JP2004078413A - データ処理装置、データ処理方法およびそのプログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】マスタデータとバリアブルデータから構成される印刷データを、従来に比べてより高速に、より効率的にデータ処理できるデータ処理装置、データ処理方法およびそのプログラムを提供する。
【解決手段】分離処理部34は、出力データをマスタデータとバリアブルデータに分離する。取得処理部36は、出力装置に保存されている保存マスタデータに関する情報を取得する。一致判断処理部37は、出力データのマスタデータと、取得処理部36が取得した保存マスタデータとが一致するか否かを判断する。指示作成処理部38は、一致判断処理部37が一致すると判断した場合に、出力装置に保存されている保存マスタデータを使用するよう指示する指示データを作成する。データ送信処理部39は、指示作成処理部38が作成する指示データと、分離処理部34が分離したバリアブルデータとを少なくとも含む出力装置用データを出力装置に送信すべく出力する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークなどの通信媒体を介してプリンタなどの出力装置と通信可能で、アプリケーションからの複数ページ分の出力データを出力装置が処理可能な情報形式に変換して出力するデータ処理装置、データ処理方法およびそのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、各ページに共通するデータであるマスタデータと、各ページで異なるデータであるバリアブルデータから構成される複数ページ分の印刷データ(出力データ)を効率よく処理して印刷するデータ処理方法が提案されている。そのデータ処理方法は、予めマスタデータを印刷装置(出力装置)に登録しておき、データ処理装置からバリアブルデータのみを印刷装置へ送信する。これにより、印刷装置は登録してあるマスタデータと受信したバリアブルデータを合成させて印刷する方法である。これにより、データ処理装置から印刷装置へマスタデータをページ数分送信する処理を省くことができる。
【0003】
また、近年、データ処理装置において、アプリケーションから出力される印刷データを、マスタデータとバリアブルデータに分離する機能を備えたものが提供され始めている。このデータ処理装置は、最初のページは、分離したマスタデータとバリアブルデータを印刷装置へ送信し、次のページからはバリアブルデータのみを印刷装置へ送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、マスタデータと格納部上に存在するバリアブルデータを合成させた複雑でページ数が多いジョブを印刷する需要が高まりつつあり、従来のデータ処理方法に対して、性能面および使い勝手の改善の要求が高まっていた。
【0005】
この発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、マスタデータとバリアブルデータから構成される印刷データを、従来に比べてより高速に、より効率的にデータ処理できるデータ処理装置、データ処理方法およびそのプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明によるデータ処理装置においては、出力装置とデータの送受信が可能で、アプリケーションからの複数ページ分の出力データを前記出力装置が処理可能な情報形式に変換して出力するデータ処理装置であって、複数ページ分の前記出力データが、各ページに共通するデータであるマスタデータと、各ページで異なるデータであるバリアブルデータを含む場合に、前記出力装置に保存されている前記マスタデータである保存マスタデータと整合の取れた前記マスタデータに関する情報であるマスタデータ情報を、前記マスタデータを識別する識別子に関連付けて格納するマスタデータ情報格納部と、前記出力データに含まれる前記マスタデータと、前記マスタデータ情報格納部より参照する前記保存マスタデータと整合のとれた前記マスタデータとが一致するか否かを判断する一致判断手段と、前記一致判断手段が一致すると判断した場合に、前記出力装置に保存されている前記保存マスタデータを使用するよう指示する情報である指示情報を作成する指示作成手段と、前記出力データを前記マスタデータと前記バリアブルデータに分離する分離手段と、前記一致判断手段が一致すると判断した場合に、前記指示作成手段が作成する前記指示情報と、前記分離手段が分離した前記バリアブルデータとを少なくとも含む出力装置用データを出力するデータ出力手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
また、本発明によるデータ処理方法においては、出力装置とデータの送受信が可能で、アプリケーションからの複数ページ分の出力データを前記出力装置が処理可能な情報形式に変換して出力するデータ処理装置を用いたデータ処理方法であって、複数ページ分の前記出力データが、各ページに共通するデータであるマスタデータと、各ページで異なるデータであるバリアブルデータを含む場合に、前記出力装置に保存されている前記マスタデータである保存マスタデータと整合の取れた前記マスタデータと、前記出力データに含まれる前記マスタデータとが一致するか否かを判断する第一のステップと、前記第一のステップで一致すると判断した場合に、前記出力装置に保存されている前記保存マスタデータを使用するよう指示する情報である指示情報を作成する第二のステップと、前記出力データを前記マスタデータと前記バリアブルデータに分離する第三のステップと、前記第一のステップで一致すると判断した場合に、前記第二のステップが作成する前記指示情報と、前記第三のステップで分離した前記バリアブルデータとを少なくとも含む出力装置用データを出力する第四のステップとを有することを特徴とする。
【0008】
また、本発明によるプログラムは、出力装置とデータの送受信が可能で、アプリケーションからの複数ページ分の出力データを前記出力装置が処理可能な情報形式に変換して出力するデータ処理装置用のプログラムであって、複数ページ分の前記出力データが、各ページに共通するデータであるマスタデータと、各ページで異なるデータであるバリアブルデータを含む場合に、前記出力装置に保存されている前記マスタデータである保存マスタデータと整合の取れた前記マスタデータと、前記出力データに含まれる前記マスタデータとが一致するか否かを判断する第一のステップと、第一のステップで一致すると判断した場合に、前記出力装置に保存されている前記保存マスタデータを使用するよう指示する情報である指示情報を作成する第二のステップと、出力データを前記マスタデータと前記バリアブルデータに分離する第三のステップと、第一のステップで一致すると判断した場合に、前記第二のステップが作成する前記指示情報と、前記第三のステップで分離した前記バリアブルデータとを少なくとも含む出力装置用データを出力する第四のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0009】
これにより、本発明によるデータ処理装置、データ処理方法およびそのプログラムは、マスタデータとバリアブルデータに分離できる出力データを、出力装置で処理可能な情報形式に変換して送信する場合に、出力装置に既にマスタデータが保存されていることを確認し、バリアブルデータのみを出力装置で処理可能な情報形式に変換して送信することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の一実施形態であるデータ処理装置と、印刷を行う印刷装置(出力装置)とを具備する印刷システムの概略構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるデータ処理装置と、印刷を行う印刷装置とを具備する印刷システムの概略構成を示す図である。図に示す、本実施形態の印刷装置2000は、レーザビームプリンタ(以下、LBPとする)である。また、データ処理装置31は、アプリケーションからの複数ページ分の印刷データ(出力データ)を印刷装置2000が処理可能な情報形式である印刷装置用データに変換して出力する機能を有する。また、データ処理装置31は、文書作成ソフトウェアや描画ソフトウェアなどのアプリケーションを利用可能である。以上により、データ処理装置31は、アプリケーションで作成した文書データなどを、上述したデータ処理機能を用いて、印刷装置2000に印刷させることができる。
【0011】
尚、印刷装置2000は、レーザビームプリンタに限定されるものではなく、他のプリント方式の印刷装置であってもよい。また、データ処理装置31において、上述したデータ処理機能は、本発明の一実施形態のプログラムである出力ドライバ(プリンタドライバ)を実行することにより実現される。また、上述したようにデータ処理装置31にアプリケーション実行機能を必ずしも備える必要は無く、アプリケーションを実行するコンピュータ装置と印刷装置2000の間に、本発明の一実施形態であるプログラム(出力ドライバ)を実行するデータ処理装置31が設置されるシステム形態でもよい。
【0012】
図1に示すように、データ処理装置31は、ROM(Read Only Memory)3のプログラム用ROMに記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するCPU(中央演算装置)1を備える。また、CPU1は、システムバス4に接続される各デバイスを総括的に制御する。また、このROM3のプログラム用ROMには、CPU1の制御プログラム等を記憶する。また、ROM3のフォント用ROMには、上記文書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶する。また、ROM3のデータ用ROMには、上記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶する。
【0013】
2は、RAM(Random Access Memory)で、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。5は、キーボードコントローラ(KBC)で、キーボード9や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。6は、CRTコントローラ(CRTC)で、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。
【0014】
7は、メモリコントローラ(MC)で、ブートプログラム、出力ドライバに代表される各種ユーティリティー、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。8は、所定の双方向性インターフェースであるプリンタコントローラ(PRTC)であり、通信線21を介して印刷装置2000に接続されて、印刷装置2000との通信制御処理を実行する。
【0015】
尚、CPU1は、例えばRAM2上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYG(What You See Is What You Get)を可能としている。また、CPU1は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。また、印刷装置2000は、外部から供給される印刷情報などを入力して記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文字パターンなどを作成して、所定の種類の紙である記録紙などに像を形成する。
【0016】
22は、操作のためのスイッチ及びLED表示器などが配されている操作部である。2001は、印刷装置2000本体全体の制御及び外部装置から供給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ制御ユニット2001は、主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換し印刷部17へ送る。13は、ROMであり、上述したROM3と同様にフォントROM、プログラムROM、データROMから構成される。さらに、12は、プリンタCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等、あるいは外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、出力部23および出力インターフェース16を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。
【0017】
また、このROM13のプログラムROMには、CPU12が実行する各種制御プログラム等を記憶する。ROM13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM13のデータ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14が無いプリンタの場合には、データ処理装置31上で利用される情報等を記憶している。また、プリンタCPU12は、入力部18を介してデータ処理装置31との通信処理が可能であり、印刷装置2000内の情報等をデータ処理装置31に通知可能に構成されている。
【0018】
19は、プリンタCPU12の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。尚、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM(Non Volatile RAM)などに用いられる。また、前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ14は、メモリコントローラ(MC)20によりアクセスを制御される。尚、外部メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、給紙デッキ及びステイプラ(Stapler)29は、紙処理管理を総括的に行う専用コントローラであるOC(オプションコントローラ)28により制御される。
【0019】
次に、図1に示したデータ処理装置31におけるハードウェア構成と、RAM2、ROM3、外部メモリ11のいずれかに格納される印刷処理のプログラム(出力ドライバ)などにより実現される機能について図を用いて説明する。
図2は、本発明の一実施形態におけるデータ処理装置31が実行するプログラムにより実現される機能および格納部を示すブロック図である。図において、32は、図2に示した各処理部およびデータ処理装置31内のデータを制御する制御部である。33は、印刷処理を行うために必要な種々の情報を格納する格納部であり、マスタデータに関する情報であるマスタデータ情報を各マスタデータに固有の識別子であるマスタデータ番号に関連付けて格納するマスタデータ情報格納部33aと、印刷装置2000を制御するために必要な情報であるプリンタ情報を格納するプリンタ情報格納部33bとを具備する。
【0020】
ここで、格納部33の具備するマスタデータ情報格納部33aに格納するマスタデータ情報の構成例について説明する。
図3は、本発明の一実施形態であるデータ処理装置31が登録を行い管理するマスタデータ情報の構成例を示す図である。図に示すように、マスタデータを識別する“マスタデータ番号”に関連付けて以下に示す情報をヘッダに格納する。“作成日時”とは、“マスタデータ番号”で特定されるマスタデータを作成または取得した日時である。“データサイズ”とは、“マスタデータ番号”で特定されるマスタデータのファイルサイズに関する情報である。“存在する出力装置”とは、“マスタデータ番号”で特定されるマスタデータを利用可能な印刷装置に関する情報である。“使用頻度”とは、“マスタデータ番号”で特定されるマスタデータの使用頻度に関する情報である。
【0021】
また、ヘッダと別にマスタデータ情報に含まれる“マスタデータの本体”とは、“マスタデータ番号”で特定されるマスタデータの印刷用データまたはイメージデータである。以上に示したように、マスタデータ情報格納部33aには、“マスタデータ番号”に関連付けてマスタデータ情報が格納される。尚、格納部33は、図1に示したRAM2またはROM3または外部メモリ11のいずれかにより構成されている。
【0022】
34は、アプリケーションから出力される複数ページ分の印刷データを、各ページに共通するデータであるマスタデータと、各ページで異なるデータであるバリアブルデータに分離する分離処理部である。尚、複数ページの印刷データの処理単位である1ジョブ内に複数種類のマスタデータが存在する場合は、1ジョブ内で1ページ毎に分離処理部34がマスタデータを逐次分離する。また、印刷データの処理単位である1ジョブ内にマスタデータが1種類の場合は、分離処理部34は、マスタデータを1度分離すればよい。
【0023】
35は、アプリケーションから出力される複数ページ分の印刷データに含まれるマスタデータ部分を特定する抽出処理部である。具体的には、抽出処理部35は、印刷データ中にマスタデータが含まれている場合に、印刷データ中のマスタデータのデータ範囲を特定したり、印刷データ中にマスタデータを識別する“マスタデータ番号”が含まれている場合にこれを取得したり、特定したデータ範囲からマスタデータのファイルサイズを算出したりする。尚、上述した印刷データは、例えば、VDP(バリアブル・データ・プリント)形式のデータであり、マスタデータの領域とバリアブルデータの領域が簡便に特定可能なデータである。また、印刷データのデータ形式は、この限りではなくマスタデータとバリアブルデータのデータ領域が定まっていない印刷データに対しても、マスタデータとバリアブルデータのデータ領域を抽出する機能をデータ処理装置31が備えることで処理可能である。
【0024】
36は、印刷装置2000に保存されているマスタデータである保存マスタデータに関する情報を、通信線21経由で印刷装置2000より取得する取得処理部(取得手段)である。37は、抽出処理部35が印刷データ中に特定したマスタデータと、マスタデータ情報格納部33aより参照するマスタデータと一致するか否かを判断する一致判断処理部(一致判断手段)である。尚、一致判断処理部37が参照するマスタデータは、印刷装置2000に保存される保存マスタデータと整合が取れているマスタデータである。38は、一致判断処理部37が一致すると判断した場合に、印刷装置2000に保存されている保存マスタデータを使用するよう指示する指示データ(指示情報)を作成する指示作成処理部(指示作成手段)である。
【0025】
39は、一致判断処理部37が一致すると判断した場合には、指示作成処理部38が作成する指示データと、分離処理部34が分離したバリアブルデータとを少なくとも含む印刷装置用データを印刷装置2000へ、通信線21を介して送信すべく出力するデータ送信処理部(データ出力手段)である。これにより、印刷装置2000は、指示データとバリアブルデータとを少なくとも含む印刷装置用データを受信する。尚、印刷装置2000においては、受信した印刷装置用データに含まれる指示データで指定された保存マスタデータと、印刷装置用データに含まれるバリアブルデータとを合成して印刷を行う。また、データ送信処理部39は、印刷データの処理に応じて印刷装置2000へ送信するデータの内容を変更する。その変更方法の詳細は後述する。
【0026】
40は、上述したマスタデータやバリアブルデータまたは印刷データを、印刷装置2000で処理可能な印刷装置用データに変換するデータ変換処理部である。これにより、データ送信処理部39は、データ変換処理部40が変換した後の印刷装置用データを印刷装置2000へ送信すべく出力する。尚、この印刷装置用データは、用紙サイズや印刷枚数やフォントの指定など印刷に必要な種々の情報を含むデータである。41は、データ送信処理部39が印刷装置2000へ送信したマスタデータをマスタデータ情報格納部33aに登録する登録処理部(登録手段)である。
【0027】
尚、登録処理部41がマスタデータ情報格納部33aに登録した時点では、印刷装置2000に保存されている保存マスタデータと、登録処理部41がマスタデータ情報格納部33aに登録したマスタデータは一致する。しかし、時間の経過と共に例えば、マスタデータ情報格納部33aに登録しているマスタデータが更新されたり削除されたりする可能性がある。このため、印刷装置2000に保存されている保存マスタデータと、登録処理部41がマスタデータ情報格納部33aに登録しているマスタデータが一致するかどうかは、時間の経過と共に保証できなくなる。
【0028】
42は、取得処理部36の取得した保存マスタデータと整合を取るように、登録処理部41がマスタデータ情報格納部33aに登録したマスタデータ情報を更新する情報整合処理部(情報整合手段)である。具体的には、まず、情報整合処理部42は、取得処理部36の取得した保存マスタデータと、登録処理部41がマスタデータ情報格納部33aに登録しているマスタデータを比較する。この比較で一致しない場合に、情報整合処理部42は、マスタデータ情報格納部33aに登録しているマスタデータを、取得処理部36の取得した保存マスタデータに更新することで整合を取る。
【0029】
43は、抽出処理部35が抽出したマスタデータに関する情報を基に、分離処理部34によってマスタデータとバリアブルデータの分離を行うか否かの判断を行う分離判断処理部(分離判断手段)である。また、分離処理部34は、分離判断処理部43の判断に従って印刷データを分離する処理を行う。また、分離判断処理部43は、マスタデータに関する情報としてマスタデータのファイルサイズの情報を用いる。具体的には、分離判断処理部43は、マスタデータのファイルサイズが所定の閾値より大きいか否かにより、分離処理部34によってマスタデータとバリアブルデータの分離を行うか否かの判断を行う。これは、マスタデータのファイルサイズが小さければ、分離する処理を行うよりも分離せずに印刷装置2000へ送信して印刷処理した方が効率よく処理を行うことができるからである。
【0030】
44は、分離処理部34が分離したマスタデータを印刷装置2000で処理可能な出力用イメージデータに展開する展開処理部(展開手段)である。この出力用イメージデータとは、印刷装置2000が最終的にレーザ光のON/OFFを制御する基となるデータであり、例えばビットマップイメージデータである。45は、一致判断処理部37が不一致と判断した場合に、分離処理部34が分離したマスタデータを展開処理部44により展開するか否かを判断する展開判断処理部(展開判断手段)である。尚、展開処理部44は、展開判断処理部45の判断に従って展開処理を行う。また、展開判断処理部45は、印刷装置2000の展開処理能力や通信能力などを考慮して定めたマスタデータのファイルサイズの閾値を基に、その閾値を超えたマスタデータを展開すると判断する。
【0031】
ここで、展開判断処理部45が用いる閾値の定め方の一例を説明する。まず、データ処理装置31で展開処理をする理由について説明する。通常、印刷装置2000の方がデータ処理装置31より展開処理の能力が低いため、大きなファイルサイズのマスタデータを未展開のまま印刷装置2000に送信し、印刷装置2000で展開処理するよりも、データ処理装置31で展開処理を行った方が展開処理の処理時間を短縮できるからである。しかし、展開すると印刷装置用データのファイルサイズが増大するので、印刷装置用データの送信に要する時間である通信時間が増大する。そこで、展開判断処理部45が用いる閾値は、この通信時間の増大分と、データ処理装置31と印刷装置2000での展開処理時間の差分とを比較して定める。
【0032】
46は、アプリケーションから出力される印刷データが、VDPのデータであるか否かを判断し、また、その印刷データがマスタデータとバリアブルデータに分離可能なデータであるか否かを判断するデータ判断処理部である。尚、データ送信処理部39は、一致判断処理部37が不一致と判断した場合に、展開判断処理部45の判断に応じて展開したマスタデータまたは未展開のマスタデータと、バリアブルデータとを少なくとも含む印刷装置用データを印刷装置2000に送信すべく出力する。
【0033】
47は、1ジョブ内に複数種類のマスタデータが存在するため、分離処理部34がマスタデータを逐次分離する場合において、データ送信処理部39が出力済みの出力済マスタデータと、データ送信処理部39が出力予定である出力予定マスタデータとを比較し、同一であるか否かを判断する比較処理部(比較手段)である。48は、比較処理部47が出力済マスタデータと出力予定マスタデータとが異なると判断した場合に、出力済マスタデータと出力予定マスタデータとの差分データを作成する差分データ作成処理部(差分データ作成手段)である。
【0034】
この時、データ送信処理部39は、比較処理部47が出力済マスタデータと出力予定マスタデータとが異なると判断した場合に、出力予定マスタデータに替わるデータとして、差分データ作成処理部48が作成した差分データとバリアブルデータとを少なくとも含む印刷装置用データを印刷装置2000へ送信すべく出力する。また、データ送信処理部39は、比較処理部47が出力済マスタデータと出力予定マスタデータとが同一と判断した場合に、バリアブルデータを少なくとも含む印刷装置用データを印刷装置2000へ送信すべく出力する。
【0035】
以上の比較処理部47や差分データ作成処理部48の処理により、以下に示す例において特に効果が期待できる。例えば、1ジョブ内で種類の異なるマスタデータを分離した場合に、その種類が異なるマスタデータを比較すると、一部分の模様のみが異なるマスタデータである場合である。この場合は、出力予定のマスタデータより、差分データ作成処理部48が作成した差分データの方が、ファイルサイズが小さくなる。これにより、データ処理装置31は、ファイルサイズの小さい差分データを印刷装置2000へ送信すればよく、通信時間の短縮および通信線21の通信負荷を軽減することができる。
【0036】
49は、分離処理部34が分離したマスタデータを印刷装置2000に送信する場合に、印刷装置2000において受信するマスタデータの保存方法を指示する保存指示データを作成する保存方法指示処理部(保存方法指示手段)である。50は、データ処理装置31が通信線21を介して通信可能な印刷装置2000から展開されていないマスタデータの送信要求を受信した場合に、マスタデータ情報格納部33aを検索して送信要求を受けたマスタデータの有無を確認する有無確認処理部(有無確認手段)である。
【0037】
51は、印刷装置2000からの要求に応じて、マスタデータを含むマスタデータ情報を印刷装置2000へ送信すべく出力するマスタデータ送信処理部(マスタデータ出力手段)である。また、マスタデータ送信処理部51は、有無確認処理部50が送信要求を受けたマスタデータが有ると判別した場合に、マスタデータ情報格納部33aよりそのマスタデータを読み出し、印刷装置2000に送信すべく出力する。尚、マスタデータ送信処理部51が送信したマスタデータ情報は、受信した印刷装置2000のRAM19または外部メモリ14に保存される。この時、印刷装置2000は、保存マスタデータを含む保存マスタデータ情報として“マスタデータ番号”に関連付けて保存する。52は、通信線21を介して印刷装置2000と種々の情報を送受信する送受信処理部である。以上に示したように、データ処理装置31は、印刷装置2000を制御して効率的な印刷処理を行うための種々の機能を備えている。
【0038】
尚、図2に示した各処理部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、各処理部はメモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、各処理部の機能を実現する為のプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、上記メモリは、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
【0039】
次に、上述したデータ処理装置31の印刷処理のメイン処理手順について説明する。
図4は、本発明の一実施形態におけるデータ処理装置31の印刷処理のメイン処理手順について示すフロー図である。尚、図4中のS1〜S7は各ステップを示す。まず、ステップS1で、取得処理部36は、印刷装置2000からマスタデータなどの情報を取得する情報取得処理を行う。尚、取得処理部36の情報取得処理の詳細は後述する。次に、ステップS2で、データ処理装置31は、アプリケーションの出力する印刷データであって、例えばGDI(GraphicsDevice Interface)が処理した印刷データや印刷に必要なデータを受信する処理を行う。この時、データ処理装置31は、1ページまたは複数ページ分の印刷データを処理単位である1ジョブとして受信する。
【0040】
次に、ステップS3で、データ処理装置31は、受信したデータが印刷を指示する印刷データか、フォントやフォームなどの登録を指示するデータであるか否かを判断する。ここで、印刷データの場合(ステップS3のYes)には、次のステップS4で、データ処理装置31は、印刷データの種類の判別を行い、判別した種類に応じた印刷装置用データへの変換を行うデータ判別処理を行う。尚、データ処理装置31が行うデータ判別処理の詳細は後述する。また、登録用のデータの場合(ステップS3のNo)には、ステップS5で、データ処理装置31は、データの登録処理を行い、ステップS1の処理へ戻る。
【0041】
次に、ステップS6で、データ処理装置31は、印刷装置2000に対して作成した印刷装置用データの送信を行う。次に、ステップS7で、データ処理装置31は、他の処理すべき印刷データ(ジョブ)が存在するか否かを判別する。ここで他のジョブが存在する場合(ステップS7のYes)には、ステップS2へ戻る。また、他のジョブが存在しない場合(ステップS7のNo)には、ステップS1の処理へ戻る。
【0042】
また、ステップS8で、データ処理装置31は、印刷装置2000からの要求に応じた割り込み処理を行う。例えば、印刷装置2000からマスタデータの要求があった場合に、データ処理装置31は、要求のあったマスタデータをマスタデータ情報格納部33aから読み出し、要求してきた印刷装置2000へ送信する。尚、データ処理装置31が上述した割り込み処理を行う動作の詳細は後述する。
【0043】
次に、図4に示したデータ処理装置31の取得処理部36が行うステップS1の情報取得処理の詳細について以下に説明する。
図5は、図4に示したデータ処理装置31におけるステップS1の情報取得処理の詳細な動作フローを示す図である。まず、ステップS11にて、取得処理部36は、指定の印刷装置2000の情報取得が可能か否かを判断する。ここで、情報取得が可能と判断した場合(ステップS11のYes)には、ステップS12で、取得処理部36は、印刷装置2000に保存されている保存マスタデータの情報の取得を行う。また、情報取得が不可能と判断した場合(ステップS11のYes)には、取得処理部36は、所定の時間経過後にステップS11に戻る。
【0044】
次に、ステップS13で、情報整合処理部42は、取得処理部36が印刷装置2000から取得した保存マスタデータの情報と、マスタデータ情報格納部33aに登録しているマスタデータの情報との比較を行う。これにより、ステップS14で、情報整合処理部42は、比較した双方が一致しているか否かを判断する。ここで、双方が一致している場合(ステップS14のYes)には、次のステップS16へ進む。また、双方が不一致の場合(ステップS14のNo)には、ステップS15で、情報整合処理部42は、マスタデータ情報格納部33aに登録しているマスタデータの情報を、取得処理部36が取得した保存マスタデータの情報に更新する。
【0045】
次に、ステップS16では、取得処理部36は、他にも情報取得する印刷装置2000が存在するか否か判断する。他の印刷装置2000が存在する場合(ステップS16のYes)には、ステップS11へ戻る。また、他の印刷装置2000が存在しない場合(ステップS16のNo)には、取得処理部36は、情報取得処理を終了する。以上により、データ処理装置31は、印刷装置2000に保存している保存マスタデータを取得することができる。また、データ処理装置31と印刷装置2000とで保持しているマスタデータが異なる場合は、印刷装置2000に合わせるように、データ処理装置31のマスタデータ情報格納部33aに登録しているマスタデータの情報を更新することができる。
【0046】
次に、図4に示したデータ処理装置31が行うステップS4のデータ判別処理の詳細について以下に説明する。
図6は、図4に示したデータ処理装置31が行うステップS4のデータ判別処理の詳細な動作フローを示す図である。まず、ステップS41にて、データ判断処理部46は、アプリケーションより受信した印刷データがVDPのデータであるか否かを判断する。具体的には、データ判断処理部46は、登録済みのマスタデータを指定する情報とバリアブルデータとを含む印刷データに対して、そのマスタデータとバリアブルデータが実際に合成できるか否かにより判断する。更に別の方法として、データ判断処理部46は、マスタデータとバリアブルデータを含む印刷データであるか判別することにより判断を行う。
【0047】
ここで、VDPのデータではないと判断した場合(ステップS41のNo)には、ステップS48に進み、データ変換処理部40は、印刷データを印刷装置で処理可能な印刷装置用データに変換する。また、VDPのデータと判断した場合(ステップS41のYes)には、ステップS42に進み、データ判断処理部46は、VDPのデータである印刷データがマスタデータとバリアブルデータの分離が可能か否かを判断する。
【0048】
ここで、分離が不可能であると判断した場合(ステップS42のNo)には、ステップS41のNoの場合と同様に、データ処理装置31は、ステップS48の処理を行う。尚、ステップS41でYesの場合に、抽出処理部35は、印刷データからマスタデータを抽出する。また、分離が可能であると判断した場合(ステップS42のYes)には、ステップS44に進み、一致判断処理部37は、マスタデータ情報格納部33aに登録しているマスタデータの情報を用いて、抽出処理部35の抽出したマスタデータとの照合を行う。尚、図6において、ステップS43が省かれているのは後述する実施形態と整合をとるためである。
【0049】
次に、ステップS45で、一致判断処理部37は、マスタデータがマスタデータ情報格納部33aに登録済みであるかを判別する。尚、この一致判断処理部37の判断は、情報整合処理部42により印刷装置2000に保存されているマスタデータと整合のとれているマスタデータを格納するマスタデータ情報格納部33aに対して行われる。すなわち、指定された印刷装置2000に抽出処理部35の抽出したマスタデータが既に保存されているか否かを判断することができる。
【0050】
ここで、登録済みと判別した場合(ステップS42のYes)には、ステップS46に進み、指示作成処理部38は、印刷装置2000に対して保存済みのマスタデータの使用を指示する指示データを作成する。また、分離処理部34は、対象の印刷データをマスタデータとバリアブルデータとに分離し、データ変換処理部40は、指示データと分離されたバリアブルデータを含む印刷装置2000で処理可能なデータ(印刷装置用データ)を作成する。
【0051】
また、未登録と判別した場合(ステップS42のNo)には、ステップS47に進み、分離処理部34は、対象の印刷データをマスタデータとバリアブルデータとに分離し、データ変換処理部40は、マスタデータとバリアブルデータを含む印刷装置2000で処理可能なデータ(印刷装置用データ)を作成する。
以上に示したように、図4のステップS4のデータ判別処理においては、データを分離するか否かの判断と、印刷装置2000に保存されているマスタデータを使用するか否かの判断と、印刷装置2000へ送信する印刷装置用データの作成が行われる。
【0052】
次に、本発明の一実施形態におけるデータ処理装置31が、図4のステップS4のデータ判別処理において、図6に示した処理と異なる処理を行う場合について説明する。
尚、異なる処理とは、マスタデータの情報を基に、印刷システム全体としての高速処理の観点から、分離判断処理部43がマスタデータとバリアブルデータの分離を行うか否かを判断する処理を図6の処理に加えたものである。また、本実施形態では、分離判断処理部43は、マスタデータのファイルサイズを用いて分離するか否かの判断を行うがこの限りではなく、印刷システム全体としての高速処理を実現するために効果的な種々の情報を用いてよい。
【0053】
図7は、本発明の一実施形態におけるデータ処理装置31が、図4のステップS4のデータ判別処理において図6の処理と異なる処理を示すフロー図である。尚、図7のステップS41〜S42と、ステップS44〜S48までの処理は図6に示した処理と同様の処理なので説明を簡略化する。まず、ステップS41で、データ判断処理部46は、アプリケーションより受信した印刷データがVDPのデータであるか否かを判断する。
【0054】
ここで、VDPのデータではないと判断した場合(ステップS41のNo)には、ステップS48に進み、データ変換処理部40は、印刷データを印刷装置用データに変換する。また、VDPのデータと判断した場合(ステップS41のYes)には、ステップS42に進み、データ判断処理部46は、印刷データがマスタデータとバリアブルデータの分離が可能か否かを判断する。
【0055】
ここで、分離が不可能であると判断した場合(ステップS42のNo)には、データ処理装置31は、ステップS48の処理を行う。また、分離が可能であると判断した場合(ステップS42のYes)には、ステップS43に進み、分離判断処理部43は、抽出処理部35の抽出したマスタデータのファイルサイズを基に、効率よく印刷処理を行うために印刷データをマスタデータとバリアブルデータに分離する処理を行うか否かを判断する。
【0056】
ここで、分離を行わない判断した場合(ステップS43のNo)には、データ処理装置31は、ステップS48の処理を行う。また、分離すると判断した場合(ステップS43のYes)には、ステップS44に進み、一致判断処理部37は、マスタデータ情報格納部33aに登録しているマスタデータの情報を用いて、抽出処理部35の抽出したマスタデータとの照合を行う。次に、ステップS45に進み、一致判断処理部37は、マスタデータがマスタデータ情報格納部33aに登録済みであるかを判別する。
【0057】
ここで、登録済みと判別した場合(ステップS45のYes)には、ステップS46に進み、指示作成処理部38は、印刷装置2000に対して保存済みのマスタデータの使用を指示する指示データを作成する。また、分離処理部34は、対象の印刷データをマスタデータとバリアブルデータとに分離し、データ変換処理部40は、指示データと分離されたバリアブルデータを含む印刷装置2000で処理可能なデータ(印刷装置用データ)を作成する。
【0058】
また、未登録と判別した場合(ステップS45のNo)には、ステップS47に進み、分離処理部34は、対象の印刷データをマスタデータとバリアブルデータとに分離し、データ変換処理部40は、マスタデータとバリアブルデータを含む印刷装置2000で処理可能なデータ(印刷装置用データ)を作成する。以上に示したように、図6に示した処理に図7のステップS43に示した、分離判断処理部43が、印刷処理の効率を考慮して印刷データの分離を行うか否かの判断を行う処理を加えることにより、より印刷速度を向上することができる。例えば、通信速度に影響がない程度にファイルサイズの小さなマスタデータをデータ処理装置31で分離し、印刷装置2000で合成する手間を省くことができる。
【0059】
次に、本発明の一実施形態におけるデータ処理装置31が、図4のステップS4のデータ判別処理において、上述した図7に示した処理と異なる処理を行う場合について説明する。
具体的には、図7に示したステップS47の処理であるデータ分離処理において異なる処理を行う。その異なる処理とは、印刷システム全体としての高速処理の観点から、展開判断処理部45が、データ処理装置31においてマスタデータを展開するか否かを判断する処理などである。これにより、データ処理装置31においてマスタデータを展開して印刷装置2000に送信するか、それとも展開せずに印刷装置2000へ送信するかが定まる。尚、マスタデータを展開せずに印刷装置2000に送信した場合は、印刷装置2000においてマスタデータを展開する。
【0060】
図8は、本発明の一実施形態におけるデータ処理装置31が、図4のステップS4のデータ判別処理において図7の処理と異なる処理を示すフロー図である。尚、図8のステップS41〜S46と、ステップS48の処理は図7に示した処理と同様の処理なので説明を簡略化する。まず、ステップS41で、データ判断処理部46は、アプリケーションより受信した印刷データがVDPのデータであるか否かを判断する。
【0061】
ここで、VDPのデータではないと判断した場合(ステップS41のNo)には、ステップS48に進み、データ変換処理部40は、印刷データを印刷装置用データに変換する。また、VDPのデータと判断した場合(ステップS41のYes)には、ステップS42に進み、データ判断処理部46は、印刷データの分離が可能か否かを判断する。ここで、分離が不可能であると判断した場合(ステップS42のNo)には、データ処理装置31は、ステップS48の処理を行う。また、分離が可能であると判断した場合(ステップS42のYes)には、ステップS43に進み、分離判断処理部43は、抽出処理部35の抽出したマスタデータのファイルサイズを基に、印刷データを分離する処理を行うか否かを判断する。
【0062】
ここで、分離を行わないと判断した場合(ステップS42のNo)には、データ処理装置31は、ステップS48の処理を行う。また、分離すると判断した場合(ステップS43のYes)には、ステップS44に進み、一致判断処理部37は、登録しているマスタデータの情報を用いて、抽出処理部35の抽出したマスタデータとの照合を行う。これにより、ステップS45で、一致判断処理部37は、マスタデータがマスタデータ情報格納部33aに登録済みであるかを判断する。
【0063】
ここで、登録済みと判別した場合(ステップS42のYes)には、ステップS46に進み、指示作成処理部38は、印刷装置2000に対して保存しているマスタデータの使用を指示する指示データを作成する。また、未登録と判別した場合(ステップS42のNo)には、ステップS4aに進み、データ処理装置31は、以下に示す処理によりデータ分離処理を行う。
【0064】
次に、上述したステップS4aのデータ分離処理について説明する。
図9は、図8に示したステップS4aのデータ分離処理の詳細を示すフロー図である。図に示すように、まず、ステップS4a5で、展開判断処理部45が、データ処理装置31においてマスタデータを展開するか否かを判断する。ここで、マスタデータを展開しない場合(ステップS4a5のNo)には、ステップS4a7に進み、分離処理部34は、対象の印刷データをマスタデータとバリアブルデータに分離し、データ変換処理部40は、未展開のマスタデータとバリアブルデータを含む印刷装置2000で処理可能なデータ(印刷装置用データ)を作成する。
【0065】
また、マスタデータを展開する場合(ステップS4a5のYes)には、ステップS4a1に進み、分離処理部34は、対象の印刷データをマスタデータとバリアブルデータとに分離する。次に、ステップS4a6に進み、展開処理部44は、分離処理部34が分離したマスタデータを展開し、データ変換処理部40は、展開したマスタデータとバリアブルデータを含む印刷装置2000用のデータ(印刷装置用データ)を作成する。尚、上述したように展開判断処理部45が用いる閾値は、マスタデータを展開することによる通信時間の増大分と、データ処理装置31と印刷装置2000とにおけるマスタデータの展開処理時間の差分とを比較して定めたものである。また、ステップS4a5の後にステップS4a1が処理されているのは、後述する実施例と整合をとるためである。
【0066】
以上に示したように、マスタデータの展開をデータ処理装置31で行うか印刷装置2000で行うかを、印刷システム全体としての高速処理の観点から展開判断処理部45が判断するので、より高速な印刷処理を行うことができる。
【0067】
次に、図8に示したステップS4aのデータ分離処理において、図9の処理と異なる処理を行う場合について説明する。
尚、図9の処理と異なる処理とは、差分データ作成処理部48が、1ジョブ内で異なるマスタデータが存在する場合に、異なるマスタデータ間の差分のデータを作成する処理などである。
【0068】
図10は、図8に示したステップS4aのデータ分離処理において、図9の処理と異なる処理を示すフロー図である。尚、図10のステップS4a1、S4a5〜S4a7の処理は図9に示した処理と同様の処理なので説明を簡略化する。また、以下に説明する処理の前提として、処理中の印刷データは、複数ページの印刷データであって、1ジョブ内に複数種類のマスタデータがあり、分離処理部34が1ページ毎に分離処理を行うとする。また、印刷データにおける最初のページの分離処理および印刷装置2000への送信処理が終わり、2ページ以降の処理であるとする。
【0069】
図10に示すように、まず、ステップS4a1で、分離処理部34は、対象の印刷データをマスタデータとバリアブルデータとに分離する。次に、ステップS4a2に進み、比較処理部47が、1ジョブ内において分離処理部34が分離し、データ送信処理部39が出力済の出力済マスタデータと、分離処理部34が分離し、データ送信処理部39が出力予定である出力予定マスタデータとを照合して比較する。これにより、ステップS4a3に進み、比較処理部47が、出力済マスタデータと出力予定マスタデータは同一であるか否かを判断する。
【0070】
ここで、同一と判断した場合(ステップS4a3のYes)には、ステップS4a5に進み、展開判断処理部45が、データ処理装置31においてマスタデータを展開するか否かを判断する。また、同一でない判断した場合(ステップS4a3のNo)には、ステップS4a4に進み、差分データ作成処理部48が、出力済マスタデータと出力予定マスタデータとの差分データを作成する。次に、ステップS4a5に進む。尚、差分データ作成処理部48が、差分データを作成する際の基となる出力済マスタデータは、直前に処理したページのマスタデータであるが、これに限定されず、最初のページのマスタデータや、最もファイルサイズの近いマスタデータなどであってもよい。
【0071】
ステップS4a5において、マスタデータを展開しない場合(ステップS4a5のNo)には、ステップS4a7に進み、分離処理部34は、対象の印刷データをマスタデータとバリアブルデータに分離する。また、データ変換処理部40は、未展開のマスタデータとバリアブルデータを含む印刷装置2000で処理可能なデータを作成する。
【0072】
また、マスタデータを展開する場合(ステップS4a5のYes)には、ステップS4a6に進み、分離処理部34は、対象の印刷データをマスタデータとバリアブルデータとに分離し、展開処理部44は、分離処理部34が分離したマスタデータを展開する。また、データ変換処理部40は、展開されたマスタデータとバリアブルデータを含む印刷装置2000用のデータを作成する。
【0073】
以上により、1ジョブ内に少しだけ異なるマスタデータが複数存在する場合に、その異なる部分である差分データを作成して印刷装置2000へ送信することができる。これによりデータ処理装置31と印刷装置2000間の通信において、1ジョブ分の印刷データの通信速度を改善し、通信容量を節約することができる。
【0074】
次に、図8に示したステップS4aのデータ分離処理において、図10に示した処理と異なる処理を行う場合について説明する。
具体的には、図10に示すステップS4a7の「対応するデータの作成」処理において異なる処理を行う。その異なる処理とは、分離処理部34が分離したマスタデータを印刷装置2000に送信する場合に、保存方法指示処理部49が、印刷装置2000におけるマスタデータの保存方法を指示する保存指示データを作成する処理である。
【0075】
図11は、図8に示したステップS4aのデータ分離処理において、図10の処理と異なる処理を示すフロー図である。尚、図11のステップS4a1〜S4a6の処理は図10に示した処理と同様の処理なので説明を簡略化する。また、以下に説明する処理の前提として、処理中の印刷データは、複数ページの印刷データであって、1ジョブ内に複数種類のマスタデータがあり、分離処理部34が1ページ毎に分離処理を行うとする。また、印刷データにおける最初のページの分離処理および印刷装置2000への送信処理が終わり、1ジョブ内の2ページ以降の処理であるとする。
【0076】
図11に示すように、まず、ステップS4a1で、分離処理部34は、対象の印刷データをマスタデータとバリアブルデータとに分離する。次に、ステップS4a2に進み、比較処理部47が、出力済マスタデータと出力予定マスタデータとを照合して比較する。これにより、ステップS4a3に進み、比較処理部47が、出力済マスタデータと出力予定マスタデータは同一であるか否かを判断する。ここで、同一と判断した場合(ステップS4a3のYes)には、ステップS4a5に進み、展開判断処理部45が、データ処理装置31においてマスタデータを展開するか否かを判断する。
【0077】
また、同一でない判断した場合(ステップS4a3のNo)には、ステップS4a4に進み、差分データ作成処理部48が、出力済マスタデータと出力予定マスタデータとの差分データを作成する。次に、ステップS4a5に進む。このステップS4a5で、マスタデータを展開しない場合(ステップS4a5のNo)には、ステップS4a6に進み、分離処理部34は、対象の印刷データをマスタデータとバリアブルデータに分離し、データ変換処理部40は、未展開のマスタデータを含む印刷装置2000で処理可能なデータを作成する。また、マスタデータを展開する場合(ステップS4a5のYes)には、ステップS4bに進み、データ変換処理部40は、以下に示す処理により印刷装置2000用のデータを作成する。
【0078】
次に、上述したステップS4bのデータ変換処理部40が、印刷装置2000用のデータを作成する処理について説明する。
図12は、図11に示したステップS4bのデータ作成処理の詳細を示すフロー図である。図に示すように、まず、ステップS4b1で、データ処理装置31においてマスタデータを印刷装置2000に保存する指示があるか否かを判断する。ここで、保存する指示がある場合(ステップS4b1のYes)には、ステップS4b2に進み、保存方法指示処理部は、印刷装置2000に保存されるマスタデータの保存方法を指示する保存指示データを作成し、データ変換処理部40は、分離処理部34が分離したマスタデータとバリアブルデータと保存指示データとを含む印刷装置2000用のデータを作成する。
【0079】
また、保存する指示が無い場合(ステップS4b1のNo)には、ステップS4b3に進み、データ変換処理部40は、分離処理部34が分離したマスタデータとバリアブルデータを含む印刷装置2000用のデータを作成する。以上により、データ処理装置31は、印刷装置2000において保存するマスタデータの保存方法を指定することができる。
【0080】
次に、図4に示したデータ処理装置31の動作におけるステップS8の印刷装置からの要求処理(要求に応じた割り込み処理)について詳細な処理例を示し説明する。
図13は、図4に示したデータ処理装置31におけるステップS8の印刷装置2000からの要求処理(要求に応じた割り込み処理)について詳細な動作フローを示す図である。まず、ステップS81にて、データ処理装置31は、通信線21を介して通信可能な印刷装置2000から要求を受信したか否かを判別する。
【0081】
尚、印刷装置2000からの要求とは、例えば、データ処理装置31に“マスタデータ番号”と“使用頻度”に関する情報を要求する。これにより、データ処理装置31は、マスタデータ情報格納部33aに格納されている“マスタデータ番号”と“使用頻度”の対応情報を印刷装置2000へ送信する。また、印刷装置2000は、取得した“マスタデータ番号”と“使用頻度”の対応情報から、使用頻度の高い“マスタデータ番号”を抽出する。次に、印刷装置2000は、抽出した“マスタデータ番号”が付与されているマスタデータが保存マスタデータとして保存されているかを確認する。保存マスタデータとして保存していなければ、印刷装置2000は、展開したマスタデータの要求をデータ処理装置31へ送信する。また上述した印刷装置2000からの要求は任意のタイミングで行われる。
【0082】
ここで、要求を受信していない場合(ステップS81のNo)には、データ処理装置31は、印刷装置2000からの要求を待つためステップS81に戻る。また、要求を受信した場合(ステップS81のYes)には、ステップS82に進み、データ処理装置31は、その要求が未展開のマスタデータの送信要求であるか否かを判別する。ここで、未展開のマスタデータの送信要求でない場合(ステップS82のNo)には、ステップS83に進み、データ処理装置31は、印刷装置2000からの要求に対応する処理を実行する。その後、ステップS81に戻る。
【0083】
また、未展開のマスタデータの送信要求である場合(ステップS82のYes)には、ステップS84に進み、有無確認処理部50は、マスタデータ情報格納部33aを検索して送信要求を受けた未展開のマスタデータの有無を確認する。これにより、ステップS85に進み、有無確認処理部50は、要求された未展開のマスタデータがマスタデータ情報格納部33a内に存在するか否かを判別する。
【0084】
ここで、未展開のマスタデータが存在しないと判別した場合(ステップS85のNo)には、ステップS86に進み、データ処理装置31は、印刷装置2000へ要求した未展開のマスタデータが存在しない旨を通知する。その後、ステップS81へ戻る。また、未展開のマスタデータが存在すると判別した場合(ステップS85のYes)には、ステップS87に進み、マスタデータ送信処理部51は、マスタデータ情報格納部33aよりそのマスタデータを読み出し、要求した印刷装置2000に送信する。その後、ステップS81に戻る。
【0085】
本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶能体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU(Microprocessor Unit))が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0086】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているオペレーティングシステム(OS)などが実施の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0087】
また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送する伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
【0088】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0089】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現する為のものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0090】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるデータ処理装置、データ処理方法およびそのプログラムは、マスタデータとバリアブルデータに分離できる出力データを、出力装置で処理可能な情報形式に変換して送信する場合に、出力装置に既にマスタデータが保存されていることを確認し、バリアブルデータのみを出力装置で処理可能な情報形式に変換して出力することができる。
これにより、既に出力装置に保存されているマスタデータを、出力装置に送信する無駄を省くことができる。すなわち、印刷データを、従来に比べてより高速に、より効率的にデータ処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるデータ処理装置31と、印刷を行う印刷装置2000とを具備する印刷システムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるデータ処理装置31が実行するプログラムにより実現される機能および格納部を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態であるデータ処理装置31が登録を行い管理するマスタデータ情報の構成例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるデータ処理装置31の印刷処理のメイン処理手順について示すフロー図である。
【図5】図4に示したデータ処理装置31におけるステップS1の情報取得処理の詳細を示すフロー図である。
【図6】図4に示したデータ処理装置31が行うステップS4のデータ判別処理の詳細を示すフロー図である。
【図7】本発明の一実施形態におけるデータ処理装置31が、図4のステップS4のデータ判別処理において図6の処理と異なる処理を示すフロー図である。
【図8】本発明の一実施形態におけるデータ処理装置31が、図4のステップS4のデータ判別処理において図7の処理と異なる処理を示すフロー図である。
【図9】図8に示したステップS4aのデータ分離処理の詳細を示すフロー図である。
【図10】図8に示したステップS4aのデータ分離処理において、図9の処理と異なる処理を示すフロー図である。
【図11】図8に示したステップS4aのデータ分離処理において、図10の処理と異なる処理を示すフロー図である。
【図12】図11に示したステップS4bのデータ作成処理の詳細を示すフロー図である。
【図13】図4に示したデータ処理装置31におけるステップS8の印刷装置2000からの要求処理について詳細を示すフロー図である。
【符号の説明】
1   CPU
2   RAM
3   ROM
4   システムバス
5   KBC(キーボードコントローラ)
6   CRTC(CRTコントローラ)
7   MC(メモリコントローラ)
8   PRTC(印刷装置コントローラ)
9   KB(キーボード)
10  CRT(CRTディスプレイ)
11  外部メモリ
21  通信線
31  データ処理装置
32  制御部
33  格納部
33a マスタデータ情報格納部
33b プリンタ情報格納部
34  分離処理部
35  抽出処理部
36  取得処理部
37  一致判断処理部
38  指示作成処理部
39  データ送信処理部
40  データ変換処理部
41  登録処理部
42  情報整合処理部
43  分離判断処理
44  展開処理部
45  展開判断処理部
46  データ判断処理部
47  比較処理部
48  差分データ作成処理部
49  保存方法指示処理部
50  有無確認処理部
51  マスタデータ送信処理部
52  送受信処理部
2000 印刷装置
2001 印刷装置制御ユニット
3001 データ処理装置制御部

Claims (15)

  1. 出力装置とデータの送受信が可能で、アプリケーションからの複数ページ分の出力データを前記出力装置が処理可能な情報形式に変換して出力するデータ処理装置であって、
    複数ページ分の前記出力データが、各ページに共通するデータであるマスタデータと、各ページで異なるデータであるバリアブルデータを含む場合に、前記出力装置に保存されている前記マスタデータである保存マスタデータと整合の取れた前記マスタデータに関する情報であるマスタデータ情報を、前記マスタデータを識別する識別子に関連付けて格納するマスタデータ情報格納部と、
    前記出力データに含まれる前記マスタデータと、前記マスタデータ情報格納部より参照する前記保存マスタデータと整合のとれた前記マスタデータとが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
    前記一致判断手段が一致すると判断した場合に、前記出力装置に保存されている前記保存マスタデータを使用するよう指示する情報である指示情報を作成する指示作成手段と、
    前記出力データを前記マスタデータと前記バリアブルデータに分離する分離手段と、
    前記一致判断手段が一致すると判断した場合に、前記指示作成手段が作成する前記指示情報と、前記分離手段が分離した前記バリアブルデータとを少なくとも含む出力装置用データを出力するデータ出力手段と
    を具備することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記出力データに含まれる前記マスタデータを前記マスタデータ情報格納部に登録する登録手段と、
    前記出力装置に保存されている前記保存マスタデータを、前記出力装置より取得する取得手段と、
    前記取得手段が前記出力装置から取得した前記保存マスタデータと整合を取るように、前記登録手段が前記マスタデータ情報格納部に登録した前記マスタデータを更新する情報整合手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記出力データに含まれる前記マスタデータに関する情報を基に、前記分離手段によって前記マスタデータと前記バリアブルデータの分離を行うか否かの判断を行う分離判断手段を更に具備し、
    前記分離手段は、前記分離判断手段の判断に従って前記出力データを分離する処理を行うこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記分離判断手段は、前記マスタデータに関する情報として前記マスタデータのファイルサイズが所定の閾値より大きいか否かにより、前記分離手段によって前記マスタデータと前記バリアブルデータの分離を行うか否かの判断を行うことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記一致判断手段が不一致と判断した場合に、前記分離手段が分離した前記マスタデータを展開するか否かを判断する展開判断手段と、
    前記展開判断手段が展開すると判断した場合に、前記分離手段が分離した前記マスタデータを前記出力装置で処理可能な出力用イメージデータに展開する展開手段と
    を更に具備し、
    前記データ出力手段は、前記一致判断手段が不一致と判断した場合に、前記展開判断手段の判断に応じて展開した前記マスタデータまたは未展開の前記マスタデータと、前記バリアブルデータとを少なくとも含む出力装置用データを出力すること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  6. 前記展開判断手段は、前記出力装置の展開処理能力を少なくとも考慮して定められる閾値であるファイルサイズ値を基に、前記マスタデータのファイルサイズが前記ファイルサイズ値以下であるか否かにより、展開するか否かを判断することを特徴とする請求項5に記載のデータ処理装置。
  7. 複数ページの前記出力データの処理単位である1ジョブ内に複数種類の前記マスタデータが存在する場合は、前記1ジョブ内で1ページ毎に前記分離手段が逐次分離する前記マスタデータにおいて、前記データ出力手段が出力済みの出力済マスタデータと、前記データ出力手段が出力予定である出力予定マスタデータとを比較し、同一であるか否かを判断する比較手段と、
    前記比較手段が前記出力済マスタデータと前記出力予定マスタデータとが異なると判断した場合に、前記出力済マスタデータと前記出力予定マスタデータとの差分データを作成する差分データ作成手段と
    を更に具備し、
    前記データ出力手段は、前記比較手段が前記出力済マスタデータと前記出力予定マスタデータは異なると判断した場合に、前記差分データ作成手段が作成した前記差分データと前記バリアブルデータとを少なくとも含む出力装置用データを出力し、前記比較手段が前記出力済マスタデータと前記出力予定マスタデータは同一と判断した場合に、前記出力予定マスタデータと前記バリアブルデータとを少なくとも含む出力装置用データを出力すること
    を特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  8. 前記分離手段が分離した前記マスタデータを出力する場合に、前記出力装置において受信する前記マスタデータの保存方法を指示する保存方法指示手段を更に具備することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  9. 前記出力装置から展開されていない前記マスタデータの送信要求を受けた場合に、前記マスタデータ情報格納部を検索して前記送信要求を受けた前記マスタデータの有無を確認する有無確認手段と、
    前記有無確認手段が前記送信要求を受けた前記マスタデータが有ると確認した場合に、前記マスタデータ情報格納部より前記マスタデータを読み出し、前記出力装置に送信すべく前記マスタデータを出力するマスタデータ出力手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  10. 出力装置とデータの送受信が可能で、アプリケーションからの複数ページ分の出力データを前記出力装置が処理可能な情報形式に変換して出力するデータ処理装置を用いたデータ処理方法であって、
    複数ページ分の前記出力データが、各ページに共通するデータであるマスタデータと、各ページで異なるデータであるバリアブルデータを含む場合に、前記出力装置に保存されている前記マスタデータである保存マスタデータと整合の取れた前記マスタデータと、前記出力データに含まれる前記マスタデータとが一致するか否かを判断する第一のステップと、
    前記第一のステップで一致すると判断した場合に、前記出力装置に保存されている前記保存マスタデータを使用するよう指示する情報である指示情報を作成する第二のステップと、
    前記出力データを前記マスタデータと前記バリアブルデータに分離する第三のステップと、
    前記第一のステップで一致すると判断した場合に、前記第二のステップが作成する前記指示情報と、前記第三のステップで分離した前記バリアブルデータとを少なくとも含む出力装置用データを出力する第四のステップと
    を有することを特徴とするデータ処理方法。
  11. 前記出力データに含まれる前記マスタデータを前記マスタデータ情報格納部に登録する第五のステップと、
    前記出力装置に保存されている前記保存マスタデータを、前記出力装置より取得する第六のステップと、
    前記第六のステップで前記出力装置から取得した前記保存マスタデータと整合を取るように、前記第五のステップで前記マスタデータ情報格納部に登録した前記マスタデータを更新する第七のステップと
    を更に有することを特徴とする請求項10に記載のデータ処理方法。
  12. 前記出力データに含まれる前記マスタデータに関する情報を基に、前記第三のステップによって前記マスタデータと前記バリアブルデータの分離を行うか否かの判断を行う第八のステップを更に有し、
    前記第三のステップは、前記第八のステップの判断に従って前記出力データを分離する処理を行うこと
    を特徴とする請求項10または請求項11に記載のデータ処理方法。
  13. 出力装置とデータの送受信が可能で、アプリケーションからの複数ページ分の出力データを前記出力装置が処理可能な情報形式に変換して出力するデータ処理装置用のプログラムであって、
    複数ページ分の前記出力データが、各ページに共通するデータであるマスタデータと、各ページで異なるデータであるバリアブルデータを含む場合に、前記出力装置に保存されている前記マスタデータである保存マスタデータと整合の取れた前記マスタデータと、前記出力データに含まれる前記マスタデータとが一致するか否かを判断する第一のステップと、
    前記第一のステップで一致すると判断した場合に、前記出力装置に保存されている前記保存マスタデータを使用するよう指示する情報である指示情報を作成する第二のステップと、
    前記出力データを前記マスタデータと前記バリアブルデータに分離する第三のステップと、
    前記第一のステップで一致すると判断した場合に、前記第二のステップが作成する前記指示情報と、前記第三のステップで分離した前記バリアブルデータとを少なくとも含む出力装置用データを出力する第四のステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 前記出力データに含まれる前記マスタデータを前記マスタデータ情報格納部に登録する第五のステップと、
    前記出力装置に保存されている前記保存マスタデータを、前記出力装置より取得する第六のステップと、
    前記第六のステップで前記出力装置から取得した前記保存マスタデータと整合を取るように、前記第五のステップで前記マスタデータ情報格納部に登録した前記マスタデータを更新する第七のステップと
    を更にコンピュータに実行させるための請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記出力データに含まれる前記マスタデータに関する情報を基に、前記第三のステップによって前記マスタデータと前記バリアブルデータの分離を行うか否かの判断を行う第八のステップを更に有し、
    前記第三のステップは、前記第八のステップの判断に従って前記出力データを分離する処理を行うこと
    を特徴とする請求項13または請求項14に記載のプログラム。
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