JP2001120528A - 医用画像撮影方法および医用画像撮影装置 - Google Patents

医用画像撮影方法および医用画像撮影装置

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JP2001120528A
JP2001120528A JP30862699A JP30862699A JP2001120528A JP 2001120528 A JP2001120528 A JP 2001120528A JP 30862699 A JP30862699 A JP 30862699A JP 30862699 A JP30862699 A JP 30862699A JP 2001120528 A JP2001120528 A JP 2001120528A
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Sumiya Nagatsuka
澄也 長束
Takao Tsuda
隆夫 津田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検体の動きに起因した画質の劣化を生じさ
せないよう撮影を制御する。 【解決手段】 被検体に関する撮像を行う医用画像撮影
装置であって、被検体の動きを検出する動き検出手段4
2,28と、前記動き検出手段により検出された被検体
の動きが最小となった時点で医用画像の撮影を行わせる
撮影制御手段11と、を含んで構成されることを特徴を
する。このため、被検体の動きに起因した画質の劣化を
生じさせないよう撮影を制御することが可能になり、再
度の撮影を実行する必要がなくなり、被検体に対する放
射線の無駄な曝射も生じなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被検体に関して医用
画像を撮影する方法および装置に関し、特に、被検体の
動きに応じて撮影を制御可能な医用画像撮影方法および
医用画像撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線などを用いた放射線画像は、病気診
断用などの医用画像として多く用いられている。この放
射線画像を得るために、被検体を透過したX線を蛍光体
層(蛍光スクリーン)に照射し、これにより可視光を生
じさせてこの可視光を通常の写真と同様に銀塩を使用し
たフィルムに照射して現像した、所謂、放射線写真が従
来から多く利用されている。
【0003】しかし、近年、銀塩を塗布したフィルムを
使用しないで、蛍光体層から直接画像を取り出す方法が
工夫されるようになってきている。この方法としては、
被検体を透過した放射線を蛍光体に吸収せしめ、しかる
後、この蛍光体を例えば光又は熱エネルギーで励起する
ことによりこの蛍光体が上記吸収により蓄積している放
射線エネルギーを蛍光として放射せしめ、この蛍光を光
電変換して画像信号を得る方法がある。
【0004】具体的には、例えば米国特許3,859,527 号
及び特開昭55−12144 号公報等に、輝尽性蛍光体を用い
可視光線又は赤外線を輝尽励起光とした放射画像変換方
法が示されている。この方法は、支持体上に輝尽性蛍光
体層を形成した放射画像変換パネルを使用するもので、
この変換パネルの輝尽性蛍光体層に被検体を透過した放
射線を当て、被検体各部の放射線透過度に対応する放射
線エネルギーを蓄積させて潜像を形成し、しかる後、こ
の輝尽層を輝尽励起光で走査することによって蓄積され
た放射線エネルギーを放射させてこれを光に変換し、こ
の光信号を光電変換して放射線画像信号を得るものであ
る。
【0005】このようにして得られた放射線画像信号
は、そのままの状態で、或いは画像処理を施されて銀塩
フィルム,CRT等に出力されて可視化されたり、電子
ファイリング装置にファイリングされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上の放射
線画像の撮影では、肺が広がった状態や特定の体位で撮
影する必要があるので、被検体が動きを止めている必要
がある。たとえば、被検体に対して息を止めるようにと
のアナウンスを行ってから放射線の照射を行うようにし
ている。
【0007】しかし、実際には、被検体がアナウンス通
りに息を止めない場合や、息を止めるタイミングがずれ
る場合などがある。このような場合には、被検体が動い
ているときに放射線の照射が行われるため、医用画像に
ブレが生じ易く、また、本来の好ましい肺の大きさでな
かったりするため、所望の画質が得られない問題があ
る。
【0008】また、内蔵のように自立で動いている臓器
の撮影についても、極力好ましい状態での撮影を1度の
みの放射線撮影で済ませたい。また、このように所望の
画質が得られない場合には、再度の撮影を実行すること
もあり、被検体に対する放射線の曝射の累積が問題にな
ることもある。
【0009】なお、放射線の照射時間が短くて(10m
秒程度)急峻な波形であれば、たとえ好ましい位置にな
くても、画像自体は鮮明に撮影される。しかし、放射線
の照射時間を通常より長くしたり、胸部の撮影などで、
より放射線の照射時間を長く(100m秒〜200m
秒)する必要がある場合がある。このほか、肉の薄い場
合も、放射線の電位を高くでいないため、長めの照射時
間になる場合がある。このような場合、肺の呼吸や胃の
蠕動が影響し、画像にブレが生じる危険性が増加してい
た。
【0010】本発明は以上のような課題に鑑みてなされ
たものであって、被検体の動きに起因した画質の劣化を
生じさせないよう撮影を制御可能な医用画像撮影方法お
よび医用画像撮影装置を実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は以下に示すものである。 (1)請求項1記載の発明は、被検体の動きを検出し、
検出された被検体の動きが最小となった時点で医用画像
の撮影を行う、ことを特徴とする医用画像撮影方法であ
る。
【0012】この医用画像撮影方法では、被検体の動き
を検出しつつ、その動きが最小となった時点で医用画像
の撮影を行うように制御しているため、被検体の動きに
起因した画質の劣化を生じさせないよう撮影を制御する
ことが可能になる。従って、再度の撮影を実行する必要
がなくなり、被検体に対する放射線の無駄な曝射も生じ
なくなる。
【0013】(2)請求項2記載の発明は、被検体もし
くは被検体内部の動きを検出し、検出された動きから今
後の動きが最小になるときを予想し、被検体の動きが最
小になると予想される時点で医用画像の撮影を行う、こ
とを特徴とする医用画像撮影方法である。
【0014】この医用画像撮影方法では、被検体の動き
を検出し、今後の動きを予想し、その動きが最小と予想
される時点で医用画像の撮影を行うように制御している
ため、被検体の動きに起因した画質の劣化を生じさせな
いよう撮影を制御することが可能になる。従って、再度
の撮影を実行する必要がなくなり、被検体に対する放射
線の無駄な曝射も生じなくなる。
【0015】(3)請求項3記載の発明は、被検体に関
する撮像を行う医用画像撮影装置であって、被検体の動
きを検出する動き検出手段と、前記動き検出手段により
検出された被検体の動きが最小となった時点で医用画像
の撮影を行わせる撮影制御手段と、を含んで構成される
ことを特徴をする医用画像撮影装置である。
【0016】この医用画像撮影装置では、被検体の動き
を検出しつつ、その動きが最小となった時点で医用画像
の撮影を行うように制御しているため、被検体の動きに
起因した画質の劣化を生じさせないよう撮影を制御する
ことが可能になる。従って、再度の撮影を実行する必要
がなくなり、被検体に対する放射線の無駄な曝射も生じ
なくなる。
【0017】(4)請求項4記載の発明は、被検体に関
する撮像を行う医用画像撮影装置であって、被検体の動
きを検出する動き検出手段と、検出された被検体の動き
から今後の動きが最小になるときを予想し、被検体の動
きが最小になると予想される時点で医用画像の撮影を行
わせる撮影制御手段と、を含んで構成されることを特徴
をする医用画像撮影装置である。
【0018】この医用画像撮影装置では、被検体の動き
を検出し、今後の動きを予想し、その動きが最小と予想
される時点で医用画像の撮影を行うように制御している
ため、被検体の動きに起因した画質の劣化を生じさせな
いよう撮影を制御することが可能になる。従って、再度
の撮影を実行する必要がなくなり、被検体に対する放射
線の無駄な曝射も生じなくなる。
【0019】(5)なお、前記動き検出手段は、被検体
そのものだけでなく、被検体周囲の動きを検出すること
が望ましい。 (6)なお、以上の動き検出手段は、被検体周囲に発光
手段と受光手段とを備え、光学的に被検体の動きを検出
することが、被検体の動きを非接触で検出できて望まし
い。
【0020】(7)また、以上の動き検出手段は、被検
体に接触する振動検出手段を備え、被検体の振動により
動きを検出することが、被検体の動きを確実に検出でき
て望ましい。この場合、フィルムあるいは撮像パネルを
収納した部分であって被検体が体表面を接触させる部位
であることが更に望ましい。
【0021】(8)また、以上の動き検出手段は、被検
体周囲の空気の流れにより被検体の動きを検出すること
が、被検体の呼吸そのものを検知できるため、動きを確
実に検出できるようになって望ましい。
【0022】(9)また、前記動き検出手段は、被検体
の内部の特定部位の動きを検出することも望ましい。 (10)また、前記動き検出手段は、超音波の照射と検
出とにより、被検体の内部の特定部位の動きを検出する
ことが、非接触で行えて望ましい。
【0023】(11)請求項11記載の発明は、被検体
に関する撮像を行う医用画像撮影装置であって、超音波
の照射と検出とにより被検体の内部の特定部位の動きを
検出する動き検出手段と、検出された被検体の内部の動
きの周期性を抽出し、抽出された周期性と動き検出手段
での検出結果との相関から今後の動きが最小になるとき
を予想し、被検体の動きが最小になると予想される時点
で医用画像の撮影を行わせる撮影制御手段と、を含んで
構成されることを特徴をする医用画像撮影装置である。
【0024】この医用画像撮影装置では、被検体の動き
を検出し、この動きから周期性を抽出し、その周期性と
検出結果との相関から動きが最小と予想される時点で医
用画像の撮影を行うように制御しているため、被検体の
動きに起因した画質の劣化を生じさせないよう撮影を制
御することが可能になる。従って、再度の撮影を実行す
る必要がなくなり、被検体に対する放射線の無駄な曝射
も生じなくなる。
【0025】(12)また、前記撮影制御手段は、放射
線画像の撮影実行中に、前記被検体の動きが予め定めら
れた所定値以上になった場合には撮影を停止させる、こ
とが、放射線の曝射を最小限に抑えられる点で望まし
い。
【0026】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態例につ
いて図を用いて詳細に説明する。まず、本実施の形態例
の医用画像撮影装置の構成について説明し、その後に医
用画像撮影装置の動作説明を行い、さらに画像処理の詳
細説明を行う。
【0027】<医用画像撮影装置の構成>図1は、医用
画像撮影装置の全体構成を示すシステム構成図である。
放射線発生器30はコントローラ10によって制御され
ており、放射線発生器30から放射された放射線は、被
検体5を通して放射線画像読取器40の前面に装着され
ている撮像パネル41に照射される。
【0028】ここで、図2により放射線画像読取器40
に設けられている撮像パネル41の構成を説明する。こ
の撮像パネル41は所定の剛性を得られるだけの厚みを
有する基板を有しており、この基板上には照射された放
射線の線量に応じて電気信号を出力する検出素子412
-(1,1)〜412-(m,n)がマトリクス状に2次元配置され
ている。また、走査線415-1〜415-mと信号線41
6-1〜416-nがたとえば直交するように配設される。
【0029】撮像パネル41の走査線415-1〜415
-mは、走査駆動部44と接続されている。走査駆動部4
4から走査線415-1〜415-mのうちの1つ走査線4
15-p(pは1〜mのいずれかの値)に読出信号RSが供
給されると、この走査線415-pに接続された検出素子
から照射された放射線の線量に応じた電気信号SV-1〜
SV-nが出力されて、信号線416-1〜416-nを介し
て画像データ生成回路46に供給される。
【0030】この検出素子412は、照射された放射線
の線量に応じた電気信号を出力するものであればよい。
たとえば放射線が照射されたときに電子−正孔対が生成
されて抵抗値が変化する光導電層を用いて検出素子が形
成されている場合、この光導電層で生成された放射線量
に応じた量の電荷が電荷蓄積コンデンサに蓄えられて、
この電荷蓄積コンデンサに蓄えられた電荷が電気信号と
して画像データ生成回路46に供給される。なお、光導
電層としては暗抵抗値が高いものが望ましく、アモルフ
ァスセレン、酸化鉛、硫化カドミウム、ヨウ化第2水
銀、または光導電性を示す有機材料(X線吸収コンパウ
ンドが添加された光伝導性ポリマを含む)などが用いら
れ、特にアモルファスセレンが望ましい。
【0031】また、検出素子412が、たとえば放射線
が照射されることにより蛍光を生ずるシンチレータ等を
用いて形成されている場合、フォトダイオードでこのシ
ンチレータで生じた蛍光強度に基づく電気信号を生成し
て画像データ生成回路46に供給するものとしてもよ
い。
【0032】画像データ生成回路46では、後述する読
取制御回路48からの出力制御信号SCに基づいて供給
された電気信号SVを順次選択して、ディジタルの画像
データDTに変換する。この画像データDTは読取制御
回路48に供給される。
【0033】読取制御回路48はコントローラ10と接
続されており、コントローラ10から供給された制御信
号CTDに基づいて走査制御信号RCや出力制御信号S
Cを生成する。この走査制御信号RCが走査駆動部44
に供給されて、走査制御信号RCに基づき走査線415
-1〜415-mに対しての読出信号RSの供給が行われ
る。
【0034】また、出力制御信号SCは画像データ生成
回路46に供給される。この読取制御回路48からの走
査制御信号RCや出力制御信号SCによって、たとえば
撮像パネル41が上述のように(m×n)個の検出素子
412で構成されている場合には、検出素子412-(1,
1)〜412-(m,n)からの電気信号SVに基づくデータを
データDP(1,1)〜DP(m,n)とすると、データDP(1,
1)、DP(1,2)、……DP(1,n)、DP(2,1)、……、D
P(m,n)の順として画像データDTが生成されて、この
画像データDTが画像データ生成回路46から読取制御
回路48に供給される。また、読取制御回路48では、
この画像データDTをコントローラ10に送出する処理
も行う。
【0035】放射線画像読取器40で得られた画像デー
タDTは、読取制御回路48を介してコントローラ10
に供給される。なお、放射線画像読取器40で得られた
画像データをコントローラ10に供給する際に対数変換
処理を行った画像データを供給すれば、コントローラ1
0における画像データの処理を簡単とすることができ
る。
【0036】また、図1において、コントローラ10の
動作を制御するためのCPU11には、システムバス1
2と画像バス13が接続されると共に入力インタフェー
ス17が接続される。このコントローラ10の動作を制
御するためのCPU11は、メモリ14に記憶された制
御プログラムに基づいて動作が制御される。
【0037】システムバス12と画像バス13には、表
示制御部15、フレームメモリ制御部16、出力インタ
フェース18、撮影制御部19、ディスク制御部20等
が接続されており、システムバス12を利用しCPU1
1によって各部の動作が制御されると共に、画像バス1
3を介して各部間での画像データの転送等が行われる。
【0038】フレームメモリ制御部16には、フレーム
メモリ21が接続されており、放射線画像読取器40で
得られた画像データが撮影制御部19やフレームメモリ
制御部16を介して記憶される。フレームメモリ21に
記憶された画像データは読み出されて表示制御部15や
ディスク制御部20に供給される。また、フレームメモ
リ21には、放射線画像読取器40から供給された画像
データをCPU11で処理してから記憶するものとして
もよい。
【0039】表示制御部15には、画像表示装置22が
接続されており画像表示装置22の画面上に表示制御部
15に供給された画像データに基づく放射線撮影画像が
表示される。ここで、放射線画像読取器40の画素数よ
りも画像表示装置22の表示画素数が少ない場合には、
画像データを間引きして読み出すことにより、画面上に
撮影画像全体を表示させることができる。また、画像表
示装置22の表示画素数分に相当する領域の画像データ
を読み出すものとすれば、所望の位置の撮影画像を詳細
に表示させることができる。
【0040】フレームメモリ21からディスク制御部2
0に画像データが供給される際には、たとえば連続して
画像データが読み出されてディスク制御部20内のFI
FOメモリに書き込まれ、その後順次ディスク装置23
に記録される。
【0041】さらに、フレームメモリ21から読み出さ
れた画像データやディスク装置23から読み出された画
像データを出力インタフェース18を介して外部機器1
00に供給することもできる。
【0042】画像処理部26では、放射線画像読取器4
0から撮影制御部19を介して供給された画像データD
Tの照射野認識処理、関心領域設定、正規化処理および
階調処理、ならびにこれらの処理の良否判定処理などが
行われる。また、周波数強調処理やダイナミックレンジ
圧縮処理等を行うものとしてもよい。なお、画像処理部
26をCPU11が兼ねる構成として、画像処理等を行
うこともできる。
【0043】従って、画像処理部26が、請求項におけ
るROIを決定する領域設定手段、画像処理条件設定手
段、画像領域良否判定手段、入力画像良否判定手段、画
像処理手段良否判定手段、画像処理手段変更手段、を構
成している。
【0044】入力インタフェース17にはキーボード等
の入力装置27が接続される。この入力装置27を操作
することで、撮影によって得られた画像データを識別す
るための情報や撮影に関する情報等の管理情報の入力が
行われる。
【0045】出力インタフェース18に接続される外部
機器100としては、レーザーイメージャとも呼ばれる
走査型レーザ露光装置が用いられる。この走査型レーザ
露光装置では、画像データによりレーザビーム強度を変
調し、従来のハロゲン化銀写真感光材料や熱現象ハロゲ
ン化銀写真感光材に露光したあと適切な現像処理を行う
ことによって放射線画像のハードコピーが得られるもの
である。
【0046】なお、フレームメモリ21には、放射線画
像読取器40から供給された画像データを記憶するもの
としたが、供給された画像データをCPU11で処理し
てから記憶するものとしてもよい。また、ディスク装置
23には、フレームメモリ21に記憶されている画像デ
ータ、すなわち放射線画像読取器40から供給された画
像データやその画像データをCPU11で処理した画像
データを、管理情報などと共に保存することができる。
【0047】42は放射線画像読取器40の近傍に設け
られており、被写体5の動きを検出する動きセンサであ
る。この動きセンサ42の検出結果はコントローラ10
に伝達される。
【0048】28は動きセンサ28の検出結果から被検
体5の動きの有無を判定する動き判定部である。なお、
この動き判定部28についてはCPU11が兼ねること
も可能である。
【0049】そして、以上の動きセンサ42と動き判定
部28とにより、請求項の動き検出手段を構成してい
る。なお、本願明細書において検出される被検体の動き
とは、被検体の外形の動き、被検体内部(内臓など)の
動き、のいずれであってもよい。
【0050】図3は動きセンサ42の一例を示す概略構
成図である。また、この図3は放射線画像読取器40を
胸部放射線撮影に用いた場合を例示している。ここで、
放射線画像読取器40内部には撮像パネル41が格納さ
れており、放射線を受ける放射線透過窓部40bの外側
面に、放射線を透過する性質のタッチセンサ42aが貼
付されている。このタッチセンサ42aは、被検体5の
接触圧力や接触の際の振動を検出可能な手段で構成され
ている。
【0051】また、図4および図5は動きセンサ42の
他の例を示す概略構成図である。なお、この図4および
図5も胸部放射線撮影の場合に用いた場合を例示してい
る。ここで、放射線画像読取器40に接近している被検
体5の背部に光ビーム43a〜43cが通過するよう
に、発光部42ta〜42tcと受光部42ra〜42
rcを配置しておく。そして、受光部42ra〜42r
cの検出結果を、前述した動き判定部28に伝達する。
なお、受光部42ra〜42rcをある程度大きな面積
を有するセンサとしておいて、光ビーム43a〜43c
をある程度拡散する光ビームとすることで、受光量の変
化により被検体5の微妙な位置変化を検出することも可
能になる。
【0052】図6は動きセンサ42のさらに他の一例を
示す概略構成図である。また、この図6は放射線画像読
取器40を胸部放射線撮影に用いた場合を例示してい
る。ここで、放射線画像読取器40の上部には、被検体
5周囲の空気の流れ(呼気と吸気の流れ)を検出する空
気流速センサ42dが配置されている。この空気流速セ
ンサ42dを用いた場合は、被検体5の吸気、呼気とを
判別することができ、これにより、息を吸って止めた瞬
間を判定することが可能になる。
【0053】<医用画像撮影装置の動作>次に、以上の
医用画像撮影装置の動作について説明する。被検体5の
放射線画像を得る際には、放射線発生器30と放射線画
像読取器40の撮像パネル41の間に被検体5が位置す
るものとされて、放射線発生器30から放射された放射
線が被検体5に照射されると共に、被検体5を透過した
放射線が撮像パネル41に入射される。
【0054】コントローラ10には、撮影が行われる被
検体5の識別や撮影に関する情報を示す管理情報が入力
装置27を用いて入力される。この管理情報は、たとえ
ばID番号、氏名、生年月日、性別、撮影日時、撮影部
位および撮影体位(たとえば、放射線を人体のどの部分
にどの方向から照射したか)、撮影方法(単純撮影,造
影撮影,断層撮影,拡大撮影等)、撮影条件(管電圧,
管電流,照射時間,散乱線除去グリッドの使用の有無
等)等の情報から構成される。
【0055】また撮影日時は、CPU11に内蔵されて
いる時計機能を利用して、CPU11からカレンダーや
時刻の情報を自動的に得ることもできる。なお、入力さ
れる管理情報は、その時点で撮影される被検体に関する
ものだけでも良く、一連の管理情報を予め入力しておい
て、入力順に被検体を撮影したり、必要に応じて入力さ
れた管理情報を読み出して用いるものとしてもよい。
【0056】放射線画像読取器40の電源スイッチがオ
ン状態とされると、コントローラ10からの制御信号C
TDに基づき、放射線画像読取器40の読取制御回路4
8や走査駆動部44によって撮像パネル41の初期化が
行われる。この初期化は、撮像パネル41から照射され
た放射線量に応じた正しい電気信号を得るためのもので
ある。
【0057】放射線画像読取器40での撮像パネル41
の初期化が完了すると、放射線発生器30からの放射線
の照射が可能とされる。ここで、放射線を照射するため
のスイッチ(図示せず)が操作されると、動きセンサ4
2と動き判定部28とによって被検体5の動きが停止し
ていると判定された瞬間に、放射線発生器30から被検
体5に向けて放射線が所定時間だけ照射される。また、
この放射線の照射と共に、放射線の照射開始を示す信号
DFSや照射終了を示す信号DFEがコントローラ10
に供給される。
【0058】なお、被検体5の動きの有無を検出する動
きセンサ42としては、 被検体5の接触圧力や接触の際の振動などを検出可能
なタッチセンサ42a(図3), 被検体の背部位置を検出する光センサ42ta〜42tc
・42ra〜42rc(図4〜図5), 被検体5の空気の流れを検出する空気流速センサ42
d(図6), 被検体5の外形あるいは内部の動きを検出するための
超音波センサ42e,42f(図7), 被検体の心臓の動きを検出する心音計あるいは心電計
(図示せず), などを用いることができる。そして、これら動きセンサ
42によって被検体5が動いているか否かを検出するこ
とができる。
【0059】図3に示したタッチセンサ42aを用いた
場合は、被検体5が安定した圧力で放射線画像読取器4
0に接触しており、振動が検出されない場合に、動きが
停止していると判断する。また、被検体5が接触する際
の圧力が変化したり、振動が検出された場合に、動きが
発生していると判断する。
【0060】図4および図5に示した光センサを用いた
場合は、被検体5の背部の動きを検出することができ、
光ビーム43a〜43cの光量の変化によって、背部が
放射線画像読取器40から一番離れた位置にある瞬間
が、被検体5が息を吸った状態であると判定することが
できる。
【0061】また、図6に示した空気流速センサを用い
た場合は、被検体5の吸気と呼気とを判別することがで
き、これにより、息を吸って止めた瞬間を判定すること
ができる。
【0062】また、図7に示した超音波センサ(超音波
送受信部)を用いた場合は、被検体5の外形の動きだけ
でなく、被検体内部の内臓などの動きを検知することが
可能になる。
【0063】また、図示しない心音計や心電計を用い
て、被検体の心臓の動き(状態)を検知して、所望の撮
影タイミングを判定することができる。なお、以上の
〜のセンサは複数組み合わせて使用することも可能で
あり、精度を高めることができる。
【0064】したがって、CPU11は、放射線を照射
するためのスイッチ(図示せず)が操作された直後であ
って、動きセンサ42と動き判定部28とによって被検
体5の動きが停止していると判定された瞬間、さらに望
ましくは被検体5が息を吸って止めたと判定された瞬間
に、放射線の照射を放射線発生器30に指示する。
【0065】そして、この放射線の照射のとき、放射線
画像読取器40の撮像パネル41に照射される放射線の
放射線量は、被検体5による放射線吸収の度合いが異な
るため、被検体5によって変調される。撮像パネル41
の検出素子412-(1,1)〜412-(m,n)では、被検体5
によって変調された放射線に基づく電気信号が生成され
る。
【0066】次に、コントローラ10では、信号DFS
が供給されてから所定時間後、たとえば放射線の照射時
間が0.1秒程度であるときには、この照射時間よりも
長い時間(たとえば約1秒)経過後、または、信号DF
Eが供給されてから直ちに、放射線画像読取器40で画
像データDTの生成を開始するために制御信号CTDが
放射線画像読取器40の読取制御回路48に供給され
る。
【0067】一方、放射線を照射するためのスイッチが
コントローラ10に設けられている場合、このスイッチ
が操作されると、放射線の照射を開始させるための照射
開始信号CSTが撮影制御部19を介して放射線発生器
30に供給されて、放射線発生器30から被検体5に向
けて放射線が所定時間だけ照射される。この照射時間
は、たとえば管理情報に基づいて設定される。
【0068】次に、コントローラ10では、照射開始信
号CSTを出力してから所定時間後、放射線画像読取器
40で画像データの生成を開始するための制御信号CT
Dを放射線画像読取器40の読取制御回路48に供給す
る。なお、コントローラ10では、放射線発生器30で
の放射線の照射終了を検出してから、放射線画像読取器
40で画像データの生成を開始するための制御信号CT
Dを放射線画像読取器40に供給するものとしてもよ
い。この場合には、放射線の照射中に画像データが生成
されてしまうことを防止できる。
【0069】放射線画像読取器40の読取制御回路48
では、コントローラ10から供給された画像データの生
成を開始するための制御信号CTDに基づいて走査制御
信号RCや出力制御信号SCが生成される。この走査制
御信号RCが走査駆動部44に供給されると共に出力制
御信号SCが画像データ生成回路46に供給されて、画
像データ生成回路46から得られた画像データDTが読
取制御回路48に供給される。この画像データDTは、
読取制御回路48によってコントローラ10に送出され
る。
【0070】コントローラ10に供給された画像データ
DTは、撮影制御部19やフレームメモリ制御部16等
を介してフレームメモリ21に記憶される。このフレー
ムメモリ21に記憶された画像データを用いて、画像表
示装置22に放射線画像を表示させることができる。ま
た、フレームメモリ21に記憶された画像データを画像
処理部26で処理して表示制御部15に供給したり、画
像処理が行われた画像データをフレームメモリ21に記
憶させて、このフレームメモリ21に記憶された画像デ
ータを表示制御部15に供給することにより、輝度やコ
ントラストあるいは鮮鋭度等が調整されて、診断等に適
した放射線画像を表示することもできる。また、画像処
理が行われた画像データを外部機器100に供給するこ
とで、診断等に適した放射線画像のハードコピーを得る
ことができる。
【0071】なお、画像処理部26では、放射線量が異
なることにより、撮像パネル41から出力された画像デ
ータのレベルの分布が変動した場合であっても、常に安
定した放射線画像が得られるように画像データDTの正
規化処理が行われる。また、画像データのレベルの分布
が変動しても、診断等に適した濃度およびコントラスト
の放射線画像を得るために正規化処理後の画像データで
ある正規化画像データDTregに対して階調処理が行わ
れる。さらに画像処理部26では、正規化画像データD
Tregに対して正規化放射線画像の鮮鋭度を制御する周
波数強調処理や、ダイナミックレンジの広い放射線画像
の全体を、被検体の細かい構造部分のコントラストを低
下させることなく見やすい濃度範囲内に収めるためのダ
イナミックレンジ圧縮処理を行うものとしてもよい。
【0072】以上の実施の形態例の医用画像撮影方法お
よび医用画像撮影装置によれば、被検体に対して息を止
めるようにと技師がアナウンスを行ってから放射線の照
射を行う場合に、被検体がアナウンス通りに息を止めな
い事態や、息を止めるタイミングがずれる事態などが発
生しても、被検体の動きが止まった瞬間を装置側で自動
的に瞬時に判定して、その瞬間に放射線の照射が行われ
る。このため、医用画像にブレが生じることを回避で
き、所望の画質が得られるようになる。
【0073】すなわち、この医用画像撮影方法では、被
検体の動きを検出しつつ、その動きが最小となった時点
で医用画像の撮影を行うように制御しているため、被検
体の動きに起因した画質の劣化を生じさせないよう撮影
を制御することが可能になる。従って、再度の撮影を実
行する必要がなくなり、被検体に対する放射線の無駄な
曝射も生じなくなる。
【0074】<その他の実施の形態例(1)>以上の実
施の形態例は、被検体の外形や内部の臓器の状態が最も
撮影に適した位置や状態となったタイミングでの放射線
の照射の制御であった。これに対し、被検体の外形や臓
器の動きから、今後の最も撮影に適したタイミングを予
測して、放射線照射のシーケンスを開始させることも可
能である。
【0075】被検体やその内部の動きは速い場合も多
く、検出結果から最適タイミングを判定するのでは、最
適な撮影タイミングを逸してしまうこともありうる。そ
こで、臓器などの規則的、周期的な動きを各種センサを
使用してモニタリングし、周期性を求めて、今後の最適
タイミングで撮影を実行するような制御を行う。
【0076】すなわち、被検体の動きを検出し、まず周
期Tを求める(図8参照)。そして、今後の動きを予想
し、その動きが最小と予想される時点で医用画像の撮影
を行うように制御するか、あるいは、被検体の動きを検
出し、この動きから周期性を抽出し、その周期性と検出
結果との相関から動きが最小と予想される時点で医用画
像の撮影を行うように制御する。
【0077】図8に示す例では、信号値が高いほど動き
が小さい場合の特性を示しており、周期Tを求めて、動
きが最小と予測される時刻tmで撮影が可能なように、
時刻t1で撮影シーケンスを開始する。これにより、最
適のタイミングを逃すことがなくなる。
【0078】このような周期的な動きを検出するものと
して、内臓では心臓などが該当するが、被検体の外形で
あっても呼吸による動きが該当する。このような制御を
行う結果、被検体やその内部の動きに起因した画質の劣
化を生じさせないよう撮影を制御することが可能にな
る。従って、再度の撮影を実行する必要がなくなり、被
検体に対する放射線の無駄な曝射も生じなくなる。
【0079】<その他の実施の形態例(2)>以上の実
施の形態例において、被検体の動きが停止しているとC
PU11により判断されて放射線の照射がなされている
期間中に、一定量以上の被検体5の動きが検出された場
合には、たとえ撮影シーケンスに入っていて放射線発生
器への電圧印加が開始されていたり、その他一連の動作
に入っていても、CPU11は速やかに放射線の照射を
中止する制御を行う。また、この場合に、その旨を報知
してもよい。
【0080】これにより、所望の画質が得られそうもな
い場合に、無駄な放射線の照射を最低点に抑えることが
可能になる。さらに、フィルムや放射線受容の媒体を無
駄に消費しないためシャッタを閉動作させるとさらに望
ましい。
【0081】<その他の実施の形態例(3)>以上の実
施の形態例の説明では、胸部に放射線を照射する撮影の
様子を一例として示したが、他の部位の放射線撮影であ
っても同様に行うことができる。
【0082】<その他の実施の形態例(4)>また、一
度の放射線の照射を行うものではなく、被検体の周囲の
各角度から放射線を照射する放射線CT装置であっても
同様に実施することが可能である。放射線CT装置の場
合には、放射線の照射とガントリの回転とを被検体の動
きに応じて停止させるような制御を行えばよい。
【0083】また、MRI装置であっても、各種磁場の
供給やスピンの検出を被検体の動きの発生に応じて停止
させることで同様の効果を得られる。さらに、超音波イ
メージング装置の場合にも、被検体の動きが検出された
時点で超音波の送受波を停止させるような制御を行えば
よい。
【0084】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば以下のような効果が得られる。本発明の医用画像撮
影方法および医用画像撮影装置では、被検体の動きを検
出しつつ、その動きが最小となった時点で医用画像の撮
影を行うように制御しているため、被検体の動きに起因
した画質の劣化を生じさせないよう撮影を制御すること
が可能になる。従って、再度の撮影を実行する必要がな
くなり、被検体に対する放射線の無駄な曝射も生じなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例の医用画像撮影装置の構成を示
す構成図である。
【図2】本実施の形態例の放射線画像読取器の構成を示
す構成図である。
【図3】本実施の形態例の動き検出手段の一例を示す説
明図である。
【図4】本実施の形態例の動き検出手段の一例を示す説
明図である。
【図5】本実施の形態例の動き検出手段の一例を示す説
明図である。
【図6】本実施の形態例の動き検出手段の一例を示す説
明図である。
【図7】本実施の形態例の動き検出手段の一例を示す説
明図である。
【図8】本実施の形態例の動き検出の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
10 コントローラ 26 画像処理部 30 放射線発生器 40 放射線画像読取器 41 撮像パネル 42 動きセンサ 44 走査駆動部 46 画像データ生成回路 48 読取制御回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の動きを検出し、 被検体の動きが最小となった時点で医用画像の撮影を行
    う、ことを特徴とする医用画像撮影方法。
  2. 【請求項2】 被検体もしくは被検体内部の動きを検出
    し、 検出された動きから今後の動きが最小になるときを予想
    し、 被検体の動きが最小になると予想される時点で医用画像
    の撮影を行う、ことを特徴とする医用画像撮影方法。
  3. 【請求項3】 被検体に関する撮像を行う医用画像撮影
    装置であって、 被検体の動きを検出する動き検出手段と、 前記動き検出手段により検出された被検体の動きが最小
    となった時点で医用画像の撮影を行わせる撮影制御手段
    と、を含んで構成されることを特徴をする医用画像撮影
    装置。
  4. 【請求項4】 被検体に関する撮像を行う医用画像撮影
    装置であって、 被検体の動きを検出する動き検出手段と、 検出された被検体の動きから今後の動きが最小になると
    きを予想し、被検体の動きが最小になると予想される時
    点で医用画像の撮影を行わせる撮影制御手段と、を含ん
    で構成されることを特徴をする医用画像撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記動き検出手段は、被検体周囲の動き
    を検出する、ことを特徴とする請求項3または請求項4
    のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記動き検出手段は、被検体周囲に発光
    手段と受光手段とを備え、光学的に被検体の動きを検出
    する、ことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれ
    かに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記動き検出手段は、被検体に接触する
    振動検出手段を備え、被検体の振動により動きを検出す
    る、ことを特徴とする請求項3または請求項4のいずれ
    かに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記動き検出手段は、被検体周囲の空気
    の流れにより被検体の動きを検出する、ことを特徴とす
    る請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記動き検出手段は、被検体の内部の特
    定部位の動きを検出する、ことを特徴とする請求項3ま
    たは請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記動き検出手段は、超音波の照射と
    検出とにより、被検体の内部の特定部位の動きを検出す
    る、ことを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 被検体に関する撮像を行う医用画像撮
    影装置であって、 超音波の照射と検出とにより被検体の内部の特定部位の
    動きを検出する動き検出手段と、 検出された被検体の内部の動きの周期性を抽出し、抽出
    された周期性と動き検出手段での検出結果との相関から
    今後の動きが最小になるときを予想し、被検体の動きが
    最小になると予想される時点で医用画像の撮影を行わせ
    る撮影制御手段と、を含んで構成されることを特徴をす
    る医用画像撮影装置。
  12. 【請求項12】 被検体に関する放射線画像の撮影を行
    う医用画像撮影装置であって、 前記撮影制御手段は、放射線画像の撮影実行中に、前記
    被検体の動きが予め定められた所定値以上になった場合
    には撮影を停止させる、ことを特徴とする請求項3乃至
    請求項11のいずれかに記載の医用画像撮影装置。
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