JP2004229736A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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宏 榎本
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Abstract

【課題】入賞個数を表示する手段によって遊技性向上効果の高い演出を行わせることができる。
【解決手段】複数の図柄を変動表示させる図柄表示手段5と、該図柄表示手段5で表示させる図柄を変動表示開始するための始動口6と、始動口6への遊技球の入賞によって開始された図柄表示手段5の図柄の変動表示中、更に遊技球が始動口6に入賞したときに、その入賞個数を記憶する入賞記憶手段18とを具備し、図柄表示手段5で変動表示された複数の図柄が揃って停止表示したときに大当たり状態が発生するパチンコ遊技機において、入賞記憶手段18に記憶された入賞個数のみを表示する入賞個数表示手段17と、入賞記憶手段18に記憶された入賞個数又はそれとは関わらない擬似数を表示する演出用擬似表示手段20とを備えたものである。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技球が入賞口へ入賞した個数を表示する入賞個数表示手段を具備したパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、例えば第1種とよばれるパチンコ遊技機においては、3つの図柄を変動表示させる図柄表示手段、該図柄表示手段で表示させる図柄を変動表示開始するための始動口、及び該始動口への遊技球の入賞の貯留個数を表示する入賞個数表示手段などが配設されている。そして、図柄表示手段で変動表示された3つの図柄が揃って停止表示したときに大当たり状態が発生し、賞球として多数の遊技球が獲得され得るようになっている。
【0003】
図柄表示手段においては、図柄を変動表示させる他、キャラクタを表示させるなどの種々演出が行われており、遊技性が高められているのであるが、かかる遊技性を更に高めるべく、従来、入賞個数表示手段に演出効果を持たせることが行われていた(例えば特許文献1参照)。かかる特許文献1には、貯留個数に応じて点灯する複数のランプを備え、このうち大当たりになる確率が高いリーチ状態の発生が予知されると、通常とは異なった態様の点灯(例えば点滅等)が行われるよう構成されていた。
【0004】
【特許文献1】
実公平7−30054号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のパチンコ遊技機においては、図柄表示手段での図柄の変動表示前に未然にリーチ状態の発生が予知できるものの、遊技性向上のための他の要素がなく、更に演出効果の高い要素を入賞個数表示手段にて行わせることが要求されていた。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、入賞個数を表示する手段によって遊技性向上効果の高い演出を行わせることができるパチンコ遊技機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、複数の図柄を変動表示させる図柄表示手段と、該図柄表示手段で表示させる図柄を変動表示開始するための始動口と、前記始動口への遊技球の入賞によって開始された前記図柄表示手段の図柄の変動表示中、更に遊技球が前記始動口に入賞したときに、その入賞個数を記憶する入賞記憶手段とを具備し、前記図柄表示手段で変動表示された複数の図柄が揃って停止表示したときに大当たり状態が発生するパチンコ遊技機において、前記入賞記憶手段に記憶された入賞個数及びそれとは関わらない擬似数を表示する擬似表示手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、複数の図柄を変動表示させる図柄表示手段と、該図柄表示手段で表示させる図柄を変動表示開始するための始動口と、前記始動口への遊技球の入賞によって開始された前記図柄表示手段の図柄の変動表示中、更に遊技球が前記始動口に入賞したときに、その入賞個数を記憶する入賞記憶手段とを具備し、前記図柄表示手段で変動表示された複数の図柄が揃って停止表示したときに大当たり状態が発生するパチンコ遊技機において、前記入賞記憶手段に記憶された入賞個数のみを表示する入賞個数表示手段と、前記入賞記憶手段に記憶された入賞個数又はそれとは関わらない擬似数を表示する演出用擬似表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機において、乱数を取得して大当たりか否かの抽選を行うメイン基板と、図柄表示手段の表示を制御する図柄制御基板とを具備し、前記図柄表示手段で行わせる図柄の変動時間を前記メイン基板にて設定し、その変動時間を前記図柄制御基板に送信するとともに、前記図柄制御基板が受信した当該変動時間に基づいて前記擬似表示手段又は演出用擬似表示手段で表示する擬似数を決定することを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のパチンコ遊技機において、前記メイン基板にて設定されるべき前記図柄の変動時間は、最低基本時間の整数倍であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るパチンコ遊技機は、図1及び図2に示すように、ガラス板2が取り付けられた前面枠3を有しており、かかるガラス板2から遊技者が遊技盤4を目視し得るように構成されている。当該遊技盤4には、始動口6や大入賞口7の他、種々役物や複数の釘、或いは風車等が形成されている。
【0012】
また、遊技盤4の略中央には、液晶表示装置などから成る図柄表示手段5が配設されており、その画面に所定の図柄や背景等を表示し得るようになっている。
そして、始動条件が成立(例えば始動口6に遊技球が入賞)したときに、3つの図柄を変動表示させ、これら図柄が揃って停止表示されることにより「大当たり状態」を発生させ得るよう構成されている。「大当たり状態」が発生すると、大入賞口7を所定時間及びタイミングで開閉させ、遊技者が多数の遊技球を獲得することができる。
【0013】
上記図柄表示手段5より上部には、図3に示すように、4つのランプから成る入賞個数表示手段17が配設されており、始動口6への入賞個数(貯留個数)を点灯表示させ得るよう構成されている。これにより、始動口6への遊技球の入賞によって開始された図柄表示手段5の図柄の変動動作中、更に遊技球が始動口6に入賞したときは、その入賞の個数に応じてランプを点灯させ、遊技者に貯留個数を報知し得るようになっているのである。
【0014】
ここで、同図に示すように、図柄表示手段5の画面内には演出用擬似表示手段20が表示され得るようになっている。かかる演出用擬似表示手段20は、実際の貯留個数(即ち、図柄表示手段5の図柄の変動動作中、更に遊技球が始動口6に入賞した個数)とは関わらない擬似数を表示するもので、遊技における演出としての役割を果たすものである。
【0015】
更に、パチンコ遊技機1の下部右隅にはハンドル8が配設されており、該ハンドル8の操作により上皿9内の遊技球を遊技盤4へ打ち出すよう構成されている。このハンドル8には、遊技内容に関わる所定タイミングで当該ハンドル8を振動させる振動手段12(図2参照)が配設されており、ハンドル8の振動により遊技中の演出効果を高めている。尚、図1中符号11は、下皿10近傍に取り付けられたスピーカを示しており、かかるスピーカ11から発せられる音声によっても遊技中の演出効果が高められている。
【0016】
パチンコ遊技機1の内部には、図2に示すように、メイン基板13、図柄制御基板14、ランプ制御基板15及び音声制御基板16が配設されており、各基板はそれぞれ透明樹脂から成るケース(不図示)内に収容されつつ所定の基板や素子と電気的に接続されている。具体的には、メイン基板13と図柄制御基板14とが接続されており、当該メイン基板13の出力信号或いは制御信号が図柄制御基板14に送信され得るよう構成されている一方、かかる図柄制御基板14とランプ制御基板15及び音声制御基板16とがそれぞれ接続されて図柄制御基板14の出力信号或いは制御信号がこれらランプ制御基板15及び音声制御基板16にそれぞれ送信され得るよう構成されている。
【0017】
音声制御基板16は、ROM及びRAMと接続されたCPUがI/Oを介して振動手段12及びスピーカ11と電気的に接続されており、スピーカ11からの出力や振動手段12による振動を所定のタイミングにて行わせるよう制御するものである。これにより、効果音や音声或いはハンドル8を介して遊技者に伝達される振動により遊技に関わる演出を行わせることができる。
【0018】
ランプ制御基板15は、上記した音声制御基板16と同様、CPU及び該CPUと接続されたROMやRAM等を有し、このうちCPUがI/Oを介して装飾LED、ガラス枠ランプ及びサイドランプ等と接続されていて、これらランプ等の点灯又は点滅動作を所定のタイミングにて行わせるべく制御し得るよう構成されている。
【0019】
メイン基板13は、パチンコ遊技機1全般に亘る遊技内容を制御するもので、例えば乱数を取得して大当たりか否かの抽選を行うものである。また、メイン基板13は、同図に示す如く、ROMやRAMなどと接続されたCPU13aを有して構成されている。尚、CPU13aは、始動口6への入賞を検出する始動スイッチ、大入賞口7への入賞を検出する大入賞口スイッチ、継続スイッチ、大入賞口7を開閉動作させる大入賞口ソレノイド、普通入賞口スイッチSW1及びSW2とそれぞれI/Oを介して接続されている。
【0020】
図柄制御基板14は、図柄表示手段5の表示を制御してその画面に所定の図柄や背景或いは演出のためのキャラクタ等を表示させるもので、メイン基板13と同様、ROMやRAMなどと接続されたCPU14aを有して構成されている。
かかるCPU14aは、I/Oを介してメイン基板13のCPU13aと接続される一方、図柄表示手段5や入賞個数表示手段17とも接続されている。
【0021】
また、図柄制御基板14は、図4に示すように、入賞記憶手段18及び表示制御手段19を有しており、このうち表示制御手段19は、入賞個数表示手段17及び演出用擬似表示手段20と電気的に接続されている。入賞記憶手段18は、始動口6への遊技球の入賞によって開始された図柄表示手段5の変動表示中、更に遊技球が始動口6に入賞したときに、その入賞を記憶するためのもので、表示制御手段19と電気的に接続されている。
【0022】
この表示制御手段19は、入賞個数表示手段17及び演出用擬似表示手段20のそれぞれに対し、入賞記憶手段18に記憶された入賞個数及びそれとは関わらない擬似数を表示させるべく制御するためのものである。即ち、入賞個数表示手段17において真の貯留数(入賞個数)を表示するとともに、演出用擬似表示手段において、それとは関わらない貯留数を表示するようになっている。
【0023】
これにより、演出用擬似表示手段20にて入賞個数を表示させつつ、それとは関わらない擬似数を任意に変化させて表示することができるので、入賞個数表示手段17にて遊技性向上効果の高い演出を行わせることができる。また、入賞個数のみを表示する入賞個数表示手段17と当該入賞個数とは関わらない擬似数を表示する演出用擬似表示手段20とを併設したので、表示させ得る擬似数の自由度を更に広げることができ、入賞個数表示手段17にて遊技性向上効果の更に高い演出を行わせることができる。
【0024】
ここで、擬似数を決定するにあたり、以下の如き方法とすることができる。例えば、図柄表示手段5で行わせる図柄の変動時間をメイン基板13にて設定し、その変動時間を図柄制御基板14に送信するとともに、図柄制御基板14が受信した当該変動時間に基づいて擬似数を決定するようにしてもよい。かかる擬似数は演出用擬似表示手段20にて表示されることとなる。かかる演出用擬似表示手段20によって擬似数を表示することにより、演出効果をより向上させることができるのである。
【0025】
また、上記の如く構成すれば、受信時間に基づいて擬似数が決定されるので、当該入賞個数表示手段17又は演出用擬似表示手段20による図柄の変動表示を常に確実に行わせることができる。このとき、メイン基板13にて設定されるべき図柄の変動時間は、最低基本時間の整数倍とする。こうすれば、メイン基板13の設定時間(図柄変動時間)の終了時には、複数回に亘る図柄の変動表示のうち最終のものも終了することとなり、遊技者側からみた図柄変動動作の整合性をとることができる。
【0026】
次に、上記構成のパチンコ遊技機1による制御内容について、図5及び図6で示すフローチャートに基づいて説明する。まず、メイン基板13によるメイン処理について述べる。始動口6への遊技球の入賞が検知されると(S1)、入賞記憶手段18で記憶された入賞の個数が、入賞個数表示手段17で表示し得る最大個数の4個未満であるか否かが判定される(S2)。
【0027】
入賞の個数が4個以上であれば、以下のS3〜S7を処理せずS8の処理を行うこととなる。一方、入賞の個数が4個未満であれば、S3に進み、メイン基板13による当たり判定カウンタの取得が行われるとともに、入賞記憶手段18で記憶すべき入賞個数を1個加算させる(S3)。ここで、当たり判定カウンタとは、取得した乱数に基づき当たりとすべきか、はずれとすべきかの判定を行うためのものであり、例えば2つの乱数を取得し、その乱数と所定のテーブルとに基づいて当たり或いははずれを抽選すべきものである。
【0028】
その後、S4にて現在の遊技が高確率中であるのか否かの判別がなされ、高確率中であれば高確率中テーブル(当たりの確率が高いテーブル)に基づき図柄の変動時間が取得される(S5)一方、高確率でなく通常時であれば通常時テーブル(当たりの確率が高確率中テーブルより低いテーブル)に基づき図柄の変動時間が取得される(S6)。ここで取得された図柄の変動時間とS3にて行われた当たりの判定結果は、図柄制御基板14側に送られる(S7)。
【0029】
そして、S8にて、図柄が変動中か否かを判別し、変動中であればS9へ進む。S9では、図柄の変動時間が経過したか否かを判別し、経過していない場合はS1まで戻り、始動口6への入賞の有無が行われるとともに、変動時間が経過している場合は、S10へ進んで図柄制御基板14側に図柄の変動を停止させるための信号を送る。尚、S8にて、図柄が変動中でなければ、入賞記憶個数が1個以上であるか否かの判定工程(S12)、図柄変動時間のセット工程(S13)、及び図柄変動を開始させ、その時の変動時間を図柄制御基板14側へ送信する工程(S14)が行われる。
【0030】
然るに、S10が終了すると、停止した図柄が全て揃うことにより大当たりしたのか否かの判定が行われ(S11)、大当たりであれば大当たり処理(大入賞口7の開閉動作やランプ類の点滅など)が行われる(S15)一方、大当たりでなければS1へ戻り、それ以降の一連の制御が再び行われる。その後、揃った図柄が所定の特定図柄なのか或いは当該特定図柄以外の通常の図柄なのかを判別し(S16)、特定図柄であれば、次の大当たり確率が高くなる「高確率セット」が行われ(S17)、普通図柄であれば、次の大当たり確率が通常となる「通常確率セット」が行われる(S18)。上記一連の制御が行われた後、S1に戻ることとなる。
【0031】
次に、図柄制御基板14による図柄制御処理について説明する。
かかる処理においては、図5に示すように、メイン基板13からの情報である変動時間及び当たりの判定結果の受信待ち処理(S19)が行われ、受信がなければ以降の処理は行われない。メイン基板13からの変動時間及び判定結果の受信があると、例えば図7に示すような図柄変動選択テーブルを取得するとともに、図柄の変動パターンを選択する(S20)。
【0032】
図7で示す図柄変動選択テーブルは、はずれの場合と当たりの場合とで参照すべき部位が上下に区分されており、選択された項目の桁数によって図柄の変動回数が決められるようになっている。即ち、数字が1回の変動時間を表し、英字がリーチの種類(そのリーチに基づいて変動時間は一義的に決まる)を表すようになっているのである。
【0033】
例えば、受信した情報が「当たり」の場合であって図柄の変動時間が「40秒」とされている場合、最左列及び2列目における「当たり」「40秒」がある0〜13までの各行が選択対象項目となる。そして、別途取得された乱数が「10」であれば、「22B」なる3桁の数字及び英字が抽選されるので、この場合、図柄が3回変動し、それぞれの回動は各桁が示す時間だけずつ行われることとなる。
【0034】
そして、演出用擬似表示手段20で表示すべき擬似数を1加算する(S21)。その後、メイン基板13から変動開始のための受信があると(S22)、S20で選択された変動パターンによる変動表示が図柄表示手段5で開始され(S23)、擬似変動の残り数があるか否かが判定される(S24)。判定の結果、擬似変動の残り数があると判断されれば、S25にて擬似変動動作(メイン基板側では1回の変動動作とされる中で複数の擬似的変動動作)が行われ、演出用擬似表示手段20で表示すべき擬似数を1加算して対応した個数に補正が行われる(S26)。
【0035】
最後に、擬似変動動作が停止されて、演出用擬似表示手段20で表示すべき擬似数を1減数し(S27)、S24に戻って擬似変動の残り数の有無が判定される。一方、S24にて擬似変動の残り数がない(即ち「0」)と判定されると、S28にて通常の図柄変動表示が行われ、メイン基板13からの図柄停止信号の受信を待つこととなる。図柄停止信号を受信すると、図柄変動動作が停止され(S30)、S19に戻ってメイン基板13から送られる次回の変動時間の受信を待つこととなる。
【0036】
上記の如く、本実施形態に係るパチンコ遊技機1によれば、入賞個数表示手段17によって入賞個数記憶手段18で記憶された本当の入賞個数(貯留個数)を表示する一方、演出用擬似表示手段20によって入賞個数記憶手段18で記憶された入賞個数(貯留個数)とは関わらない擬似数を表示することができるので、表示させ得る擬似数の自由度を更に広げることができ、入賞個数表示手段17にて遊技性向上効果の更に高い演出を行わせることができる。
【0037】
以上、本実施形態のパチンコ遊技機について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば入賞記憶手段18に記憶された入賞個数及びそれとは関わらない擬似数を表示する擬似表示手段を設けるようにしてもよい。即ち、本実施形態の如く本当の入賞個数を入賞個数表示手段17にて表示させるとともに擬似数を演出用擬似表示手段20にて表示させるものに代え、本当の入賞個数と擬似数の両方を一つの表示手段(例えば図柄表示手段5など)で表示させるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、擬似表示手段にて入賞個数を表示するとともに、それとは関わらない擬似数を任意に変化させて表示することができるので、入賞個数表示手段にて遊技性向上効果の高い演出を行わせることができる。
【0039】
請求項2の発明によれば、入賞個数のみを表示する入賞個数表示手段と当該入賞個数とは関わらない擬似数を表示する演出用擬似表示手段とを併設したので、表示させ得る擬似数の自由度を更に広げることができ、入賞個数表示手段にて遊技性向上効果の更に高い演出を行わせることができる。
【0040】
請求項3の発明によれば、図柄表示手段で行わせる図柄の変動時間をメイン基板にて設定し、その変動時間を図柄制御基板に送信するとともに、図柄制御基板が受信した当該変動時間に基づいて擬似数を決定し、その擬似数を擬似表示手段又は演出用擬似表示手段で表示させるようにしたので、当該擬似表示手段又は演出用擬似表示手段による図柄の変動表示を常に確実に行わせることができる。
【0041】
請求項4の発明によれば、メイン基板にて設定されるべき図柄の変動時間は、最低基本時間の整数倍であるので、遊技者側からみた図柄変動表示全体としての整合性をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機を示す正面図
【図2】同内部構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機における図柄表示手段5中の演出用擬似表示手段及びその上部の演出用擬似表示手段を示す模式図
【図4】本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機における図柄制御基板と入賞個数表示手段及び演出用擬似表示手段20との接続状態を示すブロック図
【図5】本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機におけるメイン基板の処理工程を示すフローチャート
【図6】本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機における図柄制御基板の処理工程を示すフローチャート
【図7】同図柄制御基板の処理工程において用いられる図柄変動選択テーブルを示す図
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機
2…ガラス板
3…前面枠
4…遊技盤
5…図柄表示手段
6…始動口
7…大入賞口
8…ハンドル
9…上皿
10…下皿
11…スピーカ
12…振動手段
13…メイン基板
14…図柄制御基板
15…ランプ制御基板
16…音声制御基板
17…入賞個数表示手段
18…入賞記憶手段
19…表示制御手段
20…演出用擬似表示手段

Claims (4)

  1. 複数の図柄を変動表示させる図柄表示手段と、
    該図柄表示手段で表示させる図柄を変動表示開始するための始動口と、
    前記始動口への遊技球の入賞によって開始された前記図柄表示手段の図柄の変動表示中、更に遊技球が前記始動口に入賞したときに、その入賞個数を記憶する入賞記憶手段と、を具備し、前記図柄表示手段で変動表示された複数の図柄が揃って停止表示したときに大当たり状態が発生するパチンコ遊技機において、
    前記入賞記憶手段に記憶された入賞個数及びそれとは関わらない擬似数を表示する擬似表示手段を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 複数の図柄を変動表示させる図柄表示手段と、
    該図柄表示手段で表示させる図柄を変動表示開始するための始動口と、
    前記始動口への遊技球の入賞によって開始された前記図柄表示手段の図柄の変動表示中、更に遊技球が前記始動口に入賞したときに、その入賞個数を記憶する入賞記憶手段と、
    を具備し、前記図柄表示手段で変動表示された複数の図柄が揃って停止表示したときに大当たり状態が発生するパチンコ遊技機において、
    前記入賞記憶手段に記憶された入賞個数のみを表示する入賞個数表示手段と、前記入賞記憶手段に記憶された入賞個数又はそれとは関わらない擬似数を表示する演出用擬似表示手段と、を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 乱数を取得して大当たりか否かの抽選を行うメイン基板と、図柄表示手段の表示を制御する図柄制御基板とを具備し、
    前記図柄表示手段で行わせる図柄の変動時間を前記メイン基板にて設定し、その変動時間を前記図柄制御基板に送信するとともに、前記図柄制御基板が受信した当該変動時間に基づいて擬似数を決定し、その擬似数を前記擬似表示手段又は演出用擬似表示手段で表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記メイン基板にて設定されるべき前記図柄の変動時間は、最低基本時間の整数倍であることを特徴とする請求項3記載のパチンコ遊技機。
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