JP2008228828A - 周期的運動の同期撮影装置および周期的運動の同期撮影方法 - Google Patents

周期的運動の同期撮影装置および周期的運動の同期撮影方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率のよい撮影により周期的運動による変動を排除したCT画像データを得ることができる周期的運動の同期撮影装置および周期的運動の同期撮影方法を提供する。
【解決手段】ガントリの連続した複数回転を伴うCT撮影により、トリガ信号を受けて回転角度ごとに被検体の透視画像データを撮影する周期的運動の同期撮影装置1であって、被検体の周期的運動の同期信号を取得し、同期信号から周期的運動の周期を算出する周期算出部37と、算出された周期的運動の周期から、ガントリの回転数に応じてガントリの回転速度およびトリガ信号の発信の周期を算出する撮影条件算出部38と、算出された回転速度およびトリガ信号の周期で、CT撮影を行い、被検体の透視画像データを撮影する撮影部2と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、呼吸同期信号を用いて被検体の透視画像データの撮影を行う周期的運動の同期撮影装置および周期的運動の同期撮影方法に関する。
X線CT装置等の透視画像撮影装置は、複数方向から透視画像データを撮影するCT撮影を行い、各方向からの被検体の透視画像データを再構成処理することで断層像を提供する。断層像を提供しようとする被検体は、呼吸や心拍という周期的な生理運動を行うため、たとえば肺周辺の臓器の形状が呼吸運動に合わせて変化する。そして、このような臓器の形状の変化により、アーチファクトが生じたり、ブレが生じることで再構成後の画像が劣化する。
画像の劣化を防止するための方法としては、呼吸等の周期を検出し、呼吸周期に同期させた撮影により、画像の再構成を行う方法がある。すなわち、呼吸周期の位相をずらして数回の撮影を行い、肺の収縮期等の呼吸周期における同位相の透視画像データを収集し、画像を再構成する方法である(特許文献1参照)。
たとえば、特許文献1に記載されるX線CT装置は、呼吸の時刻と大きさとに同期して一回のガントリの回転によるCT撮影を、同じ回転速度で数回行う。そして、CT撮影して得たCT画像を呼吸の大きさに応じて分類し、各分類した群毎に補間処理を行って三次元画像を得る。その結果、呼吸の推移に併せて三次元画像を表示し、病巣部の変動を監視することが可能となり、装置を定位的放射線治療に応用することが可能になる。
特開平6−90946号公報
しかしながら、複数回のガントリの回転によるCT撮影をする場合には、それぞれの回転において適切な位相で回転させるように制御し撮影することは難しい。したがって、従来の撮影では、各回転の位相が適当でなく、補間処理を行ってCT画像データを得るのに必要な透過画像データが得られない場合がある。また、補間処理に必要な透視画像データを得るために何度もガントリを回転させて撮影するため長時間被検体を被爆させることになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、効率のよい撮影により周期的運動による変動を排除したCT画像データを得ることができる周期的運動の同期撮影装置および周期的運動の同期撮影方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明に係る周期的運動の同期撮影装置は、ガントリの連続した複数回転を伴うCT撮影により、トリガ信号を受けて回転角度ごとに被検体の透視画像データを撮影する周期的運動の同期撮影装置であって、前記被検体の周期的運動の同期信号を取得し、前記同期信号から周期的運動の周期を算出する周期算出部と、前記算出された周期的運動の周期から、前記ガントリの回転数に応じて前記ガントリの回転速度および前記トリガ信号の発信の周期を算出する撮影条件算出部と、前記算出された回転速度およびトリガ信号の周期で、CT撮影を行い、前記被検体の透視画像データを撮影する撮影部と、を備えることを特徴としている。
このように本発明の周期的運動の同期撮影装置は、複数回のガントリの回転による撮影においてそれぞれ補間処理によりCT画像データを再構成するのに適切な位相で回転させて撮影する。これにより、補間処理に必要な透過画像データを効果的に取得し周期的運動による変動を排除したCT画像データを再構成することができる。その結果、アーチファクトが無く、ブレの少ない透視画像データを得ることができる。また、効率よくデータを取得しガントリの回転を最小限に抑えることにより、撮影するため被検体への被曝による負担を軽くすることができる。なお、周期的運動にはたとえば、呼吸拍や心拍が挙げられる。
(2)また、本発明に係る周期的運動の同期撮影装置は、前記条件算出部が、前記周期的運動の周期をT、前記ガントリの回転数をN、標準のトリガ信号の周期をτとしたときに、以下の数式を満たすガントリの回転角速度ωおよびトリガ信号の周期τを算出することを特徴としている。

これにより、それぞれのガントリの回転において、回転角度に対する周期的運動の周期の位相を適度に異ならせて透視画像データを撮影することができる。たとえば、連続2回転させてCT撮影を行う場合には、ガントリの回転周期を周期的運動の周期の(自然数n+1/2)倍として撮影を行う。これにより、各回転で回転角度に対する周期的運動の周期の位相がほぼ反対になる。そして、2回転分の撮影画像から補間処理を行い、周期的運動部位の収縮期または拡張期だけでCT画像データを再構成することができる。また、数式の括弧内の0.25は、位相のずれに対する許容範囲を示している。なお、自然数nは、ガントリ1回転あたりに可能な周期的運動の回数を示している。nは任意に選択できるが、標準速度におけるガントリ1回転あたりに可能な周期的運動の回数をnとすることが好ましい。また、上式においてはガントリの回転速度ωを角速度として表している。周期的運動部位には、横隔膜や心房が挙げられる。
(3)また、本発明に係る周期的運動の同期撮影装置は、前記ガントリの複数回転により撮影された被検体の透視画像データを取得するデータ取得部と、前記透視画像データ上で、前記被検体の周期的運動部位の領域を含むように関心領域を設定する領域設定部と、前記取得された透視画像データに設定された関心領域内にわたり積算して得られる特徴量を算出する特徴量算出部と、所定のガントリの回転における前記特徴量がピークを示す角度範囲の透視画像データを、別のガントリの回転における前記角度範囲の透視画像データに置き換え、透視画像データ全体を再構成するデータ再構成部と、を更に備えることを特徴としている。
このように本発明の周期的運動の同期撮影装置は、ガントリの各回転において、回転角度の適切な周期的運動の周期の位相で撮影された透視画像データについて、補間処理しCT画像データを構成する。これにより、周期的運動による変動を排除し、アーチファクトがなく、ブレの少ない画像を得ることができる。
(4)また、本発明に係る周期的運動の同期撮影装置は、前記撮影部は、前記同期信号に基づいて、前記特徴量がピークを示す角度範囲でX線照射を止めることを特徴としている。これにより、被検体がX線に曝される時間を短くすることができ、被検体へのX線の被曝による負担を軽減することができる。
(5)また、本発明に係る周期的運動の同期撮影方法は、ガントリの連続した複数回転を伴うCT撮影により、トリガ信号を受けて回転角度ごとに被検体の透視画像データを撮影する周期的運動の同期撮影方法であって、前記被検体の周期的運動の同期信号を取得する信号取得ステップと、前記同期信号から周期的運動の周期を算出する周期算出ステップと、前記算出された周期的運動の周期から、前記ガントリの回転数に応じて前記ガントリの回転速度および前記トリガ信号の発信の周期を算出する撮影条件算出ステップと、前記算出された回転速度およびトリガ信号の周期で、CT撮影を行い、前記被検体の透視画像データを撮影する撮影ステップと、を備えることを特徴としている。
このように本発明の周期的運動の同期撮影方法は、複数回のガントリの回転による撮影においてそれぞれ補間処理によりCT画像データを得るのに適切な位相で回転させて撮影する。これにより、補間処理に必要な透過画像データを効果的に取得し周期的運動による変動を排除したCT画像データを再構成することができる。その結果、アーチファクトが無く、ブレの少ない透視画像データを得ることができる。また、ガントリの回転を最小限に抑えることにより、撮影するため被検体への被曝による負担を軽くすることができる。
本発明によれば、補間処理に必要な透過画像データを効果的に取得し周期的運動による変動を排除したCT画像データを再構成することができる。その結果、アーチファクトが無く、ブレの少ない透視画像データを得ることができる。また、効率よくデータを取得しガントリの回転を最小限に抑えることにより、撮影するため被検体への被曝による負担を軽くすることができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(装置全体の構成)
図1は、呼吸同期撮影装置1(周期的運動の同期撮影装置)の概略図である。図1に示すように、呼吸同期撮影装置1は、撮影部2、画像リコンPC5、キーボード6、マウス7およびディスプレイ8を備えている。撮影部2は、ガントリ制御ユニット11、ガントリ12を有し、保持した被検体に対してガントリ12を回転させてX線CT撮影を行う。撮影部2は、算出されたCT撮影開始のタイミングでCT撮影を行い、被検体の透視画像データを撮影する。撮影したCTデータは、画像リコンPC5に送信される。また、撮影部2は呼吸同期させたCT撮影を行い、被検体の透視画像データを撮影することが可能である。撮影したCTデータは、画像リコンPC5に送信される。また、撮影部2は、呼吸同期させたCT撮影を行い、被検体の透視画像データを撮影することが可能である。詳細は後述する。撮影部2は、呼吸同期信号に基づいて、輝度値がピークを示す角度範囲でX線照射を止めることも可能となっている。X線の遮断はたとえばスリットの開閉により行う。
ガントリ12は、回転アーム15、X線管16、検出器17およびアーム回転モータ18を備えている。回転アーム15には、X線管16および検出器17が固定されている。回転アーム15は、X線管16と検出器17との間の点を中心として回転可能にガントリ12内に設置されている。X線管16は、X線を発生させ検出器17に向けて照射する。検出器17は、X線を受光する受光面を有し、パネル状に形成されている。X線は、X線管16から照射され被検体を透過して検出器17で検出される。アーム回転モータ18は、回転アーム15を回転させることで、ガントリ12全体を回転させる。アーム回転モータ18は、CT撮影時に設定された速度でガントリ12を回転させることが可能である。また、撮影終了後には、元の位置までガントリ12を逆に回転させることができる。
画像リコンPC5は、撮影されたCT画像データを取得し、CT画像データをもとに呼吸同期信号を算出する。そして、その呼吸同期信号を用いてCT画像データの再構成を行う。また、画像リコンPC5は、撮影部2に撮影条件等を送信し、撮影部2の動作を制御する機能も有している。キーボードおよびマウス等の入力部6はユーザからの入力を受けて画像リコンPC5に入力信号を伝える。
ディスプレイ等の表示部8は、撮影された透視画像データや得られた呼吸同期信号の表示を行う。また、表示部8は、被検体の呼吸が停止しそうなときに、その旨を表示して異常を報知する。たとえば、そのような場合には画面上で警告を示す文字を点滅させることができる。ガントリ制御ユニット11は画像リコンPC5からの指示を受けて、指示された速度でガントリ12の回転を制御し、X線管16および検出器17の撮影のタイミングをトリガ信号により制御する。
(画像リコンPCの構成)
次に、呼吸同期撮影装置1の機能をさらに詳細に説明する。図2は、呼吸同期撮影装置1のブロック図である。図2に示すように、画像リコンPC5は、制御部21を備えている。制御部21は、図示しないが各部の制御を行っている。また、入力部6からユーザの入力を受けるとともに、表示部8には撮影画像データや入力画面等を表示する。
また、画像リコンPC5は、データ取得部31、記憶部32、二値化部33、臓器特定部34、領域設定部35、輝度値算出部36(特徴量算出部)、周期算出部37および撮影条件算出部38を備えている。画像リコンPC5の内部は、実質的にはCPUおよびメモリまたはハードディスク等により構成されている。
データ取得部31は、被検体の透視画像データを撮影部2から取得する。記憶部32は、取得された被検体の透視画像データを記憶する。また、記憶部32は、輝度値算出部36が算出した輝度値を記憶し、周期算出部37が算出した周期を記憶する。二値化部33は、透視画像データにおいて、CT値(ボリューム値)により空気の領域と判断される領域を二値化する。臓器特定部34は、二値化した透視画像データをラベリング処理する。そして、臓器特定部34は、被検体の実質臓器の領域および実質臓器の上端および下端に囲まれた空気の領域すなわち肺の領域を特定する。
領域設定部35は、透視画像データにおいて、特定された被検体の肺の領域の底部、すなわち横隔膜(周期的運動部位)の領域を含むように関心領域を設定する。自動で臓器特定部34により特定された横隔膜の領域を含むように関心領域を設定してもよいし、ユーザの入力により関心領域を指示してもよい。
輝度値算出部36は、取得された透視画像データに設定された関心領域内にわたり輝度値を積算して、その関心領域のピクセル数で除する。これにより、呼吸同期信号として輝度値の平均値(特徴量)を算出することができる。なお、上記のように透視画像データを用い、関心領域内の輝度値の変化により、呼吸同期信号を算出してもよいが、エアクッション式のセンサ等の機械的なセンサを被検体に装着させて呼吸同期を検出してもよい。また、その他、呼吸量検出センサを用いて、呼吸量をモニタし呼吸同期を検出してもよい。さらには、被検体の胸部に反射率の高いマーカーを貼り、ビデオで撮影し画像処理することで胸部の動きから呼吸同期を検出することができる。なお、特徴量は、必ずしも輝度値である必要はなく、1ピクセルあたりで実質臓器を表せるものであればよい。
周期算出部37は、被検体の呼吸同期信号として輝度値の平均値を読み出し、この呼吸同期信号から呼吸の周期を算出する。具体的には、極大値の時刻を捉えて、極大値の生じる周期を算出すればよい。極大値に代えて、極小値で周期を算出してもよい。
撮影条件算出部38は、算出された呼吸の周期から、ガントリの回転数に応じてガントリの回転速度およびトリガ信号の発信の周期を算出する。撮影条件算出部38は、呼吸の周期をT、ガントリの回転数をN、標準のトリガ信号の周期をτとしたときに、以下の数式を満たすガントリの回転速度ωおよびトリガ信号の周期τを算出する。ただし、2≦Nである。なお、自然数nは、ガントリ1回転あたりに可能な呼吸回数を示している。nは任意に選択できるが、標準速度におけるガントリ1回転あたりに可能な呼吸回数をnとすることが好ましい。また、上式においてガントリの回転速度ωは角速度として表現している。

このような条件を満たすω、τを求めることで、補間処理に必要な透過画像データを効果的に取得し呼吸による変動を排除したCT画像データを再構成することができる。これによりアーチファクトが無く、ブレの少ない透視画像データを得ることができる。また、効率よくデータを取得しガントリの回転を最小数に抑えることにより、撮影するため被検体への被曝による負担を軽くすることができる。
上記の回転速度ω、トリガ信号の周期τの範囲で最もCT画像データの再構成に対して効率がよいのは、以下の数式の場合である。

たとえば、連続2回転させてCT撮影を行う場合には、ガントリの回転周期を呼吸周期の(自然数n+1/2)倍として撮影を行う。そして、標準の設定でガントリ1回転あたりに被検体がちょうど7周期分呼吸した場合には、呼吸周期の7周期半でガントリが1回転するようにガントリの回転速度を設定するのが好適である。そして、連続でガントリを2回転させて撮影を行う。また、その際には、画像撮影の契機となるトリガ信号の発信周期を1.07倍(=7.5/7倍)に設定するのが好適である。連続3回転させる場合には、呼吸周期の7周期プラス1/3周期でガントリが1回転するようにガントリの回転速度を設定し撮影を行うのが好適である。その際には、画像撮影の契機となるトリガ信号の発信周期を1.04倍(=7.3/7倍)に設定する。このように、標準のガントリ回転の周期から大きい方に直近で、上記条件を満たすガントリ回転の周期とするのが好ましい。
上記の数式において0.25の数値は、位相が呼吸周期の25%分ずれていてもよいという許容範囲を示している。この数値は実験で横隔膜の動きを測定して得られたものである。図3は、透視画像で横隔膜の領域を横断する線上のピクセルについて時間変化を示す図である。透視画像48において肺内の空気と実質臓器との境界49は、所定の周期で鋭いピークを形成することが分かる。これは、関心領域ROI内の輝度値の平均値が肺の拡張期に鋭いピークを示すことと整合している。境界49が示すデューティー比は約77%であり、被検体の個体差によるマージンを考慮すれば、デューティー比を75%とみなすことができる。したがって、画像データの補間処理を効率的に行える位相のずれの許容範囲は呼吸周期の25%である。なお、回転角速度を基準としてガントリの回転速度を制御してもよいし、回転周期を基準としてガントリの回転速度を制御してもよい。
画像リコンPC5は、さらに、振幅算出部41、振幅判定部42、報知部43、データ再構成部45を備えている。振幅算出部41は、撮影中に輝度値算出部36が算出した輝度値の振幅を算出する。具体的には、輝度値の時間変化において連続する極大値と極小値との差を振幅として算出する。振幅判定部42は、呼吸同期信号の振幅が、所定値以下か否かを判定する。たとえば、呼吸同期信号の振幅がたとえば正常状態の振幅の20%か否かを判定する。
報知部43は、呼吸同期信号の振幅が、所定値以下と判定された場合に、音または表示により異常を報知する。たとえば、画像リコンPC5に付属するスピーカ(図示せず)からアラーム音を鳴らすことができる。また、表示部8に警告の表示を点滅させてもよい。
データ再構成部45は、複数回のガントリの回転のうち所定の回転において輝度値がピークを示す角度範囲の透視画像データを、別の回転における同じ角度範囲の透視画像データに置き換え、透視画像データ全体を再構成する。なお、データの置き換えではなく、削除によりCT画像データを再構成してもよい。データ再構成部45は、ガントリの1回転分のデータにおいて、輝度値がピークを示す角度範囲の透視画像データを削除し、透視画像データ全体を再構成することも可能である。
(動作全体)
次に、このように構成されている呼吸同期撮影装置1の動作を説明する。図4は、呼吸同期撮影装置1の特徴的な動作を示すフローチャートである。まず、呼吸同期撮影装置1は、事前撮影により透視画像のデータを取得する(ステップS1)。事前撮影は5秒程度のもので十分であり、特にガントリを回転させる必要はない。次いで、呼吸同期撮影装置1は、ユーザから手動モードか自動モードかの選択を受け付け(ステップS2)、自動モードが選択されたか否かを判定する(ステップS3)。
自動モードが選択されなかったと判定された場合には、呼吸同期撮影装置1は、手動による領域設定の入力を受け付ける(ステップS4)。手動による領域設定は、たとえば、マウスによりドラッグアンドドロップの操作をして対角線を指定することで長方形の関心領域を設定することができる。なお、関心領域ROIの形状は必ずしも長方形である必要はない。一方、自動モードが選択されたと判定された場合には、呼吸同期撮影装置1は自動領域設定を行う(ステップS5)。自動領域設定の詳細は後述する。
次に、呼吸同期撮影装置1は、カウント値(輝度値)の関心領域内での平均値を算出する(ステップS6)。カウント値の平均値は、関心領域内でカウント値を積算し、ピクセル数で割ることにより、算出することができる。次いで、呼吸同期撮影装置1は、時刻ごとに得られるカウント値の領域内平均値について、極大値または極小値を得て呼吸周期を求める(ステップS7)。呼吸周期は、たとえば呼吸同期信号の時間変化から隣り合う極大値の間隔または隣り合う極小値の間隔から求めることができる。
さらに、呼吸同期撮影装置1は、呼吸周期からガントリの回転速度および透視画像撮影の契機となるトリガ信号の発信周期を決定する(ステップS8)。
このとき、ガントリの回転角速度ωおよびトリガ信号の発信周期τを決める。そして、それらの撮影条件の下で被検体の撮影を行う(ステップS9)。このとき、リアルタイムで呼吸同期信号の振幅等を算出する。撮影時の動作の詳細については後述する。次に、撮影されたCT画像データの再構成(ステップS10)を行う。CT画像データ再構成の動作の詳細についても後述する。このような動作の後、呼吸同期撮影装置1は、動作を終了する。
(自動設定の動作)
上記の動作説明は呼吸同期撮影装置1の動作全体の概要の説明であるが、個々の特徴的動作について以下に説明する。最初に、上記ステップS5の自動領域設定の動作について詳細を説明する。図5は、自動領域設定の動作を示すフローチャートである。まず、呼吸同期撮影装置1は、被検体の向きの入力を受け付ける(ステップT1)。被検体の向きとは、試料保持台の長手方向に対しての頭の向きである。次に、空気の領域を二値化する(ステップT2)。そして、空気の領域の中の一つの領域を特定し(ステップT3)、その領域について次の判定を行う。
まず、呼吸同期撮影装置1は、その領域に上下端が存在するか否かを判定する(ステップT4)。上端または下端が存在しないと判定された場合には、ステップT3に戻る。上端または下端が存在すると判定された場合には、その領域が、最も大きい領域か否かについて判定する(ステップT5)。最も大きい領域でない場合には、ステップT3に戻る。最も大きい領域である場合には、呼吸同期撮影装置1は、その領域を肺の領域であると認識し、その底部を横隔膜と特定する(ステップT6)。そして、呼吸同期撮影装置1は、横隔膜の領域を含むように所定サイズの領域を設定する(ステップT7)。このようにして、呼吸同期撮影装置1は、呼吸同期信号を得るのに適した領域を自動で設定することができる。これにより、ユーザの作業が簡単になる。
図6は、領域設定された透視画像を示す図である。図6には、透視画像50には、試料保持台の領域52および被検体の領域55が表示されている。上記の判定処理について、空気の領域A1〜A5を例として説明する。空気の領域A1、A2、A3は、それぞれ被検体の背中側の空間、被検体と試料保持台との隙間および試料保持台の外側の空間にできた空気の領域を示している。
空気の領域のそれぞれには、上端および下端がないため、動作は上記のステップT4からステップT3に戻る。空気の領域A4は、体内の空間であり、上端および下端を有しているが、この領域は肺に比べると小さい領域であるため、動作は上記のステップT5からステップT3に戻る。空気の領域A5は、肺の領域であり、上端および下端を有する領域の中でもっとも大きい領域である。そのため、動作は上記のステップT6で、空気の領域A5を肺の領域と認識する。このようにして、呼吸同期撮影装置1は肺の領域を特定し、横隔膜の領域を含むように関心領域ROIを設定する。
図7は、透視画像および呼吸同期信号のグラフを表示するウインドウを示す図である。このように設定された関心領域ROIについて、輝度値の平均値の時間変化のグラフ65が表示領域62に表示されている。ウインドウ60の透視画像50には、被検体55が示されている。なお、輝度値の平均値の波形は、グラフ65に示されるように、鋭いピークを有している。
(撮影の動作)
次に、上記ステップS9の被検体の撮影の動作について説明する。図8は、被検体の撮影の動作を示すフローチャートである。まず、呼吸同期撮影装置1は、設定された回転速度でガントリを回転させ、撮影を開始する(ステップP1)。そして、呼吸同期撮影装置1は、設定された周期のトリガ信号に応じて被検体の透視画像データを撮影し(ステップP2)、各透視画像データについて輝度値の平均値を算出して記憶する(ステップP3)。そして、呼吸同期撮影装置1は、輝度値の平均値の極大値と極小値との差を算出する(ステップP4)。極大値と極小値との差は振幅である。
次いで、振幅が所定値以下か否かを判定する(ステップP5)。振幅が所定値より大きい場合には、ステップP7に進む。一方、振幅が所定値以下の場合には、異常を報知する(ステップP6)。そして、撮影終了か否かを判定する(ステップP7)。撮影終了でないと判定された場合には、ステップP3に戻る。撮影が終了したと判定された場合には、被検体の撮影動作を終了してリターンする。これにより、撮影時に被検体の状態をモニタし、その呼吸拍が弱くなった場合に異常を検知することができる。
(CT画像データ再構成の動作)
次に、上記ステップS10のCT画像データの再構成の動作について説明する。図9は、CT画像データの再構成の動作を示すフローチャートである。まず、記憶されたデータを読み込む。(ステップQ1)。1回目の回転のデータで輝度値がピークをとる呼吸周期の位相の範囲(極大周辺)で撮影された透視画像データを削除する(ステップQ2)。そして、2回目以降の回転の透視画像データで同じ呼吸周期の位相の範囲に撮影された透視画像データを抽出する(ステップQ3)。そして、抽出された透視画像データで1回目の回転のデータの削除画像データを補間する(ステップQ4)。このようにして、呼吸によるブレのないCT画像データを効率よく再構成することができる。
図10は、CT画像データを再構成する原理を表す図である。呼吸周期の4周期ちょうどでガントリが一回転する場合の回転角度に対する輝度値を(a)に記載し、呼吸周期の4周期半でガントリが一回転する場合の回転角度に対する輝度値を(b)に記載している。そして、1回転目の呼吸周期の位相と2回転目の呼吸周期の位相とを連続で表示したものを左に示し、1回転目の回転角度に対する輝度値と2回転目の回転角度に対する輝度値とを重ねたものを右に示している。図10に示すように、呼吸周期の4周期半でガントリが一回転する場合に1回転目の回転角度に対する輝度値と2回転目の回転角度に対する輝度値を重ねると逆位相となる。したがって、このような場合に透視画像データを補間すれば、効率よくCT画像データを再構成することができることがわかる。本発明には、このような原理を応用している。
なお、上記の実施形態では、X線を照射したまま、一定の回転速度でガントリを回転させるが、輝度値がピークを示す角度範囲でX線照射を止めるようにX線管16を制御することも可能である。その場合には、撮影条件算出部38とガントリ制御ユニット11が連動してX線照射のタイミングを制御する。たとえば輝度値がピークを示す角度範囲でスリットを閉じ、輝度値が低い角度範囲ではスリットを開ける制御を行う。
なお、上記の実施形態では、呼吸同期撮影装置が呼吸拍を周期的運動として呼吸同期に応じて撮影するが、心拍同期撮影装置が心拍を周期的運動として心拍同期信号に応じて撮影してもよい。その場合には、心拍同期撮影装置は、心臓の心房を周期的運動部位としてその領域を含む関心領域を設定し、算出した同期信号に応じて撮影を行う。これにより、心拍の影響を排した心臓のCT撮影を行うことができる。また、脈拍やその他の周期的運動に対しても本発明は同様に適用可能である。
本発明に係る呼吸同期撮影装置の概略図である。 本発明に係る呼吸同期撮影装置のブロック図である。 横隔膜の領域を横断する線上のピクセルについて時間変化を表示する図である。 本発明に係る呼吸同期撮影装置の特徴的な動作を示すフローチャートである。 自動領域設定の動作を示すフローチャートである。 領域設定された透視画像を示す図である。 透視画像および呼吸同期信号のグラフを表示するウインドウを示す図である。 被検体の撮影の動作を示すフローチャートである。 CT画像データの再構成の動作を示すフローチャートである。 CT画像データを再構成する原理を表す図である。
符号の説明
1 呼吸同期撮影装置(周期的運動の同期撮影装置)
2 撮影部
5 画像リコンPC
6 入力部
8 表示部
11 ガントリ制御ユニット
12 ガントリ
15 回転アーム
16 X線管
17 検出器
18 アーム回転モータ
21 制御部
31 データ取得部
32 記憶部
33 二値化部
34 臓器特定部
35 領域設定部
36 輝度値算出部(特徴量算出部)
37 周期算出部
38 撮影条件算出部
41 振幅算出部
42 振幅判定部
43 報知部
45 データ再構成部
A1−A5 空気の領域
ROI 関心領域
T 呼吸の周期(周期的運動の周期)
N ガントリの回転数
τ 標準のトリガ信号の周期
ω ガントリの回転速度
τ トリガ信号の周期

Claims (5)

  1. ガントリの連続した複数回転を伴うCT撮影により、トリガ信号を受けて回転角度ごとに被検体の透視画像データを撮影する周期的運動の同期撮影装置であって、
    前記被検体の周期的運動の同期信号を取得し、前記同期信号から周期的運動の周期を算出する周期算出部と、
    前記算出された周期的運動の周期から、前記ガントリの回転数に応じて前記ガントリの回転速度および前記トリガ信号の発信の周期を算出する撮影条件算出部と、
    前記算出された回転速度およびトリガ信号の周期で、CT撮影を行い、前記被検体の透視画像データを撮影する撮影部と、を備えることを特徴とする周期的運動の同期撮影装置。
  2. 前記条件算出部は、前記周期的運動の周期をT、前記ガントリの回転数をN、標準のトリガ信号の周期をτとしたときに、以下の数式を満たすガントリの回転角速度ωおよびトリガ信号の周期τを算出することを特徴とする請求項1記載の周期的運動の同期撮影装置。

  3. 前記ガントリの複数回転により撮影された被検体の透視画像データを取得するデータ取得部と、
    前記透視画像データ上で、前記被検体の周期的運動部位の領域を含むように関心領域を設定する領域設定部と、
    前記取得された透視画像データに設定された関心領域内にわたり積算して得られる特徴量を算出する特徴量算出部と、
    所定のガントリの回転における前記特徴量がピークを示す角度範囲の透視画像データを、別のガントリの回転における前記角度範囲の透視画像データに置き換え、透視画像データ全体を再構成するデータ再構成部と、を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の周期的運動の同期撮影装置。
  4. 前記撮影部は、前記同期信号に基づいて、前記特徴量がピークを示す角度範囲でX線照射を止めることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の周期的運動の同期撮影装置。
  5. ガントリの連続した複数回転を伴うCT撮影により、トリガ信号を受けて回転角度ごとに被検体の透視画像データを撮影する周期的運動の同期撮影方法であって、
    前記被検体の周期的運動の同期信号を取得する信号取得ステップと、
    前記同期信号から周期的運動の周期を算出する周期算出ステップと、
    前記算出された周期的運動の周期から、前記ガントリの回転数に応じて前記ガントリの回転速度および前記トリガ信号の発信の周期を算出する撮影条件算出ステップと、
    前記算出された回転速度およびトリガ信号の周期で、CT撮影を行い、前記被検体の透視画像データを撮影する撮影ステップと、を備えることを特徴とする周期的運動の同期撮影方法。
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