JP2004086258A - 印刷システム及びそれを構成するプリンター、コンピュータ、プログラム並びに記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリンター自体がプリンタードライバを備えていても、プリンター毎にプリンタードライバをコンピュータにインストールする必要があり、さらに、その分コンピュータの記憶装置の容量が制限されてしまう。
【解決手段】プリンタードライバ32によって印刷動作が制御されるコンピュータ10とプリンター20とを含む印刷システムにおいて、前記プリンターの記憶手段にのみに前記プリンタードライバ32が保存され、前記コンピュータは画像信号と規格化されたインターフェースによって作られた印刷指令とを前記ドライバに出力する制御回路を備えてなる印刷システム。
【選択図】 図1
【解決手段】プリンタードライバ32によって印刷動作が制御されるコンピュータ10とプリンター20とを含む印刷システムにおいて、前記プリンターの記憶手段にのみに前記プリンタードライバ32が保存され、前記コンピュータは画像信号と規格化されたインターフェースによって作られた印刷指令とを前記ドライバに出力する制御回路を備えてなる印刷システム。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の技術分野】
本発明はパソコンとプリンターとからなる印刷システム及びそれを構成するプリンター、コンピュータ、プログラム並びに記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の印刷システムにおいては、プリンタードライバをパソコンのメモリに設定記憶させ、パソコン側のプリンタードライバからプリンターでの印刷処理を制御するようにしていた。プリンタードライバは複数のソフトウエアモジュールからなり、この中には、ルックアップテーブルが含まれている。ルックアップテーブルとは色変換テーブルとも呼ばれ、コンピュータによって得られた画像データを印刷用の色データに変換するためのデータテーブルであって、プリンタードライバの主要な部分を占め、かつプリンターの種類毎にそのデータ構造が異なっている。ユーザーは、新規なプリンターをコンピュータに設定する際には、各プリンター毎に定まった専用のプリンタードライバをコンピュータにその都度インストールする必要があった。
一方、近年プリンターのメモリ自体にルックアップテーブルを予めインストールしてある製品が販売されている。このプリンターによれば、コンピュータを介さずに画像データの印刷が可能になるもので、例えば、デジタルカメラをプリンターに直結することによってデジタルカメラに記憶された撮影画像データを記録媒体に直接印刷することが可能となる。但し、このようなプリンターをコンピュータに導入する際にも、ルックアップテーブルを含むプリンタードライバをコンピュータに全てインストールしなければならない。コンピュータの側から画像データを記録媒体に印刷する場合には、コンピュータのプリンタードライバによって画像データを印刷用データに変換する処理が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の方式であると、たとえプリンター自体にプリンタードライバがプレインストールされていても、そのプリンターをコンピュータに接続する場合には、その都度プリンタードライバをコンピュータに導入する必要があった。そうすると、その分コンピュータの記憶装置の容量が制限されてしまう問題がある。
【0004】
タブレットPCやモバイルPC(PDAを含む。)など低価格や汎用性に優れている分、メモリやCPUの能力が低くなっているコンピュータにプリンターを接続してデータを印刷しようとする場合は、メモリの容量がプリンタードライバによって制限されてしまう。
【0005】
さらにコンピュータを多機種のプリンターへ接続することを意図している場合では、プリンター毎にドライバーをコンピュータにインストールする必要があり、コンピュータのメモリがさらに制限されてしまうのが現状でもあったし、特に、タブレットPC等の能力の低いPCではこの影響が大であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者が鋭意検討したところ、上記課題を解決するためには、プリンターに内蔵されたメモリやCPUの低価格化及び能力向上の現状に基づき、プリンターのメモリにプリンターを動作させるための印刷制御プログラムや印刷に必要なデータ群を予めプリインストールしておき、プリンターに記憶されたプリンタードライバ資源を有効利用する観点からコンピュータにはプリンタードライバを制御するために必要なインターフェースを設定記憶するに留めることにした。この場合、インターフェースを汎用OSの下あるいはOSと一体化することの下で規格化あるいは標準化し、このインターフェースプログラムをコンピュータにプレインストールしておけば、コンピュータとプリンターを接続するだけでプリンターの印刷を実行することができることになる。しかも、コンピュータのメモリ資源が制限されず、メモリ資源を有効利用することができる。
本発明はこのような知見によって得られたものであり、その特徴とするところは、プリンタードライバによって印刷動作が制御されるコンピュータとプリンターとを含む印刷制御システムにおいて、前記プリンターの記憶手段のみに前記プリンタードライバが設定記憶され、前記コンピュータは印刷元信号とインターフェースによって作られた印刷指令とを前記ドライバーに出力する制御回路を備えてなるところである。
なお、この本発明において、印刷元データとは、コンピュータのハードウエア資源によって得られた画像データや文字データを言う。本発明の形態において、前記インターフェースは、複数のプリンタードライバに対して規格化されたものである。前記印刷元信号に含まれる画像信号を印刷用の色信号に変換するためのルックアップテーブルが前記プリンタードライバに設定記憶されてなる。
前記インターフェースが、印刷環境を前記プリンタードライバに指定するための制御コマンドを生成するソフトウエアである。前記印刷環境は、印刷部数、印刷範囲、印刷品質、用紙の指定の少なくとも一つである。前記インターフェースは、各種プリンタードライバ毎に特有な印刷環境を設定できる手段を備えてなる。前記プリンタードライバは、前記インターフェースに識別情報を出力する手段を有し、当該インターフェースはこの識別情報に対応した特有な印刷環境をユーザーが設定可能な設定手段を有して、当該印刷環境を含んだ前記印刷指令を前記プリンタードライバに出力するように構成され、前記プリンタードライバは当該特有な印刷環境を含んだ前記印刷指令に基づいて前記プリンターを動作させるように構成されてなる。
前記プリンタードライバは、前記インターフェースに前記特有印刷環境に関する種類や範囲等のパラメータを送り、前記インターフェースは当該パラメータに基づいて前記特有印刷環境を前記プリンタードライバに設定できるように構成されている。
【0007】
本発明は、さらに、既述のシステムを構成するためのプリンターである。またさらに、本発明は、既述のシステムを構成するためのコンピュータである。本発明はさらに、既述のシステムに前記印刷制御処理を実行させるための前記インターフェースを含んでなるプログラムである。さらに、本発明は、既述のシステムに前記印刷制御処理を実行させるための前記プリンタードライバからなるプログラムである。さらに本発明は、既述のプログラムが記憶された記憶媒体である。さらに本発明は、コンピュータに接続して使用されるプリンターにおいて、プリンタードライバが記憶手段に記憶され、プリンタードライバの設定内容が、プリンタードライバから前記コンピュータに出力される制御コマンドに応じて、当該コンピュータによって得られる印刷環境指令に基づいて変更されるように形成してなるプリンターであることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る印刷制御システムを、添付図面とともに詳細に説明する。図1は、本発明による印刷制御装置としてのコンピュータ及びプリンターを備える印刷システムの構成を示すブロック図である。
図示するように、コンピュータ10とカラープリンタ20とが接続されて本発明に係わる印刷システムが構築されている。プリンタードライバはカラープリンタ20のメモリのみにインストールされ、コンピュータには印刷環境を設定するための規格化・標準化された、すなわち複数のプリンター(プリンタードライバ)に適用可能な汎用インターフェースがインストールされている。この汎用インターフェースはグラフィカルユーザーインターフェースとして提供される。
コンピュータ10は、入力回路14と、出力回路15と、CPU11と、ROM12と、RAM13とを有し、これらはバス19によって互いに接続されている。入力回路14には、画像データ資源としてのデジタルカメラ22、カラースキャナ21が接続されている。
ROM12又はハードディスク26にはOS、各種アプリケーションプログラムが記憶されている。本発明に係わる規格化されたインターフェースもROMに記憶されている。CPU11は、アプリケーションプログラムによって得られた画像データやデジタルカメラ22の画像データをプリンター20によって記録媒体に印刷可能にするための各種演算処理を行い、画像データを含む印刷制御信号FNLをプリンター内のプリンタードライバに送る。RAM12には印刷処理に必要なデータやプログラムが一時記憶されている。
カラープリンタ20は、この信号FNLをプリンタードライバによって処理して印刷用色データを形成し、これに基づいて被印刷媒体上に各色のインクドットの形成を制御する結果、被印刷媒体上にカラー画像が印刷されることになる。
SI018はモデム24の駆動回路である。モデムを経由して公衆電話回線PNTに接続すれば、外部のネットワーク(PNT)上にあるサーバSVから必要なデータやプログラムをハードディスク26にダウンロードすることが可能となる。16はCRT23の駆動回路である。17は、FD25及びハードディスクの駆動回路である。14はスキャナ21やデジタルカメラ22とコンピュータ10との間の入力インターフェースであり、符号15はプリンターとコンピュータ10との間の出力インターフェースである。カラープリンタ20は、カラー画像の印刷が可能なプリンターであり、使用されるインクの種類には特に制限がない。例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色インク、あるいはこれに加えて、淡シアン(LC)、淡マゼンタ(LM)の2色の淡インクと、この他所望により蛍光インク等の透明な特殊インク(SP)を加えた合成7色インクでも良いし、蛍光インクに代えて、例えばダークイエローインクでも良い。
ここで、淡シアン(LC)インク及び淡マゼンタ(LM)インクは、それぞれシアンインクあるいはマゼンタインクの染料濃度の低い(例えば、シアンインクあるいはマゼンタインクの染料濃度の1/4の染料濃度)インクである。
また、蛍光インク等の透明な特殊インクは、カラーインクの画質には影響を与えないインクであって、紫外線などの励起光を照射することで発光して読み取りあるいは判別可能となるインクのことをいう。
以下の説明では、シアンインク、マゼンタインク、イエロインク、ブラックインク、淡シアンインク、淡マゼンタインク、特殊インクを、それぞれCインク、Mインク、Kインク、LCインク、LMインク、SPインクと略称する。
前記インクジェットプリンタは、例えば、ピエゾ素子を用いてインクを吐出することによって被印刷媒体上にインクドットを形成する方式を採用している。
この方式のプリンターは、ピエゾ素子の駆動波形を制御することによって、吐出するインク滴の大きさを制御することができる。吐出するインク滴の大きさを制御することにより、被印刷媒体上に形成されるインクドットの大きさを制御することが可能である。
本発明において、他の方式によりインクを吐出するノズルユニットを備えたプリンター、例えば、インク通路に配設したヒータに通電し、インク通路内に気泡(バブル)を発生させることによってインクを吐出させる方式のプリンターに適用してもよい。かかる方式を用いてインク滴を吐出する場合も、ヒータに通電する電流波形を制御したり、あるいは同時にインクを吐出するノズル数を増やしたりすることによって、被印刷媒体上に形成されるインクドットの大きさを制御することが可能である。また、インクを吐出する代わりに、熱転写などの現象を利用して、被印刷媒体上にインクドットを形成する方式のプリンターであってもよい。
図2は、本発明の印刷装置或いは印刷システムの機能を実現するための、コンピュータ10及びプリンター20の動作を示す機能ブロック図である。コンピュータ10において、全てのアプリケーションプログラム31及びユーザーインターフェース31aはオペレーティングシステムの下で動作する。30はアプリケーションプログラム31によって得られたビデオ信号のドライバーである。
コンピュータには従来のようにプリンタードライバをインストールする必要がない。これはプリンターの出荷時にその記憶領域に予めインストールされている。画像データは、ユーザーインターフェース31aを介してプリンターの制御回路にインストールされたドライバーに送られる。ユーザーインターフェースは、画像データを印刷記録媒体に記録するための各種制御コマンドを発生させるソフトウエアであって、記録紙の種類、印刷品質、印刷枚数、印刷範囲、用紙の種類や大きさ等の用紙の指定等の印刷環境を設定するためのものである。このユーザーインターフェースは、各杜のプリンターに対して共通化(規格化)でき得るものである。なお、ユーザーインターフェースは、各種プリンターに特有な印刷環境を設定できる手段を備えると良い。この時、コンピュータのユーザーインターフェースは、プリンタードライバの内容(識別情報・固有情報)をチェックして、プリンタードライバ側に係る特有環境の設定を許容する部分があれば、各種プリンター毎に固有制御コマンドを当該プリンタードライバに送ることが可能となる。また、プリンタードライバは、インターフェースに特有印刷環境に関する種類や範囲等のパラメータを送り、インターフェースは、パラメータに基づいて前記特有印刷環境を決定して、これをプリンタードライバに設定できるようにユーザーにグラフィカルに表示する。このようなパラメータとして、印刷の品質、例えば、所定のドット密度以下であること、使用できる印刷紙の大きさ、印刷紙の種類(写真紙)等、プリンターの種類毎に可能な印刷環境範囲を示すパラメータがある。
オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラム31が印刷指令を発すると、コンピュータ10の印刷制御システムであるユーザーインターフェースは、印刷環境に対応するコマンドとアプリケーションプログラム31から画像データを既述の印刷制御信号FNLとしてカラープリンタ20に出力する。
プリンタードライバのモジュールは、解像度変換モジュール33と、色変換モジュール34と、階調数変換モジュール35と、インターレースモジュール36の大きく5つのモジュールから構成されている。以下、各モジュールが行う画像処理の内容について説明する。
解像度変換モジュール33は、各種のアプリケーションプログラム31から受け取った画像データの解像度を、カラープリンタ20が印刷するための各種カラープリンタ固有の解像度に変換する。画像データの解像度が印刷解像度よりも低い場合、線形補間を行って隣接画像データ間に新たなデータを生成し、逆に印刷解像度よりも高い場合は、一定の割合でデータを間引くことによって、画像データの解像度を印刷解像度に変換する。
色変換モジュール34は、解像度変換モジュール33から印刷解像度に変換された画像データを受け取って、色変換処理を行う。色変換処理とは、R・G・Bの階調値からなる画像データを各種のカラープリンタ20で使用するC・M・Y・K・LC・LM・SPの各7色、または、C・M・Y・K・LC・LMの各6色の階調値のデータに変換する処理である。この処理は、色変換デーブル(ルックアップテーブル)LUTを用いて行われている。LUTには、R・G・Bのそれぞれの組合せからなる色を、C・M・Y・K・LC・LMの各色で表現するときの、各色階調値の組合せが記憶されている。
階調数変換モジュール35は、色変換モジュール34から色変換済の画像データを受け取って、階調数変換処理を行う。本発明においては、色変換後の画像データは各色毎に256階調幅を持つデータとして表現されている。これに対して、本発明のカラープリンタ20では、「ドットを形成する」、「ドットを形成しない」のいずれかの状態しかとり得ない。そこで、256階調を有する画像データを、カラープリンタ20が表現可能な2階調で表現された画像データに変換する必要がある。このような階調数の変換を行う処理が階調数変換処理である。
インターレースモジュール36は、6色分のドットデータを受け取って、インターレース処理を行う。インターレース処理は、ドットの形成有無を表す形式に変換された画像データを、カラープリンタ20に転送すべき順序に並び替える処理である。プリンター内のプリンタードライバにおいてインターレースモジュール36の処理を終了すると、処理信号がカラープリンタ20のインクジェット駆動回路に出力される。
図3は、本発明のカラープリンタ20の概略構成を示す説明図である。このカラープリンタ20は、図示するように、キャリッジ40に搭載された印字ヘッド41を駆動してインクの吐出及びドット形成を行う機構と、このキャリッジ40をキャリッジモータ52によってプラテン56の軸方向に往復動させる機構と、紙送りモータ55によって被印刷媒体Pを搬送する機構と、制御手段60と、から構成される。
キャリッジ40をプラテン56の軸方向に往復動させる機構は、プラテン56の軸と並行に架設されたキャリッジ40を摺動可能に保持する摺動軸53と、キャリッジモータ52との間に無端の駆動ベルト51を張設するプーリ52と、キャリッジ40の原点位置を検出する位置検出センサ54等から構成される。
被印刷媒体Pを搬送する機構は、プラテン56と、プラテン56を回転させる紙送りモータ55と、図示しない給紙補助ローラと、紙送りモータ55の回転をプラテン56及び給紙補助ローラに伝えるギヤトレイン(図示省略)とから構成されている。被印刷媒体Pは、プラテン56と給紙補助ローラの間に挟み込まれるようにセットされ、プラテン56の回転角度に応じて所定量だけ該媒体Pが搬送される。
制御手段60は、CPU61とROM62とRAM63等とから構成されており、カラープリンタ20の各種機構を制御する。すなわち、制御手段60は、キャリッジモータ52と紙送りモータ55の動作を制御することによってキャリッジ40の主走査と副走査とを制御するとともに、コンピュータ10から供給される前記印刷制御信号FNLの印刷コマンドに基づいて、各ノズルでのインク滴の吐出を制御している。プリンタードライバは、ROM62に記憶されている。この結果、被印刷媒体上の適切な位置にインクドットが形成される。
キャリッジ40にはブラック(K)インクを収納するインクカートリッジ42と、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・淡シアン(LC)・淡マゼンタ(LM)のインクを収納するインクカートリッジ43aと、所望に応じて特殊インク(SP)のインクを収納するインクカートリッジ43bとが装着されている。
キャリッジ40にインクカートリッジ42、43a、43bを装着すると、カートリッジ内の各インクは図示しない導入管を通じて、各色毎にインク吐出用ヘッド44ないし50に供給される。各ヘッドに供給されたインクは、制御回路60の制御の下でインク吐出用ヘッド44ないし50から吐出される。
次に、本発明に係わる印刷システムの印刷制御処理動作について図説明する。先ず、パソコンの電源がオンされると、OSが立ち上がり、次いで、既述の共通(汎用)ユーザーインターフェースを立ち上げる。次いで、コンピュータのCPUは共通インターフェースに対応したプリンターが接続されているかを確認する。当該プリンターがコンピュータに接続されている場合は、プリンターのプリンタードライバはその固有のコマンドを共通インターフェースに送る。ここでの固有コマンドには、用紙のサイズ、用紙の種類、印刷領域、及び印刷品質を指定するためのものが含まれる。
なお、プリンターが前記共通ユーザーインターフェースに接続されていない場合には、プリンターがコンピュータに接続されていない画面を表示する。
次に、パソコンの共通インターフェースの画面において、印刷条件の指定に対応した印刷パラメータを設定し、次いで印刷ボタンをクリックすると、印刷元データと指定された印刷条件コマンドがプリンター内のドライバーへ転送されて印刷が開始・続行される。
コンピュータ10内では、画像データがユーザーインターフェースによって作成された印刷コマンドとともに、プリンター内のプリンタードラバに送られる。アプリケーションプログラム31の中では、カラー画像データは、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色の画像の組合せにより表現されている。8ビットの画像データであれば、各画素がとり得る階調値は0から255の256段階の値となる。
図5に示すように、プリンタードライバが画像データを取り込むと(ステップSl00)、解像度変換を行う(ステップSllO)。解像度変換処理では、画像の解像度がプリンター解像度よりも低い場合には、線形補間を実行して隣接する画素の間に新たな画像データを生成し、逆に画像の解像度がプリンター解像度よりも高い場合には、一定の割合で画像データを間引くことにより解像度を低下させる。
上述のように、取り込んだ画像は画素の集まりとして表現されているが、この画像を印刷する場合、印刷しようとする被印刷媒体上における画像の大きさによって、被印刷媒体上において1画素が対応する長さは異なってくる。プリンターが単位長さ当たりに形成できるドットの数(これをプリンター解像度と呼ぶ。)は、予めプリンタ機種毎に決まっており、画像処理の都合上、画像解像度をプリンタ解像度に一致させておく必要がある。そこで、解像度変換(ステップS110)では、このように画像の解像度をプリンターの解像度に一致させる処理を行う。
解像度変換処理が終了すると、プリンタードライバは色変換処理を行う(ステップS120)。前述のように、アプリケーションプログラム31は、一般にカラー画像を赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色の階調画像データとして構成している。一方、カラープリンタ20は、原理的には、カラー画像をシアン色(C)、マゼンタ色(M)、イエロー色(Y)の3色の原色混色によって表現させる。したがって、カラー画像の印刷に際しては、R・G・Bの3色による色の表現方法を、C・M・Yの3色による色の表現方法に変換する、いわゆる色変換処理が必要となる。色変換処理を行うと、それぞれ256階調を持ったR・G・B階調画像データが、256階調を持ったC・M・Yの階調画像データに変換される。
プリンタードライバは、ルックアップテーブルの変換表を参照して、R・G・B階調値をC・M・Y階調値に変換する。色インクの階調値は各色の濃度に比例し、最終的には、各色インクの吐出数に比例したものとなる。
色変換処理が終了すると、プリンターのCPUは、プリンタードライバに基づいて階調数変換処理を実行する(ステップS130)。色変換後の画像データは、C、M、Y、K、LC、LMの6色の256階調画像となっている。一方、プリンターは被印刷媒体上にドットを形成することによって、画像を表現しており、これより少ない階調しかとり得ない。
そこで、階調数変換処理によって、256階調を有する画像を、プリンターが表現できる非常に少ない階調で表現された画像に変換する必要がある。プリンターのCPUは、階調数変換処理(ステップS130)を終了させ、インターレース処理を開始する(ステップS140)。本処理は、階調数変換処理によってドットの形成有無を表す形式に変換された画像データを、プリンターの駆動回路に転送すべき順序に並べ替える処理である。すなわち、前述のようにカラープリンタ20は、キャリッジ40の主走査と副走査を繰り返しながら、印字ヘッド41を駆動して被印刷媒体Pの上にドット列(ラスタ)を形成していく。
図を用いて説明したように、各色毎のインク吐出用ヘッド44ないし50には、複数のノズルNzが設けられているので、1回の主走査で複数本のラスタを形成することができる。
それらのラスタは互いにノズルピッチkだけ離れている。その結果、画素間隔で並ぶラスタを形成するには、まず、ノズルピッチkだけ離れた複数のラスタを形成し、次にヘッド位置を少しずらして、ラスタの間に新たなラスタを形成していくといった制御が必要となる。また、印刷画質を向上させるために、1本のラスタを複数回の主走査に分けて形成したり、更には印刷時間を短縮するために、主走査の往動時と復動時のそれぞれでドットを形成するといった制御も行われる。インターレース処理が終了すると、処理済みデータはカラープリンタ20の駆動回路に出力される(ステップS150)。その結果、被印刷記録媒体に所定のカラー画像が印刷される。
図6は、異なる種類のプリンター(A,B)がコンピュータに接続されている場合のユーザーインターフェースに表示される印刷メニューを示している。プリンターA,Bでは、その性能や装備の相違から印刷条件に差があり、それぞれ固有のプリンタードライバがプリンターのメモリ資源にプレインストールされている。各プリンターのドライバーは、固有のコマンドを共通インターフェースに出力する。この固有のコマンドの差が共通インターフェースに表示されるメニューの差となって表れる。
次に、共通インターフェースがプリンタードライバからの制御コマンドに基づいて印刷メニュー画面に表示する各入力項目について図7に基づき説明する。
印刷メニューの各項目は図7に示されている。この入力項目は一例であり、プリンタードライバの種類によって異なる。プリンタードライバの種類の相違により、入力できる項目の範囲が異なるし、各項目毎で入力できる範囲も異なる。
コンピュータに接続されている機種名がプリンター名として表示される。プリンタードライバはプリンター名を共通インターフェースに出力し、コンピュータのメモリ資源は当該プリンタードライバ(プリンター)の名称を所定領域に記憶する。
【0009】
印刷紙種類等のユーザーによる入力設定は、ポップアップウィンドで選択する。以下に示す各項目も同様である。給紙方法として、オートシードフィーダが表示されるのは、当該機能が存在しているプリンターのみである。特殊機能とは、機種毎の特殊な機能である。マイクロウィーブや双方向印刷などである。インターフェース内では予備の項目として持つ。カラー調整方法とは、カラー印刷を何でやるかである。色補正方法とは、色の補正をどうやるかである。写真やイラストなど印字する内容により選択する。明度とは色調整を行う項目である。シアンとはインク毎に強弱を付けるためのコマンドである。マゼンタ、イエローでも同様である。
これらの項目を一画面内に表示するようにしても良いし、複数画面に分けても良い。また、これらの項目を縦に並べても良いし、縦横に並べても良い。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、プリンタードライバによって印刷動作が制御されるコンピュータとプリンターとを含む印刷システムにおいて、前記プリンターの記憶手段にのみに前記プリンタードライバが保存され、前記コンピュータは画像信号と規格化されたインターフェースによって作られた印刷指令とを前記ドライバーに出力する制御回路を備えてなることを特徴とするものであるので、プリンタードライバをコンピュータにインストールすることなく記録媒体に文字、画像等の印刷用データを印刷できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷制御装置及び印刷装置からなる印刷システムの構成を示す説明図である。
【図2】本発明の印刷制御装置の機能を実現するための、コンピュータのソフトウエアの構成を概念的に示す機能ブロック図である。
【図3】本発明のカラープリンタの概略構成を示す説明図である。
【図4】本発明に係わる印刷システムの動作状態を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係わる印刷処理システムのユーザーインターフェース及びプリンタードライバの動作を示すフローチャートである。
【図6】ユーザーインターフェースに表示される印刷メニューを示したものである。
【図7】印刷メニューの各項目を説明したものである。
【符号の説明】
10 コンピュータ、11 CPU、12 ROM、13 RAM、 20カラープリンタ、31 アプリケーションプログラム、32 プリンタードライバ、33 解像度変換モジュール、34 色変換モジュール、35 階調数変換モジュール、36 インターレースモジュール
【発明の技術分野】
本発明はパソコンとプリンターとからなる印刷システム及びそれを構成するプリンター、コンピュータ、プログラム並びに記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の印刷システムにおいては、プリンタードライバをパソコンのメモリに設定記憶させ、パソコン側のプリンタードライバからプリンターでの印刷処理を制御するようにしていた。プリンタードライバは複数のソフトウエアモジュールからなり、この中には、ルックアップテーブルが含まれている。ルックアップテーブルとは色変換テーブルとも呼ばれ、コンピュータによって得られた画像データを印刷用の色データに変換するためのデータテーブルであって、プリンタードライバの主要な部分を占め、かつプリンターの種類毎にそのデータ構造が異なっている。ユーザーは、新規なプリンターをコンピュータに設定する際には、各プリンター毎に定まった専用のプリンタードライバをコンピュータにその都度インストールする必要があった。
一方、近年プリンターのメモリ自体にルックアップテーブルを予めインストールしてある製品が販売されている。このプリンターによれば、コンピュータを介さずに画像データの印刷が可能になるもので、例えば、デジタルカメラをプリンターに直結することによってデジタルカメラに記憶された撮影画像データを記録媒体に直接印刷することが可能となる。但し、このようなプリンターをコンピュータに導入する際にも、ルックアップテーブルを含むプリンタードライバをコンピュータに全てインストールしなければならない。コンピュータの側から画像データを記録媒体に印刷する場合には、コンピュータのプリンタードライバによって画像データを印刷用データに変換する処理が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の方式であると、たとえプリンター自体にプリンタードライバがプレインストールされていても、そのプリンターをコンピュータに接続する場合には、その都度プリンタードライバをコンピュータに導入する必要があった。そうすると、その分コンピュータの記憶装置の容量が制限されてしまう問題がある。
【0004】
タブレットPCやモバイルPC(PDAを含む。)など低価格や汎用性に優れている分、メモリやCPUの能力が低くなっているコンピュータにプリンターを接続してデータを印刷しようとする場合は、メモリの容量がプリンタードライバによって制限されてしまう。
【0005】
さらにコンピュータを多機種のプリンターへ接続することを意図している場合では、プリンター毎にドライバーをコンピュータにインストールする必要があり、コンピュータのメモリがさらに制限されてしまうのが現状でもあったし、特に、タブレットPC等の能力の低いPCではこの影響が大であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者が鋭意検討したところ、上記課題を解決するためには、プリンターに内蔵されたメモリやCPUの低価格化及び能力向上の現状に基づき、プリンターのメモリにプリンターを動作させるための印刷制御プログラムや印刷に必要なデータ群を予めプリインストールしておき、プリンターに記憶されたプリンタードライバ資源を有効利用する観点からコンピュータにはプリンタードライバを制御するために必要なインターフェースを設定記憶するに留めることにした。この場合、インターフェースを汎用OSの下あるいはOSと一体化することの下で規格化あるいは標準化し、このインターフェースプログラムをコンピュータにプレインストールしておけば、コンピュータとプリンターを接続するだけでプリンターの印刷を実行することができることになる。しかも、コンピュータのメモリ資源が制限されず、メモリ資源を有効利用することができる。
本発明はこのような知見によって得られたものであり、その特徴とするところは、プリンタードライバによって印刷動作が制御されるコンピュータとプリンターとを含む印刷制御システムにおいて、前記プリンターの記憶手段のみに前記プリンタードライバが設定記憶され、前記コンピュータは印刷元信号とインターフェースによって作られた印刷指令とを前記ドライバーに出力する制御回路を備えてなるところである。
なお、この本発明において、印刷元データとは、コンピュータのハードウエア資源によって得られた画像データや文字データを言う。本発明の形態において、前記インターフェースは、複数のプリンタードライバに対して規格化されたものである。前記印刷元信号に含まれる画像信号を印刷用の色信号に変換するためのルックアップテーブルが前記プリンタードライバに設定記憶されてなる。
前記インターフェースが、印刷環境を前記プリンタードライバに指定するための制御コマンドを生成するソフトウエアである。前記印刷環境は、印刷部数、印刷範囲、印刷品質、用紙の指定の少なくとも一つである。前記インターフェースは、各種プリンタードライバ毎に特有な印刷環境を設定できる手段を備えてなる。前記プリンタードライバは、前記インターフェースに識別情報を出力する手段を有し、当該インターフェースはこの識別情報に対応した特有な印刷環境をユーザーが設定可能な設定手段を有して、当該印刷環境を含んだ前記印刷指令を前記プリンタードライバに出力するように構成され、前記プリンタードライバは当該特有な印刷環境を含んだ前記印刷指令に基づいて前記プリンターを動作させるように構成されてなる。
前記プリンタードライバは、前記インターフェースに前記特有印刷環境に関する種類や範囲等のパラメータを送り、前記インターフェースは当該パラメータに基づいて前記特有印刷環境を前記プリンタードライバに設定できるように構成されている。
【0007】
本発明は、さらに、既述のシステムを構成するためのプリンターである。またさらに、本発明は、既述のシステムを構成するためのコンピュータである。本発明はさらに、既述のシステムに前記印刷制御処理を実行させるための前記インターフェースを含んでなるプログラムである。さらに、本発明は、既述のシステムに前記印刷制御処理を実行させるための前記プリンタードライバからなるプログラムである。さらに本発明は、既述のプログラムが記憶された記憶媒体である。さらに本発明は、コンピュータに接続して使用されるプリンターにおいて、プリンタードライバが記憶手段に記憶され、プリンタードライバの設定内容が、プリンタードライバから前記コンピュータに出力される制御コマンドに応じて、当該コンピュータによって得られる印刷環境指令に基づいて変更されるように形成してなるプリンターであることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る印刷制御システムを、添付図面とともに詳細に説明する。図1は、本発明による印刷制御装置としてのコンピュータ及びプリンターを備える印刷システムの構成を示すブロック図である。
図示するように、コンピュータ10とカラープリンタ20とが接続されて本発明に係わる印刷システムが構築されている。プリンタードライバはカラープリンタ20のメモリのみにインストールされ、コンピュータには印刷環境を設定するための規格化・標準化された、すなわち複数のプリンター(プリンタードライバ)に適用可能な汎用インターフェースがインストールされている。この汎用インターフェースはグラフィカルユーザーインターフェースとして提供される。
コンピュータ10は、入力回路14と、出力回路15と、CPU11と、ROM12と、RAM13とを有し、これらはバス19によって互いに接続されている。入力回路14には、画像データ資源としてのデジタルカメラ22、カラースキャナ21が接続されている。
ROM12又はハードディスク26にはOS、各種アプリケーションプログラムが記憶されている。本発明に係わる規格化されたインターフェースもROMに記憶されている。CPU11は、アプリケーションプログラムによって得られた画像データやデジタルカメラ22の画像データをプリンター20によって記録媒体に印刷可能にするための各種演算処理を行い、画像データを含む印刷制御信号FNLをプリンター内のプリンタードライバに送る。RAM12には印刷処理に必要なデータやプログラムが一時記憶されている。
カラープリンタ20は、この信号FNLをプリンタードライバによって処理して印刷用色データを形成し、これに基づいて被印刷媒体上に各色のインクドットの形成を制御する結果、被印刷媒体上にカラー画像が印刷されることになる。
SI018はモデム24の駆動回路である。モデムを経由して公衆電話回線PNTに接続すれば、外部のネットワーク(PNT)上にあるサーバSVから必要なデータやプログラムをハードディスク26にダウンロードすることが可能となる。16はCRT23の駆動回路である。17は、FD25及びハードディスクの駆動回路である。14はスキャナ21やデジタルカメラ22とコンピュータ10との間の入力インターフェースであり、符号15はプリンターとコンピュータ10との間の出力インターフェースである。カラープリンタ20は、カラー画像の印刷が可能なプリンターであり、使用されるインクの種類には特に制限がない。例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色インク、あるいはこれに加えて、淡シアン(LC)、淡マゼンタ(LM)の2色の淡インクと、この他所望により蛍光インク等の透明な特殊インク(SP)を加えた合成7色インクでも良いし、蛍光インクに代えて、例えばダークイエローインクでも良い。
ここで、淡シアン(LC)インク及び淡マゼンタ(LM)インクは、それぞれシアンインクあるいはマゼンタインクの染料濃度の低い(例えば、シアンインクあるいはマゼンタインクの染料濃度の1/4の染料濃度)インクである。
また、蛍光インク等の透明な特殊インクは、カラーインクの画質には影響を与えないインクであって、紫外線などの励起光を照射することで発光して読み取りあるいは判別可能となるインクのことをいう。
以下の説明では、シアンインク、マゼンタインク、イエロインク、ブラックインク、淡シアンインク、淡マゼンタインク、特殊インクを、それぞれCインク、Mインク、Kインク、LCインク、LMインク、SPインクと略称する。
前記インクジェットプリンタは、例えば、ピエゾ素子を用いてインクを吐出することによって被印刷媒体上にインクドットを形成する方式を採用している。
この方式のプリンターは、ピエゾ素子の駆動波形を制御することによって、吐出するインク滴の大きさを制御することができる。吐出するインク滴の大きさを制御することにより、被印刷媒体上に形成されるインクドットの大きさを制御することが可能である。
本発明において、他の方式によりインクを吐出するノズルユニットを備えたプリンター、例えば、インク通路に配設したヒータに通電し、インク通路内に気泡(バブル)を発生させることによってインクを吐出させる方式のプリンターに適用してもよい。かかる方式を用いてインク滴を吐出する場合も、ヒータに通電する電流波形を制御したり、あるいは同時にインクを吐出するノズル数を増やしたりすることによって、被印刷媒体上に形成されるインクドットの大きさを制御することが可能である。また、インクを吐出する代わりに、熱転写などの現象を利用して、被印刷媒体上にインクドットを形成する方式のプリンターであってもよい。
図2は、本発明の印刷装置或いは印刷システムの機能を実現するための、コンピュータ10及びプリンター20の動作を示す機能ブロック図である。コンピュータ10において、全てのアプリケーションプログラム31及びユーザーインターフェース31aはオペレーティングシステムの下で動作する。30はアプリケーションプログラム31によって得られたビデオ信号のドライバーである。
コンピュータには従来のようにプリンタードライバをインストールする必要がない。これはプリンターの出荷時にその記憶領域に予めインストールされている。画像データは、ユーザーインターフェース31aを介してプリンターの制御回路にインストールされたドライバーに送られる。ユーザーインターフェースは、画像データを印刷記録媒体に記録するための各種制御コマンドを発生させるソフトウエアであって、記録紙の種類、印刷品質、印刷枚数、印刷範囲、用紙の種類や大きさ等の用紙の指定等の印刷環境を設定するためのものである。このユーザーインターフェースは、各杜のプリンターに対して共通化(規格化)でき得るものである。なお、ユーザーインターフェースは、各種プリンターに特有な印刷環境を設定できる手段を備えると良い。この時、コンピュータのユーザーインターフェースは、プリンタードライバの内容(識別情報・固有情報)をチェックして、プリンタードライバ側に係る特有環境の設定を許容する部分があれば、各種プリンター毎に固有制御コマンドを当該プリンタードライバに送ることが可能となる。また、プリンタードライバは、インターフェースに特有印刷環境に関する種類や範囲等のパラメータを送り、インターフェースは、パラメータに基づいて前記特有印刷環境を決定して、これをプリンタードライバに設定できるようにユーザーにグラフィカルに表示する。このようなパラメータとして、印刷の品質、例えば、所定のドット密度以下であること、使用できる印刷紙の大きさ、印刷紙の種類(写真紙)等、プリンターの種類毎に可能な印刷環境範囲を示すパラメータがある。
オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラム31が印刷指令を発すると、コンピュータ10の印刷制御システムであるユーザーインターフェースは、印刷環境に対応するコマンドとアプリケーションプログラム31から画像データを既述の印刷制御信号FNLとしてカラープリンタ20に出力する。
プリンタードライバのモジュールは、解像度変換モジュール33と、色変換モジュール34と、階調数変換モジュール35と、インターレースモジュール36の大きく5つのモジュールから構成されている。以下、各モジュールが行う画像処理の内容について説明する。
解像度変換モジュール33は、各種のアプリケーションプログラム31から受け取った画像データの解像度を、カラープリンタ20が印刷するための各種カラープリンタ固有の解像度に変換する。画像データの解像度が印刷解像度よりも低い場合、線形補間を行って隣接画像データ間に新たなデータを生成し、逆に印刷解像度よりも高い場合は、一定の割合でデータを間引くことによって、画像データの解像度を印刷解像度に変換する。
色変換モジュール34は、解像度変換モジュール33から印刷解像度に変換された画像データを受け取って、色変換処理を行う。色変換処理とは、R・G・Bの階調値からなる画像データを各種のカラープリンタ20で使用するC・M・Y・K・LC・LM・SPの各7色、または、C・M・Y・K・LC・LMの各6色の階調値のデータに変換する処理である。この処理は、色変換デーブル(ルックアップテーブル)LUTを用いて行われている。LUTには、R・G・Bのそれぞれの組合せからなる色を、C・M・Y・K・LC・LMの各色で表現するときの、各色階調値の組合せが記憶されている。
階調数変換モジュール35は、色変換モジュール34から色変換済の画像データを受け取って、階調数変換処理を行う。本発明においては、色変換後の画像データは各色毎に256階調幅を持つデータとして表現されている。これに対して、本発明のカラープリンタ20では、「ドットを形成する」、「ドットを形成しない」のいずれかの状態しかとり得ない。そこで、256階調を有する画像データを、カラープリンタ20が表現可能な2階調で表現された画像データに変換する必要がある。このような階調数の変換を行う処理が階調数変換処理である。
インターレースモジュール36は、6色分のドットデータを受け取って、インターレース処理を行う。インターレース処理は、ドットの形成有無を表す形式に変換された画像データを、カラープリンタ20に転送すべき順序に並び替える処理である。プリンター内のプリンタードライバにおいてインターレースモジュール36の処理を終了すると、処理信号がカラープリンタ20のインクジェット駆動回路に出力される。
図3は、本発明のカラープリンタ20の概略構成を示す説明図である。このカラープリンタ20は、図示するように、キャリッジ40に搭載された印字ヘッド41を駆動してインクの吐出及びドット形成を行う機構と、このキャリッジ40をキャリッジモータ52によってプラテン56の軸方向に往復動させる機構と、紙送りモータ55によって被印刷媒体Pを搬送する機構と、制御手段60と、から構成される。
キャリッジ40をプラテン56の軸方向に往復動させる機構は、プラテン56の軸と並行に架設されたキャリッジ40を摺動可能に保持する摺動軸53と、キャリッジモータ52との間に無端の駆動ベルト51を張設するプーリ52と、キャリッジ40の原点位置を検出する位置検出センサ54等から構成される。
被印刷媒体Pを搬送する機構は、プラテン56と、プラテン56を回転させる紙送りモータ55と、図示しない給紙補助ローラと、紙送りモータ55の回転をプラテン56及び給紙補助ローラに伝えるギヤトレイン(図示省略)とから構成されている。被印刷媒体Pは、プラテン56と給紙補助ローラの間に挟み込まれるようにセットされ、プラテン56の回転角度に応じて所定量だけ該媒体Pが搬送される。
制御手段60は、CPU61とROM62とRAM63等とから構成されており、カラープリンタ20の各種機構を制御する。すなわち、制御手段60は、キャリッジモータ52と紙送りモータ55の動作を制御することによってキャリッジ40の主走査と副走査とを制御するとともに、コンピュータ10から供給される前記印刷制御信号FNLの印刷コマンドに基づいて、各ノズルでのインク滴の吐出を制御している。プリンタードライバは、ROM62に記憶されている。この結果、被印刷媒体上の適切な位置にインクドットが形成される。
キャリッジ40にはブラック(K)インクを収納するインクカートリッジ42と、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・淡シアン(LC)・淡マゼンタ(LM)のインクを収納するインクカートリッジ43aと、所望に応じて特殊インク(SP)のインクを収納するインクカートリッジ43bとが装着されている。
キャリッジ40にインクカートリッジ42、43a、43bを装着すると、カートリッジ内の各インクは図示しない導入管を通じて、各色毎にインク吐出用ヘッド44ないし50に供給される。各ヘッドに供給されたインクは、制御回路60の制御の下でインク吐出用ヘッド44ないし50から吐出される。
次に、本発明に係わる印刷システムの印刷制御処理動作について図説明する。先ず、パソコンの電源がオンされると、OSが立ち上がり、次いで、既述の共通(汎用)ユーザーインターフェースを立ち上げる。次いで、コンピュータのCPUは共通インターフェースに対応したプリンターが接続されているかを確認する。当該プリンターがコンピュータに接続されている場合は、プリンターのプリンタードライバはその固有のコマンドを共通インターフェースに送る。ここでの固有コマンドには、用紙のサイズ、用紙の種類、印刷領域、及び印刷品質を指定するためのものが含まれる。
なお、プリンターが前記共通ユーザーインターフェースに接続されていない場合には、プリンターがコンピュータに接続されていない画面を表示する。
次に、パソコンの共通インターフェースの画面において、印刷条件の指定に対応した印刷パラメータを設定し、次いで印刷ボタンをクリックすると、印刷元データと指定された印刷条件コマンドがプリンター内のドライバーへ転送されて印刷が開始・続行される。
コンピュータ10内では、画像データがユーザーインターフェースによって作成された印刷コマンドとともに、プリンター内のプリンタードラバに送られる。アプリケーションプログラム31の中では、カラー画像データは、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色の画像の組合せにより表現されている。8ビットの画像データであれば、各画素がとり得る階調値は0から255の256段階の値となる。
図5に示すように、プリンタードライバが画像データを取り込むと(ステップSl00)、解像度変換を行う(ステップSllO)。解像度変換処理では、画像の解像度がプリンター解像度よりも低い場合には、線形補間を実行して隣接する画素の間に新たな画像データを生成し、逆に画像の解像度がプリンター解像度よりも高い場合には、一定の割合で画像データを間引くことにより解像度を低下させる。
上述のように、取り込んだ画像は画素の集まりとして表現されているが、この画像を印刷する場合、印刷しようとする被印刷媒体上における画像の大きさによって、被印刷媒体上において1画素が対応する長さは異なってくる。プリンターが単位長さ当たりに形成できるドットの数(これをプリンター解像度と呼ぶ。)は、予めプリンタ機種毎に決まっており、画像処理の都合上、画像解像度をプリンタ解像度に一致させておく必要がある。そこで、解像度変換(ステップS110)では、このように画像の解像度をプリンターの解像度に一致させる処理を行う。
解像度変換処理が終了すると、プリンタードライバは色変換処理を行う(ステップS120)。前述のように、アプリケーションプログラム31は、一般にカラー画像を赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色の階調画像データとして構成している。一方、カラープリンタ20は、原理的には、カラー画像をシアン色(C)、マゼンタ色(M)、イエロー色(Y)の3色の原色混色によって表現させる。したがって、カラー画像の印刷に際しては、R・G・Bの3色による色の表現方法を、C・M・Yの3色による色の表現方法に変換する、いわゆる色変換処理が必要となる。色変換処理を行うと、それぞれ256階調を持ったR・G・B階調画像データが、256階調を持ったC・M・Yの階調画像データに変換される。
プリンタードライバは、ルックアップテーブルの変換表を参照して、R・G・B階調値をC・M・Y階調値に変換する。色インクの階調値は各色の濃度に比例し、最終的には、各色インクの吐出数に比例したものとなる。
色変換処理が終了すると、プリンターのCPUは、プリンタードライバに基づいて階調数変換処理を実行する(ステップS130)。色変換後の画像データは、C、M、Y、K、LC、LMの6色の256階調画像となっている。一方、プリンターは被印刷媒体上にドットを形成することによって、画像を表現しており、これより少ない階調しかとり得ない。
そこで、階調数変換処理によって、256階調を有する画像を、プリンターが表現できる非常に少ない階調で表現された画像に変換する必要がある。プリンターのCPUは、階調数変換処理(ステップS130)を終了させ、インターレース処理を開始する(ステップS140)。本処理は、階調数変換処理によってドットの形成有無を表す形式に変換された画像データを、プリンターの駆動回路に転送すべき順序に並べ替える処理である。すなわち、前述のようにカラープリンタ20は、キャリッジ40の主走査と副走査を繰り返しながら、印字ヘッド41を駆動して被印刷媒体Pの上にドット列(ラスタ)を形成していく。
図を用いて説明したように、各色毎のインク吐出用ヘッド44ないし50には、複数のノズルNzが設けられているので、1回の主走査で複数本のラスタを形成することができる。
それらのラスタは互いにノズルピッチkだけ離れている。その結果、画素間隔で並ぶラスタを形成するには、まず、ノズルピッチkだけ離れた複数のラスタを形成し、次にヘッド位置を少しずらして、ラスタの間に新たなラスタを形成していくといった制御が必要となる。また、印刷画質を向上させるために、1本のラスタを複数回の主走査に分けて形成したり、更には印刷時間を短縮するために、主走査の往動時と復動時のそれぞれでドットを形成するといった制御も行われる。インターレース処理が終了すると、処理済みデータはカラープリンタ20の駆動回路に出力される(ステップS150)。その結果、被印刷記録媒体に所定のカラー画像が印刷される。
図6は、異なる種類のプリンター(A,B)がコンピュータに接続されている場合のユーザーインターフェースに表示される印刷メニューを示している。プリンターA,Bでは、その性能や装備の相違から印刷条件に差があり、それぞれ固有のプリンタードライバがプリンターのメモリ資源にプレインストールされている。各プリンターのドライバーは、固有のコマンドを共通インターフェースに出力する。この固有のコマンドの差が共通インターフェースに表示されるメニューの差となって表れる。
次に、共通インターフェースがプリンタードライバからの制御コマンドに基づいて印刷メニュー画面に表示する各入力項目について図7に基づき説明する。
印刷メニューの各項目は図7に示されている。この入力項目は一例であり、プリンタードライバの種類によって異なる。プリンタードライバの種類の相違により、入力できる項目の範囲が異なるし、各項目毎で入力できる範囲も異なる。
コンピュータに接続されている機種名がプリンター名として表示される。プリンタードライバはプリンター名を共通インターフェースに出力し、コンピュータのメモリ資源は当該プリンタードライバ(プリンター)の名称を所定領域に記憶する。
【0009】
印刷紙種類等のユーザーによる入力設定は、ポップアップウィンドで選択する。以下に示す各項目も同様である。給紙方法として、オートシードフィーダが表示されるのは、当該機能が存在しているプリンターのみである。特殊機能とは、機種毎の特殊な機能である。マイクロウィーブや双方向印刷などである。インターフェース内では予備の項目として持つ。カラー調整方法とは、カラー印刷を何でやるかである。色補正方法とは、色の補正をどうやるかである。写真やイラストなど印字する内容により選択する。明度とは色調整を行う項目である。シアンとはインク毎に強弱を付けるためのコマンドである。マゼンタ、イエローでも同様である。
これらの項目を一画面内に表示するようにしても良いし、複数画面に分けても良い。また、これらの項目を縦に並べても良いし、縦横に並べても良い。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、プリンタードライバによって印刷動作が制御されるコンピュータとプリンターとを含む印刷システムにおいて、前記プリンターの記憶手段にのみに前記プリンタードライバが保存され、前記コンピュータは画像信号と規格化されたインターフェースによって作られた印刷指令とを前記ドライバーに出力する制御回路を備えてなることを特徴とするものであるので、プリンタードライバをコンピュータにインストールすることなく記録媒体に文字、画像等の印刷用データを印刷できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷制御装置及び印刷装置からなる印刷システムの構成を示す説明図である。
【図2】本発明の印刷制御装置の機能を実現するための、コンピュータのソフトウエアの構成を概念的に示す機能ブロック図である。
【図3】本発明のカラープリンタの概略構成を示す説明図である。
【図4】本発明に係わる印刷システムの動作状態を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係わる印刷処理システムのユーザーインターフェース及びプリンタードライバの動作を示すフローチャートである。
【図6】ユーザーインターフェースに表示される印刷メニューを示したものである。
【図7】印刷メニューの各項目を説明したものである。
【符号の説明】
10 コンピュータ、11 CPU、12 ROM、13 RAM、 20カラープリンタ、31 アプリケーションプログラム、32 プリンタードライバ、33 解像度変換モジュール、34 色変換モジュール、35 階調数変換モジュール、36 インターレースモジュール
Claims (14)
- プリンタードライバによって印刷動作が制御されるコンピュータとプリンターとを含む印刷制御システムにおいて、
前記プリンターの記憶手段のみに前記プリンタードライバが設定記憶され、
前記コンピュータは、印刷元信号と、当該コンピュータ内に設定記憶されたインターフェースによって作られた印刷指令と、を前記ドライバーに出力する制御回路を備えてなる印刷システム。 - 前記インターフェースは、複数のプリンタードライバに対して規格化されたものである請求項1記載の印刷システム。
- 前記印刷元信号に含まれる画像信号を印刷用の色信号に変換するためのルックアップテーブルが前記プリンタードライバに設定記憶されてなる請求項1又は2記載の印刷システム。
- 前記インターフェースが、印刷環境を前記プリンタードライバに指定するための制御コマンドを生成するソフトウエアである請求項1乃至4記載のいずれか1項記載の印刷システム。
- 前記印刷環境は、印刷部数、印刷範囲、印刷品質、用紙の指定の少なくとも一つである請求項1乃至4のいずれか1項記載の印刷システム。
- 前記インターフェースは、各種プリンタードライバ毎に特有な印刷環境を設定できる手段を備えてなる請求項1乃至5のいずれか1項記載の印刷システム。
- 前記プリンタードライバは、前記インターフェースに識別情報を出力する手段を有し、当該インターフェースはこの識別情報に対応した特有な印刷環境をユーザーが設定可能な設定手段を有して、当該印刷環境を含んだ前記印刷指令を前記プリンタードライバに出力するように構成され、前記プリンタードライバは当該特有な印刷環境を含んだ前記印刷指令に基づいて前記プリンターを動作させるように構成されてなる請求項6記載の印刷システム。
- 前記プリンタードライバは、前記インターフェースに前記特有印刷環境に関する種類や範囲等のパラメータを送り、前記インターフェースは当該パラメータに基づいて前記特有印刷環境を前記プリンタードライバに設定できるように構成された請求項6又は7記載の印刷システム。
- 請求項1乃至8のいずれか1項記載のシステムを構成するためのプリンター。
- 請求項1乃至8のいずれか1項記載のシステムを構成するためのコンピュータ。
- 請求項1乃至8のいずれか1項記載のシステムに前記印刷制御処理を実行させるための前記インターフェースを含んでなるプログラム。
- 請求項1乃至8のいずれか1項記載のシステムに前記印刷制御処理を実行させるための前記プリンタードライバからなるプログラム。
- 請求項11又は12記載のプログラムが記憶された記憶媒体。
- コンピュータに接続して使用されるプリンターにおいて、プリンタードライバが記憶手段に記憶され、プリンタードライバの設定内容が、プリンタードライバから前記コンピュータに出力される制御コマンドに応じて、当該コンピュータによって得られる印刷環境指令に基づいて変更されるように形成してなるプリンター。
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