JP2004073701A - 遊技機、コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】大当り遊技後の利益水準を、大当り図柄のみからは予知できないようにして、利益変動遊技の事前演出を効果的に実施する。
【解決手段】第1種パチンコ機において、図柄表示装置に大当り図柄が確定表示されたとき、大当り遊技を実施した後に、遊技者が獲得する利益の水準を変化させる確率変動遊技を実施する。主制御基板のCPUは、第1種始動口への遊技球の入賞を契機に、大当り図柄の種類と報知音の種類とを決定し、双方の組み合わせに基づき、高確率遊技又は通常確率遊技のどちらを実施するかを判定する。音声発生装置は、大当り図柄が確定表示された直後などに報知音を発生し、大当り遊技後の利益水準を異なる音色、回数又は音量の音で遊技者に報知する。
【選択図】 図3
【解決手段】第1種パチンコ機において、図柄表示装置に大当り図柄が確定表示されたとき、大当り遊技を実施した後に、遊技者が獲得する利益の水準を変化させる確率変動遊技を実施する。主制御基板のCPUは、第1種始動口への遊技球の入賞を契機に、大当り図柄の種類と報知音の種類とを決定し、双方の組み合わせに基づき、高確率遊技又は通常確率遊技のどちらを実施するかを判定する。音声発生装置は、大当り図柄が確定表示された直後などに報知音を発生し、大当り遊技後の利益水準を異なる音色、回数又は音量の音で遊技者に報知する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大当り遊技後に、遊技者が獲得する利益の水準を変化させる利益変動遊技を実施する遊技機、この遊技機をコンピュータにより機能させるためのコンピュータプログラム、及び、そのプログラムが記録された記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図柄表示装置に所定の大当り図柄が確定表示されたときに、大入賞口を繰り返し開いて遊技者に有利な大当り遊技を実施し、その後の遊技状態を確率変動遊技に移行させる第1種又は第3種のパチンコ機が知られている。この確率変動遊技とは、遊技者が獲得する利益の水準を変化させる利益変動遊技であって、具体的には、通常確率遊技又は高確率遊技のどちらかが実施され、高確率遊技に際しては、図柄の変動時間を短縮する時短遊技を行う場合もある。
【0003】
通常確率遊技では、大当りの発生確率がそれ以前と同じに設定され、遊技者の獲得利益が通常水準に維持される。高確率遊技では、大当りの発生確率が通常値よりも高く設定され、遊技者の獲得利益が高水準に維持される。どちらの遊技を実施するかを、従来は、大当り図柄の種類に基づいて判定していた。例えば、大当り図柄が、「2・2・2」「6・6・6」などの偶数値で揃った場合に通常確率遊技を判定し、「3・3・3」「7・7・7」などの奇数値で揃った場合に高確率遊技を判定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため、従来の遊技機では、大当り遊技後の遊技状態が通常確率遊技になるのか、或いは高確率遊技になるのかを、遊技者が大当り図柄の種類に基づいて容易に予知することができた。しかし、通常確率遊技を予知した遊技者は大当りしたにも係わらず落胆してしまうし、高確率遊技を予知した遊技者は達成感と共にひとまず満足してしまい、それ以降の遊技への集中力を低下させる。従って、従来の遊技機によると、利益変動遊技が遊技者の獲得利益を大きく左右するにも係わらず、事前の演出効果が不充分であるという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、大当り遊技後の利益水準を、遊技者が大当り図柄のみからは予知できないようにして、利益変動遊技の事前演出を効果的に実施できる遊技機、コンピュータプログラム及び記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用及び効果】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明による遊技機は、図柄表示装置に所定の大当り図柄が確定表示されたとき、遊技者に有利な大当り遊技を実施した後に、遊技者が獲得する利益の水準を変化させる利益変動遊技を実施する遊技機において、大当り遊技後の利益水準を判定する判定手段と、判定された利益水準を音で遊技者に報知する報知手段と、図柄表示装置及び報知手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
この発明の遊技機によれば、図柄表示装置に大当り図柄が確定表示されたとき、遊技者はその表示に基づいて、大当り遊技を知ることはできても、大当り遊技後の利益水準までを予知することはできない。大当り遊技後の利益水準は、大当り図柄の種類とは別の基準に基づいて判定され、報知手段が発生する音によって遊技者に報知される。報知手段が音を発生するタイミングは、利益変動遊技が始まる前であれば特に限定されず、大当り図柄の確定表示と略同時でもよく、確定表示前の図柄変動中でもよく、確定表示後の大当り遊技中でもよい。
【0008】
従って、遊技者は、大当り図柄を見て落胆したり満足感に陥ったりすることなく、自己の利益を大きく左右する音に緊張感をもって傾聴するようになり、利益変動遊技の事前演出を効果的に実施することができる。なお、利益変動遊技としては、前記確率変動遊技に限定されず、各種の変動入賞口の開放時間又は回数を通常時よりも増やす遊技を実施したり、利益水準を3段階、4段階又はそれ以上の段階に変化させる遊技を実施したりしてもよい。
【0009】
請求項2の発明による遊技機は、判定手段が大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と音の種類との組み合わせに基づいて判定することを特徴とする。こうすれば、大当り遊技後の利益水準を知るために、遊技者は音の種類を聞き分け同時に図柄の種類を注視する必要があるので、利益変動遊技の演出効果をさらに高めることができる。
【0010】
また、遊技者が音の種類を明瞭に識別できるように、請求項3の発明では、報知手段が大当り遊技後の利益水準を音色が異なる複数種の音で報知する。同じ観点から、請求項4の発明では、報知手段が大当り遊技後の利益水準を回数が異なる複数種の音で報知する。請求項5の発明では、報知手段が大当り遊技後の利益水準を大きさが異なる複数種の音で報知する。
【0011】
請求項6の発明は、大当り遊技後に利益変動遊技を実施する遊技機において、大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と音の種類との組み合わせに基づいて判定する判定手段を備え、コンピュータを該判定手段及び前記制御手段として機能させるためのコンピュータプログラムを特徴とする。請求項7の発明は、該コンピュータプログラムが記録された記録媒体を特徴とする。これらの発明によっても、請求項2の発明による遊技機と同様の作用効果が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を第1種パチンコ機に具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、このパチンコ機においては、遊技盤1の略中央に図柄表示装置2が設けられ、3つの表示領域に数字や絵を用いたそれぞれ8個の特別図柄を液晶により変動(スクロール)表示する。図柄表示装置2の下側には第1種始動口3が設けられ、ここに遊技球が入賞したときに、図柄表示装置2が特別図柄の変動を開始する。第1種始動口3の下側には変動入賞装置4が設けられ、図柄表示装置2に所定の大当り図柄が確定表示されたときに、大入賞口5を所定回数継続的に開いて、遊技者に有利な大当り遊技を実施する。
【0013】
大当り遊技の終了後には、遊技状態が確率変動遊技に移行する。この確率変動遊技では、通常確率遊技又は高確率遊技のどちらかを実施することで、遊技者が獲得する利益の水準が高低2段階に変化する。通常確率遊技では、大当りの発生確率がそれ以前と同じに設定され、遊技者の獲得利益が通常水準に維持される。また、高確率遊技では、大当りの発生確率が通常値よりも高く設定され、遊技者の獲得利益が高水準に維持される。この実施形態のパチンコ機では、大当り遊技後の遊技状態が1/2の確率で通常確率遊技又は高確率遊技に移行する。
【0014】
図2に示すように、パチンコ機の電気制御システムには主制御基板11が設けられ、主制御基板11上にコンピュータとしてのマイクロプロセッサ12が搭載されている。マイクロプロセッサ12には、パチンコ機各部の装置を制御するCPU13と、各種制御プログラムや制御データを格納するROM14と、CPU13による設定データや制御コマンド等を一時的に記憶するRAM15とが設けられている。そして、CPU13は、大当り遊技後の利益水準、つまり通常確率遊技又は高確率遊技のどちらを実施するかを判定する判定手段として機能するようになっている。
【0015】
また、主制御基板11には、第1種始動口3への遊技球の入賞を検出する第1種始動口スイッチ16と、図柄表示装置2を制御する図柄制御基板17と、音声発生装置18を制御する音声制御基板19とが接続されている。図柄制御基板17には各種の図柄データを記憶するROM20が設けられ、音声制御基板19には各種の音声データを記憶するROM21が設けられている。音声発生装置18は、確率変動遊技に際しての利益水準を事前に音で報知する報知手段として機能し、例えば、遊技盤1の背面側に設けた電子ブザーを用いて構成されている。また、CPU13は、前記判定手段としての機能と、図柄表示装置2及び音声発生装置18を制御する制御手段としての機能とを兼備している。
【0016】
次に、上記のように構成されたパチンコ機の動作について説明する。図3のフローチャートは、主制御基板11の記憶媒体としてのROM14に記録され、CPU13によって実行される第1種始動口処理に関するコンピュータプログラムを示す。第1種始動口処理にあたり、CPU13は、まず、第1種始動口スイッチ16からの信号を監視して、第1種始動口3に遊技球が入賞したか否かを判断する(S1)。第1種始動口3に遊技球が入賞すると、0〜952までの大当り乱数から入賞時点の大当り乱数値を抽選し(S2)、その抽選値をRAM15に記憶する(S3)。
【0017】
次いで、CPU13は、抽選値を大当りテーブルの設定値と比較して、大当りか否かを判断する(S4)。大当りを判定した場合は、大当りフラグをセットしたのち(S5)、大当り図柄テーブルを参照して大当り図柄を決定し(S6)、ハズレを判定した場合は、ハズレ図柄テーブルを参照してハズレ図柄を決定する(S7)。ここで、大当り図柄テーブルには、例えば、「0〜7」の乱数と「000〜777」の大当り図柄とが関連づけて格納されており、CPU13が7の乱数を抽選した場合に、「777」の大当り図柄が決定される。また、これと同様のハズレ図柄テーブルを用いてハズレ図柄も決定される。
【0018】
大当り図柄を決定したのち、CPU13は音声テーブルを参照して音声発生装置18に発生させる報知音の種類を決定する(S8)。音声テーブルには、のちに詳述するように、報知音の音色、回数、又は大きさ(音量)が異なる複数の音声指令値が格納されており、CPU13はそのうちの一つを無作為に選択して報知音の種類を決定する。そして、CPU13は、大当り図柄の種類と報知音の種類との組み合わせに基づき、大当り遊技後に高確率遊技に移行するか、或いは通常確率遊技に移行するかを判定する(S9)。この判定方法の詳細についても後述するが、所定の組み合わせが成立した場合、CPU13は高確率遊技を判定し、確変(確率変動)フラグをセットし(S10)、特別図柄の変動パターンを決定する(S11)。
【0019】
なお、確変フラグは確率変動遊技に際しての遊技者の利益水準を指示するもので、このフラグがセットされていない場合、大当り遊技終了後の初回の第1種始動口処理に際し、CPU13は前記大当りテーブルに、例えば、「7」、「113」、「223」の計3つの大当り判定値を設定して、通常確率遊技を実施する。一方、確変フラグがセットされている場合には、CPU13が大当りテーブルに、例えば、「7」、「53」、「89」、「113」・・・の計11の大当り判定値を設定して、高確率遊技を実施する。また、高確率遊技に際し、CPU13は、時短遊技を実施するために、特別図柄の変動時間が短くなるような変動パターンを決定する。
【0020】
続いて、CPU13は変動開始コマンドを図柄制御基板17に送信し(S12)、タイマーをスタートさせ(S13)、図柄表示装置2が先に決定された変動パターンで特別図柄のスクロール表示を開始する。そして、CPU13はタイムアップを確認し(S14)、図柄の変動が終了した時点で、図柄制御基板17に変動停止コマンドを送信し(S15)、図柄表示装置2が先に決定された停止図柄を確定表示する。この図柄確定の直後に、CPU13は音声制御基板19に報知音発生コマンドを送信し(S16)、音声発生装置18が先に決定された種類の報知音を発生する。その後、CPU13は、タイマを0リセットして(S17)、大当り遊技又はハズレ遊技を含む次の処理へ移行する。なお、報知音発生コマンドを送信するタイミングは、変動停止コマンドと同時でもよく、変動停止コマンドの直前でもよい。
【0021】
ところで、このパチンコ機では、大当り遊技後に通常確率遊技又は高確率遊技のどちらを実施するかを、大当り図柄の種類と報知音の種類との組み合わせに基づいて判定し、その結果を図柄表示装置2と音声発生装置18とを用いて遊技者に報知する。このため、従来とは異なり、大当り図柄が「6・6・6」の偶数値で揃ったとしても高確率遊技となる場合があり、「7・7・7」の奇数値で揃ったとしても通常確率遊技となる場合がある。従って、遊技者が大当り遊技後の利益水準を正確に予知するためには、停止図柄と報知音の両方に傾注する必要があり、このときの緊張感を高めて、確率変動遊技の事前演出を効果的に実施することができる。
【0022】
次に、上記実施形態において、大当り遊技後の利益水準の具体的な判定方法を幾つかの実施例を挙げて詳細に説明する。
<第1実施例>
図4に示す第1実施例では、CPU13が、大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と報知音の音色との組み合わせによって判定する。
(a)のタイムチャートに示すように、図柄表示装置2が3つの表示領域で第1図柄、第2図柄、第3図柄の変動を順次停止し、大当り図柄を確定表示すると、その直後に、音声発生装置18が図3のS8で決定された音色の報知音を発生し、その後に、変動入賞装置4が大当り遊技を開始する。(b)の図表に示すように、大当り図柄は0〜7(表示上は「000」〜「777」)の8種類用意され、報知音の音色は「ドン」、「ピロッ」、「ブブー」、「ドッカーン」の4種類用意されている。
【0023】
CPU13は、大当り図柄の種類と報知音の音色との組み合わせに基づき、図表中に○で示す高確率遊技又は×で示す通常確率遊技を共に1/2の確率で判定する。以下に、判定結果を例示する。
大当り図柄 報知音の音色 判定結果
「555」 + 「ピロッ」 → ○:高確率遊技
「555」 + 「ブブー」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「ピロッ」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「ブブー」 → ○:高確率遊技
従って、大当り図柄がたとえ奇数値で確定表示されたとしても、報知音の音色によっては、高確率遊技となる場合もあれば、通常確率遊技となる場合もある。特に、この実施例によれば、利益水準の判定結果を音色が異なる4種類の音で遊技者に明瞭に報知できる利点がある。
【0024】
<第2実施例>
図5に示す第2実施例では、CPU13が、大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と報知音の回数との組み合わせによって判定する。
(a)のタイムチャートに示すように、図柄表示装置2が大当り図柄を確定表示した直後に、音声発生装置18は図3のS8で決定された回数の報知音を発生する。(b)の図表に示すように、大当り図柄は0〜7の8種類用意され、報知音の発生回数は「1回」、「2回」、「3回」の3種類用意されている。
【0025】
CPU13は、大当り図柄の種類と報知音の回数との組み合わせに基づき、高確率遊技又は通常確率遊技を共に1/2の確率で判定する。以下に、判定結果を例示する。
大当り図柄 報知音の回数 判定結果
「555」 + 「1回」 → ○:高確率遊技
「555」 + 「3回」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「1回」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「3回」 → ○:高確率遊技
従って、この実施例によれば、利益水準の判定結果を回数が異なる3種類の音で遊技者に明瞭に報知することができる。
【0026】
<第3実施例>
図6に示す第3実施例では、CPU13が、大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と報知音の大きさ(音量)との組み合わせによって判定する。
(a)のタイムチャートに示すように、図柄表示装置2が大当り図柄を確定表示した直後に、音声発生装置18は図3のS8で決定された音量の報知音を発生する。(b)の図表に示すように、大当り図柄は0〜7の8種類用意され、報知音の音量は「大」、「小」の2種類用意されている。
【0027】
CPU13は、大当り図柄の種類と報知音の音量との組み合わせに基づき、高確率遊技又は通常確率遊技を共に1/2の確率で判定する。以下に、判定結果を例示する。
大当り図柄 報知音の大きさ 判定結果
「555」 + 「大」 → ○:高確率遊技
「555」 + 「小」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「大」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「小」 → ○:高確率遊技
従って、この実施例によれば、利益水準の判定結果を音量が異なる2種類の音で遊技者に明瞭に報知することができる。
【0028】
なお、上記各実施例では、高確率遊技又は通常確率遊技を、大当り図柄の種類と報知音の種類との組み合わせで判定したが、以下に例示するように、大当り図柄とは無関係に、報知音の種類のみに基づいて判定することも可能である。こうすれば、前記実施例と比較し、遊技者にとって音の重要性がさらに増す。
【0029】
図7に示すように、図柄表示装置2が大当り図柄を確定表示した直後に、音声発生装置18は図3のS8で決定された回数の報知音を発生する。この報知音の回数が、「3回」以上の場合に高確率遊技を判定し、「2回」以下の場合に通常確率遊技を判定する。
【0030】
図8に示すように、図柄表示装置2が大当り図柄を確定表示した直後に、音声発生装置18は図3のS8で決定された大きさ(音量)の報知音を発生する。この報知音の音量が、「大」音量の場合に高確率遊技を判定し、「小」音量の場合に通常確率遊技を判定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をパチンコ機に具体化した一実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図2】パチンコ機の電気制御システムの主要部を示すブロック図である。
【図3】第1種始動口処理に関するコンピュータプログラムを示すフローチャートである。
【図4】大当り遊技後の利益水準を判定する方法の第1実施例を示す説明図である。
【図5】大当り遊技後の利益水準を判定する方法の第2実施例を示す説明図である。
【図6】大当り遊技後の利益水準を判定する方法の第3実施例を示す説明図である。
【図7】大当り遊技後の利益水準を判定する方法の別の実施例を示す説明図である。
【図8】大当り遊技後の利益水準を判定する方法のさらに別の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 遊技盤
2 図柄表示装置
3 第1種始動口
4 変動入賞装置
11 主制御基板
12 マイクロプロセッサ
13 CPU
14 ROM
15 RAM
16 第1種始動口スイッチ
17 図柄制御基板
18 音声発生装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、大当り遊技後に、遊技者が獲得する利益の水準を変化させる利益変動遊技を実施する遊技機、この遊技機をコンピュータにより機能させるためのコンピュータプログラム、及び、そのプログラムが記録された記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図柄表示装置に所定の大当り図柄が確定表示されたときに、大入賞口を繰り返し開いて遊技者に有利な大当り遊技を実施し、その後の遊技状態を確率変動遊技に移行させる第1種又は第3種のパチンコ機が知られている。この確率変動遊技とは、遊技者が獲得する利益の水準を変化させる利益変動遊技であって、具体的には、通常確率遊技又は高確率遊技のどちらかが実施され、高確率遊技に際しては、図柄の変動時間を短縮する時短遊技を行う場合もある。
【0003】
通常確率遊技では、大当りの発生確率がそれ以前と同じに設定され、遊技者の獲得利益が通常水準に維持される。高確率遊技では、大当りの発生確率が通常値よりも高く設定され、遊技者の獲得利益が高水準に維持される。どちらの遊技を実施するかを、従来は、大当り図柄の種類に基づいて判定していた。例えば、大当り図柄が、「2・2・2」「6・6・6」などの偶数値で揃った場合に通常確率遊技を判定し、「3・3・3」「7・7・7」などの奇数値で揃った場合に高確率遊技を判定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため、従来の遊技機では、大当り遊技後の遊技状態が通常確率遊技になるのか、或いは高確率遊技になるのかを、遊技者が大当り図柄の種類に基づいて容易に予知することができた。しかし、通常確率遊技を予知した遊技者は大当りしたにも係わらず落胆してしまうし、高確率遊技を予知した遊技者は達成感と共にひとまず満足してしまい、それ以降の遊技への集中力を低下させる。従って、従来の遊技機によると、利益変動遊技が遊技者の獲得利益を大きく左右するにも係わらず、事前の演出効果が不充分であるという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、大当り遊技後の利益水準を、遊技者が大当り図柄のみからは予知できないようにして、利益変動遊技の事前演出を効果的に実施できる遊技機、コンピュータプログラム及び記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用及び効果】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明による遊技機は、図柄表示装置に所定の大当り図柄が確定表示されたとき、遊技者に有利な大当り遊技を実施した後に、遊技者が獲得する利益の水準を変化させる利益変動遊技を実施する遊技機において、大当り遊技後の利益水準を判定する判定手段と、判定された利益水準を音で遊技者に報知する報知手段と、図柄表示装置及び報知手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
この発明の遊技機によれば、図柄表示装置に大当り図柄が確定表示されたとき、遊技者はその表示に基づいて、大当り遊技を知ることはできても、大当り遊技後の利益水準までを予知することはできない。大当り遊技後の利益水準は、大当り図柄の種類とは別の基準に基づいて判定され、報知手段が発生する音によって遊技者に報知される。報知手段が音を発生するタイミングは、利益変動遊技が始まる前であれば特に限定されず、大当り図柄の確定表示と略同時でもよく、確定表示前の図柄変動中でもよく、確定表示後の大当り遊技中でもよい。
【0008】
従って、遊技者は、大当り図柄を見て落胆したり満足感に陥ったりすることなく、自己の利益を大きく左右する音に緊張感をもって傾聴するようになり、利益変動遊技の事前演出を効果的に実施することができる。なお、利益変動遊技としては、前記確率変動遊技に限定されず、各種の変動入賞口の開放時間又は回数を通常時よりも増やす遊技を実施したり、利益水準を3段階、4段階又はそれ以上の段階に変化させる遊技を実施したりしてもよい。
【0009】
請求項2の発明による遊技機は、判定手段が大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と音の種類との組み合わせに基づいて判定することを特徴とする。こうすれば、大当り遊技後の利益水準を知るために、遊技者は音の種類を聞き分け同時に図柄の種類を注視する必要があるので、利益変動遊技の演出効果をさらに高めることができる。
【0010】
また、遊技者が音の種類を明瞭に識別できるように、請求項3の発明では、報知手段が大当り遊技後の利益水準を音色が異なる複数種の音で報知する。同じ観点から、請求項4の発明では、報知手段が大当り遊技後の利益水準を回数が異なる複数種の音で報知する。請求項5の発明では、報知手段が大当り遊技後の利益水準を大きさが異なる複数種の音で報知する。
【0011】
請求項6の発明は、大当り遊技後に利益変動遊技を実施する遊技機において、大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と音の種類との組み合わせに基づいて判定する判定手段を備え、コンピュータを該判定手段及び前記制御手段として機能させるためのコンピュータプログラムを特徴とする。請求項7の発明は、該コンピュータプログラムが記録された記録媒体を特徴とする。これらの発明によっても、請求項2の発明による遊技機と同様の作用効果が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を第1種パチンコ機に具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、このパチンコ機においては、遊技盤1の略中央に図柄表示装置2が設けられ、3つの表示領域に数字や絵を用いたそれぞれ8個の特別図柄を液晶により変動(スクロール)表示する。図柄表示装置2の下側には第1種始動口3が設けられ、ここに遊技球が入賞したときに、図柄表示装置2が特別図柄の変動を開始する。第1種始動口3の下側には変動入賞装置4が設けられ、図柄表示装置2に所定の大当り図柄が確定表示されたときに、大入賞口5を所定回数継続的に開いて、遊技者に有利な大当り遊技を実施する。
【0013】
大当り遊技の終了後には、遊技状態が確率変動遊技に移行する。この確率変動遊技では、通常確率遊技又は高確率遊技のどちらかを実施することで、遊技者が獲得する利益の水準が高低2段階に変化する。通常確率遊技では、大当りの発生確率がそれ以前と同じに設定され、遊技者の獲得利益が通常水準に維持される。また、高確率遊技では、大当りの発生確率が通常値よりも高く設定され、遊技者の獲得利益が高水準に維持される。この実施形態のパチンコ機では、大当り遊技後の遊技状態が1/2の確率で通常確率遊技又は高確率遊技に移行する。
【0014】
図2に示すように、パチンコ機の電気制御システムには主制御基板11が設けられ、主制御基板11上にコンピュータとしてのマイクロプロセッサ12が搭載されている。マイクロプロセッサ12には、パチンコ機各部の装置を制御するCPU13と、各種制御プログラムや制御データを格納するROM14と、CPU13による設定データや制御コマンド等を一時的に記憶するRAM15とが設けられている。そして、CPU13は、大当り遊技後の利益水準、つまり通常確率遊技又は高確率遊技のどちらを実施するかを判定する判定手段として機能するようになっている。
【0015】
また、主制御基板11には、第1種始動口3への遊技球の入賞を検出する第1種始動口スイッチ16と、図柄表示装置2を制御する図柄制御基板17と、音声発生装置18を制御する音声制御基板19とが接続されている。図柄制御基板17には各種の図柄データを記憶するROM20が設けられ、音声制御基板19には各種の音声データを記憶するROM21が設けられている。音声発生装置18は、確率変動遊技に際しての利益水準を事前に音で報知する報知手段として機能し、例えば、遊技盤1の背面側に設けた電子ブザーを用いて構成されている。また、CPU13は、前記判定手段としての機能と、図柄表示装置2及び音声発生装置18を制御する制御手段としての機能とを兼備している。
【0016】
次に、上記のように構成されたパチンコ機の動作について説明する。図3のフローチャートは、主制御基板11の記憶媒体としてのROM14に記録され、CPU13によって実行される第1種始動口処理に関するコンピュータプログラムを示す。第1種始動口処理にあたり、CPU13は、まず、第1種始動口スイッチ16からの信号を監視して、第1種始動口3に遊技球が入賞したか否かを判断する(S1)。第1種始動口3に遊技球が入賞すると、0〜952までの大当り乱数から入賞時点の大当り乱数値を抽選し(S2)、その抽選値をRAM15に記憶する(S3)。
【0017】
次いで、CPU13は、抽選値を大当りテーブルの設定値と比較して、大当りか否かを判断する(S4)。大当りを判定した場合は、大当りフラグをセットしたのち(S5)、大当り図柄テーブルを参照して大当り図柄を決定し(S6)、ハズレを判定した場合は、ハズレ図柄テーブルを参照してハズレ図柄を決定する(S7)。ここで、大当り図柄テーブルには、例えば、「0〜7」の乱数と「000〜777」の大当り図柄とが関連づけて格納されており、CPU13が7の乱数を抽選した場合に、「777」の大当り図柄が決定される。また、これと同様のハズレ図柄テーブルを用いてハズレ図柄も決定される。
【0018】
大当り図柄を決定したのち、CPU13は音声テーブルを参照して音声発生装置18に発生させる報知音の種類を決定する(S8)。音声テーブルには、のちに詳述するように、報知音の音色、回数、又は大きさ(音量)が異なる複数の音声指令値が格納されており、CPU13はそのうちの一つを無作為に選択して報知音の種類を決定する。そして、CPU13は、大当り図柄の種類と報知音の種類との組み合わせに基づき、大当り遊技後に高確率遊技に移行するか、或いは通常確率遊技に移行するかを判定する(S9)。この判定方法の詳細についても後述するが、所定の組み合わせが成立した場合、CPU13は高確率遊技を判定し、確変(確率変動)フラグをセットし(S10)、特別図柄の変動パターンを決定する(S11)。
【0019】
なお、確変フラグは確率変動遊技に際しての遊技者の利益水準を指示するもので、このフラグがセットされていない場合、大当り遊技終了後の初回の第1種始動口処理に際し、CPU13は前記大当りテーブルに、例えば、「7」、「113」、「223」の計3つの大当り判定値を設定して、通常確率遊技を実施する。一方、確変フラグがセットされている場合には、CPU13が大当りテーブルに、例えば、「7」、「53」、「89」、「113」・・・の計11の大当り判定値を設定して、高確率遊技を実施する。また、高確率遊技に際し、CPU13は、時短遊技を実施するために、特別図柄の変動時間が短くなるような変動パターンを決定する。
【0020】
続いて、CPU13は変動開始コマンドを図柄制御基板17に送信し(S12)、タイマーをスタートさせ(S13)、図柄表示装置2が先に決定された変動パターンで特別図柄のスクロール表示を開始する。そして、CPU13はタイムアップを確認し(S14)、図柄の変動が終了した時点で、図柄制御基板17に変動停止コマンドを送信し(S15)、図柄表示装置2が先に決定された停止図柄を確定表示する。この図柄確定の直後に、CPU13は音声制御基板19に報知音発生コマンドを送信し(S16)、音声発生装置18が先に決定された種類の報知音を発生する。その後、CPU13は、タイマを0リセットして(S17)、大当り遊技又はハズレ遊技を含む次の処理へ移行する。なお、報知音発生コマンドを送信するタイミングは、変動停止コマンドと同時でもよく、変動停止コマンドの直前でもよい。
【0021】
ところで、このパチンコ機では、大当り遊技後に通常確率遊技又は高確率遊技のどちらを実施するかを、大当り図柄の種類と報知音の種類との組み合わせに基づいて判定し、その結果を図柄表示装置2と音声発生装置18とを用いて遊技者に報知する。このため、従来とは異なり、大当り図柄が「6・6・6」の偶数値で揃ったとしても高確率遊技となる場合があり、「7・7・7」の奇数値で揃ったとしても通常確率遊技となる場合がある。従って、遊技者が大当り遊技後の利益水準を正確に予知するためには、停止図柄と報知音の両方に傾注する必要があり、このときの緊張感を高めて、確率変動遊技の事前演出を効果的に実施することができる。
【0022】
次に、上記実施形態において、大当り遊技後の利益水準の具体的な判定方法を幾つかの実施例を挙げて詳細に説明する。
<第1実施例>
図4に示す第1実施例では、CPU13が、大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と報知音の音色との組み合わせによって判定する。
(a)のタイムチャートに示すように、図柄表示装置2が3つの表示領域で第1図柄、第2図柄、第3図柄の変動を順次停止し、大当り図柄を確定表示すると、その直後に、音声発生装置18が図3のS8で決定された音色の報知音を発生し、その後に、変動入賞装置4が大当り遊技を開始する。(b)の図表に示すように、大当り図柄は0〜7(表示上は「000」〜「777」)の8種類用意され、報知音の音色は「ドン」、「ピロッ」、「ブブー」、「ドッカーン」の4種類用意されている。
【0023】
CPU13は、大当り図柄の種類と報知音の音色との組み合わせに基づき、図表中に○で示す高確率遊技又は×で示す通常確率遊技を共に1/2の確率で判定する。以下に、判定結果を例示する。
大当り図柄 報知音の音色 判定結果
「555」 + 「ピロッ」 → ○:高確率遊技
「555」 + 「ブブー」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「ピロッ」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「ブブー」 → ○:高確率遊技
従って、大当り図柄がたとえ奇数値で確定表示されたとしても、報知音の音色によっては、高確率遊技となる場合もあれば、通常確率遊技となる場合もある。特に、この実施例によれば、利益水準の判定結果を音色が異なる4種類の音で遊技者に明瞭に報知できる利点がある。
【0024】
<第2実施例>
図5に示す第2実施例では、CPU13が、大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と報知音の回数との組み合わせによって判定する。
(a)のタイムチャートに示すように、図柄表示装置2が大当り図柄を確定表示した直後に、音声発生装置18は図3のS8で決定された回数の報知音を発生する。(b)の図表に示すように、大当り図柄は0〜7の8種類用意され、報知音の発生回数は「1回」、「2回」、「3回」の3種類用意されている。
【0025】
CPU13は、大当り図柄の種類と報知音の回数との組み合わせに基づき、高確率遊技又は通常確率遊技を共に1/2の確率で判定する。以下に、判定結果を例示する。
大当り図柄 報知音の回数 判定結果
「555」 + 「1回」 → ○:高確率遊技
「555」 + 「3回」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「1回」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「3回」 → ○:高確率遊技
従って、この実施例によれば、利益水準の判定結果を回数が異なる3種類の音で遊技者に明瞭に報知することができる。
【0026】
<第3実施例>
図6に示す第3実施例では、CPU13が、大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と報知音の大きさ(音量)との組み合わせによって判定する。
(a)のタイムチャートに示すように、図柄表示装置2が大当り図柄を確定表示した直後に、音声発生装置18は図3のS8で決定された音量の報知音を発生する。(b)の図表に示すように、大当り図柄は0〜7の8種類用意され、報知音の音量は「大」、「小」の2種類用意されている。
【0027】
CPU13は、大当り図柄の種類と報知音の音量との組み合わせに基づき、高確率遊技又は通常確率遊技を共に1/2の確率で判定する。以下に、判定結果を例示する。
大当り図柄 報知音の大きさ 判定結果
「555」 + 「大」 → ○:高確率遊技
「555」 + 「小」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「大」 → ×:通常確率遊技
「000」 + 「小」 → ○:高確率遊技
従って、この実施例によれば、利益水準の判定結果を音量が異なる2種類の音で遊技者に明瞭に報知することができる。
【0028】
なお、上記各実施例では、高確率遊技又は通常確率遊技を、大当り図柄の種類と報知音の種類との組み合わせで判定したが、以下に例示するように、大当り図柄とは無関係に、報知音の種類のみに基づいて判定することも可能である。こうすれば、前記実施例と比較し、遊技者にとって音の重要性がさらに増す。
【0029】
図7に示すように、図柄表示装置2が大当り図柄を確定表示した直後に、音声発生装置18は図3のS8で決定された回数の報知音を発生する。この報知音の回数が、「3回」以上の場合に高確率遊技を判定し、「2回」以下の場合に通常確率遊技を判定する。
【0030】
図8に示すように、図柄表示装置2が大当り図柄を確定表示した直後に、音声発生装置18は図3のS8で決定された大きさ(音量)の報知音を発生する。この報知音の音量が、「大」音量の場合に高確率遊技を判定し、「小」音量の場合に通常確率遊技を判定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をパチンコ機に具体化した一実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図2】パチンコ機の電気制御システムの主要部を示すブロック図である。
【図3】第1種始動口処理に関するコンピュータプログラムを示すフローチャートである。
【図4】大当り遊技後の利益水準を判定する方法の第1実施例を示す説明図である。
【図5】大当り遊技後の利益水準を判定する方法の第2実施例を示す説明図である。
【図6】大当り遊技後の利益水準を判定する方法の第3実施例を示す説明図である。
【図7】大当り遊技後の利益水準を判定する方法の別の実施例を示す説明図である。
【図8】大当り遊技後の利益水準を判定する方法のさらに別の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 遊技盤
2 図柄表示装置
3 第1種始動口
4 変動入賞装置
11 主制御基板
12 マイクロプロセッサ
13 CPU
14 ROM
15 RAM
16 第1種始動口スイッチ
17 図柄制御基板
18 音声発生装置
Claims (7)
- 図柄表示装置に所定の大当り図柄が確定表示されたとき、遊技者に有利な大当り遊技を実施した後に、遊技者が獲得する利益の水準を変化させる利益変動遊技を実施する遊技機において、
大当り遊技後の利益水準を判定する判定手段と、判定された利益水準を音で遊技者に報知する報知手段と、図柄表示装置及び報知手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記判定手段が、大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と音の種類との組み合わせに基づいて判定する請求項1に記載の遊技機。
- 前記報知手段が、大当り遊技後の利益水準を音色が異なる複数種の音により報知する請求項1又は2に記載の遊技機。
- 前記報知手段が、大当り遊技後の利益水準を回数が異なる複数種の音により報知する請求項1又は2に記載の遊技機。
- 前記報知手段が、大当り遊技後の利益水準を大きさが異なる複数種の音により報知する請求項1又は2に記載の遊技機。
- 図柄表示装置に所定の大当り図柄が確定表示されたとき、遊技者に有利な大当り遊技を実施した後に、遊技者が獲得する利益の水準を変化させる利益変動遊技を実施する遊技機において、
大当り遊技後の利益水準を大当り図柄の種類と音の種類との組み合わせに基づいて判定する判定手段と、判定された利益水準を音で遊技者に報知する報知手段と、図柄表示装置及び報知手段を制御する制御手段とを備え、コンピュータを判定手段及び制御手段として機能させるためのコンピュータプログラム。 - 図柄表示装置に所定の大当り図柄が確定表示されたとき、遊技者に有利な大当り遊技を実施した後に、遊技者が獲得する利益の水準を変化させる利益変動遊技を実施する遊技機において、
利益変動遊技時の利益水準を大当り図柄の種類と音の種類との組み合わせに基づいて判定する判定手段と、判定された利益水準を音で遊技者に報知する報知手段と、図柄表示装置及び報知手段を制御する制御手段とを備え、コンピュータを判定手段及び制御手段として機能させるためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体。
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-
2002
- 2002-08-22 JP JP2002241375A patent/JP2004073701A/ja not_active Withdrawn
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