JP2004034788A - 操作ノブの取付構造 - Google Patents

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screwed
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Akio Muto
武藤 章生
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Abstract

【課題】操作ノブをシフトレバーに対し、任意の位置で固定することができ、異音が発生することのない操作ノブの取付構造の提供。
【解決手段】シフトレバー1上端の雄ネジ部1bに、操作ノブ2内の雌ネジ部3aを螺合させて取付ける取付構造において、操作ノブ2の底側に底穴2aを設け、この底穴2a内に隠蔽状に収納されるスプリング5を、シフトレバー1の外周に配設し、このスプリング5の付勢力により、雄ネジ1bと雌ネジ3aの螺合状態における回り止め力を発生させて、操作ノブ2を任意の位置で固定できるように構成する。
【選択図】        図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車用変速機のシフトレバーの上端に取付ける操作ノブの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、図4に断面図で示すように、シフトレバー1の上端には雄ネジ部1bが形成されており、一方、操作ノブ2内には、上端が狭くなった樹脂製の雌ネジ部材50がインサートされており、操作ノブ2を回し、この樹脂製雌ネジ部材50にシフトレバー1の雄ネジ部1bをねじ込み、食い込ませて回り止め(位置決め)している。
このような構造では、例えば、操作ノブ2を回し過ぎ等で戻した際に、ネジの食い込みが緩くなり、回り止め性能が良好に確保されなくなって、変速機等からの駆動系の振動が伝わると、操作ノブ2が振動し、異音が発生し易いという問題点があった。
【0003】
また、従来、図5に示すように、シフトレバー1の雄ネジ部1bに予めロックナット53をねじ込んでおき、樹脂製の操作ノブ2内に形成されている上端が狭くなったネジ孔部52内に、シフトレバーの雄ネジ部1bを完全にねじ込んで食い込み状にした後に、操作ノブ2の下面にロックナット53を当接させて固定する構造もあるが、このような構造では、操作ノブ2の下面にロックナット53を配置する必要があり、ロックナット53が露出して意匠性が損なわれてしまい、またロックナット53の締付けに工具が必要となるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、意匠性に優れ、しかも異音が発生することのない強固な状態に、操作ノブを固定できる操作ノブの取付構造を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、シフトレバー上端側の雄ネジ部に、操作ノブ内の雌ネジ部を螺合させて取付ける操作ノブの取付構造において、前記操作ノブの底側に底穴を設け、該底穴内に隠蔽状に収納されるスプリングを、前記シフトレバーの外周に配設し、該スプリングの付勢力により、前記雄ネジと雌ネジの螺合状態における回り止め力を発生させて、操作ノブを任意の位置で固定できるように構成したことである。
また第2の要旨は、シフトレバー上端側の雄ネジ部に、操作ノブ内の雌ネジ部を螺合させて取付ける操作ノブの取付構造において、前記操作ノブの底側に底穴を設け、該底穴内に隠蔽状に収納されるゴムリングを、前記シフトレバーの外周に配設し、該ゴムリングの付勢力により、前記雄ネジと雌ネジの螺合状態における回り止め力を発生させて、操作ノブを任意の位置で固定できるように構成したことである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施例の操作ノブの取付構造を示す断面構成図であり、金属製のシフトレバー1の上端には、段部1aを介し小径化した雄ネジ部1bが一体形成されており、一方、樹脂製の操作ノブ2の内部には、内周に雌ネジ部3aを形成した鉄製(金属製)の雌ネジ部材3がインサートされており、このインサートされた雌ネジ部材3の下端に到達する底穴2aが、操作ノブ2の底側から上方に向かって開口されており、この底穴2aの内径は、雌ネジ部材3の外径よりも大径となっており、雌ネジ部材3の下端と底穴2aの上端間には、段部2bが形成されている。
【0006】
この底穴2a内には、隠蔽状にスプリング5を収納できるものであり、シフトレバー1の段部1a上にリング状の台座4を配置させて、この台座4に当接させてスプリング5をシフトレバー1の外周に予め設けておくことができ、この状態で、シフトレバー1の雄ネジ部1bを操作ノブ2の底穴2aを通過させて、雌ネジ部材3の雌ネジ部3aと螺合させ、操作ノブ2を回転させて雌ネジ部3aを雄ネジ部1bに螺合させていくことができ、操作ノブ2を回転させ、ある程度締付けていくと、スプリング5は台座4と段部2b間で圧縮されて、シフトレバー1の軸方向の付勢力を発生させる。即ち、スプリング5の付勢力により、操作ノブ2は上方へ強く付勢されて、鉄製の雌ネジ部3aと鉄製の雄ネジ部1bが摩擦抵抗を大にした状態で当接されることとなり、操作ノブ2を任意の位置で止めても、雌ネジ部3aと雄ネジ部1bが強固に当接して回り止めされた状態が維持されることとなる。
【0007】
即ち、スプリング5を付勢力が大なものに設定しておけば、操作ノブ2をシフトレバー1の上端に螺合させて取付ける際に、ある程度ねじ込めば、任意の位置で操作ノブ2を回すのを止めても、固定状態が確保されることとなり、従来のようにネジの食い込みが緩くなることがなく、従って、変速機等の車両の振動が操作ノブ2に伝わっても、操作ノブ2が振動して異音を発生させることがないものとなる。
また、スプリング5は、底穴2a内に隠蔽状に収納されるため、露出することがなく、スッキリとした意匠性を呈した操作ノブ2の取付状態が得られるものである。
なお、このような構造では、例えば交換等を行う際に、操作ノブ2を緩めて取外し、再び締付けて取付けるような場合にも、スプリング5の付勢力により強固な回り止め力を発生させて、操作ノブ2を任意の位置で固定できるものとなり、工具も不要であり、交換作業等を容易に行えるものとなる。
【0008】
次に、図2は第2実施例を示すものであり、第2実施例では、操作ノブ2内に、内周に雌ネジを形成した雌ネジ孔2cを一体形成したものである。
この操作ノブ2においても、雌ネジ孔2cの下端に、大径の底穴2aが底側から形成されており、この底穴2a内にスプリング5を収納できるように構成されている。
【0009】
このような構造においても、シフトレバー1の外周に台座4を介してスプリング5を予め配置させておき、その状態で、操作ノブ2を回しながら、雄ネジ部1bに操作ノブ2の雌ネジ孔2cを螺合させていくことができ、ある程度螺合させていくと、スプリング5は台座4と段部2b間で圧縮されて、シフトレバー1の軸方向の付勢力を発生させ、スプリング5の付勢力により、雄ネジと雌ネジが摩擦力を強めて当接し、螺合状態における回り止め力が発生して、操作ノブ2を任意の位置で固定状態にすることができ、回り止め力が減少することがなく、雄ネジと雌ネジの螺合状態に緩みが生じないために、変速機等車両の駆動系の振動が伝わっても、操作ノブ2が振動して異音を発生することがない。
また、操作ノブ2等の付け外しをしても、その効果は変わらず、工具無しで良好に交換作業等を行うことができるものとなる。しかも、スプリング5は隠蔽されており、スッキリとした意匠性を呈した取付構造となる。
【0010】
次に、図3は第3実施例を示すものであり、第3実施例では、底穴2a内に、、隠蔽状にゴムリング7を収納させ、シフトレバー1の段部1a上にリング状のスペーサー8を配置させて、このスペーサー8に当接させてゴムリング7をシフトレバー1の外周に設けたものである。
このような構造においても、操作ノブ2を回転させ、ある程度締付けていくと、ゴムリング7はスペーサー8と段部2b間で圧縮されて、シフトレバー1の軸方向の付勢力を発生させる。即ち、ゴムリング7の付勢力により、操作ノブ2は上方へ強く付勢されて、鉄製の雌ネジ部3aと鉄製の雄ネジ部1bが摩擦抵抗を大にした状態で当接されることとなり、操作ノブ2を任意の位置で止めても、雌ネジ部3aと雄ネジ部1bが強固に当接して回り止めされた状態が維持される。
【0011】
即ち、操作ノブ2をシフトレバー1の上端に螺合させて取付ける際に、ある程度ねじ込めば、任意の位置で操作ノブ2を回すのを止めても、固定状態が確保されることとなり、従来のようにネジの食い込みが緩くなることがなく、従って、変速機等の車両の振動が操作ノブ2に伝わっても、操作ノブ2が振動して異音を発生させることがないものとなる。
また、ゴムリング7とスペーサー8は、底穴2a内に隠蔽状に収納されるため、露出することがなく、スッキリとした意匠性を呈した操作ノブ2の取付状態が得られるものとなる。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、シフトレバー上端側の雄ネジ部に、操作ノブ内の雌ネジ部を螺合させて取付ける操作ノブの取付構造において、操作ノブの底側に底穴を設け、底穴内に隠蔽状に収納されるスプリングを、シフトレバーの外周に配設し、スプリングの付勢力により、雄ネジと雌ネジの螺合状態における回り止め力を発生させて、操作ノブを任意の位置で固定できるように構成したことにより、操作ノブを回してシフトレバーの雄ネジ部に操作ノブの雌ネジ部を螺合させていく際に、スプリングの付勢力により雄ネジと雌ネジの螺合状態における回り止め力が発生し、スプリングを介して操作ノブを任意の位置で固定できるようになり、回り止め力が減少することがなく、雄ネジと雌ネジの螺合状態に緩みが生じないために、変速機等車両の駆動系の振動が伝わっても、操作ノブが振動して異音を発生することがない。
また、操作ノブの付け外しを行っても、効果は変化せず、良好に回り止め力を発生させて、操作ノブの異音の発生を防ぎ、操作ノブを任意の位置で良好に固定させることができるものとなる。
【0013】
また、シフトレバー上端側の雄ネジ部に、操作ノブ内の雌ネジ部を螺合させて取付ける操作ノブの取付構造において、操作ノブの底側に底穴を設け、底穴内に隠蔽状に収納されるゴムリングを、シフトレバーの外周に配設し、ゴムリングの付勢力により、雄ネジと雌ネジの螺合状態における回り止め力を発生させて、操作ノブを任意の位置で固定できるように構成したことにより、操作ノブを回してシフトレバーの雄ネジ部に操作ノブの雌ネジ部を螺合させていく際に、ゴムリングの付勢力により雄ネジと雌ネジの螺合状態における回り止め力が発生し、ゴムリングを介して操作ノブを任意の位置で固定できるようになり、回り止め力が減少することがなく、雄ネジと雌ネジの螺合状態に緩みが生じないために、変速機等車両の駆動系の振動が伝わっても、操作ノブが振動して異音を発生することがない。
また、操作ノブの付け外しを行っても、効果は変化せず、良好に回り止め力を発生させて、操作ノブの異音の発生を防ぎ、操作ノブを任意の位置で良好に固定させることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の操作ノブの取付構造の断面構成図である。
【図2】第2実施例の操作ノブの取付構造の断面構成図である。
【図3】第3実施例の操作ノブの取付構造の断面構成図である。
【図4】従来の操作ノブの取付構造の断面構成図である。
【図5】更に異なる従来の操作ノブの取付構造の断面構成図である。
【符号の説明】
1  シフトレバー
1a  段部
1b  雄ネジ部
2  操作ノブ
2a  底穴
2b  段部
2c  雌ネジ孔
3  鉄製雌ネジ部材
3a  雌ネジ部
4  台座
5  スプリング
7 ゴムリング
8 スペーサー

Claims (2)

  1. シフトレバー上端側の雄ネジ部に、操作ノブ内の雌ネジ部を螺合させて取付ける操作ノブの取付構造において、前記操作ノブの底側に底穴を設け、該底穴内に隠蔽状に収納されるスプリングを、前記シフトレバーの外周に配設し、該スプリングの付勢力により、前記雄ネジと雌ネジの螺合状態における回り止め力を発生させて、操作ノブを任意の位置で固定できるように構成したことを特徴とする操作ノブの取付構造。
  2. シフトレバー上端側の雄ネジ部に、操作ノブ内の雌ネジ部を螺合させて取付ける操作ノブの取付構造において、前記操作ノブの底側に底穴を設け、該底穴内に隠蔽状に収納されるゴムリングを、前記シフトレバーの外周に配設し、該ゴムリングの付勢力により、前記雄ネジと雌ネジの螺合状態における回り止め力を発生させて、操作ノブを任意の位置で固定できるように構成したことを特徴とする操作ノブの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009092134A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Toyota Motor Corp アクチュエータのカバー構造、アクチュエータおよび動力伝達装置
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