JP3209916B2 - 情報処理装置および情報処理装置のデータ処理方法 - Google Patents
情報処理装置および情報処理装置のデータ処理方法Info
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Description
置と通信可能な情報処理装置および情報処理装置のデー
タ処理方法に関するものである。
て、パーソナルコンピュータまたはワークステーション
等のホストコンピュータの印刷処理方式では、アプリケ
ーションにより編集されたドキュメントは、文字コー
ド,図形データやビットマップデータなどを塊としたフ
ァイルとして保存され、システムOS,プリンタドライ
バなどで解釈され、印刷装置が解釈できる、例えばポス
トスクリプト,LIPS,CaPSL(商品名を含む)
等のページ記述言語(PDL)に従うPDLデータ又は
ラスタデータなどの印刷データを生成し、外部インタフ
ェースを通じてプリンタ装置に送られる。
ータから送られた印刷データを、PDLプリンタであれ
ばラスタライザエンジンで展開しラスタデータを生成
し、プリンタエンジン部に出力し印刷を行う。ラスタプ
リンタであれば、送られたラスタデータをプリンタエン
ジン部に出力し印刷を行う。
は、ホストコンピュータから送られる転送データが小さ
く転送時間が少なくて済み、またプリンタ側のPDLエ
ンジンも高速に処理される場合が多く、印刷に要する時
間は一般に短くなる。
コンピュータから送られる転送データは一般に大きく転
送時間が多く費やされ、またホストコンピュータでのラ
スタ展開の時間も多く費やされ、印刷時間が問題となっ
ていた。ただし、ホストコンピュータでディスプレイド
ライバと同様なラスタライズをプリンタドライバ等で行
うため、ディスプレイ表示とプリンタ装置の印刷物でW
YSIWYGになる点で優れていた。
能化が著しく進み、またホストコンピュータとプリンタ
装置間を接続するパラレルポートまたはネットワークの
インタフェースによるデータ転送も高速化され、ホスト
コンピュータ側でラスタライズ後にラスタデータを転送
する方式も印刷に要する時間が短くなってきており、W
YSIWYGと合わせて有効な印刷方式となっている。
ても前記WYSIWYGについて問題がある他に、印刷
時にシステムOSが生成するグラフィックメタファイル
からPDLへの変換効率が悪く、変換時間とPDLデー
タ量が大きくなるケースも発生している。
フィックメタファイルを直接外部インタフェースを通じ
てプリンタ装置に転送し、プリンタ装置に装備されてい
るメタファイルを展開するドライバによりラスタライズ
して印刷する印刷処理方式も考えられている。
ついていくつかの方式が考えられるが、そこで最適なプ
リンタ処理方式を選択することが困難となっている。
ータの種別で整理すると、プリンタ処理方式について第
1はPDL転送による印刷処理、第2はラスタデータ転
送による印刷処理、第3はメタファイル転送による印刷
処理等いくつかの方式が考えられ、それぞれ特徴を持っ
ており、そこで最適なプリンタ処理方式を選択すること
が困難となっている。
なされたもので、本発明の目的は、アプリケーションか
らの印刷情報を印刷装置に転送すべき異なるデータ形式
に加工可能な場合に、印刷環境設定または変更時に、印
刷装置側の印刷資源情報を取得し、該取得した印刷資源
情報とデータ転送能力,加工資源情報等を比較して加工
すべき最適なデータ形式を決定することにより、印刷装
置の資源に最適なデータ形式でアプリケーションからの
印刷情報を効率よく転送する印刷環境を構築することが
できる情報処理装置および情報処理装置のデータ処理方
法を提供することである。
は、所定の通信媒体を介して印刷装置と通信可能な情報
処理装置において、アプリケーションからの印刷情報を
データ形式が異なる出力情報に加工する加工手段と、前
記印刷装置から印刷資源情報および前記加工手段から加
工資源情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得
した前記印刷資源情報と前記加工資源情報とを比較して
データ転送能力を判定する判定手段と、前記判定手段の
判定結果に基づいて前記加工手段が前記印刷情報から生
成する出力情報のデータ形式を決定する決定手段と、前
記決定手段により決定されたデータ形式に基づいて前記
加工手段が前記印刷情報から生成した出力情報を前記印
刷装置に転送する転送手段とを有するものである。本発
明に係る第2の発明は、前記転送手段は、前記加工手段
が前記印刷情報から生成したグラフィック描画データ形
式に基づく第1の出力情報を前記印刷装置に転送するも
のである。本発明に係る第3の発明は、前記転送手段
は、前記加工手段が前記印刷情報から生成した所定のペ
ージ記述言語データ形式に基づく第2の出力情報を前記
印刷装置に転送するものである。本発明に係る第4の発
明は、前記転送手段は、前記加工手段が前記印刷情報か
ら生成したラスタイメージデータ形式に基づく第3の出
力情報を前記印刷装置に転送するものである。
は、取得した前記印刷資源情報と前記加工資源情報とか
ら前記通信媒体を介してのデータ授受能力を判定するも
のである。本発明に係る第6の発明は、前記データ転送
能力には、グラフィック描画データ形式によるデータ転
送が含まれるものである。本発明に係る第7の発明は、
前記データ転送能力には、ページ記述言語データ形式に
よるデータ転送が含まれるものである。本発明に係る第
8の発明は、前記データ転送能力は、ラスタイメージデ
ータ形式によるデータ転送が含まれるものである。
は、グラフィック描画データ形式が最適であるか否かを
判定するものである。本発明に係る第10の発明は、前
記判定手段は、ページ記述言語データ形式が最適である
か否かを判定するものである。本発明に係る第11の発
明は、前記判定手段は、ページ記述言語データ形式が最
適ではないと判定するのに応じて、ラスタイメージデー
タ形式が最適であると判定するものである。本発明に係
る第12の発明は、前記印刷資源情報は、ページ記述言
語データのラスタライザの有無である。
体は、ネットワークである。本発明に係る第14の発明
は、前記加工手段は、プリンタドライバから構成される
ものである。本発明に係る第15の発明は、所定の通信
媒体を介して印刷装置と通信可能な情報処理装置のデー
タ処理方法において、アプリケーションからの印刷情報
をデータ形式が異なる出力情報に加工する加工手段の加
工資源情報と前記印刷装置から出力資源情報を取得する
取得工程と、該取得した前記出力資源情報と前記加工資
源情報とを比較して前記通信媒体を介したデータ転送能
力を決定する第1の決定工程とを有するものである。本
発明に係る第16の発明は、前記決定されたデータ転送
能力に基づいて加工手段が前記印刷情報から生成する出
力情報のデータ形式を決定する第2の決定工程とを有す
るものである。
決定工程により決定されたデータ形式に基づいて前記加
工手段が前記印刷情報から生成した出力情報を前記印刷
装置に転送する転送工程とを有するものである。本発明
に係る第18の発明は、前記転送工程は、前記加工手段
が前記印刷情報から生成したグラフィック描画データ形
式に基づく第1の出力情報を前記印刷装置に転送するも
のである。本発明に係る第19の発明は、前記転送工程
は、前記加工手段が前記印刷情報から生成した所定のペ
ージ記述言語データ形式に基づく第2の出力情報を前記
印刷装置に転送するものである。本発明に係る第20の
発明は、前記転送工程は、前記加工手段が前記印刷情報
から生成したラスタイメージデータ形式に基づく第3の
出力情報を前記印刷装置に転送するものである。
決定工程は、取得した前記出力資源情報と前記加工資源
情報とから前記通信媒体を介してのデータ授受能力を判
定するものである。本発明に係る第22の発明は、前記
データ転送能力には、グラフィック描画データ形式によ
るデータ転送が含まれるものである。本発明に係る第2
3の発明は、前記データ転送能力には、ページ記述言語
データ形式によるデータ転送が含まれるものである。本
発明に係る第24の発明は、前記データ転送能力は、ラ
スタイメージデータ形式によるデータ転送が含まれるも
のである。
決定工程は、グラフィック描画データ形式が最適である
か否かを判定するものである。本発明に係る第26の発
明は、前記第1の決定工程は、ページ記述言語データ形
式が最適であるか否かを判定するものである。
決定工程は、ページ記述言語データ形式が最適ではない
と判定するのに応じて、ラスタイメージデータ形式が最
適であると判定するものである。本発明に係る第28の
発明は、前記出力資源情報は、ページ記述言語データの
ラスタライザの有無であるものである。
体は、ネットワークである。本発明に係る第30の発明
は、前記加工手段は、プリンタドライバから構成される
ものである。
説明する。
印刷システムの構成を説明する概略ブロック図であり、
図1は、インタフェースを介して情報処理装置と印刷装
置とが接続される印刷システムに対応し、図2は、ネッ
トワークを介して情報処理装置と印刷装置とが接続され
る印刷システムに対応する。
コンピュータまたはワークステーション等の情報処理装
置で、例えばパラレルのインタフェース103を介し
て、例えばレーザプリンタエンジン,インクジェットプ
リンタエンジン等を備えるプリンタ102と通信可能に
接続されている。
ークステーション等の情報処理装置で、例えばイーサネ
ット(商品名)等のコンピュータネットワーク(ネット
ワーク)106を介して、例えばネットワーク対応のレ
ーザプリンタエンジン,インクジェットプリンタエンジ
ン等を備えるプリンタ105と通信可能に接続されてい
る。なお、インタフェース103またはネットワーク1
06を介して印刷に必要な情報(詳細は後述する)が相
互間で伝達されている。
101,104の構成を説明するブロック図である。
PU)であり、この装置全体の制御および演算処理等を
行うものである。202はROMであり、システム起動
プログラムの情報等の記憶している。なお、CPU20
1はROM202または外部記憶部(HD部)206ま
たは図示しない外部記憶媒体からRAM203上にロー
ドされるアプリケーションまたはドライバとしての各種
制御プログラムを実行可能に構成されている。
拡張可能に構成されており、使用制限のないデータ記憶
領域として機能し、OS,アプリケーション,プリンタ
ドライバや図形データのラスタライザのプログラムおよ
びデータがロードされ、実行される領域である。
あり、ポインティングデバイス,キーボードより入力デ
ータを受け取りCPU201へ伝達する。205はディ
スプレイ制御部(CRTC部)であり、ディスプレイ装
置への表示制御を行う。206は外部記憶部(HD部)
で、例えばフロッピーディスク装置あるいはハードディ
スク装置等で構成され、各種アプリケーションプログラ
ムおよびデータを記憶,格納しておき、実行時に必要に
応じて参照またはRAMへのロードされる。
つあるいは複数のパラレルインタフェース制御またはネ
ットワークインタフェース制御を行うものであり、図1
および図2で説明したようにプリンタ102,105な
どの外部デバイス等と接続が可能である。208はシス
テムバスであり、上述の構成要素間のデータの通路とな
るべきものである。
る情報処理装置(コンピュータ101,104)は、所
定の通信媒体(インタフェース103,コンピュータネ
ットワーク106)を介して印刷装置(プリンタ10
2,105)と通信可能に構成されており、第1の発明
として、アプリケーション(図示しないハードディスク
装置またはフロッピーディスク装置上の記憶媒体からR
AM203上にマップされる各種のアプリケーションプ
ログラム(文書処理,図形処理,画像処理またはこれら
の組合せ))からの印刷情報をデータ形式が異なる出力
情報に加工する加工手段(本実施形態では、システムO
Sによるアプリケーションからの印刷情報をグラフィッ
クメタファイル(グラフィック描画データ形式)に加工
するレベルと、該グラフィックメタファイルを所定のペ
ージ記述言語(LIPS,ポストスクリプト,CaPS
L(商品名を含む))に基づくPDLデータへ加工する
レベルと、該PDLデータをラスタライズしたラスタイ
メージデータへ加工するレベルとの3段階の加工が可能
に構成されている)と、前記印刷装置から印刷資源情報
および前記加工手段から加工資源情報を取得する取得手
段(CPU201がROM202,ハードディスク部
(HD部)206等からRAM203上にマップされる
制御プログラムを実行して外部インタフェース部207
を介してプリンタ102,105等から取得する)と、
前記取得手段が取得した前記印刷資源情報(プリンタ1
02,105のメモリ資源(ROM203または図示し
ないNVRAM,外部記憶媒体)に記憶されるメタファ
イルのラスタライズ有無,PDLラスタライズの有無お
よび外部インタフェースの受信能力等のプリンタ能力情
報を含む)と前記加工資源情報(コンピュータ101,
104のメモリ資源(ROM202,ハードディスク部
(HD部)206)に記憶されるプリンタドライバの能
力,ラスタライズ能力,メタファイル処理能力等)とを
比較してデータ転送能力を判定する判定手段(CPU2
01がROM202,ハードディスク部206等からR
AM203上にマップされる制御プログラムを実行して
判定する)と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記
加工手段が加工すべきデータ形式を決定する決定手段
(CPU201がROM202,ハードディスク部20
6等からRAM203上にマップされる制御プログラム
を実行して決定する)と、前記決定手段により決定され
たデータ形式に基づいて前記加工手段が前記印刷情報か
ら加工した出力情報を前記印刷装置に転送する転送手段
(CPU201がROM202,ハードディスク部20
6等からRAM203上にマップされる制御プログラム
を実行して転送する)とを有し、システム起動時または
プリント環境変更時等に、コンピュータ101,104
がプリンタ102,105から上記印刷資源情報および
データ転送能力情報等を取得し、該取得した上記印刷資
源情報およびデータ転送能力情報等とコンピュータ10
1,104側の加工資源情報とを比較して、アプリケー
ションからの印刷情報をいずれのデータ形式に加工すべ
きかどうか、すなわち、データ転送量が少なくなり、か
つ印刷処理時間を短縮できる最適なデータ形式をCPU
201が判定して自動的に決定し、該決定したデータ形
式の出力情報を印刷装置に転送させて効率よく印刷を行
うことを可能とする。
記印刷情報からグラフィック描画データ形式に基づく第
1の出力情報に加工した第1の出力データを前記印刷装
置に転送して、グラフィック描画データ形式に基づく第
1の出力情報、すなわち、転送手段としてのCPU20
1がOSから取得する上記メタファイルを直接プリンタ
102,105に転送し、プリンタ側の資源でPDLデ
ータに変換してラスタライズ処理するデータ転送処理環
境を構築することを可能とする。
前記第1の出力情報から所定のページ記述言語データ形
式に基づく第2の出力情報に加工した第2の出力データ
をプリンタ102,105に転送して、すなわち、上記
メタファイルをプリンタドライバが上記ページ記述言語
のPDLデータに変換し、該変換したPDLデータをプ
リンタ102,105に転送し、プリンタ側の資源でP
DLデータをラスタライズ処理してプリントするデータ
転送処理環境を構築することを可能とする。
記第2の出力情報からラスタイメージデータ形式に基づ
く第3の出力情報に加工した第3の出力データを前記印
刷装置に転送して、すなわち、PDLデータをラスタラ
イズしたラスタイメージデータをプリンタ102,10
5に転送して、すなわち、上記メタファイルをプリンタ
ドライバが上記ページ記述言語のPDLデータに変換
し、該変換したPDLデータに基づいてラスタライズさ
れたラスタイメージデータをプリンタ102,105に
転送し、プリンタ側の資源でラスタイメージデータをプ
リントするデータ転送処理環境を構築することを可能と
する。
力資源情報と前記加工資源情報とから前記通信媒体を介
してのデータ授受能力(インタフェース上のデータ転送
速度等を判定して、データ転送速度によっては、メタフ
ァイルやPDLデータの転送,展開にかかる時間よりも
短い転送時間で済む転送能力を備える場合には、積極的
にラスタイメージデータをプリンタ102,105に転
送するデータ転送処理環境を構築することを可能とす
る。
2,105の構成を示すブロック図である。
御するコントローラ部であり、CPU301,ROM3
02,RAM303等で構成されており、CPU301
がROM302に記憶されたシステム起動プログラムの
情報を含む制御プログラム,フォント,データ等を使用
制限のないデータ記憶領域として構成されるRAM30
3のワーク領域にロードして実行する。なお、制御プロ
グラムには、オペレーティングシステム,プリンタドラ
イバや図形データのラスタライズのプログラムおよびデ
ータが含まれている。また、図示しない記憶媒体から各
種制御プログラムを供給可能に構成されている。
トローラ部304の制御の下で印刷動作するものであ
る。306は外部インタフェース部であり、一つあるい
は複数のシリアル、パラレルインタフェース制御または
ネットワークインタフェース制御を行うものであり、図
1および図2で説明したように情報処理装置101,1
04等と接続が可能である。307はシステムバスであ
り、上述の構成要素間のデータの通路となるべきもので
ある。
05における印刷処理は、通常、パーソナルコンピュー
タまたはワークステーションなどの情報処理装置(ホス
トコンピュータ)101,104は、アプリケーション
からの印刷要求に対してプリンタ102,105が解釈
できる印刷データを生成し、外部インタフェース部30
6にデータを転送する。プリンタ102,105は同様
に外部インタフェース部305から印刷データを取得
し、プリンタエンジン制御のデータに加工しプリンタエ
ンジン部305を動作させて、図示しない記録媒体に文
書,図形,画像等を印刷する。
ムにおけるデータ処理方法について説明する。
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、ホストコンピュータ101,104が、システム
起動時またはプリンティング環境変更時に実行する前処
理ルーチンに対応する。なお、(1)〜(3)は各ステ
ップを示す。
ピュータ自身にグラフィックメタファイルの取得可否,
PDL展開の可否および目的のプリンタとの転送能力取
得などのプリント能力の問い合わせ情報をROM202
または外部記憶部206から取得する(1)。次に、物
理インタフェースを介してプリンタのメタファイルのラ
スタライザ有無,PDLラスタライザの有無および外部
インタフェースからの受信能力などのプリント能力の問
い合わせ情報を取得する(2)。次に、ステップ
(1),(2)により得た外部インタフェースの能力情
報よりホストコンピュータとプリンタとの間のデータ転
送能力を決定して(3)、前処理を終了する。
ータ処理方法において、すなわち、所定の通信媒体(イ
ンタフェース103,コンピュータネットワーク106
等)を介して印刷装置(プリンタ102,105)と通
信可能な情報処理装置のデータ処理方法において、アプ
リケーションからの印刷情報をデータ形式が異なる出力
情報に加工する加工手段の加工資源情報と前記印刷装置
から出力資源情報を取得する取得工程(図5のステップ
(1),(29)と、該取得した前記出力資源情報と前
記加工資源情報とを比較してデータ処理能力を判定して
前記通信媒体を介したデータ転送能力を決定する第1の
決定工程(図5のステップ(3))とを実行して、例え
ば図3に示したCPU201がROM202または図示
しない記憶媒体からRAM203のマップされる領域に
記憶される制御プログラム(図5のフローチャートに従
う)を実行して、コンピュータ101,104がプリン
タ102,105から取得した印刷資源情報とコンピュ
ータ101,104側の印刷情報に対する加工資源情報
とを比較して、プリンタ102,105に転送すべきデ
ータ転送能力を決定することを可能とする。
をデータ形式が異なる出力情報に加工する加工手段の加
工資源情報と前記印刷装置から出力資源情報を取得する
取得工程(図5のステップ(1),(2))と、該取得
した前記出力資源情報と前記加工情報とを比較してデー
タ処理能力を判定して前記通信媒体を介したデータ転送
能力を決定する第1の決定工程(図5のステップ
(3))とを含む、コンピュータが読むことができるプ
ログラムを格納した記憶媒体とするものである。すなわ
ち、後述する外部記憶媒体または内部の記憶資源に図5
に示す工程に対応するプログラムコードを記憶させ、該
プログラムコードを記憶した記憶媒体からCPU201
が読み出して実行する形態も本発明の実施形態に含まれ
るものである。
示したプリンタ102,105とホストコンピュータ1
01,104との間のデータ処理構成について説明す
る。
2,105とホストコンピュータ101,104のメモ
リ資源に格納される各種データ処理プログラムの連携状
態を説明する図であり、印刷処理時に起動されるプログ
ラムモジュールの処理に対応し、それぞれは、ホストコ
ンピュータ101,104またはプリンタ102,10
5のメモリ資源(RAM,ROM等)内にマッピングさ
れる。
されたドキュメントは、グラフィック機能を含むOS
(S202)にプリント要求を行う。
トのためのグラフィックメタファイルを生成し、通常プ
リンタドライバへ処理を引き渡す。
(S203)がメタファイルを取得し、プリンタ10
2,105において印刷時にシステムOSが生成するメ
タファイルによるラスタライズが可能で、かつメタファ
イル転送が最適であった場合は、送信プログラム(S2
06)により外部インタフェース(S210)を通じプ
リンタ102,105にメタファイルを転送する。
ログラム(S207)でメタファイルを受け取りドライ
バ(S208)でメタファイルを展開後、ラスタライザ
(S209)でラスタデータを生成し、図4に示したプ
リンタエンジン部305を起動する。
て、メタファイル転送が選択されなかった場合は、プリ
ンタ102,105においてPDLラスライザが搭載さ
れており、かつPDL転送が最適であった場合、ドライ
バ(S204)へPDL生成を要求する。ドライバ(S
204)はPDL生成し、送信プログラム(S206)
により外部インタフェース(S210)を通じプリンタ
102,105にPDLデータを転送する。
207)でPDLデータを受け取り、ラスライザ(S2
09)でラスタデータを生成し、プリンタエンジン部3
05を起動する。
いて、PDL転送が選択されなかった場合、プリンタ1
02,105へはラスタデータが転送される。この場
合、ディスパッチャ(S203)はドライバ(S20
4)を通じてラスタライザ(S205)によりラスタラ
イズした後、ドライバ(S204)は送信プログラム
(S206)により外部インタフェース(S210)を
通じてプリンタ102,105にラスタデータを転送す
る。
プログラム(S207)でラスタデータを受け取りプリ
ンタエンジン部305を起動する。
03)のデータ処理動作について説明する。
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、図6に示したディスパッチャ(S203)のデー
タ処理に対応する。なお、(1)〜(6)は各ステップ
を示す。
し、前処理で取得したホストコンピュータ101,10
4とプリンタ102,105のプリント能力およびデー
タ転送能力により、最適プリント処理を決定する
(1)。その結果、メタファイルが最適であるかどうか
を判定し(2)、最適と判定された場合は、メタファイ
ルを生成しプリンタ102,105へ転送し(3)、処
理を終了する。
適でないと判定された場合には、プリンタとホストコン
ピュータとのPDLが最適であるかどうかを判定し
(4)、最適であると判定した場合は、PDL展開のた
めドライバに要求し(5)、処理を終了する。
いと判定された場合は、すなわち、ラスタデータが最適
であると判定された場合は、ラスタライザにラスタデー
タ展開を要求し(6)、処理を終了する。
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
記取得された前記出力資源情報と前記加工資源情報とを
比較して加工手段が加工すべきデータ形式を決定する第
2の決定工程(図7のステップ(1)〜(6))とをさ
らに実行して、コンピュータ101,104がプリンタ
102,105から取得した印刷資源情報とコンピュー
タ101,104側の印刷情報に対する加工資源情報と
を比較して、プリンタ102,105に転送すべき最適
なデータ形式を決定することを可能とする。
前記取得された前記出力資源情報と前記加工資源情報と
を比較して加工手段が加工すべきデータ形式を決定する
第2の決定工程(図7のステップ(1)〜(6))とを
含む、コンピュータがよむことができるプログラムを格
納した記憶媒体とするものである。すなわち、後述する
外部記憶媒体または内部の記憶資源に図7に示す工程に
対応するプログラムコードを記憶させ、該プログラムコ
ードを記憶した記憶媒体からCPU1が読み出して実行
する形態も本発明の実施形態に含まれるものである。
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
〜第30の発明によれば、アプリケーションからの印刷
情報を印刷装置に転送すべき異なるデータ形式に加工可
能な場合に、印刷環境設定または変更時に、印刷装置側
の印刷資源情報を取得し、該取得した印刷資源情報とデ
ータ転送能力,加工資源情報等を比較して加工すべき最
適なデータ形式を決定するので、印刷装置の資源に最適
なデータ形式でアプリケーションからの印刷情報を効率
よく転送する印刷環境を構築することができるという効
果を奏する。
を説明する概略ブロック図である。
を説明する概略ブロック図である。
するブロック図である。
ック図である。
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
ータのメモリ資源に格納される各種データ処理プログラ
ムの連携状態を説明する図である。
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
Claims (30)
- 【請求項1】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
可能な情報処理装置において、 アプリケーションからの印刷情報をデータ形式が異なる
出力情報に加工する加工手段と、 前記印刷装置から印刷資源情報および前記加工手段から
加工資源情報を取得する取得手段と、 前記取得手段が取得した前記印刷資源情報と前記加工資
源情報とを比較してデータ転送能力を判定する判定手段
と、 前記判定手段の判定結果に基づいて前記加工手段が前記
印刷情報から生成する出力情報のデータ形式を決定する
決定手段と、 前記決定手段により決定されたデータ形式に基づいて前
記加工手段が前記印刷情報から生成した出力情報を前記
印刷装置に転送する転送手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 前記転送手段は、前記加工手段が前記印
刷情報から生成したグラフィック描画データ形式に基づ
く第1の出力情報を前記印刷装置に転送することを特徴
とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記転送手段は、前記加工手段が前記印
刷情報から生成した所定のページ記述言語データ形式に
基づく第2の出力情報を前記印刷装置に転送することを
特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。 - 【請求項4】 前記転送手段は、前記加工手段が前記印
刷情報から生成したラスタイメージデータ形式に基づく
第3の出力情報を前記印刷装置に転送することを特徴と
する請求項1乃至3のいずれか記載の情報処理装置。 - 【請求項5】 前記判定手段は、取得した前記印刷資源
情報と前記加工資源情報とから前記通信媒体を介しての
データ授受能力を判定することを特徴とする請求項1乃
至4のいずれか記載の情報処理装置。 - 【請求項6】 前記データ転送能力には、グラフィック
描画データ形式によるデータ転送が含まれることを特徴
とする請求項1乃至5のいずれか記載の情報処理装置。 - 【請求項7】 前記データ転送能力には、ページ記述言
語データ形式によるデータ転送が含まれることを特徴と
する請求項1乃至6のいずれか記載の情報処理装置。 - 【請求項8】 前記データ転送能力は、ラスタイメージ
データ形式によるデータ転送が含まれることを特徴とす
る請求項1乃至7のいずれか記載の情報処理装置。 - 【請求項9】 前記判定手段は、グラフィック描画デー
タ形式が最適であるか否かを判定することを特徴とする
請求項1乃至8のいずれか記載の情報処理装置。 - 【請求項10】 前記判定手段は、ページ記述言語デー
タ形式が最適であるか否かを判定することを特徴とする
請求項1乃至9のいずれか記載の情報処理装置。 - 【請求項11】 前記判定手段は、ページ記述言語デー
タ形式が最適ではないと判定するのに応じて、ラスタイ
メージデータ形式が最適であると判定することを特徴と
する請求項10記載の情報処理装置。 - 【請求項12】 前記印刷資源情報は、ページ記述言語
データのラスタライザの有無であることを特徴とする請
求項1乃至11のいずれか記載の情報処理装置。 - 【請求項13】 前記通信媒体は、ネットワークである
ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか記載の情
報処理装置。 - 【請求項14】 前記加工手段は、プリンタドライバか
ら構成されることを特徴とする請求項1乃至13のいず
れか記載の情報処理装置。 - 【請求項15】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通
信可能な情報処理装置のデータ処理方法において、 アプリケーションからの印刷情報をデータ形式が異なる
出力情報に加工する加工手段の加工資源情報と前記印刷
装置から出力資源情報を取得する取得工程と、 該取得した前記出力資源情報と前記加工資源情報とを比
較して前記通信媒体を介したデータ転送能力を決定する
第1の決定工程と、 を有することを特徴とする情報処理装置のデータ処理方
法。 - 【請求項16】 前記決定されたデータ転送能力に基づ
いて加工手段が前記印刷情報から生成する出力情報のデ
ータ形式を決定する第2の決定工程とを有することを特
徴とする請求項15記載の情報処理装置のデータ処理方
法。 - 【請求項17】 前記第2の決定工程により決定された
データ形式に基づいて前記加工手段が前記印刷情報から
生成した出力情報を前記印刷装置に転送する転送工程と
を有することを特徴とする請求項16記載の情報処理装
置のデータ処理方法。 - 【請求項18】 前記転送工程は、前記加工手段が前記
印刷情報から生成したグラフィック描画データ形式に基
づく第1の出力情報を前記印刷装置に転送することを特
徴とする請求項17記載の情報処理装置のデータ処理方
法。 - 【請求項19】 前記転送工程は、前記加工手段が前記
印刷情報から生成した所定のページ記述言語データ形式
に基づく第2の出力情報を前記印刷装置に転送すること
を特徴とする請求項17または18記載の情報処理装置
のデータ処理方法。 - 【請求項20】 前記転送工程は、前記加工手段が前記
印刷情報から生成したラスタイメージデータ形式に基づ
く第3の出力情報を前記印刷装置に転送することを特徴
とする請求項17乃至19のいずれか記載の情報処理装
置のデータ処理方法。 - 【請求項21】 前記第1の決定工程は、取得した前記
出力資源情報と前記加工資源情報とから前記通信媒体を
介してのデータ授受能力を判定することを特徴とする請
求項15乃至20のいずれか記載の情報処理装置のデー
タ処理方法。 - 【請求項22】 前記データ転送能力には、グラフィッ
ク描画データ形式によるデータ転送が含まれることを特
徴とする請求項15乃至21のいずれか記載の情報処理
装置のデータ処理方法。 - 【請求項23】 前記データ転送能力には、ページ記述
言語データ形式によるデータ転送が含まれることを特徴
とする請求項15乃至22のいずれか記載の情報処理装
置のデータ処理方法。 - 【請求項24】 前記データ転送能力は、ラスタイメー
ジデータ形式によるデータ転送が含まれることを特徴と
する請求項15乃至23のいずれか記載の情 報処理装置
のデータ処理方法。 - 【請求項25】 前記第1の決定工程は、グラフィック
描画データ形式が最適であるか否かを判定することを特
徴とする請求項15乃至24のいずれか記載の情報処理
装置のデータ処理方法。 - 【請求項26】 前記第1の決定工程は、ページ記述言
語データ形式が最適であるか否かを判定することを特徴
とする請求項15乃至25のいずれか記載の情報処理装
置のデータ処理方法。 - 【請求項27】 前記第1の決定工程は、ページ記述言
語データ形式が最適ではないと判定するのに応じて、ラ
スタイメージデータ形式が最適であると判定することを
特徴とする請求項26記載の情報処理装置のデータ処理
方法。 - 【請求項28】 前記出力資源情報は、ページ記述言語
データのラスタライザの有無であることを特徴とする請
求項15乃至27のいずれか記載の情報処理装置のデー
タ処理方法。 - 【請求項29】 前記通信媒体は、ネットワークである
ことを特徴とする請求項15乃至28のいずれか記載の
情報処理装置のデータ処理方法。 - 【請求項30】 前記加工手段は、プリンタドライバか
ら構成されることを特徴とする請求項15乃至29のい
ずれか記載の情報処理装置のデータ処理方法。
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JP07675296A JP3209916B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 情報処理装置および情報処理装置のデータ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07675296A JP3209916B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 情報処理装置および情報処理装置のデータ処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09269874A JPH09269874A (ja) | 1997-10-14 |
JP3209916B2 true JP3209916B2 (ja) | 2001-09-17 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP07675296A Expired - Fee Related JP3209916B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 情報処理装置および情報処理装置のデータ処理方法 |
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JP2007072601A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Sharp Corp | コンテンツ処理装置、コンテンツ処理プログラム、およびコンテンツ処理プログラムを記憶する記憶媒体 |
JP2008176589A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Murata Mach Ltd | データ処理装置、画像処理システム、コンピュータプログラム |
JP5028190B2 (ja) | 2007-08-31 | 2012-09-19 | キヤノン株式会社 | 印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラム |
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-
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- 1996-03-29 JP JP07675296A patent/JP3209916B2/ja not_active Expired - Fee Related
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