JP2004087854A - 磁気装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この磁気装置Aは、断面略長方形の環状の磁性体コア3に、金属板からなる2種類のバスバー1,2を用いて構成されたコイル部品を巻回してなる。第1のバスバー1は、断面略コ形に折曲され、両側脚片1a,1bの間に磁性体コア3を配置して、磁性体コア3の磁芯方向に所定の間隔をもって複数並設され、第2のバスバー2は、断面略コ形に折曲され、第1のバスバー1の両側脚片1a,1bの開口側に面した磁性体コア3の面に中央片2cを載置して複数並設され、第1のバスバー1の一方の脚片1aと第2のバスバー2の一方の脚片2aとを溶接して、第1のバスバー1の他方の脚片1bと隣接する別の第2のバスバー2の他方の脚片2bとを溶接してコイル部品が構成される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁性体コアにコイルを巻回してなる磁気装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は従来の磁気装置の一例を示す図であり、環状の磁性体コア(継ぎ目なし)100にコイル線200が巻回されている。図11のような環状の磁性体コア100に電流容量が大きいコイル線200を巻回する場合、手作業でコイル線200の巻回を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、手作業でコイル線を巻回するには、巻回できるコイル線の径に限度があり、ある電流容量値以上に対応する径の大きいコイル線を巻くことが困難であった。また、手作業で巻回を行うため時間がかかり、コスト高となるという問題もあった。
【0004】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであって、その目的とするところは、電流容量が大きく、また作製時間を短縮できる磁気装置およびその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、磁性体コアと、前記磁性体コアに巻回されるコイル部品とを備え、前記コイル部品は、断面略コ字形に折曲され、両側脚片の間に前記磁性体コアを配置して、前記磁性体コアの磁芯方向に所定の間隔をもって複数並設される第1の金属板と、断面略コ字形に折曲され、前記第1の金属板の両側脚片の開口側に面した前記磁性体コアの面に中央片の外側面を載置して複数並設される第2の金属板とからなり、第1の金属板の一方の脚片と第2の金属板の一方の脚片とを溶接し、第1の金属板の他方の脚片と隣接する別の第2の金属板の他方の脚片とを溶接して構成されるものとした。
【0006】
請求項2の発明は、磁性体コアと、前記磁性体コアに巻回されるコイル部品とを備え、前記コイル部品は、一端部と他端部とが巻回方向と直交する方向に所定のずれを生じながら前記磁性体コアの周囲を取り囲むように折曲され前記磁性体コアの磁芯方向に所定の間隔をもって複数並設される金属板からなり、金属板の前記一端部と、隣接する別の金属板の前記他端部とを溶接して構成されるものとした。
【0007】
請求項3の発明は、一端部がつなぎ部材に一体化され、つなぎ部材の長手方向に所定の間隔で並行して形成される複数の帯状の金属板を、前記金属板の他端部と隣接する別の金属板の一端部とが、同一平面上で前記つなぎ部材の長手方向と略直交する同一直線上にくるように金属板の途中に屈曲部を設けて金属部材から打ち抜き形成し、各金属板を略コ字形に折曲して、両側脚片の開口側から両側脚片の間に磁性体コアを配置し、各金属板の前記一端部と隣接する別の金属板の前記他端部とが当接するまで各金属板を曲げた後、前記つなぎ部材を分断し、各金属板の前記一端部と隣接する別の金属板の前記他端部とを溶接してコイル部品を形成するものとした。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態1から実施形態2によって説明する。
(実施形態1)
本実施形態の磁気装置Aを図1に示す。この磁気装置Aは、断面略長方形の環状の磁性体コア3に、金属板からなる2種類のバスバー1,2を用いて構成されたコイル部品を巻回してなる。
【0009】
第1のバスバー1は、図2(a)〜(c)に示すように、帯状の金属板を断面略コ字形に折曲して形成されると共に、両側脚片1a,1bに、両側脚片1a,1bが並行したまま両側脚片1a,1bの断面の長手方向に互いに遠ざかるように屈曲した屈曲部1d,1eを設けて、両側脚片1a,1bの間に磁性体コア3を配置した時に、両側脚片1a,1bの先端が磁性体コア3の磁芯方向に所定のずれを生じるように形成されている。また、両側脚片1a,1bの開口側に面した磁性体コア3の面より、両側脚片1a,1bの先端が突出するように、両側脚片1a,1bの長さが設定されている。
【0010】
尚、図2は、図1(a)における磁性体コア3の左側に巻回されるコイル部品を構成する第1のバスバー1の図であり、図1(a)における磁性体コア3の右側に巻回されるコイル部品を構成する第1のバスバー1は、図2の第1のバスバー1を中央片1cの長手方向と直交する中心線で線対称に構成したものとなっている。
【0011】
第2のバスバー2は、図3(a)〜(c)に示すように、帯状の金属板を断面略コ字形に折曲して形成され、両側脚片2a,2bの外側面間の長さは、第1のバスバー1の両側脚片1a,1bの内側面間の長さと略同じで、さらに中央片2cの外側面から両側脚片2a,2bの先端までの長さは、第1のバスバー1の両側脚片1a,1b間に磁性体コア3を配置した時の、両側脚片1a,1bの開口側に面した磁性体コア3の上面から両側脚片1a,1bの先端までの長さと略同じに設定されている。
【0012】
第1のバスバー1は、図4に示すように、両側脚片1a,1bの間に磁性体コア3を配置すると共に、第1のバスバー1の一方の脚片1aと、隣接する別の第1のバスバー1の他方の脚片1bとが、磁性体コア3の短幅方向に並行する直線上にくるようにして、磁性体コア3の磁芯方向(図4(a)において磁性体コア3の長手方向)に沿って複数並設される。
【0013】
その後、図1に示したように、第2のバスバー2が、第1の金属板の両側脚片1a,1bの開口側に面した磁性体コア3の面に中央片2cの外側面を載置すると共に磁性体コア3の短幅方向と並行するように複数並設され、第1のバスバー1の一方の脚片1aの先端と、第2のバスバー2の一方の脚片2aの先端とが溶接により接合され、第1のバスバー1の他方の脚片1bの先端と、隣接する別の第2のバスバー2の他方の脚片2bの先端とが溶接により接合される。
【0014】
上記のように、第1のバスバー1の一方の脚片1aと、隣接する別の第1のバスバー1の他方の脚片1bとを、第2のバスバー2で接合していくことにより、磁性体コア3に巻回されたコイル部品が構成される。
【0015】
かかる磁気装置においては、コイル部品がバスバー1,2により構成されているため、電流容量の大きい磁気装置を作製することができる。また、コイル線を手作業で巻回することなく、2種類のバスバー1,2を溶接することによりコイル部品を構成していくので、コイル作製時間も短縮できる。
【0016】
(実施形態2)
本実施形態の磁気装置Bを図5に示す。この磁気装置Bは、実施形態1と同様の断面略長方形の環状の磁性体コア3に、金属板からなるバスバー10を用いて構成されたコイル部品を巻回してなる。
【0017】
このバスバー10は、図6(a)〜(c)に示すように、帯状の金属板を略コ字形に折曲して形成されると共に、両側脚片10a,10bに、両側脚片10a,10bが並行したまま、両側脚片10a,10bの断面の長手方向に互いに遠ざかるように屈曲した屈曲部10e,10fを設けて、両側脚片10a,10bの間に磁性体コア3を配置した時に、両側脚片10a,10bの先端が磁性体コア3の磁芯方向に所定のずれを生じるように形成されている。
【0018】
また、バスバー10の一方の脚片10aの先端10g(第1の先端10g)は、バスバー10を磁性体コア3に巻回した時に、両側脚片10a,10bの開口側に面した磁性体コア3の面より上方に突出する長さに形成されており、またバスバー10の他方の脚片10bの先端は、バスバー10を磁性体コア3に巻回した時に、中央片10cと並行するように略直角に折曲され中央対向片10dを形成した後、さらに外側に略直角に折曲され、バスバー10を磁性体コア3に巻回した時に、一方の脚片10aと並行する第2の先端10hを形成している。
【0019】
尚、図6は、図5(a)における磁性体コア3の左側に巻回されるコイル部品を構成するバスバー10の図であり、図5(a)における磁性体コア3の右側に巻回されるコイル部品を構成するバスバー10は、図6のバスバー10を中央片10cの長手方向と直交する中心線で線対称に構成したものとなっている。
【0020】
上記のように形成されたバスバー10は、図7(a)〜(c)に示すように、その両側脚片10a,10bの開口側から両側脚片の間へ磁性体コア3を配置し、バスバー10の第1の先端10gと、隣接する別のバスバー10の第2の先端10hとが、磁性体コア3の短幅方向に並行する直線上にくるようにして、磁性体コア3の磁芯方向に沿って複数並設される。
【0021】
その後、図7(c)に示したように、バスバー10の第2の先端10hが、隣接する別のバスバー10の第1の先端10gと当接するまで、バスバー10の側面10bを矢印α方向へと押して折り曲げた後、第2の先端10hと、隣接する別のバスバー10の第1の先端10gとを溶接していく。
【0022】
以上により、第1の先端10gと第2の先端10hとが巻回方向と直交する方向に所定のずれを生じながら磁性体コア3の周囲を取り囲むように折曲され磁性体コア3の磁芯方向に所定の間隔をもって複数並設されるバスバー10からなりバスバー10の第1の先端10gと、隣接する別のバスバー10の他端部10hとを溶接して構成されたコイル部品が出来上がる。
【0023】
かかる磁気装置においては、実施形態1では第1のバスバー1と第2のバスバー2とから構成されたコイル部品が、バスバー10のみで構成されており、材料取りがし易いため材料面で効率が良く、また金型も1種類で済むためコストの低減が図れる。また、コイル部品1巻きにつき溶接箇所が1ヶ所で済むため、コイル作製時間が更に短縮できる。
【0024】
尚、バスバー10は、単体で磁性体コア3へ設置せずに、つなぎ部材に複数並行した状態でまとめて磁性体コア3へ設置するようにしてもよい。
【0025】
則ち、図8に示すように、バスバー10を、第2の先端10hがつなぎ部材20に一体化され、つなぎ部材の長手方向に所定の間隔で並行する複数の帯状の部材となるようにフープ状の金属部材から打ち抜き形成する。この時、バスバー10の第1の先端10gと隣接する別のバスバー10の第2の先端10hとが、同一平面上でつなぎ部材20の長手方向と略直交する同一直線x上にくるように途中に2ヶ所の屈曲部10e,10fを設けておく。屈曲部10e,10fを設ける位置は、バスバー10を磁性体コア3に巻回した時に、磁性体コア3の両側面と対向する位置とする。
【0026】
そして、各バスバー10を、つなぎ部材20に連結されたままの状態で、図9に示すように、略コ字形に折曲する。また、バスバー10の他方の脚片10bの先端を、バスバー10を磁性体コア3に巻回した時に、中央片10cと並行するように略直角に折曲して中央対向片10dを形成した後、さらに外側に略直角に折曲して、バスバー10を磁性体コア3に巻回した時に、一方の脚片10aと並行する第2の先端10hを形成する。
【0027】
その後、図10に示すように、両側脚片10a,10bの開口側から両側脚片の間へ磁性体コア3を配置し、バスバー10の他方の脚片10bを矢印α方向へと押して折り曲げる。
【0028】
この時、バスバー10の第2の先端10hと隣接する別のバスバー10の第1の先端10gとは、バスバー10をフープ状の金属部材から打ち抜き形成した時に、同一平面上でつなぎ部材20の長手方向と略直交する同一直線x上にくるように形成されているため、バスバー10の他方の脚片10bを矢印α方向へと押して折り曲げると、第2の先端10hと隣接する別のバスバー10の第1の先端10gとが当接する。
【0029】
その後、つなぎ部材20を第2の先端10hから分断し、第2の先端10hと、隣接する別のバスバー10の第1の先端10gとを溶接していく。
【0030】
かかる製造方法においては、バスバー10を一括して磁性体コア3へ設置できるため、バスバー10を磁性体コア3へ設置する工数が削減でき、さらにコイル作製時間を短縮できる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1の発明は、磁性体コアと、前記磁性体コアに巻回されるコイル部品とを備え、前記コイル部品は、断面略コ字形に折曲され、両側脚片の間に前記磁性体コアを配置して、前記磁性体コアの磁芯方向に所定の間隔をもって複数並設される第1の金属板と、断面略コ字形に折曲され、前記第1の金属板の両側脚片の開口側に面した前記磁性体コアの面に中央片の外側面を載置して複数並設される第2の金属板とからなり、第1の金属板の一方の脚片と第2の金属板の一方の脚片とを溶接し、第1の金属板の他方の脚片と隣接する別の第2の金属板の他方の脚片とを溶接して構成されるので、コイル部品が前記第1の金属板と第2の金属板とから構成されているため、電流容量の大きい磁気装置を作製することができ、また前記第1の金属板と第2の金属板とを溶接して巻線化するので、作製時間も短縮できるという効果がある。
【0032】
請求項2の発明は、磁性体コアと、前記磁性体コアに巻回されるコイル部品とを備え、前記コイル部品は、一端部と他端部とが巻回方向と直交する方向に所定のずれを生じながら前記磁性体コアの周囲を取り囲むように折曲され前記磁性体コアの磁芯方向に所定の間隔をもって複数並設される金属板からなり、金属板の前記一端部と、隣接する別の金属板の前記他端部とを溶接して構成されるので、請求項1記載の発明と同様に、コイル部品が前記金属板から構成されているため電流容量の大きい磁気装置を作製することができると共に、請求項1記載の発明と比較して、コイル部品1巻きにつき溶接箇所が1ヶ所で済むため、作製時間が更に短縮でき、また前記コイル部品が1種類の金属板からなるため、材料面で効率がよく金型も1種類で済むためコストの低減が図れるという効果がある。
【0033】
請求項3の発明は、一端部がつなぎ部材に一体化され、つなぎ部材の長手方向に所定の間隔で並行して形成される複数の帯状の金属板を、前記金属板の他端部と隣接する別の金属板の一端部とが、同一平面上で前記つなぎ部材の長手方向と略直交する同一直線上にくるように金属板の途中に屈曲部を設けて金属部材から打ち抜き形成し、各金属板を略コ字形に折曲して、両側脚片の開口側から両側脚片の間に磁性体コアを配置し、各金属板の前記一端部と隣接する別の金属板の前記他端部とが当接するまで各金属板を曲げた後、前記つなぎ部材を分断し、各金属板の前記一端部と隣接する別の金属板の前記他端部とを溶接してコイル部品を形成するので、コイル部品が金属板から構成されているため電流容量が大きく、また前記金属板をまとめて前記磁性体コアに巻回できるので作製時間が短縮された磁気装置を製造できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)実施形態1の磁気装置の上面図である。
(b)同上の側面図である。
(c)同上の正面断面図である。
【図2】(a)同上の第1のバスバーの上面図である。
(b)同上の側面図である。
(c)同上の正面図である。
【図3】(a)同上の第2のバスバーの上面図である。
(b)同上の側面図である。
(c)同上の正面図である。
【図4】(a)同上の第1のバスバーを磁性体コアに設置した状態の上面図である。
(b)同上の側面図である。
(c)同上の正面断面図である。
【図5】(a)実施形態2の磁気装置の上面図である。
(b)同上の側面図である。
(c)同上の正面断面図である。
【図6】(a)同上のバスバーの上面図である。
(b)同上の側面図である。
(c)同上の正面図である。
【図7】(a)同上のバスバーを磁性体コアに設置した状態の上面図である。
(b)同上の側面図である。
(c)同上の正面断面図である。
【図8】同上でつなぎ部材に連結された状態のバスバーを示す図である。
【図9】(a)同上でつなぎ部材に連結されたまま折曲されたバスバーの上面図である。
(b)同上の側面図である。
(c)同上の正面図である。
【図10】(a)同上でつなぎ部材に連結されたまま磁性体コアに設置されたバスバーの上面図である。
(b)同上の側面図である。
(c)同上の正面断面図である。
【図11】(a)従来例の磁気装置の上面図である。
(b)同上の側面断面図である。
【符号の説明】
1 第1のバスバー
1a,1b 脚片
1c 中央片
1d,1e 屈曲部
2 第2のバスバー
2a,2b 脚片
2c 中央片
3 磁性体コア
10 バスバー
10a,10b 側面
10c 底面
10d 上面
10e,10f 屈曲部
10g,10h 先端
20 つなぎ部材
Claims (3)
- 磁性体コアと、前記磁性体コアに巻回されるコイル部品とを備え、前記コイル部品は、断面略コ字形に折曲され、両側脚片の間に前記磁性体コアを配置して、前記磁性体コアの磁芯方向に所定の間隔をもって複数並設される第1の金属板と、断面略コ字形に折曲され、前記第1の金属板の両側脚片の開口側に面した前記磁性体コアの面に中央片の外側面を載置して複数並設される第2の金属板とからなり、第1の金属板の一方の脚片と第2の金属板の一方の脚片とを溶接し、第1の金属板の他方の脚片と隣接する別の第2の金属板の他方の脚片とを溶接して構成されることを特徴とする磁気装置。
- 磁性体コアと、前記磁性体コアに巻回されるコイル部品とを備え、前記コイル部品は、一端部と他端部とが巻回方向と直交する方向に所定のずれを生じながら前記磁性体コアの周囲を取り囲むように折曲され前記磁性体コアの磁芯方向に所定の間隔をもって複数並設される金属板からなり、金属板の前記一端部と、隣接する別の金属板の前記他端部とを溶接して構成されることを特徴とする磁気装置。
- 一端部がつなぎ部材に一体化され、つなぎ部材の長手方向に所定の間隔で並行して形成される複数の帯状の金属板を、前記金属板の他端部と隣接する別の金属板の一端部とが、同一平面上で前記つなぎ部材の長手方向と略直交する同一直線上にくるように金属板の途中に屈曲部を設けて金属部材から打ち抜き形成し、各金属板を略コ字形に折曲して、両側脚片の開口側から両側脚片の間に磁性体コアを配置し、各金属板の前記一端部と隣接する別の金属板の前記他端部とが当接するまで各金属板を曲げた後、前記つなぎ部材を分断し、各金属板の前記一端部と隣接する別の金属板の前記他端部とを溶接してコイル部品を形成することを特徴とする磁気装置の製造方法。
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