JP2004025079A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

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Masanobu Kawai
河合 雅信
Hideo Tomita
富田 英夫
Takeshi Hatano
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Abstract

【課題】悪臭を発生させること無く生ゴミを十分に分解できる生ゴミ処理装置を提供すること
【解決手段】送風手段32を有し、生ゴミ24を乾燥する乾燥処理部29と、乾燥処理部29で乾燥された生ゴミ24を微生物により分解する微生物処理槽20と、乾燥処理部29と微生物処理槽20との間で開閉自在に設けられたシャッタ34と、シャッタ34の開閉の際にその表面と接触してシャッタ34に付着した生ゴミ24を取り除く生ゴミ除去手段36とを備える構成とした。これにより、生ゴミ除去手段36がシャッタ34の表面に付着した生ゴミ24を擦り取るため、シャッタ34やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主に家庭の台所で発生する生ゴミを減量及び減容させる生ゴミ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の生ゴミの量を減量したり、減容したりする生ゴミ処理装置では、図9に示すように、微生物の生息場所となるおがくず等の微生物担体1を入れた微生物処理槽2と、投入された生ゴミ3と微生物担体1とを混合、撹拌するための回転撹拌棒4及びその駆動装置5を有し、投入された生ゴミ3を微生物により最終的には二酸化炭素と水に分解し、生ゴミ3を減量するもので、微生物処理槽2内の温度を適正に保つための加熱手段6、酸素(空気)を供給するための送風装置7、それらの制御を行う制御手段(図示せず)を備え、微生物の働きにより生ゴミを分解し減量するいわゆるバイオ式生ゴミ処理機といわれる装置が一般的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の生ゴミ処理装置では、微生物が生ゴミを分解してゆく方式のため、この微生物を生息させ、活性化させるための環境を作る必要がある。そのため、1番目の条件として、微生物が多く生息でき増殖するための場所が必要である。その材料としては、おがくずのような木片チップ、多孔質のプラスチック片、等の微生物担体が用いられている。
【0004】
しかし、これらは長時間使用してゆくと、撹拌による摩擦力で摩耗し、微生物担体が微細化するため微生物担体間での空気の通気性が悪くなり、微生物による分解に必要な2番目の条件である酸素の供給が出来なくなる。このため、新しい微生物担体への交換が不可欠となっている。
【0005】
また、微生物の生息環境の3番目の条件として、適度の湿度が必要であり、乾燥しすぎの状態では微生物が生きられないし、水分の多い状態でも分解の能力が低下する。そして、投入されたこれら微生物担体は微生物処理槽内の湿度を適度に調整する役目も果たしている。このように従来の生ゴミ処理機では、微生物で分解するという自然現象を利用した減容方法の為、減量にもかなりの時間がかかると共に、水分の多い材料が入った場合、このような微生物担体でも水分調整がきかなくなり、微生物がうまく働かず、分解できずに悪臭物質が発生することもある。そのためにも、一般的には定期的に微生物担体を交換したり、投入物の制限が設けられ、使い勝手が悪くなるという課題を有していた。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、悪臭を発生させること無く生ゴミを十分に分解できる生ゴミ処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、送風手段を有し、生ゴミを乾燥する乾燥処理部と、前記乾燥処理部で乾燥された生ゴミを微生物により分解する微生物処理槽と、前記乾燥処理部と前記微生物処理槽との間で開閉自在に設けられたシャッタと、前記シャッタの開閉の際にその表面と接触して前記シャッタに付着した生ゴミを取り除く生ゴミ除去手段とを備えた構成にしたものである。
【0008】
上記のように、乾燥処理部と送風手段を設けたことで、乾燥処理部に投入された生ゴミの水分を、送風手段による送風で蒸発させることができ、大量の生ゴミや水分の多い生ゴミが装置に投入された場合でも、微生物で分解処理する微生物処理槽に入る水分量を調整することが出来る。その結果、微生物処理槽における通気性が確保され、生ゴミの分解性能が確保出来る。
【0009】
また、送風手段による送風中にシャッタを閉じる為、送風が微生物処理槽内に入って微生物処理槽を冷やすことを防止出来る。その結果、微生物処理槽内の低温化による微生物の生ゴミ分解能力の低下を防止出来る。また送風終了後にシャッタを開ける為、生ゴミを乾燥処理部から微生物処理槽内に移すことが可能となる。
【0010】
さらに、シャッタの表面と接触する生ゴミ除去手段で、シャッタに付着した生ゴミを取り除くことが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、送風手段を有し、生ゴミを乾燥する乾燥処理部と、前記乾燥処理部で乾燥された生ゴミを微生物により分解する微生物処理槽と、前記乾燥処理部と前記微生物処理槽との間で開閉自在に設けられたシャッタと、前記シャッタの開閉の際にその表面と接触して前記シャッタに付着した生ゴミを取り除く生ゴミ除去手段とを備えた生ゴミ処理装置としたものである。
【0012】
上記のように、乾燥処理部と送風手段を設けた為、乾燥処理部に投入された生ゴミの水分を、送風手段による送風で蒸発でき、大量の生ゴミや水分の多い生ゴミが装置に投入された場合でも、微生物で分解処理する微生物処理槽に入る水分量を調整出来る。そして、微生物処理槽での通気性が確保でき、内部の微生物に対する酸素の供給が十分に出来る。この結果、生ゴミの分解性能が確保でき、悪臭の発生を防止出来る。
【0013】
また、送風手段による送風中にシャッタを閉じる為、送風が微生物処理槽内に入って微生物処理槽を冷やすことを防止出来る。その結果、微生物処理槽内の低温化による微生物の生ゴミ分解能力の低下を防止でき、悪臭の発生を防止出来る。また送風終了後にシャッタを開ける為、生ゴミを微生物処理槽内に移すことが可能となる。
【0014】
さらに、シャッタの表面と略接触する生ゴミ除去手段で、シャッタ表面に付着した生ゴミを取り除くことができ、微生物処理槽内に移して処理できる。このため、シャッタやその周辺に付着した生ゴミが蓄積して腐敗したり、生ゴミにカビが発生して悪臭が発生することを防止出来る。
【0015】
請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載の生ゴミ除去手段を、乾燥処理部と微生物処理槽を連通する連通口の略中心方向に傾斜させて設けたものである。
【0016】
このため、シャッタが開く際に生ゴミ除去手段の先端が、シャッタ表面と、シャッタ表面に付着した生ゴミとの間を分けるように対向して当たる。したがってシャッタ表面に強固に付着した生ゴミであっても十分に取り除くことができ、微生物処理槽内に移せる。このため、シャッタやその周辺に付着した生ゴミが蓄積して腐敗したり、生ゴミにカビが発生して悪臭が発生することを防止出来る。
【0017】
請求項3に記載の発明は、送風手段を有し、生ゴミを乾燥する乾燥処理部と、前記乾燥処理部で乾燥された生ゴミを微生物により分解する微生物処理槽と、前記乾燥処理部と前記微生物処理槽との間で開閉自在に設けられたシャッタと、前記シャッタを変形させて前記シャッタに付着した生ゴミを取り除く変形手段とを備えた生ゴミ処理装置としたものである。
【0018】
シャッタの変形手段を備えている為、シャッタを変形させて、シャッタ表面から生ゴミを剥離でき、生ゴミを微生物処理槽内に移すことが出来る。このため、シャッタやその周辺に付着した生ゴミが蓄積して腐敗したり、生ゴミにカビが発生して悪臭が発生することを防止出来る。
【0019】
請求項4に記載の発明は、特に、請求項3に記載の変形手段として、形状記憶合金またはバイメタルを用いたものである。
【0020】
そして、変形手段の一部をなす形状記憶合金もしくはバイメタルを所定の温度に変化させることで、形状記憶合金もしくはバイメタルが変形し、シャッタを変形出来る。ここで、変形手段として形状記憶合金もしくはバイメタルを使用する為、モータなどを用いてシャッタを変形させる場合などと比較して、変形手段の構造を簡素化でき、軽量化、小型化が実現できる。また、形状記憶合金もしくはバイメタル自身の動作音がほとんどないために、静音化が実現できる。
【0021】
形状記憶合金もしくはバイメタルによってシャッタが変形すると、シャッタ表面から生ゴミを剥離でき、生ゴミを微生物処理槽内に移せる。このため、シャッタに付着した生ゴミが蓄積して腐敗したり、生ゴミにカビが発生して悪臭が発生することを防止出来る。
【0022】
請求項5に記載の発明は、送風手段を有し、生ゴミを乾燥する乾燥処理部と、前記乾燥処理部で乾燥された生ゴミを微生物により分解する微生物処理槽と、前記乾燥処理部と前記微生物処理槽との間で開閉自在に設けられたシャッタと、前記シャッタを振動させて前記シャッタに付着した生ゴミを取り除く振動手段とを備えた生ゴミ処理装置としたものである。
【0023】
振動手段でシャッタを振動させ、シャッタ表面やその周辺に付着した生ゴミを剥離させて、微生物処理槽内に移すことが出来る。このため、シャッタやその周辺に付着した生ゴミが蓄積して腐敗したり、生ゴミにカビが発生して悪臭が発生することを防止出来る。
【0024】
請求項6に記載の発明は、送風手段を有し、生ゴミを乾燥する乾燥処理部と、前記乾燥処理部で乾燥された生ゴミを微生物により分解する微生物処理槽と、前記乾燥処理部と前記微生物処理槽との間で開閉自在に設けられたシャッタと、前記シャッタの表面と接触する生ゴミ除去手段とを備え、前記生ゴミ除去手段を駆動して前記シャッタに付着した生ゴミを取り除く生ゴミ処理装置としたものである。
【0025】
そして、生ゴミ除去手段を駆動してシャッタ表面に付着した生ゴミを強力に掻き取ることができ、微生物処理槽内に移すことが出来る。このため、シャッタやその周辺に付着した生ゴミが蓄積して腐敗したり、生ゴミにカビが発生して悪臭が発生することを防止出来る。
【0026】
請求項7に記載の発明は、特に、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の生ゴミ処理装置において、シャッタに生ゴミ分解促進剤を混錬したものである。
【0027】
これによって、生ゴミ除去手段や、変形手段、振動手段によってシャッタが削られ、もしくは磨耗すると同時に、生ゴミ分解促進剤も剥離し、微生物処理槽内に移ってゆく。このように、シャッタ表面から生ゴミを取り除く度に同時に微生物処理槽内に生ゴミ分解促進剤が、自動的に供給され続ける為、微生物による生ゴミの分解が促進でき、悪臭が発生することを防止でき、また生ゴミの減量率が向上する。
【0028】
請求項8に記載の発明は、特に、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の生ゴミ処理装置において、シャッタの表面で生ゴミと接する部分に、剥離性のある表面処理を施すものである。
【0029】
これによって、生ゴミがシャッター表面に付着しにくくなり、また付着した場合でも剥離しやすく、シャッタに付着した生ゴミが腐敗したり、生ゴミにカビが発生して悪臭が発生することを防止出来る。
【0030】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0031】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1における生ゴミ処理装置の断面図を示すものである。
【0032】
図1において、20は微生物処理槽であり、21は3本の撹拌棒からなる回転撹拌棒であり、22は回転撹拌棒21を駆動する駆動装置である。23は微生物の生息場所となるおがくず等の微生物担体である。24は装置に投入された生ゴミである。25は微生物処理槽20内の温度を適正に保つための面状電気ヒータからなる加熱手段である。26、27は給気筒と排気筒で、排気筒27には空気や水蒸気を排出するためのファンからなる換気装置28を設けている。29は、送風により生ゴミ24を乾燥させる乾燥処理部であり、微生物処理槽20の上部に位置している。30は、乾燥処理部29の上部に設けた開閉自在の蓋である。31は蓋30に設けた排気口である。32は乾燥処理部29の側壁部分に設けたファンからなる送風手段である。33は乾燥処理部29と微生物処理槽20とを連通する連通口である。34は乾燥処理部29の底部に水平に設けた、連通口33を開閉する平板からなるシャッタである。35は、シャッタ34を上下から挟み込み、水平方向にスライドさせる複数の電動回転ローラーからなる開閉装置である。36は、乾燥処理部29の底部にほぼ垂直にシャッタ34表面に接する様に設けた、先端が尖った板状のプラスチック樹脂製のスクレーパからなる生ゴミ除去手段である。
【0033】
以上のように構成された生ゴミ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0034】
まず、蓋30を開けて、生ゴミ24を乾燥処理部29に投入後、再び蓋30を閉める。そして、送風手段32が送風を開始し、乾燥処理部29に空気が流入し、続いて生ゴミ24の内部および周囲を通過して、排気口31から排出される。その際生ゴミ24は、表面を通過して行く空気で、水分を奪われて次第に乾燥し、減量される。送風手段32は送風を開始してから約10時間経過後、すなわち生ゴミ24中の水分が40〜50%減少した時点で停止する。ここで、シャッタ34を設けている為、送風手段32による送風中に連通口33を閉じることができ、送風が微生物処理槽20内に入って微生物担体23を冷やすことを防止出来る。その結果、微生物担体23の低温化による微生物の生ゴミ分解能力の低下を防止でき、悪臭の発生を防止出来る。
【0035】
その後、シャッタ34を挟み込んでいる開閉装置35が回転して動き出し、シャッタ34が水平方向に動いて連通口33を開口する。そして、乾燥処理部29内の乾燥した生ゴミ24は自重によって下方に落下し、微生物処理槽20に入る。ここで同時に、生ゴミ除去手段36がシャッタ34の表面に付着した生ゴミ24を擦り取ってゆき、取れた生ゴミ24は落下して微生物処理槽20に入り、処理される。このため、シャッタ34に付着した生ゴミ24が開閉装置35に噛み込んで開閉装置35が動作不良となることを防止出来ている。
【0036】
また、シャッタ34やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。その後、生ゴミ24を落下させた後、開閉装置35が逆回転してシャッタ34を動かし、連通口33を閉める。
【0037】
他方、微生物処理槽20に入った生ゴミ24は駆動装置22により駆動する回転撹拌棒21によって微生物担体23と混合、撹拌され、生ゴミ24の分解に必要な酸素が供給される。また、微生物担体23が所定の温度、例えば30℃程度に維持するように、加熱手段25の出力が制御される。
【0038】
更に、回転撹拌棒21の撹拌動作は微生物担体23の水蒸気を微生物処理槽20の上部空間に放出させる。同時に、駆動した換気装置28が、排気筒27から微生物処理槽20内の水蒸気や空気等を排出する為、微生物担体23の水分調整ができる。また、換気装置28が給気筒26から微生物処理槽20へ外気を導入する。次に、微生物担体23に生息する微生物は乾燥した生ゴミ24を二酸化炭素と水に分解し、乾燥した生ゴミ24を減量する。
【0039】
特に、大量もしくは水分の多い生ゴミ24が投入された場合でも、乾燥処理部29において送風手段32による送風が生ゴミ24を乾燥する為、微生物処理槽20に入る水分量を事前調整出来る。この結果、微生物担体23が固まらず、通気性が確保出来る。すなわち、回転撹拌棒21の間欠的な混合、撹拌により微生物担体23に微生物分解に必要な酸素を十分供給できる為、微生物処理槽20での生ゴミの分解性能が確保できる。
【0040】
以上のように、本実施例においては、乾燥処理部29と送風手段32を設けて生ゴミ24を乾燥させることで、微生物処理槽20に入る水分量を調整することが出来る。その結果、微生物処理槽20における通気性が確保され、生ゴミ24の分解性能が確保出来る。
【0041】
また、送風手段32による送風中にシャッタを閉じる為、送風による微生物処理槽20内の低温化による微生物の生ゴミ分解能力の低下を防止出来る。
【0042】
さらに、シャッタ34の表面と接触する生ゴミ除去手段36で、シャッタ34に付着した生ゴミを取り除くことができ、シャッタ34に付着した生ゴミ24が開閉装置35に噛み込んで開閉装置35が動作不良となることを防止出来ている。また、シャッタ34やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。
【0043】
なお、本実施例では生ゴミ除去手段36がプラスチック樹脂製の場合で説明したが、金属製、ゴム製、木製などでも同様の効果が得られる。
【0044】
また、開閉装置35をもちいてシャッタ34を開閉する場合で説明したが、手動で開閉しても同様の効果が得られる。
【0045】
また、生ゴミ除去手段36がシャッタ34の表面と接触している場合を説明したが、多少の隙間があっても同様の効果が得られる。
【0046】
また、送風手段32は送風を開始してから約10時間経過後、すなわち生ゴミ24中の水分が40〜50%減少した時点で停止するようにしたが、停止の条件は、10時間あるいは水分が40〜50%に減少した時点に限られるものではなく、この数値以外の条件を設定しても問題ないものである。
【0047】
(実施例2)
図2は、本発明の実施例2における生ゴミ処理装置の要部拡大図を示すものである。図2において、実施例1の構成と異なるところは、先端部の尖ったスクレーパからなる生ゴミ除去手段37を乾燥処理部29と微生物処理槽20を連通する連通口33の略中心方向に傾斜させて設けた点である。
【0048】
以上のように構成された生ゴミ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0049】
まず、生ゴミ24を乾燥処理部29に投入後、送風手段32が送風を開始する。そして、生ゴミ24は次第に乾燥し、減量される。その後、シャッタ34を挟み込んでいる開閉装置35が回転して動き出し、シャッタ34が水平方向に動いて連通口33を開口する。そして、乾燥処理部29内の乾燥した生ゴミ24は自重によって下に落下し、微生物処理槽20に入る。同時に、生ゴミ除去手段37がシャッタ34の表面に付着した生ゴミ24を擦り取ってゆき、取れた生ゴミ24は落下して微生物処理槽20に入り、処理される。ここで、生ゴミ除去手段37が連通口33の中心方向に傾斜しているために、生ゴミ除去手段37の先端がシャッタ34表面とシャッタ34表面に付着した生ゴミ24の間を分けるように対向して当たる。したがってシャッタ34表面に強固に付着した生ゴミであっても十分に取り除くことができ、微生物処理槽20内に移して処理できる。このため、シャッタ34に付着した生ゴミ24が開閉装置35に噛み込んで開閉装置35が動作不良となることを十分に防止出来る。
【0050】
また、シャッタ34やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを十分に防止出来る。
【0051】
以上のように、本実施例においては、先端部の尖った生ゴミ除去手段37を乾燥処理部29と微生物処理槽20を連通する連通口33の略中心方向に傾斜させて設けたため、生ゴミ除去手段37の先端がシャッタ34表面とシャッタ34表面に付着した生ゴミ24の間を分けるように対向して当たり、シャッタ34表面に強固に付着した生ゴミであっても十分に取り除くことができ、微生物処理槽20内に移して処理できる。その結果、シャッタ34に付着した生ゴミ24が開閉装置35に噛み込んで開閉装置35が動作不良となることを防止出来る。
【0052】
また、シャッタ34やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。
【0053】
(実施例3)
図3(a)、(b)は、本発明の実施例3における生ゴミ処理装置の要部拡大図を示すものである。図3(a)において、実施例1の構成と異なるところは、ステンレス平板からなるシャッタ38の両側面に、図3(b)に示す様に上下に波状に構成されたガイドレールからなる変形手段39を設け、シャッタ38の両側面を上下から挟みこんでいる点である。
【0054】
以上のように構成された生ゴミ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0055】
まず、生ゴミ24を乾燥処理部29に投入後、送風手段32が送風を開始する。そして、生ゴミ24は次第に乾燥し、減量される。その後、シャッタ38を挟み込んでいる開閉装置35が回転して動き出し、シャッタ38が水平方向に動いて連通口33を開口する。この時、波状に構成された変形手段39が、シャッタ38の両側面を上下から挟み込んでいるために、シャッタ38は変形手段39の変形した形状に沿って、波打つように変形しながら開いていく。その結果、シャッタ38表面にこびりついた生ゴミ24を剥離させることが出来る。
【0056】
このため、シャッタ34に付着した生ゴミ24が開閉装置35に噛み込んで開閉装置35が動作不良となることを防止出来る。また、シャッタ34やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。
【0057】
その後、乾燥処理部29内の乾燥した生ゴミ24は下に落下し、微生物処理槽20に入る。さらに、生ゴミ24が落下した後、開閉装置35が逆回転してシャッタ38を動かし、連通口33を閉口する。この時も、波状に構成された変形手段39により、シャッタ38は波状に変形しながら閉じる為、表面にまだ生ゴミ24が付着している場合にも剥離させることが出来る。
【0058】
以上のように、本実施例においては、シャッタ38の両端に、上下に波状に構成されたガイドレールからなる変形手段39を設け、シャッタ38の両端を上下から挟みこんだ為、シャッタ38が開閉する際に波状に変形し、表面にこびりついた生ゴミ24を剥離させることが出来る。このため、シャッタ34に付着した生ゴミ24が開閉装置35に噛み込んで開閉装置35が動作不良となることを防止出来る。また、シャッタ38やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。
【0059】
(実施例4)
図4(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例4における生ゴミ処理装置の要部拡大図を示すものである。図4において、実施例1の構成と異なるところは、図4(a)に示すように、連通口33の下にシャッタ40を弓状に両端を上方に上げて設け、シャッタ40から上方に伸びる支持棒41をモータからなる開閉装置42に接続した点と、図4(b)に示すように、シャッタ40の下面に線状の形状記憶合金43を複数貼り付けた点である。
【0060】
以上のように構成された生ゴミ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0061】
まず、生ゴミ24を乾燥処理部29に投入後、送風手段32が送風を開始する。そして、生ゴミ24は次第に乾燥し、減量される。その後、開閉装置42が回転して動き出し、シャッタ40が円弧を描くように上方に動いて連通口33を開口する。そして、乾燥処理部29内の乾燥した生ゴミ24は下方に落下し、微生物処理槽20に入る。
【0062】
さらに、生ゴミ24が落下した後、形状記憶合金43に対して通電が行われる。すると、通電による発熱によって温度が上昇した形状記憶合金43が収縮すると同時に、シャッタ40にも引っ張り力が働き、図4(c)に示すように、シャッタ40が波状に変形する。その為、シャッタ40表面に付着した生ゴミ24が剥離して落下し、微生物処理槽20に入って処理される。このため、シャッタ40やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。
【0063】
また、変形手段として形状記憶合金43を使用する為、モータなどを用いてシャッタ40を変形させる場合などと比較して、変形手段43の構造を簡素化でき、軽量化、小型化が実現できる。また、形状記憶合金は一般的に動作音がほとんどないために、静音化が実現できる。
【0064】
その後、形状記憶合金43に対する通電を終了すると、形状記憶合金43の温度が低下し、再び元の弓状の形状に戻る。そして、開閉装置42が逆回転してシャッタ40を動かし、連通口33を閉める。
【0065】
以上のように、本実施例においては、シャッタ40の下面に線状の形状記憶合金43を複数貼り付けたことによって、形状記憶合金43に通電すると、発熱によって収縮すると同時に、シャッタ40にも引っ張り力が働き、シャッタ40が波状に変形する。その為、シャッタ40表面に付着した生ゴミ24が剥離して落下し、微生物処理槽20に入って処理される。このため、シャッタ40やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。
【0066】
なお、本実施例では連通口33を開けてから形状記憶合金43に通電する例を説明したが、通電するタイミングはいつでも良く、連通口33を開ける前に通電してもシャッタ40表面に付着した生ゴミ24を剥離出来る。また、複数の線状の形状記憶合金43をシャッタ40の下面に貼り付ける例で説明したが、板状の形状記憶合金43等を貼り付けても同様の効果が得られる。また、シャッタ40自体を形状記憶合金を用いて構成しても同様の効果が得られる。さらに、形状記憶合金43の代わりにバイメタルを用いても同様の効果が得られる。
【0067】
(実施例5)
図5(a)、(b)は、本発明の実施例5における生ゴミ処理装置の要部拡大図を示すものである。図5(a)において、実施例4の構成と異なるところは、シャッタ44に形状記憶合金43を貼り付けていない点と、支持棒41の開閉装置42近傍に、偏芯モータからなる振動手段45を設けた点である。図5(b)は、シャッタ44の振動状態を示す状態図である。
【0068】
以上のように構成された生ゴミ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0069】
まず、生ゴミ24を乾燥処理部29に投入後、送風手段32が送風を開始する。そして、生ゴミ24は次第に乾燥し、減量される。その後、開閉装置42が回転して動き出し、シャッタ44が円弧を描くように上方に動いて連通口33を開口する。そして、乾燥処理部29内の乾燥した生ゴミ24の大部分は下方に落下し、微生物処理槽20に入る。
【0070】
さらに、振動手段45への通電が開始され、振動手段45で発生する振動が、支持棒41を通じてシャッタ44に伝わり、図5(b)で示すようにシャッタ44が振動する。その為、シャッタ44表面に付着した生ゴミ24が剥離して落下し、微生物処理槽20に入って処理される。このため、シャッタ44やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。その後、振動手段45に対する通電を終了して、開閉装置42が逆回転してシャッタ44を動かし、連通口33を閉める。
【0071】
以上のように、本実施例においては、開閉装置42近傍の支持棒41に、偏芯モータからなる振動手段45を設けたことから、シャッタ44を振動させることができ、シャッタ44表面に付着した生ゴミ24を剥離して、微生物処理槽20で処理出来る。このため、シャッタ44やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。
【0072】
なお、本実施例では振動手段45を支持棒41に設ける例で説明したが、シャッタ44を振動させることができる位置であればどこでも良く、たとえばシャッタ44に取りつけても同様の効果が得られる。
【0073】
また、振動手段45として、偏芯モータを用いた例で説明したが、振動を発生するものであればどれでも良く、たとえば圧電素子、ボイスコイル等でも同様の効果が得られる。
【0074】
(実施例6)
図6は、本発明の実施例6における生ゴミ装置の要部拡大図を示すものである。
【0075】
図6において、実施例4の構成と異なるところは、シャッタ44に形状記憶合金43を貼り付けていない点と、乾燥処理部29の底部に、シャッタ44表面に接する様に電動の回転ブラシからなる駆動式生ゴミ除去手段46を設けた点である。
【0076】
以上のように構成された生ゴミ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0077】
まず、生ゴミ24を乾燥処理部29に投入後、送風手段32が送風を開始する。そして、生ゴミ24は次第に乾燥し、減量される。その後、開閉装置42が回転して動き出し、シャッタ44が円弧を描くように上方に動いて連通口33を開口する。そして、乾燥処理部29内の乾燥した生ゴミ24の大部分は下方に落下し、微生物処理槽20に入る。シャッタ44が開くのと同時に、駆動式生ゴミ除去手段46へ通電され、シャッタ44表面に付着した生ゴミを掻き取ることができ、微生物処理槽20内に移すことが出来る。このため、シャッタ44やその周辺に付着した生ゴミが蓄積して腐敗したり、生ゴミにカビが発生して悪臭が発生することを防止出来る。
【0078】
以上のように、本実施例においては、乾燥処理部29の底部にシャッタ44表面に接する様に電動の駆動式生ゴミ除去手段46を設けたことから、シャッタ44表面に付着した生ゴミを掻き取ることができ、微生物処理槽20内に移すことが出来る。このため、シャッタやその周辺に付着した生ゴミが蓄積して腐敗したり、生ゴミにカビが発生して悪臭が発生することを防止出来る。
【0079】
なお、本実施例では駆動式生ゴミ除去手段46を電動の場合で説明したが、手動の駆動式生ゴミ除去手段であっても同様の効果が得られる。
【0080】
(実施例7)
図7は、本発明の実施例7における生ゴミ装置の要部拡大図を示すものである。図7において、実施例1の構成と異なるところは、プラスチック樹脂からなるシャッタ47に、pH調整剤及びたんぱく質分解酵素からなる生ゴミ分解促進剤48を混錬した点と、スクレーパからなる生ゴミ除去手段49をステンレス製とした点である。
【0081】
以上のように構成された生ゴミ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0082】
まず、生ゴミ24を乾燥処理部29に投入後、送風手段32が送風を開始する。そして、生ゴミ24は乾燥して減量される。その後、シャッタ47を挟み込んでいる開閉装置35が回転して動き出し、シャッタ47が水平方向に動いて連通口33を開口する。そして、乾燥処理部29内の乾燥した生ゴミ24は自重によって下方に落下し、微生物処理槽20に入る。同時に、生ゴミ除去手段49がシャッタ47の表面を擦り取り、付着した生ゴミ24を微生物処理槽20に落下させる。さらにこの時、生ゴミ除去手段49がシャッタ47に混錬された生ゴミ分解促進剤48も擦り取り、擦り取られた生ゴミ分解促進剤48は微生物処理槽20に落下する。この結果、pH調整剤の働きによって、微生物処理槽20内の微生物担体23のpHが極度に下がったり、また逆に上がったりして微生物による生ゴミ24の分解能力が低下することを防止できる。
【0083】
また、たんぱく質分解酵素の働きによって肉や、魚などたんぱく質を含む生ゴミ24の微生物による分解を助けることが出来る。その為、生ゴミ24の分解性能が確保でき、悪臭の発生なく十分減量することが出来る。
【0084】
以上のように、本実施例においては、プラスチック樹脂からなるシャッタ47に、pH調整剤及びたんぱく質分解酵素からなる生ゴミ分解促進剤48を混錬したことから、シャッタ47が開閉する毎にシャッタ47に混錬された生ゴミ分解促進剤48が擦り取られて生ゴミと共に微生物処理槽20に自動的に供給され続ける。この結果、微生物処理槽20内の微生物担体23の状態を良好に保って生ゴミ24の分解性能が確保でき、悪臭の発生なく十分減量することが出来る。
【0085】
なお、本実施例では生ゴミ分解促進剤48としてpH調整剤及びたんぱく質分解酵素の例で説明したが、でんぷん分解酵素や脂肪分解酵素を添加すれば、それぞれの酵素によって、より生ゴミ24の分解が促進される。また、pH調整剤としては例えば炭酸カルシウムや、炭酸水素ナトリウムなどが使用される。
【0086】
さらに、シャッタ47全体に生ゴミ分解促進剤48を混錬した例で説明したが、生ゴミ除去手段49と接する部分のみに混錬しても同様の効果が得られる。また、シャッタ47そのものに混錬しなくとも、シャッタ47表面に生ゴミ分解促進剤48を混錬した部品を取りつけても同様の効果が得られる。
【0087】
(実施例8)
図8は、本発明の実施例8における生ゴミ装置の要部拡大図を示すものである。図8において、実施例4の構成と異なるところは、シャッタ50に形状記憶合金43を貼り付けていない点と、シャッタ50の表面の乾燥処理部29側に剥離性のある表面処理51、例えばフッソ系樹脂をコーティングしている点である。
【0088】
以上のように構成された生ゴミ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0089】
まず、生ゴミ24を乾燥処理部29に投入後、送風手段32が送風を開始する。そして、生ゴミ24は次第に乾燥し、減量される。その後、開閉装置42が回転して動き出し、シャッタ50が円弧を描くように上方に動いて連通口33を開口する。そして、乾燥処理部29内の乾燥した生ゴミ24は下に落ち、微生物処理槽20に入る。この時、シャッタ50の表面に剥離製のある表面処理51が施されている為に、生ゴミ24がシャッタ50の表面に付着しにくく、また付着しても剥離して下に落ちる。このため、シャッタ50やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。
【0090】
以上のように、本実施例においては、シャッタ50の表面に剥離性のある表面処理51を施したことによって、シャッタ50やその周辺に生ゴミ24が付着、蓄積して腐敗したり、生ゴミ24にカビが発生して悪臭が発生したり、装置の外観が悪化することを防止出来る。
【0091】
なお、本実施例ではシャッタ表面50に表面処理51を施す例で説明したが、シャッタ50の材料そのものを剥離製のある材料としても同様の効果が得られる。
【0092】
【発明の効果】
以上のように、請求項1から8に記載の発明によれば、悪臭を発生させること無く生ゴミを十分に分解できる生ゴミ処理装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における生ゴミ処理装置の断面図
【図2】本発明の実施例2における生ゴミ処理装置の要部断面図
【図3】(a)本発明の実施例3における生ゴミ処理装置の要部斜視図
(b)本発明の実施例3における生ゴミ処理装置の要部断面図
【図4】(a)本発明の実施例4の生ゴミ処理装置におけるシャッタが連通口を塞いだ状態の要部断面図
(b)本発明の実施例4における生ゴミ処理装置のシャッタの外観図
(c)本発明の実施例4の生ゴミ処理装置におけるシャッタが連通口を開いた状態の要部断面図
【図5】(a)本発明の実施例5の生ゴミ処理装置におけるシャッタが連通口を塞いだ状態の要部断面図
(b)本発明の実施例5の生ゴミ処理装置におけるシャッタが連通口を開いた状態の要部断面図
【図6】本発明の実施例6における生ゴミ処理装置の要部断面図
【図7】本発明の実施例7における生ゴミ処理装置の要部断面図
【図8】本発明の実施例8における生ゴミ処理装置の要部断面図
【図9】従来の生ゴミ処理装置の断面図
【符号の説明】
20 微生物処理槽
24 生ゴミ
29 乾燥処理部
32 送風手段
33 連通口
34、38、40、44、47、50 シャッタ
35、42 開閉装置
36、37、38、49 生ゴミ除去手段
39 変形手段
43 形状記憶合金
45 振動手段
46 駆動式生ゴミ除去手段
48 生ゴミ分解促進剤
51 表面処理

Claims (8)

  1. 送風手段を有し、生ゴミを乾燥する乾燥処理部と、前記乾燥処理部で乾燥された生ゴミを微生物により分解する微生物処理槽と、前記乾燥処理部と前記微生物処理槽との間で開閉自在に設けられたシャッタと、前記シャッタの開閉の際にその表面と接触して前記シャッタに付着した生ゴミを取り除く生ゴミ除去手段とを備えた生ゴミ処理装置。
  2. 生ゴミ除去手段を、乾燥処理部と微生物処理槽を連通する連通口の略中心方向に傾斜させて設けた請求項1記載の生ゴミ処理装置。
  3. 送風手段を有し、生ゴミを乾燥する乾燥処理部と、前記乾燥処理部で乾燥された生ゴミを微生物により分解する微生物処理槽と、前記乾燥処理部と前記微生物処理槽との間で開閉自在に設けられたシャッタと、前記シャッタを変形させて前記シャッタに付着した生ゴミを取り除く変形手段とを備えた生ゴミ処理装置。
  4. 変形手段として、形状記憶合金またはバイメタルを用いた請求項3記載の生ゴミ処理機。
  5. 送風手段を有し、生ゴミを乾燥する乾燥処理部と、前記乾燥処理部で乾燥された生ゴミを微生物により分解する微生物処理槽と、前記乾燥処理部と前記微生物処理槽との間で開閉自在に設けられたシャッタと、前記シャッタを振動させて前記シャッタに付着した生ゴミを取り除く振動手段とを備えた生ゴミ処理装置。
  6. 送風手段を有し、生ゴミを乾燥する乾燥処理部と、前記乾燥処理部で乾燥された生ゴミを微生物により分解する微生物処理槽と、前記乾燥処理部と前記微生物処理槽との間で開閉自在に設けられたシャッタと、前記シャッタの表面と接触する生ゴミ除去手段とを備え、前記生ゴミ除去手段を駆動して前記シャッタに付着した生ゴミを取り除く生ゴミ処理装置。
  7. シャッタに生ゴミ分解促進剤を混錬した請求項1ないし6のいずれか1項に記載の生ゴミ処理装置。
  8. シャッタの表面で生ゴミと接する部分に、剥離性のある表面処理を施した請求項1ないし7のいずれか1項に記載の生ゴミ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131528A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Toyo Seikan Kaisha Ltd 生分解性樹脂成形体を含む有機系廃棄物の処理方法
JP2011517616A (ja) * 2008-03-18 2011-06-16 ウンジン コーウェイ カンパニー リミテッド バルブ排出装置及びこれを備えた飲食物処理システムの乾燥機
JP2011518033A (ja) * 2008-03-18 2011-06-23 ウンジン コーウェイ カンパニー リミテッド バルブ排出装置及びこれを備えた飲食物処理システムの乾燥機
KR101966796B1 (ko) * 2018-05-04 2019-04-29 주식회사 멈스바이오 바이오 촉매 활용 음식물 감량기기

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