JP2004040396A - 自動通報システムおよびその通報方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】緊急通報時に1ボタンを押下するだけで自動的に、通報先に音声通話、メール通信文表示および光や音で通報することができる利便性の高い通報システム1を提供する。
【解決手段】自治体が提供する閉域の電話サービス網を構成するCATV同軸網NT、CATV同軸網NTに接続される自動通報手段3を有するサービスセンタ装置2、電話端末4および受信端末装置5a〜5kを備え、電話端末4のワンタッチボタン4a押下により、自動通報手段3が音声呼(呼出し信号)JCを電話機6、緊急通信用のメール通信文JMを表示装置7、接点情報JSを鳴動装置8にそれぞれ供給して緊急通報を通知する。
【選択図】 図1
【解決手段】自治体が提供する閉域の電話サービス網を構成するCATV同軸網NT、CATV同軸網NTに接続される自動通報手段3を有するサービスセンタ装置2、電話端末4および受信端末装置5a〜5kを備え、電話端末4のワンタッチボタン4a押下により、自動通報手段3が音声呼(呼出し信号)JCを電話機6、緊急通信用のメール通信文JMを表示装置7、接点情報JSを鳴動装置8にそれぞれ供給して緊急通報を通知する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自治体が提供する閉域の電話サービス網を利用した自動通報システムに係り、特に電話端末の1ボタン押下だけで、通報先に音声通話、メール通信文ならびに光や音で自動的に通報する自動通報システムおよびその通報方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動通報装置において、電話機に通報ボタンを設け、予め通報先の電話番号と通報メッセージを登録(記憶)しておき、通報ボタンを押下するだけで、通報先にダイヤル発信し、通報先が応答すると通報メッセージを聞き取ることができるように構成されたものが知られている。
【0003】
また、従来の自動通報装置において、通報ボタンを押下するだけで、通報先にダイヤル発信し、通報先が応答して音声通話が可能となるものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の自動通報装置は、音声通話を行なうことや通報メッセージを流すことで、緊急時の通報が可能であるが、通報先が通話中(ビジー)の場合には、通報ができないという課題がある。
【0005】
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は緊急通報時に1ボタンを押下するだけで自動的に、通報先に音声通話、メール通信文表示および光や音で通報することができる利便性の高い自動通報装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの発明に係る自動通報システムは、自治体が提供する閉域の電話サービス網に接続される電話端末と、サービスセンタ装置と、電話機、パーソナルコンピュータ等の表示装置および鳴動装置を有する受信端末装置とからなる自動通報システムであって、サービスセンタ装置は、電話端末の1ボタン押下によって予め設定した受信端末装置に、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報で通報する自動通報手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
この発明に係るサービスセンタ装置は、電話端末の1ボタン押下によって予め設定した受信端末装置に、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報で通報する自動通報手段を備えたので、通報者が電話端末の1ボタンを押下するだけで、自動的に、通報先に音声呼(呼出し信号)、メール通信文の表示および接点情報の3種類の媒体(メディア)で同時に通報することができ、使い勝手が良く、利便性の向上を図ることができる。
【0008】
また、この発明に係る自動通報手段は、電話端末の加入者毎に、予め受信端末装置に対応した音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報の通報情報を記憶する運用管理手段と、電話端末から電話サービス網を介して供給されるボタン情報に基づいて運用管理手段から通報情報を読出し、電話サービス網を介して受信端末装置に一斉に送信する呼制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
この発明に係る自動通報手段は、電話端末の加入者毎に、予め受信端末装置に対応した音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報の通報情報を記憶する運用管理手段と、電話端末から電話サービス網を介して供給されるボタン情報に基づいて運用管理手段から通報情報を読出し、電話サービス網を介して受信端末装置に一斉に送信する呼制御手段とを備えたので、通報先から1ボタンの操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先に通報することができ、緊急通報の伝達を確実にすることができる。
【0010】
さらに、この発明に係る電話サービス網は、CATV同軸網で構成したことを特徴とする。
【0011】
この発明に係る電話サービス網は、CATV同軸網で構成したので、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報の3情報を同時にIPパケットで伝送することができ、緊急通報の信頼性を向上させることができる。
【0012】
また、この発明に係る自動通報システムの通報方法は、自治体が提供する閉域の電話サービス網に接続される電話端末と、サービスセンタ装置と、電話機、パーソナルコンピュータ等の表示装置および鳴動装置を有する受信端末装置とからなる通報方法であって、1ボタン押下のボタン情報を受信するステップ(S1)と、ボタン情報に基づいて通報先の受信端末装置のIPアドレスを検索するステップ(S2)と、検索したIPアドレスに対応して格納した通報情報を読み出すステップ(S3)と、通報情報を送出するステップ(S4)と、通報情報を受信して通話、メール通信文および光や音で通報するステップ(S5)とを備え、1ボタンの押下により、自動的に通報することを特徴とする。
【0013】
この発明に係る自動通報システムの通報方法は、1ボタン押下のボタン情報を受信するステップ(S1)と、ボタン情報に基づいて通報先の受信端末装置のIPアドレスを検索するステップ(S2)と、検索したIPアドレスに対応して格納した通報情報を読み出すステップ(S3)と、通報情報を送出するステップ(S4)と、通報情報を受信して通話、メール通信文表示および光や音で通報するステップ(S5)とを備えたので、通報先から1ボタンの操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先に緊急通報することができ、使い勝手に優れ、利便性の向上を実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、本発明は、例えば一人暮らしの老人宅に電話端末を設置し、体調が急変したような緊急時に電話端末に設けたボタン(例えば、緊急ボタン)をワンタッチ操作するだけで、サービスセンタ装置に予め登録した通報先(身内宅、知人宅、介護センタ等)の電話機、パーソナルコンピュータ、フラッシュベル等からなる受信端末装置に通報して音声通話、メール通信文、フラッシュや警報音で通報することにより、通報先が話中(ビジー)であっても通報可能な自動通報システムを提供する。
【0015】
図1はこの発明に係る自動通報システムの一実施の形態要部ブロック構成図である。図1において自動通報システム1は、自治体が提供する閉域の電話サービス網を構成するCATV同軸網NT、CATV同軸網NTに接続されるサービスセンタ装置2、電話端末4および受信端末装置5a〜5kを備える。
【0016】
なお、サービスセンタ装置2と電話端末4間、サービスセンタ装置2と受信端末装置5a〜5k間を接続するCATV同軸網NT上を伝送される音声呼(呼出し信号)、メール通信文およびフラッシュや警報音等の接点情報からなる通報情報は、IPパケットで形成される。
【0017】
サービスセンタ装置2は、ワンタッチボタン4aの操作(押下)によって発生するボタン情報JBを電話端末4がIPパケットに変換し、CATV同軸網NTを介して送信されてくるIPパケットをボタン情報JBに変換して受信する。
【0018】
また、サービスセンタ装置2は、電話端末4の1ボタン(ワンタッチボタン4a)押下により、予め通報先として設定(登録)した受信端末装置(例えば、受信端末装置5a)に、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報で通報する自動通報手段3を備える。
【0019】
自動通報手段3は、受信したボタン情報JBに対応して登録した通報先の受信端末装置5a〜5kのIPアドレス毎に設定した音声呼(着信情報)、メール通信文および接点情報からなる通報情報を検索して読出し、通報用のIPパケット(IPアドレスも付加)に変換した後、自動的に通報用のIPパケットをCATV同軸網NTを介して通報先の受信端末装置5a〜5k(例えば、受信端末装置5a)に送信する。
【0020】
自動通報手段3は、制御バス3a、運用管理手段9、呼制御手段10を備える。制御バス3aは、運用管理手段9、呼制御手段10およびCATV同軸網NTを接続する。
【0021】
運用管理手段9は、RAM等の書換え可能な大容量のメモリ、各種データを設定するキーボード等で構成し、電話端末4のワンタッチボタン4aからのボタン情報JBに対する緊急通報先のIPアドレスJP、IPアドレスJPに対応した音声呼(呼出し信号)JC、緊急通報用のメール通信文JM、接点情報JSからなる通報情報をキーボードから入力してメモリに格納する。
【0022】
ボタン情報JBに対するIPアドレスJP、IPアドレスJPに対応した音声呼(呼出し信号)JC、メール通信文JM、接点情報JSは、複数の電話端末4の加入者毎にキーボードから入力して設定し、メモリに記憶(格納)する。
【0023】
図2はこの発明に係る運用管理手段のメモリ領域の一実施の形態イメージ図である。図2において、メモリ領域には、ボタン情報JB1〜JBkに対してそれぞれIPアドレスJP1〜JPkを設定し、さらにIPアドレスJP1〜JPkについてそれぞれ通報情報である音声呼JC1〜JCk、メール通信文JM1〜JMkおよび接点情報JS1〜JSkを設定し、記憶する。
【0024】
ボタン情報JB1〜JBkに対してそれぞれ1つのIPアドレスJP1〜JPkを設定することにより、電話端末4のワンタッチボタン4aを押下した場合に発生するボタン情報JB1〜JBkを受信してIPアドレスJP1〜JPkを検索すると、緊急通報先の受信端末装置5a〜5kを特定することができる。
【0025】
また、IPアドレスJP1〜JPkに関連付けた音声呼JC1〜JCk、メール通信文JM1〜JMkおよび接点情報JS1〜JSkをCATV同軸網NTを介して受信端末装置5a〜5kに送信することにより、電話機6、表示装置7および鳴動装置8に緊急通報を通知することができる。
【0026】
呼制御手段10は、マイクロプロセッサを基本に各種処理機能、情報−IPパケット変換機能、送受信機能等を備え、電話端末4からCATV同軸網NTを介してワンタッチボタン4a押下によるボタン情報JBがIPパケットで伝送されてくると、IPパケットを受信してボタン情報JBに変換し、ボタン情報JBを検索して対応するIPアドレスJPとともに、関連する通報情報である音声呼JC、メール通信文JMおよび接点情報JSを読み出して通報先の受信端末装置5a〜5kを特定する。
【0027】
また、呼制御手段10は、IPアドレスJP、通報情報である音声呼JC、メール通信文JMおよび接点情報JSをIPパケットに変換し、IPパケットをCATV同軸網NTに送信する。
【0028】
受信端末装置5aは、電話機6、表示装置7、鳴動装置8および図示しないIPパケット−情報変換器等で構成し、CATV同軸網NTを介して受信した通報用のIPパケットを音声呼(呼出し信号)JC、メール通信文JMおよびフラッシュやアナウンス等の接点情報JSからなる通報情報に変換し、音声呼(呼出し信号)JCを電話機6に供給し、メール通信文JMを表示装置7(例えば、パーソナルコンピュータ)に供給し、接点情報JSを鳴動装置8に提供する。
【0029】
電話機6は、音声呼(呼出し信号)JCに応答して電話端末4と音声通話をすることにより、電話端末4のワンタッチボタン4aを操作した人(例えば、一人暮らしの老人)から緊急通報の内容(例えば、体調の急変)を聞き取り、対応することができる。
【0030】
表示装置7は、パーソナルコンピュータ等で構成し、メール通信文JMを受信して表示器に緊急通報の内容を文章で表示する。表示装置7に緊急通報の内容を表示することにより、電話機6に緊急通報の音声呼(呼出し信号)JCがあった時に話中(ビジー)であっても、緊急通報を逃すことなく確認することができ、対応することができる。
【0031】
鳴動装置8は、フラッシュ等の可視表示器、通報音発生器等の可視表示器で構成し、接点情報JSにより、例えばスイッチをオンして可視表示器や可視表示器を動作させ、緊急通報を光や音で通知する。鳴動装置8を用いて緊急通報を光や音で通知することにより、電話機6や表示装置7が使用中であっても、緊急通報を逃すことなく確認することができ、対応することができる。
【0032】
なお、受信端末装置5b〜5kは、IPアドレスJPが異なるだけで受信端末装置5aと同じ構成である。また、電話端末4からの通報先を受信端末装置5aだけに設定したが、受信端末装置5b〜5kを含めた複数にしてもよい。
【0033】
このように、この発明に係るサービスセンタ装置2は、電話端末4の1ボタン(ワンタッチボタン4a)押下によって予め設定した受信端末装置(受信端末装置5a)に、音声呼(呼出し信号)JC、メール通信文JMおよび接点情報JSで通報する自動通報手段3を備えたので、通報者が電話端末の1ボタンを押下するだけで、自動的に、通報先に音声(電話通話)、メール通信文の表示および接点情報の3種類の媒体(メディア)で同時に通報することができ、使い勝手が良く、利便性の向上を図ることができる。
【0034】
また、この発明に係る自動通報手段3は、電話端末4の加入者毎に、予め受信端末装置5a〜5kに対応した音声呼(呼出し信号)JC、メール通信文JMおよび接点情報JSの通報情報を記憶する運用管理手段9と、電話端末4から電話サービス網(CATV同軸網NT)を介して供給されるボタン情報JBに基づいて運用管理手段9から通報情報を読出し、電話サービス網(CATV同軸網NT)を介して受信端末装置5a〜5kに一斉に送信する呼制御手段10とを備えたので、通報先から1ボタンの操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先に通報することができ、緊急通報の伝達を確実にすることができる。
【0035】
さらに、この発明に係る電話サービス網は、CATV同軸網NTで構成したので、音声呼(呼出し信号)JC、メール通信文JMおよび接点情報JSの3情報を同時にIPパケットで伝送することができ、緊急通報の信頼性を向上させることができる。
【0036】
次に、この発明に係る通報システムの通報方法について説明する。図3はこの発明に係る通報システムの通報方法の一実施の形態要部動作フロー図である。なお、動作フローは、図1を参照にして説明する。
【0037】
図3において、ステップS1で、1ボタン押下のボタン情報を受信する。なお、ステップS1の動作は、ワンタッチボタン4aを備えた電話端末4および運用管理手段9が実行する。
【0038】
ステップS2では、ボタン情報に基づいて通報先の受信端末装置のIPアドレスを検索する。なお、ステップS2の動作は、運用管理手段9および呼制御手段10が実行する。
【0039】
ステップS3では、検索したIPアドレスに対応して格納した通報情報を読み出す。なお、ステップS3の動作は、運用管理手段9および呼制御手段10が実行する。
【0040】
ステップS4では、通報情報を送出する。なお、ステップS4の動作は、呼制御手段10が実行する。
【0041】
ステップS5では、通報情報を受信して通話、メール通信文表示および光や音で通報する。なお、ステップS5の動作は、受信端末装置5aの電話機6、表示装置7および鳴動装置8が実行する。
【0042】
このように、この発明に係る自動通報システムの通報方法は、1ボタン押下のボタン情報を受信するステップS1と、ボタン情報に基づいて通報先の受信端末装置のIPアドレスを検索するステップS2と、検索したIPアドレスに対応して格納した通報情報を読み出すステップS3と、通報情報を送出するステップS4と、通報情報を受信して通話、メール通信文表示および光や音で通報するステップS5とを備えたので、通報先(電話端末4)から1ボタン(ワンタッチボタン4a)の操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先(受信端末装置5a〜5k)に緊急通報することができ、使い勝手に優れ、利便性の向上を実現することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係るサービスセンタ装置は、電話端末の1ボタン押下によって予め設定した受信端末装置に、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報で通報する自動通報手段を備えたので、通報者が電話端末の1ボタンを押下するだけで、自動的に、通報先に音声呼(呼出し信号)、メール通信文の表示および接点情報の3種類の媒体(メディア)で同時に通報することができ、使い勝手が良く、利便性の向上を図ることができる。
【0044】
この発明に係る自動通報手段は、電話端末の加入者毎に、予め受信端末装置に対応した音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報の通報情報を記憶する運用管理手段と、電話端末から電話サービス網を介して供給されるボタン情報に基づいて運用管理手段から通報情報を読出し、電話サービス網を介して受信端末装置に一斉に送信する呼制御手段とを備えたので、通報先から1ボタンの操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先に通報することができ、緊急通報の伝達を確実にすることができる。
【0045】
さらに、この発明に係る電話サービス網は、CATV同軸網で構成したので、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報の3情報を同時にIPパケットで伝送することができ、緊急通報の信頼性を向上させることができる。
【0046】
また、この発明に係る自動通報システムの通報方法は、1ボタン押下のボタン情報を受信するステップ(S1)と、ボタン情報に基づいて通報先の受信端末装置のIPアドレスを検索するステップ(S2)と、検索したIPアドレスに対応して格納した通報情報を読み出すステップ(S3)と、通報情報を送出するステップ(S4)と、通報情報を受信して通話、メール通信文表示および光や音で通報するステップ(S5)とを備えたので、通報先から1ボタンの操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先に緊急通報することができ、使い勝手に優れ、利便性の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動通報システムの一実施の形態要部ブロック構成図
【図2】この発明に係る運用管理手段のメモリ領域の一実施の形態イメージ図
【図3】この発明に係る通報システムの通報方法の一実施の形態要部動作フロー図
【符号の説明】
1 通報システム
2 サービスセンタ装置
3 自動通報手段
3a 制御バス
4 電話端末
4a ワンタッチボタン
5a〜5k 受信端末装置
6 電話機
7 表示装置(パーソナルコンピュータ)
8 鳴動装置
9 運用管理手段
10 呼制御手段
NT CATV同軸網
JB ボタン情報
JP IPアドレス
JC 音声呼(呼出し信号)
JM メール通信文
JS 接点情報
【発明の属する技術分野】
本発明は自治体が提供する閉域の電話サービス網を利用した自動通報システムに係り、特に電話端末の1ボタン押下だけで、通報先に音声通話、メール通信文ならびに光や音で自動的に通報する自動通報システムおよびその通報方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動通報装置において、電話機に通報ボタンを設け、予め通報先の電話番号と通報メッセージを登録(記憶)しておき、通報ボタンを押下するだけで、通報先にダイヤル発信し、通報先が応答すると通報メッセージを聞き取ることができるように構成されたものが知られている。
【0003】
また、従来の自動通報装置において、通報ボタンを押下するだけで、通報先にダイヤル発信し、通報先が応答して音声通話が可能となるものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の自動通報装置は、音声通話を行なうことや通報メッセージを流すことで、緊急時の通報が可能であるが、通報先が通話中(ビジー)の場合には、通報ができないという課題がある。
【0005】
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は緊急通報時に1ボタンを押下するだけで自動的に、通報先に音声通話、メール通信文表示および光や音で通報することができる利便性の高い自動通報装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの発明に係る自動通報システムは、自治体が提供する閉域の電話サービス網に接続される電話端末と、サービスセンタ装置と、電話機、パーソナルコンピュータ等の表示装置および鳴動装置を有する受信端末装置とからなる自動通報システムであって、サービスセンタ装置は、電話端末の1ボタン押下によって予め設定した受信端末装置に、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報で通報する自動通報手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
この発明に係るサービスセンタ装置は、電話端末の1ボタン押下によって予め設定した受信端末装置に、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報で通報する自動通報手段を備えたので、通報者が電話端末の1ボタンを押下するだけで、自動的に、通報先に音声呼(呼出し信号)、メール通信文の表示および接点情報の3種類の媒体(メディア)で同時に通報することができ、使い勝手が良く、利便性の向上を図ることができる。
【0008】
また、この発明に係る自動通報手段は、電話端末の加入者毎に、予め受信端末装置に対応した音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報の通報情報を記憶する運用管理手段と、電話端末から電話サービス網を介して供給されるボタン情報に基づいて運用管理手段から通報情報を読出し、電話サービス網を介して受信端末装置に一斉に送信する呼制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
この発明に係る自動通報手段は、電話端末の加入者毎に、予め受信端末装置に対応した音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報の通報情報を記憶する運用管理手段と、電話端末から電話サービス網を介して供給されるボタン情報に基づいて運用管理手段から通報情報を読出し、電話サービス網を介して受信端末装置に一斉に送信する呼制御手段とを備えたので、通報先から1ボタンの操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先に通報することができ、緊急通報の伝達を確実にすることができる。
【0010】
さらに、この発明に係る電話サービス網は、CATV同軸網で構成したことを特徴とする。
【0011】
この発明に係る電話サービス網は、CATV同軸網で構成したので、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報の3情報を同時にIPパケットで伝送することができ、緊急通報の信頼性を向上させることができる。
【0012】
また、この発明に係る自動通報システムの通報方法は、自治体が提供する閉域の電話サービス網に接続される電話端末と、サービスセンタ装置と、電話機、パーソナルコンピュータ等の表示装置および鳴動装置を有する受信端末装置とからなる通報方法であって、1ボタン押下のボタン情報を受信するステップ(S1)と、ボタン情報に基づいて通報先の受信端末装置のIPアドレスを検索するステップ(S2)と、検索したIPアドレスに対応して格納した通報情報を読み出すステップ(S3)と、通報情報を送出するステップ(S4)と、通報情報を受信して通話、メール通信文および光や音で通報するステップ(S5)とを備え、1ボタンの押下により、自動的に通報することを特徴とする。
【0013】
この発明に係る自動通報システムの通報方法は、1ボタン押下のボタン情報を受信するステップ(S1)と、ボタン情報に基づいて通報先の受信端末装置のIPアドレスを検索するステップ(S2)と、検索したIPアドレスに対応して格納した通報情報を読み出すステップ(S3)と、通報情報を送出するステップ(S4)と、通報情報を受信して通話、メール通信文表示および光や音で通報するステップ(S5)とを備えたので、通報先から1ボタンの操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先に緊急通報することができ、使い勝手に優れ、利便性の向上を実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、本発明は、例えば一人暮らしの老人宅に電話端末を設置し、体調が急変したような緊急時に電話端末に設けたボタン(例えば、緊急ボタン)をワンタッチ操作するだけで、サービスセンタ装置に予め登録した通報先(身内宅、知人宅、介護センタ等)の電話機、パーソナルコンピュータ、フラッシュベル等からなる受信端末装置に通報して音声通話、メール通信文、フラッシュや警報音で通報することにより、通報先が話中(ビジー)であっても通報可能な自動通報システムを提供する。
【0015】
図1はこの発明に係る自動通報システムの一実施の形態要部ブロック構成図である。図1において自動通報システム1は、自治体が提供する閉域の電話サービス網を構成するCATV同軸網NT、CATV同軸網NTに接続されるサービスセンタ装置2、電話端末4および受信端末装置5a〜5kを備える。
【0016】
なお、サービスセンタ装置2と電話端末4間、サービスセンタ装置2と受信端末装置5a〜5k間を接続するCATV同軸網NT上を伝送される音声呼(呼出し信号)、メール通信文およびフラッシュや警報音等の接点情報からなる通報情報は、IPパケットで形成される。
【0017】
サービスセンタ装置2は、ワンタッチボタン4aの操作(押下)によって発生するボタン情報JBを電話端末4がIPパケットに変換し、CATV同軸網NTを介して送信されてくるIPパケットをボタン情報JBに変換して受信する。
【0018】
また、サービスセンタ装置2は、電話端末4の1ボタン(ワンタッチボタン4a)押下により、予め通報先として設定(登録)した受信端末装置(例えば、受信端末装置5a)に、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報で通報する自動通報手段3を備える。
【0019】
自動通報手段3は、受信したボタン情報JBに対応して登録した通報先の受信端末装置5a〜5kのIPアドレス毎に設定した音声呼(着信情報)、メール通信文および接点情報からなる通報情報を検索して読出し、通報用のIPパケット(IPアドレスも付加)に変換した後、自動的に通報用のIPパケットをCATV同軸網NTを介して通報先の受信端末装置5a〜5k(例えば、受信端末装置5a)に送信する。
【0020】
自動通報手段3は、制御バス3a、運用管理手段9、呼制御手段10を備える。制御バス3aは、運用管理手段9、呼制御手段10およびCATV同軸網NTを接続する。
【0021】
運用管理手段9は、RAM等の書換え可能な大容量のメモリ、各種データを設定するキーボード等で構成し、電話端末4のワンタッチボタン4aからのボタン情報JBに対する緊急通報先のIPアドレスJP、IPアドレスJPに対応した音声呼(呼出し信号)JC、緊急通報用のメール通信文JM、接点情報JSからなる通報情報をキーボードから入力してメモリに格納する。
【0022】
ボタン情報JBに対するIPアドレスJP、IPアドレスJPに対応した音声呼(呼出し信号)JC、メール通信文JM、接点情報JSは、複数の電話端末4の加入者毎にキーボードから入力して設定し、メモリに記憶(格納)する。
【0023】
図2はこの発明に係る運用管理手段のメモリ領域の一実施の形態イメージ図である。図2において、メモリ領域には、ボタン情報JB1〜JBkに対してそれぞれIPアドレスJP1〜JPkを設定し、さらにIPアドレスJP1〜JPkについてそれぞれ通報情報である音声呼JC1〜JCk、メール通信文JM1〜JMkおよび接点情報JS1〜JSkを設定し、記憶する。
【0024】
ボタン情報JB1〜JBkに対してそれぞれ1つのIPアドレスJP1〜JPkを設定することにより、電話端末4のワンタッチボタン4aを押下した場合に発生するボタン情報JB1〜JBkを受信してIPアドレスJP1〜JPkを検索すると、緊急通報先の受信端末装置5a〜5kを特定することができる。
【0025】
また、IPアドレスJP1〜JPkに関連付けた音声呼JC1〜JCk、メール通信文JM1〜JMkおよび接点情報JS1〜JSkをCATV同軸網NTを介して受信端末装置5a〜5kに送信することにより、電話機6、表示装置7および鳴動装置8に緊急通報を通知することができる。
【0026】
呼制御手段10は、マイクロプロセッサを基本に各種処理機能、情報−IPパケット変換機能、送受信機能等を備え、電話端末4からCATV同軸網NTを介してワンタッチボタン4a押下によるボタン情報JBがIPパケットで伝送されてくると、IPパケットを受信してボタン情報JBに変換し、ボタン情報JBを検索して対応するIPアドレスJPとともに、関連する通報情報である音声呼JC、メール通信文JMおよび接点情報JSを読み出して通報先の受信端末装置5a〜5kを特定する。
【0027】
また、呼制御手段10は、IPアドレスJP、通報情報である音声呼JC、メール通信文JMおよび接点情報JSをIPパケットに変換し、IPパケットをCATV同軸網NTに送信する。
【0028】
受信端末装置5aは、電話機6、表示装置7、鳴動装置8および図示しないIPパケット−情報変換器等で構成し、CATV同軸網NTを介して受信した通報用のIPパケットを音声呼(呼出し信号)JC、メール通信文JMおよびフラッシュやアナウンス等の接点情報JSからなる通報情報に変換し、音声呼(呼出し信号)JCを電話機6に供給し、メール通信文JMを表示装置7(例えば、パーソナルコンピュータ)に供給し、接点情報JSを鳴動装置8に提供する。
【0029】
電話機6は、音声呼(呼出し信号)JCに応答して電話端末4と音声通話をすることにより、電話端末4のワンタッチボタン4aを操作した人(例えば、一人暮らしの老人)から緊急通報の内容(例えば、体調の急変)を聞き取り、対応することができる。
【0030】
表示装置7は、パーソナルコンピュータ等で構成し、メール通信文JMを受信して表示器に緊急通報の内容を文章で表示する。表示装置7に緊急通報の内容を表示することにより、電話機6に緊急通報の音声呼(呼出し信号)JCがあった時に話中(ビジー)であっても、緊急通報を逃すことなく確認することができ、対応することができる。
【0031】
鳴動装置8は、フラッシュ等の可視表示器、通報音発生器等の可視表示器で構成し、接点情報JSにより、例えばスイッチをオンして可視表示器や可視表示器を動作させ、緊急通報を光や音で通知する。鳴動装置8を用いて緊急通報を光や音で通知することにより、電話機6や表示装置7が使用中であっても、緊急通報を逃すことなく確認することができ、対応することができる。
【0032】
なお、受信端末装置5b〜5kは、IPアドレスJPが異なるだけで受信端末装置5aと同じ構成である。また、電話端末4からの通報先を受信端末装置5aだけに設定したが、受信端末装置5b〜5kを含めた複数にしてもよい。
【0033】
このように、この発明に係るサービスセンタ装置2は、電話端末4の1ボタン(ワンタッチボタン4a)押下によって予め設定した受信端末装置(受信端末装置5a)に、音声呼(呼出し信号)JC、メール通信文JMおよび接点情報JSで通報する自動通報手段3を備えたので、通報者が電話端末の1ボタンを押下するだけで、自動的に、通報先に音声(電話通話)、メール通信文の表示および接点情報の3種類の媒体(メディア)で同時に通報することができ、使い勝手が良く、利便性の向上を図ることができる。
【0034】
また、この発明に係る自動通報手段3は、電話端末4の加入者毎に、予め受信端末装置5a〜5kに対応した音声呼(呼出し信号)JC、メール通信文JMおよび接点情報JSの通報情報を記憶する運用管理手段9と、電話端末4から電話サービス網(CATV同軸網NT)を介して供給されるボタン情報JBに基づいて運用管理手段9から通報情報を読出し、電話サービス網(CATV同軸網NT)を介して受信端末装置5a〜5kに一斉に送信する呼制御手段10とを備えたので、通報先から1ボタンの操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先に通報することができ、緊急通報の伝達を確実にすることができる。
【0035】
さらに、この発明に係る電話サービス網は、CATV同軸網NTで構成したので、音声呼(呼出し信号)JC、メール通信文JMおよび接点情報JSの3情報を同時にIPパケットで伝送することができ、緊急通報の信頼性を向上させることができる。
【0036】
次に、この発明に係る通報システムの通報方法について説明する。図3はこの発明に係る通報システムの通報方法の一実施の形態要部動作フロー図である。なお、動作フローは、図1を参照にして説明する。
【0037】
図3において、ステップS1で、1ボタン押下のボタン情報を受信する。なお、ステップS1の動作は、ワンタッチボタン4aを備えた電話端末4および運用管理手段9が実行する。
【0038】
ステップS2では、ボタン情報に基づいて通報先の受信端末装置のIPアドレスを検索する。なお、ステップS2の動作は、運用管理手段9および呼制御手段10が実行する。
【0039】
ステップS3では、検索したIPアドレスに対応して格納した通報情報を読み出す。なお、ステップS3の動作は、運用管理手段9および呼制御手段10が実行する。
【0040】
ステップS4では、通報情報を送出する。なお、ステップS4の動作は、呼制御手段10が実行する。
【0041】
ステップS5では、通報情報を受信して通話、メール通信文表示および光や音で通報する。なお、ステップS5の動作は、受信端末装置5aの電話機6、表示装置7および鳴動装置8が実行する。
【0042】
このように、この発明に係る自動通報システムの通報方法は、1ボタン押下のボタン情報を受信するステップS1と、ボタン情報に基づいて通報先の受信端末装置のIPアドレスを検索するステップS2と、検索したIPアドレスに対応して格納した通報情報を読み出すステップS3と、通報情報を送出するステップS4と、通報情報を受信して通話、メール通信文表示および光や音で通報するステップS5とを備えたので、通報先(電話端末4)から1ボタン(ワンタッチボタン4a)の操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先(受信端末装置5a〜5k)に緊急通報することができ、使い勝手に優れ、利便性の向上を実現することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係るサービスセンタ装置は、電話端末の1ボタン押下によって予め設定した受信端末装置に、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報で通報する自動通報手段を備えたので、通報者が電話端末の1ボタンを押下するだけで、自動的に、通報先に音声呼(呼出し信号)、メール通信文の表示および接点情報の3種類の媒体(メディア)で同時に通報することができ、使い勝手が良く、利便性の向上を図ることができる。
【0044】
この発明に係る自動通報手段は、電話端末の加入者毎に、予め受信端末装置に対応した音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報の通報情報を記憶する運用管理手段と、電話端末から電話サービス網を介して供給されるボタン情報に基づいて運用管理手段から通報情報を読出し、電話サービス網を介して受信端末装置に一斉に送信する呼制御手段とを備えたので、通報先から1ボタンの操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先に通報することができ、緊急通報の伝達を確実にすることができる。
【0045】
さらに、この発明に係る電話サービス網は、CATV同軸網で構成したので、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報の3情報を同時にIPパケットで伝送することができ、緊急通報の信頼性を向上させることができる。
【0046】
また、この発明に係る自動通報システムの通報方法は、1ボタン押下のボタン情報を受信するステップ(S1)と、ボタン情報に基づいて通報先の受信端末装置のIPアドレスを検索するステップ(S2)と、検索したIPアドレスに対応して格納した通報情報を読み出すステップ(S3)と、通報情報を送出するステップ(S4)と、通報情報を受信して通話、メール通信文表示および光や音で通報するステップ(S5)とを備えたので、通報先から1ボタンの操作により、自動的に電話通話、メール通信文の表示および光や音で通報先に緊急通報することができ、使い勝手に優れ、利便性の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動通報システムの一実施の形態要部ブロック構成図
【図2】この発明に係る運用管理手段のメモリ領域の一実施の形態イメージ図
【図3】この発明に係る通報システムの通報方法の一実施の形態要部動作フロー図
【符号の説明】
1 通報システム
2 サービスセンタ装置
3 自動通報手段
3a 制御バス
4 電話端末
4a ワンタッチボタン
5a〜5k 受信端末装置
6 電話機
7 表示装置(パーソナルコンピュータ)
8 鳴動装置
9 運用管理手段
10 呼制御手段
NT CATV同軸網
JB ボタン情報
JP IPアドレス
JC 音声呼(呼出し信号)
JM メール通信文
JS 接点情報
Claims (4)
- 自治体が提供する閉域の電話サービス網に接続される電話端末と、サービスセンタ装置と、電話機、パーソナルコンピュータ等の表示装置および鳴動装置を有する受信端末装置と、からなる自動通報システムであって、
前記サービスセンタ装置は、前記電話端末の1ボタン押下によって予め設定した前記受信端末装置に、音声呼(呼出し信号)、メール通信文および接点情報で通報する自動通報手段を備えたことを特徴とする自動通報システム。 - 前記自動通報手段は、前記電話端末の加入者毎に、予め前記受信端末装置に対応した音声呼、メール通信文および接点情報の通報情報を記憶する運用管理手段と、前記電話端末から前記電話サービス網を介して供給されるボタン情報に基づいて前記運用管理手段から通報情報を読出し、前記電話サービス網を介して前記受信端末装置に一斉に送信する呼制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の自動通報システム。
- 前記電話サービス網は、CATV同軸網で構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の自動通報システム。
- 自治体が提供する閉域の電話サービス網に接続される電話端末と、サービスセンタ装置と、電話機、パーソナルコンピュータ等の表示装置および鳴動装置を有する受信端末装置と、からなる自動通報システムの通報方法であって、
1ボタン押下のボタン情報を受信するステップ(S1)と、
ボタン情報に基づいて通報先の受信端末装置のIPアドレスを検索するステップ(S2)と、
検索したIPアドレスに対応して格納した通報情報を読み出すステップ(S3)と、
通報情報を送出するステップ(S4)
通報情報を受信して通話、メール通信文表示および光や音で通報するステップ(S5)と、
を備え、1ボタンの押下により、自動的に通報することを特徴とする自動通報システムの通報方法。
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- 2002-07-02 JP JP2002193719A patent/JP2004040396A/ja active Pending
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