JP2004328181A - 電話機及び電話網システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スピーカ22と、文字データ表示部25と、音声→文字変換部16と、周囲の騒音レベルを測定する音センサ23を有し、騒音が一定レベルに達したかどうかを判断し、達した場合には相手の音声をスピーカ22から流すだけではなく文字に変換し文字データ表示部25にも表示する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話機及び電話網システムに関し、より詳細には、音声通話及び文字通話が可能な電話機、及びその電話機を端末として通話サービスを提供する電話網システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、単なる音声通話機能だけではなく、ショートメッセージサービス、或いはパケット通話などを用いた文字通話サービスを利用できる電話機(端末)が開発され、実用化されている。また、移動体通信網の整備により、様々な環境において実際に通話が行われている。その環境の1つとして、周囲の騒音の大きい場所(例えば駅や路上等)での通話も一般的に行われており、相手の声が聞き取りにくい場面に遭遇することも数多く発生している。
【0003】
このような状況の中でも通話を可能とするための手段として、音声を文字に切り替えて表示することを可能とする機能複合端末が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−15545号公報
【特許文献2】
特開平9−46413号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1,2を含む従来技術において提案されているこれらの端末では、音声通話と文字通話を自動的に切り替える機能が存在しない。そのため、端末ユーザは、(1)まず音声が聞き取りにくくなったことを認識し、(2)音声通話を文字通話に切り替え、(3)聞き取りにくかったところを再度話すようにリクエストし会話を再開する、などという手順を踏む必要が生じてしまう。
【0006】
また、これら端末は音声通話を文字通話に切り替えるという手段をとるため、文字通話に切り替えた後音声通話に戻るには再び切り替えの手順が必要となる。よって、周りの騒音などが変化するような状況においては頻繁に切り替えが必要になり、その結果そのたびに会話を中断することになり、切り替えが会話の妨げとなってしまうという問題点があった。
【0007】
また、文字データ表示により相手からの会話情報を得ているのに、回線では音声情報をやり取りしている場合、文字情報をそのまま回線に入力する場合に比較してより多くの情報(音声)を伝達することになり、限りある回線資源を有効利用するという点でも問題があった。
【0008】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、音声通話及び文字通話が可能な電話機であって、音声通話モードと文字通話モードとのモード切り替えを、会話を中断することなく且つユーザ手動に依らずに行うことが可能な電話機、及び電話機を端末として通話サービスを提供する電話網システムを提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の各技術手段により構成される。
第1の技術手段は、スピーカと、文字情報表示手段と、音声情報から文字情報に変換する音声情報変換手段と、周囲の雑音レベルを検出する音センサとを有する電話機であって、前記音センサで検出した周囲の騒音レベルが大きいときには、受信している音声情報を前記音声情報変換手段で文字情報に変換し、該変換後の文字情報を前記文字データ表示手段で表示することを特徴としたものである。
【0010】
第2の技術手段は、スピーカと、文字情報表示手段と、音声情報から文字情報に変換する音声情報変換手段と、文字情報から音声情報に変換する文字情報変換手段と、周囲の雑音レベルを検出する音センサとを有する電話機であって、前記音センサで検出した周囲の騒音レベルが大きいときには、受信している音声情報を前記音声情報変換手段で文字情報に変換し、該変換後の文字情報を前記文字データ表示手段で表示し、前記音センサで検出した周囲の騒音レベルが小さいときには、受信している文字情報を前記文字情報変換手段で音声情報に変換し、該変換後の音声情報をスピーカから出力することを特徴としたものである。
【0011】
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記文字情報を前記文字データ表示手段で表示する際、音声情報も前記スピーカから出力することを特徴としたものである。
【0012】
第4の技術手段は、スピーカと、文字情報表示手段と、文字情報から音声情報に変換する文字情報変換手段と、周囲の雑音レベルを検出する音センサとを有する電話機であって、前記音センサで検出した周囲の騒音レベルが小さいときには、受信している文字情報を前記文字情報変換手段で音声情報に変換し、該変換後の音声情報をスピーカから出力することを特徴としたものである。
【0013】
第5の技術手段は、第1乃至第4のいずれか1の技術手段において、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更の際に利用する騒音レベル設定値を記憶する設定値記憶手段と、該設定値記憶手段に記憶された騒音レベル設定値を変更する設定値変更手段を有することを特徴としたものである。
【0014】
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれか1の技術手段において、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更を、当該電話機が利用する電話網システムに通知するモード変更通知手段を有することを特徴としたものである。
【0015】
第7の技術手段は、第6の技術手段において、当該電話機と同じ電話網システムを利用する他の電話機からの、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更の通知を、前記電話網システムから取得するモード変更通知取得手段を有することを特徴としたものである。
【0016】
第8の技術手段は、第1乃至第7のいずれか1の技術手段において、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更を、当該電話機が利用する電話網システムを介したユーザデータとして該電話網システムを利用する他の電話機に直接通知するモード変更直接通知手段を有することを特徴としたものである。
【0017】
第9の技術手段は、第1乃至第8のいずれか1の技術手段において、当該電話機と同じ電話網システムを利用する他の電話機からの、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更の通知を、前記電話網システムを介したユーザデータとして直接取得するモード変更通知直接取得手段を有することを特徴としたものである。
【0018】
第10の技術手段は、第1乃至第9のいずれか1の技術手段の電話機を端末として利用する電話網システムであって、電話機が音声情報を文字情報に変換し表示を行うモードになった際、モード変更通知を前記電話機から取得するモード変更情報取得手段を有することを特徴としたものである。
【0019】
第11の技術手段は、電話機を端末として利用する電話網システムであって、電話機が音声情報を文字情報に変換し表示を行うモードになった際、モード変更通知を前記電話機から取得するモード変更情報取得手段を有することを特徴としたものである。
【0020】
第12の技術手段は、第10又は第11の技術手段において、前記電話機と通話を行っている相手電話機も文字通話が可能な端末である場合、前記電話機のモード変更の情報を前記相手電話機に通知するモード変更情報通知手段を有することを特徴としたものである。
【0021】
第13の技術手段は、第10乃至第12のいずれか1の技術手段において、当該電話網システムを利用する電話機中、音声通話を行っている電話機が文字通話可能であり、且つ、該電話機の相手電話機が音声情報から文字情報への変換を行って文字通話を行っている場合、当該電話網システムから前記相手電話機への音声情報伝達を文字情報伝達に切替えることを特徴としたものである。
【0022】
第14の技術手段は、第10乃至第12のいずれか1の技術手段において、当該電話網システムを利用する電話機中、音声通話を行っている複数の電話機が文字通話可能であり、且つ、該複数の電話機のうち所定数の電話機が音声情報から文字情報への変換を行って文字通話を行っている場合、当該電話網システムから電話機への音声情報伝達を文字情報伝達に切替えることを特徴としたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明に係る電話機は、スピーカ,文字情報表示手段,音声情報変換手段,音センサを有する。スピーカは音声情報を出力する手段である。文字情報表示手段は、液晶ディスプレイ及びその制御手段等で構成され、文字情報(文字データとも言える)を表示する手段であり、文字データ表示装置とも言える。音声情報変換手段は、音声情報を認識して、音声情報から文字情報に変換する手段であり、音声認識装置とも言える。また、音センサは、周囲の雑音レベルを測定し、測定した騒音レベルが所定値以上かを検出するセンサである。
【0024】
本発明に係る電話機は、音センサで検出した周囲の騒音レベルが大きいときには、受信している音声情報を音声情報変換手段で文字情報に変換し、変換後の文字情報を文字データ表示手段で表示する。騒音レベルの大きさの判断は、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更の際に利用する騒音レベル設定値(所定値)により行うとよく、この電話機に騒音レベルを記憶する設定値記憶手段を備えておけばよい。
【0025】
ここで、文字情報を文字データ表示手段で表示する際、音声情報もスピーカから出力するようにしてもよい。この電話機では、周囲の騒音レベルを測定する音センサを保持し、騒音が騒音レベル設定値に達したかどうかを自動的に判断し、達した場合には相手側音声をスピーカから流すだけでなく文字に変換し文字データ表示手段に表示するようにしている。
【0026】
以下、本発明に係る電話機を、携帯TV電話機を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電話機の一構成例を示すブロック図である。
【0027】
図1で例示する携帯TV電話機1は、マイク21,スピーカ22からなる音声入出力用ハンドセットと、無線通信路2を介して無線公衆網システムに接続された他のTV電話機とTV電話を行うための携帯TV電話インタフェース10と、文字データを入力するペンやキーなどの文字データ入力手段と、画像入力用カメラ26と、周囲の騒音レベルを測定・検出するための音センサ23と、TV電話画像と各種情報を表示するための液晶ディスプレイと、を搭載しているものとする。なお、図1では、文字データ入力手段は文字データ入力部24に備えられ、液晶ディスプレイは文字データ表示部25及び画像表示部27からなるものとする。
【0028】
携帯TV電話インタフェース10は、電話機能部11,モード制御部14,文字データ入出力I/F部15,音声→文字変換部16,画像入出力I/F部17からなり、電話機能部11は音声入出力I/F部12及び回線I/F部13からなる。モード制御部14は切り替えレベルテーブル14aをもち、切り替えレベルテーブル14aには上述の騒音レベル設定値が格納されている。
【0029】
マイク21により入力された音声は、音声入出力I/F部12を介して電話機能部11より無線通信路2に送出される。同様に、カメラ26から入力された映像は、画像入出力I/F部17を介して電話機能部11より無線通信路2に送出される。
【0030】
次に通話相手からの音声及び映像について説明する。相手側音声は回線I/F部13を介して、音声入出力I/F部12よりスピーカ22に出力されて伝えられる。相手側映像は回線I/F部13を介して、画像入出力I/F部17より画像表示部27に出力されて表示される。なお、液晶ディスプレイには文字データや相手側映像だけでなく、その他の情報(電池残量や通信状態などの情報)をも表示するものとする。
【0031】
図2は、図1の電話機における文字表示モード移行処理を説明するためのフロー図である。
ここで、通話中に周囲の騒音レベルが変化した状況を想定して、本発明の一実施形態を例示する。
【0032】
周囲の騒音レベルを測定している音センサ23の取得した情報は、モード制御部14に伝えられる。モード制御部14は、取得した騒音レベルと切り替えレベルテーブル14aを比較し、その設定値Thupを超えたことを認識した場合(ステップS1)、相手側音声を文字情報に変換し表示する処理を開始するよう指示する(ステップS2)。電話機能部11で取得した音声情報は、音声→文字変換部16により文字データに変換され、文字データ入出力I/F部15を介して文字データ表示部25に出力される。
【0033】
ここで、切り替えレベルテーブル14aの設定値Thupは、変更が可能であるようにしておくことが好ましい。これは、電話機に設定値記憶手段に記憶された騒音レベル設定値を変更する設定値変更手段を備えることで実現できる。どの程度の騒音レベルで相手側からの音声が聞きにくくなるかどうかについては個人差(耳の良さ等の違い)があると考えられるが、設定値変更手段を備えることで、それら個人差も考慮に入れたモード移行処理が可能となる。このように、モード切替の閾値をユーザが設定可能とすることにより、それぞれの人により異なる聞き取りにくい騒音レベルに合わせた自動モード切替を行うことができる。
【0034】
本実施形態によれば、通話中の移動など環境の変化により周りの騒音が大きくなり、相手側端末からの音声が聞き取りにくかった場合、自動的に文字データ表示部に相手側会話の記録が表示されるため、文字データ表示部25に表示された会話の記録により、聞き取り難かった音声を確認することができ、相手に聞き取りにくかったこと及びその内容を再確認する必要がなくなる。また、モード切替手順をユーザが行う場合に比べて、会話を妨げることなく続けることができるようになる。
【0035】
また、音声及び文字データ表示を行っている状態では、音声通話を行っている状態のため、その分の回線容量を必要とするが、この状態から少ない回線占有度で通話が可能な文字通話へ切り替えることが可能であり、それにより限りある回線資源を他の呼に割り当てることも可能となり、有効に利用できることになる。また、周りの騒音が大きい状態で音声→文字変換機能が有効になっている場合、相手に自分の声を確実に伝えるため大きな声で話すことが多く、それ自体が周りに迷惑になることがあるが、文字通話に切り替えることにより、大きな声で話す必要がなくなるため、周りに迷惑を掛ける状況をも回避することができる。
【0036】
図3は、本発明の一実施形態に係る電話網システムの一構成例を示す概略図である。
図1及び図2で説明した電話機(発側端末A)は、無線通信路2を介し電話網システム3を利用して、同システム3を利用する他の電話機(着側端末B)と通話を行う。ここで、発側端末A(1)は、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更(文字表示モードから音声出力モードへの変更は他の実施形態で説明する)を、自身が利用する電話網システム3(の局側)に通知するモード変更通知手段を備えるようにしてもよい。
【0037】
図4は、図1の電話機及び図3の電話網システムにおける一連の文字表示モード移行処理を説明するためのフロー図である。
携帯TV電話機1(例えば発側端末A)が、図2におけるステップS1,ステップS2と同じ処理(ステップS11,S12)により、相手側(例えば着側端末B(1′))の音声を文字情報に変換し表示するモード(以下、文字表示モード)に変更した場合、発側端末A(1)のモード制御部14は、電話機能部11を介して電話網システム3に対し、発側端末A(1)のモードが変更されたことを通知する(ステップS13)。このように、音声情報を文字情報に変換し表示を行うモードになった際、モード変更を電話網システム3に通知することで、電話網システム3側で発側端末A(1)の通話モードを把握することが可能となる。
【0038】
モード変更情報を電話機側からの通知を行うようにすることにより、電話機の通話モードを電話網システム3が把握した場合、その情報をその電話機(例えば発側端末A)の相手である電話機(例えば着側端末B)に伝達することも可能となる。また、そのようなモードの切り替えを電話相手側に知らせることができるため、通話相手に自分の状況を伝えることができ、相手側にそのモードになったことにより会話のスピードが遅くなった等通話の変化の原因を伝えることができる。
【0039】
この伝達は、電話機に次のモード変更通知取得手段を備えることによって実現できる。モード変更通知取得手段では、電話機(例えば発側端末A)と同じ電話網システム3を利用する他の電話機(例えば着側端末B)からの、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更の通知を、電話網システム3から取得する。
【0040】
現在の携帯電話では、留守番電話サービス或いは着信転送サービスなど(以下、付加サービス)が利用でき、これらはユーザ端末から設定したい情報(留守電ON or OFF)などを網に通知し、それを網で保持している(後述する図7の通信情報モデル31aのような形態で保持)。上述のモード変更通知手段及びモード変更通知取得手段は、網に一旦情報を通知し、それを相手側端末に伝える処理を行なうが、この処理は、上述の付加サービスと同様のものが想定できる。なお、付加サービスの設定については、チャット,ショートメールといったユーザデータによるやり取りではなく、網と端末の間で制御データをやり取りすることにより行われる。
【0041】
図5は、図1の電話機における表示部の一例を示す概略図である。
図1の文字データ表示部25及び画像表示部27に対応するTV電話端末の表示部40は、液晶ディスプレイ等により実現される。表示部40では、相手側画像表示領域41内に相手の画像(映像)を表示し、文字データ表示領域43に文字データを表示し、自画像表示領域42に自分の画像(映像)を表示する。また、表示部40にはアイコン44が表示されるようになっており、図示したように相手側端末B(1′)が文字通話を行っている場合には、「文字」アイコンを表示する。相手側端末B(1′)が音声通話を行っている場合には、「音声」アイコンを表示するか、アイコンを未表示にするか行えばよい。
【0042】
図6は、図1の電話機において相手側電話機の文字表示モードを通知する処理を説明するためのフロー図である。
端末A(1)は、電話網システム3より相手側端末B(1′)のモードが変更されたことの通知を取得すると(ステップS21でYES)、アイコン44を表示することで(ステップS22)、それを端末A(1)のユーザに知らせる。通話が終了した場合(ステップS23でYES)には表示処理を終了し、相手端末B(1′)が文字表示モードでなくなった場合にはステップS21へ戻る。
【0043】
図7は、本発明の他の実施形態に係る電話網システムの一構成例を示す概略図である。
電話網システム3側で発側端末A(1)或いは着側端末B(1′)の通話モードを把握するには、電話網システム3に次のモード変更情報取得手段を備えてもよい。モード変更情報取得手段では、電話網システム3の端末としての電話機が音声情報を文字情報に変換し表示を行うモードになった際に、モード変更通知をその電話機から取得する。モード変更情報取得手段は、電話網システム3内の制御情報処理部31などに備えられ、制御情報処理部31には自身を利用して通話を行っている呼の状態及び利用している端末の能力についての情報を保持する通信情報テーブル31aを備えられている。電話機から取得したモード変更通知は通信情報テーブル31aに記憶されることとなる。
【0044】
上述した伝達は、電話網システム3に次のモード変更情報通知手段を備えることで実現できる。モード変更情報通知手段では、電話機(例えば発側端末A)と通話を行っている相手電話機(相手端末:例えば着側端末B)も文字通話が可能な端末である場合、電話機(例えば発側端末A)のモード変更の情報を相手電話機(例えば発側端末B)に通知する。モード変更情報通知手段は、電話網システム3内の制御情報処理部31などに備えられ、通信情報テーブル31aを備えられた電話機の呼の状態及び能力に基づいて通知を行うこととなる。本実施形態によれば、そのようなモードの切り替えを電話相手側に知らせることができるため、通話相手に自分の状況を伝えることができ、相手側にそのモードになったことにより会話のスピードが遅くなった等通話の変化の原因を伝えることができる。
【0045】
図8は、図7の電話網システムによる文字表示モード移行処理を説明するためのフロー図である。
図8を参照し、図7の電話網システムにおいてモード変更情報を電話機から取得し他の電話機に通知する方法を説明する。
【0046】
電話網システム3は、自身を利用して通話を行っている呼の状態、及び利用している端末の能力についての情報を保持することが可能な能力を保持している。電話網システム3は、電話機からモード移行を取得し、一方の電話機(例えば発側端末A)から文字表示モードへの移行が伝えられたとき(ステップS31でYES)、通信情報テーブル31aにその情報を記憶する(ステップS32)。次に電話網システム3は、発側端末A(1)の相手側端末B(1′)の端末能力を通信情報テーブル31aで確認し、端末B(1′)が文字表示モード変更の通知を受信可能な場合に(ステップS33でYES)、そのモード変更を制御情報処理部31を介して相手側端末Bに通知する(ステップS34)。通話が終了した場合(ステップS35でYES)には文字表示モード移行処理を終了する。通話が終了していない場合(ステップS35でNO)には端末A(1)が文字表示モードでなくなったかを確認し(ステップS36)、YESであればその旨を通信情報テーブル31aに記憶し(ステップS37)、NOであればステップS31に戻る。
【0047】
図9は、本発明の他の実施形態に係る電話網システムの一構成例を示す概略図である。
図9で例示する実施形態に係る電話網システム3は、電話機が文字表示モードになったことを電話網システム3に通知するか電話網システム3側から取得するかのいずれかによりモードの変更を電話網システム3側で認識することができる形態において、音声→文字変換部32を備えるものとする。図9では制御情報処理部31により電話網システム3は電話機からモード変更情報を取得する。電話網システム3は、音声通話を行っている電話機が文字通話可能であり、且つ、その電話機の相手電話機が音声情報から文字情報への変換を行って文字通話を行っている場合、音声→文字変換部32にて、電話網システム3から相手電話機への音声情報伝達を文字情報伝達に切替える。
【0048】
図10は、図9の電話網システムによる文字表示モード移行処理を説明するためのフロー図である。
一方の電話機(例えば発側端末A)から文字表示モードへの移行が伝えられたとき、電話網システム3は、通信情報テーブル31aにその情報を記憶する(ステップS41)。次に電話網システム3は、発側端末A(1)の相手側端末B(1′)の端末能力を通信情報テーブル31aで確認し、端末B(1′)が、文字表示モード変更の通知を受信可能な場合に(ステップS42でYES)、そのモード変更を制御情報処理部31を介して相手側端末B(1′)に通知する(ステップS43)。ここで、例えば、ある一定時間の保護タイマを設け、その時間だけ文字表示モードが継続した場合(ステップS44でYES)、電話網システム3の音声→文字変換部32により音声情報を文字データに変換し、文字データを端末A(1)に伝達するようにすることで(ステップS45)、音声通話から文字通話に呼を切り替える。保護タイマではなく、ユーザからの切り替え指示入力などにより音声情報伝達を文字データ伝達に切り替えるようにしてもよい。本実施形態によれば、網から電話機への伝達情報を音声から文字に変更することができ、それにより回線の有効利用が可能となる。
【0049】
また、本発明の他の実施形態として、電話網システムを利用する電話機中、音声通話を行っている複数の電話機が文字通話可能(文字表示するモードを利用可能)であり、且つ、その複数の電話機のうち所定数の電話機が音声情報から文字情報への変換を行って文字通話を行っている場合、電話網システム3から電話機への音声情報伝達を文字情報伝達に切替えるようにしてもよい。本実施形態によれば、網から電話機への伝達情報を音声から文字に変更することができ、それにより回線の有効利用が可能となる。
【0050】
上述した各実施形態では、特別な電話網システムを介した通話モード切替の処理を例示している。本発明の他の実施形態では、電話網システムを介さずに通話端末同士がお互いに直接モード切替の情報をやり取りするようにしてもよい。この実施形態は、電話機に次のモード変更直接通知手段を備えることで実現できる。モード変更直接通知手段では、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更を、その電話機が利用する電話網システム(の局側)を介したユーザデータとして、直接、電話網システムを利用する他の電話機に通知する。これと併せて、電話機に次のモード変更通知直接取得手段を備えるようにしてもよい。モード変更通知直接取得手段では、その電話機と同じ電話網システムを利用する他の電話機からの、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更の通知を、電話網システムを介したユーザデータとして直接取得する。このように、端末同士が直接やり取りする場合については、チャット,ショートメールなど、電話網システムに依存せずにパケットデータとしてやり取りが行えるユーザデータによるものが想定できる。
【0051】
本実施形態に係る電話機によれば、電話網システムがモード変更通知を一方の電話機から取得し他方の電話機に通知する機能を保持していない電話網システムにおいても、自端末が文字データ表示モードになったことを相手端末に通知すること、及び、相手端末が文字データ表示モードになったことを取得することが可能となる。
【0052】
図11は、本発明の他の実施形態に係る電話機の一構成例を示すブロック図である。
図11で例示する電話機5は、図1に示された電話機1に、さらに文字→音声変換部58が追加された形となっている。なお、電話機5は無線通信路6,携帯TV電話インタフェース50,電話機能部51,音声入出力I/F部52,回線I/F部53,モード制御部54,切り替えレベルテーブル54a,文字データ入出力I/F部55,音声→文字変換部56,マイク61,スピーカ62,音センサ63,文字データ入力部64,文字データ表示部65,画像入力用カメラ66,画像表示部67を備え、電話機5におけるこれらの構成要素は電話機1における各構成要素と基本的に同様であり詳細な説明を省略する。
【0053】
本実施形態に係る電話機は、スピーカ,文字情報表示手段,音声情報変換手段,音センサに加え、文字情報変換手段を有する。文字情報変換手段は、受信している文字情報から音声情報に変換する手段である。
【0054】
本実施形態に係る電話機は、音センサで検出した周囲の騒音レベルが大きいときには、受信している音声情報を音声情報変換手段で文字情報に変換し、変換後の文字情報を文字データ表示手段で表示する。逆に、音センサで検出した周囲の騒音レベルが小さいときには、受信している文字情報を文字情報変換手段で音声情報に変換し、変換後の音声情報をスピーカから出力する。騒音レベルの大きさの判断は、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更の際に利用する騒音レベル設定値(所定値)により行うとよく、この電話機に騒音レベルを記憶する設定値記憶手段を備えておけばよい。このように、モード切替の閾値をユーザが設定可能とすることにより、それぞれの人により異なる聞き取りにくい騒音レベルに合わせた自動モード切替を行うことができる。
【0055】
また、図1乃至10で説明した音声→文字情報変換に関する情報の通知,取得等の処理は同様の説明を適用することで容易に可能であり、その説明を省略する。本実施形態によれば、音声が聞き取れない状態から音声が聞き取れるような騒音レベルに復帰したとき、文字情報を音声に自動的に変換して出力することができるため、網から電話機への伝達情報を音声から文字に変更することができるので回線の有効利用が可能となる上に、モード切替手順をユーザが行う場合より会話を妨げることなく続けることができる。
【0056】
図12は、図11の電話機における音声拡声モード移行処理を説明するためのフロー図である。
ここで、電話網システム3と電話機の間で文字データ伝達状態となっている状況を想定する。
【0057】
周囲の騒音レベルを測定している音センサ63の取得した情報はモード制御部54に伝えられる。モード制御部54は、取得した騒音レベルと切り替えレベルテーブル54aを比較し、その設定値Thdownを下回ったことを認識した場合(ステップS51)、伝達文字情報を音声に変換する処理を開始するよう指示する(ステップS52)。電話機能部51で取得した文字情報は、文字→音声変換部58により音声に変換され、音声入出力I/F部52を介してスピーカ62に出力される。切り替えレベルテーブル54aの設定値Thdownについては、ユーザが変更可能である。
【0058】
図13は、図11の電話機及び図9の電話網システムにおける一連の音声拡声モード移行処理を説明するためのフロー図である。
携帯TV電話機1(例えば発側端末A)が、図12におけるステップS51,ステップS52と同じ処理(ステップS61,S62)により、相手側(例えば着側端末B(1′))の文字を音声情報に変換し表示するモード(以下、音声出力モード)に変更した場合、発側端末A(1)のモード制御部14は、電話機能部11を介して電話網システム3に対し、発側端末A(1)のモードが変更されたことを通知する(ステップS63)。このように、文字情報を音声情報に変換し出力を行うモードになった際、モード変更を電話網システム3に通知することで、電話網システム3側で発側端末A(1)の通話モードを把握することが可能となる。なお、音声→文字変換に関しては図3で説明した通りである。
【0059】
また、本発明の他の実施形態として、音センサで検出した周囲の騒音レベルが大きいときは動作せず、音センサで検出した周囲の騒音レベルが小さいときのみ、受信している文字情報を文字情報変換手段で音声情報に変換し、変換後の音声情報をスピーカから出力するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、音声通話及び文字通話が可能な電話機において、音声通話モードと文字通話モードとのモード切り替えを、会話を中断することなく且つユーザ手動に依らずに行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電話機の一構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の電話機における文字表示モード移行処理を説明するためのフロー図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る電話網システムの一構成例を示す概略図である。
【図4】図1の電話機及び図3の電話網システムにおける一連の文字表示モード移行処理を説明するためのフロー図である。
【図5】図1の電話機における表示部の一例を示す概略図である。
【図6】図1の電話機において相手側電話機の文字表示モードを通知する処理を説明するためのフロー図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る電話網システムの一構成例を示す概略図である。
【図8】図7の電話網システムによる文字表示モード移行処理を説明するためのフロー図である。
【図9】本発明の他の実施形態に係る電話網システムの一構成例を示す概略図である。
【図10】図9の電話網システムによる文字表示モード移行処理を説明するためのフロー図である。
【図11】本発明の他の実施形態に係る電話機の一構成例を示すブロック図である。
【図12】図11の電話機における音声拡声モード移行処理を説明するためのフロー図である。
【図13】図11の電話機及び図9の電話網システムにおける一連の音声拡声モード移行処理を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
1,5…電話機(発側端末A)、1′…電話機(着側端末B/相手側端末B)、2,2′,6…無線通信路、3…電話網システム、10,50…携帯TV電話インタフェース、11,51…電話機能部、12,52…音声入出力I/F部、13,53…回線I/F部、14,54…モード制御部、14a,54a…切り替えレベルテーブル、15,55…文字データ入出力I/F部、16,32,56…音声→文字変換部、17,57…画像入出力I/F部、21,61…マイク、22,62…スピーカ、23,63…音センサ、24,64…文字データ入力部、25,65…文字データ表示部、26,66…画像入力用カメラ、27,67…画像表示部、31…制御情報処理部、31a…通信情報テーブル、40…表示部、41…相手側画像表示領域、42…自画像表示領域、43…文字データ表示領域、44…アイコン、58…文字→音声変換部。
Claims (14)
- スピーカと、文字情報表示手段と、音声情報から文字情報に変換する音声情報変換手段と、周囲の雑音レベルを検出する音センサとを有する電話機であって、前記音センサで検出した周囲の騒音レベルが大きいときには、受信している音声情報を前記音声情報変換手段で文字情報に変換し、該変換後の文字情報を前記文字データ表示手段で表示することを特徴とする電話機。
- スピーカと、文字情報表示手段と、音声情報から文字情報に変換する音声情報変換手段と、文字情報から音声情報に変換する文字情報変換手段と、周囲の雑音レベルを検出する音センサとを有する電話機であって、前記音センサで検出した周囲の騒音レベルが大きいときには、受信している音声情報を前記音声情報変換手段で文字情報に変換し、該変換後の文字情報を前記文字データ表示手段で表示し、前記音センサで検出した周囲の騒音レベルが小さいときには、受信している文字情報を前記文字情報変換手段で音声情報に変換し、該変換後の音声情報をスピーカから出力することを特徴とする電話機。
- 前記文字情報を前記文字データ表示手段で表示する際、音声情報も前記スピーカから出力することを特徴とする請求項1又は2記載の電話機。
- スピーカと、文字情報表示手段と、文字情報から音声情報に変換する文字情報変換手段と、周囲の雑音レベルを検出する音センサとを有する電話機であって、前記音センサで検出した周囲の騒音レベルが小さいときには、受信している文字情報を前記文字情報変換手段で音声情報に変換し、該変換後の音声情報をスピーカから出力することを特徴とする電話機。
- 受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更の際に利用する騒音レベル設定値を記憶する設定値記憶手段と、該設定値記憶手段に記憶された騒音レベル設定値を変更する設定値変更手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1記載の電話機。
- 受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更を、当該電話機が利用する電話網システムに通知するモード変更通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1記載の電話機。
- 当該電話機と同じ電話網システムを利用する他の電話機からの、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更の通知を、前記電話網システムから取得するモード変更通知取得手段を有することを特徴とする請求項6記載の電話機。
- 受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更を、当該電話機が利用する電話網システムを介したユーザデータとして該電話網システムを利用する他の電話機に直接通知するモード変更直接通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1記載の電話機。
- 当該電話機と同じ電話網システムを利用する他の電話機からの、受信情報を文字表示するモードと音声出力するモードとの間のモード変更の通知を、前記電話網システムを介したユーザデータとして直接取得するモード変更通知直接取得手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1記載の電話機。
- 請求項1乃至9のいずれか1記載の電話機を端末として利用する電話網システムであって、電話機が音声情報を文字情報に変換し表示を行うモードになった際、モード変更通知を前記電話機から取得するモード変更情報取得手段を有することを特徴とする電話網システム。
- 電話機を端末として利用する電話網システムであって、電話機が音声情報を文字情報に変換し表示を行うモードになった際、モード変更通知を前記電話機から取得するモード変更情報取得手段を有することを特徴とする電話網システム。
- 前記電話機と通話を行っている相手電話機も文字通話が可能な端末である場合、前記電話機のモード変更の情報を前記相手電話機に通知するモード変更情報通知手段を有することを特徴とする請求項10又は11記載の電話網システム。
- 当該電話網システムを利用する電話機中、音声通話を行っている電話機が文字通話可能であり、且つ、該電話機の相手電話機が音声情報から文字情報への変換を行って文字通話を行っている場合、当該電話網システムから前記相手電話機への音声情報伝達を文字情報伝達に切替えることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1記載の電話網システム。
- 当該電話網システムを利用する電話機中、音声通話を行っている複数の電話機が文字通話可能であり、且つ、該複数の電話機のうち所定数の電話機が音声情報から文字情報への変換を行って文字通話を行っている場合、当該電話網システムから電話機への音声情報伝達を文字情報伝達に切替えることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1記載の電話網システム。
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