JP2000278458A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000278458A
JP2000278458A JP11076835A JP7683599A JP2000278458A JP 2000278458 A JP2000278458 A JP 2000278458A JP 11076835 A JP11076835 A JP 11076835A JP 7683599 A JP7683599 A JP 7683599A JP 2000278458 A JP2000278458 A JP 2000278458A
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Takafumi Nodera
啓文 野寺
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NEC AccessTechnica Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に受信データの発信元を識別することが
でき、容易に受信データの宛先を区別することのできる
装置を提供する。 【解決手段】 着信信号から発信元電話番号データを抽
出する機能を有するファクシミリ装置10において、受
信データ加工指定情報が付加された電話番号データを記
憶する記憶手段13と、記憶手段13から発信元電話番
号データと一致する電話番号データを抽出する電話番号
抽出手段11と、抽出された電話番号データに付加され
ている受信データ加工指定情報に基づいて受信データを
印字出力する印字手段15とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば文書等のデ
ータを送受するファクシミリ装置に係り、特に受信デー
タを加工して出力する機能を有するファクシミリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置で受信した受信
データの発信元を識別する場合には、発信側で発信デー
タに付加された発信元情報や通信手順信号のTSI信号
に基づいて受信データに付加された情報が使用されてい
た。
【0003】しかし、発信側により、発信元情報やTS
I信号が送信データに含まれていなければ、受信側で発
信元を認識することができなかった。
【0004】ところが、近年、ナンバーディスプレイサ
ービス(発信電話番号表示サービス)と呼ばれる通信サ
ービスの運用が開始され、ナンバーディスプレイ対応の
ファクシミリ装置が実用化されている。ナンバーディス
プレイ対応のファクシミリ装置では、ファクシミリデー
タの受信時に発信元ファクシミリ装置の電話番号が表示
部に表示される。
【0005】上述したように、ナンバーディスプレイ対
応のファクシミリ装置でファクシミリデータの受信がさ
れることで、発信元で電話番号非通知に設定されない限
り発信元を識別することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のファ
クシミリ装置では、ファクシミリデータが受信される度
に、ユーザがファクシミリ装置の表示部を見て発信元電
話番号を確認し、その電話番号に該当する発信者を確認
しなければ発信元を識別することができないという問題
があった。
【0007】また、受信データに基づいて印字された文
書により発信元を確認する場合には、文書中に印字され
ている発信元情報を探索して確認しなければならず、煩
わしい処理動作を強いられるという問題があった。
【0008】さらに、ファクシミリ装置が複数のユーザ
で共有されている場合には、各ユーザが発信元を確認し
て自分宛のデータであるかについて判断しなければなら
ず、複数ユーザの宛先が区別されてファクシミリデータ
が送信される場合にも上記と同様の問題があった。
【0009】本発明は上述した問題を解消し、容易に受
信データの発信元を識別することができ、容易に受信デ
ータの宛先を区別することのできるファクシミリ装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明は、着信信号から発信元電話番号データを
抽出する機能を有するファクシミリ装置において、受信
データ加工指定情報が付加された電話番号データを記憶
する記憶手段と、発信元電話番号データと記憶手段に記
憶された電話番号データとを比較して、発信元電話番号
データと一致する電話番号データを抽出する電話番号抽
出手段と、電話番号抽出手段が抽出した電話番号データ
に付加されている受信データ加工指定情報に基づいて、
受信データを印字出力する印字手段とを備えたものであ
る。
【0011】上記の構成としたことで、発信元に応じて
受信データに異なる加工が施されて印字されるため、容
易に受信データの発信元を識別することができると共
に、容易に受信データの宛先を区別することができる。
【0012】また、本発明は、着信信号から発信元電話
番号データを抽出する機能を有するファクシミリ装置に
おいて、画像データと画像データに対応した符号が付加
された電話番号データを記憶する記憶手段と、発信元電
話番号データと記憶手段に記憶された電話番号データと
を比較して、発信元電話番号データと一致する電話番号
データを抽出する電話番号抽出手段と、電話番号抽出手
段が抽出した電話番号データに付加されている符号に対
応した画像データを受信データに合成した合成データを
作成する画像合成手段と、画像合成手段で作成された合
成データを印字出力する印字手段とを備えたものであ
る。
【0013】上記の構成としたことで、発信元に応じて
異なる画像データが受信データに合成されて印字出力さ
れるため、容易に受信データの発信元を識別することが
できると共に、容易に受信データの宛先を区別すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図1及び図2を参照して説明する。なお、本例
のファクシミリ装置10は、ナンバーディスプレイ対応
のファクシミリ装置であり、電話番号情報が含まれたフ
ァクシミリデータの解析を行い得る構成とされる。
【0015】図1は、本例のファクシミリ装置10の構
成を示すものである。ファクシミリ装置10は、装置全
体を制御する主制御部11と、電話番号の入力などのユ
ーザによる各種操作が行われる操作部12と、電話番号
データなどを予め記憶する記憶部13とを備えている。
【0016】主制御部11は、着信信号中に発信元電話
番号データが含まれていた場合に記憶部13に記憶され
ている電話番号データを検索して、受信した発信元電話
番号データに一致する電話番号データを探索する電話番
号探索機能を有している。また、主制御部11は、電話
番号探索機能により探索された電話番号データに付加さ
れている情報に基づいて後述する印刷部15で印字出力
される際の印字色を選択し、この選択した印字色で印字
出力されるよう印刷部15を制御する印字色選択制御機
能を有している。
【0017】操作部12は、例えばテンキーなどの各種
キースイッチを含み、ユーザ操作により例えばファクシ
ミリデータの送受信操作が行われる。また、本例では、
操作部12の操作により、電話番号データなどが記憶部
13に記憶される。
【0018】記憶部13は、例えばRAMなどの記憶媒
体で構成される。記憶部13には、例えば頻繁にファク
シミリデータが送られてくる発信元の電話番号データが
複数記憶される。記憶部13に登録される電話番号デー
タには、受信データの加工態様が示される受信データ加
工指定情報が付加され、本例ではそれぞれ異なる印字色
指定情報が受信データ加工指定情報として付加される。
【0019】また、ファクシミリ装置10は、送信する
データの符号化及び受信した符号化されたデータの復号
化を行う圧縮伸長部14と、受信データに基づく文字や
図形などの画像情報を紙面などに描画して印字出力する
印刷部15と、送信する原稿を読み取ってデジタルデー
タに変換する読み取り部16とを備えている。
【0020】印刷部15は、多数の色で印字する機能を
有する構成とされている。印刷部15では、主制御部1
1の印字色選択制御機能により指定された印字色を用い
て、受信データが印字出力される。この場合、印刷部1
5は、受信データの全部を主制御部11により指定され
た印字色を用いて印字出力するようにしても良く、ま
た、受信データの一部(例えば最初の数ライン)を主制
御部11により指定された印字色を用いて印字出力する
ようにしても良い。
【0021】そして、ファクシミリ装置10は、公衆電
話回線網を介してファクシミリデータの送受信を行う網
制御部17と、モデムなどを含み、網制御部17を介し
て受信したファクシミリデータを復調してファクシミリ
手順信号の解析を行うと共に送信するファクシミリ手順
信号を作成し変調して網制御部に出力する通信制御部1
8とを備えている。この例では、通信制御部18は、網
制御部17が検出した着信信号に含まれている発信元電
話番号データを抽出する。通信制御部18及び上記各部
11〜16は、システムバス19により接続されてい
る。
【0022】次に、本例のファクシミリ装置10のデー
タ受信処理について図2を参照して説明する。ここでの
処理は、ファクシミリ装置10が、他のファクシミリ装
置から公衆電話回線を介して着信した場合に開始する。
【0023】着信があると、通信制御部18により網制
御部17を介して受信した着信信号の解析が行われ、着
信信号に発信元電話番号データが含まれていた場合には
発信元電話番号データが抽出される。通信制御部18に
より抽出された発信元電話番号データは、システムバス
19を介して主制御部11に出力される。ステップS2
01にて、主制御部11は、着信信号中に発信元の電話
番号データが含まれているかどうかの判断を行う。主制
御部11は、発信元電話番号データが供給されたときに
は着信信号中に発信元の電話番号データが含まれている
と判断し、発信元電話番号データが供給されなかったと
きは発信元の電話番号データが含まれていなかったと判
断する。
【0024】ステップS201にて着信信号中に発信元
の電話番号データが含まれていると判断されると、ステ
ップS202にて、記憶部13に登録されている電話番
号データの中に発信元の電話番号データと同一のデータ
が含まれているかどうかの判断が行われる。主制御部1
1は、電話番号探索機能により記憶部13に記憶されて
いる電話番号データを検索して発信元電話番号データと
一致する電話番号データを探索する。
【0025】ステップS202にて発信元電話番号デー
タと同一のデータが記憶部13に登録されていると判断
されると、ステップS203にて、主制御部11が、印
字色選択制御機能により、記憶部13に登録されていた
発信元電話番号データと一致する電話番号データに付加
された印字色指定情報に基づいて印字色を選択し、選択
された印字色で印字出力されるよう印刷部15を制御す
る。そして、印刷部15が、主制御部11に指定された
色で受信データの印字処理を行う。印刷部15による印
字処理が行なわれると、ここでの処理を終了する。
【0026】また、ステップS201にて着信信号中に
発信元の電話番号データが含まれていないと判断された
場合、または、ステップS202にて発信元電話番号デ
ータと同一のデータが記憶部13に登録されていないと
判断された場合には、ステップS204にて、受信デー
タが印刷部15により通常の印字色(例えば黒色)で印
字される。
【0027】以上説明したように主制御部11が電話番
号探索機能及び印字色選択制御機能を有する構成とした
ことで、ファクシミリデータの発信元に応じて異なる印
字色で印字出力することができる。その結果、受信側の
ユーザは、ファクシミリデータの受信時に容易かつ迅速
に受信データの発信元を識別することができる。また、
たとえファクシミリ装置から離れた場所であっても、印
字色を見ることによって容易かつ迅速に受信データの発
信元を識別することができる。
【0028】なお、上述した第1の実施の形態では、記
憶部13に登録される電話番号データにそれぞれ異なる
印字色指定情報が付加される構成とされていたが、ある
一群の電話番号データに同一の印字色指定情報が付加さ
れる構成としても良い。この場合、同種の発信元の電話
番号データ群毎に異なる印字色指定情報が付加されるよ
うにすれば良い(例えばA社関係の電話番号データには
青色を示す印字色指定情報、B社関係の電話番号データ
には緑色を示す印字色指定情報が付加されるようにす
る)。また、この場合、複数ユーザでファクシミリ装置
を共有している場合には、通常送信元によって宛先が特
定されるため、同一宛先とされる発信元の電話番号デー
タ群毎に異なる印字色指定情報が付加されるようにすれ
ば良い(例えば、C部宛に送信される発信元の電話番号
データには青色を示す印字色指定情報、D氏宛に送信さ
れる発信元の電話番号データには緑色を示す印字色指定
情報が付加されるようにする)。このように、一群の電
話番号データに同一の印字色指定情報が付加される構成
としたことで、同種の発信元の電話番号データが一つの
データ群とされた場合には受信データがどの種の発信元
から送信されたものであるかを容易かつ迅速に識別する
ことができ、また、同一宛先とされる発信元電話番号デ
ータが一つのデータ群とされた場合には容易かつ迅速に
受信データの宛先を区別することができる。
【0029】また、上述した第1の実施の形態では、受
信データ加工指定情報として印字色指定情報を用いる構
成としていたが、受信データ加工指定情報として白黒反
転指定情報を用いる構成としても良い。この場合、主制
御部11は、発信元電話番号データと一致する電話番号
データに付加された白黒反転指定情報に基づいて、例え
ば図3に示すように受信データの一部又は全部が白黒反
転されて印字出力されるよう印刷部15を制御する白黒
反転制御機能を有する構成とすれば良い。このように構
成することで、ファクシミリデータの発信元に応じて白
黒反転させて印字出力することができ、ファクシミリデ
ータの受信時に容易かつ迅速に受信データの発信元を識
別することができる。また、たとえファクシミリ装置か
ら離れた場所であっても、白黒反転された受信原稿を見
ることによって容易かつ迅速に受信データの発信元を識
別することができる。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図4〜図6を参照して説明する。なお、本例のファ
クシミリ装置30は、ナンバーディスプレイ対応のファ
クシミリ装置であり、電話番号情報が含まれたファクシ
ミリデータの解析を行い得る構成とされる。
【0031】図4は、本例のファクシミリ装置30の構
成を示すものである。この例では、主制御部31は、電
話番号探索機能により探索された電話番号データに付加
されているデータに基づいて、後述するデータ合成部3
5で合成される画像データを記憶部13に登録されてい
る画像データの中から選択し、選択した画像データが受
信データに合成されるようデータ合成部35を制御する
画像データ選択機能を有している。
【0032】また、本例では、操作部12の操作によ
り、電話番号データや作成された画像データが記憶部1
3に記憶される。
【0033】記憶部13には、例えば頻繁にファクシミ
リデータが送られてくる発信元の電話番号データが複数
記憶される。また、記憶部13に登録される電話番号デ
ータには、本例ではそれぞれ異なる合成画像番号データ
が付加されている。各合成画像番号データは、本例では
操作部12の操作に応じて主制御部31が作成し登録し
た各画像データに対応して設定される。例えば、主制御
部31は、文字フォントを内蔵したROMを有している
場合には、操作部12からの指定に応じて、文字画像デ
ータを生成することができる。主制御部31で作成され
た画像データは、記憶部13が有する画像データ記憶領
域に登録される。なお、画像データは、製造段階で例え
ば製品出荷時までに予め記憶部13内に登録させておく
ようにしても良い。
【0034】データ合成部35は、発信元から送信され
るファクシミリデータを一時的に格納する記憶領域を有
している。また、データ合成部35は、主制御部31に
制御され、主制御部31の画像データ選択機能により選
択された画像データを受信データに合成するデータ合成
処理を行う。
【0035】次に、本例のファクシミリ装置30のデー
タ受信処理について図5を参照して説明する。ここでの
処理は、ファクシミリ装置30が、他のファクシミリ装
置から公衆電話回線を介して着信した場合に開始する。
【0036】着信があると、通信制御部18により網制
御部17を介して受信した着信信号の解析が行われ、着
信信号に発信元電話番号データが含まれていた場合には
発信元電話番号データが抽出される。通信制御部18に
より抽出された発信元電話番号データは、システムバス
19を介して主制御部31に出力される。ステップS5
01にて、主制御部31は、着信信号中に発信元の電話
番号データが含まれているかどうかの判断を行う。主制
御部31は、発信元電話番号データが供給されたときに
は着信信号中に発信元の電話番号データが含まれている
と判断し、発信元電話番号データが供給されなかったと
きは発信元の電話番号データが含まれていなかったと判
断する。
【0037】ステップS501にて着信信号中に発信元
の電話番号データが含まれていると判断されると、ステ
ップS502にて、主制御部31は、記憶部13に登録
されている電話番号データの中に発信元の電話番号デー
タと同一のデータが含まれているかどうかの判断を行
う。主制御部31は、電話番号探索機能により記憶部1
3に記憶されている電話番号データを検索して発信元電
話番号データと一致する電話番号データを探索する。
【0038】ステップS502にて発信元電話番号デー
タと同一のデータが記憶部13に登録されていると判断
されると、ステップS503にて、データ合成部35
が、記憶部13の画像データ記憶領域に登録されている
画像データを、受信したファクシミリデータに合成する
処理を行う。具体的には、主制御部31が、ステップS
502にて探索された電話番号データに付加されている
合成画像番号データを認識して、画像データ選択機能に
より記憶部13の画像データ記憶領域内に登録されてい
る認識した合成画像番号データに対応した画像データを
探索して選択する。データ合成部35は、主制御部31
により選択された画像データを入力して、受信したファ
クシミリデータに合成する処理を行う。例えば、データ
合成部35は、受信したファクシミリデータから画像中
の座標を認識し、合成位置としてあらかじめ決められて
いる座標を検出すると、その位置に、画像データを合成
する。合成処理は、例えば論理和をとる処理である。
【0039】その後、ステップS504にて、印刷部1
5が、データ合成部35で合成されたデータ又は発信元
から送信されたデータに基づいて印字処理を行う。この
場合、例えばデータ合成部35で合成されたデータに基
づいて印字処理された場合には、発信元から送信された
ファクシミリデータに基づく画像と例えば図6に示すよ
うな画像とが合成されて印字出力される。印刷部15に
よる印字処理が行なわれると、ここでの処理を終了す
る。
【0040】以上説明したように主制御部31が電話番
号探索機能及び画像データ選択機能を有していると共に
データ合成部35で受信データに画像データを合成する
構成としたことで、ファクシミリデータの発信元に応じ
て異なる画像を合成して印字出力することができ、ファ
クシミリデータの受信時に容易かつ迅速に受信データの
発信元を識別することができる。また、たとえファクシ
ミリ装置から離れた場所であっても、合成された受信原
稿を見ることによって容易かつ迅速に受信データの発信
元を識別することができる。
【0041】また、操作部12の操作によりユーザの作
成した画像データを所望の発信元の電話番号データに対
応させて記憶部13に記憶させ得る構成としたことで、
ユーザが認識し易い画像データを、発信元の電話番号デ
ータに対応させて用いることができ、ユーザが作成して
対応させた画像データが合成された受信原稿を見ること
によって容易かつ迅速に受信データの発信元を識別する
ことができる。
【0042】なお、上述した第2の実施の形態では、記
憶部13に登録される電話番号データにそれぞれ異なる
合成画像番号データが付加される構成とされていたが、
ある一群の電話番号データに同一の合成画像番号データ
が付加される構成としても良い。この場合、同種の発信
元の電話番号データ群毎に異なる合成画像番号データが
付加されるようにすれば良い(例えばA社関係の電話番
号データには「重要」なる画像データに対応した合成画
像番号データ、B社関係の電話番号データには「B社関
連」なる画像データに対応した合成画像番号データが付
加されるようにする)。また、この場合、複数ユーザで
ファクシミリ装置30を共有している場合には、通常送
信元によって宛先が特定されるため、同一宛先とされる
発信元の電話番号データ群毎に異なる合成画像番号デー
タが付加されるようにすれば良い(例えば、C部宛に送
信される発信元の電話番号データには「C部」なる画像
データに対応した合成画像番号データ、D氏宛に送信さ
れる発信元の電話番号データには「D宛」なる画像デー
タに対応した合成画像番号データが付加されるようにす
る)。このように、一群の電話番号データに同一の合成
画像番号データが付加される構成としたことで、同種の
発信元の電話番号データが一つのデータ群とされた場合
には受信データがどの種の発信元から送信されたもので
あるかを容易かつ迅速に識別することができ、また、同
一宛先とされる発信元電話番号データが一つのデータ群
とされた場合には容易かつ迅速に受信データの宛先を区
別することができる。
【0043】なお、上述した実施の形態では、主制御部
11,31に諸機能を持たせる構成として説明したが、
他の構成によって印字態様を変化させるように構成して
も良いことは勿論である。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、着信信
号から発信元電話番号データを抽出する機能を有するフ
ァクシミリ装置において、受信データ加工指定情報が付
加された電話番号データを記憶する記憶手段と、発信元
電話番号データと記憶手段に記憶された電話番号データ
とを比較して、発信元電話番号データと一致する電話番
号データを抽出する電話番号抽出手段と、電話番号抽出
手段が抽出した電話番号データに付加されている受信デ
ータ加工指定情報に基づいて、受信データを印字出力す
る印字手段とを備えているので、ファクシミリデータの
発信元に応じて、受信データに異なる加工を施して印字
出力することができ、ファクシミリデータの受信時に容
易かつ迅速に受信データの発信元を識別することができ
る。また、たとえファクシミリ装置から離れた場所であ
っても、加工が施されて印字出力された受信データを見
ることによって容易かつ迅速に受信データの発信元を識
別することができる。
【0044】記憶手段には、同一の受信データ加工指定
情報が付加された一群の電話番号データが1又は2以上
記憶されるとした場合には、受信データがどの種の発信
元から送信されたものであるかを容易かつ迅速に識別す
ることができ、また、容易かつ迅速に受信データの宛先
を区別することができる。
【0045】受信データ加工指定情報は、印字色指定情
報とされ、印字手段は、印字色指定情報に応じた印字色
で印字を行うとした場合には、ファクシミリデータの発
信元に応じて異なる印字色で印字出力することができ、
ファクシミリデータの受信時に容易かつ迅速に受信デー
タの発信元を識別することができる。また、たとえファ
クシミリ装置から離れた場所であっても、印字色を見る
ことによって容易かつ迅速に受信データの発信元を識別
することができる。
【0046】受信データ加工指定情報は、白黒反転指定
情報とされ、印字手段は、白黒反転された受信データを
印字出力するようにした場合には、ファクシミリデータ
の発信元に応じて白黒反転させて印字出力することがで
き、ファクシミリデータの受信時に容易かつ迅速に受信
データの発信元を識別することができる。また、たとえ
離れた場所であっても、白黒反転された受信原稿を見る
ことによって容易かつ迅速に受信データの発信元を識別
することができる。
【0047】また、本発明によれば、着信信号から発信
元電話番号データを抽出する機能を有するファクシミリ
装置において、画像データと画像データに対応した符号
が付加された電話番号データを記憶する記憶手段と、発
信元電話番号データと記憶手段に記憶された電話番号デ
ータとを比較して、発信元電話番号データと一致する電
話番号データを抽出する電話番号抽出手段と、電話番号
抽出手段が抽出した電話番号データに付加されている符
号に対応した画像データを受信データに合成した合成デ
ータを作成する画像合成手段と、画像合成手段で作成さ
れた合成データを印字出力する印字手段とを備えている
ので、ファクシミリデータの発信元に応じて異なる画像
を合成して印字出力することができ、ファクシミリデー
タの受信時に容易かつ迅速に受信データの発信元を識別
することができる。また、たとえファクシミリ装置から
離れた場所であっても、合成された出力書類を見ること
によって容易かつ迅速に受信データの発信元を識別する
ことができる。
【0048】記憶手段には、同一の符号が付加された一
群の電話番号データが1又は2以上記憶されるとした場
合には、受信データがどの種の発信元から送信されたも
のであるかを容易かつ迅速に識別することができ、ま
た、容易かつ迅速に受信データの宛先を区別することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態におけるファクシ
ミリ装置の構成の例を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における受信処理
の例を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の第1の他の実施の形態における白黒
反転印字出力された状態の例を示す説明図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態におけるファクシ
ミリ装置の構成の例を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態における受信処理
の例を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の第2の実施の形態における受信デー
タに合成される画像データが印字出力された状態の例を
示す説明図である。
【符号の説明】
10,30 ファクシミリ装置 11,31 主制御部 12 操作部 13 記憶部 14 圧縮伸長部 15 印刷部 16 読み取り部 17 網制御部 18 通信制御部 19 システムバス 35 データ合成部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月24日(1999.12.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明は、着信信号から発信元電話番号データを
抽出する機能を有するファクシミリ装置において、画像
データと該画像データに対応した符号が付加された電話
番号データを記憶する記憶手段と、発信元電話番号デー
タと記憶手段に記憶された電話番号データとを比較し
て、発信元電話番号データと一致する電話番号データを
抽出する電話番号抽出手段と、電話番号抽出手段が抽出
した電話番号データに付加されている符号に対応した画
像データを受信データに合成した合成データを作成する
画像合成手段と、画像合成手段で作成された合成データ
を印字出力する印字手段とを備え、記憶手段には、同一
の符号が付加された一群の電話番号データが1または2
以上記憶されることを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】上記の構成としたことで、受信データがど
の種の発信元から送信されたものであるかを容易かつ迅
速に識別することができ、また、容易かつ迅速に受信デ
ータの宛先を区別することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】なお、上述した実施の形態では、主制御部
11,31に諸機能を持たせる構成として説明したが、
他の構成によって印字態様を変化させるように構成して
も良いことは勿論である
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、着信信号
から発信元電話番号データを抽出する機能を有するファ
クシミリ装置において、画像データと該画像データに対
応した符号が付加された電話番号データを記憶する記憶
手段と、発信元電話番号データと記憶手段に記憶された
電話番号データとを比較して、発信元電話番号データと
一致する電話番号データを抽出する電話番号抽出手段
と、電話番号抽出手段が抽出した電話番号データに付加
されている符号に対応した画像データを受信データに合
成した合成データを作成する画像合成手段と、画像合成
手段で作成された合成データを印字出力する印字手段と
を備え、記憶手段には、同一の符号が付加された一群の
電話番号データが1または2以上記憶されることを特徴
とするため、ファクシミリデータの発信元に応じて群毎
に異なる画像を合成して印字出力することができ、ファ
クシミリデータの受信時に容易かつ迅速に受信データの
発信元がどの種の発信元であるかを識別することができ
る。また、受信データがどの種の発信元から送信された
ものであるかを容易かつ迅速に識別することができ、ま
た、容易かつ迅速に受信データの宛先を区別することが
できる。さらに、たとえファクシミリ装置から離れた場
所であっても、合成された出力書類を見ることによって
容易かつ迅速に受信データの発信元がどの種の発信元で
あるかを識別することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】削除

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信信号から発信元電話番号データを抽
    出する機能を有するファクシミリ装置において、 受信データ加工指定情報が付加された電話番号データを
    記憶する記憶手段と、 上記発信元電話番号データと上記記憶手段に記憶された
    電話番号データとを比較して、上記発信元電話番号デー
    タと一致する電話番号データを抽出する電話番号抽出手
    段と、 該電話番号抽出手段が抽出した電話番号データに付加さ
    れている受信データ加工指定情報に基づいて、受信デー
    タを印字出力する印字手段とを備えたファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 記憶手段には、同一の受信データ加工指
    定情報が付加された一群の電話番号データが1又は2以
    上記憶される請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 受信データ加工指定情報は、印字色指定
    情報とされ、 印字手段は、上記印字色指定情報に応じた印字色で印字
    を行う請求項1又は請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 受信データ加工指定情報は、白黒反転指
    定情報とされ、 印字手段は、白黒反転された受信データを印字出力する
    請求項1又は請求項2記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 着信信号から発信元電話番号データを抽
    出する機能を有するファクシミリ装置において、 画像データと該画像データに対応した符号が付加された
    電話番号データを記憶する記憶手段と、 上記発信元電話番号データと上記記憶手段に記憶された
    電話番号データとを比較して、上記発信元電話番号デー
    タと一致する電話番号データを抽出する電話番号抽出手
    段と、 該電話番号抽出手段が抽出した電話番号データに付加さ
    れている符号に対応した画像データを上記受信データに
    合成した合成データを作成する画像合成手段と、 上記画像合成手段で作成された合成データを印字出力す
    る印字手段とを備えたファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 記憶手段には、同一の符号が付加された
    一群の電話番号データが1又は2以上記憶される請求項
    5記載のファクシミリ装置。
JP11076835A 1999-03-19 1999-03-19 ファクシミリ装置 Pending JP2000278458A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7532341B2 (en) 2002-06-27 2009-05-12 Ricoh Company, Ltd. Facsimile apparatus, program, and storage medium

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