JP2000201922A - 呼吸同期制御装置および呼吸同期制御医療機器 - Google Patents

呼吸同期制御装置および呼吸同期制御医療機器

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JP2000201922A
JP2000201922A JP11045295A JP4529599A JP2000201922A JP 2000201922 A JP2000201922 A JP 2000201922A JP 11045295 A JP11045295 A JP 11045295A JP 4529599 A JP4529599 A JP 4529599A JP 2000201922 A JP2000201922 A JP 2000201922A
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Shinichi Minohara
伸一 蓑原
Akira Kuwata
昭 桑田
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Toyonaka Kenkyusho Co Ltd
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National Institute of Radiological Sciences
Toyonaka Kenkyusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線治療機器、CTスキャナー、MRI診
断機器、超音波診断機器など、各種の機器の中には、人
体の呼吸の位相に同期させて機器を制御する必要がある
ものがあるが、そのような制御目的のために、生体の呼
吸位相を簡単に精度良く迅速に検出し、この検出信号を
機器の制御信号に変換して送出する呼吸同期制御装置を
構成する。 【解決手段】 半導体位置検出素子(PSD)の機能を
利用することを特徴とし、呼吸と連動する生体(1)の
表皮の変動に対応して光源の位置あるいは光線の方向が
変動する光源部(3)と、光源部(3)からの光を生体
(1)の表皮の変動信号として受光してこれを呼吸の周
期位相に対応した電気信号に変換するPSD(7)と、
この電気信号を基に他の被制御機器の作動制御信号を送
出する制御回路(8)によって呼吸同期制御装置を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体位置検出
素子(Position SensitiveDete
cter,「PSD」と略す)を用いて呼吸に伴う生体
局所の変動位置を検出しこの検出信号に基づいて各種の
機器の作動時点を制御する呼吸同期制御装置と、優れた
呼吸同期制御手段を備えることによって特に著しく機能
が高まる放射線治療機器、コンピュータ断層撮影(Co
mputer Tomography,「CT」と略
す)装置(CTスキャナー)、核磁気共鳴映像(Mag
netic Rezonance Imaging,
「MRI」と略す)診断機器、超音波診断機器などの呼
吸同期制御医療機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日まで各種の電磁波・粒子線や、レー
ザー光、磁気、超音波などの特性を利用した医療機器
(検診・診断機器や治療機器)が開発されている。特に
人体局所の悪性腫瘍の治療には、古くから患部に放射線
を照射する放射線療法が多用され、さらに有効な放射線
治療が模索され試行されている。放射線はX線をはじめ
ガンマ線、中性子線、陽子線、重粒子線など多様である
が、昨今重粒子線を照射する放射線治療の効果が注目さ
れている。放射線治療において欠かせない重要なことの
一つは、放射線照射によって人体の正常な組織に及ぼさ
れるかも知れない障害を極力抑えながら患部組織に大き
な線量(放射線の強さ)を集中させることである。この
重要な条件に対し、放射線を生体(本願では人体を含む
生物の体)に照射した際の生体内における線量分布特性
(生体の表面からの深さとその深さ点における線量の間
の関係特性)が大きな意味を持つ。図3は各種放射線の
生体内における線量分布特性の傾向を示すものである。
同図から明らかなように、各放射線はそれぞれ特有の特
性を持つが、陽子線や粒子線は、その付与されたエネル
ギーに応じて或る深さで(図示の例では生体の表面から
約15cmの深さで)線量が急峻なピークとなる。従っ
て生体表面からの患部の深さを別途測定し、その深さで
照射線量がピークとなるに必要なエネルギーを付与した
粒子線を、放射線照射装置から患部を目掛けて照射すれ
ば、患部に線量を集中的に照射し、患部とは深さが異な
る位置にある正常な組織に及ぼす障害を極力抑えること
ができる。
【0003】しかし現実には生体の呼吸に伴って生体の
胸部や腹部の表面が変動しており、生体表面からの患部
臓器の深さも呼吸による自律運動で周期的に常に変動し
ている。その深さの変動幅は局所によっては3〜4cm
を超える場合も少なくない。従って放射線治療、とりわ
け生体内における線量分布が急峻なピーク特性を持つ粒
子線の放射線治療では、生体表面からの患部の深さを所
定の値(位置)に保った状態で放射線を照射することが
極めて重要である。
【0004】このため従来は、生体表面からの患部の深
さが所定の値(位置)になった時点で呼吸を一時止めて
その間に放射線を患部に照射したり、自然呼吸に伴う生
体の変動を検知してその呼吸位相に合わせて放射線を照
射する呼吸同期照射法が採られている。そして呼吸同期
照射法に必要な呼吸位相検知手段、即ち自然呼吸に伴う
生体の変動を検知する手段として、従来は歪みゲージを
生体の表皮(皮膚)に貼着し、呼吸による表皮の変動を
歪みゲージによって圧力変化として検出して呼吸位相を
検知するものがある。しかし呼吸の一時停止により患部
臓器の位置を特定する手段は、患者の個人差により上記
特定位置が安定しない難点があり、歪みゲージを用いる
手段は、歪みゲージの貼着状態によって生体表皮の変動
に対応する圧力の検出特性が変化するため、安定した呼
吸位相検知が困難で高度の貼着技術を必要とする。
【0005】また、X線診断機器、CTスキャナー、M
RI診断機器、超音波診断機器など患部の映像を撮影す
る診断機器においても、的確鮮明な映像・撮像を得るた
めに、自然呼吸に伴う生体の変動を容易に、かつ安定に
検知する呼吸位相検知手段が必要となる。
【0006】一方、対象物の位置を電気的に検出するセ
ンサーとして、従来から半導体位置検出素子(PSD)
が知られている。PSDはスポット状の光の位置を検出
できる光センサーで、図4に示すように、基本的にはフ
ォトダイオードのような一つの接合面を持つPIN構造
の半導体であって、二次元PSDの場合、P層、N層そ
れぞれの対向縁にX方向電極PX1、PX2、ならびに
Y方向電極PY1、PY2を形成したもであり、その半
導体面にスポット状の光Lが当たると電荷が発生し、P
層で発生した電荷はX方向電極PX1、PX2にそれぞ
れ電流IX1、IX2となって分流し、N層で発生した
電荷はY方向電極PY1、PY2にそれぞれ電流
Y1、IY2となって分流する。そして各電極
X1、PX2に分流する電流IX1、IX2と、各電
極PY1、PY2に分流する電流IY1、IY2の大き
さは、それぞれ各電極PX1、PX2、PY1、PY2
から光Lの位置までの距離に反比例する。ちなみに電極
X1、PX2間の距離をS、電極PY1、PY2
の距離をS、光Lの位置をx、yで表せば、IX1
X0(1/2 + x/S)、IX2=IX0(1
/2 − x/S)、IY1=IY0(1/2 −
y/S)、IY2=IY0(1/2 + y/
)、IX0=IX1+IX2、IY0=IY1+I
Y2となる。従ってこれらの電流IX1、IX2、I
Y1、IY2を知ることにより光Lの来たる位置を検出
することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、上
記従来の状況に鑑み、PSDを活用して生体の呼吸位相
を簡単に精度良く安定して検出しこの検出信号を種々の
機器の制御信号に変換して送出し得る呼吸同期制御装置
を構成することにある。またこの発明は、安定した高精
度の呼吸位相信号に基づいて放射線の照射時点を制御し
得る治療機器や、安定した高精度の呼吸位相信号に基づ
いて的確な映像撮影制御が可能な診断機器を構成するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し目的
を達するために、この発明は、呼吸と連動する生体表皮
の変動に対応して光源の位置あるいは光線の方向が変動
する光源部と、この光源部からの光を前記生体表皮の変
動位置信号として受光してこれを前記呼吸の周期位相に
対応した電気信号に変換する半導体位置検出素子と、こ
の電気信号を基に他の被制御機器の作動制御信号を送出
する制御回路によって呼吸同期制御装置を構成するもの
である。
【0009】そして、放射線照射治療機器やCTスキャ
ナー、MRI診断機器、超音波診断機器などの医療機器
に、呼吸と連動する生体表皮の変動に対応して光源の位
置あるいは光線の方向が変動する光源部と、この光源部
からの光を前記生体表皮の変動位置信号として受光して
これを前記呼吸の周期位相に対応した電気信号に変換す
る半導体位置検出素子と、この電気信号を基に呼吸同期
制御信号を送出する制御回路を設け、この呼吸同期制御
信号に基づいて医療機器の作動時点を制御するようにす
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の呼吸同期制御装置の基
本的な実施の形態は、呼吸と連動する生体表皮の変動に
対応して光源の位置あるいは光線の方向が変動する光源
部と、この光源部からの光を生体表皮の変動位置信号と
して受光してこれを呼吸の周期位相に対応した電気信号
に変換する半導体位置検出素子(PSD)と、この電気
信号を基に他の被制御機器の作動制御信号を送出する制
御回路を備えたことを特徴とする。
【0011】この発明の呼吸同期制御装置の実施形態の
一つは、呼吸と連動する生体表皮に光源部の発光体を固
定すると共に、この発光体からの光を生体表皮の変動位
置信号として受光してこれを呼吸の周期位相に対応した
電気信号に変換する半導体位置検出素子(PSD)と、
この電気信号を基に他の被制御機器の作動制御信号を送
出する制御回路を備えたことを特徴とする。
【0012】この発明の呼吸同期制御装置の他の実施形
態は、発光体とこの発光体からの光を反射する反射体で
光源部を構成し、呼吸と連動する生体表皮にこの反射体
を固定すると共に、この反射体からの光を生体表皮の変
動位置信号として受光してこれを呼吸の周期位相に対応
した電気信号に変換する半導体位置検出素子(PSD)
と、この電気信号を基に他の被制御機器の作動制御信号
を送出する制御回路を備えたことを特徴とする。
【0013】この発明の呼吸同期制御医療機器の基本的
な実施の形態は、呼吸と連動する生体表皮の変動に対応
して光源の位置あるいは光線の方向が変動する光源部
と、この光源部からの光を生体表皮の変動位置信号とし
て受光してこれを呼吸の周期位相に対応した電気信号に
変換する半導体位置検出素子(PSD)と、この電気信
号を基に呼吸同期制御信号を送出する制御回路を備え、
この呼吸同期制御信号に基づいて作動時点を制御するこ
とを特徴とする。
【0014】この発明の呼吸同期制御医療機器の実施形
態の一つは、呼吸と連動する生体表皮の変動に対応して
光源の位置あるいは光線の方向が変動する光源部と、こ
の光源部からの光を生体表皮の変動位置信号として受光
してこれを呼吸の周期位相に対応した電気信号に変換す
る半導体位置検出素子(PSD)と、この電気信号を基
に呼吸同期制御信号を送出する制御回路を備え、この呼
吸同期制御信号に基づいて放射線照射の作動時点を制御
することを特徴とする。
【0015】この発明の呼吸同期制御医療機器の他の実
施形態は、呼吸と連動する生体表皮の変動に対応して光
源の位置あるいは光線の方向が変動する光源部と、この
光源部からの光を生体表皮の変動位置信号として受光し
てこれを呼吸の周期位相に対応した電気信号に変換する
半導体位置検出素子(PSD)と、この電気信号を基に
呼吸同期制御信号を送出する制御回路を備え、この呼吸
同期制御信号に基づいて粒子線照射の作動時点を制御す
るものである。
【0016】この発明の呼吸同期制御医療機器の他の実
施形態は、呼吸と連動する生体表皮の変動に対応して光
源の位置あるいは光線の方向が変動する光源部と、この
光源部からの光を生体表皮の変動位置信号として受光し
てこれを呼吸の周期位相に対応した電気信号に変換する
半導体位置検出素子(PSD)と、この電気信号を基に
呼吸同期制御信号を送出する制御回路を備え、この呼吸
同期制御信号に基づいて磁場形成の作動時点を制御する
ものである。
【0017】この発明の呼吸同期制御医療機器の他の実
施形態は、呼吸と連動する生体表皮の変動に対応して光
源の位置あるいは光線の方向が変動する光源部と、この
光源部からの光を生体表皮の変動位置信号として受光し
てこれを呼吸の周期位相に対応した電気信号に変換する
半導体位置検出素子(PSD)と、この電気信号を基に
呼吸同期制御信号を送出する制御回路を備え、この呼吸
同期制御信号に基づいて超音波送出の作動時点を制御す
るものである。
【0018】この発明の呼吸同期制御医療機器の他の実
施形態は、呼吸と連動する生体表皮に光源部の発光体を
固定すると共に、この発光体からの光を生体表皮の変動
位置信号として受光してこれを呼吸の周期位相に対応し
た電気信号に変換する半導体位置検出素子(PSD)
と、この電気信号を基に呼吸同期信号を送出する制御回
路を備え、この呼吸同期制御信号に基づいて、放射線照
射あるいは粒子線あるいは磁場形成あるいは超音波送出
の作動時点を制御するものである。
【0019】この発明の呼吸同期制御医療機器の他の実
施形態は、発光体とこの発光体からの光を反射する反射
体で光源部を構成し、呼吸と連動する生体表皮にこの反
射体を固定すると共に、この反射体からの光を生体表皮
の変動位置信号として受光してこれを呼吸の周期位相に
対応した電気信号に変換する半導体位置検出素子(PS
D)と、この電気信号を基に呼吸同期信号を送出する制
御回路を備え、この呼吸同期制御信号に基づいて放射線
照射あるいは粒子線あるいは磁場形成あるいは超音波送
出の作動時点を制御するものである。
【0020】またこの発明の呼吸同期制御装置および呼
吸同期制御医療機器の重要な実施形態は、上記の光源部
の発光体として赤外線発光ダイオードをを用いるもので
ある。
【0021】
【実施例】以下、図1および図2を参考に、この発明の
一実施例を説明する。図1に示す例は、赤外線発光ダイ
オードとPSDを用いて人体の呼吸位相を検出して作動
制御信号を出力する呼吸同期制御装置と、この呼吸同期
制御装置の作動制御信号によって人体内の臓器患部へ照
射する粒子線の照射作動時点が制御される呼吸同期制御
放射線治療機器の実施例である。1は人体、2は人体内
の臓器患部である。3は、人体(生体)1の胸腹部の皮
膚(表皮)の上に貼着した赤外線発光ダイオード、4
は、赤外線発光ダイオード3を発光させるための赤外線
発光ダイオード駆動回路で、赤外線発光ダイオード3と
赤外線発光ダイオード駆動回路4で光源部が構成されて
いる。そして人体1の呼吸によって胸腹部の皮膚は変動
し、臓器患部2の位置や、人体1の表面からの臓器患部
2の深さdも呼吸に伴って周期的に変動する。同時に胸
腹部の皮膚に貼着した赤外線発光ダイオード3も呼吸に
同期して、その光源位置や光線の方向が変動する。5は
PSDカメラで、赤外線発光ダイオード3からの光mを
収束するレンズ6と、赤外線発光ダイオード3からの光
をレンズ6を通して受光するPSD7がその主要部であ
る。そして前述のようにPSD7は、赤外線発光ダイオ
ード3からの受光位置の変動に対応した電気信号を発生
させる。即ちPSD7は、赤外線発光ダイオード3から
の光を呼吸周期位相に対応した人体表皮の変動信号とし
て受光してこれを電気信号に変換する。8は、アナログ
演算回路9、同期信号発生回路10、クロックパルス発
生回路11などを含む制御回路で、PSD7で変換され
た電気信号を基に他の被制御機器、例えば放射線照射医
療機器、粒子線照射治療機器、MRI診断機器、超音波
診断機器、CTスキャナーなどに作動制御信号を送出す
る回路である。12は、臓器患部2に粒子線nを照射す
る照射ポートで、加速器13から粒子線ビームが供給さ
れ、制御回路14によって、粒子線ビームnをON/O
FFして照射される。そのタイミングは制御回路8によ
って呼吸位相と同期して制御されるものである。なお、
PSD7の出力端はアナログ演算回路9に接続され、同
期信号発生回路10の出力端は照射ポート12の制御回
路14に接続されている。
【0022】図2は上記の呼吸同期制御装置ならびに呼
吸同期制御放射線治療機器における呼吸同期制御信号波
形を示すものである。同図において、波形aはアナログ
演算回路9形成され、bは同期信号発生回路10で形成
された同期信号である。同期信号bは照射ポート12へ
作動制御信号として送出される呼吸位相信号波形で、時
点T−T間、T−T間、T−T間は吸気過
程を示し、時点T−T間、T−T間、T−T
間は呼気過程を示している。通常人体内の臓器は呼吸
による自律運動で常に変動しているが、人体表皮の変動
からとらえた上記呼吸位相信号波形aと実際の臓器の変
動周期はほぼ一致しておりまた一般に呼気過程から吸気
過程に移る位相時点T、T、T、T…… で臓
器の動きが緩慢となることが認められる。このことか
ら、各位相時点T、T、T、T…… を中心と
した若干の時間(以下「作動制御時間」と略する)に照
射ポート12から粒子線nを照射すれば、臓器患部2を
所定位置に比較的安定させた状態で粒子線nを臓器患部
2に有効に照射することができる。そして粒子線nの照
射時点をこのように制御するために、適当な閾(しき
い)値eを設定し、前記呼吸位相信号波形aの値が、閾
(しきい)値eを超える時点間において、図2に示すよ
うに、同期信号bにより、粒子線nの照射時点を制御し
て加速器13から粒子線ビームを照射ポート12へ導く
ようにしている。
【0022】またMRI診断機器、超音波診断機器、C
Tスキャナーなどの場合には、上記と同様の光源部、P
SDカメラ、制御回路を用いて、上記作動制御時間内に
臓器患部の映像を撮像すれば的確鮮明な像を得ることが
できる。
【0023】さらに図1の実施例では、赤外線発光ダイ
オード3を人体の表皮に固着しているが、場合によって
は赤外線発光ダイオード3を人体から離して固定し、赤
外線発光ダイオード3に代えて反射体を人体の表皮に貼
着し、赤外線発光ダイオード3からの光をこの反射体を
介した反射光としてPSDカメラ5で受光するようにし
ても良い。なお、光源部の発光体は白熱ランプなど赤外
線発光ダイオード以外のものでも勿論よいが、PSDは
赤外線域まで感応するので、可視光線を遮断して赤外光
を用いれば、明るい場所においても呼吸位相を精度良く
安定に検出することができる。
【0024】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、この発
明の呼吸同期制御装置は、呼吸に伴う生体の動きを読み
取る機能を課せられない単なる光源あるいは反射体を生
体表皮に固定するものであるから、生体の動きを読み取
る機能センサーである歪みゲージを生体表皮に貼着する
従来の手段に比し、その固定に技能を要せず簡単迅速に
固定することができ、また呼吸に伴う生体表皮の変動に
連動する光源の位置あるいは光線の方向の変動を検知す
るセンサーとしてPSDを用い、PSDはCCDイメー
ジセンサーに比し光に対する感応速度が極めて速く変位
分解能も高いことから、光源の位置あるいは光線の方向
の変動を高精度で速く検知することができ、その結果、
呼吸位相特性を精度良く迅速に検知してこれに基づく被
制御機器への安定した作動制御信号を送出することがで
きる。
【0025】またこの発明の呼吸同期制御医療機器は、
上記の呼吸同期制御装置からの呼吸同期制御信号によっ
て、重粒子線その他の放射線の照射作動時点や、磁場の
形成作動時点や、超音波の送出作動時点が制御されるの
で、上記呼吸同期制御信号は従来より安定したものとな
り、臓器患部を所定の位置に安定させた状態で放射線照
射や、映像撮像を実行することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す呼吸同期制御装置と呼
吸同期制御医療機器の概略構成図。
【図2】同呼吸同期制御装置ならびに呼吸同期制御医療
機器における制御信号のタイミング図。
【図3】各種放射線の生体内における線量分布図。
【図4】半導体位置検出素子(PSD)の概要説明図。
【符号の説明】
1:人体(生体) 2:臓器患部 3:赤外線発光ダイオード(光源部) 4 赤外線発光ダイオードの駆動部(光源部) 5:PSDカメラ 6:レンズ 7:PSD 8 制御回路 9:アナログ演算回路 10:同期信号発生回路 11:クロックパルス発生回路 12:照射ポート 13:加速器 14:光量制御回路 d:人体表面からの臓器患部の深さ e:閾(しきい)値 m:赤外線発光ダイオードからの光 n:粒子線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C082 AA01 AC02 AC04 AC05 AC07 AE01 AG08 AG12 AJ09 AJ10 AJ20 AP08 4C093 AA22 AA25 CA08 CA34 EE30 FA18 FA47 FA53 FA60 4C096 AB08 AB12 AD27 FC20 4C301 EE07 FF27

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 呼吸と連動する生体表皮の変動に対応
    して光源の位置あるいは光線の方向が変動する光源部
    と、この光源部からの光を前記生体表皮の変動位置信号
    として受光してこれを前記呼吸の周期位相に対応した電
    気信号に変換する半導体位置検出素子と、この電気信号
    を基に他の被制御機器の作動制御信号を送出する制御回
    路を含むことを特徴とする呼吸同期制御装置。
  2. 【請求項 2】 呼吸と連動する生体表皮に光源部の発
    光体を固定すると共に、この発光体からの光を前記生体
    表皮の変動位置信号として受光してこれを前記呼吸の周
    期位相に対応した電気信号に変換する半導体位置検出素
    子と、この電気信号を基に他の被制御機器の作動制御信
    号を送出する制御回路を備えたことを特徴とする呼吸同
    期制御装置。
  3. 【請求項 3】 発光体とこの発光体からの光を反射す
    る反射体で光源部を構成し、呼吸と連動する生体表皮に
    前記反射体を固定すると共に、この反射体からの光を前
    記生体表皮の変動位置信号として受光してこれを前記呼
    吸の周期位相に対応した電気信号に変換する半導体位置
    検出素子と、この電気信号を基に他の被制御機器の作動
    制御信号を送出する制御回路を備えたことを特徴とする
    呼吸同期制御装置。
  4. 【請求項 4】 発光体として赤外線発光ダイオードを
    用いたことを特徴とする請求項2または3に記載の呼吸
    同期制御装置。
  5. 【請求項 5】 呼吸と連動する生体表皮の変動に対応
    して光源の位置あるいは光線の方向が変動する光源部
    と、この光源部からの光を前記生体表皮の変動位置信号
    として受光してこれを前記呼吸の周期位相に対応した電
    気信号に変換する半導体位置検出素子と、この電気信号
    を基に呼吸同期制御信号を送出する制御回路を備え、こ
    の呼吸同期制御信号に基づいて作動時点を制御すること
    を特徴とする呼吸同期制御医療機器。
  6. 【請求項 6】 呼吸と連動する生体表皮の変動に対応
    して光源の位置あるいは光線の方向が変動する光源部
    と、この光源部からの光を前記生体表皮の変動位置信号
    として受光してこれを前記呼吸の周期位相に対応した電
    気信号に変換する半導体位置検出素子と、この電気信号
    を基に呼吸同期制御信号を送出する制御回路を備え、こ
    の呼吸同期制御信号に基づいて放射線照射の作動時点を
    制御することを特徴とする呼吸同期制御医療機器。
  7. 【請求項 7】 呼吸と連動する生体表皮の変動に対応
    して光源の位置あるいは光線の方向が変動する光源部
    と、この光源部からの光を前記生体表皮の変動位置信号
    として受光してこれを前記呼吸の周期位相に対応した電
    気信号に変換する半導体位置検出素子と、この電気信号
    を基に呼吸同期制御信号を送出する制御回路を備え、こ
    の呼吸同期制御信号に基づいて粒子線照射の作動時点を
    制御することを特徴とする呼吸同期制御医療機器。
  8. 【請求項 8】 呼吸と連動する生体表皮の変動に対応
    して光源の位置あるいは光線の方向が変動する光源部
    と、この光源部からの光を前記生体表皮の変動位置信号
    として受光してこれを前記呼吸の周期位相に対応した電
    気信号に変換する半導体位置検出素子と、この電気信号
    を基に呼吸同期制御信号を送出する制御回路を備え、こ
    の呼吸同期制御信号に基づいて磁場形成の作動時点を制
    御することを特徴とする呼吸同期制御医療機器。
  9. 【請求項 9】 呼吸と連動する生体表皮の変動に対応
    して光源の位置あるいは光線の方向が変動する光源部
    と、この光源部からの光を前記生体表皮の変動位置信号
    として受光してこれを前記呼吸の周期位相に対応した電
    気信号に変換する半導体位置検出素子と、この電気信号
    を基に呼吸同期制御信号を送出する制御回路を備え、こ
    の呼吸同期制御信号に基づいて超音波送出の作動時点を
    制御することを特徴とする呼吸同期制御医療機器。
  10. 【請求項10】 呼吸と連動する生体表皮に光源部の発
    光体を固定すると共に、この発光体からの光を前記生体
    表皮の変動位置信号として受光してこれを前記呼吸の周
    期位相に対応した電気信号に変換する半導体位置検出素
    子と、この電気信号を基に呼吸同期信号を送出する制御
    回路を備え、この呼吸同期制御信号に基づいて作動時点
    を制御することを特徴とする請求項5乃至9のいずれか
    1項に記載の呼吸同期制御医療機器。
  11. 【請求項11】 発光体とこの発光体からの光を反射す
    る反射体で光源部を構成し、呼吸と連動する生体表皮に
    前記反射体を固定すると共に、この反射体からの光を前
    記生体表皮の変動位置信号として受光してこれを前記呼
    吸の周期位相に対応した電気信号に変換する半導体位置
    検出素子と、この電気信号を基に呼吸同期信号を送出す
    る制御回路を備え、この呼吸同期制御信号に基づいて作
    動時点を制御することを特徴とする請求項5乃至9のい
    ずれか1項に記載の呼吸同期制御医療機器。
  12. 【請求項12】 呼吸と連動する生体表皮に光源部の赤
    外線発光ダイオードを固定すると共に、この赤外線発光
    ダイオードからの光を前記生体表皮の変動位置信号とし
    て受光してこれを前記呼吸の周期位相に対応した電気信
    号に変換する半導体位置検出素子と、この電気信号を基
    に呼吸同期信号を送出する制御回路を備え、この呼吸同
    期制御信号に基づいて作動時点を制御することを特徴と
    する請求項5乃至9のいずれか1項に記載の呼吸同期制
    御医療機器。
  13. 【請求項13】 赤外線発光ダイオードとこの赤外線発
    光ダイオードからの光を反射する反射体で光源部を構成
    し、呼吸と連動する生体表皮に前記反射体を固定すると
    共に、この反射体からの光を前記生体表皮の変動位置信
    号として受光してこれを前記呼吸の周期位相に対応した
    電気信号に変換する半導体位置検出素子と、この電気信
    号を基に呼吸同期信号を送出する制御回路を備え、この
    呼吸同期制御信号に基づいて作動時点を制御することを
    特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載の呼吸
    同期制御医療機器。
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