JPH111033A - 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、記憶媒体 - Google Patents
印刷制御装置、印刷制御方法、及び、記憶媒体Info
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- JPH111033A JPH111033A JP8138098A JP8138098A JPH111033A JP H111033 A JPH111033 A JP H111033A JP 8138098 A JP8138098 A JP 8138098A JP 8138098 A JP8138098 A JP 8138098A JP H111033 A JPH111033 A JP H111033A
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バンドにまたがる文字については、バンドメ
モリに展開する際に、圧縮されていない状態で読み出せ
るようにすること。 【解決手段】 バンドにまたがる文字か否かを判別し、
バンドにまたがる文字と判別された場合、バンドメモリ
に展開する際に圧縮されてない状態で読み出して展開で
きるようにデータを作成することを特徴とする。
モリに展開する際に、圧縮されていない状態で読み出せ
るようにすること。 【解決手段】 バンドにまたがる文字か否かを判別し、
バンドにまたがる文字と判別された場合、バンドメモリ
に展開する際に圧縮されてない状態で読み出して展開で
きるようにデータを作成することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンド処理を行う
印刷制御装置、印刷制御方法、及び、記憶媒体に関す
る。
印刷制御装置、印刷制御方法、及び、記憶媒体に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図８に示すフローチャートを参照して、
従来の印刷装置の処理動作について説明する。
従来の印刷装置の処理動作について説明する。
【０００３】図８は、従来の印刷装置のデータ処理手順
の一例を示すフローチャートである。なお、（１）〜
（９）は各ステップを示す。
の一例を示すフローチャートである。なお、（１）〜
（９）は各ステップを示す。
【０００４】先ず、ステップ（１）で、１バンド分の展
開処理が終了したか判定し、ＹＥＳならば処理を終了
し、ＮＯならば、ＣＰＵが１文字ずつ文字コードデータ
を解析し（２）、まずその文字のフォントが圧縮フォン
トキャッシュメモリに登録されているかどうかを調べ
（３）、登録されていると判断した場合は、その圧縮フ
ォントを伸長部で伸長して（８）、バンドメモリに展開
する（９）。
開処理が終了したか判定し、ＹＥＳならば処理を終了
し、ＮＯならば、ＣＰＵが１文字ずつ文字コードデータ
を解析し（２）、まずその文字のフォントが圧縮フォン
トキャッシュメモリに登録されているかどうかを調べ
（３）、登録されていると判断した場合は、その圧縮フ
ォントを伸長部で伸長して（８）、バンドメモリに展開
する（９）。
【０００５】一方、ステップ（３）で、登録されていな
いと判定した場合は、フォントＲＯＭの圧縮フォントに
登録されているかどうかを調べ（４）、登録されている
と判定した場合は、その圧縮フォントを伸長部で伸長し
て（８）、バンドメモリに展開する（９）。
いと判定した場合は、フォントＲＯＭの圧縮フォントに
登録されているかどうかを調べ（４）、登録されている
と判定した場合は、その圧縮フォントを伸長部で伸長し
て（８）、バンドメモリに展開する（９）。
【０００６】一方、ステップ（４）で、登録されていな
いと判定した場合は、フォントＲＯＭのスケーラブルフ
ォントからその文字に対応するスケーラブルフォントを
読み出し、ＣＰＵでスケーリングする（５）。そして、
バンドメモリ２１に展開するとともに（５−１）、圧縮
部でその文字のビットマップフォントを圧縮し（６）、
圧縮フォントキャッシュメモリに登録して（７）、ステ
ップ（１）へ戻る。
いと判定した場合は、フォントＲＯＭのスケーラブルフ
ォントからその文字に対応するスケーラブルフォントを
読み出し、ＣＰＵでスケーリングする（５）。そして、
バンドメモリ２１に展開するとともに（５−１）、圧縮
部でその文字のビットマップフォントを圧縮し（６）、
圧縮フォントキャッシュメモリに登録して（７）、ステ
ップ（１）へ戻る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の印刷装置では、ある文字が複数のバンドに跨ってい
る場合においても、各バンド毎に同じ文字フォントを伸
長部で伸長し、対応する部分を読み出し、バンドメモリ
に展開していたため、バンド処理効率が低下するという
問題点があった。
来の印刷装置では、ある文字が複数のバンドに跨ってい
る場合においても、各バンド毎に同じ文字フォントを伸
長部で伸長し、対応する部分を読み出し、バンドメモリ
に展開していたため、バンド処理効率が低下するという
問題点があった。
【０００８】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明の目的は、圧縮フォントから印
字可能なビットマップフォントデータに伸長処理する際
に、複数のバンドにまたがっている文字についてはビッ
トマップフォントの状態でキャッシングすることによ
り、バンド展開処理時には、ビットマップフォントキャ
ッシュメモリから直接バンドメモリに展開して、バンド
展開時の処理負担を軽減し、バンドメモリ展開処理時間
を短縮できる印刷制御装置および印刷制御方法およびコ
ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
媒体を提供することである。
なされたもので、本発明の目的は、圧縮フォントから印
字可能なビットマップフォントデータに伸長処理する際
に、複数のバンドにまたがっている文字についてはビッ
トマップフォントの状態でキャッシングすることによ
り、バンド展開処理時には、ビットマップフォントキャ
ッシュメモリから直接バンドメモリに展開して、バンド
展開時の処理負担を軽減し、バンドメモリ展開処理時間
を短縮できる印刷制御装置および印刷制御方法およびコ
ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
媒体を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印刷制御装
置は、印刷部から出力すべきデータを所定バンド単位に
記憶するバンドメモリと、圧縮されたフォントデータを
ビットマップフォントデータに伸長する伸長手段と、前
記伸長手段により伸長された前記ビットマップフォント
データが前記バンドメモリに設定される複数のバンドに
跨って展開されるかどうかを判定する判定手段と、前記
判定手段が複数のバンドに跨って展開されると判定した
場合に、前記伸長手段により伸長された前記ビットマッ
プフォントデータをキャッシングするキャッシュメモリ
とを有するものである。
置は、印刷部から出力すべきデータを所定バンド単位に
記憶するバンドメモリと、圧縮されたフォントデータを
ビットマップフォントデータに伸長する伸長手段と、前
記伸長手段により伸長された前記ビットマップフォント
データが前記バンドメモリに設定される複数のバンドに
跨って展開されるかどうかを判定する判定手段と、前記
判定手段が複数のバンドに跨って展開されると判定した
場合に、前記伸長手段により伸長された前記ビットマッ
プフォントデータをキャッシングするキャッシュメモリ
とを有するものである。
【００１０】本発明の印刷制御方法は、印刷部から出力
すべきデータを所定バンド単位にバンドメモリに展開処
理する印刷制御方法であって、圧縮されたフォントデー
タをビットマップフォントデータに伸長する伸長工程
と、該伸長された前記ビットマップフォントデータが前
記バンドメモリに設定される複数のバンドに跨って展開
されるかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程に
より複数のバンドに跨って展開されると判定した場合
に、伸長された前記ビットマップフォントデータをキャ
ッシュメモリにキャッシングするキャッシュ工程とを有
するものである。
すべきデータを所定バンド単位にバンドメモリに展開処
理する印刷制御方法であって、圧縮されたフォントデー
タをビットマップフォントデータに伸長する伸長工程
と、該伸長された前記ビットマップフォントデータが前
記バンドメモリに設定される複数のバンドに跨って展開
されるかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程に
より複数のバンドに跨って展開されると判定した場合
に、伸長された前記ビットマップフォントデータをキャ
ッシュメモリにキャッシングするキャッシュ工程とを有
するものである。
【００１１】本発明の記憶媒体は、印刷部から出力すべ
きデータを所定バンド単位にバンドメモリへの展開を制
御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納
した記憶媒体であって、圧縮されたフォントデータをビ
ットマップフォントデータに伸長する伸長工程と、該伸
長された前記ビットマップフォントデータが前記バンド
メモリに設定される複数のバンドに跨って展開されるか
どうかを判定する判定工程と、前記判定工程により複数
のバンドに跨って展開されると判定した場合に、伸長さ
れた前記ビットマップフォントデータをキャッシュメモ
リにキャッシングするキャッシュ工程とを含むプログラ
ムを記憶する。
きデータを所定バンド単位にバンドメモリへの展開を制
御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納
した記憶媒体であって、圧縮されたフォントデータをビ
ットマップフォントデータに伸長する伸長工程と、該伸
長された前記ビットマップフォントデータが前記バンド
メモリに設定される複数のバンドに跨って展開されるか
どうかを判定する判定工程と、前記判定工程により複数
のバンドに跨って展開されると判定した場合に、伸長さ
れた前記ビットマップフォントデータをキャッシュメモ
リにキャッシングするキャッシュ工程とを含むプログラ
ムを記憶する。
【００１２】本発明にかかわる印刷制御装置は、バンド
にまたがる文字か否かを判別する判別手段と、前記判別
手段によりバンドにまたがる文字と判別された場合、バ
ンドメモリに展開する際に圧縮されてない状態で読み出
して展開できるようにデータを作成する作成手段とを有
することを特徴とする。
にまたがる文字か否かを判別する判別手段と、前記判別
手段によりバンドにまたがる文字と判別された場合、バ
ンドメモリに展開する際に圧縮されてない状態で読み出
して展開できるようにデータを作成する作成手段とを有
することを特徴とする。
【００１３】また、本発明にかかわる印刷制御方法は、
バンドにまたがる文字か否かを判別する判別ステップ
と、前記判別ステップによりバンドにまたがる文字と判
別された場合、バンドメモリに展開する際に圧縮されて
ない状態で読み出して展開できるようにデータを作成す
る作成ステップとを有することを特徴とする。
バンドにまたがる文字か否かを判別する判別ステップ
と、前記判別ステップによりバンドにまたがる文字と判
別された場合、バンドメモリに展開する際に圧縮されて
ない状態で読み出して展開できるようにデータを作成す
る作成ステップとを有することを特徴とする。
【００１４】また、本発明の記憶媒体は、バンドにまた
がる文字か否かを判別する判別ステップと、前記判別ス
テップによりバンドにまたがる文字と判別された場合、
バンドメモリに展開する際に圧縮されてない状態で読み
出して展開できるようにデータを作成する作成ステップ
とを有するプログラムを記憶することを特徴とする。
がる文字か否かを判別する判別ステップと、前記判別ス
テップによりバンドにまたがる文字と判別された場合、
バンドメモリに展開する際に圧縮されてない状態で読み
出して展開できるようにデータを作成する作成ステップ
とを有するプログラムを記憶することを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は本実施形態における主とし
てプリンタ制御ユニット１００１のブロック図である。
なお、本発明の機能が実行されるものであれば、単体の
機器であっても、複数の機器からなるシステムであって
も、ＬＡＮ等のネットワークを介して処理が行われるシ
ステムであっても本発明を適用できることは言うまでも
ない。
てプリンタ制御ユニット１００１のブロック図である。
なお、本発明の機能が実行されるものであれば、単体の
機器であっても、複数の機器からなるシステムであって
も、ＬＡＮ等のネットワークを介して処理が行われるシ
ステムであっても本発明を適用できることは言うまでも
ない。
【００１６】図において、２０００はホストコンピュー
タで、所定のインターフェース１−１１（例えば双方向
インターフェース）を介してプリンタ制御ユニット１０
０１に接続されて、プリンタ１０００との通信制御処理
を実行する。
タで、所定のインターフェース１−１１（例えば双方向
インターフェース）を介してプリンタ制御ユニット１０
０１に接続されて、プリンタ１０００との通信制御処理
を実行する。
【００１７】プリンタ制御ユニット１００１において、
１−１はプリンタＣＰＵで、ＲＯＭ１−２内の制御プロ
グラムに基づいてシステムバス１−４に接続される各種
のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部イン
ターフェース１−８を介して接続される印刷部（プリン
タエンジン）１−９に出力情報としての画像信号を出力
する。尚、ＲＯＭ１−２内の制御プログラムには、図３
〜図７に示す、ＣＰＵ１−１の制御プログラム、印刷部
１−９へ転送されるビットマップ画像を生成する画像生
成プログラム等が記憶されている。また、ＲＯＭ１−２
には上記出力画像を生成する際に使用するフォントデー
タ（アウトラインフォントデータ或はドットフォントデ
ータ）等も記憶されている。
１−１はプリンタＣＰＵで、ＲＯＭ１−２内の制御プロ
グラムに基づいてシステムバス１−４に接続される各種
のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部イン
ターフェース１−８を介して接続される印刷部（プリン
タエンジン）１−９に出力情報としての画像信号を出力
する。尚、ＲＯＭ１−２内の制御プログラムには、図３
〜図７に示す、ＣＰＵ１−１の制御プログラム、印刷部
１−９へ転送されるビットマップ画像を生成する画像生
成プログラム等が記憶されている。また、ＲＯＭ１−２
には上記出力画像を生成する際に使用するフォントデー
タ（アウトラインフォントデータ或はドットフォントデ
ータ）等も記憶されている。
【００１８】ＣＰＵ１−１は入力部１−５を介してホス
トコンピュータとの通信処理が可能に構成されている。
１−６はＣＰＵ１−１の主メモリ、ワークエリア等とし
て機能するＲＡＭで、図示しない増設ポートに接続され
るオプションＲＡＭによりメモリ容量を拡張することが
できる。なお、ＲＡＭ１−６には、受信したデータを格
納する受信バッファ、印刷すべきデータを中間コードと
して格納するページバッファメモリ、ビットマップ画像
を展開するためのバンドメモリ、ビットマップ化された
フォーム画像を記憶するキャッシュメモリが確保されて
いる。また、外部メモリであるフラッシュメモリ１−３
は、ホストコンピュータ２０００上のフォームファイル
から転送されたフォームデータを記憶する登録メモリな
どに用いられる。１−１０は、データの圧縮を行う圧縮
部と圧縮されたデータの伸長を行う伸長部からなるＡＳ
ＩＣである。
トコンピュータとの通信処理が可能に構成されている。
１−６はＣＰＵ１−１の主メモリ、ワークエリア等とし
て機能するＲＡＭで、図示しない増設ポートに接続され
るオプションＲＡＭによりメモリ容量を拡張することが
できる。なお、ＲＡＭ１−６には、受信したデータを格
納する受信バッファ、印刷すべきデータを中間コードと
して格納するページバッファメモリ、ビットマップ画像
を展開するためのバンドメモリ、ビットマップ化された
フォーム画像を記憶するキャッシュメモリが確保されて
いる。また、外部メモリであるフラッシュメモリ１−３
は、ホストコンピュータ２０００上のフォームファイル
から転送されたフォームデータを記憶する登録メモリな
どに用いられる。１−１０は、データの圧縮を行う圧縮
部と圧縮されたデータの伸長を行う伸長部からなるＡＳ
ＩＣである。
【００１９】前述したフラッシュメモリ１−３は、メモ
リコントローラ（ＭＣ）１−７によりアクセスを制御さ
れる。フラッシュメモリ１−３は、オプションとして接
続され、フォームデータ、フォントデータ、エミュレー
ションプログラム等を記憶する。また、１０１２は前述
した操作パネルで操作のためのスイッチおよびＬＣＤ表
示器等が配されている。
リコントローラ（ＭＣ）１−７によりアクセスを制御さ
れる。フラッシュメモリ１−３は、オプションとして接
続され、フォームデータ、フォントデータ、エミュレー
ションプログラム等を記憶する。また、１０１２は前述
した操作パネルで操作のためのスイッチおよびＬＣＤ表
示器等が配されている。
【００２０】また、前述したフラッシュメモリは１個に
限らず、それ以上を備えて、内蔵フォントに加えてオプ
ションフォントカード、言語系（ＰＤＬ）の異なるプリ
ンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモ
リを複数接続できるように構成されていても良い。ま
た、ハードディスクなどフラッシュメモリ以外のメモリ
カードを装着しても良い。さらに、図示しないＮＶＲＡ
Ｍを有し、操作パネル１０１２からのプリンタモード設
定情報を記憶するようにしても良い。
限らず、それ以上を備えて、内蔵フォントに加えてオプ
ションフォントカード、言語系（ＰＤＬ）の異なるプリ
ンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモ
リを複数接続できるように構成されていても良い。ま
た、ハードディスクなどフラッシュメモリ以外のメモリ
カードを装着しても良い。さらに、図示しないＮＶＲＡ
Ｍを有し、操作パネル１０１２からのプリンタモード設
定情報を記憶するようにしても良い。
【００２１】一方、ホストコンピュータ２０００上で動
作するアプリケーションプログラム２００１より出力さ
れるデータに基づきプリンタドライバプログラム２００
２は、ＰＤＬ形式の印刷データを作成し、インターフェ
ース１−１１を介してプリンタに出力する。
作するアプリケーションプログラム２００１より出力さ
れるデータに基づきプリンタドライバプログラム２００
２は、ＰＤＬ形式の印刷データを作成し、インターフェ
ース１−１１を介してプリンタに出力する。
【００２２】以下、図２，図３に示すフローチャートを
参照して、本発明に係る印刷制御装置のデータ処理動作
について説明する。
参照して、本発明に係る印刷制御装置のデータ処理動作
について説明する。
【００２３】図２，図３は、本発明に係る印刷制御装置
のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、（２１）〜（２３）は各ステップを示し、図８と
同一のステップには同一のステップ番号を付してある。
また、このフローチャートに係るプログラムはＲＯＭ１
−２に記憶されＣＰＵ１−１により実行される。
のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、（２１）〜（２３）は各ステップを示し、図８と
同一のステップには同一のステップ番号を付してある。
また、このフローチャートに係るプログラムはＲＯＭ１
−２に記憶されＣＰＵ１−１により実行される。
【００２４】まず、ＣＰＵ１−１はホストコンピュータ
２０００からの１バンド分の文字コードデータを受信バ
ッファに格納する（１）。続いて、ＣＰＵ１−１が１文
字づつ文字コードデータを解析し（２）、まず、その文
字が複数のバンドにまたがる文字かどうかを判定し（２
１）、その文字が複数のバンドに跨っていないと判定し
た場合は、従来の印刷装置と同様な動作を行うので、説
明は省略する。
２０００からの１バンド分の文字コードデータを受信バ
ッファに格納する（１）。続いて、ＣＰＵ１−１が１文
字づつ文字コードデータを解析し（２）、まず、その文
字が複数のバンドにまたがる文字かどうかを判定し（２
１）、その文字が複数のバンドに跨っていないと判定し
た場合は、従来の印刷装置と同様な動作を行うので、説
明は省略する。
【００２５】一方、ステップ（２１）で、その文字が複
数のバンドに跨っていると判定した場合には、ビットマ
ップフォントキャッシュメモリに登録されているかどう
か調べ（２２）、登録されていると判定された場合は、
ビットマップフォントキャッシュメモリからその文字の
ビットマップフォントを読み出し、バンドメモリに展開
する（９）。
数のバンドに跨っていると判定した場合には、ビットマ
ップフォントキャッシュメモリに登録されているかどう
か調べ（２２）、登録されていると判定された場合は、
ビットマップフォントキャッシュメモリからその文字の
ビットマップフォントを読み出し、バンドメモリに展開
する（９）。
【００２６】一方、ステップ（２２）で、登録されてい
ないと判定した場合は、従来の印刷装置と同様な動作を
行うとともに、その文字のビットマップフォントをビッ
トマップフォントキャッシュメモリに登録して（２
３）、ステップ（９）へ戻る。
ないと判定した場合は、従来の印刷装置と同様な動作を
行うとともに、その文字のビットマップフォントをビッ
トマップフォントキャッシュメモリに登録して（２
３）、ステップ（９）へ戻る。
【００２７】これにより、複数のバンドに跨っている文
字についてはビットマップフォントのままキャッシング
し、次のバンドの処理時には、ビットマップフォントキ
ャッシュメモリから直接バンドメモリに展開することが
できる。
字についてはビットマップフォントのままキャッシング
し、次のバンドの処理時には、ビットマップフォントキ
ャッシュメモリから直接バンドメモリに展開することが
できる。
【００２８】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変更が可能である。たとえばビットマップフォン
トキャッシュメモリがＡＳＩＣの内部に存在する構成を
とることも可能である。
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変更が可能である。たとえばビットマップフォン
トキャッシュメモリがＡＳＩＣの内部に存在する構成を
とることも可能である。
【００２９】（他の発明の実施の形態）次に本発明にお
ける他の発明の実施の形態について説明する。
ける他の発明の実施の形態について説明する。
【００３０】前述した実施の形態では、受信したデータ
から直接バンドメモリへの展開処理を実行する例を説明
したが、受信した１ページ分のデータから各バンド毎の
中間コードを作成し、作成された各バンド毎の中間コー
ドに基づきバンドメモリにビットマップデータを展開
し、展開されたビットマップデータを印刷部に出力する
実施の形態を図４、図５、図６を用いて説明する。
から直接バンドメモリへの展開処理を実行する例を説明
したが、受信した１ページ分のデータから各バンド毎の
中間コードを作成し、作成された各バンド毎の中間コー
ドに基づきバンドメモリにビットマップデータを展開
し、展開されたビットマップデータを印刷部に出力する
実施の形態を図４、図５、図６を用いて説明する。
【００３１】図４において、まず、Ｓ４．１で１ページ
分のデータをホストコンピュータより受信する。次に、
Ｓ４．２に進み、受信したデータに基づき各バンド毎の
中間コードを作成する。なお、詳細は、図５を用いて説
明する。次に、Ｓ４．３に進み、作成された各バンドの
中間コードに基づきバンドメモリにビットマップデータ
を展開する。なお、詳細は、図６を用いて説明する。次
に、Ｓ４．４に進み、バンドメモリに展開されたビット
マップデータを印刷部に出力する。次に、Ｓ４．５に進
み、１ページ分ビットマップデータの出力が終了したか
否かを判別し、終了していないと判別された場合、Ｓ
４．３に戻る。
分のデータをホストコンピュータより受信する。次に、
Ｓ４．２に進み、受信したデータに基づき各バンド毎の
中間コードを作成する。なお、詳細は、図５を用いて説
明する。次に、Ｓ４．３に進み、作成された各バンドの
中間コードに基づきバンドメモリにビットマップデータ
を展開する。なお、詳細は、図６を用いて説明する。次
に、Ｓ４．４に進み、バンドメモリに展開されたビット
マップデータを印刷部に出力する。次に、Ｓ４．５に進
み、１ページ分ビットマップデータの出力が終了したか
否かを判別し、終了していないと判別された場合、Ｓ
４．３に戻る。
【００３２】なお、Ｓ４．４で、あるバンドのビットマ
ップデータの出力処理を行い、それと平行して、Ｓ４．
３で、次のバンドの展開処理を行ういわゆるダブルバッ
ファ方式で行うことにより、高速に印刷処理を実行する
ことができる。
ップデータの出力処理を行い、それと平行して、Ｓ４．
３で、次のバンドの展開処理を行ういわゆるダブルバッ
ファ方式で行うことにより、高速に印刷処理を実行する
ことができる。
【００３３】次に、図５を用いて、図４のＳ４．２の中
間コード作成処理について説明する。
間コード作成処理について説明する。
【００３４】まず、Ｓ５．１で受信バッファに記憶され
ているデータを読み出し、Ｓ５．２で受信データの読み
出しが１ページ分終了したか否かを判断し、終了したと
判断された場合、Ｓ４．３に戻る。
ているデータを読み出し、Ｓ５．２で受信データの読み
出しが１ページ分終了したか否かを判断し、終了したと
判断された場合、Ｓ４．３に戻る。
【００３５】また、Ｓ５．２で終了しないと判断された
場合、Ｓ５．３に進み、読み出したデータが文字に関す
るものか否かを判別し、文字でないと判別された場合
（図形、イメージ等）、Ｓ５．４に進み、その他の処理
を行い、Ｓ５．１０に進み、対応する中間コードをペー
ジバッファメモリに書き込む。
場合、Ｓ５．３に進み、読み出したデータが文字に関す
るものか否かを判別し、文字でないと判別された場合
（図形、イメージ等）、Ｓ５．４に進み、その他の処理
を行い、Ｓ５．１０に進み、対応する中間コードをペー
ジバッファメモリに書き込む。
【００３６】Ｓ５．３で文字であると判別された場合、
Ｓ５．５に進み、バンドにまたがる文字か否かを展開す
べき文字の位置情報とバンドメモリに書き込まれるビッ
トマップの領域の情報とに基づき判別する。Ｓ５．５で
バンドにまたがらないと判別された場合、Ｓ５．６に進
み、対応する圧縮フォントがＲＡＭの圧縮フォントキャ
ッシュメモリにキャッシュされているか否かを判別す
る。Ｓ５．６でキャッシュされていないと判別された場
合、Ｓ５．７で対応する圧縮フォントがＲＯＭに記憶さ
れているか判別する。Ｓ５．７で記憶されていないと判
別された場合、Ｓ５．８で対応するスケーラブルフォン
トからビットマップフォントを作成し、Ｓ５．９で作成
されたビットマップフォントを圧縮部１−１０で圧縮
し、圧縮フォントキャッシュメモリにキャッシュする。
Ｓ５．１０でキャッシュされている圧縮フォントを読み
出し、指定された位置に展開するための中間コードを書
き込む。また、Ｓ５．６、Ｓ５．７で圧縮フォントが存
在すると判別された場合、Ｓ５．１０で圧縮フォントを
読み出し、指定された位置に展開するための中間コード
を書き込む。
Ｓ５．５に進み、バンドにまたがる文字か否かを展開す
べき文字の位置情報とバンドメモリに書き込まれるビッ
トマップの領域の情報とに基づき判別する。Ｓ５．５で
バンドにまたがらないと判別された場合、Ｓ５．６に進
み、対応する圧縮フォントがＲＡＭの圧縮フォントキャ
ッシュメモリにキャッシュされているか否かを判別す
る。Ｓ５．６でキャッシュされていないと判別された場
合、Ｓ５．７で対応する圧縮フォントがＲＯＭに記憶さ
れているか判別する。Ｓ５．７で記憶されていないと判
別された場合、Ｓ５．８で対応するスケーラブルフォン
トからビットマップフォントを作成し、Ｓ５．９で作成
されたビットマップフォントを圧縮部１−１０で圧縮
し、圧縮フォントキャッシュメモリにキャッシュする。
Ｓ５．１０でキャッシュされている圧縮フォントを読み
出し、指定された位置に展開するための中間コードを書
き込む。また、Ｓ５．６、Ｓ５．７で圧縮フォントが存
在すると判別された場合、Ｓ５．１０で圧縮フォントを
読み出し、指定された位置に展開するための中間コード
を書き込む。
【００３７】Ｓ５．５でバンドにまたがる文字と判別さ
れた場合、Ｓ５．１６に進み、対応するビットマップフ
ォントがキャッシュメモリにキャッシュされているか否
かを判別し、Ｓ５．１６でキャッシュされていると判別
された場合、Ｓ５．１０に進み、キャッシュされている
ビットマップフォントを指定した位置から指定した位置
まで読み出し、指定された位置に展開するための中間コ
ードを書き込む。
れた場合、Ｓ５．１６に進み、対応するビットマップフ
ォントがキャッシュメモリにキャッシュされているか否
かを判別し、Ｓ５．１６でキャッシュされていると判別
された場合、Ｓ５．１０に進み、キャッシュされている
ビットマップフォントを指定した位置から指定した位置
まで読み出し、指定された位置に展開するための中間コ
ードを書き込む。
【００３８】Ｓ５．１６でキャッシュされていないと判
別された場合、Ｓ５．１１に進み、対応する圧縮フォン
トがＲＡＭの圧縮フォントキャッシュメモリにキャッシ
ュされているか否かを判別する。Ｓ５．１１でキャッシ
ュされていないと判別された場合、Ｓ５．１２で対応す
る圧縮フォントがＲＯＭに記憶されているか判別する。
Ｓ５．１２で記憶されていないと判別された場合、Ｓ
５．１３で対応するスケーラブルフォントからビットマ
ップフォントを作成し、Ｓ５．１５で作成されたビット
マップフォントをキャッシュメモリにキャッシュし、Ｓ
５．１０でキャッシュされたビットマップフォントを指
定した位置から指定した位置まで読み出し、指定された
位置に展開するための中間コードを書き込む。また、Ｓ
５．１１、Ｓ５．１２で圧縮フォントが存在すると判別
された場合、Ｓ５．１４で圧縮フォントを読み出し伸長
部で伸長し、伸長されたビットマップフォントをキャッ
シュメモリにキャッシュし、Ｓ５．１０でキャッシュさ
れているビットマップフォントを読み出し、指定された
位置に展開するための中間コードを書き込む。
別された場合、Ｓ５．１１に進み、対応する圧縮フォン
トがＲＡＭの圧縮フォントキャッシュメモリにキャッシ
ュされているか否かを判別する。Ｓ５．１１でキャッシ
ュされていないと判別された場合、Ｓ５．１２で対応す
る圧縮フォントがＲＯＭに記憶されているか判別する。
Ｓ５．１２で記憶されていないと判別された場合、Ｓ
５．１３で対応するスケーラブルフォントからビットマ
ップフォントを作成し、Ｓ５．１５で作成されたビット
マップフォントをキャッシュメモリにキャッシュし、Ｓ
５．１０でキャッシュされたビットマップフォントを指
定した位置から指定した位置まで読み出し、指定された
位置に展開するための中間コードを書き込む。また、Ｓ
５．１１、Ｓ５．１２で圧縮フォントが存在すると判別
された場合、Ｓ５．１４で圧縮フォントを読み出し伸長
部で伸長し、伸長されたビットマップフォントをキャッ
シュメモリにキャッシュし、Ｓ５．１０でキャッシュさ
れているビットマップフォントを読み出し、指定された
位置に展開するための中間コードを書き込む。
【００３９】次に図６を用いて、図４のＳ４．３のバン
ドメモリにビットマップ展開する処理を説明する。
ドメモリにビットマップ展開する処理を説明する。
【００４０】まず、Ｓ６．１でページバッファメモリか
ら中間コードを読み出す。次にＳ６．２で１バンド分の
読み出しが終了したか否かを判別し、読み出しが終了し
たと判別された場合、Ｓ４．４に戻る。
ら中間コードを読み出す。次にＳ６．２で１バンド分の
読み出しが終了したか否かを判別し、読み出しが終了し
たと判別された場合、Ｓ４．４に戻る。
【００４１】また、Ｓ６．２で１バンド分の読み出しが
終了しないと判別された場合、Ｓ６．３で読み出された
中間コードが文字に対応するものか否かを判別し、文字
に対応するものでないと判別された場合、Ｓ６．８で読
み出した中間コードに基づきバンドメモリにビットマッ
プデータを展開し、Ｓ６．３で文字に対応するものであ
ると判別された場合、Ｓ６．４で読み出した中間コード
から圧縮されているフォントか否かを判別し、圧縮され
ているフォントであると判別された場合、Ｓ６．５で圧
縮フォントを読み出し、Ｓ６．６で読み出した圧縮フォ
ントを伸長部に伸長させ、Ｓ６．８で伸長されたビット
マップフォントをバンドメモリの指定された位置に展開
する。
終了しないと判別された場合、Ｓ６．３で読み出された
中間コードが文字に対応するものか否かを判別し、文字
に対応するものでないと判別された場合、Ｓ６．８で読
み出した中間コードに基づきバンドメモリにビットマッ
プデータを展開し、Ｓ６．３で文字に対応するものであ
ると判別された場合、Ｓ６．４で読み出した中間コード
から圧縮されているフォントか否かを判別し、圧縮され
ているフォントであると判別された場合、Ｓ６．５で圧
縮フォントを読み出し、Ｓ６．６で読み出した圧縮フォ
ントを伸長部に伸長させ、Ｓ６．８で伸長されたビット
マップフォントをバンドメモリの指定された位置に展開
する。
【００４２】また、Ｓ６．４で圧縮されていないビット
マップフォントであると判別された場合、Ｓ６．７で対
応する部分のビットマップフォントを読み出し、Ｓ６．
８で読み出したビットマップフォントをバンドメモリの
指定された位置に展開する。
マップフォントであると判別された場合、Ｓ６．７で対
応する部分のビットマップフォントを読み出し、Ｓ６．
８で読み出したビットマップフォントをバンドメモリの
指定された位置に展開する。
【００４３】以下、図７に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【００４４】図７は、本発明に係る印刷制御装置で読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体（ＲＯＭ１−２）のメモリマップを説明する図であ
る。
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体（ＲＯＭ１−２）のメモリマップを説明する図であ
る。
【００４５】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報，作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のＯＳ等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報，作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のＯＳ等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【００４６】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【００４７】本実施形態における図２，図３，図４，図
５，図６に示す機能が外部からインストールされるプロ
グラムによって、ホストコンピュータにより遂行されて
いてもよい。そして、その場合、ＣＤ−ＲＯＭやフラッ
シュメモリやＦＤ等の記憶媒体により、あるいはネット
ワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む
情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用さ
れるものである。
５，図６に示す機能が外部からインストールされるプロ
グラムによって、ホストコンピュータにより遂行されて
いてもよい。そして、その場合、ＣＤ−ＲＯＭやフラッ
シュメモリやＦＤ等の記憶媒体により、あるいはネット
ワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む
情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用さ
れるものである。
【００４８】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰ
Ｕ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰ
Ｕ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【００４９】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【００５０】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク，ハードディ
スク，光ディスク，光磁気ディスク，ＣＤ−ＲＯＭ，Ｃ
Ｄ−Ｒ，磁気テープ，不揮発性のメモリカード，ＲＯ
Ｍ，ＥＥＰＲＯＭ等を用いることができる。
体としては、例えば、フロッピーディスク，ハードディ
スク，光ディスク，光磁気ディスク，ＣＤ−ＲＯＭ，Ｃ
Ｄ−Ｒ，磁気テープ，不揮発性のメモリカード，ＲＯ
Ｍ，ＥＥＰＲＯＭ等を用いることができる。
【００５１】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペ
レーティングシステム）等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペ
レーティングシステム）等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【００５２】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【００５３】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、印刷部から出力すべきデータを所定バンド単
位に記憶するバンドメモリと、圧縮されたフォントデー
タをビットマップフォントデータに伸長する伸長手段
と、前記伸長手段により伸長された前記ビットマップフ
ォントデータが前記バンドメモリに設定される複数のバ
ンドに跨って展開されるかどうかを判定する判定手段
と、前記判定手段が複数のバンドに跨って展開されると
判定した場合に、前記伸長手段により伸長された前記ビ
ットマップフォントデータをキャッシングするキャッシ
ュメモリとを有するので、複数のバンドに跨るフォント
データに対するビットマップフォントデータをキャッシ
ュして、次のバンド展開時の処理負担を軽減することが
できる。
によれば、印刷部から出力すべきデータを所定バンド単
位に記憶するバンドメモリと、圧縮されたフォントデー
タをビットマップフォントデータに伸長する伸長手段
と、前記伸長手段により伸長された前記ビットマップフ
ォントデータが前記バンドメモリに設定される複数のバ
ンドに跨って展開されるかどうかを判定する判定手段
と、前記判定手段が複数のバンドに跨って展開されると
判定した場合に、前記伸長手段により伸長された前記ビ
ットマップフォントデータをキャッシングするキャッシ
ュメモリとを有するので、複数のバンドに跨るフォント
データに対するビットマップフォントデータをキャッシ
ュして、次のバンド展開時の処理負担を軽減することが
できる。
【００５４】また、前記伸長手段により伸長された前記
ビットマップフォントデータを前記バンドメモリに展開
する展開手段を有し、前記展開手段は、前記キャッシュ
メモリに記憶された前記ビットマップフォントデータを
読み出して複数のバンドに跨ってビットマップフォント
データを展開するので、印刷すべきビットマップフォン
トデータが複数のバンドに跨って展開される際に、同一
フォントデータからビットマップフォントデータへの伸
長処理を不要として、ビットマップフォント展開処理時
間を短縮できる。
ビットマップフォントデータを前記バンドメモリに展開
する展開手段を有し、前記展開手段は、前記キャッシュ
メモリに記憶された前記ビットマップフォントデータを
読み出して複数のバンドに跨ってビットマップフォント
データを展開するので、印刷すべきビットマップフォン
トデータが複数のバンドに跨って展開される際に、同一
フォントデータからビットマップフォントデータへの伸
長処理を不要として、ビットマップフォント展開処理時
間を短縮できる。
【００５５】また、印刷部から出力すべきデータを所定
バンド単位にバンドメモリに展開処理する印刷制御方法
であって、あるいは印刷部から出力すべきデータを所定
バンド単位にバンドメモリへの展開を制御するコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体で
あって、圧縮されたフォントデータをビットマップフォ
ントデータに伸長する伸長工程と、該伸長された前記ビ
ットマップフォントデータが前記バンドメモリに設定さ
れる複数のバンドに跨って展開されるかどうかを判定す
る判定工程と、前記判定工程により複数のバンドに跨っ
て展開されると判定した場合に、伸長された前記ビット
マップフォントデータをキャッシュメモリにキャッシン
グするキャッシュ工程とを有するので、複数のバンドに
跨るフォントデータに対するビットマップフォントデー
タをキャッシュして、次のバンド展開時の処理負担を軽
減することができる。
バンド単位にバンドメモリに展開処理する印刷制御方法
であって、あるいは印刷部から出力すべきデータを所定
バンド単位にバンドメモリへの展開を制御するコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体で
あって、圧縮されたフォントデータをビットマップフォ
ントデータに伸長する伸長工程と、該伸長された前記ビ
ットマップフォントデータが前記バンドメモリに設定さ
れる複数のバンドに跨って展開されるかどうかを判定す
る判定工程と、前記判定工程により複数のバンドに跨っ
て展開されると判定した場合に、伸長された前記ビット
マップフォントデータをキャッシュメモリにキャッシン
グするキャッシュ工程とを有するので、複数のバンドに
跨るフォントデータに対するビットマップフォントデー
タをキャッシュして、次のバンド展開時の処理負担を軽
減することができる。
【００５６】また、前記キャッシュメモリにキャッシュ
された前記ビットマップフォントデータを読み出して複
数のバンドに跨ってビットマップフォントデータを展開
する展開工程とを有するので、印刷すべきビットマップ
フォントデータが複数のバンドに跨って展開される際
に、同一フォントデータからビットマップフォントデー
タへの伸長処理を不要として、ビットマップフォント展
開処理時間を短縮できる。
された前記ビットマップフォントデータを読み出して複
数のバンドに跨ってビットマップフォントデータを展開
する展開工程とを有するので、印刷すべきビットマップ
フォントデータが複数のバンドに跨って展開される際
に、同一フォントデータからビットマップフォントデー
タへの伸長処理を不要として、ビットマップフォント展
開処理時間を短縮できる。
【００５７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のバンドを展開する際に処理速度を速めることができ
る。
のバンドを展開する際に処理速度を速めることができ
る。
【００５８】また、メモリの使用効率を高めながらバン
ド処理の高速化を測れる。
ド処理の高速化を測れる。
【図１】本発明の一実施形態を示す印刷制御装置の構成
を説明するブロック図である。
を説明するブロック図である。
【図２】本発明に係る印刷制御装置のデータ処理手順の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図３】本発明に係る印刷制御装置のデータ処理手順の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図４】他の実施の形態の処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図５】他の実施の形態の処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図６】他の実施の形態の処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図７】フローチャートに係るプログラムを記憶する記
憶媒体のメモリマップを示す図である。
憶媒体のメモリマップを示す図である。
【図８】従来の印刷装置のデータ処理手順の一例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
Claims (27)
- 【請求項１】 印刷部から出力すべきデータを所定バン
ド単位に記憶するバンドメモリと、 圧縮されたフォントデータをビットマップフォントデー
タに伸長する伸長手段と、 前記伸長手段により伸長された前記ビットマップフォン
トデータが前記バンドメモリに設定される複数のバンド
に跨って展開されるかどうかを判定する判定手段と、 前記判定手段が複数のバンドに跨って展開されると判定
した場合に、前記伸長手段により伸長された前記ビット
マップフォントデータをキャッシングするキャッシュメ
モリと、を有することを特徴とする印刷制御装置。 - 【請求項２】 前記伸長手段により伸長された前記ビッ
トマップフォントデータを前記バンドメモリに展開する
展開手段を有し、 前記展開手段は、前記キャッシュメモリに記憶された前
記ビットマップフォントデータを読み出して複数のバン
ドに跨ってビットマップフォントデータを展開すること
を特徴とする請求項１記載の印刷制御装置。 - 【請求項３】 印刷部から出力すべきデータを所定バン
ド単位にバンドメモリに展開処理する印刷制御方法であ
って、 圧縮されたフォントデータをビットマップフォントデー
タに伸長する伸長工程と、 該伸長された前記ビットマップフォントデータが前記バ
ンドメモリに設定される複数のバンドに跨って展開され
るかどうかを判定する判定工程と、 前記判定工程により複数のバンドに跨って展開されると
判定した場合に、伸長された前記ビットマップフォント
データをキャッシュメモリにキャッシングするキャッシ
ュ工程と、を有することを特徴とする印刷制御方法。 - 【請求項４】 前記キャッシュメモリにキャッシュされ
た前記ビットマップフォントデータを読み出して複数の
バンドに跨ってビットマップフォントデータを展開する
展開工程と、を有することを特徴とする請求項３記載の
印刷制御方法。 - 【請求項５】 印刷部から出力すべきデータを所定バン
ド単位にバンドメモリへの展開を制御するコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを格納した記録媒体であっ
て、 圧縮されたフォントデータをビットマップフォントデー
タに伸長する伸長工程と、 該伸長された前記ビットマップフォントデータが前記バ
ンドメモリに設定される複数のバンドに跨って展開され
るかどうかを判定する判定工程と、 前記判定工程により複数のバンドに跨って展開されると
判定した場合に、伸長された前記ビットマップフォント
データをキャッシュメモリにキャッシングするキャッシ
ュ工程と、を含むことを特徴とする、コンピュータが読
み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項６】 前記キャッシュメモリにキャッシュされ
た前記ビットマップフォントデータを読み出して複数の
バンドに跨ってビットマップフォントデータを展開する
展開工程と、を含むことを特徴とする請求項５記載のコ
ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
媒体。 - 【請求項７】 バンドにまたがる文字か否かを判別する
判別手段と、 前記判別手段によりバンドにまたがる文字と判別された
場合、バンドメモリに展開する際に圧縮されてない状態
で読み出して展開できるようにデータを作成する作成手
段とを有することを特徴とする印刷制御装置。 - 【請求項８】 前記作成手段により作成されたデータに
基づき、バンドメモリにパターンを展開する展開手段
と、 前記展開手段により展開されたパターンを出力する出力
手段とを有することを特徴とする請求項７記載の印刷制
御装置。 - 【請求項９】 前記出力手段は、プリンタであることを
特徴とする請求項８記載の印刷制御装置。 - 【請求項１０】 前記出力手段は、プリンタに出力する
ことを特徴とする請求項８記載の印刷制御装置。 - 【請求項１１】 前記データは中間データであることを
特徴とする請求項７記載の印刷制御装置。 - 【請求項１２】 前記作成手段は、前記判別手段により
バンドにまたがらない文字と判別された場合、バンドメ
モリに展開する際に圧縮されている状態で読み出し、伸
長させ、展開できるようにデータを作成することを特徴
とする請求項７記載の印刷制御装置。 - 【請求項１３】 前記作成手段は、前記判別手段により
バンドにまたがる文字と判別され、対応する文字が圧縮
されている場合、圧縮されている文字を伸長させて、伸
長させた文字をキャッシュして、キャッシュされている
文字を指定された位置から指定された位置まで読み出
し、バンドメモリの指定された位置に展開するためのデ
ータを作成することを特徴とする請求項７記載の印刷制
御装置。 - 【請求項１４】 バンドにまたがる文字か否かを判別す
る判別ステップと、 前記判別ステップによりバンドにまたがる文字と判別さ
れた場合、バンドメモリに展開する際に圧縮されてない
状態で読み出して展開できるようにデータを作成する作
成ステップとを有することを特徴とする印刷制御方法。 - 【請求項１５】 前記作成ステップにより作成されたデ
ータに基づき、バンドメモリにパターンを展開する展開
ステップと、 前記展開ステップにより展開されたパターンを出力する
出力ステップとを有することを特徴とする請求項１４記
載の印刷制御方法。 - 【請求項１６】 前記出力ステップは、プリンタにより
出力することを特徴とする請求項１５記載の印刷制御方
法。 - 【請求項１７】 前記出力ステップは、プリンタに出力
することを特徴とする請求項１５記載の印刷制御方法。 - 【請求項１８】 前記データは中間データであることを
特徴とする請求項１４記載の印刷制御方法。 - 【請求項１９】 前記作成ステップは、前記判別ステッ
プによりバンドにまたがらない文字と判別された場合、
バンドメモリに展開する際に圧縮されている状態で読み
出し、伸長させ、展開できるようにデータを作成するこ
とを特徴とする請求項１４記載の印刷制御方法。 - 【請求項２０】 前記作成ステップは、前記判別ステッ
プによりバンドにまたがる文字と判別され、対応する文
字が圧縮されている場合、圧縮されている文字を伸長さ
せて、伸長させた文字をキャッシュして、キャッシュさ
れている文字を指定された位置から指定された位置まで
読み出し、バンドメモリの指定された位置に展開するた
めのデータを作成することことを特徴とする請求項１４
記載の印刷制御方法。 - 【請求項２１】 バンドにまたがる文字か否かを判別す
る判別ステップと、前記判別ステップによりバンドにま
たがる文字と判別された場合、バンドメモリに展開する
際に圧縮されてない状態で読み出して展開できるように
データを作成する作成ステップとを有するプログラムを
記憶することを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項２２】 前記作成ステップにより作成されたデ
ータに基づき、バンドメモリにパターンを展開する展開
ステップと、 前記展開ステップにより展開されたパターンを出力する
出力ステップとを有することを特徴とする請求項２１記
載の記憶媒体。 - 【請求項２３】 前記出力ステップは、プリンタにより
出力することを特徴とする請求項２２記載の記憶媒体。 - 【請求項２４】 前記出力ステップは、プリンタに出力
することを特徴とする請求項２２記載の記憶媒体。 - 【請求項２５】 前記データは中間データであることを
特徴とする請求項２１記載の記憶媒体。 - 【請求項２６】 前記作成ステップは、前記判別ステッ
プによりバンドにまたがらない文字と判別された場合、
バンドメモリに展開する際に圧縮されている状態で読み
出し、伸長させ、展開できるようにデータを作成するこ
とを特徴とする請求項２１記載の記憶媒体。 - 【請求項２７】 前記作成ステップは、前記判別ステッ
プによりバンドにまたがる文字と判別され、対応する文
字が圧縮されている場合、圧縮されている文字を伸長さ
せて、伸長させた文字をキャッシュして、キャッシュさ
れている文字を指定された位置から指定された位置まで
読み出し、バンドメモリの指定された位置に展開するた
めのデータを作成することことを特徴とする請求項２１
記載の記憶媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8138098A JPH111033A (ja) | 1997-04-17 | 1998-03-27 | 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、記憶媒体 |
| US09/060,137 US6281985B1 (en) | 1997-04-17 | 1998-04-15 | Print control apparatus, print control method, and memory medium |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042097 | 1997-04-17 | ||
| JP9-100420 | 1997-04-17 | ||
| JP8138098A JPH111033A (ja) | 1997-04-17 | 1998-03-27 | 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH111033A true JPH111033A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=26422402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8138098A Pending JPH111033A (ja) | 1997-04-17 | 1998-03-27 | 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、記憶媒体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6281985B1 (ja) |
| JP (1) | JPH111033A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10047407A1 (de) * | 2000-09-26 | 2002-01-03 | Wila Leuchten Ag Sevelen | Einbauleuchte |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6564305B1 (en) * | 2000-09-20 | 2003-05-13 | Hewlett-Packard Development Company Lp | Compressing memory management in a device |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4235167A (en) * | 1979-03-12 | 1980-11-25 | Computer Peripherals, Inc. | High speed dual pitch impact printer |
| US5483622A (en) * | 1992-09-03 | 1996-01-09 | Hewlett-Packard Company | Page printer having automatic font compression |
| JP3809209B2 (ja) * | 1994-12-08 | 2006-08-16 | キヤノン株式会社 | 印刷装置及びデータ制御方法 |
| US5732202A (en) * | 1995-02-13 | 1998-03-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Data processing apparatus, data processing method, memory medium storing data processing program, output device, output control method and memory medium storing control program therefor |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8138098A patent/JPH111033A/ja active Pending
- 1998-04-15 US US09/060,137 patent/US6281985B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10047407A1 (de) * | 2000-09-26 | 2002-01-03 | Wila Leuchten Ag Sevelen | Einbauleuchte |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6281985B1 (en) | 2001-08-28 |
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