JP2004073150A - 餃子製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動力部が収容された装置フレームから各機構部を簡単に取り外し、再度組み立てることができる餃子製造装置を提供することをその課題としている。
【解決手段】装置フレーム2内部に収容した動力部4と、装置フレーム2外側面に取り付けた機構部3とを備え、機構部3は、具を棒状に成形しながら送る具供給ユニット6と、生地をチューブ状に成形しながら送ると共に、具を生地の中空内部に受け入れる生地供給ユニット7と、具および生地の複合品を餃子用の成形型に導入して餃子形状に成形する成形ユニット8を有し、動力部4は、具駆動部11と、生地駆動部12と、成形駆動部13とを有し、具供給ユニット6、生地供給ユニット7、および成形ユニット8は、装置フレーム2の外側面に着脱自在に装着されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、多量の生地と多量の具とから多数の餃子を連続的に製造する餃子製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の餃子製造装置として、例えば特開平4−99471号公報に開示されるものが知られている。この餃子製造装置は、餃子用の具を棒状に成形して送り出す具機構部と、餃子用の生地をチューブ状に成形すると共にチューブ状生地に具機構部から送られてくる棒状の具を挿入し棒状餃子として送り出す生地機構部と、生地機構部から送り出された棒状餃子を成形型で餃子形状に型抜きする成形機構部とから構成されている。さらに、具機構部、生地機構部、および成形機構部の各機構部は、動力源が収容された装置フレームの外側面にブラケットを介して着脱自在に装着されている。
【0003】
これにより、餃子を製造した後に各機構部を装置フレームから取り外して具および生地が付着した個所の洗浄をしたり、あるいは、破損した部品を交換するなどのメンテナンス作業が行なえるようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の餃子製造装置では、装置フレームに対し各機構部(ケーシング)を着脱自在に構成すると同時に、装置フレームに収容された動力部に対し各機構部の入力端を離接可能に構成する必要があり、これらの着脱構造が複雑になると共に着脱作業が煩雑になるという問題があった。
【0005】
本発明は、動力部が収容された装置フレームに対し、各機構部を簡単に取り付け/取り外し可能な餃子製造装置を提供することをその課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の餃子製造装置では、箱状の装置フレームと、装置フレームの内部に収容した動力部と、装置フレームの外側面に取り付けた機構部とを備え、機構部は、餃子用の具を棒状に成形しながら連続的に送る具供給ユニットと、餃子用の生地をチューブ状に成形しながら連続的に送ると共に、具供給ユニットから連続的に送られてくる具を生地の中空内部に受け入れる生地供給ユニットと、生地供給ユニットから連続的に送られてくる具および生地の複合品を餃子用の成形型に導入して餃子形状に成形する成形ユニットとを有し、動力部は、具供給ユニットを駆動する具駆動部と、生地供給ユニットを駆動する生地駆動部と、成形ユニットを駆動する成形駆動部とを有し、具供給ユニットは、装置フレームの外側面に着脱自在に装着され、且つ具駆動部の出力端に対しその入力端が系脱自在に連結され、生地供給ユニットは、装置フレームの外側面に着脱自在に装着され、且つ生地駆動部の出力端に対しその入力端が系脱自在に連結され、成形ユニットは、装置フレームの外側面に着脱自在に装着され、且つ成形駆動部の出力端に対しその入力端が系脱自在に連結されていることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、具供給ユニット、生地供給ユニット、および成形ユニットの各ユニットを装置フレームから取り外すときは、各ユニット自体の取り外しに伴い、自ずと各駆動部の各出力端に対し各ユニットの各入力端が離脱する。また、装置フレームに各ユニットを取り付けるときは、各駆動部の各出力端と各ユニットの各入力端とが相互に係合する。これにより、装置フレームおよび動力部に対する各ユニットの着脱を簡単且つ円滑に行うことができる。
なお、成形ユニットとして、成形型の異なるもの(例えば、具および生地の複合品を水餃子形状あるいは肉包形状に成形する)を用意しておけば、成形ユニットを交換するだけで各種の餃子等を製造することができる。
【0008】
この場合、各出力端とこれに対応する各入力端とは、各々の端部に形成されたかみあい継手を介して相互に連結した出力軸と入力軸とであることが、好ましい。
【0009】
この構成によれば、かみあい継手の構造上、各ユニットを装置フレームから取り外すときは、各ユニット自体の取り外しに伴い、各出力軸と各入力軸とが簡単に離脱し、各ユニットを装置フレームに装着するときは、簡単な位置あわせで各出力軸と各入力軸と容易に連結することができる。
【0010】
この場合、各出力端とこれに対応する各入力端とは、相互に噛み合う出力歯車と入力歯車とであることが、好ましい。
【0011】
この構成によれば、動力の伝達において出力歯車と入力歯車とは単純に噛み合っているだけなので、ユニットの着脱に伴う、出力端/入力端の着脱をきわめて容易に行いことができる。
【0012】
これらの場合、具供給ユニットは、具を生地供給ユニットに向かって送り出すギヤポンプを有し、具供給ユニットは、装置フレームの外側面に突出した具位置決めピンと、装置フレームの外側面から突出すると共に具駆動部の出力端である出力軸とにより着脱自在に支持され、具位置決めピンの先端には、具供給ユニットを装置フレームに締結するノブボルトが螺合し、出力軸には、ギヤポンプが装着されていることが、好ましい。
【0013】
この構成によれば、具位置決めピンと出力軸により具供給ユニットを安定に支持できると共に、具供給ユニットを装置フレームに締結するノブボルトを着脱するだけで、具供給ユニットを簡単に装置フレームに対し着脱することができる。そして、出力軸を支持用の位置決めピンとして兼用することで、部品点数を削減することが可能である。さらに、具供給ユニットの締結にはノブボルトを使用しているので、特に工具を用意する必要がない。
【0014】
これらの場合、具供給ユニットは、具供給ユニット本体と、生地供給ユニットに挿入されると共に具を生地供給ユニットに送り出す具供給パイプとを有し、具供給パイプは、具供給ユニット本体に対し着脱自在に取り付けられていることが、好ましい。
【0015】
この構成によれば、具供給ユニットおよび生地供給ユニットを装置フレームに対し着脱するときに、生地供給ユニットに内挿された具供給パイプを、適宜具供給ユニット本体に対し着脱することができるので、両ユニットの着脱に際し具供給パイプが妨げになることはない。
【0016】
これらの場合、生地供給ユニットは、装置フレームの外側面に突出した2本の生地位置決めピンにより着脱自在に支持され、一方の生地位置決めピンの先端には、生地供給ユニットを装置フレームに締結するノブボルトが螺合していることが、好ましい。
【0017】
この構成によれば、2本の生地位置決めピンで生地供給ユニットを安定に支持できると共に、生地供給ユニットを装置フレームに締結するノブボルトを着脱するだけで、生地供給ユニットを装置フレームに対し簡単に着脱することができる。また、2本の生地位置決めピンにより生地供給ユニットの装着位置が決められるので、装置フレームに生地供給ユニットを装着するときに、各出力端とこれに対応する各入力端との間に位置ずれを生じさせることなく確実に連結させることができる。さらに、生地供給ユニットの締結にはノブボルトを使用しているので、特に工具を用意する必要がない。
【0018】
これらの場合、生地供給ユニットは、生地供給ユニット本体と、生地供給ユニット本体の上側に設けられ塊状の生地を投入するための生地ホッパーと、生地ホッパー内に配設され、投入された塊状の生地を生地供給ユニット本体に送り込む生地ローラとを有し、生地ローラの外周面には、複数の凹部が形成されていることが、好ましい。
【0019】
この構成によれば、生地ホッパーに投入された塊状の生地は、生地ローラにより円滑に生地ユニット本体に送り出すことができるのはもとより、生地ローラの表面に形成された複数の凹部で、生地ホッパーに投入された塊状の生地を確実に絡めながら生地ユニット本体に送り出すことができる。これにより、生地を生地供給ユニット本体に安定して供給することが可能となる。
【0020】
この場合、生地ホッパーと生地供給ユニット本体とに跨って生地ローラが内蔵されており、生地ローラの支軸は、生地ホッパーの下端部および生地供給ユニット本体の上端部の少なくとも一方に切欠き形成した軸受溝に回転自在に軸支されていることが、好ましい。
【0021】
この構成によれば、生地供給ユニット本体から生地ホッパーを外すだけで生地ローラを簡単に取り出すことができる。さらに、生地ローラの軸受け部品を特に設ける必要がないため構造を単純化することができる。
【0022】
これらの場合、成形ユニットは、雄型ドラムおよび雌型ドラムから成る成形型と、雄型ドラムおよび雌型ドラムを両持ちでそれぞれ回転自在に軸支するドラムフレームと、雄型ドラムの支軸と雌型ドラムの支軸との軸間距離を調整する離接調整機構とを有していることが、好ましい。
【0023】
この構成によれば、雄型ドラムおよび雌型ドラムの外周面間の距離が離れすぎているために、送り出されてきた具および生地の複合品を型抜きした後、個々の餃子に押し切ることができず、互いに繋がったままの状態で排出されたり、雄型ドラムおよび雌型ドラムの外周面間の距離が近すぎるために、互いの外周面が接触して、円滑な回転が得られないなどの弊害が生じたときに、雄型ドラムおよび雌型ドラムの外周面間の離間距離を簡単に調整することができる。
【0024】
この場合、離接調整機構は、雄型ドラムの支軸の各外端部と雌型ドラムの支軸の各外端部との外端部間距離を、個々に調整可能に構成されていることが、好ましい。
【0025】
この構成によれば、具および生地の複合品の軸方向における片寄った切断不良に対し、微調整が可能となる。
【0026】
これらの場合、成形ユニットには、成形型の外周面に離型粉を散布する離型粉散布機構を、更に有していることが、好ましい。
【0027】
この構成によれば、離型粉を雄型ドラムおよび雌型ドラムの外周面に散布して、型抜き後の餃子を両ドラムから確実に離反させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態に係る餃子製造装置1について説明する。本実施形態の餃子製造装置1は、混練済みの具および生地を供給することで多数の餃子を連続的に製造するものである。図1は餃子製造装置1の外観正面図であり、同図に示すように、餃子製造装置1は、箱状の装置フレーム2と、装置フレーム2を支持するキャスタ付きの架台5と、装置フレーム2の内部に収納した動力部4(図15参照)と、装置フレーム2の外側面(図示正面)に着脱自在に装着した機構部3とを備えている。
【0029】
機構部3は、餃子の具を棒状に成形しながら連続的に供給する具供給ユニット6と、餃子の生地をチューブ状に成形しながら連続的に供給すると共に具と生地とを合体させる生地供給ユニット7と、生地供給ユニット7で合体した具と生地との複合品を餃子形状に型抜きをする成形ユニット8と、型抜きされた餃子を搬送する搬送コンベア9とから構成されている。
【0030】
動力部4は、図15に示すように、具供給ユニット6を駆動する具系駆動部11と、生地供給ユニット7を駆動する生地系駆動部12と、成形ユニット8を駆動する成形系駆動部13と、搬送コンベア9を駆動する搬送系駆動部14とから構成されている。そして、装置フレーム2の上部には、これら各駆動部11、12、13、14を制御する制御部が組み込まれた操作盤15が設けられている。
【0031】
本実施形態の餃子製造装置1では、適量の具および生地を具供給ユニット6および生地供給ユニット7に投入し、操作盤15を介して餃子製造装置1を起動する。これにより、餃子の連続製造が開始され、具供給ユニット6からは、投入された餃子の具が棒状に成形されて生地供給ユニット7に連続的に送り出され、同時に、生地供給ユニット7からは、投入された生地が引き伸ばされチューブ状に成形されて送り出される。そして、生地供給ユニット7の先端から、チューブ状の生地に棒状の具が挿入され棒状の餃子(複合品)が成形ユニット8に送り出される。成形ユニット8では、生地供給ユニット7から送り出された棒状の餃子(複合品)を、襞および皺が形成された三日月形の餃子に型抜きしつつ個々に切断する。このようにして個々の餃子が連続的に製造され、完成した餃子は、搬送コンベア9により所定の位置まで搬送される。
【0032】
図2および図3に示すように、具供給ユニット6は、具が投入されるホッパー部61と、ホッパー部61の下側に連なるポンプ部62と、ポンプ部62の先端に装着されると共に、主要部を生地供給ユニット7に挿入した具供給パイプ63と、から構成されている。ホッパー部61に投入された具は、ホッパー部61からポンプ部62に送り込まれ、ポンプ部62から押し出された具は、具供給パイプ63を通って棒状に成形され、生地供給ユニット7に連続的に送り込まれる。
【0033】
ホッパー部61は、具ホッパー111と、具ホッパー111内に配設した具スクリュー112とから成り、具スクリュー112の回転により具ホッパー111に投入した具を、ポンプ部62に連続的に送り込む。具ホッパー111は、ロート状のホッパー本体115と、ホッパー本体115の下端部に形成したフランジ部116とからなり、このフランジ部116で、一対のノブボルト100によりポンプ部62の上面に固定されている。また、具スクリュー112の下端部は、ポンプ部62に組み込んだ軸状回転体131(後述する)に抜差し自在に装着され、この軸状回転体131から動力を入力する。
【0034】
ポンプ部62は、内部にポンプ室122を形成したポンプケーシング121と、ポンプ室122に設けたギヤポンプ123とを備えている。また、ポンプケーシング121には、上記の具スクリュー112を支持する軸状回転体131と、軸状回転体131の下部に固定した回転体ギヤ132と、回転体ギヤ132に噛み合う具系入力ギヤ133とが、組み込まれている。軸状回転体131は、上端部を具ホッパー111の中心位置に臨ませた状態で、ポンプケーシング121に回転自在に支持されている。また、具系入力ギヤ133は、後述する具系駆動部11の具系出力ギヤ555に噛み合っており、具系駆動部11から入力する回転動力により回転し、回転体ギヤ132および軸状回転体131を介して具スクリュー112を回転させる。
【0035】
ポンプ室122の上流側には、上流端を具ホッパー111内に開口した具流入路134が連通し、下流側には、具供給パイプ63に連なる具流出路135が連通している。この場合、具流入路134の上流端に位置する具導入口136は、ポンプケーシング121の上部において、上記の軸状回転体131に対し偏心した位置に開口している。
【0036】
また、ポンプケーシング121におけるポンプ室122が面する表側部分は、広く切り欠かれて窓となっており、この窓には、これを閉塞する透明なアクリル製の蓋体137が設けられている。蓋体137は、埋め込むようにして窓に装着され、その四方を4本のノブボルト100で、ポンプケーシング121にねじ止めされている。そして、具供給ユニット6の洗浄作業等において、この蓋体137を外すことにより、後述するギヤポンプ123の第1・第2両ポンプギヤ138、139を取り出せるようになっている。
【0037】
ギヤポンプ123は、互いに噛合する第1ポンプギヤ138および第2ポンプギヤ139とからなり、第1ポンプギヤ138は、後述する具系駆動部11の具系出力軸533に片持ちで着脱自在に軸支され、第2ポンプギヤ139は、ポンプケーシング121に埋め込んだポンプ軸に片持ちで着脱自在に軸支されている。具導入口136から具流入路134を経てポンプ室122に供給された具は、噛合い回転する第1・第2両ポンプギヤ138、139により、具流出路135を介して具供給パイプ63に送られる。
【0038】
具供給パイプ63は、ポンプ部62の先端から水平に延びるパイプ本体151と、パイプ本体151の先端に着脱自在に装着した具ノズル152とを有しており、パイプ本体151の基部を除いて全体が、後述する生地供給ユニット7のシリンダ部72に挿入されている。パイプ本体151の基部には雄ねじが形成され、ポンプ部62の先端に設けた受けブロック134に螺合している。すなわち、具供給パイプ63は、ポンプ部62に対し着脱自在に取り付けられている。具ノズル152は、径の異なる複数種のものが用意されており、棒状に成形されながら送り出される具の径を、餃子の種別(焼餃子、水餃子)等により調整できるようになっている
【0039】
図4に示すように、装置フレーム2の外側面には、具供給ユニット6を着脱自在に支持するロングピン21が突設されている。ロングピン21は、先端にノブボルト100が螺合するストレートピンで構成され、正面視、ポンプ部62の左上部に貫通している。ロングピン21の近傍には、装置フレーム2に形成した切欠き開口から上記の具系出力ギヤ555が外部に臨み、正面視、その右下部には、装置フレーム2を貫通して上記の具系出力軸533が突出している。そして、具系出力軸533は、ポンプ部62内に形成されたポンプ室137に貫通して、ロングピン21と共に具供給ユニットを着脱自在に支持する。
【0040】
装置フレーム2の外側面に具供給ユニット6を装着する場合には、ロングピン21および具系出力軸533に対し、ポンプ部62(の貫通孔62a、62b)を位置合わせし、具供給ユニット6を装置フレーム2に向かって押し込むようにする。これにより、具系出力ギヤ555に具系入力ギヤ133が噛み合うと共に、具系出力軸533に第1ポンプギヤ138が装着される。そして、ロングピン21の先端にノブボルト100を螺合することにより、具供給ユニット6が装置フレーム2に取り付けられる。また、取り外す場合には、逆の手順となる。
【0041】
なお、具供給ユニット6の装置フレーム2への組付けに際し、具供給ユニット6に具供給パイプ63を取り付けておくと、生地供給ユニット7の装着作業の妨げになる。そこで、具供給パイプ63の取り付けは、予め生地供給ユニット7に挿入しておいて、この生地供給ユニット7を装置フレーム2に取り付けた後、行うようにする。
【0042】
図5および図6に示すように、生地供給ユニット7は、塊状の生地を投入するホッパー部71と、ホッパー部71の下側に連なるシリンダ部72と、シリンダ部72の先端に設けたノズル部73と、から構成されている。図示では省略したが、具供給ユニット6の具供給パイプ63は、シリンダ部72の軸心に挿入され、その先端がノズル部73の位置まで延在している。
【0043】
ホッパー部71は、生地ホッパー211と、生地ホッパー211の下部およびシリンダ部72の上部間に跨ぐように収容した生地ローラ212とからなり、生地ローラ212の回転により生地ホッパー211に投入した生地がシリンダ部72に送り込まれる。生地ホッパー211は、角形ロート状のホッパー本体213と、ホッパー本体213の下端部に形成したフランジ部214とからなり、このフランジ部214で、一対のノブボルト100によりシリンダ部72の上面に固定されている。
【0044】
生地ローラ212は、略鼓形状のローラ本体215と、ローラ本体215の軸心に固定したローラ軸216とからなり、ローラ軸216は、後述するシリンダ部72の上フランジ部214に形成した軸受溝226と生地ホッパー211のフランジ部214との間に構成した軸受部位に、両持ちで回転自在に軸支されている。すなわち、シリンダ部72から生地ホッパー211を取り外すことにより、上記の軸受溝226の上部が開放され、生地ローラ212がそのまま取り出せるようになっている。
【0045】
一方、上記ローラ軸216の装置フレーム2側の端部には、連結凸部216aが形成され、これに対応して、後述する生地系駆動部12の生地系出力軸619には連結凹部619aが形成されている。すなわち、ローラ軸216と生地系出力軸619との間には、係脱自在なかみあい継手が構成されており、生地系駆動部12の動力により生地ローラ212が回転する。また、ローラ本体の外周面には、複数の窪み部215a(凹部)が形成され、この複数の窪み部215aにより、生地を絡めるようにしてこれをシリンダ部72に送り込む。
【0046】
シリンダ部72は、上フランジ部214で生地ホッパー211を支持する生地シリンダ221と、生地シリンダ221に内蔵した生地スクリュー231とを有している。生地シリンダ221の内部には、生地スクリュー231を収容する圧送室225が形成されており、圧送室225の上部は生地ホッパー211内に開口し、先端は上記のノズル部73に連通している。生地ホッパー211から送り込まれた生地は、生地スクリュー231により先方に連続的に送られ、ノズル部73に送り込まれる。
【0047】
生地スクリュー231は、内部に上記の具供給パイプ63が挿通する円筒部232と、円筒部232の外周面に螺旋状に突設した羽根部234とで一体に形成され、基部に筒状ギヤ235が固定されている。筒状ギヤ235には生地系入力ギヤ236が噛み合っており、この生地系入力ギヤ236には、後述する生地系駆動部12の生地系出力ギヤ615に噛み合っている。すなわち、生地系入力ギヤ236は、生地系駆動部12から入力する回転動力により回転し、筒状ギヤ235を介して生地スクリュー231を回転させる。なお、円筒部232の基端側に面する生地シリンダ221には、具供給パイプ63を挿入するための挿入開口237が形成されている。
【0048】
ノズル部73は、生地スクリュー231から送り出されてくる生地をチューブ状に整形する内ノズル251および外ノズル252から成る生地ノズル241と、内ノズル251に対する外ノズル252の前後位置を調整する調整リング244と、内ノズル251を固定するための固定リング243と、固定リング243を介して生地ノズル241を生地シリンダ221に取り付けるための取付けリング242と、を有している。
【0049】
生地シリンダ221の先端部外周面には雄ねじが形成されており、これに取付けリング242が螺合している。また、この取付けリング242の外周面に形成した雄ねじには、固定リング243が螺合していて、取付けリング242と固定リング243とにより挟持するようにして、内ノズル251が固定されている。さらに、固定リング243の先端部外周面に形成した雄ねじには、外ノズル252を押さえるようにして調整リング244が螺合している。
【0050】
内ノズル251は、フランジ状の固定基部251bに複数の生地導入口251aを有すると共に、基部に連なるテーパー部251cおよびテーパー部251cに連なる先端筒部251dを有している。複数の生地導入口251aは、固定基部251bの周方向に均等な間隔を存して配設されており、生地スクリュー231から圧送されてくる生地が、この複数の生地導入口251aを通過することにより周方向にわたって均一量に調整されてテーパー部251cに送り込まれてゆく。
【0051】
外ノズル252は、全体が略テーパー形状に形成され、固定リング243の内周面にスライド自在に装着されている。外ノズル252の先端部と内ノズル251の先端部とは、僅かな環状間隙を存して対峙しており、外ノズル252の内周面と内ノズル251の外周面との間に構成されたノズル空間は、この環状間隙に向かって先細りとなっている。また、調整リング244を締付け方向に回転させると、固定リング243との間に構成したねじ機構により、外ノズル252が内ノズル251側に微小移動し、環状間隙の間隙寸法が調整できるようになっている。すなわち、調整リング244により、生地ノズル241から押し出されるチューブ状の生地の肉厚を微調整できるようになっている。
【0052】
複数の生地導入口251aを介してノズル空間に押し込まれた生地は、先方に移動しながら絞り込まれ、環状間隙から所定の肉厚を有するチューブ状の生地として送出される。また同時、具ノズル152の先端から送出される棒状の具は、生地の中空部内に押し出される。すなわち、ノズル部73の先端でチューブ状の生地と棒状の具とが合体し(複合品)て、続く成形ユニット8に送り込まれる。なお、生地ノズル241も具ノズル152と同様に、先端部分の径が異なる複数種のものが用意されている。
【0053】
図7に示すように、装置フレーム2の外側面には、生地供給ユニット7を着脱自在に支持するロングピン23およびショートピン24が突設されている。ロングピン23は、先端にノブボルト100が螺合するストレートピンで構成され、正面視、シリンダ部72の左下部に貫通している。ショートピン24は段付きピンで構成され、シリンダ部72の正面視右上部に係合している。また、ロングピン23の近傍には、装置フレーム2に形成した切欠き開口から上記の生地系出力ギヤ615が外部に臨み、ショートピン24の近傍には、装置フレーム2を貫通して上記の生地系出力軸619(連結凹部619a)が突出している。
【0054】
装置フレーム2の外側面に生地供給ユニット7を装着する場合には、ロングピン23およびショートピン24に対し、シリンダ部72(の貫通孔72aおよび係合孔72b)を位置合わせし、生地供給ユニット7を装置フレーム2に向かって押し込むようにする。これにより、生地系出力ギヤ615に生地系入力ギヤ236が噛み合うと共に、生地系出力軸619(連結凹部619a)に生地ローラ212のローラ軸216(連結凸部216a)が噛み合うようにして連結される。そして、ロングピン23の先端にノブボルト100を螺合することにより、生地供給ユニット7が装置フレーム2に取り付けられる。また、取り外す場合には、逆の手順となる。
【0055】
次に、図8および図9を参照しながら、成形ユニット8について説明する。成形ユニット8は、具と生地とから成る上記の複合品を個々の餃子に型抜きする成形ドラム81と、成形ドラム81を支持するドラムフレーム82と、ドラムフレーム82の上部に固定され、成形ドラム81の円周面に小麦粉などの離型粉末を散布する散布機構部83と、から構成されている。
【0056】
成形ドラム81は、外周面に複数の成形凹部324を有する型抜きドラム311(雌型ドラム)と、外周面が単純な円周面を為す型押しドラム312(雄型ドラム)とから成り、それぞれドラムフレーム82に両持ちで回転自在に軸支されている。また、型抜きドラム311および型押しドラム312は、鉛直線に対し幾分傾いた状態で上下に位置している。この場合、側方から導入される上記の複合品を挟み込むようにして、型抜きドラム311の外周面と型押しドラム312の外周面とが回転しながら密接することにより、餃子の型抜き(成形)が行われる。
【0057】
型抜きドラム311は、型抜きドラム本体331と、型抜きドラム本体331の両側面部に固着された一対のフランジ部322と、型抜きドラム本体331の回転軸である型抜きドラム軸323とから構成されている。型抜きドラム本体331の外周面には、皺付け溝324aを有する三日月形の複数の成形凹部324が一定間隔で形成されており、各成形凹部324の周縁部には、複合品を餃子形状に押切りながら襞を形成するエッジ部324bが凸設されている。また、型抜きドラム軸323は、ドラムフレーム82に回転自在に軸支されると共に、一端部がドラムフレーム82の外側面に突出しており、この突出部分に型抜きドラムギヤ325が軸着されている。
【0058】
型押しドラム312は、型押しドラム本体331と、型押しドラム本体331の回転軸である型押しドラム軸332とが設けられている。型押しドラム本体331は、型抜きドラム本体331と同幅に形成され、型抜きドラム本体331に転接した状態で、上記の一対のフランジ部322間に入り込むようになっている。これにより、型抜きの際の生地の側方への位置ずれが防止される。型押しドラム軸332は、ドラムフレーム82に回転自在に軸支されると共に、一端部がドラムフレーム82を貫通して装置フレーム2側に長く突出している。
【0059】
そして、この型押しドラム軸332の突出部分には、上記の型抜きドラムギヤ325に噛み合う型押しドラムギヤ334が固定されている。また、突出部分の先端部には、両端を径方向に突出させて連結ピン332aが貫通固定されている。これに対応して、後述する成形系駆動部13の成形系出力軸733には二股の連結フォーク733aが形成されている。すなわち、型押しドラム軸332と成形系出力軸733との間には、係脱自在なかみあい継手が構成されており、成形系駆動部13の動力により型押しドラム312が回転すると同時に、型押しドラムギヤ334および型抜きドラムギヤ325を介して型抜きドラム311が回転する。
【0060】
そして、型抜きドラム311と型押しドラム312とは、生地および具の複合品をくわえ込むように互いに逆向きに回動し、相互の転接部分で餃子に型抜きがされ且つエッジ部324bで型抜きされた餃子の縁部を吻合しながら押切られる。そして、型抜きされた個々の餃子は、先方に抜け落ちるようにして搬送コンベア9上に落下する。なお、上述したように、型抜きドラム311および型押しドラム312は上下に位置しているが、僅かに傾いており、餃子の抜け落ちが促進されるようになっている。
【0061】
ドラムフレーム82は、成形ドラム81を両持ちで軸支する一対の本体プレート341と、本体プレート341の下部間に渡した3本のスペーサ342と、本体プレート341の上部間に渡すように設けたスペーサ342を兼ねる左取っ手343および右取っ手344と、を有している。また、ドラムフレーム82の上部には、型抜きドラム311と型押しドラム312との軸間距離を微調整する離接調整機構345が組み込まれている。
【0062】
離接調整機構345は、型押しドラム312に対し型抜きドラム311を離接方向にスライドさせるスライド機構351と、型抜きドラム311の離接位置を調整する調整機構352とを備えている。スライド機構351は、一対の本体プレート341に各々上側から斜め「U」字状に切り込んで形成した前後一対の開口溝361と、各開口溝361にスライド自在に係合させた一対のスライダ362とを有しており、この両スライダ362に、それぞれ軸受けを介して型抜きドラム軸323が支持されている(両持ち)。
【0063】
調整機構352は、前後一対の開口溝361を塞ぐように一対の本体プレート341の上端間に渡した上部支持プレート382と、先端を各スライダ362に当接し基端を上部支持プレート382に螺合した一対の調整シャフト363と、調整シャフト363に螺合した回転止め用の固定ナット364とから構成されている。固定ナット364を緩めた状態で、各調整シャフト363をねじ込むと、スライダ362を介して型抜きドラム311が型押しドラム312に向かって微小移動する。この場合、前後のスライダ362を前後の調整シャフト363で個々に微小移動させることで、型抜きドラム311と型押しドラム312との転接間隙が調整されるようになっている。そして、転接間隙を調整した後は、固定ナット364を締め付けて調整を完了する。なお、型押しドラム312に対する型抜きドラム311の離間は、型抜きの際の反力によるため、作業中に調整シャフト363を緩めることとなる。
【0064】
この離接調整機構345により型抜きドラム軸323の位置調整をすることで、型抜きドラム311の外周面と型押しドラム312の外周面との間の離間距離を微調整することができる。このため、生地ノズル241で生地の厚薄調整をしたときなどに、両ドラム311、312の外周面間の間隔が離れすぎているために、型抜きが不完全(切断不良)となることがあるが、この離接調整機構345により、このような不具合を簡単に解消することができる。
【0065】
散布機構部83は、離型粉を投入するロート形状の粉ホッパー371と、粉ホッパー371内に配設した散布ブラシ372と、散布ブラシ372が固定された散布ブラシ軸373と、粉ホッパー371を支持すると共に散布ブラシ軸373の軸受け部(ベアリングレス)を兼ねる一対の軸受けブロック374と、各軸受けブロック374をドラムフレーム82に固定する一対のブラケット板375と、から構成されている。
【0066】
粉ホッパー371の下端は、型抜きドラム311の軸方向に平行なスリット371aとなっており、散布ブラシ372の回転に伴って、離型粉末を型抜きドラム311の軸方向に均一に散布できるようになっている。散布ブラシ軸373は、一対の軸受けブロック374に両持ちで回転自在に支持されており、その装置フレーム2側の端部は、軸受けブロック374を貫通して長く突出している。
【0067】
この散布ブラシ軸373の突出先端部には、両端を径方向に突出させて連結ピン373aが貫通固定されている。これに対応して、後述する成形系駆動部13の成形系サブ出力軸742には二股の連結凹部742aが形成されている。すなわち、散布ブラシ軸373と成形系サブ出力軸742との間には、係脱自在なかみあい継手が構成されており、成形系駆動部13の動力により散布ブラシ372が回転する。これにより、粉ホッパー371に投入された離型粉末が型抜きドラム311の外周面に散布される。そして、型抜きドラム311の外周面に付着した離型粉末により、型抜き後の餃子を型抜きドラム311から確実に離反させることができる。
【0068】
図8および図10に示すように、装置フレーム2の外側面には、いずれも「L」字状に形成された上部ブラケット25および下部ブラケット26が、ねじ止めされている。上部ブラケット25は、幾分左右方向が幾分傾いた状態で前方に向かって水平に延びており、これに上記の上部支持プレート382を介して成形ユニット8の右上部が固定されている。下部ブラケット26は、前方に向かって水平に延びており、これにLアングル381を介して成形ユニット8の左下部が固定されている。そして、この上下両ブラケット25、26の間には、装置フレーム2を貫通して成形系出力軸733および成形系サブ出力軸742が突出している。
【0069】
装置フレーム2の外側面に成形ユニット8を装着する場合には、左右の両取っ手を持って成形ユニット8を保持し、上部支持プレート382を上部ブラケット25に且つLアングル381を下部ブラケット26に仮載せした後、これを装置フレーム2に向かって押し込むようにする。これにより、成形系出力軸733(連結フォーク733a)が型押しドラム軸332(連結ピン332a)に連結され、成形系サブ出力軸742(連結凹部742a)が散布ブラシ軸373(連結ピン373a)連結される。そして、上部ブラケット25および下部ブラケット26に、それぞれ上側からノブボルト100を螺合することにより、成形ユニット8が装置フレーム2に取り付けられる。また、取り外す場合には、逆の手順となる。
【0070】
また、本実施形態の餃子製造装置1では、上記してきた成形ユニット8を、アタッチメント形式の他の成形ユニット8と交換することで、水餃子および肉包なども連続製造することができるようにしている。アタッチメント形式の成形ユニット8としては、皺のない水餃子の型抜きをするための水餃子成形ユニット8’、および長方形状の肉包の型抜きをするための肉包成形ユニット8”などが用意されている。
【0071】
そして、例えば、水餃子成形ユニット8’で型抜きされる水餃子は、餃子(焼餃子)と比較してサイズが小さいために、同じ分量の棒状餃子で型抜きを行うと、水餃子成形ユニット8’で型抜きをするときにチューブ状生地に覆われた具の分量が多すぎるために、生地が破れてしまうなどの弊害が生じる。本実施形態の餃子製造装置1では、この弊害を回避するために、上記したように、成形ユニット8の交換にともなって、所要の量の具および生地を送り出せるように、径の異なる具ノズル152、内ノズル251、および外ノズル252に交換でき、且つ操作盤15により具および生地の送り出し速度を個別に調節できるようになっている。
【0072】
続いて、図11ないし図13を参照して搬送コンベア9について説明する。搬送コンベア9は、成形ユニット8から排出された個々の餃子を機構部3の装着位置から離れた場所まで搬送するためのものであり、搬送部本体91と、搬送部本体91の左右外端部に回転自在に軸支された左従動プーリ411および右従動プーリ412と、搬送部本体91の中間下部に配設した駆動プーリ413と、駆動プーリ413の近傍に配設した中間プーリ414およびテンションプーリ415と、これらプーリ間に掛け渡されたコンベアベルト416とから構成されている。
【0073】
左従動プーリ411の近傍には、搬送部本体91の下面に掻落としプレート417が配設されており、掻落としプレート417の先端をコンベアベルト416に強く摺接させることで、コンベアベルト416に付着した離型粉末や生地の切断カスを掻き落とすようになっている。また、中間プーリ414およびテンションプーリ415は、駆動プーリ413の上側に配設され、コンベアベルト416が駆動プーリ413の外周面を逆略「Ω」字状に周回するようになっている。これにより、コンベアベルト416に離型粉末等が付着していても、そのスリップを極力防止できるようになっている。
【0074】
搬送部本体91には、その装置フレーム2側に位置して、搬送コンベア9を装置フレーム2に取り付けるための取付けブラケット92が垂設されている。取付けブラケット92には、隣接するようにして2つの軸受け419a、419bが取り付けられており、この2つの軸受け419a、419bに駆動プーリ413のプーリ軸418が片持ちで回転自在に支持されている。そして、プーリ軸418の装置フレーム2側の端部は、取付けブラケット92(2つの軸受け419a、419b)を貫通して突出している。
【0075】
このプーリ軸418の突出先端部には、両端を径方向に突出させて連結ピン418aが貫通固定されている。これに対応して、後述するギヤボックス821から突出した搬送系出力軸833には二股の連結凹部833aが形成されている。すなわち、プーリ軸418と搬送系出力軸833との間には、係脱自在なかみあい継手が構成されており、搬送系駆動部14の動力により駆動プーリ413が回転する。
【0076】
図14に示すように、装置フレーム2の外側面には、搬送コンベア9を着脱自在に支持するロングピン27およびショートピン28が突設されている。ロングピン27は、先端にノブボルト100が螺合するストレートピンで構成され、取付けブラケット92の右部に貫通している。ショートピン28は、ギヤボックス821から延びると共に先端にノブボルト100が螺合するストレートピンで構成され、取付けブラケット92の右部に貫通している。また、ショートピン28の近傍には、ギヤボックス821から突出するように搬送系出力軸833(連結凹部833a)が配設されている。
【0077】
装置フレーム2の外側面に搬送コンベア9を装着する場合には、ロングピン27およびショートピン28に対し、取付けブラケット92(の貫通孔92a、92b)を位置合わせし、搬送コンベア9を装置フレーム2に向かって押し込むようにする。これにより、搬送系出力軸833(連結凹部833a)に駆動プーリ413のプーリ軸418(連結ピン418a)が噛み合うようにして連結される。そして、ロングピン27およびショートピン28の先端にそれぞれノブボルト100を螺合することにより、搬送コンベア9が装置フレーム2に取り付けられる。また、取り外す場合には、逆の手順となる。
【0078】
最後に、上記の機構部3を駆動させる動力部4にについて、詳細に説明する。上述のように、動力部4は、具系駆動部11、生地系駆動部12、成形系駆動部13および搬送系駆動部14とから構成されている。
【0079】
図3および図15に示すように、具系駆動部11は、具系ギヤ(ギャード)モータ511と、カップリング534を介して具系ギヤモータ軸512に連結された具系駆動軸513と、具系駆動軸513の動力を具供給ユニット6に出力する出力端を有する具系動力伝達部514とから構成されている。具系動力伝達部514は、ギヤポンプ123を回転駆動するポンプ系伝達部521と、具スクリュー112を回転駆動するホッパー系伝達部522とから構成されている。
【0080】
ポンプ系伝達部521は、具系駆動軸513の先端部近傍に固着した第1ベベルギヤ531と、これに噛み合う第2ベベルギヤ532と、第2ベベルギヤ532に固着した具系出力軸533とで構成されており、この具系出力軸533に第1ポンプギヤ138が係脱自在に装着されている。ホッパー系伝達部522は、具系駆動軸533のカップリング534側に固着した主動プーリ541と、具系駆動軸513に平行に配設した具系サブ駆動軸545と、具系サブ駆動軸545に固着した従動プーリ543と、主動プーリ541および従動プーリ543間に掛け渡したタイミングベルト544と、具系サブ駆動軸545の先端部に固着した具系出力ギヤ555とから構成され、この具系出力ギヤ555に具系入力ギヤ133が噛み合っている。
【0081】
具系ギヤモータ511が回転すると、その回転動力は、具系駆動軸513からポンプ系伝達部521およびホッパー系伝達部522に伝達され、ギヤポンプ123および具スクリュー112を、同時に回転駆動する。
【0082】
図6および図15に示すように、生地系駆動部12は、生地系ギヤモータ611と、生地系ギヤモータ軸612に固着した主ギヤ613と、主ギヤ613に噛み合うローラ系ギヤ614と、ローラ系ギヤ614に噛み合う生地系出力ギヤ615とを有している。ローラ系ギヤ614の支軸616には、一対のベベルギヤ617、618が連結されており、出力側のベベルギヤ618の軸が生地ローラ212を回転駆動する生地系出力軸619となっている。また、生地系出力ギヤ615には、生地スクリュー231を回転させる生地系入力ギヤ236が噛み合っている。
【0083】
生地系ギヤモータ611が回転すると、その回転動力は、ローラ系ギヤ614を介して生地ローラ212を回転駆動すると同時に、生地系出力ギヤ615を介して生地スクリュー231を回転駆動する。
【0084】
図9および図15に示すように、成形系駆動部13は、成形系ギヤモータ711と、成形系ギヤモータ軸712に固定したドラム系ギヤ722およびブラシ系プーリ721とを有している。ドラム系ギヤ731には、大ギヤ732が噛み合っており、この大ギヤ732の軸が成形ドラム81を回転させる成形系出力軸733になっている。また、ブラシ主動系プーリ741には、成形系ギヤモータ軸712に平行に成形系サブ出力軸742が配設されており、成形系サブ出力軸742にはブラシ主動系プーリ741に対応するブラシ系従動プーリ743が固着されている。そして、ブラシ系主動プーリ741とブラシ系従動プーリ743との間には、タイミングベルト744が掛け渡されている。
【0085】
成形系ギヤモータ711が回転すると、その回転動力は、ドラム系ギヤ731および大ギヤ732を介して成形ドラム81を回転駆動すると同時に、ブラシ主動系プーリ741およびタイミングベルト744を介して成形系サブ出力軸742を介して散布ブラシ372を回転駆動する。
【0086】
図12、図13および図15に示すように、搬送系動力部は、搬送系ギヤモータ811と、搬送系ギヤモータ811の動力を搬送コンベア9に伝達するギヤボックス821とを有している。ギヤボックス821は、装置フレーム2の外側面に添設されており、内部に相互に噛み合う第1ギヤ831および第2ギヤ832が収容されている。第1ギヤ831は、装置フレーム2を貫通して延びる搬送系ギヤモータ軸812に固着され、第2ギヤ832は、ギヤボックス821から突出する搬送系出力軸833に固着されている。搬送系ギヤモータ811が回転すると、第1ギヤ831および第2ギヤ832を介して搬送コンベア9の駆動プーリ413が回転し、コンベアベルト416が走行する。
【0087】
次に、再び図1を参照して、装置フレーム2上部に設置され装置全体を制御する制御部が組み込まれた操作盤15について簡単に説明する。操作盤15は、主電源911と、生地系駆動部12の起動/停止ボタン922と、生地系ギヤモータの回転速度を制御する生地系操作盤923と、具系駆動部11の起動/停止および具系ギヤモータの回転速度を制御する具系操作盤924と、成形系駆動部13の起動/停止および成形系ギヤモータの回転速度を制御する成形系操作盤925と、搬送系駆動部14の起動/停止および搬送系ギヤモータの回転速度を制御する搬送系操作盤926と、主電源911で電源を投入すると点灯する電源ランプ927とが設けられ、各駆動部11、12、13、14を個別に操作することができるようにしている。
【0088】
このように、各ギヤモータ511、611、711、811の回転速度を調整できるようにしたことで、具系機構部3および生地系駆動部12が具ノズル152および生地ノズル241に対して送り出す具および生地の分量を調整し、如いては具ノズル152および生地ノズル241から送り出される棒状餃子の分量を調整できるようにしている。すなわち、成形ユニット8に対して送り出す棒状餃子の分量または具と生地との分量比を調整することで、上記した予備成形ユニット8’で、餃子(焼餃子)とは分量が異なる水餃子、あるいは餃子(焼餃子)とは具と生地との分量比が異なる肉包などを製造できるようにしている。
【0089】
【発明の効果】
以上のように、本発明の餃子製造装置によれば、本来の機能を損なうことなく動力源が収容された装置ケースから具供給ユニット、生地供給ユニット、および成形ユニットを簡単に取り外すことができ、且つ確実に装着することができる。したがって、メンテナンス作業を円滑に実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る餃子製造装置の外観正面図である。
【図2】実施形態に係る具供給ユニットの外観正面図である。
【図3】実施形態に係る具供給ユニットの断面図である。
【図4】実施形態に係る装置フレーム外側面の具供給ユニット装着位置の斜視図である。
【図5】実施形態に係る生地供給ユニットの外観側面図である。
【図6】実施形態に係る生地供給ユニットの断面図である。
【図7】実施形態に係る装置フレーム外側面の生地供給ユニット装着位置の斜視図である。
【図8】実施形態に係る成形供給ユニットの外観正面図である。
【図9】実施形態に係る成形供給ユニットの断面図である。
【図10】実施形態に係る装置フレーム外側面の成形供給ユニット装着位置の斜視図である。
【図11】実施形態に係る搬送コンベアの外観正面図である。
【図12】実施形態に係る搬送コンベアの外観上面図である。
【図13】実施形態に係る搬送コンベアの断面図である。
【図14】実施形態に係る装置フレーム外側面の搬送コンベア装着位置の斜視図である。
【図15】実施形態に係る装置フレームに収容された動力部の平面図である。
【符号の説明】
1 餃子製造装置          2  装置フレーム
3 機構部             4 動力部
5 架台              6 具供給ユニット
7 生地供給ユニット        8 成形ユニット
9 搬出コンベア         11 具系駆動部
12 生地系駆動部         13 成形系駆動部
14 搬送系駆動部         15 操作盤
61 ホッパー部          62 ポンプ部
63 具供給パイプ         71 ホッパー部
72 シリンダ部          73 ノズル部
81 成形ドラム          82 ドラムフレーム
83 散布機構部         311 型抜きドラム
312 型押しドラム

Claims (11)

  1. 箱状の装置フレームと、前記装置フレームの内部に収容した動力部と、前記装置フレームの外側面に取り付けた機構部とを備え、
    前記機構部は、餃子用の具を棒状に成形しながら連続的に送る具供給ユニットと、餃子用の生地をチューブ状に成形しながら連続的に送ると共に、前記具供給ユニットから連続的に送られてくる前記具を前記生地の中空内部に受け入れる生地供給ユニットと、前記生地供給ユニットから連続的に送られてくる前記具および前記生地の複合品を餃子用の成形型に導入して餃子形状に成形する成形ユニットとを有し、
    前記動力部は、前記具供給ユニットを駆動する具駆動部と、前記生地供給ユニットを駆動する生地駆動部と、前記成形ユニットを駆動する成形駆動部とを有し、
    前記具供給ユニットは、前記装置フレームの外側面に着脱自在に装着され、且つ前記具駆動部の出力端に対しその入力端が系脱自在に連結され、
    前記生地供給ユニットは、前記装置フレームの外側面に着脱自在に装着され、且つ前記生地駆動部の出力端に対しその入力端が系脱自在に連結され、
    前記成形ユニットは、前記装置フレームの外側面に着脱自在に装着され、且つ前記成形駆動部の出力端に対しその入力端が系脱自在に連結されていることを特徴とする餃子製造装置。
  2. 前記各出力端とこれに対応する前記各入力端とは、各々の端部に形成されたかみあい継手を介して相互に連結した出力軸と入力軸とであることを特徴とする請求項1に記載の餃子製造装置。
  3. 前記各出力端とこれに対応する前記各入力端とは、相互に噛み合う出力歯車と入力歯車とであることを特徴とする請求項1に記載の餃子製造装置。
  4. 前記具供給ユニットは、前記具を前記生地供給ユニットに向かって送り出すギヤポンプを有し、
    前記具供給ユニットは、前記装置フレームの外側面に突出した具位置決めピンと、前記装置フレームの外側面から突出すると共に前記具駆動部の出力端である出力軸とにより着脱自在に支持され、
    前記具位置決めピンの先端には、前記具供給ユニットを前記装置フレームに締結するノブボルトが螺合し、
    前記出力軸には、前記ギヤポンプが装着されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の餃子製造装置。
  5. 前記具供給ユニットは、具供給ユニット本体と、前記生地供給ユニットに挿入されると共に前記具を前記生地供給ユニットに送り出す具供給パイプとを有し、
    前記具供給パイプは、前記具供給ユニット本体に対し着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の餃子製造装置。
  6. 前記生地供給ユニットは、前記装置フレームの外側面に突出した2本の生地位置決めピンにより着脱自在に支持され、
    前記一方の生地位置決めピンの先端には、前記生地供給ユニットを前記装置フレームに締結するノブボルトが螺合していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の餃子製造装置。
  7. 前記生地供給ユニットは、生地供給ユニット本体と、生地供給ユニット本体の上側に設けられ塊状の生地を投入するための生地ホッパーと、前記生地ホッパー内に配設され、投入された前記塊状の生地を前記生地供給ユニット本体に送り込む生地ローラとを有し、
    前記生地ローラの外周面には、複数の凹部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の餃子製造装置。
  8. 前記生地ホッパーと前記生地供給ユニット本体とに跨って前記生地ローラが内蔵されており、
    前記生地ローラの支軸は、前記生地ホッパーの下端部および前記生地供給ユニット本体の上端部の少なくとも一方に切欠き形成した軸受溝に回転自在に軸支されていることを特徴とする請求項7に記載の餃子製造装置。
  9. 前記成形ユニットは、雄型ドラムおよび雌型ドラムから成る成形型と、前記雄型ドラムおよび前記雌型ドラムを両持ちでそれぞれ回転自在に軸支するドラムフレームと、前記雄型ドラムの支軸と前記雌型ドラムの支軸との軸間距離を調整する離接調整機構とを有していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の餃子製造装置。
  10. 前記離接調整機構は、前記雄型ドラムの支軸の各外端部と前記雌型ドラムの支軸の各外端部との外端部間距離を、個々に調整可能に構成されていることを特徴とする請求項9に記載の餃子製造装置。
  11. 前記成形ユニットは、前記成形型の外周面に離型粉を散布する離型粉散布機構を、更に有していることを特徴とする請求項9または10に記載の餃子製造装置。
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