JP2004032500A - ファクシミリ装置、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録紙の違いに依存することなく、特定相手先からの受信文書を特定相手先以外の相手先からの受信文書に対して明確に区別できる態様で受信文書の印刷が可能なファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】予め登録された特定の相手先からの受信時には、その受信画情報を特定相手先印刷色記憶手段に記憶された特定印刷色(例えば、マゼンタ色)でプリンタに印刷させる(ステップS11〜S15)ことで、特定の相手先以外の相手先の場合の標準色(例えば、黒色)で印刷された受信文書とは明確に区別がつく印刷態様となるようにした。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置、プログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ファクシミリ通信では不特定多数の相手との送受信が可能であることから、ユーザによっては、得意先等の特定の相手先からのファクシミリ受信を他の相手先からのファクシミリ受信とは区別できる形で受信することで、たくさんの受信文書が混在しても、特定の相手先からのファクシミリ受信文書の存在をいち早く明確にしたいという要望がある。
【0003】
このような要望に応えるべく、従来のファクシミリ装置には、通常の給紙カセットの他に特定給紙カセットを備え、画情報受信時において相手先別給紙選択モードに設定されていると共に受信画情報に付随して、G3ファクシミリプロトコルの送信端末識別信号TSIや、非標準機能設定信号NSS等により受信した相手先情報が予め登録していた特定相手先情報と一致する場合には、特定給紙カセットにセットされた記録紙に受信画情報を記録するようにしたものがある(例えば、特開平11−252342号公報中の記載参照)。
【0004】
このような相手先別給紙選択機能を備えた従来装置においては、例えば、特定給紙カセットに黄色の記録紙をセットする一方、通常の給紙カセットには白色の記録紙をセットすることで、特定相手先からの受信画情報と、特定相手先以外からの受信画情報とを仕分けして受信・記録することが可能となる。この他、記録紙の紙種を変えることによっても対応可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような対応策による場合、通常の給紙カセットの他に、専用の特定給紙カセットを必要とするものであり、不都合な点がある。即ち、第1に、複数の給紙カセットを持たないタイプのファクシミリ装置には適用できない。第2に、複数の給紙カセットを持つタイプのファクシミリ装置であっても、本来的にはサイズの異なる記録紙用に割当てるためのものであり、通常の給紙カセットと特定給紙カセットとが基本的に同一サイズの記録紙用であることを考えると、同一サイズ用に複数の給紙カセットを割当てるのは無駄が多く得策とは言い難い。また、1個の特定給紙カセットを備える場合、区別できるのは、特定相手先であるか否かのみであり、複数の特定相手先同士を区別したい場合には不向きである(その数だけ、特定給紙カセットが必要となってしまい、上述の欠点が増長される)。
【0006】
また、特定給紙カセットがペーパエンドとなったような場合には、代行受信や通信中断となって、特定相手先だけが受信出力できなくなってしまう不都合も生ずることがある。この場合、通常の給紙カセットからの給紙への切換えも考えられるが、特定相手先とそれ以外の相手先とで、印刷形態には違いがないため、受信印刷できてもその印刷結果からは特定相手先からの受信を明確には区別できなくなってしまう。結果として、代行受信や通信中断として扱い、特定給紙カセットへの特定の記録紙の補充を待つ等の対応を取らざるを得ないものとなってしまう。
【0007】
本発明は、記録紙の違いに依存することなく、特定相手先からの受信文書を特定相手先以外の相手先からの受信文書に対して明確に区別できる態様で受信文書の印刷が可能なファクシミリ装置、プログラム及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
本発明は、上記目的を実現する上で、特定相手先が複数あり、特定相手先毎に受信文書を区別したい場合にも簡単に対処できるファクシミリ装置、プログラム及び記憶媒体を提供する。
【0009】
本発明は、上記目的を実現する上で、例えばトナーエンド等により印刷処理が不可となった場合に適正に対処できるファクシミリ装置、プログラム及び記憶媒体を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明のファクシミリ装置は、複数の印刷色を有するプリンタと、特定の相手先を示す相手先情報と標準色以外の特定印刷色とを対応付けて記憶する特定相手先印刷色記憶手段と、受信時にその受信画情報に付随して受信する相手先情報に基づきその送信元が前記特定相手先印刷色記憶手段に記憶された特定の相手先であるか否かを判定する送信元判定手段と、この送信元判定手段により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合にはその受信画情報を前記特定相手先印刷色記憶手段に記憶された特定印刷色で前記プリンタに印刷させる特定色印刷手段と、を備える。
【0011】
従って、予め登録された特定の相手先からの受信時には、その受信画情報を特定相手先印刷色記憶手段に記憶された特定印刷色でプリンタに印刷させることで、特定の相手先以外の相手先の場合の標準色で印刷された受信文書とは明確に区別がつく印刷態様となる。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のファクシミリ装置において、前記特定相手先印刷色記憶手段に対して前記特定の相手先毎に異なる特定印刷色が設定自在な特定印刷色設定手段を備える。
【0013】
従って、特定の相手先が複数あり、特定の相手先毎に受信文書を区別したい場合でもその特定印刷色を異ならせることで、簡単に対応可能となる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のファクシミリ装置において、前記送信元判定手段により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合において前記プリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可のときには中断表示を行わせ当該特定印刷色での印刷が可能となるまで待機させる中断待機処理手段を備える。
【0015】
従って、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合も生じ得るが、このような場合には中断表示を行わせ当該特定印刷色での印刷が可能となるまで待機させることで、即座に受信文書を得ることはできないが、特定の相手先とそれ以外の相手先との場合で受信文書の印刷態様を常に明確に異ならせることができる。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一記載のファクシミリ装置において、前記送信元判定手段により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合において前記プリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可のときには受信画情報を特定印刷色以外の代替印刷色で前記プリンタに印刷させる代替色印刷手段を備える。
【0017】
従って、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合も生じ得るが、このような場合には特定印刷色に代えて代替印刷色で印刷させることにより、次善の策として印刷出力を優先させることができ、印刷不可になる事態や印刷出力が遅くなることを極力防止することができる。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項4記載のファクシミリ装置において、前記特定相手先印刷色記憶手段に対して前記特定の相手先毎に異なる代替印刷色が設定自在な代替印刷色設定手段を備える。
【0019】
従って、例えばトナーエンド等によりプリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可の場合、次善の策として印刷出力を優先させる上で、ユーザ設定の代替印刷色とすることで、ユーザの意向を最大限発揮させることができる。
【0020】
請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載のファクシミリ装置において、前記特定の相手先名に対して代替印刷色がユーザ設定されていない場合には、代替色を自動設定する代替印刷色自動設定手段を備える。
【0021】
従って、例えばトナーエンド等によりプリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可の場合、代替印刷色がユーザ設定されていなくても、次善の策として自動設定による代替印刷色を用いて印刷出力を優先させることができる。
【0022】
請求項7記載の発明は、請求項6記載のファクシミリ装置において、前記代替印刷色自動設定手段は、使用可能な印刷色のうちでその印刷剤の残量が最も多い印刷色を代替色として自動設定する。
【0023】
従って、例えばトナーエンド等によりプリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可の場合、代替印刷色を自動設定する上で、印刷剤の残量が最も多い印刷色に設定することで、代替印刷色に関しても印刷不可となるような事態を回避することができ、出力優先のための代替印刷色による印刷出力を確実に行わせることができる。
【0024】
請求項8記載の発明は、請求項5記載のファクシミリ装置において、前記特定の相手先名に対して代替印刷色が前記代替印刷色設定手段によりユーザ設定されていない場合には、予め初期設定された印刷色を代替印刷色として設定する。
【0025】
従って、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合、代替印刷色がユーザ設定されていないときには、代替印刷色を予め初期設定された印刷色に設定することで、最も一般的な代替印刷色の設定が可能となる。
【0026】
請求項9記載の発明は、請求項4ないし8の何れか一記載のファクシミリ装置において、前記代替色印刷手段により代替色印刷を行わせる際に、特定印刷色に代えて代替印刷色により印刷した旨を表す代替印刷宣言記述を併せて印刷させる代替印刷情報付加手段を備える。
【0027】
従って、特定印刷色に代えて代替印刷色により印刷出力した場合、特定の相手先からの受信文書であることに気が付かない場合も発生し得るが、特定印刷色に代えて代替色により印刷した旨を表す代替印刷宣言記述が付加情報として併せて印刷されるので、代替印刷色による印刷出力時にも特定の相手先からの受信文書であることを簡単かつ確実に認識できる。
【0028】
請求項10記載の発明は、請求項9記載のファクシミリ装置において、前記代替印刷情報付加手段による代替印刷宣言記述の印刷の有無は設定自在である。
【0029】
従って、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合、ユーザによっては出力優先が可能であればよく、このような代替印刷色による印刷時まで特定の相手先であることを明確に区別することを要しないこともあるので、ユーザ設定に応じた対応を採れる。
【0030】
これらの発明は、以下のプログラム、或いは、記憶媒体に格納されたプログラムをコンピュータに実行させることによっても実現可能である。
【0031】
即ち、請求項11記載の発明のプログラムは、複数の印刷色を有するプリンタと、特定の相手先を示す相手先情報と標準色以外の特定印刷色とを対応付けて記憶する特定相手先印刷色記憶手段とを有するファクシミリ装置が備えるコンピュータにインストールされ、前記コンピュータに、受信時にその受信画情報に付随して受信する相手先情報に基づきその送信元が前記特定相手先印刷色記憶手段に記憶された特定の相手先であるか否かを判定する送信元判定機能と、この送信元判定機能により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合にはその受信画情報を前記特定相手先印刷色記憶手段に記憶された特定印刷色で前記プリンタに印刷させる特定色印刷機能と、を実行させる。
【0032】
請求項12記載の発明は、請求項11記載のプログラムにおいて、前記特定相手先印刷色記憶手段に対して前記特定の相手先毎に異なる特定印刷色が設定自在な特定印刷色設定機能を前記コンピュータに実行させる。
【0033】
請求項13記載の発明は、請求項11又は12記載のプログラムにおいて、前記送信元判定機能により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合において前記プリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可のときには中断表示を行わせ当該特定印刷色での印刷が可能となるまで待機させる中断待機処理機能を前記コンピュータに実行させる。
【0034】
請求項14記載の発明は、請求項11ないし13の何れか一記載のプログラムにおいて、前記送信元判定機能により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合において前記プリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可のときには受信画情報を特定印刷色以外の代替印刷色で前記プリンタに印刷させる代替色印刷機能を前記コンピュータに実行させる。
【0035】
請求項15記載の発明は、請求項14記載のプログラムにおいて、前記特定相手先印刷色記憶手段に対して前記特定の相手先毎に異なる代替印刷色が設定自在な代替印刷色設定機能を前記コンピュータに実行させる。
【0036】
請求項16記載の発明は、請求項14又は15記載のプログラムにおいて、前記特定の相手先名に対して代替印刷色がユーザ設定されていない場合には、代替色を自動設定する代替印刷色自動設定機能を前記コンピュータに実行させる。
【0037】
請求項17記載の発明は、請求項16記載のプログラムにおいて、前記代替印刷色自動設定機能は、使用可能な印刷色のうちでその印刷剤の残量が最も多い印刷色を代替色として自動設定する。
【0038】
請求項18記載の発明は、請求項15記載のプログラムにおいて、前記特定の相手先名に対して代替印刷色が前記代替印刷色設定手段によりユーザ設定されていない場合には、予め初期設定された印刷色を代替印刷色として設定する。
【0039】
請求項19記載の発明は、請求項14ないし18の何れか一記載のプログラムにおいて、前記代替色印刷機能により代替色印刷を行わせる際に、特定印刷色に代えて代替色により印刷した旨を表す代替印刷宣言記述を併せて印刷させる代替印刷情報付加機能を備える。
【0040】
請求項20記載の発明は、請求項19記載のプログラムにおいて、前記代替印刷情報付加機能による代替印刷宣言記述の印刷の有無は設定自在である。
【0041】
請求項21記載の発明のコンピュータ読取り可能な記憶媒体は、請求項11ないし20の何れか一記載のプログラムを格納している。
【0042】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。図1は、本実施の形態のファクシミリ装置(複合機)のハードウェア構成を示すブロック図である。本実施の形態のファクシミリ装置は、その基本構成として、原稿画像を所定の解像度で読取って画情報を取得するスキャナ1と、受信した画情報を印刷出力したり、スキャナ1で読取った画情報を印刷出力(コピー動作)するプリンタ2と、を備えた構成とされている。
【0043】
ここに、本実施の形態のプリンタ2は、複数色の印刷出力が可能なカラープリンタとして構成されている。より具体的には、電子写真方式を利用したフルカラーレーザプリンタとして構成されている。図2にこのプリンタ2の構成例を示す。まず、プリンタ2のほぼ中央には、複数のローラ3に掛け回されたエンドレスベルト状の感光体4を備える感光体ユニット5が設けられている。表面に有機感光層を有する感光体4の周囲には、電子写真プロセスに従い、帯電ユニット6、光書込みユニット7、現像ユニット8、中間転写ユニット9、クリーニングユニット10等が順に配設されている。
【0044】
帯電ユニット6は高電圧印加により感光体4の表面を一様に帯電する。光書込みユニット7は、例えば、受信した画情報等に基づき半導体レーザ(図示せず)からレーザ光を出射させ、そのレーザ光をポリゴンミラー11、fθレンズ12、複数のミラー13等を介して各々ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の画像信号に対応した光書込みを行い、感光体4上に静電潜像を形成する。
【0045】
現像ユニット8は、下方から順に、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)といった異なる印刷色のトナー(印刷剤)を収納した現像装置14K,14C,14M,14Yを、各々着脱交換自在に多段に備えている。そして、各現像装置14を選択的に感光体4に近接させ、各現像装置14内に設けられた現像スリーブ15K,15C,15M,15Yを感光体4に接触するか近接可能とされている。このような現像ユニット8を備えることにより、黒色印刷はもちろん、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3原色を組合せたフルカラー印刷が可能な上に、各々のシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)を単独で用いて印刷する単色カラー印刷も可能とされている。これにより、黒色以外の印刷色での印刷も可能である。ここに、本実施の形態では、ファクシミリ通信の受信印刷に際してブラック(K)による印刷を標準色印刷として標準設定されている。また、特に図示しないが、各現像装置14K,14C,14M,14Yには各々のトナーのトナーエンドやトナー残量を検出するトナー検出センサが設けられ、後述するCPUによりトナーエンドやトナー残量の認識が可能とされている。
【0046】
中間転写ユニット9は、複数のローラ16に掛け回されたエンドレスな中間転写ベルト17を備える。この中間転写ベルト17も感光体4と同様に表面に有機感光層が形成されており、その周囲には、シート搬送路18を挟んで中間転写ローラ19が設けられ、また、クリーニング装置20が設けられている。
【0047】
感光体4用のクリーニングユニット10は、感光体4に押し当てられたクリーニングブレードにより構成されている。
【0048】
また、プリンタ2内において、その底部側には、1個の給紙カセット21が出し入れ自在に設けられている。この給紙カセット21内に収納された記録紙は、給紙コロ22の回転で繰り出されシート搬送路23内に送り込まれ、搬送コロ24によりレジストローラ25まで搬送される給紙・搬送構成とされている。レジストローラ25は所定のタイミングで記録紙を中間転写ベルト17・中間転写ローラ19間に送り込む。
【0049】
さらに、シート搬送路23の下流側には、定着ユニット26、排出ローラ27が順に設けられている。プリンタ2の上部には、記録済みの記録紙をフェースダウンでスタックする排紙スタック部28が設けられている。
【0050】
なお、本実施の形態のプリンタの排紙部側には両面ユニット29がオプションとして付加されている。
【0051】
このような構成のプリンタ2で印刷を行うときは、感光体4及び中間転写ベルト17を図中に矢印で示す方向に回転させるとともに、給紙コロ22を回転させて記録紙をシート搬送路23を通してレジストローラ25まで送り込み、待機させる。
【0052】
そして、帯電ユニット6で感光体4の表面を一様に帯電し、光書込みユニット7で書込みを行って感光体4上に逐次色毎の静電潜像を形成する。ついで、現像ユニット8で静電潜像とは逆極性に帯電されたトナーを静電付着させることにより、色別に可視像化する。各色の可視像は、トナーとは逆極性の電荷を印加することにより、中間転写ベルト17上に各色トナー別に転写し、4色合成されたカラー画像を形成する。
【0053】
中間転写ベルト17上に形成されたカラー画像は、中間転写ローラ19においてトナーとは逆極性の電荷を印加することにより、レジストローラ25によって所定のタイミングで中間転写ベルト17・中間転写ローラ19間に送り込まれた記録紙上に転写される。転写後の記録紙は定着ユニット26による定着を受け、排出ローラ27により排紙スタック部28上に排紙される。
【0054】
ここに、ファクシミリ通信における通常の受信印刷時には、ブラック(K)用の現像装置14Kのみを使用することにより、黒色印刷とすることが標準設定されている。また、後述するような特定印刷色による印刷時には、シアン(C)やマゼンタ(M)用の現像装置14C,14Mのみを使用したシアン色印刷、マゼンタ色印刷といった単色印刷も可能とされている。
【0055】
図1に戻り、ハードウェア構成例を説明する。本実施の形態のファクシミリ装置は、例えば、G3対応機種であり、CPU31はROM32及びRAM33とともにマイクロコンピュータを構成し、当該ファクシミリ装置の各部の制御処理、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を受け持つ。ROM32にはCPU31が実行する制御処理プログラム、処理プログラムが格納されている。即ち、本実施の形態では、ROM32に後述するような各種機能を実現するためのプログラムが格納されており、このROM32がプログラムを記憶した記憶媒体として機能している。このため、本実施の形態では、ROM32が例えばEEPROMやフラッシュメモリにより構成され、ROM32に記憶されているプログラムが書換え自在とされている。なお、特に図示しないが、ネットワーク経由でプログラムをダウンロードさせる場合であれば、ネットワークインタフェースを付加すればよい。
【0056】
RAM33はワークエリアとして機能するもので、各種情報を書換え自在に格納する。このRAM33は、バックアップ用回路(図示せず)によりバックアップされており、装置電源遮断時にも記憶内容は保持される。このRAM33には、図3に示すように、特定相手先印刷色登録テーブル34が予め記憶されている。
【0057】
この特定相手先印刷色登録テーブル34には、G3ファクシミリプロトコルにおける送信端末識別信号TSIにより標準的に通知される相手先情報(通常は相手先装置において登録された相手先の電話番号)や、非標準機能設定信号NSSにより同一メーカの装置間で非標準的に通知される相手先情報(通常は相手先装置において登録された相手先装置の所属部門名)が得意先等のユーザ所望の特定の相手先に関連付けて登録されている。これらの各特定相手先情報は、実際に各特定相手先が画情報を受信した際に通知され、通信管理レポートとして出力された内容等に基づいて、予め操作表示部35からユーザによる入力操作により登録されている。また、この特定相手先印刷色登録テーブル34には、特定の相手先毎にその受信印刷時に印刷してほしい特定印刷色が印刷色(例えば、マゼンタやシアン)として個別に登録設定されている。これらの特定印刷色も予め操作表示部35からユーザによる入力操作により登録されている。従って、本実施の形態の特定相手先印刷色登録テーブル34は、特定の相手先を示す相手先情報と標準色以外の所望の特定印刷色とを対応付けて記憶する特定相手先印刷色記憶手段として機能する。また、ここに特定相手先印刷色登録テーブル34に対して特定の相手先毎に異なる特定印刷色が設定自在な特定印刷色設定手段又は特定印刷色設定機能が実現されている。ちなみに、「イエロー(Y)」に関しては、イエロー単色では判読しにくいので、本実施の形態では特定印刷色の指定対象から除外している。
【0058】
操作表示部35は、相手先ファクシミリ番号を指定するためのテンキー、スタートキー、ワンタッチダイヤルキー、及び、その他各種キーが配設される一方、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するものである。
【0059】
画像処理部36は、画像メモリ37に展開された、プリンタ2で印刷出力すべき画情報の解像度変換や変倍処理等を行うためのものである。画像メモリ37は、画像処理部36の作業領域となるとともに、受信画情報やスキャナ1で原稿を読み取って得た送信画情報を一時蓄積する。
【0060】
符号化復号化部38は、送信画情報を、G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、MR符号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式で符号化圧縮する一方、受信画情報をMH符号化方式、MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応する所定の復号化方式で復号伸長する。
【0061】
モデム39は、G3ファクシミリモデムであり、網制御部40を介して公衆網41に送信するデータを変調する一方、網制御部40を介して公衆網41から受信する信号を復調する。また、モデム39は、入力されたダイヤル番号に対応してDTMF信号の送出も行う。網制御部40は、公衆網41に接続されて、回線の直流ループの閉結・解放や、回線の極性反転の検出、回線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン(話し中)等のトーン信号の検出、呼出信号の検出等の回線との接続制御や、ダイヤルパルスの生成を行う。
【0062】
これらの各部が接続されるシステムバス42は、上記各部がデータをやり取りするための信号ラインである。
【0063】
次に、このように構成されたファクシミリ装置においてCPU31により制御される着信処理手順について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。まず、網制御部40の状態を監視することで公衆網41からの着信を監視し(ステップS1)、着信があると(S1のY)、回線の直流ループを閉結して相手先の送信側装置との間の回線を確立し(S2)、G3ファクシミリプロトコルに基づいた伝送前手順を行う(S3)。この伝送前手順においては、相手先にデジタル識別信号DIS及び非標準機能識別信号NSFにより、自機の標準及び非標準の通信能力や、非標準の情報を通知すると共に、被呼端末識別信号CSIにより自機の電話番号を通知する一方、相手先からはディジタル送信命令信号DCS及び非標準機能設定信号NSSにより、標準及び非標準の通信機能が設定され、非標準の情報(相手先装置が自装置と同一メーカで相手先の所属部門名等の相手先情報が含まれる場合がある)が通知される共に、送信端末識別信号TSIにより相手先情報としての相手先の電話番号が通知される。そして、送信側からの設定されたモデム速度でのトレーニングチェック信号TCFを受信して受信準備確認信号CFRを返す。
【0064】
ステップS3の伝送前手順の後は、相手先からファクシミリメッセージとして送信されてくる、符号化された画情報を受信して画像メモリ37に一旦記憶し(S4)、G3ファクシミリプロトコルに基づく伝送後手順を行い(S5)、回線の直流ループを解放することで回線を開放して(S6)、ファクシミリ受信処理を完了してから、ステップS3の伝送前手順において非標準機能設定信号NSS、又は、送信端末識別信号TSIにより受信した相手先情報が、RAM33に記憶された図3に示した特定相手先印刷色登録テーブル34に登録済であるかを判断し(S7)、登録済みではない場合には(S7のN)、通常処理を行う(S8)。登録済みである場合には(S7のY)、特定相手先対応処理を行う(S9)。ステップS7の処理が、受信時にその受信画情報に付随して受信する相手先情報に基づきその送信元が特定相手先印刷色登録テーブル34に記憶された特定の相手先であるか否かを判定する送信元判定手段又は送信元判定機能として実行される。
【0065】
ステップS8の通常処理の具体的な処理は、印刷色として標準色設定されたブラック(K)のトナー用の現像装置14Kのみを使用して受信印刷を行わせる処理である。
【0066】
一方、ステップS9の特定相手先対応処理について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。まず、ユーザによって予め登録された特定の相手先からの受信時には、特定相手先印刷色登録テーブル34を検索することにより、当該特定の相手先に関連付けて登録されている印刷色(特定印刷色)を読出す(S11)。そして、当該印刷色に対応する現像装置14のセンサ出力を取込むことにより、当該印刷色での印刷出力が可能であるか否かの状態チェックを行う(S12)。この状態チェックの結果、トナーエンドでなければ(S13のY)、読出した印刷色を受信印刷時の印刷色として指定し(S14)、画像メモリ37から読出した受信画像データ及び該当する印刷色の現像装置14のみを用いてプリンタ2に特定印刷色で受信画像の印刷処理を行わせる(S15)。このステップS15の処理が特定色印刷手段又は特定色印刷機能として実行される。
【0067】
例えば、特定の相手先が図3中の「○○会社」の場合であれば、マゼンタ用の現像装置14Mのみを用いることにより、受信文書はマゼンタ色で印刷出力されることとなる。よって、特定の相手先でない通常のブラックトナーを用いて印刷出力された受信文書の場合と明確に区別が付く。特に、本実施の形態では、特定の相手先毎に特定印刷色を個別に設定・登録可能としているので、特定の相手先同士間でも印刷色の違いにより区別がつく受信出力が可能となる。
【0068】
ステップS15の処理後は、次ページの印刷が必要か否かを判定し(S16)、次ページがあれば(S16のY)、対応する現像装置14の状態チェックに戻る。
【0069】
一方、特定印刷色に対応する現像装置14がトナーエンドにより印刷不可と判定された場合には(S13のN)、操作表示部35の表示器を通じてトナーエンド表示を行わせることで(S17)、ユーザに当該特定印刷色用のトナーの補充を促し、トナーが補充されるまで印刷待機状態とする(S18,S19)。当該特定印刷色用のトナーが補充されたら(S19のY)、待機状態を解除して(S20)、前述のステップS14,S15の処理に移行させる。即ち、読出した印刷色を受信印刷時の印刷色として指定し(S14)、画像メモリ37から読出した受信画像データ及び該当する印刷色の現像装置14のみを用いてプリンタ2に特定印刷色で受信画像の印刷処理を行わせる(S15)。これらのステップS17ないしS20の処理が中断待機処理手段又は中断待機処理機能として実行される。
【0070】
このように、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合も生じ得るが、このような場合には中断表示を行わせ当該特定印刷色での印刷が可能となるまで待機させることで、即座に受信文書を得ることはできないが、特定の相手先とそれ以外の相手先との場合で受信文書の印刷態様を常に明確に異ならせることができる。
【0071】
ところで、今回のトナーエンドは特定印刷色用のトナーに関するものであり、特定の相手先ではない相手先からの受信時であればその受信印刷処理は可能な場合もあるので、トナー補充待ちの状態において、他の相手先からの受信動作等の他業務が発生した場合には(S21のY)、その業務の処理が実行される(S22)。これにより、特定印刷色用のトナーのトナーエンドによりファクシミリ装置全体の動作を中断させてしまうことはない。
【0072】
本発明の第二の実施の形態を図6ないし図9に基づいて説明する。第一の実施の形態で示した部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する(以降の実施の形態でも同様とする)。
【0073】
本実施の形態は、特定の相手先からの受信印刷時に特定印刷色による印刷が不可の場合には、代替色により印刷を行わせるようにしたものである。このため、本実施の形態においては、図6に示すように、特定相手先印刷色登録テーブル34中に特定の相手先名、相手先情報、印刷色指定(特定印刷色)とともに、代替色指定(代替印刷色)がユーザ設定に基づき登録設定されている。これらの代替印刷色も予め操作表示部35からユーザによる入力操作により登録されている。なお、代替印刷色の指定は任意であり、ユーザによる代替印刷色の指定がない場合にはオフ設定される。ここに、特定相手先印刷色登録テーブル34に対して特定の相手先毎に異なる代替印刷色が設定自在な代替印刷色設定手段又は代替印刷色設定機能が実現されている。また、特定相手先印刷色登録テーブル34中には代替印刷色による印刷時に受信文書に付加すべき特定印刷色に代えて代替色により印刷した旨を表す代替印刷宣言記述としての代替色マークの有無に関してもユーザ設定により任意に設定自在とされている。この代替色マーク51は、例えば、図7に示すように記録紙52の右上隅部等に付加されて印刷されることにより、特定色から代替色に変更された旨を表すもので、その代替色マーク51の画像データは、予めテンプレートとして画像メモリ37中に予め格納されている。この代替色マーク51としては、特定印刷色に代えて代替印刷色で印刷したことがユーザに分かる記述であればその態様を問わない。
【0074】
このような構成において、本実施の形態の場合の特定相手先対応処理例を図8及び図9に分けて示すフローチャートを参照して説明する。
【0075】
基本的には、図5に示した場合と同様に、ユーザによって予め登録された特定の相手先からの受信時には、当該特定の相手先に関連付けて登録されている印刷色(特定印刷色)を読出し(S11)、当該印刷色での印刷出力が可能であるか否かの状態チェックを行い(S12)、この状態チェックの結果、トナーエンドでなければ(S13のY)、読出した印刷色を受信印刷時の印刷色として指定し(S14)、画像メモリ37から読出した受信画像データ及び該当する印刷色の現像装置14のみを用いてプリンタ2に特定印刷色で受信画像の印刷処理を行わせる(S15)。
【0076】
一方、状態チェックの結果、トナーエンドの場合には(S13のN)、特定相手先印刷色登録テーブル34を検索することにより、当該特定の相手先に関連付けて代替印刷色がユーザ設定されているか否かをチェックする(S31)。代替印刷色がユーザ設定されている場合には(S31のY)、その代替印刷色を特定相手先印刷色登録テーブル34から読出す(S32)。そして、当該代替印刷色に対応する現像装置14のセンサ出力を取込むことにより、当該代替印刷色での印刷出力が可能であるか否かの状態チェックを行う(S33)。この状態チェックの結果、トナーエンドでなければ(S34のY)、読出した代替印刷色を受信印刷時の印刷色として指定し(S35)、画像メモリ37から読出した受信画像データ及び該当する代替印刷色の現像装置14のみを用いてプリンタ2に代替印刷色で受信画像の印刷処理を行わせる(S38)。このステップS38の処理が代替色印刷手段又は代替色印刷機能として実行される。ここに、代替印刷色による印刷に先立ち、特定相手先印刷色登録テーブル34を検索することにより、当該特定の相手先に関連付けて代替色マークの設定があるか否かをチェックし(S36)、代替色マークの設定があれば(S36のY)、画像メモリ37においてこの代替色マークの画像データを受信画像データの予め設定された位置に付加させてから(S37)、代替印刷色による印刷に移行させる(S38)。このステップS37の処理が代替印刷情報付加手段又は代替印刷情報付加機能として実行される。ステップS38の処理後は、次ページの印刷が必要か否かを判定し(S39)、次ページがあれば(S39のY)、対応する現像装置14の状態チェックに戻る。
【0077】
従って、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合も生じ得るが、このような場合には特定印刷色に代えて代替印刷色で印刷させることにより、次善の策として印刷出力を優先させることができ、印刷不可になる事態や印刷出力が遅くなることを極力防止することができる。例えば、特定の相手先が図6中に示す「○○会社」の場合において、その特定印刷色であるマゼンタがトナーエンドである場合、代替印刷色であるブラック用の現像装置14Kのみを用いることにより、受信文書は黒色で印刷出力されることとなる。特に、次善の策として印刷出力を優先させる上で、ユーザ設定の代替印刷色とすることで、ユーザの意向を最大限発揮させることができる。
【0078】
このように、特定印刷色に代えて代替印刷色により印刷出力した場合、特定の相手先からの受信文書であることに気が付かない場合も発生し得るが、特定印刷色に代えて代替色により印刷した旨を表す代替印刷宣言記述である代替色マーク51が図7に示すように付加情報として併せて印刷されるので、代替印刷色による印刷出力時にも特定の相手先からの受信文書であることを簡単かつ確実に認識することができる。もっとも、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合、ユーザによっては出力優先が可能であればよく、このような代替印刷色による印刷時まで特定の相手先であることを明確に区別することを要しないこともあるので、代替色マークのユーザ設定がない場合には代替色マーク51を印刷しない等、ユーザ設定に応じた対応を採ることができる。
【0079】
また、代替印刷色用のトナーもトナーエンドの場合には(S34のN)、操作表示部35の表示器を通じてトナーエンド表示を行わせることで(S40)、ユーザに当該特定印刷色用及び当該代替印刷用のトナーの補充を促し、トナーが補充されるまで印刷待機状態とする(S41〜S44)。当該特定印刷色用又は当該代替印刷用のトナーが補充されたら(S42のY又はS44のY)、待機状態を解除して(S43又はS45)、前述のステップS14,S15又はS35,S38の処理に移行させる。
【0080】
ところで、今回のトナーエンドは特定印刷色用又は代替印刷用のトナーに関するものであり、特定の相手先ではない相手先からの受信時であればその受信印刷処理は可能な場合もあるので、トナー補充待ちの状態において、他の相手先からの受信動作等の他業務が発生した場合には(S46のY)、その業務の処理が実行される(S47)。これにより、特定印刷色用及び代替印刷用のトナーのトナーエンドによりファクシミリ装置全体の動作を中断させてしまうことはない。
【0081】
一方、特定印刷色のトナーエンドの場合において(S13のN)、代替印刷色がユーザ設定されていない場合には(S31のN)、各現像装置14のセンサ出力に基づき使用可能な色のトナー中で残量が最も多い色のトナーを検出する(S51)。例えば、特定の相手先が図6中の「△□会社」の場合において、その特定印刷色であるシアンがトナーエンドである場合、ブラックトナー、マゼンタトナーに関してその残量が検出され(イエロートナーは対象外とされる)、その何れかのうちで残量が最も多いものが選択される。そして、そのトナー残量が最も多い色を代替印刷色として自動的に指定し(S52)、画像メモリ37から読出した受信画像データ及び該当する代替印刷色の現像装置14のみを用いてプリンタ2に代替印刷色で受信画像の印刷処理を行わせる(S53)。このステップS51,S52の処理が代替印刷色自動設定手段又は代替印刷色自動設定機能として実行され、ステップS53の処理が代替色印刷手段又は代替色印刷機能として実行される。ステップS53の処理後は、次ページの印刷が必要か否かを判定し(S54)、次ページがあれば(S54のY)、印刷処理を繰返す。この場合、トナー残量の最も多いトナーを選択しているので、トナーエンドチェックは行わない。
【0082】
従って、例えばトナーエンド等によりプリンタ2で対応する特定印刷色での印刷が不可の場合、代替印刷色を自動設定する上で、トナー残量が最も多い印刷色に設定することで、代替印刷色に関しても印刷不可となるような事態を回避することができ、出力優先のための代替印刷色による印刷出力を確実に行わせることができる。
【0083】
本発明の第三の実施の形態を図9に基づいて説明する。本実施の形態は、代替色がユーザ設定されていない場合、予め初期設定された印刷色を代替色として設定するようにしたものである。
【0084】
即ち、本実施の形態では、特定印刷色のトナーエンドの場合において(S13のN)、代替印刷色がユーザ設定されていない場合には(S31のN)、デフォルトとして初期設定された印刷色(例えば、ブラック(K))を代替印刷色とするため、この初期設定された印刷色を読出す(S61)。そして、その印刷色の現像装置14の状態をチェックし(S62)、トナーエンドでなければ(S63のY)、読出した印刷色を受信印刷時の代替印刷色として指定し(S64)、画像メモリ37から読出した受信画像データ及び該当する代替印刷色の現像装置14のみを用いてプリンタ2に代替印刷色で受信画像の印刷処理を行わせる(S65)。ステップS64の処理が代替印刷色設定手段又は代替印刷色設定機能として実行され、ステップS65の処理が代替色印刷手段又は代替色印刷機能として実行される。
【0085】
ステップS65の処理後は、次ページの印刷が必要か否かを判定し(S66)、次ページがあれば(S66のY)、対応する現像装置14の状態チェックに戻る。
【0086】
なお、トナーエンドの場合には(S63のN)、操作表示部35の表示器を通じてトナーエンド表示を行わせることで(S67)、ユーザに当該特定印刷色用及び当該代替印刷用のトナーの補充を促し、トナーが補充されるまで印刷待機状態とする(S68〜S71)。当該特定印刷色用又は当該代替印刷用のトナーが補充されたら(S69のY又はS71のY)、待機状態を解除して(S70又はS72)、前述のステップS14,S15又はS64,S65の処理に移行させる。
【0087】
従って、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合、代替色がユーザ設定されていないときには、代替印刷色を予め初期設定された印刷色に設定することで、最も一般的な代替印刷色の設定が可能となる。
【0088】
ところで、今回のトナーエンドは特定印刷色用又は代替印刷用のトナーに関するものであり、特定の相手先ではない相手先からの受信時であればその受信印刷処理は可能な場合もあるので、トナー補充待ちの状態において、他の相手先からの受信動作等の他業務が発生した場合には(S73のY)、その業務の処理が実行される(S74)。これにより、特定印刷色用及び代替印刷用のトナーのトナーエンドによりファクシミリ装置全体の動作を中断させてしまうことはない。
【0089】
なお、これらの実施の形態は、公衆網に接続して使用されるG3ファクシミリ装置への適用例として説明したが、ISDNに接続して使用されるG4ファクシミリ装置等のその他の伝送制御手順に基づいて画情報を送受信するファクシミリ装置の場合にも同様に適用することができる。
【0090】
また、本実施の形態では、フルカラープリンタを用いて単色印刷により特定色印刷や代替色印刷を行わせるようにしたが、より多くの特定色印刷が必要な場合には、2色以上のトナーを混ぜた印刷色を利用するようにしてもよい。また、プリンタ2の構成例に関しても、図2に示したようなものに限らず、例えば、タンデム方式のフルカラープリンタであってもよい他、印刷方式としても電子写真方式に限らず、例えばインクジェット方式等のプリンタであってもよい。
【0091】
【発明の効果】
請求項1,11,21記載の発明によれば、予め登録された特定の相手先からの受信時には、その受信画情報を特定相手先印刷色記憶手段に記憶された特定印刷色でプリンタに印刷させるようにしたので、特定の相手先以外の相手先の場合の標準色で印刷された受信文書とは明確に区別がつく印刷態様となり、記録紙の違いに依存することなく受信文書を区別することができる。
【0092】
請求項2,12,21記載の発明によれば、請求項1,11,21記載の発明において、特定の相手先が複数あり、特定の相手先毎に受信文書を区別したい場合でもその特定印刷色を異ならせることで、簡単に対処することができる。
【0093】
請求項3,13,21記載の発明によれば、請求項1,2,11又は22記載の発明において、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合も生じ得るが、このような場合には中断表示を行わせ当該特定印刷色での印刷が可能となるまで待機させることで、即座に受信文書を得ることはできないものの、特定の相手先とそれ以外の相手先との場合で受信文書の印刷態様を常に明確に異ならせることができる。
【0094】
請求項4,14,21記載の発明によれば、請求項1ないし3,11ないし13の何れか一記載の発明において、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合も生じ得るが、このような場合には特定印刷色に代えて代替印刷色で印刷させることにより、次善の策として印刷出力を優先させることができ、印刷不可になる事態や印刷出力が遅くなることを極力防止することができる。
【0095】
請求項5,15,21記載の発明によれば、請求項4,14記載の発明において、例えばトナーエンド等によりプリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可の場合、次善の策として印刷出力を優先させる上で、ユーザ設定の代替印刷色とすることで、ユーザの意向を最大限発揮させることができる。
【0096】
請求項6,16,21記載の発明によれば、請求項4,5,14又は15記載の発明において、例えばトナーエンド等によりプリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可の場合、代替印刷色がユーザ設定されていなくても、次善の策として自動設定による代替印刷色を用いて印刷出力を優先させることができる。
【0097】
請求項7,17,21記載の発明によれば、請求項6,16記載の発明において、例えばトナーエンド等によりプリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可の場合、代替印刷色を自動設定する上で、印刷剤の残量が最も多い印刷色に設定することで、代替印刷色に関しても印刷不可となるような事態を回避することができ、出力優先のための代替印刷色による印刷出力を確実に行わせることができる。
【0098】
請求項8,18,21記載の発明によれば、請求項6,16記載の発明において、従って、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合、代替印刷色がユーザ設定されていないときには、代替印刷色を予め初期設定された印刷色に設定することで、最も一般的な代替印刷色の設定が可能となる。
【0099】
請求項9,19,21記載の発明によれば、請求項4ないし8,14ないし18の何れか一記載の発明において、特定印刷色に代えて代替印刷色により印刷出力した場合、特定の相手先からの受信文書であることに気が付かない場合も発生し得るが、特定印刷色に代えて代替印刷色により印刷した旨を表す代替印刷宣言記述が付加情報として併せて印刷されるので、代替印刷色による印刷出力時にも特定の相手先からの受信文書であることを簡単かつ確実に認識することができる。
【0100】
請求項10,20,21記載の発明によれば、請求項9,19記載の発明において、例えばトナーエンド等により特定印刷色での印刷が不可の場合、ユーザによっては出力優先が可能であればよく、このような代替印刷色による印刷時まで特定の相手先であることを明確に区別することを要しないこともあるので、ユーザ設定に応じた対応を採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のファクシミリ装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置中のプリンタの構成例を示す概略断面図である。
【図3】特定相手先印刷色登録テーブルの登録例を示す説明図である。
【図4】受信処理の概要を示すフローチャートである。
【図5】その特定相手先対応処理例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第二の実施の形態の特定相手先印刷色登録テーブルの登録例を示す説明図である。
【図7】代替印刷マークの印刷例を示す説明図である。
【図8】特定相手先対応処理例の一部を示すフローチャートである。
【図9】特定相手先対応処理例の残りの一部を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第三の実施の形態の特定相手先対応処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2   プリンタ
34   特定相手先印刷色記憶手段、特定相手先印刷色記憶手段

Claims (21)

  1. 複数の印刷色を有するプリンタと、
    特定の相手先を示す相手先情報と標準色以外の特定印刷色とを対応付けて記憶する特定相手先印刷色記憶手段と、
    受信時にその受信画情報に付随して受信する相手先情報に基づきその送信元が前記特定相手先印刷色記憶手段に記憶された特定の相手先であるか否かを判定する送信元判定手段と、
    この送信元判定手段により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合にはその受信画情報を前記特定相手先印刷色記憶手段に記憶された特定印刷色で前記プリンタに印刷させる特定色印刷手段と、
    を備えるファクシミリ装置。
  2. 前記特定相手先印刷色記憶手段に対して前記特定の相手先毎に異なる特定印刷色が設定自在な特定印刷色設定手段を備える請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記送信元判定手段により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合において前記プリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可のときには中断表示を行わせ当該特定印刷色での印刷が可能となるまで待機させる中断待機処理手段を備える請求項1又は2記載のファクシミリ装置。
  4. 前記送信元判定手段により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合において前記プリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可のときには受信画情報を特定印刷色以外の代替印刷色で前記プリンタに印刷させる代替色印刷手段を備える請求項1ないし3の何れか一記載のファクシミリ装置。
  5. 前記特定相手先印刷色記憶手段に対して前記特定の相手先毎に異なる代替印刷色が設定自在な代替印刷色設定手段を備える請求項4記載のファクシミリ装置。
  6. 前記特定の相手先名に対して代替印刷色がユーザ設定されていない場合には、代替色を自動設定する代替印刷色自動設定手段を備える請求項4又は5記載のファクシミリ装置。
  7. 前記代替印刷色自動設定手段は、使用可能な印刷色のうちでその印刷剤の残量が最も多い印刷色を代替色として自動設定する請求項6記載のファクシミリ装置。
  8. 前記特定の相手先名に対して代替印刷色が前記代替印刷色設定手段によりユーザ設定されていない場合には、予め初期設定された印刷色を代替印刷色として設定する請求項5記載のファクシミリ装置。
  9. 前記代替色印刷手段により代替色印刷を行わせる際に、特定印刷色に代えて代替色により印刷した旨を表す代替印刷宣言記述を併せて印刷させる代替印刷情報付加手段を備える請求項4ないし8の何れか一記載のファクシミリ装置。
  10. 前記代替印刷情報付加手段による代替印刷宣言記述の印刷の有無は設定自在である請求項9記載のファクシミリ装置。
  11. 複数の印刷色を有するプリンタと、
    特定の相手先を示す相手先情報と標準色以外の特定印刷色とを対応付けて記憶する特定相手先印刷色記憶手段とを有するファクシミリ装置が備えるコンピュータにインストールされ、前記コンピュータに、
    受信時にその受信画情報に付随して受信する相手先情報に基づきその送信元が前記特定相手先印刷色記憶手段に記憶された特定の相手先であるか否かを判定する送信元判定機能と、
    この送信元判定機能により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合にはその受信画情報を前記特定相手先印刷色記憶手段に記憶された特定印刷色で前記プリンタに印刷させる特定色印刷機能と、
    を実行させるプログラム。
  12. 前記特定相手先印刷色記憶手段に対して前記特定の相手先毎に異なる特定印刷色が設定自在な特定印刷色設定機能を前記コンピュータに実行させる請求項11記載のプログラム。
  13. 前記送信元判定機能により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合において前記プリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可のときには中断表示を行わせ当該特定印刷色での印刷が可能となるまで待機させる中断待機処理機能を前記コンピュータに実行させる請求項11又は12記載のプログラム。
  14. 前記送信元判定機能により送信元が前記特定の相手先であると判定された場合において前記プリンタで対応する特定印刷色での印刷が不可のときには受信画情報を特定印刷色以外の代替印刷色で前記プリンタに印刷させる代替色印刷機能を前記コンピュータに実行させる請求項11ないし13の何れか一記載のプログラム。
  15. 前記特定相手先印刷色記憶手段に対して前記特定の相手先毎に異なる代替印刷色が設定自在な代替印刷色設定機能を前記コンピュータに実行させる請求項14記載のプログラム。
  16. 前記特定の相手先名に対して代替印刷色がユーザ設定されていない場合には、代替色を自動設定する代替印刷色自動設定機能を備える請求項14又は15記載のプログラム。
  17. 前記代替印刷色自動設定機能は、使用可能な印刷色のうちでその印刷剤の残量が最も多い印刷色を代替色として自動設定する請求項16記載のプログラム。
  18. 前記特定の相手先名に対して代替印刷色が前記代替印刷色設定機能によりユーザ設定されていない場合には、予め初期設定された印刷色を代替印刷色として設定する請求項15記載のプログラム。
  19. 前記代替色印刷機能により代替色印刷を行わせる際に、特定印刷色に代えて代替色により印刷した旨を表す代替印刷宣言記述を併せて印刷させる代替印刷情報付加機能を前記コンピュータに実行させる請求項14ないし18の何れか一記載のプログラム。
  20. 前記代替印刷情報付加機能による代替印刷宣言記述の印刷の有無は設定自在である請求項19記載のプログラム。
  21. 請求項11ないし20の何れか一記載のプログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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