JP2004068677A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】マグネットコア23およびアーマチュア21のスリット41、42の相対交差状態を必ず実現し、組み付け状態が異なっても、アーマチュア21およびマグネットコア23の対向面における通路面積を均等に確保し、噴射量特性あるいは背圧感度のばらつきを防止可能な燃料噴射弁を提供すること。
【解決手段】マグネットコア23に径方向スリット41を形成し、アーマチュア21に径方向ずらしスリット42を形成することに着目したもので、アーマチュア21との間にわずかなギャップをあけて対向しこれを吸引するためのマグネットコア23を有し、マグネットコア23に直径方向の径方向スリット41を形成し、アーマチュア21には径方向スリット41に対向する径方向ずらしスリット42を形成し、径方向ずらしスリット42および径方向スリット41を互いに交差可能とすることを特徴とする。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料噴射弁にかかるもので、とくに蓄圧器(コモンレール)などから供給される高圧燃料を所定のタイミングで噴射する燃料噴射弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料噴射弁について図8ないし図11にもとづき概説する。
図8は、燃料噴射弁1の要部拡大断面図であって、燃料噴射弁1は、インジェクターハウジング2と、ノズルボディ3と、ノズルニードル4と、バルブピストン5と、バルブボディ6と、背圧制御部7と、を有する。
【0003】
インジェクターハウジング2には、その先端部にノズルボディ3を取り付けるとともに、その上方部に高圧燃料導入部8を設ける。この高圧燃料導入部8よりさらに上方部に上記背圧制御部7を設けてある。
燃料タンク9からの燃料を燃料ポンプ10により高圧として、コモンレール11(蓄圧器)に蓄え、高圧燃料導入部8から燃料噴射弁1に高圧燃料を供給する。
すなわち、高圧燃料導入部8からインジェクターハウジング2およびノズルボディ3にかけて燃料通路12を形成し、ノズルニードル4の受圧部4Aに高圧燃料を供給可能とする。さらに、高圧燃料導入部8から燃料通路12の一部を図8中上方に延ばして背圧制御部7部分から燃料還流路13を形成し、燃料タンク9に燃料を還流可能とする。
【0004】
ノズルボディ3には、その先端部に燃料の噴射孔14を任意の数だけ形成し、噴射孔14につながるシート部15にノズルニードル4の先端部がシートして噴射孔14を閉鎖し、ノズルニードル4がシート部15からリフトすることにより噴射孔14を開放して燃料を噴射可能とする。
【0005】
ノズルニードル4の上方部には、ノズルニードル4をシート部15へのシート方向に付勢するノズルスプリング16を設け、ノズルニードル4に一体のバルブピストン5をさらに上方に延ばしてある。
【0006】
バルブボディ6は、その上方中央部に制御圧室17を形成し、バルブピストン5の先端部を下方側からこの制御圧室17に臨ませる。
制御圧室17は、バルブボディ6に形成した導入側オリフィス18に連通している。導入側オリフィス18は、燃料通路12に連通し、コモンレール11からの導入圧力を制御圧室17に供給している。
【0007】
制御圧室17は、開閉用オリフィス19にも連通し、開閉用オリフィス19は背圧制御部7のバルブボール20(制御弁体)がこれを開閉可能としている。なお、制御圧室17におけるバルブピストン5の頂部5Aの受圧面積は、ノズルニードル4の受圧部4Aの受圧面積より大きくしてある。
【0008】
背圧制御部7は、制御圧室17内の圧力(すなわち、ノズルニードル4の背圧)を制御することによりノズルニードル4のリフト動作を制御するもので、上記バルブボール20と、バルブボール20に一体のアーマチュア21と、マグネット22と、マグネットコア23と、コア取付けボディ24と、バルブスプリング25と、上述の制御圧室17と、を有する。
【0009】
アーマチュア21は、バルブボール20を有するロッド部21Aと、このロッド部21Aに直交するプレート部21Bと、このプレート部21Bに直交する摺動被ガイド部21Cと、を有し、この摺動被ガイド部21Cをコア取付けボディ24のスカート部分としてのアーマチュアガイド部24A内で軸方向に摺動案内可能とする。
なおアーマチュアガイド部24Aは、マグネットコア23の中心孔23A内に圧入ではなく、単にはめ込むようにしている。
プレート部21Bは、アーマチュアガイド部24Aの先端部24Bとの間に所定の平行度を保って第1のギャップL1(リフト量)を形成し、マグネットコア23の吸引面23Bとの間に、所定の平行度を保って第2のギャップL2を形成している。
【0010】
マグネット22は、マグネットコア23のマグネット収容部23C内にこれを収容し、マグネットコア23に所定の磁束を発生させ、アーマチュア21(プレート部21B)を吸引可能とする。
【0011】
マグネットコア23は、磁性体材料からこれを構成するとともに、コア取付けボディ24の下部にこれをレーザー溶接などにより一体化している。
すなわち、コア取付けボディ24の下部円周部24Cにおいてマグネットコア23の上部円周部23D(固定端)を溶接することにより、コア取付けボディ24とマグネットコア23とを互いに一体化している。
【0012】
コア取付けボディ24は、その外方突出部24Dに係合するリテーニングナット26によりインジェクターハウジング2にこれを取り付けるもので、インジェクターハウジング2の上方突出部2Aとの間にOリング27を配置するとともに、インジェクターハウジング2本体部分との間にシム28を介在させている。なお、コア取付けボディ24は、非磁性体からこれを構成し、その上部開放部分は、プラグ29により閉鎖する。
【0013】
マグネットコア23は、その上部円周部23Dにおいて片持ち式にコア取付けボディ24に一体化されており、上部円周部23Dとは反対側の吸引面23Bは自由端となっているとともに、この自由端(吸引面23B)に上記アーマチュア21(プレート部21B)が平行に対向している。
【0014】
マグネットコア23は、その外周側に位置するインジェクターハウジング2との間に第1の環状空隙30を形成してあり、インジェクターハウジング2の上方突出部2Aにコア取付けボディ24をはめ込んでマグネットコア23の中心軸を設定する際の径方向の調整代を確保可能としてある。
【0015】
アーマチュアガイド部24Aの外周面を一部径方向に削ることによりこの部分を薄肉とし、マグネットコア23の中心孔23Aとの間に第2の環状空隙31を形成してあり、アーマチュアガイド部24Aを介したマグネットコア23からの磁気漏れを低減可能としてあるとともに、アーマチュアガイド部24Aの加工熱による膨張の逃げ部を形成してある。
【0016】
マグネットコア23には、その半径方向に径方向スリット23Eを形成してあるとともに、コア取付けボディ24には、この径方向スリット23Eに連通する連通路32を形成する。
【0017】
したがって、制御圧室17から開閉用オリフィス19を経て、アーマチュア室33から燃料還流路13への通路とともに、径方向スリット23Eの形成により、アーマチュア室33から連通路32への通路を形成している。
【0018】
こうした構成の燃料噴射弁1において、コモンレール11からの高圧燃料は、高圧燃料導入部8から燃料通路12を介してノズルニードル4の受圧部4Aに供給されるとともに、導入側オリフィス18を介して制御圧室17におけるバルブピストン5の頂部5Aに供給される。
したがって、ノズルニードル4は、バルブピストン5を介して制御圧室17の背圧を受け、ノズルスプリング16の付勢力と併せて、ノズルボディ3のシート部15にシートし、噴射孔14を閉鎖している。
【0019】
マグネット22に所定タイミングで駆動信号を供給することにより、マグネット22はバルブスプリング25の付勢力に抗してアーマチュア21(プレート部21B)を吸引し、バルブボール20がリフトして開閉用オリフィス19を解放すると、制御圧室17の高圧が開閉用オリフィス19を介し燃料還流路13を通って燃料タンク9に還流するため、制御圧室17におけるバルブピストン5の頂部5Aに作用していた高圧が解放され、ノズルニードル4は受圧部4Aの高圧によりノズルスプリング16の付勢力に抗してシート部15からリフトし、噴射孔14を解放して燃料を噴射する。
マグネット22を消磁することにより、バルブボール20が開閉用オリフィス19を閉鎖すれば、制御圧室17内の圧力がバルブピストン5を介してノズルニードル4をそのシート位置(シート部15)にシートさせ、噴射孔14を閉鎖し、燃料噴射を終了させる。
【0020】
しかして、マグネットコア23に径方向スリット23Eを形成するとともに、アーマチュア21のプレート部21Bにも同様のスリットを形成することにより、アーマチュア21の上下動にともなう流体(燃料)のダンピング効果を調整する場合がある。
すなわち、図9は、マグネットコア23の吸引面23B側から見た斜視図、図10は、アーマチュア21の斜視図であって、マグネットコア23に径方向スリット23Eを形成するとともに、アーマチュア21のプレート部21Bにも径方向スリット21Dを放射状に複数本(たとえば図示の例では3本)形成するものである。
【0021】
このアーマチュア21の径方向スリット21Dおよびマグネットコア23の径方向スリット23Eがアーマチュア21およびマグネットコア23の対向面に形成されていることによって、この部分が燃料の通路となり、背圧制御部7におけるアーマチュア21のマグネットコア23側への上動(吸引)による燃料の圧縮を抑制し、開閉用オリフィス19から燃料還流路13方向、あるいはアーマチュア室33から連通路32方向に燃料圧力を分散ないし低減させている。
【0022】
しかして、マグネットコア23の径方向スリット23Eは、そのデッドボリュームが、アーマチュア21との間の第2のギャップL2においてダンピング効果に影響を与えることがある。
すなわち、図11は、アーマチュア21およびマグネットコア23の軸線方向から見たときの径方向スリット23Eおよび径方向スリット21Dの相対関係をとくに示した説明図であって、図11(1)のように、径方向スリット23Eと径方向スリット21Dとが一致しているときには、通路面積(流路面積)が大きく、図11(2)のように、一致していないときには、通路面積がきわめて小さくなってしまう。
したがって、アーマチュア21およびマグネットコア23の組み立て時の相対位置関係(すなわち、径方向スリット23Eと径方向スリット21Dとの相対位置関係ないし位相関係)によって流路抵抗の変化が生じ、この変化に起因するアーマチュア21まわりのダンピング効果に差異が生じてしまうという問題がある。
すなわち、アーマチュア21の上下におけるデッドボリュームの連通の有り無しによってダンピング効果に差異が生じてしまうという問題がある。
【0023】
かくして、燃料噴射弁1すなわちそのアーマチュア21およびマグネットコア23の組み付け具合により、その性能すなわちマグネット22への通電時間に対する噴射量特性、あるいは背圧制御部7による背圧感度が左右されて、燃料噴射弁1間でばらつきが生じてしまうという問題がある。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、燃料噴射弁の組み付け具合により、その噴射量特性あるいは背圧制御部による背圧感度が左右されて、ばらつきが生じてしまうことを防止可能な燃料噴射弁を提供することを課題とする。
【0025】
また本発明は、マグネットコアに形成した径方向スリットおよびアーマチュアに形成した径方向スリットの相対交差状態を必ず実現して、アーマチュアとマグネットコアとの間の通路面積を均一に確保可能とした燃料噴射弁を提供することを課題とする。
【0026】
また本発明は、アーマチュアおよびマグネットコアの組み付け状態が異なっていても、径方向スリットによる通路を確保可能とした燃料噴射弁を提供することを課題とする。
【0027】
また本発明は、互いの径方向スリットの交差を可能として燃料噴射弁間でのアーマチュアおよびマグネットコアの対向面における通路面積を均等に確保可能とした燃料噴射弁を提供することを課題とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、マグネットコアおよびアーマチュアのいずれか一方に径方向スリットを形成するとともに、いずれか他方には、径方向ずらしスリットを形成して、径方向スリットとの交差を必ず実現可能とすることに着目したもので、燃料の噴射孔を開閉可能なノズルニードルの背圧を制御するための制御圧室を開閉する制御弁体と、この制御弁体を駆動するためのアーマチュアと、このアーマチュアとの間にわずかなギャップをあけて対向しこれを吸引するためのマグネットコアおよびマグネットと、を有し、上記制御圧室の圧力を上記制御弁体により制御して、上記ノズルニードルによる上記噴射孔の開閉作用を可能とした燃料噴射弁であって、上記マグネットコアあるいは上記アーマチュアのいずれか一方に、直径方向の径方向スリットを形成し、上記アーマチュアあるいは上記マグネットコアのいずれか他方に、この径方向スリットに対向する径方向ずらしスリットを形成し、上記アーマチュアおよび上記マグネットコアの軸線方向から見て、この径方向ずらしスリットおよびこの径方向スリットを互いに交差可能とすることを特徴とする燃料噴射弁である。
【0029】
上記マグネットコアに、上記径方向スリットとしてコア径方向スリットを形成するとともに、上記アーマチュアに、このコア径方向スリットに対向する上記径方向ずらしスリットとして複数本のアーマチュア径方向ずらしスリットを形成することができる。
【0030】
上記径方向ずらしスリットは、上記マグネットコアあるいは上記アーマチュアの中心線から径方向に所定の半径だけ離れた部位から径方向のずらし角度を付けてこれを複数本形成することができる。
【0031】
上記マグネットコアをコア取付けボディに取り付け可能とし、このコア取付けボディのアーマチュアガイド部を、上記マグネットコアの中心孔内にはめ込み、上記アーマチュアは、上記制御弁体を有するロッド部と、このロッド部に直交するプレート部と、このプレート部に直交する摺動被ガイド部と、を有し、この摺動被ガイド部を上記コア取付けボディの上記アーマチュアガイド部内で軸方向に摺動案内可能とするとともに、上記径方向ずらしスリットは、上記摺動被ガイド部の外周部から等角度間隔で上記プレート部にこれを複数本形成することができる。
【0032】
上記径方向ずらしスリットは、これを曲線状に形成することができる。
【0033】
上記径方向ずらしスリットあるいは上記径方向スリットは、上記径方向スリットあるいは上記径方向ずらしスリットとそれぞれ対向して互いの間に燃料の通路を形成可能であればよく、これを貫通状態として形成することができるが、非貫通状態の溝部として形成することもできる。
【0034】
本発明による燃料噴射弁においては、マグネットコアおよびアーマチュアのいずれか一方に径方向スリットを形成するとともに、いずれか他方には、径方向ずらしスリットを形成して、径方向スリットとの交差を必ず実現可能としたので、アーマチュアおよびマグネットコアがその軸線まわりに組み付け状態が異なっていても、径方向スリットが径方向ずらしスリットには必ず交差することが可能となって、アーマチュアおよびマグネットコアの間における通路面積を確保することができる。
したがって、各燃料噴射弁においてアーマチュアおよびマグネットコアの組み付け状態が異なっていても、背圧制御部における通路断面積に大きな差異はなく、アーマチュアおよびマグネットコア間のダンピング機能を均等化することができるので、噴射特性や背圧制御部の背圧感度がばらつくという問題を解消することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施の形態による燃料噴射弁40を図1ないし図4にもとづき説明する。ただし、図8ないし図11と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、燃料噴射弁40の要部拡大断面図、図2は、燃料噴射弁40におけるとくにマグネットコア23の吸引面23B側から見た斜視図、図3は、同、アーマチュア21の斜視図であって、燃料噴射弁40においては、マグネットコア23およびアーマチュア21における互いの対向部分の構造が既述の燃料噴射弁1(図8)とは異なる。
【0036】
とくに図2に示すように、マグネットコア23のアーマチュア21に対向する面側(吸引面23B側)に直径方向のコア径方向スリット41(径方向スリット)を形成するとともに、図3に示すように、アーマチュア21の摺動被ガイド部21C面上に複数本(この場合、3本)のアーマチュア径方向ずらしスリット42(径方向ずらしスリット)を形成してある。
ただし、コア径方向スリット41は、実際の加工としては、マグネットコア23の外周部および中央円形部にスリットを形成することになるが、マグネット収容部23Cおよび中心孔23Aがスリットと同様に切削されて開いているので、マグネットコア23の吸引面23Bにおける直径方向にわたって連続的にスリット(コア径方向スリット41)が形成されている構成とみなすことができる。
【0037】
図4は、アーマチュア21およびマグネットコア23の軸線方向から見たときのコア径方向スリット41およびアーマチュア径方向ずらしスリット42の相対関係をとくに示した説明図であって、アーマチュア径方向ずらしスリット42は、アーマチュア21の中心線から径方向に所定の半径(たとえば摺動被ガイド部21Cの半径R)だけ離れた部位(たとえば摺動被ガイド部21Cの外周部)から径方向のずらし角度θを付けて等角度間隔でプレート部21Bの外周部に達するまでこれを複数本(たとえば3本)形成したものである。
【0038】
この半径R、およびアーマチュア径方向ずらしスリット42の開始位置あるいは終了位置さらに幅、数、形状は任意であって、アーマチュア径方向ずらしスリット42のスリットとしての角度を、従来の図10および図11に示したようなアーマチュア21の中心からの放射状のものから、斜め方向に向けて角度(ずらし角度θ)を付けることにより、アーマチュア21およびマグネットコア23がどのような相対回転位置関係にあっても、コア径方向スリット41およびアーマチュア径方向ずらしスリット42が互いに交差可能であればよい。
【0039】
こうした構成の燃料噴射弁40において、とくに図4(1)に示すように、コア径方向スリット41がアーマチュア径方向ずらしスリット42のいずれかに交差可能であり、この交差部分43においてアーマチュア室33から連通路32(図1)方向への通路面積を確保することができる。
【0040】
また、図4(2)に示すように、コア径方向スリット41がアーマチュア径方向ずらしスリット42のいずれかと平行であってこのアーマチュア径方向ずらしスリット42と交差することがない状態であっても、他のアーマチュア径方向ずらしスリット42のいずれか一方とは必ず交差可能であって、交差部分43と同様の交差部分44を形成することができる。したがって、図4(1)の場合と同様に、この交差部分44においてアーマチュア室33から連通路32(図1)方向への通路面積を確保することができる。
コア径方向スリット41およびアーマチュア径方向ずらしスリット42の相対位置関係が他の状態であっても、上述の交差部分43および交差部分44と同様の交差部分すなわち通路面積を実現することができる。
かくして、アーマチュア21とマグネットコア23との対向面部分において必要な通路面積を確保することができるので、燃料噴射弁40におけるアーマチュア21とマグネットコア23との相対組み付け位置が異なっていても、両者の間のダンピング作用を均等化し、噴射特性および背圧感度にばらつきを生じさせることがない。
【0041】
本発明においては、マグネットコアあるいはアーマチュアのいずれか一方に、径方向スリットを形成し、アーマチュアあるいはマグネットコアのいずれか他方に、この径方向スリットに対向する径方向ずらしスリットを形成し、この径方向ずらしスリットおよびこの径方向スリットが互いに交差可能であればよいものである。
図5は、マグネットコア23の吸引面23B側からみた底面図、図6は、アーマチュア21のプレート部21Bの平面図であって、図2ないし図4に示した上述の構成とは逆に、マグネットコア23の吸引面23B側にコア径方向ずらしスリット50(径方向ずらしスリット)を形成し、アーマチュア21のプレート部21Bにアーマチュア径方向スリット51(径方向スリット)を形成している。
【0042】
こうした構成によっても、アーマチュア21およびマグネットコア23の相対回転位置関係にかかわらず、コア径方向ずらしスリット50およびアーマチュア径方向スリット51が必ず交差し、アーマチュア室33からアーマチュア21およびマグネットコア23を経由して連通路32への通路面積を確保することができる。
【0043】
本発明における径方向ずらしスリットは、これを曲線状に形成することも可能である。
すなわち、図7は、アーマチュア21のプレート部21B部分の要部拡大斜視図であって、このアーマチュア径方向ずらしスリット52(径方向ずらしスリット)は、プレート部21Bの径方向に対してずれているとともに、所定の曲率を有する曲線状にこれを形成してある。
【0044】
こうした構成のアーマチュア径方向ずらしスリット52をアーマチュア21に形成しても、マグネットコア23におけるコア径方向スリット41(図2)との間に必ず交差部分43などの交差部を形成可能であって、通路面積を確保し、噴射特性および背圧感度を均等化することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、アーマチュアおよびマグネットコアに径方向スリットおよび径方向ずらしスリットを形成して両者の間に必ず交差部を構成可能としたので、燃料噴射弁におけるアーマチュアおよびマグネットコアの相対組み付け状態にかかわらず、アーマチュアおよびマグネットコア(マグネット)による駆動特性が安定し、燃料噴射弁の固体差を減少することができる。
さらに、マグネットコアおよびマグネットまわりを通過する燃料の流量が一定となるため、この燃料による冷却効果も安定し、信頼性を確保することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による燃料噴射弁40の要部拡大断面図である。
【図2】同、とくにマグネットコア23の吸引面23B側から見た斜視図である。
【図3】同、アーマチュア21の斜視図である。
【図4】同、アーマチュア21およびマグネットコア23の軸線方向から見たときのコア径方向スリット41およびアーマチュア径方向ずらしスリット42の相対関係をとくに示した説明図である。
【図5】同、マグネットコア23の吸引面23B側からみた底面図である。
【図6】同、アーマチュア21のプレート部21Bの平面図である。
【図7】同、アーマチュア21のプレート部21B部分の要部拡大斜視図である。
【図8】従来の燃料噴射弁1の要部拡大断面図である。
【図9】同、マグネットコア23の吸引面23B側から見た斜視図である。
【図10】同、アーマチュア21の斜視図である。
【図11】同、アーマチュア21およびマグネットコア23の軸線方向から見たときの径方向スリット23Eおよび径方向スリット21Dの相対関係をとくに示した説明図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射弁(図8)
2 インジェクターハウジング
2A インジェクターハウジング2の上方突出部
3 ノズルボディ
4 ノズルニードル
4A ノズルニードル4の受圧部
5 バルブピストン
5A バルブピストン5の頂部
6 バルブボディ
7 背圧制御部
8 高圧燃料導入部
9 燃料タンク
10 燃料ポンプ
11 コモンレール(蓄圧器)
12 燃料通路
13 燃料還流路
14 噴射孔
15 シート部
16 ノズルスプリング
17 制御圧室
18 導入側オリフィス
19 開閉用オリフィス
20 バルブボール(制御弁体)
21 アーマチュア
21A アーマチュア21のロッド部
21B アーマチュア21のプレート部
21C アーマチュア21の摺動被ガイド部
21D アーマチュア21の径方向スリット
22 マグネット
23 マグネットコア
23A マグネットコア23の中心孔
23B マグネットコア23の吸引面
23C マグネットコア23のマグネット収容部
23D マグネットコア23の上部円周部
23E マグネットコア23の径方向スリット
24 コア取付けボディ
24A コア取付けボディ24のアーマチュアガイド部
24B アーマチュアガイド部24Aの先端部
24C コア取付けボディ24の下部円周部
24D コア取付けボディ24の外方突出部
25 バルブスプリング
26 リテーニングナット
27 Oリング
28 シム
29 プラグ
30 第1の環状空隙
31 第2の環状空隙
32 連通路
33 アーマチュア室
40 燃料噴射弁(実施の形態、図1)
41 コア径方向スリット(径方向スリット、図2)
42 アーマチュア径方向ずらしスリット(径方向ずらしスリット、図3)
43 交差部分(図4)
44 交差部分(図4)
50 コア径方向ずらしスリット(径方向ずらしスリット、図5)
51 アーマチュア径方向スリット(径方向スリット、図6)
52 曲線状のアーマチュア径方向ずらしスリット(径方向ずらしスリット、図7)
L1 第1のギャップ(図1、図8)
L2 第2のギャップ(図1、図8)
R  摺動被ガイド部21Cの半径(図4)
θ  径方向のずらし角度(図4)

Claims (5)

  1. 燃料の噴射孔を開閉可能なノズルニードルの背圧を制御するための制御圧室を開閉する制御弁体と、
    この制御弁体を駆動するためのアーマチュアと、
    このアーマチュアとの間にわずかなギャップをあけて対向しこれを吸引するためのマグネットコアおよびマグネットと、を有し、
    前記制御圧室の圧力を前記制御弁体により制御して、前記ノズルニードルによる前記噴射孔の開閉作用を可能とした燃料噴射弁であって、
    前記マグネットコアあるいは前記アーマチュアのいずれか一方に、直径方向の径方向スリットを形成し、
    前記アーマチュアあるいは前記マグネットコアのいずれか他方に、この径方向スリットに対向する径方向ずらしスリットを形成し、
    前記アーマチュアおよび前記マグネットコアの軸線方向から見て、この径方向ずらしスリットおよびこの径方向スリットを互いに交差可能とすることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記マグネットコアに、前記径方向スリットとしてコア径方向スリットを形成するとともに、
    前記アーマチュアに、このコア径方向スリットに対向する前記径方向ずらしスリットとして複数本のアーマチュア径方向ずらしスリットを形成することを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記径方向ずらしスリットは、前記マグネットコアあるいは前記アーマチュアの中心線から径方向に所定の半径だけ離れた部位から径方向のずらし角度を付けてこれを複数本形成したことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  4. 前記マグネットコアをコア取付けボディに取り付け可能とし、
    このコア取付けボディのアーマチュアガイド部を、前記マグネットコアの中心孔内にはめ込み、
    前記アーマチュアは、
    前記制御弁体を有するロッド部と、
    このロッド部に直交するプレート部と、
    このプレート部に直交する摺動被ガイド部と、を有し、
    この摺動被ガイド部を前記コア取付けボディの前記アーマチュアガイド部内で軸方向に摺動案内可能とするとともに、
    前記径方向ずらしスリットは、前記摺動被ガイド部の外周部から等角度間隔で前記プレート部にこれを複数本形成したことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  5. 前記径方向ずらしスリットは、これを曲線状に形成したことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
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