JP2005021734A - 生ごみ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生ごみ処理装置において、微生物担体の観察及び低臭気化こと。
【解決手段】微生物分解処理部21と、これに内蔵した攪拌手段23と、微生物分解処理部21に設けた吸気口32と排気口30と換気ファン31と、生ごみが投入されることを検知後所定期間、攪拌手段23を駆動し、再度生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間、攪拌手段23の駆動を禁止し、所定期間が経過するまでに再度微生物分解処理部21に生ごみ27が投入されることを検知した場合、再度所定期間、攪拌手段23の駆動禁止が継続される。すなわち、再度投入される場合、リセットする。この結果、追加投入された生ごみ27は、先に投入された生ごみ27と同程度に乾燥する。この乾燥分、微生物分解処理部21での水分調整(水分を減らす)ができるので、微生物分解処理部21では通気性が確保でき、生ごみ27の分解性能が継続できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主に家庭の台所で発生する生ごみを減量及び減容させる生ごみ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の生ごみ処理装置は生ごみを減量、減容している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図10は、前記公報に記載された従来の生ごみ処理装置を示すものである。図10において、微生物の生息場所となるおがくずや未分解の処理物等の微生物担体1を入れた微生物分解槽2と、投入された生ごみ3と微生物担体1とを混合、撹拌するための回転撹拌棒4及びその駆動装置5を有し、投入された生ごみ3を微生物により最終的には二酸化炭素と水に分解し、生ごみ3を減量及び減容するもので、微生物分解槽2内の温度を適正に保つための加熱手段6、酸素(空気)を供給するための換気ファン7と吸気口8、それらの制御を行う制御手段(図示せず)を備え、微生物の働きにより生ごみを分解し減量及び減容する生ごみ処理装置が一般的に知られている。
【0004】
また、乾燥室9は微生物分解槽2の上部に設けられ、回転可能なプレート10で仕切られている。乾燥室9には、吸気ファン11を有する吸気口12が設けられると共に、排気ファン13を有する排気口14が設けられる。
【0005】
生ごみ処理装置は微生物が生ごみ3を分解する方式のため、この微生物を生息させ、活性化させるための環境を作る必要がある。1つには、微生物が多く生息でき増殖するための場所が必要であり、微生物担体1には、おがくずのような木片チップ、多孔質のプラスチック片等が用いられている。2つには、微生物による分解に必要な条件である酸素(空気)が、微生物担体1に回転撹拌棒4の攪拌作用により供給される。また、3つには、適度の湿度が必要であり、乾燥しすぎの状態では、微生物は生存できなし、水分の多い状態でも分解の能力が低下する。
【0006】
そこで、生ごみが乾燥室9に投入されると、空気が吸気ファン11の吸引作用により吸気口12から乾燥室9に供給され、再び排気ファン13の排気作用により排気口14から排出される。その際、空気が乾燥室9に投入された生ごみを乾燥する。
【0007】
次に、生ごみ3の乾燥終了後プレート10が回転して、乾燥した生ごみ3は微生物分解槽2内に落下する。続いて、制御手段が加熱手段6の加熱量と換気ファン7の換気能力を調整して微生物担体1の水分を一定に保っている。特に、大量の生ごみ3や水分の多い生ごみ3が乾燥室9に投入された場合でも、事前に生ごみ3をある程度乾燥しているので、制御手段が加熱手段6の加熱量と換気ファン7の換気能力を上げて微生物担体1の水分調整をできる。
【0008】
【特許文献1】
特開平9−29211号公報(第2頁、第9図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、乾燥室9にコストがかかり、大きさが乾燥室9の分だけ大きくなるという課題を有していた。また、乾燥室9は生ごみ3の汁や生ごみ3自身の付着により乾燥室9の内壁が汚れ、かつ微生物分解槽2の微生物担体1の状態がプレート10に視界を遮られ観察できないという課題を有していた。更に、微生物担体1の水分を一定に保っているが、回転撹拌棒4の攪拌作用により微生物担体1に供給される酸素(空気)がまだ不十分なために臭気が発生するという課題を有していた。なお、攪拌頻度を多くすると、微生物担体1が細かく破砕されるので、微生物担体1は固まりやすくなり、逆に酸素(空気)が微生物担体1に供給され難くなる。
【0010】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、低コスト・コンパクトと汚れの防止と微生物担体の観察及び低臭気化を図った生ごみ処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の生ごみ処理装置は、微生物担体を内蔵し生ごみを微生物により分解させる微生物分解処理部と、前記微生物分解処理部に内蔵した攪拌手段と、前記微生物分解処理部に設けた吸気口と排気口と、前記吸気口または前記排気口に対応して設けた換気ファンと、前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知後所定期間前記攪拌手段の駆動を禁止し、再度前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間前記攪拌手段の駆動禁止を延長継続するものである。
【0012】
これによって、換気ファンが常に駆動して、空気が吸気口から微生物分解処理部に導入され、続いて、微生物分解処理部を通過した後、排気口から排気される。そして、微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した後、所定期間攪拌手段の駆動を禁止するので、生ごみは微生物担体の表面に留まっている。他方、吸気口から導入された空気は、先に生ごみの表面に沿って流れながら生ごみを乾燥する。また、空気は、微生物分解処理部の微生物担体の表面近傍に浸透する。
【0013】
そして、所定期間が経過するまでに再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間攪拌手段の駆動禁止が延長継続される。この結果、追加投入された生ごみも乾燥する。この結果、微生物分解処理部では良好な通気性が確保できる。
【0014】
更に、従来の乾燥室の乾燥機能を微生物分解処理部の上部に一元化したので、従来例の視界を遮るプレートがなく、微生物分解処理部を開口することにより微生物担体の状態が直接観察できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、微生物担体を内蔵し生ごみを微生物により分解させる微生物分解処理部と、前記微生物分解処理部に内蔵した攪拌手段と、前記微生物分解処理部に設けた吸気口と排気口と、前記吸気口または前記排気口に対応して設けた換気ファンと、前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知後所定期間前記攪拌手段の駆動を禁止し、再度前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間前記攪拌手段の駆動禁止を延長継続するものである。
【0016】
これによって、換気ファンが常に駆動して、空気が吸気口から微生物分解処理部に導入され、続いて、微生物分解処理部の上部を通過した後、排気口から排気される。すなわち、微生物分解処理部の換気が略連続的に行われている。そして、微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した後、所定期間攪拌手段の駆動を禁止するので、生ごみは微生物担体の表面に留まっている。他方、吸気口から導入された空気は、先の生ごみ表面に沿って流れながら生ごみを乾燥する。
【0017】
そして、所定期間が経過するまでに再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間攪拌手段の駆動禁止が延長継続される。この結果、追加投入された生ごみも乾燥する。この乾燥分、微生物分解処理部での水分調整ができるので、生ごみの分解性能が継続できる。
【0018】
また、生ごみの表面が乾いているので、生ごみ自身や生ごみと微生物担体の絡み付きが抑制でき、生ごみや微生物担体の小粒化が防止できる。この結果、微生物分解処理部では良好な通気性が確保できる。更に、生ごみの表面が微生物担体等から吸湿して湿ってくるまでの間、微生物分解が抑えられる(生ごみの分解性能が平準化)ので、臭気成分の発生ピークが小さくなり、臭いが少なくなる。更に、従来例の乾燥室の乾燥機能を微生物分解処理部の上部に一元化したので、低コスト化とコンパクト化が図れる。
【0019】
また、従来例の乾燥室がないので、生ごみ処理装置の汚れが防止でき、かつ従来例の視界を遮るプレートがないので、微生物分解処理部を開口する際に微生物担体の状態が直接観察できる。
【0020】
請求項2に記載の発明は、微生物担体が乾きやすい条件では、再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、所定期間攪拌手段の駆動禁止を継続するものである。
【0021】
そして、吸気口から微生物分解処理部に導入された空気の温度が高い時や微生物担体自身が乾いている状態(微生物担体が乾きやすい条件)で、所定期間が経過するまでに再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、攪拌手段の駆動禁止が継続される。この結果、先に投入された生ごみが乾き過ぎることを抑制できるので、微生物分解処理部での水分調整ができ、生ごみの分解性能が継続できる。
【0022】
請求項3に記載の発明は、微生物担体を内蔵し生ごみを微生物により分解させる微生物分解処理部と、前記微生物分解処理部に内蔵した攪拌手段と、空気室と乾燥ファン及び生ごみを乾燥させる空気を前記微生物分解処理部に対応して噴出する空気噴出口とから構成した送風乾燥処理部と、前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知後所定期間前記攪拌手段の駆動を禁止し、かつ前記乾燥ファンの駆動を開始させ、再度前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、前記所定期間前記攪拌手段の駆動禁止と乾燥ファンの駆動を継続するものである。
【0023】
そして、微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した後、所定期間攪拌手段の駆動が禁止され、乾燥ファンが駆動を開始される。この結果、生ごみは微生物担体の表面に留まっている。他方、乾燥ファンから送風乾燥処理部へ送風された空気は、空気噴出口から噴出し、噴出された空気は先の生ごみの上部から下部、側部へ貫通しながら生ごみ全体を乾燥する。その際、空気は微生物担体の表面近傍にも浸透するので、酸素(空気)が微生物担体に十分に供給される。
【0024】
そして、所定期間が経過するまでに再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、所定期間攪拌手段の駆動禁止と乾燥ファンの駆動が継続される。この結果、先に投入された生ごみが乾き過ぎることを抑制できる。また、追加投入された生ごみは実施例1に比べて乾燥能力があるので、ある程度乾燥する。更に、攪拌手段の駆動禁止が延長されないので、微生物担体が好気性を維持でき、臭気が発生するのを防止できる。この乾燥分、大量の生ごみや水分の多い生ごみが投入された場合でも、微生物分解処理部での水分調整ができるので、生ごみの分解性能が継続できる。
【0025】
また、生ごみの表面が乾いているので、生ごみ自身や生ごみと微生物担体の絡み付きが抑制でき、生ごみや微生物担体の小粒化が防止できる。この結果、微生物分解処理部では良好な通気性が確保できる。更に、生ごみの表面が微生物担体等から吸湿して湿ってくるまでの間、微生物分解が抑えられるので、臭気成分の発生ピークが小さくなり、臭いが少なくなる。
【0026】
他方、従来例の乾燥室の乾燥機能を微生物分解処理部の上部に一元化したので、低コスト化とコンパクト化が図れる。また、従来例の乾燥室がないので、生ごみ処理装置の汚れが防止でき、かつ従来例の視界を遮るプレートがないので、微生物分解処理部を開口する際に微生物担体の状態が直接観察できる。
【0027】
請求項4に記載の発明は、特に、請求項3に記載の微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知後所定期間攪拌手段の駆動を禁止し、かつ乾燥ファンの駆動を開始した初期期間に、再度前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間前記攪拌手段の駆動禁止と前記乾燥ファンの駆動を延長継続するものである。
【0028】
そして、微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知後所定期間攪拌手段の駆動を禁止し、かつ乾燥ファンが駆動する。この初期期間に、再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間攪拌手段の駆動禁止と乾燥ファンの駆動が延長継続される。この結果、追加投入された生ごみも乾燥する。この乾燥分、大量の生ごみや水分の多い生ごみが投入された場合でも、微生物分解処理部での水分調整ができるので、生ごみの分解性能が継続できる。また、生ごみの表面が乾いているので、生ごみ自身や生ごみと微生物担体の絡み付きが抑制でき、生ごみや微生物担体の小粒化が防止できる。この結果、微生物分解処理部では良好な通気性が確保できる。
【0029】
請求項5に記載の発明は、特に、請求項3に記載の微生物担体が乾きにくい条件では、再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間攪拌手段の駆動禁止と乾燥ファンの駆動を延長継続するものである。
【0030】
そして、吸気口から微生物分解処理部に導入された空気の温度が低い時や微生物担体自身が湿っている状態で、所定期間が経過するまでに再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間攪拌手段の駆動禁止と乾燥ファンの駆動が延長継続されるので、先に投入された生ごみの乾燥率は少し高くなる。他方、追加投入された生ごみは乾燥する。この結果、微生物分解処理部での水分調整ができるので、生ごみの分解性能が継続できる。
【0031】
請求項6に記載の発明は、特に、請求項3に記載の微生物分解処理部に再度生ごみが投入されることを検知した時から生ごみの投入が完了したことを検知するまで、乾燥ファンの駆動を禁止するものである。
【0032】
そして、微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した後、所定期間攪拌手段の駆動を禁止し、乾燥ファンが駆動を開始する。この結果、生ごみは微生物担体の表面に留まっている。他方、乾燥ファンから送風乾燥処理部へ送風された空気は、空気噴出口から噴出し、噴出された空気は先の生ごみの上部から下部、側部へ貫通しながら生ごみ全体を乾燥する。
【0033】
そして、所定期間が経過するまでに再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、乾燥ファンの駆動が禁止される。その後、生ごみの投入が完了したことを検知した場合、乾燥ファンの駆動が開始される。この結果、再度生ごみの投入時に、空気噴出口から噴出した空気が微生物担体や生ごみを外部へ吹き飛ばしたり、人に吹き付けることを防止できる。
【0034】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0035】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1における生ごみ処理装置の構成図を、図2は同生ごみ処理装置のフローチャートを、それぞれ示すものである。
【0036】
図1において、21は有底状の微生物分解処理部であり、微生物分解槽22と3本の攪拌手段23とから構成されている。攪拌手段23は回転撹拌棒24と駆動装置25とから構成されている。26は微生物の生息場所となるおがくずや未分解の処理物等の微生物担体である。そして、回転撹拌棒24は投入された生ごみ27と微生物担体26とを混合、撹拌し、微生物担体26に酸素(空気)を供給する。28は微生物分解槽22内の温度を適正に保つための電気ヒータからなる加熱手段である。29は微生物分解槽22の上部に、生ごみ27を投入する際に開閉する蓋である。30は微生物分解槽22の側面上部に開口した排気口であり、換気ファン31を内蔵している。32は吸気口であり、排気口30に対応している。33は蓋29の開閉を検知する磁石とリードスイッチから成る蓋開閉検知部である。
【0037】
以上のように構成された生ごみ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0038】
まず、電源が供給されると換気ファン31が運転を開始し、空気が吸気口32から微生物分解処理部21の上部に流入する。続いて、この空気は換気ファン31の排気作用により排気口30から外へ排気される。すなわち、微生物分解処理部21の上部を略連続的に換気する。
【0039】
そして、蓋29を開けると、蓋開閉検知部33は蓋29が開いたことを検知する。この検知により、直ちに所定期間(例えば、4時間)駆動装置25の駆動を禁止する。次に、生ごみ27を微生物分解槽22に投入後、再び蓋29が閉められる。この動作の結果、生ごみ27は微生物担体26の表面に留まっている。他方、吸気口32から導入された空気が、生ごみ27表面に沿って流れながら生ごみ27から発生する水蒸気を直ちに運び出す(生ごみ27の雰囲気の水蒸気分圧が下がる)ので、生ごみ27は乾燥する。
【0040】
そして、所定期間が経過するまでに再度微生物分解処理部21に生ごみ27が投入されることを検知した場合、再度所定期間攪拌手段23の駆動禁止が延長継続される。すなわち、再度投入される場合、リセットされる。この結果、追加投入された生ごみ27は、先に投入された生ごみ27と同程度に乾燥する。この乾燥分、微生物分解処理部21での水分調整(水分を減らす)ができるので、微生物分解処理部21では通気性が確保でき、生ごみ27の分解性能が継続できる。
【0041】
また、生ごみ27表面が乾いているので、生ごみ27自身や生ごみ27と微生物担体26の絡み付きが抑制でき、生ごみ27や微生物担体26の小粒化が防止できる。この結果、微生物分解処理部21では良好な通気性が確保できる。更に、生ごみ27の表面が微生物担体26等から吸湿して湿ってくるまでの間、微生物分解の進行速度が抑えられる(生ごみ27の分解性能が平準化)ので、臭気成分の発生ピークが小さくなり、臭いが少なくなる。
【0042】
その後、再度蓋開閉検知部33が蓋29の開を検知してから所定時間経過後、攪拌手段23が駆動装置25により駆動し、回転撹拌棒24が乾燥した生ごみ27(例えば水分は10〜50%減)と微生物担体26とを混合する。他方、微生物分解槽22の微生物担体26が所定の温度(例えば30℃程度)に維持するように、加熱手段28がON/OFF制御される。
【0043】
また、攪拌手段23は微生物担体26と乾燥した生ごみ27を間欠的に混合、撹拌し、微生物担体26に酸素(空気)を供給する。同時に、回転撹拌棒24の攪拌動作は微生物担体26の水蒸気を微生物分解処理部21の上部空間に放出させる。更に、換気ファン31が、排気口30から微生物分解処理部21内の水蒸気や空気等を排気するので、微生物担体26の水分調整ができる。また、換気ファン31が吸気口32から微生物分解処理部21へ空気を導入する。次に、微生物担体26に生息する微生物は乾燥した生ごみ27を最終的には二酸化炭素と水に分解し、乾燥した生ごみ27を減量及び減容する。
【0044】
なお、微生物担体26が乾燥しやすい夏等の場合、換気ファン31はON/OFF駆動しても、同様の効果が得られる。
【0045】
以上のように、本実施例においては、排気口30に対応して設けた換気ファン31と、蓋開閉検知部33が蓋29の開いたことを検知後所定期間攪拌手段23の駆動を禁止し、再度蓋開閉検知部33が蓋29の開いたことを検知した場合、再度所定期間攪拌手段23の駆動禁止を延長継続することにより、追加投入された生ごみ27は、先に投入された生ごみ27と同程度に乾燥する。この結果、微生物分解処理部21での水分調整ができ、生ごみ27の分解性能が継続できる。
【0046】
また、生ごみ27の表面が乾いているので、生ごみ27自身や生ごみ27と微生物担体26の絡み付きが抑制でき、生ごみ27や微生物担体26の小粒化が防止できる。この結果、微生物分解処理部21では良好な通気性が確保できる。更に、生ごみ27の表面が乾いているので、生ごみ27の表面が微生物担体26等から吸湿して湿ってくるまでの間、微生物分解が抑えられるので、臭気成分の発生ピークが小さくなり、臭いが少なくなる。
【0047】
(実施例2)
図3は、本発明の実施例2における生ごみ処理装置のフローチャートを示すものである。尚、実施例1と同一部分には、同一符号を付与して、その詳細な説明を省略する。
【0048】
実施例1の構成と異なるところは、空気温センサ34を吸気口32に設け、空気温センサ34が判定値(例えば、30℃)を超え、再度蓋開閉検知部33が蓋29の開いたことを検知した場合、攪拌手段23の駆動禁止を継続する点である。
【0049】
そして、空気温センサ34の検知値が判定値を下まわり、所定期間が経過するまでに再度蓋開閉検知部33が蓋29の開いたことを検知した場合、再度所定期間攪拌手段23の駆動禁止が延長継続される。すなわち、再度投入される場合、リセットするので、追加投入された生ごみ27は乾燥する。また、先に投入された生ごみ27の乾燥率は少し高くなる。この結果、微生物分解処理部21での水分調整ができ、生ごみ27の分解性能が継続できる。
【0050】
他方、空気温センサ34の検知値が判定値を超え、所定期間が経過するまでに再度蓋開閉検知部33が蓋29の開いたことを検知した場合、攪拌手段23の駆動禁止を継続するので、先に投入された生ごみ27が乾き過ぎることを抑制できる。しかし、空気温度が高いほど蒸気を含有できるので(微生物担体26が換気により乾きやすい条件)、追加投入された生ごみ27は乾燥率が低いが、微生物分解処理部21での水分調整ができる。この結果、生ごみ27の分解性能が継続できる。更に、攪拌手段23の駆動禁止がリセット(延長)されない分、微生物担体26は好気性が維持され、臭気が発生するのを防止できる。なお、微生物担体26が乾きやすい条件の判定は、微生物担体26自身の乾き度、微生物分解槽22の温度、駆動装置25のトルク、加熱手段28の通電率等でも行える。
【0051】
以上のように、本実施例においては、空気温センサ34が判定値を超え、再度蓋開閉検知部33が蓋29の開いたことを検知した場合、攪拌手段23の駆動禁止を継続するので、微生物分解処理部21での水分調整ができる。
【0052】
(実施例3)
図4は、本発明の実施例3における生ごみ処理装置の構成図を、図5は同生ごみ処理装置の平面図を、図6は同生ごみ処理装置のフローチャートを、それぞれ示すものである。尚、実施例1と同一部分には、同一符号を付与して、その詳細な説明を省略する。
【0053】
実施例1の構成と異なるところは、送風により生ごみ35を乾燥させる送風乾燥処理部36は微生物分解処理部37の上部側面に設けられ、空気室38と乾燥ファン39及び生ごみ35を乾燥させる空気を微生物分解処理部37に対応して噴出する多数の空気噴出口40とから構成され、蓋開閉検知部41が蓋42の開を検知した場合所定期間攪拌手段43の駆動を禁止し、次に蓋開閉検知部41が蓋42の閉を検知した場合先の所定期間内乾燥ファン39が駆動する点である。
【0054】
以上のように構成された生ごみ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0055】
まず、電源が供給されると換気ファン31が運転を開始し、空気が吸気口32から微生物分解処理部21の上部に流入する。続いて、この空気は換気ファン31の排気作用により排気口30から外へ排気される。すなわち、微生物分解処理部37の上部を略連続的に換気する。
【0056】
そして、生ごみ35を微生物分解槽22に投入するために蓋42を開けると、蓋開閉検知部41は蓋42が開いたことを検知する。この検知により、直ちに所定期間(例えば、4時間)駆動装置25の駆動が禁止される。
【0057】
次に、生ごみ35を微生物分解槽22に投入後、再び蓋40を閉めると、蓋開閉検知部41は蓋42が閉じられたことを検知する。この検知により、直ちに先の所定期間内乾燥ファン39が駆動する。これら一連の動作の結果、生ごみ35は微生物担体26の表面に留まっている。他方、乾燥ファン39が送風を開始し、空気室38に空気が送り込まれる。
【0058】
次に、空気室38に送り込まれた空気は、空気噴出口40から微生物分解処理部37に向かって噴出する。吸気口32から微生物分解処理部21の上部に流入する空気と空気噴出口40から噴出された空気は生ごみ35の上部から下部に貫通し、そして微生物担体26に衝突後、生ごみ35の側部から生ごみ35の外へ出て排気口30から排気される。その際に、空気が生ごみ35から発生する水蒸気を直ちに運び出すので、生ごみ35は十分に乾燥する。また、空気は微生物担体26の表面近傍にも浸透するので、酸素(空気)が微生物担体26に十分に供給される。
【0059】
そして、所定期間が経過するまでに再度生ごみ35を微生物分解槽22に投入するために蓋42を開けると、蓋開閉検知部41は蓋42が開いたことを検知する。しかし、検知しても、先の所定期間攪拌手段43の駆動禁止と乾燥ファン39の駆動が継続される。この結果、先に投入された生ごみ35が乾き過ぎることを抑制できる。
【0060】
また、追加投入された生ごみ35は実施例1に比べて乾燥能力があるので、ある程度乾燥できる。更に、攪拌手段43の駆動禁止が延長されないて微生物担体26が好気性を維持し、臭気が発生するのを防止できる。この十分な乾燥分、大量の生ごみ35や水分の多い生ごみ35が投入された場合でも、微生物分解処理部37での水分調整ができるので、微生物分解処理部37では通気性が確保でき、生ごみ35の分解性能が継続できる。
【0061】
次に、蓋開閉検知部41が蓋42の開を検知してから所定時間経過後(例えば4時間後)、攪拌手段43が駆動装置25により駆動し、かつ換気ファン31が停止する。その後、攪拌手段43は間欠的に運転する。その際、生ごみ35の表面が乾いているので、生ごみ35自身や生ごみ35と微生物担体26の絡み付きが抑制でき、生ごみ35や微生物担体26の小粒化が防止できる。この結果、微生物分解処理部37では良好な通気性が確保できる。更に、生ごみ35の表面が微生物担体26等から吸湿して湿ってくるまでの間、微生物分解の進行速度が抑えられるので、臭気成分の発生ピークが小さくなり、臭いが少なくなる。
【0062】
更に、従来例の乾燥室の乾燥機能を微生物分解処理部37の上部に一元化したので、低コスト化とコンパクト化が図れる。また、従来例の乾燥室がないので、生ごみ処理装置の汚れが防止でき、かつ従来例の視界を遮るプレートがないので、蓋42を開ける際に微生物担体26の状態が直接観察できる。
【0063】
なお、換気ファン31の排気作用により、空気噴出口40から噴出した空気は吸気口32から外へ逆流することは少なく、排気口30からほとんど排気される。また、微生物担体26が乾燥しやすい夏等の場合、換気ファン31はON/OFF駆動しても、同様の効果が得られる。
【0064】
以上のように、本実施例においては、再度蓋開閉検知部41が蓋42の開を検知した場合でも、所定期間攪拌手段43の駆動禁止を継続するので、従来例の乾燥室の乾燥機能を微生物分解処理部37の上部に一元化した分、低コスト化とコンパクト化が図れる。また、従来例の乾燥室がないので、生ごみ処理装置の汚れが防止でき、かつ従来例の視界を遮るプレートがないので、蓋42を開ける際に微生物担体26の状態が直接観察できる。更に、大量の生ごみ35や水分の多い生ごみ35が投入された場合でも、微生物分解処理部37での水分調整と生ごみ27の小粒化防止できる。更に、臭気成分の発生ピークが小さくなり、臭いが少なくなる。
【0065】
(実施例4)
図7は、本発明の実施例4における生ごみ処理装置のフローチャートを示すものである。尚、実施例3と同一部分には、同一符号を付与して、その詳細な説明を省略する。
【0066】
実施例3の構成と異なるところは、蓋開閉検知部41が蓋42の開いたことを検知し所定期間(例えば、4時間)攪拌手段43の駆動を禁止し、かつ乾燥ファン39が駆動した初期期間(例えば、1時間)内に、再度蓋開閉検知部33が蓋29の開いたことを検知した場合、再度所定期間攪拌手段43の駆動禁止と乾燥ファン39の駆動を延長継続する点である。
【0067】
以上のように構成された生ごみ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0068】
そして、蓋開閉検知部41が蓋42の開いたことを検知した場合、所定期間攪拌手段43の駆動を禁止し、かつ乾燥ファン39が駆動する。この初期期間に、再度蓋開閉検知部41が蓋42の開いたことを検知した場合、再度所定期間攪拌手段43の駆動禁止と乾燥ファン39の駆動が延長継続される。この結果、追加投入された生ごみ35も乾燥する。この乾燥分、大量の生ごみ35や水分の多い生ごみ35が投入された場合でも、微生物分解処理部37での水分調整ができるので、生ごみ35の分解性能が継続できる。
【0069】
また、生ごみ35の表面が乾いているので、生ごみ35自身や生ごみ35と微生物担体26の絡み付きが抑制でき、生ごみ35や微生物担体26の小粒化が防止できる。この結果、微生物分解処理部37では良好な通気性が確保できる。なお、この初期期間経過後に、再度蓋開閉検知部41が蓋42の開いたことを検知した場合、実施例3と同様に蓋開閉検知部41が蓋42の開を検知してから所定時間経過後、攪拌手段43が駆動装置25により駆動し、かつ換気ファン31が停止する。
【0070】
以上のように、本実施例においては、蓋開閉検知部41が蓋42の開いたことを検知し所定期間攪拌手段43の駆動を禁止し、かつ乾燥ファン39の駆動が開始した初期期間に、再度蓋開閉検知部33が蓋29の開いたことを検知した場合、再度所定期間攪拌手段43の駆動禁止と乾燥ファン39の駆動を延長継続するので、大量の生ごみ35や水分の多い生ごみ35が投入された場合、微生物分解処理部37での水分調整ができるので、生ごみ35の分解性能が継続できる。
【0071】
(実施例5)
図8は、本発明の実施例5における生ごみ処理装置のフローチャートを示すものである。尚、実施例3と同一部分には、同一符号を付与して、その詳細な説明を省略する。
【0072】
実施例3の構成と異なるところは、空気温センサ44を吸気口32に設け、空気温センサ44が判定値(例えば、30℃)を超え、再度蓋開閉検知部41が蓋42の開いたことを検知した場合、再度所定期間攪拌手段43の駆動禁止と乾燥ファン39の駆動を延長継続する点である。
【0073】
以上のように構成された生ごみ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0074】
そして、空気温センサ44の検知値が判定値(例えば、5℃)を下まわり、所定期間が経過するまでに再度蓋開閉検知部33が蓋29の開いたことを検知した場合、再度所定期間攪拌手段23の駆動禁止と乾燥ファン39の駆動が延長継続される。すなわち、再度投入される場合、リセットするので、先に投入された生ごみ27の乾燥率は少し高くなる。しかし、空気温度が低いほど蒸気を含有できないが(微生物担体26が換気により乾きにくい条件)、追加投入された生ごみ27も乾燥する。この結果、微生物分解処理部21での水分調整ができ、生ごみ35の分解性能が継続できる。
【0075】
他方、空気温センサ34の検知値が判定値を超え、所定期間が経過するまでに再度蓋開閉検知部33が蓋29の開いたことを検知した場合、攪拌手段43の駆動禁止と乾燥ファン39の駆動を継続するので、先に投入された生ごみ27が乾き過ぎることを抑制できる。しかし、空気温度が高いほど蒸気を含有できるので、追加投入された生ごみ35は乾燥率が低いが、微生物分解処理部21での水分調整ができる。この結果、生ごみ35の分解性能が継続できる。更に、攪拌手段43の駆動禁止がリセット(延長)されない分、微生物担体26は好気性が維持され、臭気が発生するのを防止できる。
【0076】
なお、微生物担体26が乾きにくい条件の判定は、微生物担体26自身の乾き度、微生物分解槽22の温度、駆動装置25のトルク、加熱手段28の通電率等でも行える。
【0077】
以上のように、本実施例においては、空気温センサ44が判定値を下回り、再度蓋開閉検知部41が蓋42の開いたことを検知した場合、再度所定期間攪拌手段43の駆動禁止と乾燥ファン39の駆動を延長継続するので、微生物分解処理部21での水分調整ができる。
【0078】
(実施例6)
図9は、本発明の実施例6における生ごみ処理装置のフローチャートを示すものである。尚、実施例3と同一部分には、同一符号を付与して、その詳細な説明を省略する。
【0079】
実施例3の構成と異なるところは、再度蓋開閉検知部41が蓋42の開いたことを検知した時から蓋開閉検知部41が蓋42の閉じたことを検知するまで、乾燥ファン39の駆動を禁止する点である。
【0080】
以上のように構成された生ごみ処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0081】
そして、蓋開閉検知部41が蓋42の開いたことを検知した後、所定期間(例えば、4時間)攪拌手段43の駆動を禁止し、乾燥ファン39が駆動を開始する。この結果、生ごみ35は微生物担体26の表面に留まっている。他方、乾燥ファン39から空気室38へ送風された空気は、空気噴出口40から噴出し、噴出された空気は先の生ごみ35の上部から下部、側部へ貫通しながら生ごみ35全体を乾燥する。
【0082】
そして、所定期間が経過するまでに再度蓋開閉検知部41が蓋42の開いたことを検知した場合、直ちに乾燥ファン39の駆動を禁止する。次に、蓋開閉検知部41が蓋42の閉じたことを検知した場合、乾燥ファン39の駆動が開始される。この結果、再度生ごみ35の投入時に、空気噴出口40から噴出した空気が微生物担体26や生ごみ35を外部へ吹き飛ばしたり、人に吹き付けることを防止できる。
【0083】
以上のように、本実施例においては、再度蓋開閉検知部41が蓋42の開いたことを検知した時から蓋開閉検知部41が蓋42の閉じたことを検知するまで、乾燥ファン39の駆動を禁止するので、再度生ごみ35の投入時に、空気噴出口40から噴出した空気が微生物担体26や生ごみ35を外部へ吹き飛ばしたり、人に吹き付けることを防止できる。
【0084】
【発明の効果】
以上のように、請求項1から6に記載の発明によれば、低コスト・コンパクトと汚れの防止と微生物分解槽の観察及び低臭気化を図った生ごみ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における生ごみ処理装置の構成図
【図2】本発明の実施例1における生ごみ処理装置のフローチャート
【図3】本発明の実施例2における生ごみ処理装置のフローチャート
【図4】本発明の実施例3における生ごみ処理装置の構成図
【図5】本発明の実施例3における生ごみ処理装置の平面構成図
【図6】本発明の実施例3における生ごみ処理装置のフローチャート
【図7】本発明の実施例4における生ごみ処理装置のフローチャート
【図8】本発明の実施例5における生ごみ処理装置のフローチャート
【図9】本発明の実施例6における生ごみ処理装置のフローチャート
【図10】従来の生ごみ処理装置の構成図
【符号の説明】
21、37 微生物処理部
23、43 攪拌手段
26 微生物担体
30 排気口
31 換気ファン
32 吸気口
36 送風乾燥処理部
38 空気室
39 乾燥ファン
40 空気噴出口

Claims (6)

  1. 微生物担体を内蔵し生ごみを微生物により分解させる微生物分解処理部と、前記微生物分解処理部に内蔵した攪拌手段と、前記微生物分解処理部に設けた吸気口および排気口と、前記吸気口または前記排気口に対応して設けた換気ファンと、前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知後所定期間前記攪拌手段の駆動を禁止し、再度前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間前記攪拌手段の駆動禁止を延長継続する生ごみ処理装置。
  2. 微生物担体が乾きやすい条件では、再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、所定期間攪拌手段の駆動禁止を継続する請求項1に記載の生ごみ処理装置。
  3. 微生物担体を内蔵し生ごみを微生物により分解させる微生物分解処理部と、前記微生物分解処理部に内蔵した攪拌手段と、空気室と乾燥ファン及び生ごみを乾燥させる空気を前記微生物分解処理部に対応して噴出する空気噴出口とから構成した送風乾燥処理部と、前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知後所定期間前記攪拌手段の駆動を禁止し、かつ前記乾燥ファンの駆動を開始させ、再度前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、前記所定期間前記攪拌手段の駆動禁止と乾燥ファンの駆動を継続する生ごみ処理装置。
  4. 微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知後所定期間攪拌手段の駆動を禁止し、かつ乾燥ファンの駆動を開始した初期期間に、再度前記微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間前記攪拌手段の駆動禁止と前記乾燥ファンの駆動を延長継続する請求項3に記載の生ごみ処理装置。
  5. 微生物担体が乾きにくい条件では、再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した場合、再度所定期間攪拌手段の駆動禁止と乾燥ファンの駆動を延長継続する請求項3に記載の生ごみ処理装置。
  6. 再度微生物分解処理部に生ごみが投入されることを検知した時から生ごみの投入が完了したことを検知するまで、乾燥ファンの駆動を禁止する請求項3に記載の生ごみ処理装置。
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