JP2004066607A - シートホルダー - Google Patents

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佐藤 穣
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Abstract

【課題】半紙や下敷きに折り目線が入らないように持ち運びできるシートホルダーを提供する。
【解決手段】シートホルダー1は、1つの面が開口された直方体箱型形状の保持体11と、保持体11の面を構成する第1面シート26を含む平面上に、開口面25の端縁から更に延長された長方形形状の延長体28と、その延長体28の長辺に接続された長方形形状の折り返し体22と、折り返し体22のもう一方の長辺に接続された長方形形状のカバー体12とからなる。このカバー体11を閉じると、第1面シート26に対向する第2面シート15の長辺29と折り返し体22とが延長体28の短辺の長さの分だけ離れて位置する。又、折り返し体22の短辺16の長さは、側面シート17aの短辺14aの長さより長いので、開口面25近傍で第2面シート15とカバー体12とが接する事はない。これにより折り返し体22と第2面シート15の開口面25側の長辺29との間に常に空間ができる。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、シートホルダーに関し、特に習字のために持ち運ぶ半紙等のシートを保持するシートホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来の書写セットを持ち運び可能な状態に、閉じた状態を示す全体図であり、図11は、図10に示した書写セットを展開した状態を示す図である。
【0003】
これらの図を参照して、従来の書写セットは、手提げして持ち運ぶための手提げ紐53を外部に設けた鞄50と、鞄50に収納される硯56や筆等の道具を収めた直方体形状のトレー55とからなる。この鞄50は、各々が長方形形状である、前面カバー61と、上面シート62と、後面シート63と、底面シート64と、前面シート65とからなり、各々の長辺同士が折り曲げ自在に接続されている。すなわち、鞄50を展開すると、長方形形状の1枚のシート状になる。又、後面シート63の短辺に、後面シート63の面に対して垂直に一対の側方ガイド54a,54bが設けられている。
【0004】
又、この鞄50の内側には、ほぼ全面に内張布52が張られている。内張り布52は長方形形状であり、展開した鞄50の長辺及び前面カバー61側の短辺の縁部で縫合されている。一方、他方の短辺は、鞄50の縁部までなく、やや内方に入った所に位置する。この短辺は、縫合せずに開口部57としている。すなわち内張布52によって、鞄50の内方面側に収納袋51を備えることになる。この収納袋51に半紙20や下敷き21等の薄いシート状のものを収納することができる。
【0005】
この鞄50にトレー55を収納するときは、一対の側方ガイド54a,54bの間で、後面シート63の内張布52上にトレー55を配置する。そして、上面シート62、底面シート64、前面シート65でトレー55を巻き込むように包む。最後に前面シート65と前面カバー61とを図示しない面状ファスナーで固定する。これにより持ち運びしたときに鞄50が展開することはない。このとき鞄50の両側面には側面ガイド54a,54bが設けられているので、トレー55が側面から落下することはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の書写セットの鞄に設けられた収納袋では、半紙や下敷き等を収納し鞄を持ち運びできる状態にすると、後面シートと底面シートとの接合部及び底面シートと前面シートとの接合部で、半紙や下敷きも折り曲げられることになる。特に持ち運ぶときに、トレー等の重みによってこの部分がトレーの角で押さえ付けられるため、半紙等に折り目線が入ることがある。このように折り目線の入った半紙では、文字を書き難い。
【0007】
又、書写セットの鞄に設けられた収納袋は、開口部を大きく開くことができない。そのため半紙等の薄いシートを収納するときに途中で引っかかり皺になったりすることがある。このように皺になることを防止するためには、半紙等の端部を持ち、手を半紙と共に収納袋の最深部まで入れていく等の工夫をしなければならない。
【0008】
又、学校の習字の授業等で文字を書いたときは、時間が限られているため、十分に乾いていない習字の半紙を収納することがある。この場合、収納袋内では半紙同士が密着するので、長時間湿気のある状態になることがある。
【0009】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、半紙や下敷きを密着状態にせず、且つ皺や折り目線が入らないように持ち運びできるシートホルダーを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために請求項1に記載の発明は、半紙等のシート状の収納物を折り曲げた状態で収納するためのシートホルダーであって、直方体箱型形状を有し、対向する第1面シートと第2面シートとの間の第3面が開口された保持体と、第1面シートの第3面側の第1辺に接続され、第1面シートが含まれる平面上に延長された、長方形シート形状の延長体と、第1辺に平行な延長体の第2辺に折り曲げ自在に接続され、第2面シート側で且つ第3面に略平行に伸びる長方形シート形状の折り返し体と、第2辺に平行な折り返し体の第3辺に折り曲げ自在に接続され、第2面シート側で且つ第2面シートを覆うように伸びる長方形シート形状のカバー体とを備え、折り返し体の第3辺に隣接する辺の長さが、第1面シートと第2面シートとの対向距離より大きいものである。
【0011】
このように構成すると、直方体箱型形状の第1面シートが含まれる平面上に延長された延長体があるので、折り返し体を第2面シート側に折り返したときでも、折り返し体と第2面シートの第3面側の辺との間に常に空間ができる。又、折り返し体の第3辺に隣接する辺の長さが、第1面シートと第2面シートとの対向距離より大きいものであるので、カバー体を第2面シート側に折り返したときでも、第2面シートの第3面側の辺近傍の第2面シートの面とカバー体との間に常に空間ができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成において、カバー体の大きさは、第1面シートに延長体を加えた大きさに略等しいものである。
【0013】
このように構成すると、カバー体を第2面シート側に折り返したとき、第2面シート全体をカバー体で覆うことができる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の構成において、カバー体を、第2面シートに対して所望の離れた位置で保持体に連結することができる連結手段を更に備えたものである。
【0015】
このように構成すると、連結手段によって、カバー体を、第2面シートに対して所望の離れた位置で保持体に連結することができる。そのため収納物の厚みによって第2面シートに対するカバー体の位置を変えることができる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の構成において、第2面シートには、第3面側の辺に切欠きが形成されるものである。
【0017】
このように構成すると、第2面シートの第3面側の辺に切欠きが形成されるので、この部分においては折り返し体と第2面シートとの距離が大きくなる。
【0018】
請求項5に記載の発明は、半紙等のシート状の収納物を折り曲げた状態で収納するシートホルダーであって、折り曲げられた収納物の間に挟まれ、収納物をその一辺で支持する矩形シート状の支持体と、支持体の第1面及び第2面の各々に対して、所定距離離れた対向状態に配置された矩形シート形状の第1カバー体及び第2カバー体と、第1カバー体及び第2カバー体の各々の一辺に隣接する辺同士に対して、各々折り曲げ自在に接続する矩形シート状の折り返し体とを備え、折り返し体は、支持体の一辺から所定距離離れているものである。
【0019】
このように構成すると、支持体の第1面及び第2面に対向して所定距離離れて第1カバー及び第2カバーが配置されているので、支持体と第1カバー及び第2カバーとの間には常に空間ができる。又、支持体の一辺と折り返し体とは所定距離離れて配置されているので、支持体と折り返し体との間には常に空間ができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明は、折り返し体及びカバー体を折り返したとき、折り返し体と第2面シートとの間に常に空間ができ、又、第3面近傍で第2面シートとカバー体との間に常に空間ができる。これにより、保持体にシート状の収納物の一部を入れ、残りの部分を、第2面シートを挟み込むように折り返し、更に収納物を覆うように折り返し体及びカバー体を折り返して、収納物をシートホルダーに収納したときでも、収納物の折り曲げ部分に常に空間ができる。そのため、収納物の折り曲げ部分が押さえ付けられることがないので、折り目線が入ることはない。又、保持体に収納物の一部を入れるとき、第1面シートと第2面シートとが所定距離離れているので、収納物に皺が入らない。更に、収納物が押さえ付けられないので、収納物同士が密着した状態にならず、通気性が保たれる。そのため、十分乾燥していない習字の半紙を収納した場合であっても乾燥しやすい。又、シートホルダーが外部から押さえ付けられても、収納物の折り曲げ部分は押さえ付けられることがないので、このシートホルダーごと鞄の中に入れることができ携帯に便利である。
【0021】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の効果に加えて、第2面シート全体をカバー体で覆うことができる。これにより、収納物の略半分を保持体に入れ保持体に入っていない収納物の略半分を、第2面シートを挟むように2つ折りにして収納した場合であっても、折り返された略半分をカバー体で覆うことができる。そのため、収納物をカバー体で保護することができる。よって収納物が皺になったり折れたりすることがない。
【0022】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の効果に加えて、カバー体を、第2面シートに対して所望の離れた位置で保持体に連結することができる。これにより、重ね合わされた収納物の厚さに応じて容易にカバー体と第2面シートとの間隔を調整できるので使い勝手が良い。
【0023】
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、第2面シートの第3面側の辺に切欠が形成されるので、この部分においては折り返し体と第2面シートとの距離が大きくなる。そのため収納物の厚みが増えたときでも空間ができる。更に、第2面シートにも開口部ができるので保持体の通気性も良くなる。
【0024】
請求項5に記載の発明は、支持体と第1カバー体及び第2カバー体との間に常に空間ができる。又、支持体と折り返し体との間にも常に空間ができる。これにより、シート状の収納物を、支持体を挟むように折り曲げた状態で収納したとき、収納物の折り返し部分近傍には、常に空間ができる。そのため、収納物の折り返し部分が強く押さえられることがないので、折り目線が入ることがない。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の第1の実施の形態によるシートホルダーの全体斜視図であり、図2は、図1に示したシートホルダーのカバー体を開いた状態を示す斜視図であり、図3は、図1に示したシートホルダーを展開した状態を示す平面図である。
【0026】
これらの図を参照して、シートホルダー1は、1枚の合成樹脂シートを打ち抜き、これを折り曲げ加工することで得られる。この合成樹脂シートは、各々が長方形形状である、カバー体12と、折り返し体22と、延長体28及び第1面シート26と、底面シート27と、第2面シート15とからなり、各々の長辺同士が折り曲げ自在に接続されている。
【0027】
ここで、第1面シート26の短辺35の長さは、第2面シート15の短辺34の長さと同じである。第1面シート26と延長体28とは、一点鎖線で示した補助線(図3参照)を境界として同一平面上で接続されている。
【0028】
又、第1面シート26及び延長体28の短辺35,43に、一対の長方形形状の側面シート17a,17bが接続されている。更に、第2面シート15の短辺34にも、側面シート17a,17bと同じ形状をした一対の側面シート17c,17dが接続されている。又、第1シート26の短辺35と延長体28の短辺43とを合わせた長さと、カバー体12の短辺33の長さとがほぼ同じである。更に、折り返し体22の短辺16の長さは、側面シート17aの短辺14aの長さより長い。又、底面シート27の短辺30の長さと側面シート17aの短辺14aは同じ長さである。
【0029】
又、底面シート27の片面の中央部とカバー体12の長辺の中央部の端縁とに面状ファスナー19,18が設けられている。
【0030】
次にこの合成樹脂シートをシートホルダー1に組み立てるには、側面シート17a,17b,17c,17dを、それぞれ第1面シート26及び第2面シート15の面に対して垂直になるように、面状ファスナー19を設けた面と逆方向に折り曲げる。そして第2面シート15と第1面シート26とが図3で示した面が内面として対向するように接合片31及び接合片32の部分で折り曲げる。そして、側面シート17aと側面シート17cと、及び側面シート17bと側面シート17dとの互いの面が当接するようにする。このように当接した側面シート17a,17b,17c,17d同士を熱溶着又は超音波溶接によって接合させ保持体11を形成する。
【0031】
このように組み立てられた保持体11は、図2に示すように第1面シート26と第2面シート15とが平行に対向し、側面シート17aの短辺14aの長さ分だけ離れて保持されている。シートホルダー1は、保持体11と、第1面シート26が含まれる平面上に、開口面25の一点鎖線で示した端縁から更に延長された延長体28と、その延長体28に接続された折り返し体22と、折り返し体22に接続されたカバー体12とからなる。又、延長体28と折り返し体22との接合辺である第2辺23及び折り返し体22とカバー体12との接合辺である第3辺24は、折り曲げ自在である。又、切欠き13は、第2面シート15の開口面25側の長辺29に位置する。
【0032】
又、シートホルダー1のカバー体12を閉じるには、延長体28に接続された折り返し体22を、第2辺23で開口面25に平行に対向するように折り返し、更に、カバー体12を第3辺24で第2面シート15と対向するように折り返す。その後、底面シート27に設けられた面状ファスナー19とカバー体12に設けられた面状ファスナー18とを連結させる。これにより、保持体11にカバー体12を固定させることができる。
【0033】
図4は、図1に示したIV−IVラインの断面図である。
【0034】
図を参照して、このようにカバー体12を閉じたとき、折り返し体22の短辺16の長さは、側面シート17bの短辺14bの長さより長いので、開口面25近傍の第2面シート15の面とカバー体12とが接することはない。更に、延長体28によって折り返し体22が開口面25から離れて位置するので、折り返し体22と第2面シート15の開口面25側の長辺29との間に常に空間45ができる。又、第2面シート15の開口面25側の長辺29に切欠き13が設けられているので、切欠き13の位置において折り返し体22と第2面シート15の開口面25側の縁部44との距離が大きくなる。
【0035】
次に、シートホルダー1にシート状の収納物を収納する方法について説明する。
【0036】
図5は、図1で示したシートホルダーにシート等を収納する状態を示した斜視図であり、図6は、図5に対応した図であり、カバー体が閉じられた状態を示した斜視図である。
【0037】
これらの図を参照して、複数枚の半紙20や下敷き21を重ね合わせて、そのほぼ半分をシートホルダー1の保持体11に入れる。
【0038】
次に保持体11に入っていない残りの部分を、第2面シート15を挟み込むように折り返す。その後カバー体12を折り返して面状ファスナー18,19で保持体11にカバー体12を固着させる。このとき固着手段に面状ファスナー18,19を使用しているので収納する半紙20等が増えて厚みが変わってもその厚みに応じてカバー体12を第2面シート15から離した状態で固着位置を選択できるので使い勝手が良い。
【0039】
図7は、図6に示したVII−VIIラインの断面図である。
【0040】
図を参照して、半紙20や下敷き21の一部を保持体11に入れるとき、第1面シート26と第2面シート15とは常に側面シート17bの短辺14bの長さ分だけ離れているので、半紙20や下敷き21に皺がはいらないように入れることができる。又、半紙20や下敷き21の折り曲げ部分に空間45ができるので、この部分で半紙20や下敷き21が密着することがない。そのため、このシートホルダー1は外部から押さえ付けられても、収納物の折り曲げ部分が押さえ付けられることがないので、ランドセル等の中に入れることができ便利である。又、切欠き13が設けてあるので折り返し体22と第2面シート15の開口面25側の端縁46との間が更に開くので、切欠き13の部分で半紙20等が押さえ付けられることがない。
【0041】
図8は、図6に示したVII−VIIラインの断面図である。
【0042】
図を参照して、折り返し体22近傍は、第2面シート15とカバー体12との間に常に空間ができ、又、カバー体12の短辺33と第2面シート15の短辺34との間隙47が通気口の役割をするので通気性がある。更にこの間隙47は、他端側にもあるので一層通気性が増す。又、第2面シート15に設けられた切欠き13によって保持体11内部との通気性がある。
【0043】
図9は、この発明の第2の実施の形態によるシートホルダーに収納物を収納した状態をその要部のみを模式的に示した断面斜視図である。
【0044】
図を参照して、シートホルダー1は、矩形シート状の支持体36と、支持体36の第1面に対向し且つ所定距離離れて設けられた矩形シート形状の第1カバー体37と、支持体36の第2面に対向し且つ所定距離離れて設けられた矩形シート形状の第2カバー体38と、支持体36の上方辺42に隣接する、第1カバー体37の上方辺39と第2カバー体38の上方辺40とを掛け渡すように設けられた矩形シート状の折り返し体41とからなっている。このとき支持体36の上方辺42と折り返し体41とは所定距離離れて設けられている。
【0045】
又、第1カバー体37の上方辺39と第2カバー体38の上方辺40とは折り曲げ自在に構成されているので、第1カバー体37と折り返し体41を跳ね上げることにより第1カバー体37、折り返し体41、第2カバー体38が同一面上なるように配置できる。尚、実際のシートホルダーとしては、支持体36と第1カバー体37、折り返し体41及び第2カバー体38との位置関係が図示しない手段で保持され、又、これらの両端は図示しない手段で塞がれるものである。
【0046】
このシートホルダー1にシート状の収納物である半紙20を収納するには、第1カバー体37と折り返し体41を跳ね上げ、半紙20を略半分に折り目線が入らないように折り曲げ、折り曲げ部分を支持体36の上方辺42に掛ける。これによって半紙20は、支持体36に支持され、支持体36は、半紙20の間に挟まれた状態になる。次に跳ね上げた第1カバー体37と折り返し体41とを元の状態に戻す。
【0047】
このとき支持体36の上方辺42と折り返し体41とは所定距離はなれているので半紙20の折り曲げ部分を押さえ付けることはない。又、支持体36の両面の各々に対して、第1カバー体37と第2カバー体38とが所定距離離れて対向状態に配置されるので半紙20を押さえ付けることはない。これによって半紙20を持ち運ぶとき、折り曲げ部分に自重以外の力がかからないので折り目線が入ることはない。
【0048】
尚、上記の第1の実施の形態では固着手段に面状ファスナーを用いたが、保持体にカバー体を所望の位置で固着することができるものであれば良いので、例えば、紐等で結びつけるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態によるシートホルダーの全体斜視図である。
【図2】図2は、図1に示したシートホルダーのカバー体を開いた状態を示した斜視図である。
【図3】図1に示したシートホルダーの展開した状態を示した平面図である。
【図4】図1に示したIV−IVラインの断面図である。
【図5】図1で示したシートホルダーにシート等を収納する状態を示した斜視図である。
【図6】図5に対応した図であり、カバー体を閉じた状態を示した斜視図である。
【図7】図6に示したVII−VIIラインの断面図である。
【図8】図6に示したVIII−VIIIラインの断面図である。
【図9】この発明の第2の実施の形態によるシートホルダーの断面斜視図である。
【図10】従来の書写セットの閉じた状態を示す全体斜視図である。
【図11】図10に示した書写セットの展開した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
11…保持体
12…カバー体
13…切欠き
15…第2面シート
18…面状ファスナー
19…面状ファスナー
22…折り返し体
23…第2辺
24…第3辺
25…開口面
26…第1面シート
28…延長体
29…長辺
36…支持体
37…第1カバー体
38…第2カバー体
41…折り返し体
42…上方辺
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (5)

  1. 半紙等のシート状の収納物を折り曲げた状態で収納するためのシートホルダーであって、
    直方体箱型形状を有し、対向する第1面シートと第2面シートとの間の第3面が開口された保持体と、
    前記第1面シートの前記第3面側の第1辺に接続され、前記第1面シートが含まれる平面上に延長された、長方形シート形状の延長体と、
    前記第1辺に平行な前記延長体の第2辺に折り曲げ自在に接続され、前記第2面シート側で且つ前記第3面に略平行に伸びる長方形シート形状の折り返し体と、
    前記第2辺に平行な前記折り返し体の第3辺に折り曲げ自在に接続され、前記第2面シート側で且つ前記第2面シートを覆うように伸びる長方形シート形状のカバー体とを備え、
    前記折り返し体の前記第3辺に隣接する辺の長さが、前記第1面シートと前記第2面シートとの対向距離より大きい、シートホルダー。
  2. 前記カバー体の大きさは、前記第1面シートに前記延長体を加えた大きさに略等しい、請求項1記載のシートホルダー。
  3. 前記カバー体を、前記第2面シートに対して所望の離れた位置で前記保持体に連結することができる連結手段を更に備えた、請求項2に記載のシートホルダー。
  4. 前記第2面シートには、前記第3面側の辺に切欠きが形成される、請求項1から請求項3のいずれかに記載のシートホルダー。
  5. 半紙等のシート状の収納物を折り曲げた状態で収納するシートホルダーであって、
    前記折り曲げられた前記収納物の間に挟まれ、前記収納物をその一辺で支持する矩形シート状の支持体と、
    前記支持体の第1面及び第2面の各々に対して、所定距離離れた対向状態に配置された矩形シート形状の第1カバー体及び第2カバー体と、
    前記第1カバー体及び前記第2カバー体の各々の前記一辺に隣接する辺同士に対して、各々折り曲げ自在に接続する矩形シート状の折り返し体とを備え、
    前記折り返し体は、前記支持体の前記一辺から所定距離離れている、シートホルダー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109849549A (zh) * 2019-03-01 2019-06-07 鲍磊 一种医院档案管理用防潮档案袋

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