JPH11245454A - 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH11245454A
JPH11245454A JP10047450A JP4745098A JPH11245454A JP H11245454 A JPH11245454 A JP H11245454A JP 10047450 A JP10047450 A JP 10047450A JP 4745098 A JP4745098 A JP 4745098A JP H11245454 A JPH11245454 A JP H11245454A
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JP10047450A
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English (en)
Inventor
Shoji Koike
尚司 小池
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の印刷ジョブの文字データを同時に並行
して展開処理する際に、キャッシュメモリのヒット率を
高めてスループットを更に向上させること。 【解決手段】 ネットワーク1を介して複数の印刷ジョ
ブを入力インタフェース2で受信し、該受信した複数の
印刷ジョブをCPU3がROM4に記憶される制御プロ
グラムに基づいて同時に並行して印字機構9が印刷可能
な印刷データに展開する際に、印刷ジョブ中の文字デー
タを個別のキャッシュメモリまたは共有のキャッシュメ
モリを参照しながらフォントデータに展開する構成を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して複数の印刷ジョブを受信して印刷部が印刷可能な
印刷データを生成する印刷制御装置及び印刷制御装置の
データ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプ
ログラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷制御装置においては、スケー
ラブルフォントを用いた文字印字を行なう際に展開され
るビットマップをキャッシュメモリに保存しておき、再
度その文字を印字するときには、キャッシュメモリにあ
るビットマップを使用することで文字展開にかかる時間
を省き処理速度を上げることが行なわれている。
【0003】そして、一度展開されたキャッシュメモリ
上のビットマップは、そのまま保存され、総量が一定の
値を越えると、不必要と思われるものから削除されるよ
うに制御されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近、一台の印刷装置
がPDLプリント機能,ファクシミリ(FAX)機能,
コピー機能等の多機能をもつマルチファンクション機が
増えてきており、同時に複数のジョブを処理することが
必要になってきており、例えばPDLプリントとFA
X、あるいは異なるプリンタ記述言語のPDLプリント
を並行に処理することによって、処理効率を上げること
も可能に構成されているものもある。
【0005】ところが、スケーラブルフォント展開部な
どが複数のジョブを並行処理できずボトルネックとなっ
てしまい、処理全体のスループットが上がらないため、
結果的に並行処理のメリッ卜が生かせないという問題点
があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、受信した印刷ジョブ
を複数記憶し個別のキャッシュメモリ又は共有のキャッ
シュメモリを参照しながら、該記憶した複数の印刷ジョ
ブを並行して解析しながら文字データをフォントデータ
に展開することにより、複数の印刷ジョブの文字データ
を同時に並行して展開処理する際に、キャッシュメモリ
のヒット率を高めてスループットを更に向上できる印刷
制御装置及び印刷制御装置のデータ処理方法およびコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における第1の発
明は、所定の通信媒体を介して複数の印刷ジョブを受信
して印刷部が印刷可能な印刷データを生成処理する印刷
制御装置であって、受信した複数の印刷ジョブを順次記
憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された各印刷ジ
ョブを解析しながら文字データを前記印刷部が印刷可能
なフォントデータに展開する展開手段と、複数のジョブ
に対して前記展開手段を同時に複数並行に動作させる第
1の制御手段とを有するものである。
【0008】本発明における第2の発明は、前記展開手
段により展開されているフォントデータをジョブ毎にフ
ォントキャッシュデータとして記憶する複数のキャッシ
ュメモリと、各印刷ジョブの解析時に、いずれかのキャ
ッシュメモリに記憶されているフォントキャッシュデー
タあるいは前記展開手段により展開されるフォントデー
タを選択して前記印刷部に転送する第2の制御手段とを
有するものである。
【0009】本発明における第3の発明は、いずれかの
印刷ジョブの解析時に、前記展開手段により展開されて
いるフォントデータを共有フォントキャッシュデータと
して記憶するキャッシュメモリと、各印刷ジョブの解析
時に、前記キャッシュメモリに記憶されている共有フォ
ントキャッシュデータあるいは前記展開手段により展開
されるフォントデータを選択して前記印刷部に転送する
第3の制御手段とを有するものである。
【0010】本発明における第4の発明は、前記記憶手
段に作成するフォントキャッシュの種別を設定する設定
手段と、前記設定手段により設定された前記フォントキ
ャッシュの種別に基づいて前記記憶手段に異なるフォン
トキャッシュを作成する作成手段とを有するものであ
る。
【0011】本発明における第5の発明は、所定の通信
媒体を介して複数の印刷ジョブを受信して印刷部が印刷
可能な印刷データを生成処理する印刷制御装置のデータ
処理方法であって、メモリに記憶された複数の印刷ジョ
ブを順次並行して解析しながら文字データを前記印刷部
が印刷可能なフォントデータに展開する展開工程を有す
るものである。
【0012】本発明における第6の発明は、前記展開工
程により展開されているフォントデータをジョブ毎にフ
ォントキャッシュデータとして複数のキャッシュメモリ
に登録する登録工程と、各印刷ジョブの解析時に、いず
れかのキャッシュメモリに登録されているフォントキャ
ッシュデータあるいは前記展開工程により展開されるフ
ォントデータを選択して前記印刷部に転送して印刷する
印刷工程とを有するものである。
【0013】本発明における第7の発明は、いずれかの
印刷ジョブの解析時に、前記展開手段により展開されて
いるフォントデータを共有フォントキャッシュデータと
してキャッシュメモリに登録する登録工程と、各印刷ジ
ョブの解析時に、前記キャッシュメモリに登録されてい
る共有フォントキャッシュデータあるいは前記展開工程
により展開されるフォントデータを選択して前記印刷部
に転送して印刷する印刷工程とを有するものである。
【0014】本発明における第8の発明は、前記メモリ
に作成するフォントキャッシュの種別を設定する設定工
程と、前記設定工程により設定された前記フォントキャ
ッシュの種別に基づいて前記メモリに異なるフォントキ
ャッシュを作成する作成工程とを有するものである。
【0015】本発明における第9の発明は、所定の通信
媒体を介して複数の印刷ジョブを受信して印刷部が印刷
可能な印刷データを生成処理する印刷装置を制御するコ
ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
媒体であって、メモリに記憶された複数の印刷ジョブを
並行して解析しながら文字データを前記印刷部が印刷可
能なフォントデータに展開する展開工程を有するコンピ
ュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納し
たものである。
【0016】本発明における第10の発明は、前記展開
工程により展開されているフォントデータをジョブ毎に
フォントキャッシュメモリとして複数のキャッシュメモ
リに登録する登録工程と、各印刷ジョブの解析時に、い
ずれかのキャッシュメモリに登録されているフォントキ
ャッシュデータあるいは前記展開工程により展開される
フォントデータを選択して前記印刷部に転送して印刷す
る印刷工程とを有するコンピュータが読み出し可能なプ
ログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0017】本発明における第11の発明は、いずれか
の印刷ジョブの解析時に、前記展開手段により展開され
ているフォントデータを共有フォントキャッシュデータ
としてキャッシュメモリに登録する登録工程と、各印刷
ジョブの解析時に、前記キャッシュメモリに登録されて
いる共有フォントキャッシュデータあるいは前記展開工
程により展開されるフォントデータを選択して前記印刷
部に転送して印刷する印刷工程とを有するコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したもの
である。
【0018】本発明における第12の発明は、前記メモ
リに作成するフォントキャッシュの種別を設定する設定
工程と、前記設定工程により設定された前記フォントキ
ャッシュの種別に基づいて前記メモリに異なるフォント
キャッシュを作成する作成工程とを有するコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したもの
である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施形態を示す印刷制
御装置の概略構成を説明するブロック図である。
【0021】図において、100はシステムコントロー
ラで、印刷装置全体を制御するものである。1はネット
ワークであり、不図示のホストコンピュータ等の情報処
理装置が複数あるいは単数接続されている。2は入力イ
ンタフェースで、不図示のホストコンピュータからネッ
トワーク1を介して送信される印刷データを受信する。
【0022】3はCPUで、ROM4に格納された制御
プログラムに基づいてシステムコントローラ100の全
体を制御する。4はROMで、CPU3の制御プログラ
ムやスケーラブルフォント等の文字フォントおよび各種
データを記憶している。5はRAMで、各種データを一
時的に記憶するものであり、CPU3がプログラムを実
行する際のワークエリアにも使用される。なお、RAM
5は入力インタフェース2で受信する印刷ジョブを一時
記憶することができる。
【0023】7は出力インタフェースで、印刷データを
印字機構9へ出力する。8は不揮発性メモリで、システ
ムコントローラ100で処理されるジョブが使用するフ
ォントキャッシュメモリをジョブ毎に作成するか、ある
いは各ジョブに共通するように作成するかを示す設定値
等の各種設定値を記憶する。9は印字機構で、出力イン
タフェース7から出力される印刷データを不図示の記録
紙に印刷する。そして、これら各構成要素2〜5,7,
8は、システムバス6に接続されている。なお、詳細は
後述するがRAM5上には不揮発性メモリ8上の設定値
に基づき異なる形式でキャッシュメモリが確保される。
【0024】なお、ユーザがホストコンピュータからネ
ットワークを経由して、もしくは図示しないパネルから
の入力指示により不揮発性メモリ8上に設定される。
【0025】図2は、本発明に係る印刷制御装置におけ
るジョブ,キャッシュおよびフォントスケーラの関係に
対応する第1の文字処理形態を示す概念図であり、ここ
では、不揮発性メモリ8にジョブ毎にキャッシュメモリ
を作成すると設定される場合に、複数のジョブ201〜
203が並行処理されているものとする。
【0026】図において、201〜203はジョブで、
入力した受信データに基づいて印刷制御装置で処理され
ているジョブである。211〜213はキャッシュメモ
リ(キャッシュ)で、それぞれジョブ201〜203に
対応してRAM5上に確保されるキャッシュメモリであ
る。10はフォントスケーラである。
【0027】図のように、図1に示したCPU3は各ジ
ョブ201〜203を処理するにあたって、不揮発性メ
モリ8にジョブ毎にキャッシュメモリを作成すると設定
されていると判定した場合に、RAM5上にキャッシュ
メモリ211〜213を各ジョブ201〜203に対応
して1つずつ作成する。CPU3は不図示のホストコン
ピュータ等から入力インタフェース2を介して入力され
る入力データを印字機構9が印刷可能なビットマップに
変換するため、入力データに含まれる文字データに対応
するビットマップがキャッシュメモリに記憶されている
かどうかキャッシュメモリを参照する。
【0028】このとき、CPU3はジョブ201の処理
を実行している場合は、キャッシュメモリ211を参照
し、ジョブ202の処理を実行している場合は、キャッ
シュメモリ212を参照し、ジョブ203の処理を実行
している場合は、キャッシュメモリ213を参照する。
【0029】そして、CPU3はその文字データに対応
するビットマップがキャッシュメモリに記憶されていな
い場合は、フォントスケーラ10を用いて文字データに
対応するスケーラブルフォントデータをROM4のフォ
ントROMより読み出してビットマップに展開する。こ
のとき、例えば、CPU3がジョブ201の処理を実行
している場合には、展開されたビットマップはキャッシ
ュメモリ211に登録し、キャッシュメモリ212,2
13には登録されない。
【0030】同様に、CPU3でジョブ202,203
の処理がなされている場合はそれぞれ対応するキャッシ
ュメモリ212,213に対して展開されたビットマッ
プを個別に登録する。
【0031】図3は、本発明に係る印刷制御装置におけ
るジョブ,キャッシュおよびフォントスケーラの関係に
対応する第2の文字処理形態を示す概念図であり、ここ
では、不揮発性メモリ8に各ジョブに共通するキャッシ
ュメモリを作成すると設定される場合に、複数のジョブ
301〜303が並行処理されているものとする。
【0032】図において、301〜303はジョブで、
入力した受信データに基づいて印刷制御装置で処理され
ているジョブである。310はキャッシュメモリ(キャ
ッシュ)で、各ジョブ301〜303に共通してRAM
5上に確保されるキャッシュメモリであり、RAM5上
に確保される図のように、図1に示したCPU3は各ジ
ョブ301〜303を処理するにあたって、不揮発性メ
モリ8に各ジョブに共通するキャッシュメモリを作成す
ると設定されていると判定した場合に、RAM5上に各
ジョブ301〜303に共通のキャッシュメモリ310
を作成する。なお、既に共通のキャッシュメモリ310
が作成されている場合には、新たにキャッシュメモリを
作成せずに、既に作成されているキャッシュメモリを使
用する。
【0033】CPU3は不図示のホストコンピュータ等
から入力インタフェース2に入力される入力データを印
字機構9が印刷可能なビットマップに変換するため、入
力データに含まれる文字データに対応するビットマップ
がキャッシュメモリに記憶されているかどうかキャッシ
ュメモリ310を参照する。
【0034】このとき、CPU3はジョブ301〜30
3の内、どのジョブを処理していてもキャッシュメモリ
310を参照する。CPU3はその文字データに対応す
るビットマップがキャッシュメモリ210に記憶されて
いない場合は、フォントスケーラ10を用いて文字デー
タに対応するスケーラブルフォントデータをROM4の
フォントROMより読み出してビットマップに展開す
る。このとき、例えば、CPU3がどのジョブの処理を
実行していても、展開されたビットマップはキャッシュ
メモリ310に登録される。
【0035】以下、本発明の特徴的構成について図1等
を参照して説明する。
【0036】上記のように構成された、所定の通信媒体
(ネットワーク1)を介して複数の印刷ジョブを受信し
て印刷部(印字機構9)が印刷可能な印刷データを生成
処理する印刷制御装置(システムコントローラ100)
であって、受信した複数の印刷ジョブを順次記憶する記
憶手段(RAM5)と、前記記憶手段に記憶された各印
刷ジョブを解析しながら文字データを前記印刷部が印刷
可能なフォントデータに展開する展開手段(ROM4に
記憶される制御プログラムに基づいて展開するCPU
3)と、複数のジョブに対して前記展開手段を同時に複
数並行に動作させる第1の制御手段(ROM4に記憶さ
れる制御プログラムに基づいて制御するCPU3)とを
有するので、受信した複数の印刷ジョブの文字データを
同時に並行してフォントデータに展開することができ、
スループットを大幅に向上することができる。
【0037】更に、前記展開手段により展開されている
フォントデータをジョブ毎にフォントキャッシュデータ
として記憶する複数のキャッシュメモリ(キャッシュメ
モリ211〜213)と、各印刷ジョブの解析時に、い
ずれかのキャッシュメモリに記憶されているフォントキ
ャッシュデータあるいは前記展開手段により展開される
フォントデータを選択して前記印刷部に転送する第2の
制御手段(ROM4に記憶される制御プログラムに基づ
いて転送制御するCPU3)とを有するので、展開され
たフォントデータを印刷ジョブ毎に固有のキャッシュメ
モリとして記憶することができ、特有なフォントを多く
使用する印刷ジョブを印刷する場合でも、各印刷ジョブ
処理時におけるキャッシュヒット率を上げて印刷処理時
間を大幅に短縮させることができる。
【0038】更に、いずれかの印刷ジョブの解析時に、
前記展開手段により展開されているフォントデータを共
有フォントキャッシュデータとして記憶するキャッシュ
メモリ(キャッシュメモリ310)と、各印刷ジョブの
解析時に、前記キャッシュメモリに記憶されている共有
フォントキャッシュデータあるいは前記展開手段により
展開されるフォントデータを選択して前記印刷部に転送
する第3の制御手段(ROM4に記憶される制御プログ
ラムに基づいて転送制御するCPU3)とを有するの
で、展開されたフォントデータを各印刷ジョブに共通す
るキャッシュメモリとして記憶することができ、同一の
フォントを使用するテキストデータ等を多く印刷する場
合に、各印刷ジョブ処理時におけるキャッシュヒット率
を上げて印刷処理時間を大幅に短縮することができる。
【0039】更に、前記記憶手段に作成するフォントキ
ャッシュの種別を設定する設定手段と、前記設定手段に
より設定された前記フォントキャッシュの種別に基づい
て前記記憶手段(RAM5)に異なるフォントキャッシ
ュを作成する作成手段(ROM4に記憶される制御プロ
グラムに基づいてフォントキャッシュをRAM5に作成
するCPU3)とを有するので、作成されるフォントキ
ャッシュの種別をユーザが意図する印刷環境に応じて自
在に設定することができる。
【0040】次に、図4に示すフローチャートを参照し
てシステムコントローラ100の処理手順を説明する。
【0041】図4は、本発明に係る印刷制御装置におけ
るデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、
システムコントローラ100におけるデータ処理手順に
対応する。なお、(1)〜(15)は各ステップを示
す。
【0042】まず、不図示のホストコンピュータ等の情
報処理装置からネットワーク1を経由して送られた入力
データを入力インタフェース2においてシステムコント
ローラ100が受信すると、一つのジョブとして処理を
開始し、一つのジョブ処理において、まず、不揮発性メ
モリ8上の設定の内容を調べ(l)、キャッシュメモリ
をジョブ単位に作成すると設定されている場合は、当ジ
ョブ用にRAM5上にキャッシュメモリ用のメモリを割
り当て、当ジョブ用のキャッシュを作成し(2)、ステ
ップ(5)に進み、入力データ読みの処理を実行する。
このとき複数のジョブが並行して処理されていれば、ジ
ョブ,キャッシュメモリおよびフォントスケーラとの対
応は図2に示した関係となっている。
【0043】一方、ステップ(1)において、共通キャ
ッシュメモリを作成すると設定されている場合は、RA
M5上に共有キャッシュメモリが既に作成されているか
どうかを判断し(3)、共有のキャッシュメモリが既に
作成されていると判断した場合には、ステップ(5)に
進み、まだ作られていないと判断した場合には、RAM
5から共有キャッシュメモリ用にメモリを割り当て共有
キャッシュメモリを作成し(4)、ステップ(5)の処
理に入る。このとき、複数のジョブが並行して処理され
ていれば、ジョブ,キャッシュメモリおよびフォントス
ケーラは図3に示した関係となっている。
【0044】次に、入力データを読んだ結果、印字する
ことなくジョブが終了するかどうかを判別して(6)、
終了すると判別した場合は、ステップ(14)以降の終
了処理を行う。
【0045】一方、ステップ(6)で、ジョブが終了で
ないと判別した場合は、入力データが文字印字処理かど
うかを判断し(7)、文字印字でないと判断した場合
は、ステップ(5)へ戻り次の入力データを読む。
【0046】一方、ステップ(7)で、文字印字である
と判断した場合は、その印刷ジョブに対応するするキャ
ッシュメモリ(ステップ(1)においてジョブごとにキ
ャッシュメモリを作成すると設定されていると判断した
場合は、そのジョブに対応するキャッシュメモリであ
り、キャッシュメモリを共有すると設定されていると判
断した場合は、共有キャッシュメモリ)上にその文字が
既に展開されているかどうかを判断し(8)、展開され
ていると判断した場合は、ステップ(13)に進み、R
AM5上に確保されているキャッシュメモリからビット
マップを得て印字処理を行なう。
【0047】一方、ステップ(8)で、キャッシュメモ
リ上に展開されていないと判断した場合は、フォントス
ケーラ10を用いてスケーラブルフォントをRAM5上
に展開する(9)。次に、展開したフォントのビットマ
ップを登録可能な容量がキャッシュメモリに割り当てら
れた領域上に確保できるかどうかを判断し(10)、登
録可能な容量がキャッシュメモリにあると判断した場合
は、ステップ(12)に進み、登録可能な容量がキャッ
シュメモリにないと判断した場合は、不要な文字のビッ
トマップをキャッシュメモリから削除し(ll)、キャ
ッシュメモリに展開したビットマップを登録して(1
2)、そのビットマップを用いて文字印字処理を行い
(13)、印字が終了すると、ステップ(5)へ戻り入
力データを読み、終了するまで同様の処理を繰り返す。
【0048】一方、ステップ(6)において、入力デー
タが終了になったと判断した場合は、再度不揮発性メモ
リ8に記憶されるキャッシュメモリの確保条件を示す設
定を調べ(14)、キャッシュメモリをジョブ単位に作
成すると設定されていると判別した場合は、ステップ
(2)で作成したジョブ用のキャッシュメモリを削除し
(15)、処理を終了し、共有のキャッシュを用いたの
であれば、何もせず、このジョブの処理を終了する。
【0049】なお、図4に示すフローチャートに基づく
処理の開始から終了までが一つのジョブ処理であり、そ
れが複数並行に処理される(解析処理から展開処理まで
の処理も並行して行われる)。
【0050】また、図1に示した入力インタフェース2
は、ネットワーク1を介して入力されるジョブを常時受
け付けており、各ジョブが入力インタフェース2に入力
された場合に、システムコントローラ100は図4に示
したフローチャートに基づく処理を開始する。
【0051】ここで、入力インタフェース2において受
信された最初のジョブの処理が、システムコントローラ
100において図4に示したフローチャートに基づいて
なされている最中に、入力インタフェース2において、
次のジョブが受信された場合にはシステムコントローラ
100では、次のジョブの処理を開始する。このとき、
システムコントローラ100では各ジョブ処理が順次並
行して行なわれている。
【0052】このためシステムコントローラ100で
は、複数のジョブに対して、図4に示したフローチャー
トに基づく処理を順次並行して処理している。
【0053】以下、本発明の特徴的構成について図4等
を参照して説明する。
【0054】上記のように構成された、所定の通信媒体
(ネットワーク1)を介して複数の印刷ジョブを受信し
て印刷部(出力機構9)が印刷可能な印刷データを生成
処理する印刷制御装置(システムコントローラ100)
のデータ処理方法であって、あるいは所定の通信媒体を
介して複数の印刷ジョブを受信して印刷部が印刷可能な
印刷データを生成処理する印刷装置を制御するコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体で
あって、メモリ(RAM5)に記憶された複数の印刷ジ
ョブを順次並行して解析しながら文字データを前記印刷
部が印刷可能なフォントデータに展開する展開工程(図
4のステップ(9))とを有するので、受信した複数の
印刷ジョブの文字データを同時に並行してフォントデー
タに展開することができ、スループットを大幅に向上す
ることができる。
【0055】更に、前記展開工程により展開されている
フォントデータをジョブ毎にフォントキャッシュデータ
として複数のキャッシュメモリ(キャッシュメモリ21
1〜213)に登録する登録工程(図4のステップ(1
2))と、各印刷ジョブの解析時に、いずれかのキャッ
シュメモリに登録されているフォントキャッシュデータ
あるいは前記展開工程により展開されるフォントデータ
を選択して前記印刷部に転送して印刷する印刷工程(図
4のステップ(13))とを有するので、展開されたフ
ォントデータを印刷ジョブ毎に固有のキャッシュメモリ
として記憶することができ、特有なフォントを多く使用
する印刷ジョブを印刷する場合でも、各印刷ジョブ処理
時におけるキャッシュヒット率を上げて印刷処理時間を
大幅に短縮させることができる。
【0056】更に、いずれかの印刷ジョブの解析時に、
前記展開工程により展開されているフォントデータを共
有フォントキャッシュデータとしてキャッシュメモリ
(キャッシュメモリ310)に登録する登録工程(図4
のステップ(12))と、各印刷ジョブの解析時に、前
記キャッシュメモリに登録されている共有フォントキャ
ッシュデータあるいは前記展開工程により展開されるフ
ォントデータを選択して前記印刷部に転送して印刷する
印刷工程(図4のステップ(13))とを有するので、
展開されたフォントデータを各印刷ジョブに共通するキ
ャッシュメモリとして記憶することができ、同一のフォ
ントを使用するテキストデータ等を多く印刷する場合
に、各印刷ジョブ処理時におけるキャッシュヒット率を
上げて印刷処理時間を大幅に短縮することができる。
【0057】更に、前記メモリに作成するフォントキャ
ッシュの種別を設定する設定工程(不図示のステップ)
と、前記設定工程により設定された前記フォントキャッ
シュの種別に基づいて前記メモリに異なるフォントキャ
ッシュを作成する作成工程(図4のステップ(2)〜
(4))とを有するので、作成されるフォントキャッシ
ュの種別をユーザが意図する印刷環境に応じて自在に設
定することができる。
【0058】従って、ジョブ単位にキャッシュメモリを
作成(図2参照)するよう設定しておけば、ジョブ処理
中にそのジョブで比較的使用頻度の高いキャッシュメモ
リが消されず残されるので、プレゼンテーションの資料
等の固有なフォントを使用するジョブが多いような場合
に、キャッシュヒット率を上げることができる。
【0059】また、共通のキャッシュメモリを作成(図
3参照)するよう設定しておけば、他のジョブが既に作
成した使用頻度の高い文字のキャッシュメモリを利用す
ることができるため、一般文章など汎用的なフォントを
使用するジョブが多い場合に、キャッシュヒット率を上
げることができる。
【0060】この設定を使い分けることで、さまざまな
タイプのジョブを処理する印刷装置であってもジョブの
内容に応じて並行処理する際に、フォントキャッシュの
ヒット率を高めスループットを向上することができる。
【0061】以上説明したように、本発明によれば、並
行処理効率の高い印刷処理を行うことができる。
【0062】以下、図5に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0063】図5は、本発明に係る印刷制御装置で読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0064】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0065】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0066】本実施形態における図4に示す機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶
媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶
媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。
【0067】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0068】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0069】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0070】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における第
1の発明によれば、所定の通信媒体を介して複数の印刷
ジョブを受信して印刷部が印刷可能な印刷データを生成
処理する印刷制御装置であって、受信した複数の印刷ジ
ョブを順次記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた各印刷ジョブを解析しながら文字データを前記印刷
部が印刷可能なフォントデータに展開する展開手段と、
複数のジョブに対して前記展開手段を同時に複数並行に
動作させる第1の制御手段とを有するので、受信した複
数の印刷ジョブの文字データを同時に並行してフォント
データに展開することができ、スループットを大幅に向
上することができる。
【0073】本発明における第2の発明によれば、前記
展開手段により展開されているフォントデータをジョブ
毎にフォントキャッシュデータとして記憶する複数のキ
ャッシュメモリと、各印刷ジョブの解析時に、いずれか
のキャッシュメモリに記憶されているフォントキャッシ
ュデータあるいは前記展開手段により展開されるフォン
トデータを選択して前記印刷部に転送する第2の制御手
段とを有するので、展開されたフォントデータを印刷ジ
ョブ毎に固有のキャッシュメモリとして記憶することが
でき、特有なフォントを多く使用する印刷ジョブを印刷
する場合でも、各印刷ジョブ処理時におけるキャッシュ
ヒット率を上げて印刷処理時間を大幅に短縮させること
ができる。
【0074】本発明における第3の発明によれば、いず
れかの印刷ジョブの解析時に、前記展開手段により展開
されているフォントデータを共有フォントキャッシュデ
ータとして記憶するキャッシュメモリと、各印刷ジョブ
の解析時に、前記キャッシュメモリに記憶されている共
有フォントキャッシュデータあるいは前記展開手段によ
り展開されるフォントデータを選択して前記印刷部に転
送する第3の制御手段とを有するので、展開されたフォ
ントデータを各印刷ジョブに共通するキャッシュメモリ
として記憶することができ、同一のフォントを使用する
テキストデータ等を多く印刷する場合に、各印刷ジョブ
処理時におけるキャッシュヒット率を上げて印刷処理時
間を大幅に短縮することができる。
【0075】本発明における第4の発明によれば、前記
記憶手段に作成するフォントキャッシュの種別を設定す
る設定手段と、前記設定手段により設定された前記フォ
ントキャッシュの種別に基づいて前記記憶手段に異なる
フォントキャッシュを作成する作成手段とを有するの
で、作成されるフォントキャッシュの種別をユーザが意
図する印刷環境に応じて自在に設定することができる。
【0076】本発明における第5,第9の発明は、所定
の通信媒体を介して複数の印刷ジョブを受信して印刷部
が印刷可能な印刷データを生成処理する印刷制御装置の
データ処理方法であって、あるいは所定の通信媒体を介
して複数の印刷ジョブを受信して印刷部が印刷可能な印
刷データを生成処理する印刷装置を制御するコンピュー
タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であ
って、メモリに記憶された複数の印刷ジョブを順次並行
して解析しながら文字データを前記印刷部が印刷可能な
フォントデータに展開する展開工程を有するので、受信
した複数の印刷ジョブの文字データを同時に並行してフ
ォントデータに展開することができ、スループットを大
幅に向上することができる。
【0077】本発明における第6,第10の発明は、前
記展開工程により展開されているフォントデータをジョ
ブ毎にフォントキャッシュデータとして複数のキャッシ
ュメモリに登録する登録工程と、各印刷ジョブの解析時
に、いずれかのキャッシュメモリに登録されているフォ
ントキャッシュデータあるいは前記展開工程により展開
されるフォントデータを選択して前記印刷部に転送して
印刷する印刷工程とを有するので、展開されたフォント
データを印刷ジョブ毎に固有のキャッシュメモリとして
記憶することができ、特有なフォントを多く使用する印
刷ジョブを印刷する場合でも、各印刷ジョブ処理時にお
けるキャッシュヒット率を上げて印刷処理時間を大幅に
短縮させることができる。
【0078】本発明における第7,第11の発明は、い
ずれかの印刷ジョブの解析時に、前記展開手段により展
開されているフォントデータを共有フォントキャッシュ
データとしてキャッシュメモリに登録する登録工程と、
各印刷ジョブの解析時に、前記キャッシュメモリに登録
されている共有フォントキャッシュデータあるいは前記
展開工程により展開されるフォントデータを選択して前
記印刷部に転送して印刷する印刷工程とを有するので、
展開されたフォントデータを各印刷ジョブに共通するキ
ャッシュメモリとして記憶することができ、同一のフォ
ントを使用するテキストデータ等を多く印刷する場合
に、各印刷ジョブ処理時におけるキャッシュヒット率を
上げて印刷処理時間を大幅に短縮することができる。
【0079】本発明における第8,第12の発明は、前
記メモリに作成するフォントキャッシュの種別を設定す
る設定工程と、前記設定工程により設定された前記フォ
ントキャッシュの種別に基づいて前記メモリに異なるフ
ォントキャッシュを作成する作成工程とを有するので、
作成されるフォントキャッシュの種別をユーザが意図す
る印刷環境に応じて自在に設定することができる。
【0080】従って、複数の印刷ジョブの文字データを
同時に並行して展開処理する際に、キャッシュメモリの
ヒット率を高めてスループットを更に向上できる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す印刷制御装置の概略
構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る印刷制御装置におけるジョブ,キ
ャッシュおよびフォントスケーラの関係を示す概念図で
ある。
【図3】本発明に係る印刷制御装置におけるジョブ,キ
ャッシュおよびフォントスケーラの関係を示す概念図で
ある。
【図4】本発明に係る印刷制御装置におけるデータ処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 入力インタフェース 3 CPU 4 ROM 5 RAM 6 システムバス 7 出力インタフェース 8 不揮発性メモリ 9 印字機構

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して複数の印刷ジョ
    ブを受信して印刷部が印刷可能な印刷データを生成処理
    する印刷制御装置であって、 受信した複数の印刷ジョブを順次記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された各印刷ジョブを解析しながら
    文字データを前記印刷部が印刷可能なフォントデータに
    展開する展開手段と、 複数のジョブに対して前記展開手段を同時に複数並行に
    動作させる第1の制御手段と、を有することを特徴とす
    る印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記展開手段により展開されているフォ
    ントデータをジョブ毎にフォントキャッシュデータとし
    て記憶する複数のキャッシュメモリと、 各印刷ジョブの解析時に、いずれかのキャッシュメモリ
    に記憶されているフォントキャッシュデータあるいは前
    記展開手段により展開されるフォントデータを選択して
    前記印刷部に転送する第2の制御手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 いずれかの印刷ジョブの解析時に、前記
    展開手段により展開されているフォントデータを共有フ
    ォントキャッシュデータとして記憶するキャッシュメモ
    リと、 各印刷ジョブの解析時に、前記キャッシュメモリに記憶
    されている共有フォントキャッシュデータあるいは前記
    展開手段により展開されるフォントデータを選択して前
    記印刷部に転送する第3の制御手段と、を有することを
    特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に作成するフォントキャッ
    シュの種別を設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された前記フォントキャッシュ
    の種別に基づいて前記記憶手段に異なるフォントキャッ
    シュを作成する作成手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装
    置。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介して複数の印刷ジョ
    ブを受信して印刷部が印刷可能な印刷データを生成処理
    する印刷制御装置のデータ処理方法であって、 メモリに記憶された複数の印刷ジョブを順次並行して解
    析しながら文字データを前記印刷部が印刷可能なフォン
    トデータに展開する展開工程を有することを特徴とする
    印刷制御装置のデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 前記展開工程により展開されているフォ
    ントデータをジョブ毎にフォントキャッシュデータとし
    て複数のキャッシュメモリに登録する登録工程と、 各印刷ジョブの解析時に、いずれかのキャッシュメモリ
    に登録されているフォントキャッシュデータあるいは前
    記展開工程により展開されるフォントデータを選択して
    前記印刷部に転送して印刷する印刷工程と、を有するこ
    とを特徴とする請求項5記載の印刷制御装置のデータ処
    理方法。
  7. 【請求項7】 いずれかの印刷ジョブの解析時に、前記
    展開手段により展開されているフォントデータを共有フ
    ォントキャッシュデータとしてキャッシュメモリに登録
    する登録工程と、 各印刷ジョブの解析時に、前記キャッシュメモリに登録
    されている共有フォントキャッシュデータあるいは前記
    展開工程により展開されるフォントデータを選択して前
    記印刷部に転送して印刷する印刷工程と、を有すること
    を特徴とする請求項5記載の印刷制御装置のデータ処理
    方法。
  8. 【請求項8】 前記メモリに作成するフォントキャッシ
    ュの種別を設定する設定工程と、 前記設定工程により設定された前記フォントキャッシュ
    の種別に基づいて前記メモリに異なるフォントキャッシ
    ュを作成する作成工程と、を有することを特徴とする請
    求項5記載の印刷制御装置のデータ処理方法。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介して複数の印刷ジョ
    ブを受信して印刷部が印刷可能な印刷データを生成処理
    する印刷装置を制御するコンピュータが読み出し可能な
    プログラムを格納した記憶媒体であって、 メモリに記憶された複数の印刷ジョブを並行して解析し
    ながら文字データを前記印刷部が印刷可能なフォントデ
    ータに展開する展開工程を有することを特徴とするコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
  10. 【請求項10】 前記展開工程により展開されているフ
    ォントデータをジョブ毎にフォントキャッシュデータと
    して複数のキャッシュメモリに登録する登録工程と、 各印刷ジョブの解析時に、いずれかのキャッシュメモリ
    に登録されているフォントキャッシュデータあるいは前
    記展開工程により展開されるフォントデータを選択して
    前記印刷部に転送して印刷する印刷工程と、を有するこ
    とを特徴とする請求項9記載のコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 いずれかの印刷ジョブの解析時に、前
    記展開手段により展開されているフォントデータを共有
    フォントキャッシュデータとしてキャッシュメモリに登
    録する登録工程と、 各印刷ジョブの解析時に、前記キャッシュメモリに登録
    されている共有フォントキャッシュデータあるいは前記
    展開工程により展開されるフォントデータを選択して前
    記印刷部に転送して印刷する印刷工程と、を有すること
    を特徴とする請求項9記載のコンピュータが読み出し可
    能なプログラムを格納した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記メモリに作成するフォントキャッ
    シュの種別を設定する設定工程と、 前記設定工程により設定された前記フォントキャッシュ
    の種別に基づいて前記メモリに異なるフォントキャッシ
    ュを作成する作成工程と、を有することを特徴とする請
    求項9記載のコンピュータが読み出し可能なプログラム
    を格納した記憶媒体。
JP10047450A 1998-02-27 1998-02-27 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 Pending JPH11245454A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011067993A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置、およびプログラム

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