JP2004290480A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パチンコ機12は、所定の抽選実施条件が成立すると抽選を行う抽選手段(CPU122)と、前記抽選手段による抽選結果に基づいて図柄の変動表示を行う図柄表示手段(図柄表示装置22)とを備え、前記抽選手段による抽選結果が大当たりになったことを契機として大当たり遊技状態を付与し、所定の予告条件が成立すると前記抽選手段による抽選結果を予告する予告手段(CPU140)を備えるとともに、前記予告手段による予告は図柄の変動表示毎に連続して行われ、かつ、その変動表示毎の予告の実施態様が異なることを特徴とするパチンコ機である。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばパチンコ機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機の一種としてのパチンコ機の中には、変動表示(「図柄変動」とも呼ぶ。)中にパチンコ球が始動口に入賞したことを契機として、現在行なっている変動表示を終えた後に当該始動口入賞に基づく変動表示を可能にするべく保留を行う保留機能を備えたものがある。そして、従来では、当該保留機能によって保留された変動表示を実現するごとに、各保留にかかる抽選結果に基づいて連続的に予告を行う技術が知られている(例えば特許文献1を参照)。保留数の分だけ変動表示を実現すれば、当該保留数を最大限として連続的に予告が行える。このような予告は「連続予告」と呼ばれており、一般にはほぼ同一内容の予告を変動表示中の同一の時期に行うことによって、各保留にかかる抽選結果の中に大当たりが含まれている可能性が高いことを遊技者等に対して予告している。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−47369号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のパチンコ機では、同一内容の予告を連続して行うことによって大当たりへの期待感をある程度まで高めることができるものの、変動表示毎の予告のタイミングが常に一定であるので、その一定のタイミングで予告が行われなかった場合に、遊技者がその後の遊技において大当たりに対する期待感を急激に失ってしまうという問題があった。
【0005】
本願発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、抽選結果の予告を図柄の変動表示毎に連続的に行う遊技機において、遊技者がより長く期待感等を抱き続けることのできる遊技機を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、特許請求の範囲の各請求項に記載した発明が構成される。
請求項1に記載の遊技機は、所定の抽選実施条件が成立すると抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段による抽選結果に基づいて図柄の変動表示を行う図柄表示手段とを備え、前記抽選手段による抽選結果が当たりになったことを契機として特別遊技状態を付与するように構成した遊技機において、所定の予告条件が成立すると前記抽選手段による抽選結果を予告する予告手段を備えるとともに、前記予告手段による予告は図柄の変動表示毎に連続して行われ、かつ、その変動表示毎の予告の実施態様が異なることを特徴とする遊技機である。
ここで、請求項1に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「抽選実施条件」は遊技機の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定可能な条件であって、当該条件の内容は不変または可変のいずれでもよい。例えば、所定の信号を受信したことや、抽選により所定の結果になったこと、遊技球が所定領域(例えばゲートや始動口等)に入賞または通過すること等が該当する。
(2)「特別遊技状態」は遊技者が遊技によって利益を受け得る状態を意味し、例えば「大当たり遊技」等が該当する。
【0007】
請求項1に記載の遊技機によれば、抽選結果の予告が図柄の変動表示毎に連続的に行われ、かつ、その変動表示毎の予告の実施態様が異なる。ここで、「予告の実施態様が異なる」とあるのは、例えば、▲1▼予告のタイミングが変動表示毎に異なること、▲2▼図柄表示装置に表示する予告図柄の形状・意味内容等が変動表示毎に異なることで一種のストーリー性をもっていること、▲3▼予告としてスピーカから出力する音声が変動表示毎に異なることで一種のストーリー性をもっていること、等を広く含む趣旨である。これにより、遊技者に対して「当たり」になる可能性が高いことを連続的にかつ多様な態様で予告することができる。
【0008】
また、本願の発明は、以下の[手段2]〜[手段8]に記載した発明として構成することも可能である。
[手段2] 所定の抽選実施条件が成立すると抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段による抽選結果に基づいて図柄の変動表示を行う図柄表示手段とを備え、前記抽選手段による抽選結果が当たりになったことを契機として特別遊技状態を付与するように構成した遊技機において、
所定の予告条件が成立すると前記抽選手段による抽選結果を予告する予告手段を備えるとともに、前記予告手段による予告は図柄の変動表示毎に連続して行われ、かつ、その変動表示毎の予告のタイミングが異なることを特徴とする遊技機。
[手段3] [請求項1]または[手段2]に記載の遊技機であって、
図柄表示手段による変動表示が不能な時期に抽選実施条件が成立すると当該抽選にかかる当落情報を保留する保留手段を備えるとともに、保留された当落情報に当たりが含まれる場合に予告手段による予告を行うことを特徴とする遊技機。
[手段4] [請求項1]、[手段2]、[手段3]のうちいずれか1項に記載の遊技機であって、
変動表示毎の予告のタイミングが次第に遅くなることを特徴とする遊技機。
[手段5] [請求項1]、もしくは、[手段2]から[手段4]のうちいずれか1項に記載の遊技機であって、
抽選手段を有する主制御基板と、前記主制御基板から出力される指示信号に基づいて遊技演出装置を制御する副制御基板とを備え、前記副制御基板に予告手段が設けられていることを特徴とする遊技機。
[手段6] [請求項1]、もしくは、[手段2]から[手段5]のうちいずれか1項に記載の遊技機であって、
変動表示毎の予告が所定の法則性を備えていることを特徴とする遊技機。
[手段7] [請求項1]、もしくは、[手段2]から[手段6]のうちいずれか1項に記載の遊技機であって、
抽選手段による抽選結果が当たりになる期待値に連動して変動表示毎の予告の態様が変化することを特徴とする遊技機。
[手段8] [請求項1]、もしくは、[手段2]から[手段7]のうちいずれか1項に記載の遊技機であって、
抽選手段による抽選結果が当たりになる期待値が高くなると、変動表示毎の予告の法則性が維持される確率が高くなることを特徴とする遊技機。
【0009】
上記[手段2]に記載した遊技機によれば、抽選結果の予告が図柄の変動表示毎に連続的に行われ、かつ、その予告のタイミングが一定ではなくなる。したがって、遊技者はある一定のタイミングで予告が行われなかったとしても、そのあとにまだ予告が行われるのではないかという期待感を抱くことができるので、遊技の面白みが高まるという効果がある。
【0010】
上記[手段3]に記載した遊技機によれば、保留された当落情報に当たりが含まれる場合に予告手段による予告を行うので、遊技者は抽選手段による抽選結果が当たりになることに対してより大きな期待感を抱くことができる。
【0011】
上記[手段4]に記載した遊技機によれば、変動表示毎の予告のタイミングが次第に遅くなるので、変動表示が繰り返される毎に、遊技者が当該予告を待つ時間が長くなる。これにより、一種の「焦らし」の効果によって、遊技者が抱く「当たり」に対する期待感をより一層増大させることが可能になる。
【0012】
上記[手段5]に記載した遊技機によれば、抽選手段を有する主制御基板と、前記主制御基板から出力される指示信号に基づいて遊技演出装置を制御する副制御基板とを備え、前記副制御基板に予告手段が設けられている。ここで、前記「遊技演出装置」とは、例えば画像を表示したり音声を出力するなどして主に遊技演出のために用いられる装置のことであって、例えば図柄を表示する図柄表示装置や音声を出力するスピーカ等がこれに該当する。
したがって、主制御基板とは異なる副制御基板における処理によって連続予告を実現することができるので、主制御基板側に対して過大な処理負担がかかるのが有効に防止される。
【0013】
上記[手段6]に記載した遊技機によれば、変動表示毎の予告が所定の法則性を備えている。ここで、「所定の法則性」とあるのは、例えば、▲1▼変動表示毎に表示する予告図柄の形状・意味内容等が一種のストーリー性を持つよう変化すること、▲2▼変動表示毎にスピーカ等から出力する予告としての音声が一つの曲を完成するようにフレーズとなって変化すること、などの法則性を広く含む趣旨である。したがって、連続予告に一連のストーリー性等を持たせることで一層面白い遊技を実現することができる。
【0014】
上記[手段7]に記載した遊技機によれば、抽選手段による抽選結果が当たりになる期待値に連動して変動表示毎の予告の態様が変化する。したがって、遊技者は変動表示毎の予告の態様に注目するようになるので、より一層面白い遊技を実現することができる。
【0015】
上記[手段8]に記載した遊技機によれば、抽選手段による抽選結果が当たりになる期待値が高くなると、変動表示毎の予告の法則性が維持される確率が高くなる。したがって、遊技者は変動表示毎の予告の法則性が維持されることに対して強い期待感を抱くようになるので、より一層面白い遊技を実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1及び第2の実施の形態を図面に従って説明する。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態におけるパチンコ機12の外観を示す正面図である。
図1に示すように、パチンコ機12の遊技盤14には、通過するパチンコ球を検出するゲートセンサ54を有するゲート56や、ソレノイド48によって作動される一対の可動片50を有する始動口24、ソレノイド44によって開閉可能な開閉蓋28を有する大入賞口26、図柄表示装置22(図柄表示手段)を中央に有する複合役物装置16、所定形状に形成した複数の装飾用表示器(LED等)を有する装飾表示装置20、その他に一般の入賞口,風車,障害釘などを適宜に配置する。このうち始動口24は上述した可動片50(いわゆるチューリップ)の他に、入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ46等を備える。大入賞口26は上述した開閉蓋28(いわゆるアタッカー)の他に、大入賞口開放期間(例えば20秒間)内にパチンコ球が入賞すると大当たり遊技状態を所要回数(例えば16回)内で継続可能なVゾーン(特別領域)や、当該Vゾーンに入ったパチンコ球を検出するVセンサ62等を備える。
【0017】
複合役物装置16は、普通図柄の図柄変動,特別図柄の図柄変動等を表示可能な図柄表示装置22(図柄表示手段)を有する。なお、ここでいう「図柄変動」とは、図柄を用いた変動表示のことを意味している。図柄は、例えば文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる抽選表示用図柄(特別図柄,普通図柄等)や装飾表示用図柄(装飾図柄,背景図柄等)などが該当する。なお、本実施の形態では、図柄表示装置22は液晶表示器で構成されるが、CRT,プラズマ表示器等のような他の表示器で構成されてもよい。
【0018】
図柄表示装置22の画面には、縦方向に3列の特別図柄が上から下方向に向けて流れるように変動表示される。そして、左、右、中央の順番に停止した3つの特別図柄の態様によって、始動口24にパチンコ球が入賞したことによる抽選の結果を遊技者に報知している。例えば、同じ種類の特別図柄が横一列に3つ揃って停止表示した場合は「大当たり」を報知したことになり(例えば「7,7,7」等)、それ以外の場合は「はずれ」を報知したことになる(例えば、「7,7,8」等)。このとき、最後に停止する図柄以外の2つの図柄が同じである場合が「リーチ」であり(例えば「7,↓,7」等)、抽選結果が「大当たり」である場合には、図柄変動の際にこの「リーチ」の状態を経由することになる。
また、図柄表示装置22の画面には、例えば「○」,「×」等で構成される普通図柄を表示可能な普通図柄表示部が例えば左上隅部に設けられる(図示省略)。
【0019】
パチンコ球がゲート56を通過すると、図柄表示装置22の普通図柄表示部で普通図柄を変動表示する。普通図柄の変動表示は、図柄表示装置22とは別体に遊技盤14に備えた普通図柄表示器で行う構成としてもよい。当該普通図柄表示器には、例えばセグメント素子,液晶表示器等を用いる。普通図柄の変動表示を開始してから所要の変動時間(例えば30秒間)を経過すると停止し、当該普通抽選の結果が当たりのときはソレノイド48を作動させて始動口24の可動片50を所定パターンで開放するように構成する。当該所定パターンは、例えば0.3秒間開放した後に閉じる等の動作を一回または二回以上を断続的に行う。
【0020】
また、図1に示すように、遊技盤14の下方には、タバコの吸い殻等を入れる灰皿38や、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿36、遊技者が接触しているか否かを検出するタッチセンサ34を有するハンドル32、上皿30の内部に設けられて音(音声,音楽,効果音等)を奏でるスピーカ40(音響装置)などを備える。遊技領域の周囲等には、遊技状態等に応じて発光するランプ類18(発光体)を備える。上皿30の上方には、球貸しを指示する球貸ボタン42や、残高情報等を表示する情報表示器60、球貸用プリペイドカードの返却を指示する返却ボタン64等を備える。
【0021】
次に、パチンコ機12によるパチンコ遊技を実現するために構成をした基板や装置等の接続例について図2を参照しながら説明する。なお単に「接続する」という場合には、特に断らない限り電気的に接続することを意味する。
CPU(プロセッサ)122を中心に構成したメイン制御基板120は、遊技制御プログラムや一定のデータ等を格納したROM124、乱数,特別保留数,普通保留数等のような一時的データを格納可能なRAM126等を備える。CPU122は、遊技制御プログラムを実行してパチンコ遊技を実現する。当該遊技制御プログラムには、後述する「始動口処理」,「保留処理」,「図柄変動パターン決定処理」等のような各手続きを実現するためのプログラムが含まれる。例えばROM124にはEPROMを用い、RAM126にはDRAMを用いるが、他の記録媒体(例えばEEPROM,SRAM,フラッシュメモリ,磁気カード,ICカード等)を用いてもよい。他の構成要素については周知の技術と同様であるので、図示および説明を省略する。なお、遊技制御プログラムを実行するCPU122が、本発明における「抽選手段」に対応しており、メイン制御基板120が、本発明における「主制御基板」に対応している。
【0022】
メイン制御基板120には、タッチセンサ34や払出制御基板112からの信号を受けて発射用のモータ100を駆動制御する発射制御基板110や、駆動センサ104や計数センサ106等からの信号を受けて払い出し用のモータ102を駆動制御する払出制御基板112、カードユニット10や払出制御基板112と接続してデータの送受信や情報表示器60の表示等を制御するインタフェース基板114(図2では「I/F基板」と表記する)、メイン制御基板120からの指示信号に基づいて図柄表示装置22を制御する図柄制御基板130、メイン制御基板120からの指示信号(例えば音色,音の大小,音の変化パターン等を含む指示信号)に基づいてスピーカ40を制御する音声制御基板132、ランプ類18等の表示を制御するランプ制御基板134などを接続する。これらの各基板は、いずれもメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成する。
駆動センサ104は、モータ102やパチンコ球を払い出す払出装置等の駆動状態を監視する。計数センサ106は、実際に払い出したパチンコ球の個数をカウントする。なお駆動センサ104,計数センサ106,ゲートセンサ54,始動口センサ46,Vセンサ62等には、接触型センサ(例えばリードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ等)、あるいは非接触型センサ(例えば近接センサ,光センサ,赤外線センサ等)を用いる。
【0023】
またメイン制御基板120には、上述した始動口センサ46等のほかに、パチンコ機12の外部装置に信号(例えば大当たり,図柄確定,確変中等のような遊技情報を含む)を伝達可能な外部端子板108などを直接に接続する。さらにメイン制御基板120から離れた位置に備えた装置(例えばゲートセンサ54、Vセンサ62、ソレノイド44,48等)は、信号中継用の中継端子板136を介して接続する。ソレノイド44の作動を制御することにより、開閉蓋28を矢印D2方向に往復運動させて開閉を行うことができる。同様にしてソレノイド48の作動を制御することにより、可動片50を矢印D4方向に往復運動させて開閉(ただし閉状態でも始動口24への入球は可能)を行うことができる。
【0024】
図柄制御基板130はCPU140を中心に構成し、表示制御プログラムや所要のデータ等を格納するROM142、メイン制御基板120からの受信データ,抽選データ等の一時的データを格納するRAM144等を備える。
図柄制御基板130には、図柄を予め記憶しておき表示コマンド等を受けて生成するキャラクタジェネレータや、CPU140から送られた表示情報を受けて図柄表示装置22に図柄を表示するVDP(Video Display Processor)等を有する。当該VDPは、二以上のレイヤーで独立に表示/非表示を制御可能なものが望ましい。
CPU140は、ROM142に格納した表示制御プログラムを実行して図柄表示装置22の画面に図柄を表示する。ROM142にはEPROMを用い、RAM144にはDRAMを用いるが、上述した他種のメモリを任意に用いてもよい。なお、図柄制御基板130が、本発明における「副制御基板」に対応しており、この図柄制御基板130によって制御される図柄表示装置22が、本発明における「遊技演出装置」に対応している。
【0025】
上述のように構成したパチンコ機12において、本発明を実現するべくメイン制御基板120と図柄制御基板130で実行する手続きについて、図3〜図8のフローチャートを参照しながら説明する。ここで図3には始動口24へパチンコ球が入賞してからの処理を実現する「始動口処理」の手続きを、図4には始動口24への入賞をきっかけとして生成された各種の乱数を保留データとして記憶する「保留処理」の手続きを、図5には特別図柄の図柄変動パターンを決定する「図柄変動パターン決定処理」の手続きを、図6には図柄表示装置22の画面において連続予告表示を開始させる「連続予告開始処理」の手続きを、図7には図柄表示装置22の画面に連続的に予告を表示するための「連続予告表示処理」の手続きを、図8には連続予告表示を停止させるための「連続予告停止処理」の手続きをそれぞれフローチャートで示す。
これらの処理のうち、「始動口処理」,「保留処理」,「図柄変動パターン決定処理」は、メイン制御基板120(CPU122)においてそれぞれ実行する。また、「連続予告開始処理」,「連続予告表示処理」,「連続予告停止処理」は、図柄制御基板130(CPU140)においてそれぞれ実行する。
【0026】
図3に示す始動口処理では、まず始動口24にパチンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。ここでいう「入賞」とは、パチンコ球の入球により賞球が払い出される場合の「入球」のことを指している。例えば始動口センサ46からの検出信号があれば入賞した(YES)と判別し、当該検出信号がなければ入賞していない(NO)と判別する。もし始動口24にパチンコ球が入賞すると(YES)、当該入賞ごとに対応して各種乱数を取得する〔ステップS12〕。始動口24にパチンコ球が入賞していなければ(NO)、ステップS18に進む。
【0027】
ステップS12で取得する乱数は、カウンタ等を用いて生成されるソフトウェア乱数と、発振器等を用いて生成されるハードウェア乱数とのいずれか一方または双方を用いる。この乱数には、例えば大当たりか否かを決定する「当落判定用乱数RA」や、図柄変動を停止した後に確定して停止表示する大当たり図柄(例えば[3,3,3]や[7,7,7]等のようなゾロ目の図柄パターンなど)を特定する「停止図柄用乱数RB」、特別図柄の図柄変動においてリーチ状態を経由させるか否かを決定する「リーチ判定用乱数RC」などが含まれる。
ステップS12において各種乱数を取得すると、入賞に対応する賞球を払い出すべく払出制御基板112に対して払出コマンドを送信し〔ステップS14〕、次の「保留処理」を実行する〔ステップS16〕。当該保留処理の具体的な手続きについて、図4を参照しながら説明する。
【0028】
図4に示す保留処理では、まず、ステップS12において読み込んだ各種の乱数をRAM126に一時的に記憶する処理が実行される〔ステップS30〕。このRAM126に記憶された各種の乱数は、後のステップにおいて大当たり判定や図柄変動パターンの決定などに用いられてその後に消去される。なお、各種の乱数を一時的に記憶しておくためのRAM126が、本発明における「保留手段」に対応している。また、RAM126に記憶されて後のステップにおいて大当たり判定に用いられる当落判定用乱数RAが、本発明における「当落情報」に対応している。
次に、図柄表示装置22の画面において変動表示が不能か否かが判定される〔ステップS32〕。変動表示が不能とは、図柄表示装置22の画面において前回までの図柄変動が継続中であるときや大当たり遊技中であるときに、今回の入賞に対応した図柄変動を直ちに開始できない状態のことを指している。そして、変動表示不能であると判定したときは(ステップS32のYES)、次のステップS34に進み、変動表示不能ではない(つまり変動表示可能)と判定したときは(ステップS32のNO)、そのまま保留処理の手続きを終了する〔リターン〕。
【0029】
ステップS32において変動表示が不能であると判定されたときに進むステップS34では、現在の保留数が上限値に達しているか否かが判定される。なお、ここでいう「保留数」とは、図柄表示装置22において変動表示中であるため次の図柄変動を開始できないときなどに、ステップS12において読み込んだ各種の乱数を保留データとしてRAM126に記憶した数のことである。本実施の形態では、保留数の上限値が4つに設定されている。
現在の保留数が上限値に達しているときは(ステップS34のYES)、これ以上は保留できないため保留処理を終える〔リターン〕。現在の保留数が上限値に達していないときは(ステップS34のNO)、保留数を1増やす処理を実行し〔ステップS36〕、この保留数が1増えた結果を遊技者に報知するべく保留数表示コマンドを図柄制御基板130に送信する〔ステップS38〕。
【0030】
上述した保留処理を終えて図3のフローチャートに戻ると、今回の入賞に対応した図柄変動のパターンを決定するべく「図柄変動パターン決定処理」を実行する〔ステップS18〕。当該図柄変動パターン決定処理の具体的な手続きについて図5のフローチャートを参照しながら説明する。
【0031】
図5に示す図柄変動パターン決定処理では、まず、RAM126に記憶されている各種乱数(当落判定用乱数RA,停止図柄用乱数RB,リーチ判定用乱数RC)の読み出しを行い〔ステップS40〕、その読み出した各種乱数に基づいて図柄変動パターンの決定を行う〔ステップS42〕。具体的には、例えば、当落判定用乱数RAに基づいて大当たりか否かを特定し、停止図柄用乱数RBに基づいて変動表示後に確定して停止表示する停止図柄の種類を特定し、リーチ判定用乱数RCに基づいてリーチ状態を経由するか否かを特定し、これらのすべての条件を満たすような図柄変動の態様(図柄変動パターン)をROM124に記憶されたテーブル等から読み出しすることで決定する。図柄変動パターンを決定すると、決定した図柄変動パターンに関する情報を含む表示指示信号を図柄制御基板130に送信し〔ステップS44〕、保留数が0でなければ保留数を1減らす演算処理を実行する〔ステップS46〕。保留数を1減算すると、減算した保留数を遊技者に報知するべく保留数表示コマンドを図柄制御基板130に送信する〔ステップS48〕。図柄制御基板130に保留数表示コマンドを送信すると、図柄変動パターン決定処理を終了する〔リターン〕。
【0032】
図柄変動パターン決定処理を終えて図3のフローチャートに戻ると、今回の抽選結果が大当たりか否か(すなわち当落判定用乱数RA=所定の当選値であるか否か)を判定する〔ステップS20〕。もし大当たりならば(ステップS20でYES)、大当たり遊技を実現して賞球を得る機会を遊技者に与えるべく「大当たり処理」を実行する〔ステップS22〕。もし大当たりではないならば(ステップS20でNO)、そのまま始動口処理を終了する〔リターン〕。
ステップS22の「大当たり処理」では、遊技者に対して大当たり遊技を付与するための処理が実行される。具体的には、例えば、大入賞口26の開閉蓋28を所要期間(一例として30秒間)だけ開放し、当該大入賞口26等に入賞したパチンコ球の数に応じて賞球を払い出す等の処理を実行する。当該大当たり処理の具体的な手続きは周知であるので、その説明および図示を省略する。
ステップS22の大当たり処理が終了すると、メイン制御基板120で実行していた「始動口処理」を終了する(図3のフローチャートの〔リターン〕)。
【0033】
次に、図柄制御基板130のCPU140において実行する「連続予告開始処理」の具体的な手続きについて、図6のフローチャートを参照しながら説明する。なお、この「連続予告開始処理」は、ステップS36の手続きにおいて保留数が1増える毎に、メイン制御基板120からの指示信号を図柄制御基板130が受信することでその都度実行される処理である。
図6のフローチャートに示す連続予告開始処理では、まず、現在の保留数が最大値(すなわち4つ)に到達しているか否かを判定する〔ステップS50〕。現在の保留数が4つに到達していると判定した場合には(ステップS50のYES)、次のステップS52に進む。
ステップS52の手続きでは、連続予告表示を行うか否かを判定する。連続予告表示を行うか否かは、例えば乱数抽選によってまったくランダムに決定してもよいし、例えばパチンコ機12の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定可能な条件の下で決定してもよい。ただし、既に連続予告表示が実行中である場合には、重複して実行することができないので、連続予告表示を行わないと判定する。
そして、連続予告表示を行うと判定した場合には(ステップS52のYES)、ステップS54の「連続予告表示処理」の手続きに進む。連続予告表示を行わないと判定した場合には(ステップS52のNO)、そのまま図6のフローチャートにおける「連続予告開始処理」を終了する〔リターン〕。
【0034】
ステップS54の「連続予告表示処理」の具体的な手続きについて、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
図7のフローチャートに示す「連続予告表示処理」では、まず、最大連続予告回数を決定する〔ステップS60〕。この「最大連続予告回数」は、特別図柄の変動表示毎に液晶表示装置22の画面に表示する連続予告の最大の回数のことであり、保留数の最大値である4回を限度として決定される。この「最大連続予告回数」は、{「1回」,「2回」,「3回」,「4回」}の中から例えば乱数抽選等によってランダムに決定してもよいし、例えば遊技状態等に応じて適切に設定可能な条件の下で決定してもよい。本実施の形態では、この「最大連続予告回数」が「4回」に決定された場合を想定して以降の説明を続ける。
【0035】
ステップS60において最大連続予告回数を決定すると、次に、図柄表示装置22の画面に表示する連続予告表示の「予告タイミング」を決定する。これにより、例えばある特定の図柄変動において、その図柄変動の期間中のどのタイミングで予告表示を行うかを決定することができる。本実施の形態では、この連続予告表示の「予告タイミング」が、例えば以下の[表1]のように決定された場合を想定して以降の説明を続ける。
【0036】
【表1】
【0037】
上記の[表1]において、「連続予告回数」とあるのは、連続予告表示が始まってから何回目の予告表示であるかを示す数である。また、「予告タイミング」とあるのは、1回目から4回目の各図柄変動において予告表示を行うタイミングを示しており、それぞれの図柄変動が始まってからの時間数(秒数)として表示されている。
【0038】
ステップS62において予告タイミングを決定すると、次に、図柄表示装置22に予告表示指示信号を送信する〔ステップS64〕。この予告表示指示信号には、上述のステップ60,ステップS62で決定した「最大連続予告回数」,「予告タイミング」等の情報が含まれており、これらの情報が送信されることにより、図柄表示装置22の画面において連続予告を表示する処理が開始される。
なお、本実施の形態において、連続予告を表示するための「連続予告表示処理」を実行するCPU140が、本発明における「予告手段」に対応している。
そして、ステップS64の手続きが終了すると、図7のフローチャートにおける「連続予告表示処理」が終了する〔リターン〕。
【0039】
次に、図柄制御基板130のCPU140において実行する「連続予告停止処理」の具体的な手続きについて、図8のフローチャートを参照しながら説明する。なお、この「連続予告停止処理」は、図柄表示装置22の画面において連続予告表示が実行中である場合に、図柄変動が開始される毎にその都度実行される処理である。
図8のフローチャートに示す連続予告停止処理では、まず、現在の連続予告回数が最大連続予告回数を上回っているか否かを判定する〔ステップS70〕。ここで、「連続予告回数」とあるのは、前述したように、連続予告表示が始まってから何回目の予告表示であるかを示す数のことであり、1回目から4回目の各図柄変動中に1回の予告表示が終了する毎に1加算されて内部的なカウンタ等によって記憶されるものである。最大連続予告回数は、ステップS60において「4回」と決定されているので、連続予告回数が4回を上回っていないと判定した場合には(ステップS70のNO)、このまま図8のフローチャートにおける「連続予告停止処理」を終了する〔リターン〕。連続予告回数が4回を上回っている(つまり5回以上)と判定した場合には(ステップS70のYES)、次のステップS72の手続きに進む。
【0040】
ステップS72の手続きでは、今回の図柄変動にかかる当落判定用乱数RAに基づく抽選結果が大当たりであるか否かを判定する。具体的には、ステップS20の手続きにおいて当落判定用乱数RAに基づく抽選結果が既に判定されているので、このステップS20における抽選結果がメイン制御基板120から図柄制御基板130に送信される。当落判定用乱数RAに基づく抽選結果が「大当たり」であると判定した場合には(ステップS72のYES)、次のステップS74の手続きに進み、図柄表示装置22に予告表示指示信号を送信することによって、前回行った予告表示(4回目の予告表示)と同一の予告表示をもう一回だけ行うための処理を実行する(その理由は後で詳述する)。その一方、当落判定用乱数RAに基づく抽選結果が「大当たり」ではないと判定した場合には(ステップS72のNO)、次のステップS76の手続きに進み、図柄表示装置22に予告表示停止信号を送信することによって、ステップS64の手続きにおいて開始された連続予告表示を停止するための処理を実行する。
ステップS74もしくはステップS76の手続きが終了すると、図8のフローチャートにおける「連続予告停止処理」が終了する〔リターン〕。
【0041】
次に、本実施の形態におけるパチンコ機12において、図柄表示装置22の画面(以下、単に「画面」と称する場合がある)に表示する図柄変動の具体的な態様の一例を、図9〜図13を参照しながら説明する。
まず、始動口24にパチンコ球が入賞すると、図柄表示装置22の画面において特別図柄の変動表示が開始される。画面の下部には、現時点における保留数を表示するための保留数表示部70が設けられている。図9の時点において、保留数表示部70には、「1」、「2」、「3」、「4」という4つの数字が左から順番に並べて表示されている。つまり、図9の時点における保留数は4つであり、これらの保留は左から順番に消化されて次々と図柄変動が繰り返される。
【0042】
図柄表示装置22の画面において図柄変動が開始されてから3秒間が経過すると、図10に示すように、画面の上部には例えばUFOなどのキャラクター形状を模した予告図柄72aが瞬間的に(例えば1秒間だけ)表示される。この予告図柄72は、現時点における4つの保留の中に「大当たり」が含まれている可能性が高いことを遊技者に対して予告するための図柄であり、1回目から4回目までの図柄変動毎に連続的に表示される。
画面の上部に予告図柄72aが表示された後、図11に示すように、図柄表示装置22の画面には「7,3,7」のハズレ図柄配列が停止表示される。つまり、今回の図柄変動にかかる抽選結果は「ハズレ」である。今回の図柄変動が終了すると、次の保留データがRAM126から読み出しされて、図柄表示装置22の画面において次の図柄変動が開始される。
【0043】
図柄表示装置22の画面において2回目の図柄変動が開始されると、保留数が1減算されて3つになるので、図12に示すように、画面の下部の保留数表示部70には「1」,「2」,「3」の3つの数字が左から順番に並べて表示される。図柄変動が開始されてから5秒間が経過すると、1回目の予告表示と同様に、UFOなどのキャラクター形状を模した予告図柄72bが図柄表示装置22の画面の上部に瞬間的に表示される。
以後同様に、3回目の図柄変動が開始されてから7秒間が経過すると、図柄表示装置22の画面の上部に3回目の予告図柄72cが表示され、4回目の図柄変動が開始されてから10秒間が経過すると、図柄表示装置22の画面の上部に4回目の予告図柄72dが表示される。
4回目の予告図柄72dが表示されてから所定時間が経過すると、図13に示すように、図柄表示装置22の画面には「7,7,7」の大当たり図柄配列が停止表示される。つまり、4回目の図柄変動にかかる抽選結果は「大当たり」であるので、(ステップS20のYES)、遊技者に大当たり遊技を付与するべく大当たり処理が実行される(ステップS22)。
【0044】
図14は、上述した1回目から4回目の各図柄変動中において、予告図柄72a〜72dをどのタイミングで表示するのかを示したタイムチャートである。図14において、上から1番目から4番目の各横軸には、1回目から4回目の各図柄変動が開始されてから終了するまでの時間の流れを示している。
なお、図14のタイムチャートでは、1回目から4回目の各図柄変動に要する時間が同一である場合を想定しているが、図柄変動が開始されてから終了するまでの時間がまちまちであったとしても同様の説明が成立する。
【0045】
図14のタイムチャートにおける上から1番目の横軸について説明すると、1回目の図柄変動が開始されてから3秒間経過したタイミングで予告図柄72aが表示され、1回目の図柄変動にかかる抽選結果は「ハズレ」である。
上から2番目の横軸について説明すると、2回目の図柄変動が開始されてから5秒間経過したタイミングで予告図柄72bが表示され、2回目の図柄変動にかかる抽選結果は「ハズレ」である。
上から3番目の横軸について説明すると、3回目の図柄変動が開始されてから7秒間経過したタイミングで予告図柄72cが表示され、3回目の図柄変動にかかる抽選結果は「ハズレ」である。
上から4番目の横軸について説明すると、4回目の図柄変動が開始されてから10秒間経過したタイミングで予告図柄72dが表示され、4回目の図柄変動にかかる抽選結果は「大当たり」である。
【0046】
ここで他の例として、4回目の図柄変動にかかる抽選結果が「大当たり」になるのではなく、3回目の図柄変動にかかる抽選結果が「大当たり」になった場合の遊技の流れを、図15のタイムチャートを参照しながら説明する。
図15のタイムチャートにおける上から1番目の横軸について説明すると、1回目の図柄変動が開始されてから3秒間経過したタイミングで予告図柄72aが表示され、1回目の図柄変動にかかる抽選結果は「ハズレ」である。
上から2番目の横軸について説明すると、2回目の図柄変動が開始されてから5秒間経過したタイミングで予告図柄72bが表示され、2回目の図柄変動にかかる抽選結果は「ハズレ」である。
上から3番目の横軸について説明すると、3回目の図柄変動が開始されてから7秒間経過したタイミングで予告図柄72cが表示され、3回目の図柄変動にかかる抽選結果は「大当たり」である。したがって、3回目の図柄変動が終了すると、ステップS22の「大当たり処理」が実行されて遊技者に対して大当たり遊技が付与される。
この場合、4回目の予告図柄72dを表示することには意味がなくなるので(既に大当たりになったのだから、「大当たり」の連続予告をする意味がない)、3回目の図柄変動が終了した時点において、「連続予告表示処理」が終了することになる。
【0047】
さらに他の例として、4回目の図柄変動にかかる抽選結果が「ハズレ」になり、かつ、5回目の図柄変動にかかる抽選結果が「大当たり」になった場合の遊技の流れを、図16のタイムチャートを参照しながら説明する。
図16のタイムチャートにおける上から1番目の横軸について説明すると、1回目の図柄変動が開始されてから3秒間経過したタイミングで予告図柄72aが表示され、1回目の図柄変動にかかる抽選結果は「ハズレ」である。
上から2番目の横軸について説明すると、2回目の図柄変動が開始されてから5秒間経過したタイミングで予告図柄72bが表示され、2回目の図柄変動にかかる抽選結果は「ハズレ」である。
上から3番目の横軸について説明すると、3回目の図柄変動が開始されてから7秒間経過したタイミングで予告図柄72cが表示され、3回目の図柄変動にかかる抽選結果は「ハズレ」である。
上から4番目の横軸について説明すると、4回目の図柄変動が開始されてから10秒間経過したタイミングで予告図柄72dが表示され、4回目の図柄変動にかかる抽選結果は「ハズレ」である。ステップS60において決定した最大連続予告回数は「4回」であるので、本来であればこの時点で連続予告表示は終了するはずである。
しかしながら、もし次の図柄変動(5回目の図柄変動)にかかる抽選結果が「大当たり」である場合には、5回目の予告表示を行わずに抽選結果が「大当たり」になるというのはあまりに不自然であるので、本実施の形態では、この5回目の図柄変動でも4回目の図柄変動のときと同様の予告表示をもう一回だけ例外的に行うことにする。すなわち、連続予告回数が最大連続予告回数である4回を上回っており(ステップS70のYES)、かつ、当落判定用乱数RAに基づく抽選結果が「大当たり」である場合には、図16のタイムチャートにおける上から5番目の横軸に示すように、図柄変動の開始から10秒間経過したタイミングで予告図柄72eを表示し(ステップS74)、「7,7,7」等の大当たり図柄配列を表示することで遊技者に対して「大当たり」であることを報知する。
【0048】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態の一部を変更した応用例である。したがって、変更した部分以外は第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0049】
第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、図3のフローチャートに示す「始動口処理」、図4のフローチャートに示す「保留処理」、図5のフローチャートに示す「図柄変動パターン決定処理」が、メイン制御基板120のCPU122においてそれぞれ実行される。また、第1の実施の形態と同様に、図7のフローチャートに示す「連続予告表示処理」、図8のフローチャートに示す「連続予告停止処理」が、図柄制御基板130のCPU140においてそれぞれ実行される。ただし、連続予告表示を開始させるための「連続予告開始処理」のみが第1の実施の形態とは大きく異なっており、図6のフローチャートに示す「連続予告開始処理」ではなく、図17のフローチャートに示す「連続予告開始処理」が図柄制御基板130のCPU140において実行される。
【0050】
図17のフローチャートに示す「連続予告開始処理」の具体的な手続きについて説明する。なお、この「連続予告開始処理」は、ステップS36の手続きにおいて保留数が1増える毎に、メイン制御基板120からの指示信号を図柄制御基板130が受信することでその都度実行される処理である。
図17のフローチャートに示す連続予告開始処理では、まず、現在の保留数が最大値(すなわち4つ)に到達しているか否かを判定する〔ステップS110〕。現在の保留数が4つに到達していると判定した場合には(ステップS110のYES)、次のステップS112に進む。
【0051】
ステップS112の手続きでは、現時点の4つの保留の中に「大当たり」が含まれているか否かを判定する。すなわち、ステップS12において取得された各種の乱数は、保留データとしてRAM126の内部に古いものから順番に記憶されているのであるが、本実施の形態では、このRAM126に記憶された保留データがメイン制御基板120から図柄制御基板130に送信される。これにより、図柄制御基板130のCPU140においても当落判定用乱数RAに基づく大当たりの判定を行えるようになっている。そして、4つの保留の中に「大当たり」が含まれていると判定した場合には(ステップS112のYES)、次のステップS114に進む。保留の中に「大当たり」が含まれていないと判定した場合には(ステップS112のNO)、次のステップS118に進む。
【0052】
ステップS114では、連続予告表示を行うか否かの判定を行う。このステップS114の判定では、RAM126に記憶された保留の中に大当たりが含まれていることが既に判明しているので(ステップS112でYESだから)、保留の中に大当たりが含まれていない場合よりも比較的高い確率で連続予告表示を行うように判定を行う。
そして、連続予告表示を行うと判定した場合には(ステップS114のYES)、次のステップS116に進み、図7のフローチャートに示す「連続予告表示処理」を実行する。連続予告表示を行わないと判定した場合には(ステップS114のNO)、そのまま図17のフローチャートにおける「連続予告開始処理」を終了する〔リターン〕。
【0053】
ステップS118では、「ガセ」を行うか否かの判定を行う。この「ガセ」とは、RAM126に記憶された保留の中に大当たりが含まれていないにも関わらず実行する連続予告表示のことである。つまり、遊技者にとっては、連続予告表示にはこのような「ガセ」も含まれているので、連続予告表示が行われたとしても「ハズレ」になる可能性があるという緊迫感のある遊技を楽しむことができる。このステップS118の「ガセ」の判定では、RAM126に記憶された保留の中に大当たりが含まれていないことが既に判明しているので(ステップS112でNOだから)、保留の中に大当たりが含まれている場合よりも比較的低い確率で「ガセ」としての連続予告表示を行うように、例えば乱数抽選等により判定を行う。
そして、「ガセ」を行うと判定した場合には(ステップS118のYES)、次のステップS120に進み、図7のフローチャートに示す「連続予告表示処理」を実行する。「ガセ」を行わないと判定した場合には(ステップS118のNO)、そのまま図17のフローチャートにおける「連続予告開始処理」を終了する〔リターン〕。
【0054】
この第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、図7のフローチャートに示す「連続予告表示処理」が実行される。ただし、ステップS60〜ステップS64の各ステップにおける実際の処理内容は第1の実施の形態と異なっているので、以下では、この第2の実施の形態における「連続予告表示処理」の具体的な手続きについて説明する。
図7のフローチャートに示す「連続予告表示処理」では、まず、最大連続予告回数を決定する〔ステップS60〕。この「最大連続予告回数」は、特別図柄の変動表示毎に液晶表示装置22の画面に表示する連続予告の最大の回数のことであり、保留数の最大値である4回を限度として決定される。ここで、ステップS112の手続きにおいて保留の中に「大当たり」が含まれていると判定されている場合には(ステップS112のYES)、この「大当たり」の保留まで連続予告表示が継続するように「最大連続予告回数」の決定を行う。例えば、現時点の4つの保留のうち、3番目の保留にかかる抽選結果が「大当たり」である場合には、この3番目の保留まで連続予告表示が継続するように、「最大連続予告回数」が3回に決定される。その一方、ステップS112の手続きにおいて保留の中に「大当たり」が含まれていないと判定されている場合には(ステップS112のNO)、「最大連続予告回数」が例えば{「1回」,「2回」,「3回」,「4回」}の中から乱数抽選等によってランダムに決定される。
【0055】
ステップS60において最大連続予告回数を決定すると、次に、図柄表示装置22の画面に表示する連続予告表示の「予告タイミング」を決定する。これにより、例えばある特定の図柄変動において、その図柄変動の期間中のどのタイミングで予告表示を行うかを決定することができる。本実施の形態では、この連続予告表示の「予告タイミング」が、1回目〜4回目の図柄変動毎に乱数抽選等によってランダムによって決定される。つまり、図柄変動毎の「予告タイミング」は、1回目の予告表示が開始される時点で予め決まっているのではなく、1回目〜4回目の各図柄変動が開始される毎にその都度ランダムに決定される。したがって、この第2の実施の形態では、最大連続予告回数が4回である場合には、例えば以下の[表2]のように「予告タイミング」がランダムに決定される。
【0056】
【表2】
【0057】
上記の[表2]において、「連続予告回数」とあるのは、連続予告表示が始まってから何回目の予告表示であるかを示す数である。また、「予告タイミング」とあるのは、1回目から4回目の各図柄変動において予告表示を行うタイミングを示しており、それぞれの図柄変動が始まってからの時間数(秒数)として表示されている。
【0058】
ステップS62において予告タイミングを決定すると、次に、図柄表示装置22に予告表示指示信号を送信する〔ステップS64〕。この予告表示指示信号には、上述のステップ60,ステップS62で決定した「最大連続予告回数」,「予告タイミング」等の情報が含まれており、これらの情報が送信されることにより、図柄表示装置22の画面において連続予告を表示する処理が開始される。
ステップS64の手続きが終了すると、図7のフローチャートにおける「連続予告表示処理」が終了する〔リターン〕。
【0059】
なお、この第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、図8のフローチャートに示す「連続予告停止処理」が実行される。ただし、ステップS70〜ステップS76の各ステップにおける実際の処理内容は第1の実施の形態とほぼ同様であるので、具体的な説明は省略する。
【0060】
上記[第1の実施の形態]及び[第2の実施の形態]おけるパチンコ機12によれば、例えば以下の(1)〜(4)に説明する効果を達成できる。
(1)当落判定用乱数RAに基づく抽選結果の予告表示が図柄の変動表示毎に連続的に行われ、かつ、その予告表示のタイミングが一定ではなくなる。したがって、遊技者はある一定のタイミングで予告表示が行われなかったとしても、そのあとにまだ予告表示が行われるのではないかという期待感を抱くことができるので、パチンコ遊技の面白みが飛躍的に高まるという効果がある。
(2)上記[第2の実施の形態]によれば、RAM126に記憶された保留データの中に大当たりが含まれる場合に連続予告表示を行うので、遊技者は保留にかかる抽選結果が「大当たり」になることに対してより強い期待感を抱くことができる。
(3)上記[第1の実施の形態]によれば、変動表示毎の「予告タイミング」が次第に遅くなるので、変動表示が繰り返される毎に、遊技者が当該連続予告を待つ時間が長くなる。これにより、一種の「焦らし」の効果によって、遊技者が抱く「当たり」に対する期待感をより一層増大させることが可能になる。
(4)また、「連続予告開始処理」、「連続予告表示処理」及び「連続予告停止処理」は、メイン制御基板120とは別個に設けられた図柄制御基板130において独立に実行する処理なので、メイン制御基板120に過大な処理負荷や記憶容量負荷がかかるのが有効に防止される。
【0061】
〔他の実施の形態〕
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば以下の態様で実施することも可能である。
【0062】
上記実施の形態では、液晶表示器等で構成される図柄表示装置22の画面に保留数表示部70が設けられている例を示したが、このような態様に限定するものではない。例えば、図柄表示装置22の下部に4つのLED表示器を設け、このLED表示器の点灯数によって現時点の保留数を表示することもできる。
【0063】
また、上記実施の形態では、UFO等のキャラクター形状を模した予告図柄72a〜72eを表示することによって、保留の中に「大当たり」が含まれている可能性が高いことを予告する例を示したが、このような態様に限定するものではない。
例えば、スピーカ40から所定の予告タイミングで音を出力したり、あるいは、装飾表示装置20を所定の予告タイミングで発光させることによっても、予告図柄72a〜72eを表示するのと同様に、遊技者に対する大当たりの「予告」としての効果を発揮させることが可能である。
【0064】
また、上記実施の形態では、UFO等のキャラクター形状を模した予告図柄72a〜72eを連続的に表示することによって、保留の中に「大当たり」が含まれている可能性が高いことを予告する例を示したが、このような態様に限定するものではない。例えば、連続的に表示する予告図柄の形状を変化させることによって、この連続予告表示の態様に一種のストーリー性(法則性)を持たせるようにしてもよい。このようなストーリー性を持たせるための一態様として、例えば、1回目の予告図柄として「大」の文字図柄を表示し、2回目の予告図柄として「当」の文字図柄を表示し、3回目の予告図柄として「た」の文字図柄を表示し、4回目の予告図柄として「り」の文字図柄を表示すれば、1回目〜4回目の連続予告表示によって「大当たり」という概念を報知できるという一種のストーリー性を持たせることができるので、これによってより面白いパチンコ遊技を実現することができる。
その他にも、例えば、所定のキャラクター形状を模した予告図柄を変動表示毎に連続的に表示し、この変動表示毎の予告図柄を徐々に大きく表示することで一種のストーリー性(法則性)を持たせることができる。また、例えば、所定のキャラクター形状を模した予告図柄を変動表示毎に連続的に表示し、この変動表示毎の予告図柄(キャラクター)を徐々に成長するように表示することで一種のストーリー性(法則性)を持たせることができる。
さらに、連続予告に「法則性」を持たせるための別の態様として、例えば、1回目〜4回目の連続予告として、ある曲のフレーズが順番に流れるようにスピーカ40から音を出力することもできる。これにより、1回目〜4回目の連続予告全体によって1つの曲が完成するという一種の法則性(ストーリー性)を持たせることができる。
【0065】
また、上記実施の形態では、予告図柄72a〜72dを表示する「予告タイミング」が次第に遅くなったり([表1]参照)、「予告タイミング」がその都度ランダムに決定される例を示したが([表2])、このような態様に限定するものではない。例えば、予告図柄を表示する「予告タイミング」と、保留の中に「大当たり」が含まれている期待値(確率)とを連動させるようにしてもよい。
具体的に説明すると、例えば、保留の中に「大当たり」が含まれている場合には、1回目から4回目の予告図柄72a〜72dを表示する「予告タイミング」が比較的長い時間(例えば10秒間)になるように設定を行うことができる。反対に、保留の中に「大当たり」が含まれていない場合には、1回目から4回目の予告図柄72a〜72dを表示する「予告タイミング」が比較的短い時間(例えば3秒間)になるように設定を行うことができる。このようにすれば、遊技者は予告を待つ時間が長ければ長いほど「大当たり」になる確率が高くなると認識するので、より一層面白いパチンコ遊技を実現することができる。
【0066】
また、上記第1の実施の形態では、予告図柄72a〜72dを表示する予告タイミングが、「3秒間→5秒間→7秒間→10秒間」のように「次第に遅くなる」という一種の法則性が維持される例を示したが、このような態様に限定するものではない。例えば、予告図柄72a〜72dを表示する予告タイミングが、「3秒間→5秒間→7秒間→3秒間」のように「次第に遅くなる」という法則性が破られる態様であっても本発明を適用できる。この場合、4番目の図柄変動にかかる抽選結果が大当たりである場合に連続予告の法則性が維持される確率が高くなり(つまり、予告タイミングが「3秒間→5秒間→7秒間→10秒間」となる確率が高くなる)、4番目の図柄変動にかかる抽選結果がハズレである場合に連続予告の法則性が破られる確率が高くなる(つまり、予告タイミングが「3秒間→5秒間→7秒間→3秒間」となる確率が高くなる)ように設定することが好ましい。このように設定すれば、遊技者は変動表示毎の予告の法則性が維持されることに対して強い期待感を抱くようになるので、より一層面白いパチンコ遊技を実現することができる。
【0067】
また、上記実施の形態では、保留数が最大値に到達することを1つの条件として連続予告表示を開始する例を示したが(ステップS50,S110参照)、このような態様に限定するものではない。保留数がいくつであっても連続予告表示を開始してもよいし、保留数の範囲内であれば何回の連続予告表示を行ってもよい。
【0068】
また、上記実施の形態における図3〜図8,図17に示すフローチャートは、本発明を実施するための処理手順の一例を示したものである。したがって、その他の異なるアルゴリズム等を用いて同様の機能を実現することにより、本発明を実施し得ることは勿論である。
【0069】
また、上記実施の形態では、遊技機としての第1種パチンコ機に本発明を適用した例を示したが、第2種パチンコ機や第3種パチンコ機に対しても本発明を適用し得る。また、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)に対しても本発明を適用し得る。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、抽選結果の予告を図柄の変動表示毎に連続的に行う遊技機において、遊技者がより長く期待感等を抱き続けることのできる遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】各種の基板と装置にかかる概略構成を示すブロック図である。
【図3】始動口処理の手続きを示すフローチャートである。
【図4】保留処理の手続きを示すフローチャートである。
【図5】図柄変動パターン決定処理の手続きを示すフローチャートである。
【図6】連続予告開始処理の手続きを示すフローチャートである。
【図7】連続予告表示処理の手続きを示すフローチャートである。
【図8】連続予告停止処理の手続きを示すフローチャートである。
【図9】図柄表示装置の画面に表示する図柄変動の具体的な態様の一例を示す図である。
【図10】図柄表示装置の画面に表示する図柄変動の具体的な態様の一例を示す図である。
【図11】図柄表示装置の画面に表示する図柄変動の具体的な態様の一例を示す図である。
【図12】図柄表示装置の画面に表示する図柄変動の具体的な態様の一例を示す図である。
【図13】図柄表示装置の画面に表示する図柄変動の具体的な態様の一例を示す図である。
【図14】予告図柄をどのタイミングで表示するのかを示すタイムチャートである。
【図15】予告図柄をどのタイミングで表示するのかを示すタイムチャートである。
【図16】予告図柄をどのタイミングで表示するのかを示すタイムチャートである。
【図17】第2の実施の形態における連続予告開始処理の手続きを示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 パチンコ機(遊技機)
14 遊技盤
16 複合役物装置
18 ランプ類
22 図柄表示装置
24 始動口
26 大入賞口
40 スピーカ
70 保留数表示部
72a〜72e 予告図柄
120 メイン制御基板
122 CPU(抽選手段)
126 RAM(保留手段)
130 図柄制御基板
132 音声制御基板
134 ランプ制御基板
140 CPU(予告手段)
Claims (1)
- 所定の抽選実施条件が成立すると抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段による抽選結果に基づいて図柄の変動表示を行う図柄表示手段とを備え、前記抽選手段による抽選結果が当たりになったことを契機として特別遊技状態を付与するように構成した遊技機において、
所定の予告条件が成立すると前記抽選手段による抽選結果を予告する予告手段を備えるとともに、前記予告手段による予告は図柄の変動表示毎に連続して行われ、かつ、その変動表示毎の予告の実施態様が異なることを特徴とする遊技機。
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