JP2004057559A - 呼吸同期x線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気状態のピークあるいは呼気状態のピークなどを精度良く捕捉して、患者の能力のいかんにかかわらず、X線撮影装置のX線放射を所定のタイミングで行えるようにする。
【解決手段】X線管から照射されたX線を被検体に放射し、被検体を透過した透過X線をフィルムにより撮影するX線撮影装置において、被検体の胸部または腹部の少なくとも一方の体表面のX線源に対する変位量をレーザー距離計で計測し、その計測された変位量に基づいて被検体の呼気状態のピークや吸気状態のピ−クを検出し、吸気状態のピークを含むように被検体の呼吸周期中の所望の点に同期してX線を放射する。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、X線撮影装置に係り、被検体(患者)の能力にかかわりなく、被検体の呼吸に同期させてX線撮影を行える呼吸同期X線撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
胸部X線写真や腹部X線写真は、診断のはじめに一般X線撮影装置を使用して一般X線撮影室で撮られることが多く、また、回診用X線撮影装置を使用して病室や集中治療室で撮られることもある。
【0003】
このようなX線写真は、臨床医に初期の重要な情報を提供するために、画像の質が重要である。
胸部X線写真や腹部X線写真の質に影響を与える要因には、被検体(以下、患者と称することもある)の位置および動作、受けた指示に応答する患者の能力、X線の透過度などが含まれ、おそらく最も重要なこととして、X線放射と患者の呼吸とのタイミングが挙げられる。
【0004】
通常、最も質の高い胸部X線写真は、吸気が完了した吸気状態のピーク時に撮影されたときに得られる。吸気状態のピークで横隔膜が最も腹部側に移動し、胸部に対する撮影領域が最も広範囲になっているからである。
逆に、最も質の高い腹部X線写真は、呼気が完了した呼気状態のピーク時に撮影されたときに得られる。呼気状態のピークで横隔膜が最も胸部側に移動し、腹部に対する撮影領域が最も広範囲になっているからである。
【0005】
そのため、従来一般に、指示に応答することのできる患者には、「大きく息を吸って。ハイそこで止めて。」とか「息を吐いて。ハイそこで止めて。」といったように、X線技師が患者に指示を出し、X線撮影を行うのに十分な時間だけ息を止めておくように指示している。
【0006】
ところが、乳幼児や人工呼吸器を用いている患者などのように、指示に応答できない患者にX線撮影を行う場合、X線技師は、X線放射と呼吸の周期とのタイミングを正確にとるようにしなければならない。
X線放射のタイミングを正しくとらないと、X線写真は最適なものでなくなり、撮り直しをしなければならなくなるからである。
【0007】
そこで、従来では、X線放射と吸気状態のピークあるいは呼気状態のピークと同期させるために、X線技師が、仰向けになった患者の胸部または腹部の体表面の変位を目視し、視覚的に吸気状態のピークあるいは呼気状態のピークを確認していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例の場合、X線技師が視覚的に吸気状態のピークあるいは呼気状態のピークを確認するものであるため、吸気状態のピークあるいは呼気状態のピークを精度良く捕捉できず、X線写真の画質が一定でなくなり、X線撮影を頻繁に繰り返す必要が生じたり、X線写真に含まれる診断情報の信頼性が低下する欠点があった。
【0009】
また、同じ患者に対して、別のX線技師がX線撮影を行った場合、X線技師間の熟練度の違いなどに起因してX線放射のタイミングにズレを生じ、X線写真間どうしでの撮影領域そのものに差異を生じ、X線写真に含まれる診断情報の信頼性が低下する欠点があった。
【0010】
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、吸気状態のピークあるいは呼気状態のピークなどを精度良く捕捉して、患者の能力のいかんにかかわらず、X線撮影装置のX線放射を所定のタイミングで行えるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述のような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に係る発明の呼吸同期X線撮影装置は、X線源から照射されたX線を被検体に放射し、被検体を透過した透過X線をX線撮像手段により撮影するX線撮影装置において、(a)被検体の胸部または腹部の少なくとも一方の体表面の前記X線源に対する変位量を計測する変位量計測手段と、(b)前記変位量計測手段によって計測された変位量に基づいて被検体の呼吸状態を検出する呼吸状態検出手段と、(c)前記呼吸状態検出手段で検出された被検体の呼吸周期中の所望の点に同期してX線を放射するX線放射手段とを設けたことを特徴としている。
【0012】
(作用・効果)
請求項1に係る発明の呼吸同期X線撮影装置の構成によれば、被検体の呼吸に伴い、胸部または腹部の少なくとも一方の体表面のX線源に対する変位量が変化することに着目し、それらの変位量を変位量計測手段で計測し、その最大値、すなわち、肺が最も収縮した呼気状態のピ−クと、最小値、すなわち、肺が最も膨張した吸気状態のピ−クなどに基づいて、被検体の呼吸状態を検出し、その呼吸状態に基づき、例えば、吸気状態のピ−クになる直前近傍などの所望の点に同期してX線を放射し、撮影領域の広い状態での胸部X線写真などを得ることができる。
【0013】
したがって、指示を受けて呼吸したり息を止めたりといった応答のできない被検体(患者)に対しても、吸気状態および呼気状態を適確に検出でき、被検体(患者)の能力にかかわりなく、被検体の呼吸状態を精度良く検出でき、吸気状態のピークあるいは呼気状態のピークなどを精度良く捕捉できる。
このような呼吸状態の検出に基づき、呼吸周期中の所望の点に同期してX線を放射することにより、吸気状態のピークあるいは呼気状態のピークまたはその近傍で、X線放射と呼吸の周期とのタイミングを正確に一致させるといった最適なX線撮影を行うことができ、そのため、撮影領域が広い状態でX線写真を得て多くの情報量を得ることができ、X線写真に含まれる診断情報の信頼性を向上できる。
また、X線技師にとっては、X線放射と呼吸の周期とのタイミングをとるためのストレスから解放される利点を有し、一方、患者にとっては、X線放射と呼吸の周期とのタイミングをとるための時間が短くなって、X線撮影に要する負担を軽減できる利点を有している。
【0014】
また、請求項2に係る発明の呼吸同期X線撮影装置は、請求項1に記載の呼吸同期X線撮影装置において、呼吸周期中の所望の点が、被検体の吸気状態のピークまたはその近傍あるいは呼気状態のピークまたはその近傍となるようにする。
【0015】
(作用・効果)
請求項2に係る発明の呼吸同期X線撮影装置の構成によれば、X線放射による撮影時間内に、被検体の吸気状態のピーク、換言すれば胸部の撮影領域が最も広い状態、あるいは、呼気状態のピーク、換言すれば腹部の撮影領域が最も広い状態を含ませることができる。
したがって、胸部X線写真および腹部X線写真それぞれにおいて、撮影領域が最も拡大した状態の良好な画像を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明に係る呼吸同期X線撮影装置の実施例を示す全体構成図であり、この呼吸同期X線撮影装置は、X線を放射するX線源としてのX線管1と、X線管1に高電圧を印加する高圧発生器2と、被検体3を乗せるテーブル4と、X線管1からのX線出力が被検体3を透過したX線像を撮影するX線撮像手段としてのフィルム5と、変位量計測手段としてのレーザー距離計6とを備えて構成されている。
【0017】
高圧発生器2にはX線制御器7が接続され、そのX線制御器7に、撮影対象により、撮影時間、管電圧、管電流といった撮影条件を設定する撮影条件設定器8が接続されている。
レーザー距離計6に制御回路9が接続され、制御回路9とX線制御器7とが接続されている。
【0018】
レーザー距離計6は、図2のブロック図に示すように、被検体3の胸部又は腹部の体表面にレーザービームを投射するレーザー発振器10と、体表面で反射したレーザービームを受光するレーザービーム受光器11と、時間差算出手段12と距離演算手段13とから構成されている。
【0019】
時間差算出手段12では、レーザービーム受光器11によるレーザービームの受光時から、レーザー発振器10によるレーザービームの投射時を減算し、レーザービームの投射時から受光時までの時間差を算出するようになっている。
【0020】
距離演算手段13では、時間差算出手段12で算出された時間差にレーザービームの速度を乗算し、それを2で割算し、レーザー距離計6から被検体3の体表面までの距離を演算し、その演算した距離を距離信号として制御回路9に出力するようになっている。
【0021】
制御回路9では、図3のタイミングチャートに示すように、レーザー距離計6の距離演算手段13で演算されて出力される距離信号14が波形化処理され、それに基づいて被検体の呼吸状態を検出できるように呼吸状態検出手段が構成されている。図2では、被検体3の呼気状態のピーク(呼吸により最も胸部および腹部を縮小した呼気完了状態)を破線で表し、吸気状態のピーク(呼吸により最も胸部および腹部を拡大した吸気完了状態)を実線で表している。
【0022】
制御回路9において、被検体3に応じて、X線の放射を同期させる呼吸周期中の所望の点を設定するために、予め最小距離、すなわち、吸気状態のピークに対する閾値Yが割り当てられており、X線放射時の距離X1=X×(1+Y)を算出するようになっている。そして、呼気状態のピークから吸気状態のピークに至る間で、吸気状態のピークの近傍の距離X1になった時点でX線制御器7にX線放射信号15を出力するようにX線放射手段が構成されている。
【0023】
次に、胸部X線写真の撮影動作について、図3のタイミングチャートも参照しながら説明する。X線技師が図示しないReadyスイッチを押すに伴い、Ready信号16が、X線制御器7に入力される。(図3のa時点)
【0024】
それに応答してX線制御器7から図示しないスタータ装置にスタータ起動信号17が送られて起動し、X線管3の回転陽極が回転し始めるとともに、制御回路9に呼吸計測動作信号18が送られる。
制御回路9は、呼吸計測動作信号18に応答してレーザー距離計6へ計測動作信号18aを送る。これに伴い、レーザー距離計6のレーザー発振器10よりレーザービームが出力され、被検体3により反射されたレーザービームをレーザービーム受光器11により検出する。そしてその時間差により計測された距離信号14が制御回路9に入力されはじめる。(図3のb時点)
【0025】
距離信号14を受けて、制御回路9では、距離信号を波形化処理し、かつ、前回の距離信号14と今回の距離信号14とを減算し、その減算結果がマイナス状態から零またはプラスに転じたことの検出に基づいて、被検体3の呼気状態のピーク(図3のc時点)を検出し、一方、減算結果がプラス状態から零またはマイナスに転じたことの検出に基づいて、被検体3の吸気状態のピーク(図3のd時点)を検出するようになっている。
【0026】
上記吸気状態のピークの距離Xを測定して記憶しておく。
実際のX線放射時の距離が、吸気状態のピークの距離Xを含めその近傍の値になるように設定された閾値Yと距離Xとにより、X線放射時の距離X1=X×(1+Y)を算出して記憶しておく。
【0027】
X線管1の回転陽極の回転数が撮影に必要な回転数に達するとスタータ装置から回転確認信号がX線制御器7へ入力され、撮影準備完了状態(Ready−up状態)19になり、そのことが、文字表示やランプの点灯などによりX線制御器7に表示される。(図3のe時点)
【0028】
この表示を確認してX線技師が図示しないX−rayスイッチを押すと、それに伴ってX−ray信号20がX線制御器7へ入力される。(図3のf時点)
X−ray信号20の入力後の呼気状態のピーク(図3のg時点)からの距離縮小過程、すなわち、吸気過程においての距離を測定しながら距離X1と比較し、X1になった時点で制御回路9からX線放射信号15が出力される。(図3のh時点)
【0029】
制御回路9からX線放射信号15がX線制御器7へ入力されると、X線制御器7から高圧発生器2に管電圧信号21が出力され、高圧発生器2からX線管1へ高電圧が印加されてX線放射が始まる。(図3のh時点)
撮影条件設定器8にて設定された撮影時間の経過後に高圧発生器2から高電圧出力が止まりX線撮影が終了する。(図3のi時点)
【0030】
X線技師が図示しないReadyスイッチおよびスイッチを離すに伴い、Ready信号16、X−ray信号20が停止され、胸部X線の撮影を終了する。(図3のj時点)
【0031】
上記実施例では、胸部X線写真の撮影動作について説明したが、腹部X線写真の撮影にも適用できることはいうまでもない。すなわち、腹部X線写真の場合、距離信号14に基づいて検出される被検体3の呼気状態のピーク(図3のc時点)の距離を測定して記憶しておき、そのピークを含むように閾値を設定するようになるだけである。
【0032】
閾値Yは、実際の装置と被写体ファントムを用いてデータを測定して求めるとか、Y値設定器を設けて乳幼児と成人等で個別に設定するなど、患者や撮影部位などに応じて適宜好適な値を選択して設定すれば良い。
【0033】
次に、他の撮影動作について、図4のタイミングチャートも参照しながら説明する。
前述した実施例の呼吸同期X線撮影装置において、撮影条件設定器8により、予め設定された撮影時間T2をX線制御器7に入力しておく。
図4のa時点からd時点までは、図3のa時点からd時点と同一である。
【0034】
制御回路9において、吸気状態のピークの距離Xの代わりに、呼気状態のピーク(図4のc時点)から吸気状態のピーク(図4のd時点)までの時間Tを測定して記憶しておく。
撮影条件設定器8によって設定されてX線制御器7に入力された撮影時間T2と時間TよりT1=T−T2を算出して記憶しておく。
【0035】
X線管1の回転陽極の回転数が撮影に必要な回転数に達するとスタータ装置から回転確認信号がX線制御器7へ入力される。撮影準備完了状態(Ready−up状態)になり、X線制御器7に表示される。(図4のe時点))
この表示を確認してX線技師が図示しないX−rayスイッチを押すとX−ray信号20が、X線制御器7へ入力される。(図4のf時点) X−ray信号20入力後の呼気状態のピーク(図4のg時点)からの時間を計測し、T1の時点で制御回路9からX線放射信号15が出力される。(図4のh時点)
【0036】
制御回路9からX線放射信号15がX線制御器7へ入力されると、X線制御器7に接続された高圧発生器2からX線管1へ高電圧が印加されX線放射が始まる。(図4のh〜i時点)
撮影条件設定器8にて設定された撮影時間T2の経過後に、高圧発生器2からの高電圧出力が止まりX線撮影が終了する。(図4のi時点)
【0037】
X線技師が図示しないReadyスイッチおよびスイッチを離し、それに伴ってReady信号16、X−ray信号20が停止して終わる。(図4のj時点)
【0038】
上記実施例では、X線管1に対する胸部または腹部の体表面の変位量を計測するのに、レーザー発振器10によるレーザービーム発振時からレーザービーム受光器11によるレーザービーム受光時までの時間に基づいて変位量を計測するように構成するレーザー距離計6を用いているが、高精度の超音波を用いた距離計を用いるとか、被検体3を挟むようにテーブル4にラインセンサを設け、遮光位置の変化に基づいて体表面の変位量を計測するなどしても良く、それらをして変位量計測手段と総称する。
【0039】
上記実施例では、X線撮像手段としてX線フィルムを用いたが、回診用撮影装置や、デジタル画像として取り込むFPD(Flat Panel Detector)システムを用いても同様である。
【0040】
本発明としては、吸気状態のピークや呼気状態のピーク時にX線撮影するだけでなく、患者の呼吸周期の他の点、例えば、吸気状態のピークや呼気状態のピークの所望の中間状態でのX線撮影を行うこともできる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明の呼吸同期X線撮影装置によれば、被検体の呼吸に伴う、胸部または腹部の少なくとも一方の体表面のX線源に対する変位量に基づいて被検体の呼吸状態を検出し、その呼吸状態に基づき、例えば、吸気状態のピ−クになる直前近傍などの所望の点に同期してX線を放射し、撮影領域の広い状態での胸部X線写真を得るなどといったことができるから、被検体(患者)の能力にかかわりなく、被検体の呼吸状態を精度良く検出でき、吸気状態のピークあるいは呼気状態のピークなどを精度良く捕捉でき、吸気状態のピークまたはその近傍あるいは呼気状態のピークまたはその近傍で、X線放射と呼吸の周期とのタイミングを正確に一致させるといった最適なX線撮影を行うことができ、そのため、撮影領域が広い状態でX線写真を得て多くの情報量を得ることができ、X線写真に含まれる診断情報の信頼性を向上できる。
また、X線技師にとっては、X線放射と呼吸の周期とのタイミングをとるためのストレスから解放される利点を有し、一方、患者にとっては、X線放射と呼吸の周期とのタイミングをとるための時間が短くなって、X線撮影に要する負担を軽減できる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る呼吸同期X線撮影装置の実施例を示す全体構成図である。
【図2】レーザー距離計の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明に係る呼吸同期X線撮影装置の動作を説明するタイミングチャートである。
【図4】この発明に係る呼吸同期X線撮影装置の動作を説明する他のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…X線管
3…被検体
5…フィルム(X線撮像手段)
6…レーザー距離計(距離計測手段)

Claims (2)

  1. X線源から照射されたX線を被検体に放射し、被検体を透過した透過X線をX線撮像手段により撮影するX線撮影装置において、(a)被検体の胸部または腹部の少なくとも一方の体表面の前記X線源に対する変位量を計測する変位量計測手段と、(b)前記変位量計測手段によって計測された変位量に基づいて被検体の呼吸状態を検出する呼吸状態検出手段と、(c)前記呼吸状態検出手段で検出された被検体の呼吸周期中の所望の点に同期してX線を放射するX線放射手段とを設けたことを特徴とする呼吸同期X線撮影装置。
  2. 請求項1に記載の呼吸同期X線撮影装置において、呼吸周期中の所望の点が、被検体の吸気状態のピークまたはその近傍あるいは呼気状態のピークまたはその近傍である呼吸同期X線撮影装置。
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