JP2004016599A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が操作スイッチを操作しつつ遊技できると共にその適正な操作に応じた出玉が得られて、パチンコ遊技の遊技性を十分に高め得るパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】予め定められた所定の期間中に、遊技者が操作スイッチを操作することによって開放する電動役物を遊技盤上に備えたことを特徴とする。また、前記所定の時間における操作スイッチの操作後の所定期間の間その操作を無効とする制御を含み、所定期間内の抽選手段の抽選結果に基づいて表示する表示手段を設ける。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機に関し、特に遊技者の操作により電動役物を開放し得る操作スイッチを備えたパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、始動条件の成立によって図柄表示装置が所定図柄になった場合に大当たり状態が発生するパチンコ遊技機において、遊技機の前面に例えば遊技中に遊技者が操作可能なスイッチ機能付きの操作ボタン(操作スイッチという)を備えたものはほとんど存在しないが、従来、一部で押しボタン式の操作スイッチを備えたパチンコ遊技機が提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この操作スイッチを備えたパチンコ遊技機にあっては、単に操作スイッチの操作で図柄停止や乱数取得等が行えるものの、遊技者が覚えたタイミングで遊技機が容易に攻略され易い等の不都合があって普及しておらず、またこの種の遊技機で遊技者による操作スイッチの操作が出玉に深く関与するものは存在していない。また、同じパチンコ店に並設設置され易いスロットマシンの場合は、リールの押し順や押し位置を報知して獲得コインを増やす方法が行われているが、現状のパチンコ遊技機においてはこのような操作を行うことが不可能であり、これらのことからパチンコ遊技の遊技性を十分に高めることが難しいという問題点を有している。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者が操作スイッチを操作しつつ遊技できると共にその適正な操作に応じた出玉が得られて、パチンコ遊技の遊技性を十分に高め得るパチンコ遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、予め定められた所定の期間中に、遊技者が操作スイッチを操作することによって開放する電動役物を遊技盤上に備えたことを特徴とする。そして、この場合、請求項2に記載の発明のように、前記遊技者が操作スイッチを操作した後の所定の期間は、当該操作スイッチの操作を無効とする制御を含むことが好ましい。
【0006】
このように構成することにより、パチンコ遊技中の予め定められた期間中に、例えば遊技機の前面に設けられた操作スイッチを遊技者が操作すると、その操作状況に応じて遊技盤に設けられた電動役物が開放する。これにより、電動役物の開放を遊技者の操作スイッチの操作に関連付けることができて、例えば適正な操作スイッチの操作により電動役物の開放で出玉を維持したり増やすことができて、パチンコ遊技の遊技性が高められる。また、操作スイッチを操作した後の所定期間の間は操作スイッチの操作が無効とされることから、操作スイッチの例えば不正な連続操作による出玉の増えすぎ等が確実に防止される。
【0007】
また、請求項3に記載の発明のように、前記予め定められた所定の期間を表示する表示手段を設けることが好ましく、この場合、請求項4に記載の発明のように、前記表示手段を作動させるための抽選手段を設けることが好ましい。このように構成することにより、表示手段で表示される期間で電動役物が開放する期間を遊技者が把握でき、操作スイッチの適正な操作が容易に行え、また表示手段の作動を抽選手段の抽選結果で行うことで、変化に富んだ表示状態が得られる等、パチンコ遊技の遊技性が一層高められる。
【0008】
また、請求項5に記載の発明のように、前記予め定められた所定の期間中のさらに分化された期間によって、前記電動役物を開放する時間を変化させることが好ましい。このように構成することにより、所定期間中の分化された期間で電動役物の開放時間が変化されることから、操作スイッチの操作状態に応じて電動役物が開放し、電動役物の一層変化に富んだ開放動作が得られて、パチンコ遊技の遊技性がより一層高められる。
【0009】
また、請求項6に記載の発明のように、前記表示手段に従ってスイッチ操作があった際の最大出玉率を概ね100%以上300%以下に設定されていることが好ましい。このように構成することにより、最大出玉率が所定に設定されていることから、出玉獲得が容易になっている期間で操作スイッチの操作が完全であっても、出玉率を所定率以下に抑えることができて、出玉に関する射倖性の煽り過ぎが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図8は、本発明に係わるパチンコ遊技機の一実施形態を示し、図1がその正面図、図2が遊技盤の正面図、図3が制御系のブロック図、図4がその動作の一例を示すフローチャート、図5〜図8がその動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0011】
図1において、パチンコ遊技機1は、矩形形状の枠2を有し、該枠2の前面側には、その窓孔に対応して裏側から遊技盤3が着脱可能に装着され、この遊技盤3の前側にはガラス枠4が開閉可能に装着されている。また、ガラス枠4の下部には遊技球を貯留する上受け皿5が設けられ、この上受け皿5の下部には、余剰球を貯留する下受け皿6と遊技球を発射する発射レバー7、灰皿8、スピーカ9等が設けられている。
【0012】
さらに、上受け皿5の前面左側で灰皿8の上部には、後述する如く遊技者が所定の期間に操作し得る操作スイッチ10が設けられている。この操作スイッチ10は、例えば遊技者の左手の指が操作ボタンに接触することにより所定時間オン(もしくはオフ)するタッチスイッチか、あるいは左手の指で操作ボタンをプッシュすることにより所定時間オン(もしくはオフ)するプッシュスイッチ等が使用され、遊技者の左手で操作し易い位置でかつ操作し易い角度で配置されている。
【0013】
前記遊技盤3は、図2に示すように、その略中央上部に液晶表示器からなる特別図柄表示装置11が配置され、この特別図柄表示装置11の例えば上部には液晶表示器、7セグメントあるいはLED等からなる普通図柄表示装置12が配置されている。また、遊技盤3には、前記特別図柄表示装置11を可変表示させるための第1種始動口13が設けられると共に、前記普通図柄表示装置12を作動させるための左右のゲート14がそれぞれ設けられている。
【0014】
さらに、遊技盤3には、前記第1種始動口13の直下に左右一対の開閉爪15aを有する電動役物としての電動式チューリップ15が設けられている。この電動式チューリップ15は、前記普通図柄表示装置12が所定の図柄で停止した際にその開閉爪15aが所定時間開放動作すると共に、後述する操作スイッチ10の所定のタイミングの操作で大当たり(電役大当たりという)となった際にも開閉爪15aが所定時間開放するようになっている。また、遊技盤3には、特別図柄表示装置11が大当たり状態の時にその開閉板16aが所定態様で開閉動作する大入賞口16、左右の袖入賞口と左右の下部入賞口からなる普通入賞口17、特別図柄記憶表示ランプ18、普通図柄記憶表示ランプ19、左右の風車20等が所定位置に設けられている。
【0015】
前記普通図柄表示装置12は、1個(または複数個)の普通図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動口としての左右のゲート14が遊技球を検出することを条件に、その普通図柄が乱数制御等により所定時間可変して停止するようになっている。この普通図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜の遊技図柄が使用される。そして、前記ゲート14を遊技球が通過したことを条件に、乱数制御により普通図柄が所定態様となった場合に、前述したように電動式チューリップ15の開閉爪15aを所定時間開動作するように構成されている。
【0016】
前記特別図柄表示装置11は、複数の有効ラインを有するように配置された複数個(例えば3個、6個、9個等)の表示部にそれぞれ1個の特別図柄を可変表示可能に構成されている。そして、この特別図柄表示装置11は、その可変後の停止図柄が何れかの有効ライン(例えば縦・横・斜め等の各有効ライン)上で予め定められた図柄の組合せ、例えば同一図柄の組合せである特別図柄となった場合に大入賞16の開閉板16aが開放動作する大当たり状態となるように構成されている。
【0017】
また、特別図柄表示装置11に表示される特別図柄は、第1種始動口13が遊技球を検出することを条件に乱数制御等により各表示部毎にその表示がスクロールする等、所定の変動パターンで所定時間変動(可変)して所定の図柄で停止するようになっている。その際、有効ライン上で2個の停止図柄が同一となった場合に、リーチ状態が発生し、このリーチ状態において、有効ライン上の最後の停止図柄が既に停止している2個の図柄と同一となった場合に前記大当たり状態が発生するようになっている。なお、この特別図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄等が使用される。
【0018】
また、特別図柄表示装置11には、タイミング表示装置21(図3参照)が一体的に設けられており、このタイミング表示装置21は、特別図柄表示装置11の液晶表示器の一部を使用したり、特別図柄表示装置11とは別体で設けた液晶表示器あるいは複数個のLED等で構成されている。
【0019】
図3は、前記パチンコ遊技機1の制御系のブロック図を示している。以下、これについて説明する。図3において、パチンコ遊技機1は、主(メイン)基板としての遊技制御基板22と、サブ制御基板としての図柄制御基板23、音声制御基板24及びランプ制御基板25等を有している。そして、これらの各基板22〜25は、遊技盤3の裏面側の所定位置に例えば基板ケースに収納された状態で配置されている。
【0020】
前記遊技制御基板22は、主に遊技盤3の遊技動作に関する制御を行うためのもので、CPU26、ROM27、RAM28及びI/O29、30等を有している。I/O29の入力側には、前記第1種始動口13に設けられた始動スイッチ13a(図ではスイッチをSWと記す)、大入賞口16に設けられた大入賞口スイッチ16b、継続スイッチ31、前記ゲート14に設けられた普通入賞口スイッチ14a、前記普通入賞口17に設けられた普通入賞口スイッチ17a等が接続され、I/O29の出力側には、大入賞口16の開閉扉16aを開閉動作させるための大入賞口ソレノイド16cが接続されている。
【0021】
また、遊技制御基板22のI/O29には、その入力側に前記操作スイッチ10と前記電動式チューリップ15内に設けられた通過口スイッチ15bが接続されると共に、その出力側に電動式チューリップ15の開閉爪15aを開放させる電動役物ソレノイド15cが接続されている。
【0022】
前記図柄制御基板23は、特別図柄制御装置11、普通図柄制御装置12、タイミング表示装置21等の各種表示を制御するためのもので、CPU32、ROM33、RAM34、I/O35、36等を有している。そして、I/O35が遊技制御基板22のI/O30に接続されると共に、I/O36の出力側に前記特別図柄表示装置11と前記タイミング表示装置21等が接続されている。
【0023】
また、前記音声制御基板24は、前記スピーカ9から発せられる音を制御するためのもので、CPU40、ROM41、RAM42、I/O43、44等を有し、I/O43が遊技制御基板22のI/O30に接続されると共に、I/O44の出力側に前記スピーカ9と例えばリーチ状態時に発射ハンドル7に振動を与える振動手段50等が接続されている。
【0024】
さらに、前記ランプ制御基板25は、各種ランプやLED等の点灯を制御するためのもので、CPU45、ROM46、RAM47、I/O48、49等を有し、I/O48が遊技制御基板のI/O30に接続されると共に、I/O49の出力側に前記枠2を飾る装飾LED51、ガラス枠ランプ52、サイドランプ53等が接続されている。つまり、このパチンコ遊技機1の場合、図3のブロック図から明らかなように、サブ制御基板としての図柄制御基板23、音声制御基板24及びランプ制御基板25が遊技制御基板22のI/O30にそれぞれ個別に接続されている。
【0025】
次に、前記パチンコ遊技機1における動作の一例を図4に示すフローチャート及び図5〜図8に示すタイミングチャート等に基づいて説明する。遊技に関して遊技者が所定のパチンコ遊技機1の前に座り、その発射レバー7により遊技球を発射すると、遊技制御基板22においてメイン処理S100が実行される。
【0026】
このメイン処理S100は、図4に示すように、遊技盤3の遊技領域内に入った遊技球が電動式チューリップ15内に入ってその通過口を通過したか否か、すなわち前記通過口スイッチ15bがオンしたか否かが判断(S101)され、この判断S101は「YES」になるまで繰り返される。そして、遊技球が通過口を通過して通過口スイッチ15bがオンすると、判断S101で「YES」となり、開放有効期間T1や操作無効期間T3の期間と開放時間T2等を設定する設定処理(S102)を行う。
【0027】
なお、開放有効期間T1は操作スイッチ10の操作による電動式チューリップ15の開閉爪15aの開放が有効な期間であり、開放時間T2は電動式チューリップ15の開閉爪15aが開放している時間(この例ではT2=6秒とする)であり、また、操作無効期間T3は、操作スイッチ10の操作が無効となる期間である。そして、これらの期間T1、T3や開放時間T2は遊技制御基板22のROM27に予め設定されている。
【0028】
なお、各有効期間T1、T3と開放時間T2の設定と同時に、電動式チューリップ15への最大入賞数N、入賞した際の賞球数、開閉爪15aの1分間当たりの最大開放回数、出玉率等も設定される。この時、出玉率は、電動式チューリップ15による前記電役大当たりがある場合に概ね200%以下で、操作スイッチ10の操作が後述する如く完全である場合であっても、最大300%以下になるように設定されることが射倖性の煽りの面からも好ましい。
【0029】
ステップS102で開放有効期間T1等が設定されると、この設定された開放有効期間T1が経過したか否かが判断(S103)される。この判断S103で「NO」の場合、すなわち設定した開放有効期間T1内の場合は、操作スイッチ10の操作が有効か否か、すなわち前記操作無効期間T3外であるか否かが判断(S104)される。
【0030】
また、判断S103で「YES」の場合、すなわち設定した開放有効期間T1を経過した場合は、ステップS101に戻り、次の通過口の通過(開放有効期間T1の設定)を待つことになり、この場合、通過口スイッチ15bの遊技球の通過を複数記憶させるように構成すれば、ステップS101に戻ると同時に次のステップS102に移ることになり、操作スイッチ10の例えば連続した操作が可能になる。
【0031】
前記判断S104で「YES」の場合、すなわち操作スイッチ10による操作が操作有効期間内の場合は、操作スイッチ10がオンしたか否かが判断(S105)され、この判断S105で「YES」の場合は、操作スイッチ10の操作無効時間T3がセット(S106)され、電動式チューリップ15による前記開放有効期間T1内であるか否かが判断(S107)される。
【0032】
一方、前記判断S104で「NO」の場合、すなわち操作スイッチ10が操作無効期間T3内で操作スイッチ10が操作してもその情報が例えば無視される場合は、操作無効期間T3が経過したか否かが判断(S108)される。この判断S108で「YES」の場合、すなわち操作無効期間T3が経過した場合は、操作スイッチ10を有効(S109)に設定して前記ステップS107に移り、判断S108で「NO」の場合、すなわち操作無効期間T3が経過していない場合は、ステップS103に戻る。また、前記判断S105で「NO」の場合、すなわち開放有効期間T1内で操作スイッチ10の操作が有効であるにも係わらず操作スイッチ10がオンされない(遊技者が操作しない)場合もステップS103に戻る。
【0033】
そして、判断S107で開放有効期間T1か否かが判断され、この判断S107で「YES」の場合は、電動式チューリップ15の開閉爪15aを開放(S110)させる。そして、予め設定されている前記開放時間T2=6秒が経過したか否かが判断(S111)され、この判断S111で「YES」の場合は、電動式チューリップ15の開閉爪15aを閉鎖(S112)させる。
【0034】
一方、判断S111で「NO」の場合は、例えば予め設定されている最大入賞数N=6個の遊技球が電動式チューリップ15内に入賞したか否かが判断(S113)され、この判断S113で「YES」の場合は、前記ステップS112に移り、判断S113で「NO」の場合は、ステップS111に戻り、次の開放有効期間T1の経過を待つことになる。なお、ステップS112で開閉爪15aが閉鎖された場合は最初のステップS101に戻る。
【0035】
図5は、このフローチャートにおける操作スイッチ10の操作が成功した場合のタイミングチャートを示している。すなわち、(e)に示す操作スイッチ10の操作が有効な状態(操作無効期間T3外)において、(a)に示すように通過口スイッチ15bがオンすると、(b)に示すように所定時間後に電動式チューリップ15の開放期間が無効から有効に設定され、この開放有効期間T1中において、(c)に示すように操作スイッチ10が操作されてオンすると、(d)に示すように電動式チューリップ15(電動役物)が開放時間T2開放する。
【0036】
また、操作スイッチ10は、当該操作スイッチ10がオフした時点で(e)に示すように有効から無効に設定され、この操作無効時間T3の経過した後に再び有効に設定される。つまり、操作スイッチ10の操作が成功した場合は、当該操作に対応して電動式チューリップ15が所定の開放時間T2開放し、電動式チューリップ15内への遊技球が入賞し易くなり、例えば特別図柄表示操作11の変動回数が多くなり、大当たり状態の発生回数が多くなって遊技者の出玉が増える等、遊技者に有利な特典が与えられることになる。
【0037】
一方、図6は、操作スイッチ10の操作が失敗した場合のタイミングチャートであり、この場合は、(b)に示すように電動式チューリップ15の開放が無効である場合に、(c)に示すように操作スイッチ10がオンされると、(e)に示すように操作スイッチ10の操作が有効から無効に設定され、この操作無効期間T3中に、(b)に示すように電動式チューリップ15の開放期間が有効となる。そして、この開放有効期間T1中に操作スイッチ10が再び操作されても、(e)に示すようにこの操作スイッチ11の操作が操作無効期間T3中であることから、(d)に示すように電動式チューリップ15の開閉爪15aは開放せず閉鎖され、操作スイッチ10の操作が失敗した状態となる。
【0038】
このように、電動式チューリップ10が開放有効期間T1中でかつ操作スイッチ10の操作が有効の場合に、操作スイッチ10が操作されると電動式チューリップ15は開放し、開放有効期間T1中であっても操作スイッチ10の操作が操作無効期間T3中の場合、あるいは操作スイッチ10の操作自体や電動式チューリップ15の開放自体が無効期間中の場合には、操作スイッチ10をいくら操作しても電動式チューリップ15は開放しないことになる。
【0039】
ところで、以上のフローチャートにおいて、電動式チューリップ15の操作開放有効期間T1を、図柄制御基板23によって前記タイミング表示操作21に表示させることもできる。この場合は、図7に示すように、通過口スイッチ15bがオンし、電動式チューリップ15が開放有効期間T1となる所定時間前から、例えば「カウント3」「カウント2」「カウント1」というようにカウントダウン表示H1を表示させ、開放有効期間T1中に「PUSHBUTTON」等のPUSHH表示H2を表示させ、残りの期間(無効期間)は図示するよう非PUSHH表示H3を表示させる。
【0040】
この構成によれば、タイミング表示装置21の表示H1〜H3を見ながら遊技者が操作スイッチ10を操作することができて、操作スイッチ10の操作の成功率が高められる。この時、タイミング表示装置21の表示H1〜H3を図示しない抽選手段による乱数抽選結果に基づいて表示させることで、抽選された場合にのみ所定の表示H1〜H3をさせて操作スイッチ10の成功率を高め、タイミング表示装置11の表示自体や操作スイッチ10の操作の成功・不成功の確率に変化を持たせることもできる。
【0041】
なお、この場合のタイミング表示装置21による表示方法としては、カウントダウン方式に係わらず、LED等の点滅移動等により表示させる等、他の適宜の表示方式を採用することもできる。また、表示と併せ音声制御基板24を介してスピーカ9から所定の音を発して、遊技者に開放有効期間T1の時期や操作スイッチ10の操作の無効、有効(成功、不成功)等を報知するようにしてもよい。
【0042】
また、電動式チューリップ15の開放時間T2を、遊技制御基板22の制御によりその開放有効期間T1中における操作スイッチ10の操作タイミングで変化させることもできる。すなわち、図8に示すように、開放有効期間T1を前半T1−1と後半T1−3及び中間T1−2に分化し、操作スイッチ10が前半T1−1と後半T1−3に操作された場合には、電動式チューリップ15の開放時間T2を例えば「2秒」に設定し、操作スイッチ10が中間T1−2に操作された場合は電動式チューリップ15の開放時間T2を例えば「6秒」に設定する。
【0043】
このように構成すれば、遊技者の操作スイッチ10の操作タイミングによって電動式チューリップ15の開放時間T2が設定され、遊技者の操作技量に応じた遊技が可能になる。この場合の有効期間T1の分化も3つに限らず、2つあるいは4つ以上に分化してもよいし、各分化の幅(時間)等も適宜に増減することができる。
【0044】
さらに、操作スイッチ10が比較的長い時間操作されなかったり、遊技者が操作スイッチ10の操作ミスばかりを繰り返している場合等に、例えば遊技制御基板22内に設けた図示しない補助機能によって操作されなかった時間や操作ミス回数等を検出して電動式チューリップ15を強制的に開放させるようにしてもよい。このようにすれば、操作スイッチ10の操作が苦手な遊技者であっても、操作スイッチ10を的確に操作し得る遊技者と例えば略同等の出玉が得られることになる。
【0045】
このように、上記実施形態のパチンコ遊技機1においては、遊技機1の前面に電動式チューリップ15を開閉可能な操作スイッチ10を設けているため、この操作スイッチ10を遊技者が操作することで、特別図柄表示装置11を始動させ得る電動式チューリップ15を所定時間T2開放させて、該電動式チューリップ15内に遊技球を所定数容易に入賞できて、特別図柄表示装置11の変動回数を増加させることができる。その結果、大当たり状態の発生する回数を多くすることができて、遊技者にとって有利なパチンコ遊技が行え、その遊技性を十分に高めることが可能になる。
【0046】
特に、予め設定した電動式チューリップ15の開放有効期間T1中に操作スイッチ10が操作された場合に、電動式チューリップ15が所定時間T2開放するため、操作スイッチ10の的確なタイミング操作に応じて電動式チューリップ15を開放できて、遊技者の操作技量に応じた電動式チューリップ15の開放動作が可能になり、予め遊技制御基板22等に開放時間やタイミングが固定的に設定されている場合に比較して、遊技者が自ら遊技に関与する部分が多くなる。
【0047】
また、操作スイッチ10が一旦操作されると所定期間の間、操作無効期間T3が設けられて操作スイッチ10の操作が無効とされるため、例えば遊技者が操作スイッチ10を連続して操作した場合に、その操作を無効とすることができて、適正な操作時のみに電動式チューリップ15を開放させる等、不正な操作に的確に対応することができる。そのため、通常時の出玉の異常な増加を防止しつつ、適正に操作された場合に出玉の維持や増加を図ることができ、これらのことからパチンコ遊技の遊技性を一層高めることが可能になる。
【0048】
さらに、操作スイッチ10の操作時期をタイミング表示装置21に表示したり報知することにより、例えばタイミング表示装置21の表示H1〜H3を見ながら遊技者が操作スイッチ10を操作でき、操作スイッチ10の操作ミスを防止できて出玉を増やす等、遊技者により有利な特典を与えることができる。その際、表示としてカウントダウン方式を採用することにより、操作スイッチ10のタイミング時期を遊技者に容易に認識させることができて、操作スイッチ10の操作の成功率を一層高めることができる。
【0049】
また、電動式チューリップ15の開放有効期間T1を分化して、各分化した開放有効期間T1−1〜T1−3における操作スイッチ10の操作に対応した電動式チューリップ15の開放時間T2を変化させれば、操作スイッチ10の操作に応じた開放時間T2が得られる。また、操作スイッチ10が操作されない場合や操作スイッチ10の操作が間違ってばかりいる場合等に、補助機能によって電動式チューリップ15を開放させれば、操作スイッチ10に慣れない遊技者であっても、電動式チューリップ15を開放させることができる。これらのことから、パチンコ遊技において各種の変化を与えることができて、その遊技性をより一層高めることが可能になる。
【0050】
またさらに、電動式チューリップ15の最大入賞数Nや賞球数あるいは所定時間内の電動式チューリップ15の最大開放数等を所定に設定することにより、パチンコ遊技機1における出玉率を例えば100%以上で300%以下の所定値に設定でき、過大な出玉が防止されて、パチンコ店の経営への悪影響を防止することができる。この時、電動式チューリップ15の最大入賞数Nを6個、賞球数を5個、1分間の最大開放数6回と設定した場合は、電動式チューリップ15の開放で最大180個払い出され、その他の入賞口や電動式チューリップ15の開放以外の入賞で得られる出玉が20個とすれば、約200%の出玉率に設定できて、射倖性の煽り過ぎも防止できる。
【0051】
また、操作スイッチ10が遊技中に使用しない左手の前方で灰皿8の上部の上受け皿5部分に所定角度で設けられると共に、操作スイッチ10がプッシュスイッチやタッチスイッチ等で構成されているため、パチンコ遊技中の操作スイッチ10自体の操作を容易に行うことができると共に、例えば1つ操作スイッチ10を上受け皿5部分に設けることでハード的に対応できるため、構成簡易にして各種パチンコ遊技機1に安価に適用することが可能になる等の付随的な作用効果が得られる。
【0052】
なお、上記実施形態においては、電動式チューリップ15がゲート14の通過による乱数抽選によっても所定時間開放するように構成したが、前記操作スイッチ10を設けることでこのゲート14を普通入賞口としたりあるいはゲート14と普通図柄表示装置12とを省略しても良いし、例えば遊技球がゲート14を通過してから所定時間の間は操作スイッチ10の操作を無効とする等、ゲート14の遊技球の通過と操作スイッチ10の操作とを関連付けて電動式チューリップ15を開放させるようにしてもよい。
【0053】
また、上記実施形態においては、電動役物が電動式チューリップ15である場合について説明したが、本発明はこの例に限定されず、例えば開閉板を有する入賞口等の他の適宜の電動役物にも適用できる。さらに上記実施形態においては、操作スイッチ10をパチンコ遊技機1の灰皿8上部の上受け皿5部分に1個配置したが、例えば操作スイッチ10を下受け皿6部分に配置したり、各部分に複数個の操作スイッチ10を配置することもできる。また、上記実施形態におけるパチンコ遊技機1や遊技盤3の形態等も一例であって、例えば第3種パチンコ遊技機等に適用する等、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、所定期間中に遊技者が操作スイッチを操作することによって開放する電動役物を遊技盤上に備えているため、電動役物の開放を遊技者の操作スイッチの操作に関連付けることができて、例えば適正な操作スイッチの操作により電動役物の開放で出玉を増やすことができて、パチンコ遊技の遊技性が高めることができる。
【0055】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、操作スイッチを操作した後の所定期間の間、操作スイッチの操作が無効とされるため、通常時の出玉の増えすぎ等を確実に防ぐことができる。
【0056】
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、所定の期間を表示する表示手段が設けられているため、表示手段で表示される期間で電動役物が開放する時期を遊技者が的確に把握できて、パチンコ遊技の遊技性を一層高めることができる。
【0057】
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、表示手段を作動させるための抽選手段が設けられているため、抽選手段の抽選結果で表示手段を作動させることができて、操作スイッチの操作による電動役物の変化に富んだ開放動作が得られて、パチンコ遊技の遊技性をより一層高めることができる。
【0058】
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし4に記載の発明の効果に加え、所定期間中の分化された時間で電動役物の開放時間が変化されるため、開放時間の変化に対応して出玉状態に変化を持たせることができて、パチンコ遊技の遊技性をより一層高めることができる。
【0059】
また、請求項6に記載の発明によれば、請求項3ないし5に記載の発明の効果に加え、表示手段に従ってスイッチ操作があった際の最大出玉率を概ね100%以上300%以下に設定されているため、出玉獲得が容易になっている期間で操作スイッチの操作が完全であっても、出玉率を所定率以下に抑えることができて、出玉に関する射倖性の煽りを防ぐことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】同その遊技盤の正面図である。
【図3】同その制御系のブロック図である。
【図4】同その動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】同そのタイミングチャートである。
【図6】同他のタイミングチャートである。
【図7】同さらに他のタイミングチャートである。
【図8】同さらに他のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・パチンコ遊技機
3・・・・・・・遊技盤
5・・・・・・・上受け皿
8・・・・・・・灰皿
9・・・・・・・スピーカ
10・・・・・・操作スイッチ
11・・・・・・特別図柄表示装置
12・・・・・・普通図柄表示装置
13・・・・・・第1種始動口
14・・・・・・ゲート
15・・・・・・電動式チューリップ
15a・・・・・開閉爪
15b・・・・・通過口スイッチ
16・・・・・・大入賞口
16a・・・・・開閉板
21・・・・・・タイミング表示装置
22・・・・・・遊技制御基板
23・・・・・・図柄制御基板
24・・・・・・音声制御基板
25・・・・・・ランプ制御基板
T1・・・・・・開放有効期間
T2・・・・・・開放時間
T3・・・・・・操作無効期間
H1〜H3・・・表示

Claims (6)

  1. 予め定められた所定の期間中に、遊技者が操作スイッチを操作することによって開放する電動役物を遊技盤上に備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記遊技者が操作スイッチを操作した後の所定の期間は、当該操作スイッチの操作を無効とする制御を含むことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記予め定められた所定の期間を表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記表示手段を作動させるための抽選手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記予め定められた所定の期間中のさらに分化された期間によって、前記電動役物を開放する時間を変化させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記表示手段に従ってスイッチ操作があった際の最大出玉率が、概ね100%以上300%以下に設定されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
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