなわち、書込みが失敗した際は再書込みを複数回行なってもよい。
【0019】
なお、上記説明では、読取/書込部102にセットするパラメータが第1のパラメータ、第2のバラメータとなっているが、この第1、第2のパラメータが同じである場合も含むものとする。同様に、無線カードの搬送においても、所定の第1の位置および所定の第2の位置が同じ場所を指す場合も含むものとする。また、所定の第2の位置が所定の第1の位置よりも搬送入口寄りにあり、無線カードをバック(逆方向に搬送)させて書込む場合も含むものとする。
【0020】
さらに、無線カードへのデータの書込みは、データを新規に書込む新規書込み、既に書込まれているデータに対しデータを追加する追記書込み、既に書込まれているデータを更新する更新書込みのいずれであってもよい。
また、データの書込みだけに限らず、無線カード内のICチップからデータを読取るデータ読取り時にも、上記同様に適用できることは、説明するまでもないことである。
【0021】
次に、図5および図6に示す模式図を参照して無線カード取込み、データ書込み、無線カード排出までの具体的な流れについて説明する。
図5(a)(b)は、本無線カードリーダ・ライタを模式的に示しており、(a)は上面図、(b)は側面図である。501は無線カード503の搬送路を示し、無線カード503は図の右手から搬送路501に入り、左手に抜けていく。502は円形コイル状のアンテナを示し、504は無線カード503を検知するセンサを示す。図5では、無線カード503とアンテナ502との上下位置関係を表わしており、無線カード503はアンテナ502の下方を通過することを示している。センサ504は、光源と受光素子とが上下に配置されていることを示し、これらの間を無線カード503が通過することで、無線カード503の通過を検知することを示している。
【0022】
図6(a)(b)(c)は、本無線カードリーダ・ライタの動作状態を模式的に示しており、それぞれ上面図である。図6(a)は、無線カード503の取込み、すなわち、動作制御部103のステップ401後の状態を示し、センサ504を通過した後一定距離a搬送後に停止した状態である。この後、ステップ402のデータ書込みが行なわれる。
【0023】
図6(b)は、図6(a)の状態で書込みに失敗したとき、無線カード503が次の位置に移動した状態を示し、動作制御部103のステップ404後の状態を示したものである。図6(a)の状態よりも距離bだけ排出方向に移動している。この後、ステップ405のデータ書込みが行なわれる。
図6(c)は、データ書込後に無線カード503の排出を行なっている状態を示したものである。
【0024】
図5(a)(b)は、無線カード503が搬送路501に入る前の状態を示し、この状態から一連の動作が開始される。動作は図4に示した流れ図の通りであり、第1の位置に取込んだ後(図6a)、最初のデータ書込みが行なわれる。この時点で書込みに成功した場合は、図6(b)の状態を経由せず、図6(c)のように無線カード503の排出を行ない、処理を終了する。データ書込みが失敗した場合は、再度書込みを行なうため図6(b)の状態に進み、再書込みを行なう。再書込後、図6(c)の状態に進み、無線カード503を排出後、処理を終了する。
【0025】
このように、複数回、書込み条件を変えてデータを書込むことにより、データを書込める確率が上がり、廃棄する無線カードが減少する。また、同一条件でリトライを行なう場合に比べ、データを書込める確率が上昇する。
【0026】
なお、上記説明では、データの書込失敗時、無線カード503の位置をその進行方向にずらすようにしたが、進行方向と逆方向にずらすようにしてもよく、さらには、無線カード503の搬送方向と垂直な方向(直交方向)にずらすようにしてもよい。
【0027】
次に、第2の実施の形態について説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る無線通信媒体発行装置の一例として無線カード発行装置の構成を概略的に示すものである。この無線カード発行装置は、たとえば、無線カードを証明用媒体などとして発行するもので、第1の実施の形態で説明した無線カードリーダ・ライタを組込んだ場合の一例を示しており、以下に説明を行なう。
【0028】
ホッパ部606から取出された生のICカード式無線カード(未発行状態の無線カード)602は、搬送手段としての搬送路601によって印刷手段としてのカラー印刷部607に送られ、表面に当該無線カード所持者の顔画像および個人情報としての文字などの可視画像が印刷される。次に、可視画像が印刷された無線カード602は、搬送路601によって保護膜形成部(UVC部)609に送られ、表面に印刷画像を保護する保護膜が形成される。
【0029】
次に、保護膜が形成された無線カード602は、搬送路601によって転写部610に送られ、表面の全面に保護層が転写形成される。次に、保護層が転写形成された無線カード602は、搬送路601によって転写後照射部611に送られ、表面に転写された保護層が固着される。
【0030】
次に、表面の保護層が固着された無線カード602は、搬送路601によって書込み手段としてのICカード書込部612に送られ、ここで、無線カード602内のICチップに対し当該無線カード所持者の個人情報(顔画像をも含む場合がある)が書込まれ、その後、スタッカ613に排出され、発行処理が終了となる。
【0031】
ICカード書込部612は、前述した第1の実施の形態で説明した無線カードリーダ・ライタと同様な考えで構成されている。すなわち、ICカード書込部612は、無線カード602を搬送する搬送手段としての搬送路604および搬送ローラ605、無線カード602を検知するセンサ614、無線カード602と通信を行なうアンテナ603から構成されている。
【0032】
このような構成において、無線カード602が転写後照射部611から搬出され、当該無線カード602がセンサ614により検知されると、搬送路604および搬送ローラ605により図示矢印方向に搬送され、所定の位置(アンテナ603との距離による)に停止される。
【0033】
次に、所定の位置に停止された無線カード602内のICチップに対し、アンテナ603を用いて個人情報などが書込まれる。このデータ書込みにおいて、書込みが成功した場合、当該無線カード602はそのままスタッカ613に排出される。書込失敗であった場合は、第1の実施の形態で説明したと同様に書込み条件(アンテナ603との位置、磁界強度など)を変えた後、再度書込みを行なう。所定の回数繰り返し書込みを行なっても成功しない場合は、書込失敗と判断してスタッカ613に排出される。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、複数回条件を変えてデータの読取り/書込みを行なうことにより、書込める確率が上がり、廃棄する無線通信媒体が減少するとともに、同一条件でリトライを行なう場合に比べ書込める確率が上昇する無線通信媒体処理装置および無線通信媒体発行装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無線通信媒体処理装置の一例として無線カードリーダ・ライタの構成を概略的に示すブロック図。
【図2】停止位置制御部の動作を説明する流れ図。
【図3】読取/書込部の動作を説明する流れ図。
【図4】動作制御部の動作を説明する流れ図。
【図5】無線カード取込み、データ書込み、無線カード排出までの具体的な流れについて説明する模式図。
【図6】無線カード取込み、データ書込み、無線カード排出までの具体的な流れについて説明する模式図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る無線通信媒体発行装置の一例として無線カード発行装置の構成を概略的に示す模式図。
【符号の説明】
101…停止位置制御部(搬送手段)、102…読取/書込部(読取り/書込み手段)、103…動作制御部(チェック手段、リトライ制御手段手段)、501…搬送路(搬送手段)、502…アンテナ、503…無線カード(無線通信媒体)、504…センサ、601…搬送路(搬送手段)、602…無線カード(無線通信媒体)、603…アンテナ、604…搬送路(搬送手段)、605…搬送ローラ(搬送手段)、607…カラー印刷部(印刷手段)、612…ICカード書込部(書込み手段)、614…センサ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、入室管理における証明用媒体などとして用いられる、いわゆるICカード式無線カードなどの無線通信媒体を受入れ、この受入れた無線通信媒体との間で無線による通信を行なうことにより、当該無線通信媒体に対してデータの読取り/書込みを行なう無線カードリーダ・ライタなどの無線通信媒体処理装置、および、このようなICカード式無線カードなどの無線通信媒体を証明用媒体などとして発行する無線通信媒体発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、たとえば、ICカード式無線カードとの間で無線による通信を行なうことにより、当該無線カードに対してデータの読取り/書込みを行なう無線カードリーダ・ライタは、物流管理、入室管理、個人認証などのシステムに利用されている。
【0003】
たとえば、入室管理や個人認証では、個人の身体的特徴情報などを記録した無線カードを入室者に配布しておき、入室時、部屋の入口に設置された無線カードリーダ・ライタに当該無線カードを挿入して、無線カードリーダ・ライタと無線カードとの間で無線で通信を行なうことにより、身体的特徴情報の照合を行ない、入口のドアを開閉制御するシステムなどに利用されている。
【0004】
このような無線カードリーダ・ライタにおいては、挿入された無線カードとの間で無線で通信を行なうことにより、無線カード内のICチップに対しデータの読取り/書込みを行なう場合、専用のアンテナを用いて行なっている。その場合、挿入された無線カードをアンテナ近辺の所定の位置に搬送して停止させた後、無線カード内のICチップに対しデータの読取り/書込みを行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
無線カードに対しデータの読取り/書込みを行なう場合、アンテナとカードとの距離が最も大きな問題となる。従来、この距離は最も読取り/書込みの成功率が高い位置に調整されていたが、失敗が無くなることはなかった。
【0006】
そこで、本発明は、複数回条件を変えてデータの読取り/書込みを行なうことにより、書込める確率が上がり、廃棄する無線通信媒体が減少するとともに、同一条件でリトライを行なう場合に比べ書込める確率が上昇する無線通信媒体処理装置および無線通信媒体発行装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線通信媒体処理装置は、無線通信媒体を所定の位置に搬送して停止させる搬送手段と、この搬送手段により所定の位置に停止された無線通信媒体に対し無線による通信を行なうことにより、データの読取り/書込みを行なう読取り/書込み手段と、この読取り/書込み手段によるデータの読取り/書込みが正常に行なわれたか否かをチェックするチェック手段と、このチェック手段によるチェックの結果、データの読取り/書込みが正常に行なわれなかった場合、データの読取り/書込み条件を変化させて再度前記無線通信媒体に対しデータの読取り/書込みを行なうリトライ制御手段とを具備している。
【0008】
また、本発明の無線通信媒体発行装置は、無線通信手段および記憶媒体を備えた無線通信媒体の表面に所定の可視画像を印刷する印刷手段と、前記無線通信媒体を所定の位置に搬送して停止させる搬送手段と、この搬送手段により所定の位置に停止された無線通信媒体に対し前記無線通信手段を介して無線による通信を行なうことにより、前記記憶媒体に対し前記可視画像に関係する所定のデータを書込む書込み手段と、この書込み手段によるデータの書込みが正常に行なわれたか否かをチェックするチェック手段と、このチェック手段によるチェックの結果、データの書込みが正常に行なわれなかった場合、データの書込み条件を変化させて再度前記無線通信媒体の記憶媒体に対しデータの書込みを行なうリトライ制御手段とを具備している。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る無線通信媒体処理装置の一例として無線カードリーダ・ライタの構成を概略的に示すものである。この無線カードリーダ・ライタは、図示しないカード挿入口から挿入された無線通信媒体としてのICカード式無線カードを受入れて、所定の位置に搬送して停止させ、その後、当該無線カードとの間で無線で通信を行なうことにより、無線カード内のICチップに対しデータの読取り/書込みを行なうもので、搬送手段としての停止位置制御部101、読取り/書込み手段としての読取/書込部102、および、チェック手段やリトライ制御手段手段としての動作制御部103から構成されている。
【0010】
無線カードは、たとえば、非接触式ICカードにより構成されている。すなわち、無線カードは、外部と無線で通信を行なう無線通信手段、データを格納する記憶媒体としてのメモリ、および、これらを制御するCPUなどから構成されていて、これらは1つ(または複数)のICチップで構成されてカード本体に埋設されている。
【0011】
停止位置制御部101は、挿入された無線カードを受入れて搬送し、あらかじめ定められた所定の位置に停止させるもので、たとえば、無線カードを搬送させるためのモータを中心とする搬送機構、停止させるために無線カードが所定の位置を通過したことを通知するセンサ、モータを駆動させる時間を測定するタイマなどからなり、図2に示す流れ図のように動作することで、無線カードを所定の位置に停止させる。以下、図2の流れ図を用いて停止位置制御部101の詳細な動作を説明する。
【0012】
カード搬送依頼が動作制御部103から入力されると(ステップ201)、モータを駆動し(ステップ202)、挿入された無線カードの搬送を開始する。このときのモータの回転方向は動作制御部103から与えられる。動作制御部103から指示された停止条件にセンサ通過後が含まれていた場合(ステップ203)、センサ通過を待つ(ステップ204)。停止条件にセンサ通過後が含まれていた場合は通過後の指定された移動距離、含まれていなかった場合はモータ駆動後の指定された移動距離がパルス数で与えられているのか、時間で与えられているかを判定した後(ステップ205)、時間で与えられている場合はステップ206に進み、現在の時刻を計測する。次に、所定時間の経過を待ってモータを停止する(ステップ208、209、210)。パルス数で与えられていた場合は、定められた数のパルスをモータに入力し(ステップ207)、モータを停止する(ステップ210)。モータ停止後、搬送が終了したことを動作制御部103に通知して終了する。
【0013】
読取/書込部102は、所定の位置に停止された無線カード内のICチップ(メモリ)に対しデータの読取り/書込みを行なうもので、データの読取り/書込みには、たとえば、円形コイル状のアンテナを用いる。以下、図3の流れ図を用いて読取/書込部102の詳細な動作を説明する。
【0014】
まず、アンテナに印加する電圧等を設定する(具体的には磁界強度を設定する)パラメータをセットし(ステップ301)、その後、書込動作を行なう(ステップ302)。書込み終了後、正常に書込むことができたかどうかをチェックするため、ステップ303において、ステップ302で書込んだ内容を読出して確認動作を行なう。最後に、正常に書込みができたかどうかを動作制御部103に通知し、処理を終了する(ステップ304)。
【0015】
動作制御部103は、無線カードの搬送、データ書込みの制御を行なうもので、搬送には停止位置制御部101を用い、データの書込みには読取/書込部102を用い、図4に示す流れ図のように動作することで、無線カードへの書込みを行なう。以下、図4の流れ図を用いて動作制御部103の詳細な動作を説明する。
【0016】
まず、停止位置制御部101を用い、受入れた無線カードを所定の第1の位置に搬送して停止させる(ステップ401)。次に、読取/書込部102を用い、書込み条件としての第1のパラメータをセットした後、データを書込む(ステップ402)。データを書込んだ結果、正常に書込むことができたか否かをチェックし(ステップ403)、正常に書込むことができたときはステップ407に進み、正常書込完了を通知して処理を終了する。
【0017】
ステップ403において、正常に書込むことができなかった場合はステップ404に進み、停止位置制御部101を用いて、無線カードを所定の第2の位置に移動して停止させる(ステップ404)。次に、読取/書込部102を用い、書込み条件としての第2のバラメータをセットした後、データを書込む(ステップ405)。データを書込んだ結果、正常に書込むことができたか否かをチェックし(ステップ406)、正常に書込むことができたときはステップ407に進み、正常書込完了を通知して処理を終了する。正常に書込むことができなかった場合はステップ408に進み、書込失敗を通知して処理を終了する。
【0018】
ステップ406において、正常に書込むことができなかった場合は、再度、書込み条件(無線カードの位置、パラメータ)を変えて再書込みを行なってもよい。すなわち、書込みが失敗した際は再書込みを複数回行なってもよい。
【0019】
なお、上記説明では、読取/書込部102にセットするパラメータが第1のパラメータ、第2のバラメータとなっているが、この第1、第2のパラメータが同じである場合も含むものとする。同様に、無線カードの搬送においても、所定の第1の位置および所定の第2の位置が同じ場所を指す場合も含むものとする。また、所定の第2の位置が所定の第1の位置よりも搬送入口寄りにあり、無線カードをバック(逆方向に搬送)させて書込む場合も含むものとする。
【0020】
さらに、無線カードへのデータの書込みは、データを新規に書込む新規書込み、既に書込まれているデータに対しデータを追加する追記書込み、既に書込まれているデータを更新する更新書込みのいずれであってもよい。
また、データの書込みだけに限らず、無線カード内のICチップからデータを読取るデータ読取り時にも、上記同様に適用できることは、説明するまでもないことである。
【0021】
次に、図5および図6に示す模式図を参照して無線カード取込み、データ書込み、無線カード排出までの具体的な流れについて説明する。
図5(a)(b)は、本無線カードリーダ・ライタを模式的に示しており、(a)は上面図、(b)は側面図である。501は無線カード503の搬送路を示し、無線カード503は図の右手から搬送路501に入り、左手に抜けていく。502は円形コイル状のアンテナを示し、504は無線カード503を検知するセンサを示す。図5では、無線カード503とアンテナ502との上下位置関係を表わしており、無線カード503はアンテナ502の下方を通過することを示している。センサ504は、光源と受光素子とが上下に配置されていることを示し、これらの間を無線カード503が通過することで、無線カード503の通過を検知することを示している。
【0022】
図6(a)(b)(c)は、本無線カードリーダ・ライタの動作状態を模式的に示しており、それぞれ上面図である。図6(a)は、無線カード503の取込み、すなわち、動作制御部103のステップ401後の状態を示し、センサ504を通過した後一定距離a搬送後に停止した状態である。この後、ステップ402のデータ書込みが行なわれる。
【0023】
図6(b)は、図6(a)の状態で書込みに失敗したとき、無線カード503が次の位置に移動した状態を示し、動作制御部103のステップ404後の状態を示したものである。図6(a)の状態よりも距離bだけ排出方向に移動している。この後、ステップ405のデータ書込みが行なわれる。
図6(c)は、データ書込後に無線カード503の排出を行なっている状態を示したものである。
【0024】
図5(a)(b)は、無線カード503が搬送路501に入る前の状態を示し、この状態から一連の動作が開始される。動作は図4に示した流れ図の通りであり、第1の位置に取込んだ後(図6a)、最初のデータ書込みが行なわれる。この時点で書込みに成功した場合は、図6(b)の状態を経由せず、図6(c)のように無線カード503の排出を行ない、処理を終了する。データ書込みが失敗した場合は、再度書込みを行なうため図6(b)の状態に進み、再書込みを行なう。再書込後、図6(c)の状態に進み、無線カード503を排出後、処理を終了する。
【0025】
このように、複数回、書込み条件を変えてデータを書込むことにより、データを書込める確率が上がり、廃棄する無線カードが減少する。また、同一条件でリトライを行なう場合に比べ、データを書込める確率が上昇する。
【0026】
なお、上記説明では、データの書込失敗時、無線カード503の位置をその進行方向にずらすようにしたが、進行方向と逆方向にずらすようにしてもよく、さらには、無線カード503の搬送方向と垂直な方向(直交方向)にずらすようにしてもよい。
【0027】
次に、第2の実施の形態について説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る無線通信媒体発行装置の一例として無線カード発行装置の構成を概略的に示すものである。この無線カード発行装置は、たとえば、無線カードを証明用媒体などとして発行するもので、第1の実施の形態で説明した無線カードリーダ・ライタを組込んだ場合の一例を示しており、以下に説明を行なう。
【0028】
ホッパ部606から取出された生のICカード式無線カード(未発行状態の無線カード)602は、搬送手段としての搬送路601によって印刷手段としてのカラー印刷部607に送られ、表面に当該無線カード所持者の顔画像および個人情報としての文字などの可視画像が印刷される。次に、可視画像が印刷された無線カード602は、搬送路601によって保護膜形成部(UVC部)609に送られ、表面に印刷画像を保護する保護膜が形成される。
【0029】
次に、保護膜が形成された無線カード602は、搬送路601によって転写部610に送られ、表面の全面に保護層が転写形成される。次に、保護層が転写形成された無線カード602は、搬送路601によって転写後照射部611に送られ、表面に転写された保護層が固着される。
【0030】
次に、表面の保護層が固着された無線カード602は、搬送路601によって書込み手段としてのICカード書込部612に送られ、ここで、無線カード602内のICチップに対し当該無線カード所持者の個人情報(顔画像をも含む場合がある)が書込まれ、その後、スタッカ613に排出され、発行処理が終了となる。
【0031】
ICカード書込部612は、前述した第1の実施の形態で説明した無線カードリーダ・ライタと同様な考えで構成されている。すなわち、ICカード書込部612は、無線カード602を搬送する搬送手段としての搬送路604および搬送ローラ605、無線カード602を検知するセンサ614、無線カード602と通信を行なうアンテナ603から構成されている。
【0032】
このような構成において、無線カード602が転写後照射部611から搬出され、当該無線カード602がセンサ614により検知されると、搬送路604および搬送ローラ605により図示矢印方向に搬送され、所定の位置(アンテナ603との距離による)に停止される。
【0033】
次に、所定の位置に停止された無線カード602内のICチップに対し、アンテナ603を用いて個人情報などが書込まれる。このデータ書込みにおいて、書込みが成功した場合、当該無線カード602はそのままスタッカ613に排出される。書込失敗であった場合は、第1の実施の形態で説明したと同様に書込み条件(アンテナ603との位置、磁界強度など)を変えた後、再度書込みを行なう。所定の回数繰り返し書込みを行なっても成功しない場合は、書込失敗と判断してスタッカ613に排出される。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、複数回条件を変えてデータの読取り/書込みを行なうことにより、書込める確率が上がり、廃棄する無線通信媒体が減少するとともに、同一条件でリトライを行なう場合に比べ書込める確率が上昇する無線通信媒体処理装置および無線通信媒体発行装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無線通信媒体処理装置の一例として無線カードリーダ・ライタの構成を概略的に示すブロック図。
【図2】停止位置制御部の動作を説明する流れ図。
【図3】読取/書込部の動作を説明する流れ図。
【図4】動作制御部の動作を説明する流れ図。
【図5】無線カード取込み、データ書込み、無線カード排出までの具体的な流れについて説明する模式図。
【図6】無線カード取込み、データ書込み、無線カード排出までの具体的な流れについて説明する模式図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る無線通信媒体発行装置の一例として無線カード発行装置の構成を概略的に示す模式図。
【符号の説明】
101…停止位置制御部(搬送手段)、102…読取/書込部(読取り/書込み手段)、103…動作制御部(チェック手段、リトライ制御手段手段)、501…搬送路(搬送手段)、502…アンテナ、503…無線カード(無線通信媒体)、504…センサ、601…搬送路(搬送手段)、602…無線カード(無線通信媒体)、603…アンテナ、604…搬送路(搬送手段)、605…搬送ローラ(搬送手段)、607…カラー印刷部(印刷手段)、612…ICカード書込部(書込み手段)、614…センサ。
Claims (12)
- 無線通信媒体を所定の位置に搬送して停止させる搬送手段と、
この搬送手段により所定の位置に停止された無線通信媒体に対し無線による通信を行なうことにより、データの読取り/書込みを行なう読取り/書込み手段と、
この読取り/書込み手段によるデータの読取り/書込みが正常に行なわれたか否かをチェックするチェック手段と、
このチェック手段によるチェックの結果、データの読取り/書込みが正常に行なわれなかった場合、データの読取り/書込み条件を変化させて再度前記無線通信媒体に対しデータの読取り/書込みを行なうリトライ制御手段と、
を具備したことを特徴とする無線通信媒体処理装置。 - 前記リトライ制御手段は、前記チェック手段によるチェックの結果、データの読取り/書込みが正常に行なわれなかった場合、前記無線通信媒体の位置をずらして再度当該無線通信媒体に対しデータの読取り/書込みを行なうことを特徴とする請求項1記載の無線通信媒体処理装置。
- 前記リトライ制御手段は、前記チェック手段によるチェックの結果、データの読取り/書込みが正常に行なわれなかった場合、前記読取り/書込み手段の条件を変えて再度当該無線通信媒体に対しデータの読取り/書込みを行なうことを特徴とする請求項1記載の無線通信媒体処理装置。
- 前記リトライ制御手段は、前記チェック手段によるチェックの結果、データの読取り/書込みが正常に行なわれなかった場合、前記無線通信媒体の位置をずらし、かつ、前記読取り/書込み手段の条件を変えて再度当該無線通信媒体に対しデータの読取り/書込みを行なうことを特徴とする請求項1記載の無線通信媒体処理装置。
- 前記リトライ制御手段がデータの読取り/書込み条件を変化させて再度前記無線通信媒体に対し行なうデータの読取り/書込みは複数回繰り返し行なうことを特徴とする請求項1記載の無線通信媒体処理装置。
- 無線通信手段および記憶媒体を備えた無線通信媒体の表面に所定の可視画像を印刷する印刷手段と、
前記無線通信媒体を所定の位置に搬送して停止させる搬送手段と、
この搬送手段により所定の位置に停止された無線通信媒体に対し前記無線通信手段を介して無線による通信を行なうことにより、前記記憶媒体に対し前記可視画像に関係する所定のデータを書込む書込み手段と、
この書込み手段によるデータの書込みが正常に行なわれたか否かをチェックするチェック手段と、
このチェック手段によるチェックの結果、データの書込みが正常に行なわれなかった場合、データの書込み条件を変化させて再度前記無線通信媒体の記憶媒体に対しデータの書込みを行なうリトライ制御手段と、
を具備したことを特徴とする無線通信媒体発行装置。 - 前記リトライ制御手段は、前記チェック手段によるチェックの結果、データの書込みが正常に行なわれなかった場合、前記無線通信媒体の位置をずらして再度当該無線通信媒体の記憶媒体に対しデータの書込みを行なうことを特徴とする請求項6記載の無線通信媒体発行装置。
- 前記リトライ制御手段は、前記チェック手段によるチェックの結果、データの書込みが正常に行なわれなかった場合、前記書込み手段の書込み条件を変えて再度当該無線通信媒体の記憶媒体に対しデータの書込みを行なうことを特徴とする請求項6記載の無線通信媒体発行装置。
- 前記リトライ制御手段は、前記チェック手段によるチェックの結果、データの書込みが正常に行なわれなかった場合、前記無線通信媒体の位置をずらし、かつ、前記書込み手段の書込み条件を変えて再度当該無線通信媒体の記憶媒体に対しデータの書込みを行なうことを特徴とする請求項6記載の無線通信媒体発行装置。
- 前記リトライ制御手段がデータの書込み条件を変化させて再度前記無線通信媒体の記憶媒体に対し行なうデータの書込みは複数回繰り返し行なうことを特徴とする請求項6記載の無線通信媒体発行装置。
- 前記印刷手段が無線通信媒体の表面に印刷する所定の可視画像は、当該無線通信媒体の所持者の顔画像および個人情報としての文字などであることを特徴とする請求項6記載の無線通信媒体発行装置。
- 前記書込み手段が無線通信媒体の記憶媒体に対し書込む所定のデータは、当該無線通信媒体の所持者の顔画像および個人情報のうち少なくとも個人情報であることを特徴とする請求項6記載の無線通信媒体発行装置。
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