JP2006112468A - 取付構造 - Google Patents

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JP2006112468A JP2004298294A JP2004298294A JP2006112468A JP 2006112468 A JP2006112468 A JP 2006112468A JP 2004298294 A JP2004298294 A JP 2004298294A JP 2004298294 A JP2004298294 A JP 2004298294A JP 2006112468 A JP2006112468 A JP 2006112468A
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Takahiro Asai
崇宏 浅井
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】ビスの緩め過ぎによる脱落を防止するとともに、取付板の取付の作業性を向上する。
【解決手段】頭部14aを有するビス14をばね座金12、ビス14の頭部14a側に湾曲した平座金16及び被取付板15のだるま孔15aの円形孔部15bに挿通して取付板10の雌ねじ部10aに螺合し、被取付板15のだるま孔15aの長孔部15cを平座金16と取付板10との間に挿入してビス14を締め付け、被取付板15を取付板10に着脱自在に固定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、製品側の被取付板を取付板に固定する際の取付構造に関するものである。
図3は特許文献1に示された回転ロック付締結具の側面図を示し、1はボルトであり、その頭部の下面にはばね座金2の端面と係合する係合部1aが設けられる。3は平座金であり、その一面にはばね座金2の端面と係合する係合部3aが設けられ、平座金3の他面には締結対象物のボルト挿通孔に挿入される係合部3bが設けられている。このようにボルト1とばね座金2と平座金3とを相互に係合させることにより、ボルト1が外力で緩むのを防止し、また平座金3の他面に係合部3bを設けたことにより平座金3と締結対象物との間に緩みが生じるのを防止している。
図4は特許文献2に示されたねじ締結構造の断面図であり、4は鍔付ボルトであり、その頭部4aの座面4b側に鍔部4cを一体的に設けられており、鍔部4cの一方の面は座面4bの一部を形成している。ボルト4の軸部4dは、被締め付け部材5,6にそれぞれ設けられたボルト挿通孔5a,6aに挿通されている。ボルト4の頭部4aと被締め付け部材5との間には、皿ばね座金7及び平座金8がそれぞれ軸部4dに貫通された状態で設けられている。皿ばね座金7は、その内周部、外周部にそれぞれ環状かつ平面状の内周側平面部7a及び外周側平面部7bを一体的に形成している。ボルト4の軸部4dの先端側にはナット9が螺合されており、ナット9とボルト4の座面4bとの間には被締め付け部材5,6が皿ばね座金7及び平座金8と共に締め付けられる。皿ばね座金7はボルト4の締め付け軸力が所定の適正値になったときに平らになるばね特性を有し、ボルト4は皿ばね座金7より硬度を低くして靭性を確保している。そして、皿ばね座金7が平らになるまでボルト4等を締め付ければ、適正締め付け軸力で締め付けが行なわれたことになる。又、座面陥没等が生じても皿ばね座金7のばね性により締め付け軸力の低下が抑えられる。さらに、締め付けが緩むと、皿ばね座金7が変形するので、容易に発見することができる。
図5(a),(b)は従来の他の取付構造における製品側の被取付板の側面図及取付構造の正面図を示し、10は雌ねじ部10aを有する取付板、11は凹部11aを有する製品側の被取付板であり、この凹部11aにおいてばね座金12及び平座金13に挿通したビス14を取付板10の雌ねじ部10aに螺合する。ビス14は頭部14aを有する。そして、凹部11aを平座金13と取付板10との間に挿入してビス14を雌ねじ部10aに締結することにより、被取付板11を取付板10に着脱自在に固定する。
図6(a),(b)は従来のさらに他の取付構造の側面図及び正面図を示し、15はだるま孔15aを有する製品側の被取付板であり、このだるま孔15aのビス14の頭部14aより大径の円形孔部15bにおいてばね座金12及び平座金13に挿通したビス14を取付板10の雌ねじ部10aに螺合する。そして、だるま孔15aの長孔部15cを平座金13と取付板10との間に挿入してビス14を雌ねじ部10aに締結することにより、被取付板15を取付板10に着脱自在に固定する。
図5及び図6に示した取付構造においては、メンテナンス性を考慮して、ビス14を多少緩めれば、被取付板11,15をスライドさせることにより、被取付板11,15を着脱することができる。
特開平6−249220号公報 特開2001−187911号公報
図5に示した従来の取付構造においては、被取付板11の取付板10へのビス14による取付において、平座金13と取付板10との間に被取付板11の凹部11aを挿入する際に、平座金13がばね座金12の押圧により斜めになっていることもあって、ある程度ビス14を緩めておかないと、被取付板11の凹部11aの周縁部が平座金13と当接し、凹部11aの挿入が困難になることがあった。又、図6に示した従来の取付構造においても、同様に被取付板15のだるま孔15aの長孔部15cの周縁部が平座金13と当接し、長孔部15cの挿入が困難になることがあった。このため、ビス14を余計に緩めておく必要があり、緩め過ぎてビス14が脱落することもあり、取付の作業性が低下した。
この発明は上記のような課題を解決するために成されたものであり、ビスの緩め過ぎによる脱落を防止するとともに、取付の作業性を向上することができる取付構造を得ることを目的とする。
この発明の請求項1に係る取付構造は、頭部を有し、ばね座金及び平座金を挿通したビスを取付板の雌ねじ部に螺合し、凹部又はだるま孔を有する被取付板の凹部又はだるま孔の長孔部を平座金と取付板との間に挿入してビスを締結することにより被取付板を取付板に着脱自在に固定するようにした取付構造において、平座金をビスの頭部側に湾曲させるようにしたものである。
請求項2に係る取付構造は、平座金が、曲面状又は中心から径の約90%を平板状としたものである。
請求項3に係る取付構造は、頭部を有し、平座金を挿通したビスを取付板の雌ねじ部に螺合し、凹部又はだるま孔を有する被取付板の凹部又はだるま孔の長孔部を平座金と取付板との間に挿入してビスを締結することにより被取付板を取付板に着脱自在に固定するようにした取付構造において、平座金をビスの頭部側に湾曲させるとともに、その中心からの平板状部分の径をビスの頭部の径より小さくしたものである。
以上のようにこの発明の請求項1によれば、平座金をビスの頭部側に湾曲させており、被取付板の凹部又はだるま孔の長孔部を平座金と取付板との間に挿入する際に、被取付板の凹部の周縁部又はだるま孔の長孔部の周縁部と平座金とが当接し難くなり、凹部又はだるま孔の長孔部の平座金と取付板との間への挿入が容易となり、ビスを被取付板の板厚程度緩んだ状態にすればよく、ビスを余計に緩める必要がなくなる。このため、ビスの緩め過ぎによるビスの脱落を防止することができ、被取付板の取付作業の作業性を向上することができる。
請求項2によれば、平座金を曲面状又は中心から径の約90%を平板状としており、請求項1と同様な効果を奏する。
請求項3によれば、平座金をビスの頭部側に湾曲させており、請求項1の効果と同様の効果を有するとともに、その中心からの平板状部分の径をビスの頭部の径より小さくしており、ビスを締結した際に平座金がばね作用を有するので、ばね座金を不要とすることができる。
実施最良形態1
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面とともに説明する。図1(a),(b)はこの発明の実施最良形態1による取付構造の正面図及び各取付部材の正面図を示し、ビス14は直径L1の頭部14aを有し、被取付板15のだるま孔15aの円形孔部15bにおいてばね座金12及び平座金16を挿通して取付板10の雌ねじ部10aに螺合される。平座金16はビス14の頭部14a側に湾曲しており、この湾曲は単に曲面状に形成しても良いし、あるいは図1(b)に示すように中心からの直径の約90%の径L2の部分を平板状としても良い。そして、被取付板15のだるま孔15aの長孔部15cを平座金16と取付板15との間に挿入してビス14を締結することにより、被取付板15を取付板10に着脱自在に固定する。
上記構成において、被取付板15のだるま孔15aの長孔部15cを平座金16と取付板10との間に挿入する際に平座金16がビス14の頭部14a側に湾曲しているので、長孔部15cの周縁部が平座金16と当接せず、長孔部15cの挿入が容易となる。このため、ビス14は被取付板15の板厚程度緩んだ状態であれば良い。
実施最良形態1においては、被取付板15のだるま孔15aの長孔部15cの挿入の際に、ビス14は被取付板15の板厚程度緩んだ状態であれば良いので、ビス14を余分に緩める必要がなく、ビス14の脱落は生じない。又、これによって、被取付板15の取付作業の作業性を向上することができる。
実施最良形態2
図2はこの発明の実施最良形態2による取付構造における各取付部材の正面図を示し、平座金17はビス14の頭部14a側に湾曲させるとともに、その中心からの平板状部分の径L3をビス14の頭部14aの径L1より小さくしたものであり、その他の構成は実施最良形態1と同様である。
実施最良形態2においても、平座金17をビス14の頭部14a側に湾曲させており、請求項1と同様の効果を奏することができ、また平座金17の中心からの平板状部分の径L3をビス14の頭部14aの径L1より小さくしており、ビス14を雌ねじ部10aに締結した際に、平座金17の平板状部分の外側の傾斜部分は締結の際に平板状に変形し、ばね作用を有する。従って、実施最良形態2においては、ばね座金12を不要とすることができる。
なお、上記各実施最良形態においては、被取付板として、だるま孔15aを有する被取付板15を用いたが、凹部11aを有する被取付板11を用いても良い。
この発明の実施最良形態1による取付構造の正面図及び各取付け部材の正面図である。 実施最良形態2による取付構造における各取付部材の正面図である。 特許文献1に示された従来の回転ロック付締結具の側面図である。 特許文献2に示された従来のねじ締結構造の断面図である。 従来の他の取付構造における製品側の被取付板の側面図及び取付構造の正面図である。 従来のさらに他の取付構造の側面図及び正面図である。
符号の説明
10…取付板
10a…雌ねじ部
11,15…被取付板
11a…凹部
12…ばね座金
14…ビス
14a…頭部
15a…だるま孔
15b…円形孔部
15c…長孔部
16,17…平座金

Claims (3)

  1. 頭部を有し、ばね座金及び平座金を挿通したビスを取付板の雌ねじ部に螺合し、凹部又はだるま孔を有する被取付板の凹部又はだるま孔の長孔部を平座金と取付板との間に挿入してビスを締結することにより被取付板を取付板に着脱自在に固定するようにした取付構造において、平座金をビスの頭部側に湾曲させるようにしたことを特徴とする取付構造。
  2. 平座金は、曲面状又は中心から径の約90%を平板状としたことを特徴とする請求項1記載の取付構造。
  3. 頭部を有し、平座金を挿通したビスを取付板の雌ねじ部に螺合し、凹部又はだるま孔を有する被取付板の凹部又はだるま孔の長孔部を平座金と取付板との間に挿入してビスを締結することにより被取付板を取付板に着脱自在に固定するようにした取付構造において、平座金をビスの頭部側に湾曲させるとともに、その中心からの平板状部分の径をビスの頭部の径より小さくしたことを特徴とする取付構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302859A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Nsk Ltd テレスコピック式ステアリング装置
JP2010091021A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Kanto Auto Works Ltd ナット
JP2010127558A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷凍冷蔵倉庫
JP2018193601A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 丸仲工業株式会社 水平搬送メッキ処理装置における板状被処理物のクランプ治具
JP6469204B1 (ja) * 2017-11-28 2019-02-13 丸仲工業株式会社 保守点検作業が容易な水平搬送式の電解メッキ装置

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