JP2004039680A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マクロとヒューズとを有する半導体装置のサイズを縮小する。
【解決手段】マクロ31〜34は、マクロ31に示すように通常ブロック31−1〜31−10と冗長ブロック31−11によって構成されている。通常ブロック31−1〜31−10は、それぞれが所定の機能を有する回路によって構成される。冗長ブロック31−11は、通常ブロック31−1〜31−10と同一の機能を有し、何れかの通常ブロック31−1〜31−10に不具合が生じた場合に当該通常ブロックと代替する。ヒューズ35は、マクロ31〜34が有する冗長ブロックによって代替する通常ブロックを指定するための情報を保持しており、このヒューズ35は、複数のマクロ31〜34によって共用されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置に関し、特に、複数のマクロとヒューズとによって構成されるマクロと、ヒューズとを有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、メモリ等の半導体装置では、セルアレイを複数のブロックに分割しておき、何れかのブロックに不具合が存在する場合には、他のブロックによって当該ブロックを代替させる方法が採用されており、このような方法によれば歩留まりを向上させることができる。
【0003】
図14は、従来におけるこのような方法の一例を示す図である。
この図において、半導体装置10は、マクロ10a〜10d、ヒューズ10e〜10hおよび接続ライン10i〜10lによって構成されている。
【0004】
マクロ10aは、例えば、複数のブロックに分割されたセルアレイによって構成されている。ブロックのうちの一つは冗長ブロックとされ、それ以外は通常ブロックとされている。
【0005】
ヒューズ10e〜10hは、全て同様の構成となっており、ヒューズ10eを例に挙げて説明すると、図15に示すように、プルアップ抵抗20、接続部21、ヒューズ素子群22およびデコーダ23によって構成されている。マクロ10aを構成する所定の通常ブロックに不具合が生じた場合には、ヒューズ素子群22を構成するヒューズ素子をレーザ光線により所定のパターンとなるように溶断することにより、代替の対象となる通常ブロックを指定する。
【0006】
次に、以上の従来例の動作について説明する。なお、以下ではマクロ10a〜10dは、10個の通常ブロックと1個の冗長ブロックとを有するものとして説明する。
【0007】
例えば、マクロ10a〜10dのうち、マクロ10aにおいては第1の通常ブロックに不具合が生じており、また、マクロ10cにおいては第3の通常ブロックに不具合が生じており、その他のマクロ10b,10dは正常であるとする。
【0008】
その場合、ヒューズ10eの第1番目の通常ブロックに対応するヒューズをレーザ光線によって溶断し、また、ヒューズ10gの第3番目の通常ブロックに対応するヒューズをレーザ光線によって溶断する。
【0009】
その結果、ヒューズ10eでは、溶断されたヒューズからの出力は“L”の状態になり、それ以外のヒューズについては“H”の状態になることから、デコーダ23はヒューズ素子群22からのこのような信号をデコードし、マクロ10aに供給する。
【0010】
マクロ10aでは、ヒューズ10eのデコーダ23から供給された信号に応じて第1の通常ブロックを冗長ブロックによって代替させる。その結果、第1の通常ブロックは除外されて、冗長ブロックによって置換されるので、正常に動作することが可能になる。
【0011】
ヒューズ10gおよびマクロ10cにおいても同様の動作が行われ、第3番目の通常ブロックが冗長ブロックによって代替され、正常に動作することが可能になる。
【0012】
なお、マクロ10b,10dは正常であるので、代替は行われない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年では、半導体プロセスの微細化により、マクロ10a〜10dのサイズが縮小する傾向にある。一方、ヒューズ10e〜10hは、レーザ光線によって選択的に溶断する必要があるため、個々のヒューズを配置する距離をある程度確保する必要がある。そのため、プロセスの微細化によってマクロ10a〜10dは縮小されるにも拘わらず、ヒューズ10e〜10hのサイズが縮小されないため、この部分がネックとなって半導体装置全体のサイズの縮小が困難となるという問題点があった。
【0014】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、複数のマクロブロックおよびヒューズを有する半導体装置のサイズを縮小することを可能とすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す、それぞれが所定の機能を有する回路によって構成される複数の通常ブロック31−1〜31−10と、前記通常ブロック31−1〜31−10と同一の機能を有し、何れかの前記通常ブロック31−1〜31−10に不具合が生じた場合に当該通常ブロックと代替させるための冗長ブロック31−11と、を有する複数のマクロ31〜34と、前記マクロ31〜34が有する前記冗長ブロックによって代替させる前記通常ブロックを指定するための情報を保持するヒューズ35と、を有する半導体装置において、前記ヒューズ35が前記複数のマクロ31〜34によって共用されていることを特徴とする半導体装置が提供される。
【0016】
ここで、マクロ31〜34は、マクロ31に示すように通常ブロック31−1〜31−10と冗長ブロック31−11によって構成されている。通常ブロック31−1〜31−10は、それぞれが所定の機能を有する回路によって構成される。冗長ブロック31−11は、通常ブロック31−1〜31−10と同一の機能を有し、何れかの通常ブロック31−1〜31−10に不具合が生じた場合に当該通常ブロックと代替する。ヒューズ35は、マクロ31〜34が有する冗長ブロックによって代替する通常ブロックを指定するための情報を保持しており、このヒューズ35は、複数のマクロ31〜34によって共用されている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図に示すように、本発明の半導体装置は、マクロ31〜34、ヒューズ35,36および選択回路37によって構成されている。
【0018】
ここで、マクロ31〜34は、全て同様の構成とされており、マクロ31を例に挙げて説明すると、マクロ31は、通常ブロック31−1〜31−10および冗長ブロック31−11によって構成されている。
【0019】
通常ブロック31−1〜31−10は、例えば、セルアレイによって構成されている。冗長ブロック31−11は、通常ブロック31−1〜31−10と同様のセルアレイによって構成されており、通常ブロック31−1〜31−10の何れかに不具合が生じた場合には、そのブロックと代替して動作する。
【0020】
ヒューズ35は、複数のヒューズ素子およびデコーダ等によって構成されており、ヒューズ素子の何れかをレーザ光線で溶断させることにより、冗長ブロックと代替させる通常ブロックを指定する。
【0021】
ヒューズ36は、ヒューズ35と同様に複数のヒューズ素子およびデコーダ等によって構成されており、所定のヒューズ素子をレーザ光線で溶断させることにより、ヒューズ35に接続されるマクロを指定する。
【0022】
選択回路37は、ヒューズ36の状態に応じてマクロ31〜34の何れかとヒューズ35とを選択的に接続する。
次に、以上の原理図の動作について説明する。なお、以下では、マクロ31〜34のうち、例えば、マクロ31の通常ブロック31−2にのみ不具合が生じている場合を想定して説明する。
【0023】
半導体装置が製造された後、マクロ31の通常ブロック31−2に不具合が生じていることが発見された場合には、先ず、ヒューズ36の所定のヒューズ素子をレーザ光線によって溶断する。
【0024】
例えば、この例では、マクロ31〜34の4個が存在しているのでこれらの中から何れか1つのマクロを選択するためには、ヒューズ36は少なくとも2本のヒューズ素子を有していればよい。また、マクロ31を選択するためには、例えば、2本のヒューズ素子のうち下位ビットに該当する方の素子を溶断させ、“1”を表現すれば選択回路37によってマクロ31が選択されることになる。
【0025】
ヒューズ36の溶断が完了すると、次に、ヒューズ35を溶断する作業を行う。いまの例では、通常ブロック31−1〜31−10の10個が存在するのでこれらの中から何れか1つの通常ブロックを指定するためには、ヒューズ35は少なくとも4本のヒューズ素子を有していればよい。また、通常ブロック31−2を指定するためには、4本のヒューズ素子のうち、下位ビットから第2番目のビットに該当するヒューズ素子をレーザ光線によって溶断すればよい。
【0026】
このようにしてヒューズ35およびヒューズ36の所定のヒューズ素子の溶断作業が完了すると、選択回路37は、ヒューズ36の断続状態に対応して、マクロ31を選択し、ヒューズ35に接続する。マクロ31では、ヒューズ35の断続状態に応じて、通常ブロック31−2を冗長ブロックによって代替するように内部の接続状態が変更される。その結果、通常ブロック31−2は使用されることなく冗長ブロック31−11によって代替されるので、正常に動作を行うことが可能になる。
【0027】
以上に説明したように、本発明によれば、複数のマクロ31〜34によりヒューズ35を共用するようにしたので、それぞれの各マクロに対してひとつずつヒューズを設けた場合に比較して、半導体装置のサイズを縮小することができる。
【0028】
なお、このような構成では、複数のマクロに不具合が同時に生じている場合には、修復することはできないが、複数のマクロに不具合が同時に発生する確率は十分に低いため、問題とはならない。
【0029】
次に、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の第1の実施の形態の半導体装置50は、マクロ50a〜50d、ヒューズ51、セレクタ52およびヒューズ53によって構成されている。
【0030】
ここで、ヒューズ51は、複数のヒューズ素子等によって構成され、所定のパターンにヒューズ素子を溶断することにより、マクロ50a〜50dに含まれている通常ブロックを冗長ブロックによって代替させる際に、不具合の生じている代替の対象となる通常ブロックを指定する。
【0031】
セレクタ52は、ヒューズ53の状態に応じて、ヒューズ51をマクロ50a〜50dの何れかに選択的に接続する。
ヒューズ53は、ヒューズ51と同様に複数のヒューズ素子によって構成されており、複数のヒューズ素子を所定のパターンに溶断することにより、ヒューズ51をマクロ50a〜50dの何れかに選択的に接続する。
【0032】
マクロ50a〜50dは、通常ブロックと冗長ブロックを有するセルアレイによって構成されており、通常ブロックに不具合が生じている場合には、冗長ブロックによって代替を行う。
【0033】
図3は、ヒューズ51およびヒューズ53の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、ヒューズ51は、プルアップ抵抗80、接続部81、ヒューズ素子群82およびデコーダ83によって構成されている。一方、ヒューズ53は、プルアップ抵抗84、接続部85、ヒューズ素子群86およびデコーダ87によって構成されている。
【0034】
プルアップ抵抗80は、接続部81を介してヒューズ素子群82に対して電源電圧Vddを供給し、これらをプルアップする。
接続部81は、ヒューズ素子群82とプルアップ抵抗80とを相互に接続する。
【0035】
ヒューズ素子群82は、この例では、14本のヒューズ素子から構成され、所定のパターンに溶断することにより、冗長ブロックによって代替させるべき通常ブロックを指定する。
【0036】
デコーダ83は、ヒューズ素子群82の溶断パターンをデコードし、パラレル信号に変換して、冗長ブロック選択信号としてセレクタ52に供給する。
プルアップ抵抗84は、接続部85を介してヒューズ素子群86に対して電源電圧Vddを供給し、これらをプルアップする。
【0037】
接続部85は、ヒューズ素子群86とプルアップ抵抗84とを相互に接続する。
ヒューズ素子群86は、この例では、2本のヒューズ素子から構成され、所定のパターンに溶断することにより、デコーダ83からの出力を供給するマクロを選択する。
【0038】
デコーダ87は、ヒューズ素子群86の溶断パターンをデコードし、パラレル信号に変換してセレクタ52に供給する。
セレクタ52は、デコーダ87から供給されたデータをデコードし、そのデータによって指定されるマクロを選択し、選択されたマクロに対してデコーダ83からのデータ(冗長ブロック選択信号)を供給する。
【0039】
図4は、マクロ50a〜50dの詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、マクロ50a〜50dは、セルアレイ60、カラム回路61、デコーダ62およびCPG(Clock Pulse Generator)63によって構成されている。
【0040】
セルアレイ60は、複数のメモリセルがアレイ状に配置されて構成されており、データを記憶することが可能とされている。なお、セルアレイ60は、後述するように複数の通常ブロックと、冗長ブロックとに分割され、通常ブロックに不具合が生じている場合には、冗長ブロックによって代替させる。
【0041】
カラム回路61は、センスアンプ等によって構成され、セルアレイの所定のカラム(列)に対してデータを読み書きするとともに、不具合を有する通常ブロックが存在している場合には冗長ブロックによって代替させる処理を行う。
【0042】
デコーダ62は、入力されたアドレスデータに応じて、データを読み書きする対象となるセル群をワード線によって選択する。
CPG63は、外部から供給されたクロック信号を分周する等して、内部用のクロック信号を生成して、カラム回路61およびデコーダ62に供給する。
【0043】
図5は、図4に示すセルアレイ60とカラム回路61の詳細な構成例を示す図である。
この図に示すように、セルアレイ60およびカラム回路61は、セルアレイ70、カラムSW(Switch)71、センスアンプ72、切り換えSW73、出力バッファ74、ORゲート75およびANDゲート76によって構成されている。
【0044】
ここで、セルアレイ70は、1個の冗長ブロック70aと、その他複数の通常ブロック70bによって構成されている。
カラムSW71は、各カラムからの出力を選択するためのスイッチである。
【0045】
センスアンプ72は、セルアレイ70のビット線から出力される信号を増幅するためのアンプである。
切り換えSW73は、通常ブロックを冗長ブロックによって代替させる必要が生じた場合には、隣のブロックを選択し、それ以外の場合には直上のブロックを選択する。
【0046】
出力バッファ74は、切り換えSW73から出力されるデータをラッチする。ORゲート75は、左隣のORゲートの出力と直下のANDゲートの出力の論理和を計算して出力する。なお、左端のORゲートは、直下のANDゲートの出力と、グランド電位である“L”との論理和を演算して出力する。
【0047】
ANDゲート76は、冗長ブロック選択信号の論理積を演算して出力する。
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
例えば、マクロ50aの第3番目(図5の左から3番目)の通常ブロック70bに不具合が発見されたとすると、先ず、マクロ50a〜50dの中から、マクロ50aを選択するために、ヒューズ素子群86をレーザ光線によって所定のパターンに溶断する。
【0048】
また、ヒューズ素子群82についても第3番目の通常ブロックを指定する所定のパターンに溶断する。
例えば、ヒューズ素子群86については、マクロ50aを示す“1”に対応するように、下位ビットに該当するヒューズ素子のみをレーザ光線によって溶断する。一方、ヒューズ素子群82については、第3番目の通常ブロックを示す“3”に対応するように、下位1ビットおよび下位2ビットをレーザ光線によって溶断する。
【0049】
その結果、ヒューズ素子群86については、下位ビットに該当するヒューズ素子は“L”の状態に、他のヒューズ素子はプルアップ抵抗84によってプルアップされ“H”の状態になり、デコーダ87は、これらの状態に応じたデータをセレクタ52に供給する。
【0050】
一方、ヒューズ素子群82については、下位1ビットと下位2ビットが“L”の状態になり、その他は全て“H”の状態になるので、これらの状態に応じたデータがデコーダ83から冗長ブロック選択信号として供給される。
【0051】
セレクタ52は、デコーダ87から供給されたデータに応じたマクロを選択して、デコーダ83からのデータを供給する。いまの例では、ヒューズ素子群86の下位ビットのみが溶断されているので、セレクタ52は、マクロ50aを選択し、デコーダ83からの出力データを供給する。
【0052】
マクロ50aでは、デコーダ83から出力されたデータ(冗長ブロック選択信号)がANDゲート76に供給される。
ANDゲート76は、冗長ブロック選択信号に基づいて、代替が必要な通常ブロック(不具合が生じている通常ブロック)の直下に存在するANDゲート76の出力が“H”の状態になり、その他は全て“L”の状態になるように動作する。いまの例では、第3番目の通常ブロック(図5の左から第3番目の通常ブロック)に不具合が生じているので、左側から第3番目のANDゲート76の出力のみが“H”の状態になる。
【0053】
すると、左側から第3番目のORゲート75の出力が“H”の状態になるため、それよりも右側に位置するORゲートは左隣のORゲート75からの出力を入力としていることから、第3番目よりも右側のORゲート75の出力は全て“H”の状態になる。
【0054】
切り換えSW73は、直下のORゲート75からの出力信号が入力されており、その出力が“L”である場合には、直上の通常ブロック(または冗長ブロック)を選択し、その出力が“H”である場合には、右隣の通常ブロック(または冗長ブロック)を選択する。いまの例では、第1番目および第2番目のORゲート75の出力は“L”であるので第1番目および第2番目の通常ブロック70bは、直下の出力バッファ74に接続される。また、第3番目およびそれよりも右側のORゲート75の出力は全て“H”の状態であるので、第3番目の出力バッファ74には右隣の第4番目の通常ブロック70bが、また、それよりも右側の出力バッファ74にはそれぞれ対応する右隣の通常ブロック70bが接続される。そして、最右端の出力バッファ74には、冗長ブロック70aが接続されることになる。その結果、第3番目の通常ブロック70bを飛ばしてそれぞれ右隣に位置する通常ブロック(または冗長ブロック)が出力バッファ74に接続されることになるので、結果的に不具合を有する第3番目の通常ブロック70bが冗長ブロック70aによって代替されることになる。
【0055】
なお、ヒューズ素子群82,86が一旦溶断されると、それ以降は電源が投入されるたびに同様の動作が実行され、不具合を有する第3番目の通常ブロックの代替が行われることになる。
【0056】
以上に説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、複数のマクロ50a〜50dによりヒューズ51を共用するようにしたので、各マクロ50a〜50dにそれぞれヒューズを具備する場合に比較して、チップサイズを縮小することが可能になる。
【0057】
また、本発明の第1の実施の形態では、マクロ50a〜50dを選択するために、ヒューズ53を具備し、このヒューズ53の状態に応じてマクロ50a〜50dを選択するようにしたので、ヒューズ53を一旦溶断しておけば、それ以降は電源投入時に自動的に代替が実行されることになる。
【0058】
なお、以上の実施の形態では、ヒューズ53を新たに付加する必要が生じるが、このヒューズ53はヒューズ51に比べて少ないヒューズ素子群によって構成されているので、各マクロに対して1個ずつヒューズ51を具備する場合に比較して、チップ面積を縮小することができる。
【0059】
また、以上の実施の形態では、複数のマクロが同時に不具合を有している場合には、これを救済することができないが、複数のマクロが同時に不具合を有する確率は十分低いので、これによる歩留まりの低下は無視することができる。
【0060】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図6は、本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の第2の実施の形態の半導体装置90は、マクロ90a〜90dおよびヒューズ91によって構成されている。
【0061】
ここで、マクロ90a〜90dは、図4および図5に示す場合と同様の構成とされているので、その詳細な説明は省略する。
ヒューズ91は、図7に示すように、プルアップ抵抗100、接続部101、ヒューズ素子群102およびデコーダ103によって構成されており、デコーダ103の出力はマクロ90a〜90dの全てに供給されている。
【0062】
次に、本発明の第2の実施の形態の動作について説明する。
例えば、図8に示すように、マクロ90aの所定の通常ブロック(例えば、第4番目の通常ブロック)に不具合が生じており、それ以外のマクロ90b〜90dの通常ブロックは全て正常であるとする。
【0063】
このような場合には、図7に示す、ヒューズ素子群102のうち、第4番目の通常ブロックを示す“4”に対応する下位3ビット分のヒューズ素子をレーザ光線によって溶断する。その結果、下位3ビット分のヒューズ素子の出力は“L”となり、それ以外のヒューズ素子は全て“H”の状態になる。
【0064】
デコーダ103は、ヒューズ素子群102の状態に対応するデータを生成して、マクロ90a〜90dの全てに同一のデータを冗長ブロック選択信号として供給する。
【0065】
その結果、図8に示すように、マクロ90a〜90dでは、第4番目の通常ブロックが冗長ブロックによって代替されることになる。マクロ90aでは、不具合を有する第4番目の通常ブロックが代替されるので、正常に動作することが可能になる。一方、それ以外のマクロ90b〜90dについても同様に代替が実施されるが、正常に動作することには変わりがないので、代替によって不具合が発生することはない。
【0066】
上記の説明では、マクロ90a,90b,90c,90dの構成は同じものとして説明したが、各マクロのブロックの構成が異なる場合でも適用できる。
例えば、それぞれのマクロでブロックのアドレス深さが異なる場合、すなわちマクロ90aが2kW×8ブロックで、マクロ90bが1kW×8ブロックでという構成でも適用できる。
【0067】
また、それぞれのマクロのブロック数が異なる場合、すなわち90aが2kW×4ブロックで、マクロ90bが2kW×8ブロックでという構成でも適用できる。ただし、この場合、図7のデコーダ103は、最大ブロックのマクロに対応できるものでなければならない。
【0068】
以上に示したように本発明の第2の実施の形態によれば、マクロ90a〜90dによりヒューズ91を共有するようにしたので、各マクロに対して1個ずつヒューズを具備する場合に比較してチップサイズを縮小することが可能になる。また、第1の実施の形態に比較するとセレクタ52およびヒューズ53が不要になるので、その分だけ更にチップサイズを縮小することが可能になる。
【0069】
なお、本発明の第2の実施の形態の場合にも第1の実施の形態の場合と同様に複数のマクロが同時に不具合を有する場合にはこれを救済することはできないが、前述の場合と同様に複数のマクロが同時に不具合を有する確率は十分に低いため、歩留まりの低下に結びつくことは少ないと考えられる。
【0070】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図9は、本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の第3の実施の形態は、マクロ110a〜110d、ヒューズ112およびヒューズ113によって構成されている。
【0071】
ここで、マクロ110a〜110dは、その内部に図2に示すセレクタ52と同様の構成を有するセレクタ111a〜111dがそれぞれ内蔵されている。その他の構成は、図4および図5の場合と同様である。
【0072】
ヒューズ112は、図3に示すプルアップ抵抗80、接続部81、ヒューズ素子群82およびデコーダ83によって構成されている。
また、ヒューズ113は、図3に示すプルアップ抵抗84、接続部85、ヒューズ素子群86およびデコーダ87によって構成されている。
【0073】
次に、本発明の第3の実施の形態の動作について説明する。
例えば、マクロ110aの第3番目(図5の左から3番目)の通常ブロックに不具合が発見されたとすると、先ず、マクロ110aを選択するために、ヒューズ113に内蔵されているヒューズ素子群86をレーザ光線によって所定のパターンに溶断する。
【0074】
また、ヒューズ112に内蔵されているヒューズ素子群82についても第3番目の通常ブロックを指定する所定のパターンに溶断する。
例えば、ヒューズ113に内蔵されているヒューズ素子群86については、マクロ110aを示す“1”に対応するように、下位1ビットに該当するヒューズ素子のみをレーザ光線によって溶断する。一方、ヒューズ112に内蔵されているヒューズ素子群82については、第3番目の通常ブロックを示す“3”に対応するように、下位1ビットおよび下位2ビットを溶断する。
【0075】
その結果、ヒューズ素子群86については、下位1ビットに該当するヒューズ素子は“L”の状態に、他のヒューズ素子はプルアップ抵抗84によってプルアップされ“H”の状態になり、デコーダ87はこれらの状態に応じたデータをセレクタ111a〜111dに供給する。
【0076】
一方、ヒューズ素子群82については、下位1ビットと下位2ビットが“L”の状態になり、その他は全て“H”の状態になるので、これらの状態に応じたデータがデコーダ83から冗長ブロック選択信号として供給される。
【0077】
デコーダ83によってデコードされたデータ(冗長ブロック選択信号)は、マクロ110a〜110dのセレクタ111a〜111dにそれぞれ供給される。セレクタ111a〜111dは、デコーダ87からのデータを参照し、自己が選択されている場合には、デコーダ83から供給されたデータを取り込む。いまの例では、ヒューズ素子群86の下位1ビットのみが溶断されているので、マクロ110aがデコーダ83からの出力データを取り込む。
【0078】
マクロ110aでは、前述の場合と同様の処理が実行され、第3番目の通常ブロック70bを飛ばしてそれぞれ右隣に位置する通常ブロック(または冗長ブロック)が出力バッファ74に接続されることになるので、結果的に不具合を有する第3番目の通常ブロック70bが冗長ブロック70aによって代替されることになる。
【0079】
なお、ヒューズ素子群82,86が一旦溶断されると、それ以降は電源が投入されるたびに同様の動作が実行され、不具合を有する第3番目の通常ブロックの代替が行われることになる。
【0080】
以上に説明したように、本発明の第3の実施の形態によれば、複数のマクロ110a〜110dによりヒューズ112を共用するようにしたので、各マクロ110a〜110dにそれぞれヒューズを具備する場合に比較して、チップサイズを縮小することが可能になる。
【0081】
また、マクロ110a〜110dを選択する方法として、ヒューズ113を具備し、このヒューズ113の状態に応じてマクロ110a〜110dを選択するようにしたので、ヒューズ113のヒューズ素子群86を一旦溶断しておけば、それ以降は自動的に代替が実行されることになる。
【0082】
更に、第3の実施の形態では、セレクタ111a〜111dをマクロ110a〜110dに内蔵するようにしたが、セレクタ111a〜111dに該当する機能はマクロ110a〜110dがもともと具備している機能を流用することができるため、新たに回路を付加することなく、前述のような機能を実現することが可能になる。
【0083】
なお、以上の実施の形態では、ヒューズ113を新たに付加する必要が生じるが、このヒューズ113はヒューズ112に比べて少ないヒューズ素子群によって構成されているので、各マクロに対して1個ずつヒューズ113を具備する場合に比較して、チップ面積を縮小することができる。
【0084】
また、以上の実施の形態では、複数のマクロが同時に不具合を有している場合には、これを救済することができないが、複数のマクロが同時に不具合を有する場合は希であるので、これにより歩留まりが低下することはほとんど無視することができる。
【0085】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図10は、本発明の第4の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の第4の実施の形態の半導体装置120は、マクロ120a〜120d、ヒューズ121〜124およびセレクタ125によって構成されている。
【0086】
ここで、マクロ120a〜120dは、図4および図5と同様の構成とされている。
ヒューズ121〜124は、図3に示す、プルアップ抵抗80、接続部81、ヒューズ素子群82およびデコーダ83によってそれぞれ構成されている。なお、ヒューズ121およびヒューズ122は、必要に応じて本体から切り離すことが可能となっている。
【0087】
セレクタ125は、ヒューズ121〜124とマクロ120a〜120dの接続関係を決定する。
次に、本発明の第4の実施の形態の動作について説明する。
【0088】
量産化開始の初期段階においては、半導体製造プロセスや回路が十分に成熟しておらず、不具合が発生する蓋然性が高い。従って、初期段階においては、図11(A)に示すように、セレクタ125によって、ヒューズ121〜124をマクロ120a〜120dに1個ずつ接続し、例え、マクロ120a〜120dに同時に複数不具合が発生した場合でもこれを救済可能とする。
【0089】
しかし、量産化開始から所定の時間が経過し、半導体製造プロセスや回路が十分に成熟してきた場合には、歩留まりが上昇するので、マクロ120a〜120dが同時に複数不具合が発生する確率は低くなる。従って、そのような場合においてもマクロ120a〜120dのそれぞれに1個ずつヒューズ121〜124を具備することは、チップ面積を縮小するという観点からは好ましくない。
【0090】
そこで、プロセスが成熟してきた場合には、図10に示す破線の部分で、ヒューズ121,122を切り離し、ヒューズ123,124のみを使用することとする。なお、この際、ヒューズ124については、図2に示すヒューズ53と同様に、マクロ120a〜120dを選択するために使用し、ヒューズ123については代替する通常マクロを指定するために使用する。
【0091】
図11(B)は、ヒューズ121およびヒューズ122が切り離された場合におけるセレクタ125の接続状態を示している。この図に示すように、ヒューズ121およびヒューズ122が切り離された場合には、ヒューズ123からの出力を、ヒューズ124からの出力に応じてマクロ120a〜120dに選択的に供給するようにセレクタ125を構成することにより、図2に示す第1の実施の形態と同様の動作を行うことができる。
【0092】
以上に説明したように、本発明の第4の実施の形態によれば、半導体装置の製造プロセスの成熟に応じてヒューズの個数を変更することが可能になる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
【0093】
図12は、本発明の第5の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の第5の実施の形態の半導体装置130は、マクロ130a〜130d、マクロ131a〜131d、マクロ132a〜132d、マクロ133a〜133d、ヒューズ134〜137、セレクタ138およびヒューズ139によって構成されている。
【0094】
ここで、マクロ130a〜130d、マクロ131a〜131d、マクロ132a〜132dおよびマクロ133a〜133dは、それぞれ図4および図5に示す構成と同様の構成を有している。
【0095】
ヒューズ134〜137は、図3に示すプルアップ抵抗80、接続部81、ヒューズ素子群82およびデコーダ83によって構成されている。
セレクタ138は、ヒューズ134〜137とマクロ130a〜130d、マクロ131a〜131d、マクロ132a〜132dおよびマクロ133a〜133dの接続関係をヒューズ139から供給されるデータに応じて決定する。
【0096】
ヒューズ139は、図3に示すプルアップ抵抗80、接続部81、ヒューズ素子群82およびデコーダ83と同様の構成を有している。なお、ヒューズ素子群82の数は、全体のマクロの個数に応じて適宜変更する必要がある。
【0097】
次に、以上の第5の実施の形態の動作について説明する。
図12に示す実施の形態では、一群のマクロ130a〜130d、マクロ131a〜131d、マクロ132a〜132d、マクロ133a〜133dのそれぞれについて1つずつヒューズ134〜137を接続したり、一群のマクロに対して2つ以上のヒューズを接続したりすることができる構成となっている。
【0098】
即ち、本発明の第5の実施の形態では、セレクタ138には、一群のマクロ(マクロ130a〜130d、マクロ131a〜131d、マクロ132a〜132dおよびマクロ133a〜133d)を構成する各マクロからの信号線が並行して入力されているので、一群のマクロを構成する各マクロに対してヒューズ134〜137を個別に接続することも可能であるし、一群のマクロを構成する各マクロの全てに1個のヒューズを接続することも可能とされている。
【0099】
図13(A)は、ヒューズ134〜137をそれぞれ一群のマクロ130a〜130d、マクロ131a〜131d、マクロ132a〜132d、マクロ133a〜133dに1対1に接続した状態を示している。なお、この図は簡略化して示してあるが、実際には一群のマクロを構成する各マクロと、ヒューズとが1対1に接続されている。
【0100】
このような接続状態の場合には、図6に示す第2の実施の形態の場合と同様の代替動作を実現できる。即ち、図8に示すように、一群のマクロの何れかの通常ブロックに不具合が生じている場合は、全てのマクロにおいて不具合が生じている通常ブロックに対応する通常ブロックと、冗長ブロックの代替が行われる。その結果、不具合が発生しているマクロの救済を図ることができる。
【0101】
一方、図13(B)に示す接続形態では、ヒューズ134,135が一群のマクロ130a〜130dに接続され、ヒューズ136,137が一群のマクロ131a〜131dに接続されている。即ち、具体的な例で示すと、例えば、ヒューズ134はマクロ130aに、ヒューズ135はマクロ130cに、ヒューズ136はマクロ131cに、ヒューズ137はマクロ131dに接続されるといった具合である。
【0102】
以上の実施の形態によれば、複数のマクロから構成されるグループ単位で0または1以上のヒューズを接続することができるので、何れかのグループの複数のマクロが不具合を有する場合でも、他のグループで使用されていないヒューズを用いることにより、救済することが可能になる。
【0103】
上記の説明では、図4及び図5に示すように、カラム回路61によって、不具合のある通常ブロック70bを選択する構成で説明したが、デコーダ62側から、不具合のある通常ブロックを選択する構成にしてもよい。
【0104】
また、マクロは図4に示すように、セルアレイ60、カラム回路61、デコーダ62、CPG63がそれぞれ1個で構成されているが、セルアレイ及びカラム回路を2個とし、デコーダ62及びCPG63を共用したような構成のマクロでも適用できる。
【0105】
なお、以上の実施の形態に示す回路例は、ほんの一例であり、本発明がこのような場合にのみ限定されるものではないことはいうまでもない。
【0106】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、複数の通常ブロックと冗長ブロックとを有する複数のマクロによりヒューズを共用するようにしたので、不要なヒューズを排除することにより、半導体装置のサイズを縮小することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】図2に示すヒューズおよびセレクタの構成例を示す図である。
【図4】図2に示すマクロの構成例を示す図である。
【図5】図4に示すマクロの更に詳細な構成例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図である。
【図7】図6に示すヒューズの構成例を示す図である。
【図8】図6に示す実施の形態の動作原理を説明するための図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態の構成例を示す図である。
【図11】図10に示す実施の形態の動作原理を説明するための図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態の構成例を示す図である。
【図13】図12に示す実施の形態の動作原理を説明するための図である。
【図14】従来の半導体装置の構成例を示す図である。
【図15】図14に示すヒューズの構成例を示す図である。
【符号の説明】
31〜34 マクロ
31−1〜31−10 通常ブロック
31−11 冗長ブロック
35,36 ヒューズ
37 選択回路
50 半導体装置
50a〜50d マクロ
51 ヒューズ
52 セレクタ
53 ヒューズ
60 セルアレイ
61 カラム回路
62 デコーダ
63 CPG
70 セルアレイ
71 カラムSW
72 センスアンプ
73 切り換えSW
74 出力バッファ
75 ORゲート
76 ANDゲート
80 プルアップ抵抗
81 接続部
82 ヒューズ素子群
83 デコーダ
84 プルアップ抵抗
85 接続部
86 ヒューズ素子群
87 デコーダ
90 半導体装置
90a〜90d マクロ
91 ヒューズ
100 プルアップ抵抗
101 接続部
102 ヒューズ素子群
103 デコーダ
110 半導体装置
110a〜110d マクロ
111a〜111d セレクタ
112 ヒューズ
113 ヒューズ
120 半導体装置
120a〜120d マクロ
121〜124 ヒューズ
125 セレクタ
130 半導体装置
130a〜130d,131a〜131d マクロ
132a〜132d,133a〜133d マクロ
134〜137 ヒューズ
139 ヒューズ

Claims (8)

  1. それぞれが所定の機能を有する回路によって構成される複数の通常ブロックと、前記通常ブロックと同一の機能を有し、何れかの前記通常ブロックに不具合が生じた場合に当該通常ブロックと代替させるための冗長ブロックと、を有する複数のマクロと、
    前記マクロが有する前記冗長ブロックによって代替させる前記通常ブロックを指定するための情報を保持するヒューズと、を有する半導体装置において、
    前記ヒューズが前記複数のマクロによって共用されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ヒューズに接続される所定の前記マクロを選択する選択回路を更に有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記選択回路は、接続関係を決定するための他のヒューズに基づいて前記ヒューズに接続される所定の前記マクロを選択することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記選択回路は、前記マクロのそれぞれに内蔵されていることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  5. 前記複数のヒューズと、前記複数のマクロとが前記選択回路を介して接続されていることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  6. 前記複数のヒューズのうちの一部は、切り離し可能であることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記ヒューズは、前記共用されている前記複数のマクロの何れかひとつに不具合を有する前記通常ブロックが含まれている場合には、当該マクロの当該通常ブロックを前記冗長ブロックによって代替させ、他の前記マクロについても同様に対応する前記通常ブロックを前記冗長ブロックによって代替させることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  8. 前記選択回路は、前記複数のマクロによって構成されるグループ単位でヒューズを接続することを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
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