JP2002024444A - Idカード発行装置及びidカード発行方法 - Google Patents

Idカード発行装置及びidカード発行方法

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JP2002024444A
JP2002024444A JP2000208877A JP2000208877A JP2002024444A JP 2002024444 A JP2002024444 A JP 2002024444A JP 2000208877 A JP2000208877 A JP 2000208877A JP 2000208877 A JP2000208877 A JP 2000208877A JP 2002024444 A JP2002024444 A JP 2002024444A
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JP2000208877A
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Atsushi Fujimori
敦 藤森
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、IDカードの発行処理を連続し
て行うことができ、従来のように間欠して行われる申請
に対して間欠的に発行処理を行うものに比較して、消費
電力の低減が図れるものである。 【解決手段】 この発明は、間欠して順次申請を受付け
てこの申請に基づくIDカード2を発行し、申請日当日
の所定時間からの講習終了時にまとめて上記発行したI
Dカード2を交付するものにおいて、IDカード2の発
行処理を連続して行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば免許
証、証明書等の個人認証用のIDカードを発行するID
カード発行装置及びIDカード発行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】[従来の技術]従来、JISB9560
および9561に定められているクレジットカードのよ
うに、塩化ビニル等で作られた基材上に磁気ストライプ
を備えた、いわゆる磁気カードが一般的に使用されてい
る。磁気ヘッドをこの磁気ストライプ部分に接触させ
て、磁束密度の大小を検出することにより、磁気カード
の磁気ストライプに記録されている磁気情報を読み取る
ことができる。
【0003】さらにまた、近年、無線技術と高密度実装
技術を用いて、上記のクレジットカードと同一の基材も
しくは更に薄い基材内に、ICチップとアンテナを埋め
込み、無線により、外部機器(カードリーダ)からIC
チップ内の記録内容を読み書きする事ができる、非接触
式ICカードが実用化されている。
【0004】これらのカードは非常に幅広い分野で利用
されており、今後もさらに多くの分野での利用が期待さ
れているが、それにともないカードの大量発行の必要性
が生じてきた。この必要性から、発行前のカード(生カ
ード)に ・所持者顔画像印画 ・所持者情報印字 ・印字、印画部分への保護膜の形成 ・磁気情報書込み ・IC情報書込み といった処理を順次、しかも連続して実施する、IDカ
ード発行装置が製品化されている。
【0005】近年、この技術を利用して自動車運転免許
証等のIDカードを発行するIDカード発行装置が実用
化されている。このIDカード発行装置では ・氏名 ・交付年月日 ・有効期限 ・免許の条件等 ・免許証番号 ・免許の取得年月日 ・取得免許の種類 といった個人情報を記載事項として印字するとともに・
申請者の顔写真 ・交付機関の印 の印画を行う。
【0006】また、IDカード発行装置では、上記の印
画部分には耐侯性を向上させるために紫外線カットフィ
ルムを貼り付け、更に全体に引っ掻きなどの物理的損傷
を防ぐために保護膜を施す。このIDカード発行装置で
はこれらの処理を自動的にかつ連続的に行い、発行業務
の省力化を図っている。
【0007】このようなIDカード作成装置を用いるI
Dカード発行システムが実用化されている。
【0008】すなわち、IDカード作成の申請者は居住
地域(都道府県)において申請を行うと、記載事項をデ
ータベースから取出し、あるいは新規、変更の場合は入
力を行い、カメラから申請者の顔画像をあるいは申請書
の顔写真から申請者の顔画像を取得し、IDカード作成
装置にてIDカード発行、交付を行う。
【0009】[従来の問題点] (1)従来のIDカード発行装置は制御用コンピュータ
における発行情報の登録・変更処理を実施した順番に発
行処理を逐次実施、いわゆるファーストイン・ファース
トアウト方式によりIDカードの発行処理が行われてい
た。
【0010】この方式によると、交付を優先的に実施し
なければならない場合であっても先に登録・変更処理を
実施したIDカードの発行処理が優先されるため、それ
ら先に登録・変更処理を行ったIDカードの発行処理が
終了するまで優先的に発行処理を実施したいIDカード
が発行されるのを待つ必要があった。
【0011】逆に、交付をあとから実施しても良い場合
であっても同じ時期に登録・変更処理を実施したIDカ
ードと連続して発行処理が行われるため、発行処理完了
から交付までの間そのIDカードを保管する必要があ
り、管理の煩わしさがある上、発行処理終了から交付ま
での間に紛失する可能性もあった。
【0012】(2)更に、頻繁に発行処理が行われ、I
Dカード発行装置が連続的に稼動する場合は問題ない
が、間欠的に登録・変更の申請処理が行われ、なおかつ
それらの発行処理が緊急性を要しない場合でも登録・変
更処理を終了したIDカードから発行処理を行うと、発
行処理も間欠的に行われるため、実際の発行処理の間の
待機時の電力が無駄に消費されるという問題があった。
【0013】(3)あるいは、制御用コンピュータにお
ける発行情報の登録・変更処理を実施した後その情報を
データベースに保存し、後刻交付が必要になった時点で
データベースに保存された発行情報をもとに発行処理を
行うことも可能であるが、登録・変更処理と発行処理の
2回にわたってオペレータの操作が必要になるため、煩
雑であった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述した
欠点を除去するもので、効率よく、連続的に稼動させる
ことができ、さらに待機時に不要なユニットの電源供給
を停止させることにより、消費電力の低減を図ることが
できるIDカード発行装置及びIDカード発行方法を提
供することを目的としている。
【0015】また、この発明は、複数枚のIDカードの
発行処理終了からカード交付までの時間を短縮し、管理
を簡素化するとともに、カードが紛失する機会を最小限
にすることができるIDカード発行装置及びIDカード
発行方法を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、交付するI
Dカードを発行するIDカード発行装置において、発行
するIDカードの情報を入力する入力手段と、この発行
するIDカードの交付日時を設定する設定手段と、この
設定手段により設定された交付日時と上記入力手段によ
り入力されたIDカードの情報とを有して構成される各
IDカードごとの発行情報を登録する登録手段と、この
登録手段に登録されている発行情報内の交付日時に基づ
いて、上記登録手段に登録されている発行情報を連続し
て読み出す読出手段と、この読出手段により連続して読
出された発行情報に基づいて、それぞれ対応する発行情
報を記録したIDカードを順次連続して発行する発行手
段とを有する。
【0017】この発明は、IDカードを発行するIDカ
ード発行装置において、発行するIDカードの情報を入
力する入力手段と、この発行するIDカードの交付日時
を設定する設定手段と、この設定手段により設定された
交付日時と上記入力手段により入力されたIDカードの
情報とを有して構成される各IDカードごとの発行情報
を登録する登録手段と、この登録手段に登録されている
発行情報内の交付日時に基づいて、上記登録手段に登録
されている発行情報を連続して読み出す読出手段と、こ
の読出手段により連続して読出された発行情報に基づい
て、それぞれ対応する発行情報を記録したIDカードを
順次連続して発行する発行手段と、上記交付日時が設定
されるIDカードの発行よりも優先度の高いIDカード
の発行情報を上記入力手段により入力する第1の処理手
段と、上記読出手段により読出した発行情報に基づいて
上記発行手段によりIDカードの連続発行動作中に、上
記第1の処理手段により優先度の高いIDカードの発行
情報が入力されたのに基づき、上記連続発行動作に割り
込んで、上記優先度の高いIDカードを上記発行手段に
より発行する第2の処理手段とを有する。
【0018】この発明は、IDカードを発行するIDカ
ード発行装置において、発行するIDカードの情報を入
力する入力手段と、この発行するIDカードの交付日時
を設定する設定手段と、この設定手段により設定された
交付日時と上記入力手段により入力されたIDカードの
情報とを有して構成される各IDカードごとの発行情報
を登録する登録手段と、この登録手段に登録されている
発行情報内の交付日時に基づいて、上記登録手段に登録
されている発行情報を連続して読み出す読出手段と、こ
の読出手段により連続して読出された発行情報に基づい
て、それぞれ対応する発行情報を記録したIDカードを
順次発行する発行手段と、上記発行手段によりIDカー
ドを順次発行している連続動作中以外は、上記発行手段
への電源供給を遮断する遮断手段とを有する。
【0019】この発明は、IDカードを発行するIDカ
ード発行装置において、発行するIDカードの情報を入
力する入力手段と、この発行するIDカードの交付日時
を設定する設定手段と、この設定手段により設定された
交付日時と上記入力手段により入力されたIDカードの
情報とを有して構成される各IDカードごとの発行情報
を登録する登録手段と、この登録手段に登録されている
発行情報内の交付日時に基づいて、上記登録手段に登録
されている発行情報を連続して読み出す読出手段と、こ
の読出手段により連続して読出された発行情報に基づい
て、それぞれ対応する発行情報を記録したIDカードを
順次連続して発行する発行手段と、上記交付日時が設定
されるIDカードの発行よりも優先度の高いIDカード
の発行情報を上記入力手段により入力する第1の処理手
段と、上記読出手段により読出した発行情報に基づいて
上記発行手段によりIDカードを連続発行動作中に、上
記第1の処理手段により優先度の高いIDカードの発行
情報が入力されたのに基づき、上記連続発行動作に割り
込んで、上記発行情報を記録したIDカードを上記発行
手段により発行する第2の処理手段と、上記発行手段に
よりIDカードを順次連続して発行している連続動作中
以外は、上記発行手段への電源供給を遮断する遮断手段
とを有する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態に係るIDカード発行装置を説明する。
【0021】図1は、この発明の実施形態のIDカード
発行装置の全体の概略ブロック構成を示している。
【0022】すなわち、IDカード発行装置1は、たと
えば居住地域(都道府県)ごとのIDカード(免許証
等)の発行機関(たとえば警察署や運転免許試験センタ
ーなど)に設けられている。このIDカード発行装置1
で発行されるIDカード2としては、非接触式ICカー
ドが用いられている。
【0023】この非接触式ICカードは、JISに定め
られているクレジットカードと同一の寸法、つまり短辺
54mm、長辺86mm、厚さ0.76mmからなるP
VC製の基材の中に、主に(1)送受信用アンテナ、
(2)送受信用アナログ回路、(3)制御用デジタル回
路から構成されている。
【0024】上記ICカード内の制御用デジタル回路
(メモリ等)の中には個人情報(後述する)が書き込ま
れている。
【0025】ICカード内のIC情報を読み出す場合に
は専用のカードリーダ(後述する)から無線を利用して
読み出しコマンドを送信し、そのコマンドを受けたIC
カードはコマンド内で指示された情報をカードリーダに
同じく無線を利用して送信するものである。
【0026】更にこの非接触式ICカードは磁気カード
として併用することができる。つまり、カード表面に磁
性体を材料とした磁気ストライプを貼り付け、その磁気
ストライプをコード化して磁化することにより、磁気ス
トライプ上に情報を書き込むことができる。磁気ストラ
イプ上の磁気情報を読み取るには、磁気ヘッド(後述す
る)をこの磁気ストライプ部分に接触させて、磁束密度
の大小を検出することにより、磁気カードの磁気ストラ
イプに記録されている磁気情報を読み取ることができ
る。
【0027】更にまた、この非接触式ICカードは、溶
融型感熱転写などの方法により表面に所持者の個人情報
を印字(後述する印字部による)あるいはまた所持者の
顔写真を印画(後述する印画部による)することが可能
で、カード表面を目視することによりカード所持者の正
当性の確認をすることができる。
【0028】上記IDカード発行装置1は、IDカード
2を大量にかつ高速に発行するものである。
【0029】このIDカード発行装置1は、全体を制御
する制御用コンピュータ(ホストコンピュータ)11
と、申請書の記載情報登録用のデータベース12と、I
Dカード2に顔画像を付与するために申請者(IDカー
ド2を発行しようとする人)の顔画像をカメラ等で直接
撮影する撮影機13と、申請書に付与された顔写真(顔
画像印刷物を含む)を顔画像として読取る読取装置(ス
キャナ)14と、IDカード2に記載するデータをデー
タベース12、撮影機13、読取装置14から受信し、
IDカード2を作成するIDカード作成装置15とによ
り構成されている。
【0030】上記顔画像はIDカード作成装置15にて
IDカード2の表面に印画されるようになっている。
【0031】制御用コンピュータ11は、種々の指示を
入力するとともに申請書の記載情報を入力するキーボー
ド20と、このキーボード20により入力された記載情
報等を表示する表示部21と、制御用コンピュータ11
の全体を制御する制御部22とにより構成されている。
上記キーボード20と表示部21とにより発行するID
カード2に対する交付予定日時を設定するようになって
いる。データベース12には、ID番号としての免許証
番号に対する申請書の記載情報として、氏名、生年月
日、本籍、住所、交付年月日、有効期限、免許の条件
等、免許の取得年月日、取得免許の種類等の個人情報が
対応して記憶されるようになっている。
【0032】上記制御用コンピュータ11は、上記キー
ボード20により入力されたID番号(免許証番号)、
住所、生年月日を含む申請書の記載データを、データベ
ース12に登録する。
【0033】これにより、既にIDカード2を所持して
いる人に対するIDカード2の再発行や有効期限の更
新、個人情報の一部変更などの場合には、以前登録を行
った人であればID番号をキーにしてデータベース12
に保存してあるデータを抽出し、登録の効率化を図るこ
とができる。
【0034】こうして作成された個人情報は、IDカー
ド作成装置15にてIDカード2の表面への印字、ID
カード2の磁気ストライプヘの磁気情報としての記録、
IDカード2内の制御用デジタル回路ヘのIC情報とし
ての記録が行われる。
【0035】上記IDカード作成装置15は、撮影機1
3で撮影された顔画像データあるいは読取装置15から
受信した顔画像データと上記個人情報とが表面に印刷さ
れ、磁気ストライプと制御用デジタル回路とに個人情報
が記録されたIDカード2を発行するものである。
【0036】上記IDカード作成装置15は、制御用コ
ンピュータ11から供給される個人情報としてのID番
号、氏名、生年月日、本籍、住所、交付年月日、有効期
限、免許の条件等、免許の取得年月日、取得免許の種類
等の文字コードと、これらの文字コードに対応する文字
フォントデータと、撮影機14あるいは読取装置15か
ら受信した顔画像データに基づいてIDカード2を作成
するものである。
【0037】上記IDカード作成装置15は、図1に示
すように、左から順に、作成処理(後述する印刷処理及
びコーティング処理)を施す前(発行前)の初期状態の
IDカード(生カード)2を複数枚集積するホッパ31
と、このホッパ31から図示しないカード取出し部によ
り取出され搬送路(図示しない)によって搬送されるI
Dカード2に申請者の顔画像データを印画する印画部
(サーマルヘッド部)32と、この印画部32による印
画の後、申請者の個人情報を印字する印字部33と、こ
の印字部33による印字の後、IDカード2上に印画さ
れた顔画像データと印字された個人情報を紫外線による
褪色あるいは「引っ掻き」などの物理的な損傷から保護
するためにIDカード2の表面に透明な保護膜を形成す
るコーティング処理を行うカード表面処理部34と、カ
ード表面処理部34により処理の後、IDカード2上の
磁気ストライプ等に磁気情報(申請者の個人情報)を記
録(エンコード)する記録部35と、この記録部35に
よる記録の後、IDカード2内のICチップ等に情報
(申請者の個人情報)を書込む(エンコードする)書込
み部36と、この書込み部36による書込みの後、ID
カード2が図示しない振分け機構により選択的に振り分
けられる4種類のスタッカ37、38、39、40が設
けられている。4種類のスタッカ37、38、39、4
0は、処理が正常に実施された場合に、IDカードが正
常カードとして収納されるスタッカ37、38、39
と、処理が正常に行われなかった場合に、IDカード2
が異常カードとして収納されるリジェクトスタッカ40
とから構成され、カード搬送路での障害(ジャム)があ
った場合もIDカード2はリジェクトスタッカ40に搬
送・収納されるか、オペレータにより取り除かれる。
【0038】上記IDカード作成装置15には、この装
置全体を制御する制御部15aが設けられている。この
制御部15aは、上記制御用コンピュータ11から個人
情報とともに供給される振分け情報としての優先用、当
日分用、事前申請分用かを示す情報(交付予定日時の設
定に基づく)と、発行処理が正常に行われたか否かの確
認の結果により振分け機構の振分けを制御するようにな
っている。
【0039】上記制御部15aによる発行処理が正常に
行われなかったか否かの確認は、次のようにして行われ
る。たとえば、読取り用の磁気ヘッドを記録部35の後
段に設け、この磁気ヘッドにより読取った磁気情報と記
録した磁気情報とを比較することにより、正しく磁気記
録されたか否かの確認が行える。
【0040】また、書込み部36の後段にICチップ等
の情報の読取部を設け、この読取部により読取った情報
と書込んだ情報とを比較することにより、正しく書き込
まれたか否かの確認が行える。
【0041】スタッカ37には、優先用のIDカード2
が振分けられて収納され、スタッカ38には、当日分用
のIDカード2が振分けられて収納され、スタッカ39
には、事前申請用のIDカード2が振分けられて収納さ
れるようになっている。上記IDカード作成装置15に
は、各部に電源電圧を供給する電源部41を有してお
り、上記制御用コンピュータ11からの指示によりオ
ン、オフするようになっている。すなわち、IDカード
作成装置15では、制御用コンピュータ11からのオフ
の指示により電源部41から各部(カード表面処理部3
4等)への電源電圧の供給が遮断され、制御用コンピュ
ータ11からのオンの指示により電源部41から各部
(カード表面処理部34等)への電源電圧の供給が開始
される。
【0042】上記IDカード作成装置15によるIDカ
ード2の発行処理について説明する。すなわち、制御用
コンピュータ11のキーボード20にて入力されたカー
ド発行に必要な申請者の情報つまり個人情報としてのI
D番号、氏名、生年月日、本籍、住所、交付年月日、有
効期限、免許の条件等、免許の取得年月日、取得免許の
種類等に対する文字コードと、これらの文字コードに対
応する文字フォントデータと、撮影機14により撮影し
た申請者の顔画像データあるいは読取装置15により読
取った申請者の顔画像データが、制御用コンピュータ1
1からIDカード作成装置15に発行の指示とともに供
給される。
【0043】これにより、ホッパ31から図示しないカ
ード取出し部により発行前のIDカード(生カード)2
が取出され搬送路(図示しない)によって搬送される。
【0044】これにより、まず印画部(サーマルヘッド
部)32によりIDカード2の表面に申請者の顔画像デ
ータが印画される。この印画の後、印字部33によりI
Dカード2の表面に申請者の個人情報が印字される。こ
の印字の後、カード表面処理部34によりIDカード2
の表面に透明な保護膜を形成するコーティング処理が行
われる。このコーティング処理の後、記録部35により
IDカード2上の磁気ストライプ等に磁気情報(申請者
の個人情報)が記録(エンコード)される。この記録の
後、書込み部(アンテナ部)36によりIDカード2内
のICチップ等に情報(申請者の個人情報)が書込まれ
る(エンコードされる)。この書込みの後、図示しない
振分け機構により選択的に振り分けられることにより、
処理が正常に実施されたIDカード2はスタッカ37、
38、39に収納され、処理が正常に行われなかったI
Dカード2はスタッカ40に収納される。上記カード表
面処理部34によるIDカード2上の保護層の形成には
UV(紫外線)保護膜の熱圧着、あるいはUV硬化膜の
形成が知られている。
【0045】UV保護膜はヒートローラによって熱圧着
する方法が知られている。
【0046】このため、カード表面処理部34内のヒー
トローラ(図示しない)を高温にするには、IDカード
作成装置15内のほかのユニットに比べて大きな電力を
消費する。
【0047】したがって、消費電力を低減するためには
実際に保護膜を硬化させる場合以外は可能な限りヒート
ローラの加熱を停止させ、待機時の消費電力を低減させ
ることが望ましい。
【0048】ところがヒートローラの加熱を一旦中止さ
せるとヒートローラの温度は低下し、次回良好な熱圧着
が得られるだけの温度に加熱するには十分な時間が必要
がある。これらのことから待機時の消費電力を低減させ
るためには、カード発行処理を可能な限りまとめて実行
し、カード発行処理を行わない場合にはヒートローラの
加熱を停止することが好ましい。
【0049】また、UV硬化膜は文字通り紫外線照射ラ
ンプにより(図示しない)紫外線を照射させることによ
り硬化し、物理的な損傷から保護する機能を発揮する
が、この保護膜を硬化させるに十分な紫外線を照射する
にはIDカード作成装置15内のほかのユニットに比べ
て大きな電力を消費する。
【0050】したがって、消費電力を低減するためには
実際に保護膜を硬化させる場合以外は可能な限り紫外線
照射を停止させ、待機時の消費電力を低減させることが
望ましい。
【0051】ところが紫外線照射ランプは一旦消灯させ
ると次回点灯させるにはランプを十分に冷却する必要が
ある。これらのことから待機時の消費電力を低減させる
ためには、カード発行処理を可能な限りまとめて実行
し、カード発行処理を行わない場合には紫外線照射ラン
プを消灯することが好ましい。
【0052】また、実際に免許証等のIDカード2に対
しては、申請、発行、交付がそれぞれ行われるが、申
請、発行、交付の時間間隔が異なるたとえば以下の3通
りの場合が存在している。
【0053】(1)即時発行する場合 ・既に交付するための審査が終了している場合。
【0054】・有効期限のみを更新するため、交付する
ための審査が必要ない場合。
【0055】・特別に交付時の審査・講習などを免除す
る場合。
【0056】・下記(2)(3)の場合で交付したが、
その場で記載事項等の誤りに気づきすぐに修正・交付し
たい場合。
【0057】(2)当日の後刻交付する場合 ・交付の条件として審査あるいは講習を受講するような
場合、これらの審査あるいは講習の終了時刻でよい。
【0058】(3)後日交付する場合 ・代理人が申請を行い、後日本人が交付を受ける場合。
【0059】(1)の場合は優先的に発行処理を行う。
発行処理が完了したIDカード2をスタッカ37に収納
するようにすればIDカード2の区別を容易に行うこと
ができる。
【0060】(2)の場合は審査・講習の受講時間を利
用して発行処理を行う。この時、連続的に発行処理を行
う(発行処理動作を所定時間継続して行う)ことによ
り、消費電力の低減を図ることができる。また、予定の
時間内で完了できる範囲でできるだけ発行処理をできる
だけ遅らせることにより、IDカード作成装置15に完
成したIDカード2を滞留させる時間を短くすることが
でき、紛失等の事故を最小限にすることができる。発行
処理が完了したIDカード2は当日分用のスタッカ38
に収納するようにすればIDカード2の区別を容易に行
うことができる。
【0061】(3)の場合は交付予定日に発行処理を行
えば良い。発行処理が完了したIDカード2は事前申請
分用のスタッカ39に収納されるようにすればIDカー
ド2の区別を容易に行うことができる。
【0062】次に、上記IDカード2の交付予定日時の
設定について説明する。この交付予定日時の設定は、上
記個人情報の入力時に、制御用コンピュータ11にて同
時に行われるようになっている。
【0063】たとえば、上記個人情報の入力後、制御用
コンピュータ11は交付予定日時の設定モードと判断
し、図2に示すような交付予定日時の設定画面を表示部
21にて表示する。この表示に基づいて、操作者(係
員)は、申請者の条件(講習の終了時間)等に基づい
て、上記キーボード20により交付予定日時を選択す
る。
【0064】たとえば、図2に示すように、緊急
(1)、当日(2)、後日(3)の選択項目があり、当
日としてさらに10時からの講習終了時、11時からの
講習終了時、13時からの講習終了時、14時からの講
習終了時、15時からの講習終了時、16時からの講習
終了時の選択項目があり、後日としての日にちの設定項
目がある。
【0065】この表示に基づいて、操作者により緊急の
選択、当日の講習終了時の選択、後日の日にちの設定が
行われる。この選択あるいは設定された内容は、制御用
コンピュータ11内の制御部22の内部メモリ22aに
ID番号と上記個人情報のデータベース12におけるア
ドレスとに対応して登録される。
【0066】また、上記交付予定日時の設定内容も一括
してデータベース12に登録するようにしても良い。
【0067】また、上記交付予定日時の設定がメニュー
にて設定を行う方式になっているが、この交付予定日時
の設定の情報があらかじめ申請書などに記載されていれ
ば、その申請書をOCR(光学式文字読取機)で読み取
ることも可能である。また、バーコードでその情報が記
載されていれば、バーコードリーダにより読取ることも
可能である。こうして交付予定日時の入力を簡素化する
ことも可能である。
【0068】次に、申請者AからJの順に申請を受取っ
た際のスケージューリングについて、図3を参照しつつ
説明する。この際、申請者AからCの申請のタイミング
はほぼ同時であり、申請者D〜Jの申請のタイミングは、
時間間隔が空いているようになっている。
【0069】まず、申請者Aからの申請に基づいて、係
員は制御用コンピュータ11のキーボード20により申
請書の記載情報としての個人情報を入力し、交付予定日
時として当日の次の講習終了時(10時からの講習終了
時)を設定する。また、申請者Aの顔画像も撮影機13
により撮影され制御用コンピュータ11に出力される。
【0070】これにより、制御用コンピュータ11は上
記個人情報と申請者の顔画像とをID番号に基づいてデ
ータベースに登録する。また、制御用コンピュータ11
は、制御部22の内部メモリ22aにID番号と上記個
人情報のデータベース12におけるアドレスとに対応し
て交付予定日時(10時からの講習終了時)を登録す
る。
【0071】また、申請者Bからの申請に基づいて、申
請者Aに対する処理と同様な処理が行われる。
【0072】また、申請者Cからの申請に基づいて、係
員は制御用コンピュータ11のキーボード20により申
請書の記載情報としての個人情報を入力し、交付予定日
時として緊急を設定する。また、申請者Cの顔画像も撮
影機13により撮影され制御用コンピュータ11に出力
される。
【0073】これにより、制御用コンピュータ11は上
記個人情報と申請者の顔画像とをID番号に基づいてデ
ータベース12に登録する。また、制御用コンピュータ
11は、制御部22の内部メモリ22aにID番号と上
記個人情報のデータベース12におけるアドレスとに対
応して交付予定日時(緊急)を登録する。
【0074】ついで、制御用コンピュータ11は、上記
申請者Cに対する個人情報と顔画像データと交付予定日
時として緊急を示す情報をIDカード作成装置15に出
力する。
【0075】これにより、IDカード作成装置15にて
上記個人情報と顔画像データとに基づいてIDカード2
が作成され、緊急を示す情報に基づいて振分けられて緊
急用のスタッカ37に収納される。
【0076】このスタッカ37に収納されたIDカード
2は、発行後、係員により取り出されて、申請者Cに交
付される。
【0077】また、申請者D〜H、Jの申請に基づい
て、上記申請者Aに対する処理と同様の処理が行われ、
申請者Iの申請に基づいて、上記申請者Cに対する処理
と同様の処理が行われる。ただし、申請者Gは交付予定
日時として後日を設定する。
【0078】そして、制御用コンピュータ11は、10
時からの講習終了時から所定時間前になった際に、制御
部22の内部メモリ22aに登録されている交付予定日
時に基づいて、10時からの講習終了時に対応する各申
請者A、B、D〜F、H、JのIDカード2の作成処理
を順次行うものと判断する。ただし、交付予定日時が緊
急の申請者Iに対するIDカード2の作成処理を申請者
A、BのIDカード2の作成処理の間に行う。たとえ
ば、制御用コンピュータ11は、制御部22の内部メモ
リ22aを参照して、上記申請者Aに対する個人情報と
顔画像データと交付予定日時として10時からの講習終
了時を示す情報をIDカード作成装置15に出力する。
【0079】これにより、IDカード作成装置15にて
上記個人情報と顔画像データとに基づいてIDカード2
が作成され、10時からの講習終了時を示す情報に基づ
いて振分けられてスタッカ38に収納される。
【0080】これにより、申請者A、B、D〜F、H、
Jに対するIDカード2はスタッカ38に収納され、申
請者C、Iに対するIDカード2はスタッカ37に収納
される。この結果、緊急用のスタッカ37に収納された
IDカード2は、収納された時点で交付され、当日分用
のスタッカ38に収納されたIDカード2は、10時か
らの講習終了時に交付される。また、制御用コンピュー
タ11は、上記申請日当日から日にちが経過した後日、
上記申請者Gに対する個人情報と顔画像データと交付予
定日時として後日を示す情報をIDカード作成装置15
に出力する。
【0081】これにより、IDカード作成装置15にて
上記個人情報と顔画像データとに基づいてIDカード2
が作成され、後日を示す情報に基づいて振分けられて事
前申請用のスタッカ39に収納される。
【0082】このスタッカ39に収納されたIDカード
2は、発行後、係員により取り出されて、申請者Gに交
付される。
【0083】次に、申請者AからJの順に申請を受取っ
た際の従来のスケージューリングについて、図4を参照
しつつ説明する。この際、申請者CおよびIは(1)の
即時発行を適用し、申請者Gは(3)の後日交付を適
用、他の申請者は(2)の当日の後刻交付を適用するも
のとする。申請者AからCの申請のタイミングはほぼ同
時であり、申請者D〜Jの申請のタイミングは、時間間隔
が空いているようになっている。図4は従来のファース
トイン・ファーストアウト方式で申請から発行、交付し
た場合の処理の例を示している。
【0084】この場合、申請者Cは即時交付を希望して
いるが、図4の例では申請者Aおよび申請者Bの発行処
理を先に行っているために交付まで待ち時間が発生して
いる。また、図4の例では申請の度に発行処理を行って
いるため、発行装置の稼動が間欠的に行われているのが
わかる。更に図4の例では後日交付を行う申請者G分の
発行処理を申請直後に行っているため、申請日から交付
日までの間、申請者Gのカードを保管する必要がある。
【0085】これに対して、上述したこの発明の実施形
態では、図3に示すように、申請者Cに対する交付が優
先的に行われている。また、申請者Iの発行処理も予定
されていた発行処理に割込んで優先的に実施している。
更に申請が間欠に行われているにもかかわらず、即時発
行以外の発行処理は連続的に行われており(発行処理動
作を所定時間継続して行うこと)、装置を効率的に稼動
している。また、後日交付を行う申請者Gについては交
付当日に発行処理を行っているため、出来上がったID
カードを保管する煩わしさがないものとなっている。
【0086】したがって、間欠して順次申請を受付けて
この申請に基づくIDカードを発行し、申請日当日の所
定時間からの講習終了時にまとめて上記発行したIDカ
ードを交付するようなものにおいて、IDカードの発行
処理を連続して行うことができ(図3に示す、発行装置
稼動時間帯参照)、従来のように間欠して行われる申請
に対して随時間欠的に発行処理を行うものに比較して、
消費電力の低減が図れるものである。すなわち、IDカ
ード発行装置を効率よく、連続的に稼動させることがで
きる。更に待機時に不要なユニットの電源供給を停止さ
せることにより、消費電力の低減を図ることができる。
【0087】また、IDカードの発行処理終了からID
カードの交付までの時間を短縮し、管理を簡素化すると
ともにIDカードが紛失する機会を最小限にする。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、装置を効率よく、連続的に稼動させることができ、
さらに待機時に不要なユニットの電源供給を停止させる
ことにより、消費電力の低減を図ることができるIDカ
ード発行装置及びIDカード発行方法を提供できる。
【0089】また、この発明によれば、複数枚のIDカ
ードの発行処理終了からカード交付までの時間を短縮
し、管理を簡素化するとともに、カードが紛失する機会
を最小限にすることができるIDカード発行装置及びI
Dカード発行方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のIDカード発行装置の概
略構成を示す図。
【図2】制御用コンピュータの表示部における交付予定
日時の設定画面を示す図。
【図3】この発明の複数の申請者に対する申請、発行、
交付のスケージューリングを説明するための図。
【図4】従来の複数の申請者に対する申請、発行、交付
のスケージューリングを説明するための図。
【符号の説明】
1…IDカード発行装置 2…IDカード 11…制御用コンピュータ 12…データベース 13…撮影機 14…読取装置 15…IDカード作成装置 20…キーボード 21…表示部 22…制御部 22a…内部メモリ 34…カード表面処理部 37、38、39…スタッカ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交付するIDカードを発行するIDカー
    ド発行装置において、 発行するIDカードの情報を入力する入力手段と、 この発行するIDカードの交付日時を設定する設定手段
    と、 この設定手段により設定された交付日時と上記入力手段
    により入力されたIDカードの情報とを有して構成され
    る各IDカードごとの発行情報を登録する登録手段と、 この登録手段に登録されている発行情報内の交付日時に
    基づいて、上記登録手段に登録されている発行情報を連
    続して読み出す読出手段と、 この読出手段により連続して読出された発行情報に基づ
    いて、それぞれ対応する発行情報を記録したIDカード
    を順次連続して発行する発行手段と、 を具備したことを特徴とするIDカード発行装置。
  2. 【請求項2】 IDカードを発行するIDカード発行装
    置において、 発行するIDカードの情報を入力する入力手段と、 この発行するIDカードの交付日時を設定する設定手段
    と、 この設定手段により設定された交付日時と上記入力手段
    により入力されたIDカードの情報とを有して構成され
    る各IDカードごとの発行情報を登録する登録手段と、 この登録手段に登録されている発行情報内の交付日時に
    基づいて、上記登録手段に登録されている発行情報を連
    続して読み出す読出手段と、 この読出手段により連続して読出された発行情報に基づ
    いて、それぞれ対応する発行情報を記録したIDカード
    を順次連続して発行する発行手段と、 上記交付日時が設定されるIDカードの発行よりも優先
    度の高いIDカードの発行情報を上記入力手段により入
    力する第1の処理手段と、 上記読出手段により読出した発行情報に基づいて上記発
    行手段によりIDカードの連続発行動作中に、上記第1
    の処理手段により優先度の高いIDカードの発行情報が
    入力されたのに基づき、上記連続発行動作に割り込ん
    で、上記優先度の高いIDカードを上記発行手段により
    発行する第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とするIDカード発行装置。
  3. 【請求項3】 IDカードを発行するIDカード発行装
    置において、 発行するIDカードの情報を入力する入力手段と、 この発行するIDカードの交付日時を設定する設定手段
    と、 この設定手段により設定された交付日時と上記入力手段
    により入力されたIDカードの情報とを有して構成され
    る各IDカードごとの発行情報を登録する登録手段と、 この登録手段に登録されている発行情報内の交付日時に
    基づいて、上記登録手段に登録されている発行情報を連
    続して読み出す読出手段と、 この読出手段により連続して読出された発行情報に基づ
    いて、それぞれ対応する発行情報を記録したIDカード
    を順次発行する発行手段と、 上記発行手段によりIDカードを順次発行している発行
    動作中以外は、上記発行手段への電源供給を遮断する遮
    断手段と、 を具備したことを特徴とするIDカード発行装置。
  4. 【請求項4】 IDカードを発行するIDカード発行装
    置において、 発行するIDカードの情報を入力する入力手段と、 この発行するIDカードの交付日時を設定する設定手段
    と、 この設定手段により設定された交付日時と上記入力手段
    により入力されたIDカードの情報とを有して構成され
    る各IDカードごとの発行情報を登録する登録手段と、 この登録手段に登録されている発行情報内の交付日時に
    基づいて、上記登録手段に登録されている発行情報を連
    続して読み出す読出手段と、 この読出手段により連続して読出された発行情報に基づ
    いて、それぞれ対応する発行情報を記録したIDカード
    を順次連続して発行する発行手段と、 上記交付日時が設定されるIDカードの発行よりも優先
    度の高いIDカードの発行情報を上記入力手段により入
    力する第1の処理手段と、 上記読出手段により読出した発行情報に基づいて上記発
    行手段によりIDカードを連続発行動作中に、上記第1
    の処理手段により優先度の高いIDカードの発行情報が
    入力されたのに基づき、上記連続発行動作に割り込ん
    で、上記発行情報を記録したIDカードを上記発行手段
    により発行する第2の処理手段と、 上記発行手段によりIDカードを順次連続して発行して
    いる連続動作中以外は、上記発行手段への電源供給を遮
    断する遮断手段と、 を具備したことを特徴とするIDカード発行装置。
  5. 【請求項5】 上記発行手段により発行されるIDカー
    ドが、磁気記録部、印刷部、無線によるデータの記録が
    可能な内部回路を有し、 上記発行手段によりIDカードを発行する際に、発行情
    報を磁気記録部に磁気記録し、発行情報を印刷部に印刷
    し、発行情報を内部回路に無線により記録するものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のIDカード発行装
    置。
  6. 【請求項6】 上記発行手段が、収納部から順次取出さ
    れるIDカードに発行情報を記録して複数のスタッカに
    選択的に振分けて集積する構成であり、 上記IDカードの発行順序が上記入力手段による入力順
    のIDカードが集積されるスタッカと、上記IDカード
    の発行順序が上記入力順と異なる優先度の高いIDカー
    ドが集積されるスタッカとを別々に有するものであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のIDカード発行装置。
  7. 【請求項7】 交付するIDカードを発行するIDカー
    ド発行装置のIDカード発行方法において、 発行するIDカードの情報を入力する入力工程と、 この発行するIDカードの交付日時を設定する設定工程
    と、 この設定工程により設定された交付日時と上記入力工程
    により入力されたIDカードの情報とを有して構成され
    る各IDカードごとの発行情報を登録する登録工程と、 この登録工程に登録されている発行情報内の交付日時に
    基づいて、上記登録工程に登録されている発行情報を連
    続して読み出す読出工程と、 この読出工程により連続して読出された発行情報に基づ
    いて、それぞれ対応する発行情報を記録したIDカード
    を順次連続して発行する発行工程とを有する、ことを特
    徴とするIDカード発行装置のIDカード発行方法。
  8. 【請求項8】 IDカードを発行するIDカード発行装
    置のIDカード発行方法において、 発行するIDカードの情報を入力する入力工程と、 この発行するIDカードの交付日時を設定する設定工程
    と、 この設定工程により設定された交付日時と上記入力工程
    により入力されたIDカードの情報とを有して構成され
    る各IDカードごとの発行情報を登録する登録工程と、 この登録工程に登録されている発行情報内の交付日時に
    基づいて、上記登録工程に登録されている発行情報を連
    続して読み出す読出工程と、 この読出工程により連続して読出された発行情報に基づ
    いて、それぞれ対応する発行情報を記録したIDカード
    を順次連続して発行する発行工程と、 上記交付日時が設定されるIDカードの発行よりも優先
    度の高いIDカードの発行情報を上記入力工程により入
    力する第1の処理工程と、 上記読出工程により読出した発行情報に基づいて上記発
    行工程によりIDカードを連続発行動作中に、上記第1
    の処理工程により優先度の高いIDカードの発行情報が
    入力されたのに基づき、上記連続発行動作に割り込ん
    で、上記発行情報を記録したIDカードを上記発行工程
    により発行する第2の処理工程と、 を具備したことを特徴とするIDカード発行装置のID
    カード発行方法。
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