JP2007089687A - 弾球遊技機の遊技盤 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技性を向上させたパチンコ機(弾球遊技機)の遊技盤を提供する。
【解決手段】本発明では、所定の遊技領域PAが設けられたパチンコ機の遊技盤において、遊技領域PAに設けられて遊技領域PAを転がり落ちる遊技球が通過可能なゲート部材50と、遊技領域PAにおけるゲート部材50の下方に設けられ、ゲート部材50を通過した遊技球が入賞可能な第1および第2始動入賞装置21,22とを備え、遊技領域PAを転がり落ちる遊技球がゲート部材50を通過することなく第1および第2始動入賞装置21,22の上方に達するのを規制する庇部材60がゲート部材50の下側に隣接して設けられるとともに、ゲート部材50および庇部材60を通過した遊技球を第1および第2始動入賞装置21,22のいずれかに導く誘導釘65が庇部材65と第1および第2始動入賞装置21,22との間に設けられている。
【選択図】図4
【解決手段】本発明では、所定の遊技領域PAが設けられたパチンコ機の遊技盤において、遊技領域PAに設けられて遊技領域PAを転がり落ちる遊技球が通過可能なゲート部材50と、遊技領域PAにおけるゲート部材50の下方に設けられ、ゲート部材50を通過した遊技球が入賞可能な第1および第2始動入賞装置21,22とを備え、遊技領域PAを転がり落ちる遊技球がゲート部材50を通過することなく第1および第2始動入賞装置21,22の上方に達するのを規制する庇部材60がゲート部材50の下側に隣接して設けられるとともに、ゲート部材50および庇部材60を通過した遊技球を第1および第2始動入賞装置21,22のいずれかに導く誘導釘65が庇部材65と第1および第2始動入賞装置21,22との間に設けられている。
【選択図】図4
Description
本発明は、パチンコ機に代表される弾球遊技機の遊技盤に関する。
弾球遊技機の代表例であるパチンコ機は、前面に遊技領域を形成する遊技盤を立設姿勢で収容保持した前枠に、前背面に遊技球の処理経路を一体に設けるとともに背面に各種制御基板が取り付けられる裏セット盤を背面から取り付けて構成され、発射装置により遊技領域上部に導いた遊技球を落下させる過程で遊技領域内に設けた入賞装置に入賞させる遊技を行うように構成されている。
遊技盤は、ルータ加工等を施した矩形状のベニヤ板に所定の図柄を印刷したセルを貼り付けて形成された化粧板を基板として構成され、化粧板の前面に遊技球を導くレールを取り付けて略円形状の遊技領域が区画形成されている。遊技領域内には、多数の遊技釘、入賞装置等が取り付けられるとともに、略中央部に飾り部材や図柄表示装置等が取り付けられている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−147941号公報
しかしながら、近年、始動入賞装置や大入賞装置等の各入賞装置の配置が、機種毎に同じような配置になる場合があり、さらなる遊技性の向上が求められていた。
本発明は、このような問題に鑑みて成されたものであり、遊技性を向上させた弾球遊技機の遊技盤を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明では、所定の遊技領域が設けられた弾球遊技機(例えば、実施形態におけるパチンコ機PM)の遊技盤において、遊技領域に設けられて遊技領域を転がり落ちる遊技球が通過可能なゲート部材と、遊技領域におけるゲート部材の下方に設けられ、ゲート部材を通過した遊技球が入賞可能な複数の入賞装置(例えば、実施形態における第1および第2始動入賞装置21,22)とを備え、ゲート部材を通過した遊技球を複数の入賞装置の上方に導くとともに、遊技領域を転がり落ちる遊技球がゲート部材を通過することなく複数の入賞装置の上方に達するのを規制する庇部材が遊技領域におけるゲート部材の下側に隣接して設けられるとともに、ゲート部材および庇部材を通過した遊技球を複数の入賞装置のいずれかに導く遊技釘(例えば、実施形態における誘導釘65)が遊技領域における庇部材と複数の入賞装置との間に設けられている。
また、上述の発明において、ゲート部材の入口近傍に、遊技領域を転がり落ちる遊技球がゲート部材を通過する確率を調整可能な第2の遊技釘(例えば、実施形態における命釘55)が設けられていることが好ましい。
さらに、上述の発明において、複数の入賞装置の下方に開閉型入賞装置が設けられ、開閉型入賞装置は、遊技球が通過可能な入賞口を有するベース部材と、ベース部材に対し上方に向かって拡開揺動自在に取り付けられ、遊技領域を転がり落ちる遊技球を受け入れて入賞口に導くことが可能な左右一対の羽根部材とを有し、左右一対の羽根部材が、所定の最小拡開位置と、最小拡開位置より上端部が左右へ拡がるように傾斜揺動した最大拡開位置との間で拡開揺動自在に構成されており、左右一対の羽根部材が最小拡開位置に拡開揺動したとき、複数の入賞装置のいずれかが最小拡開位置に位置する羽根部材の上側近傍に位置して入賞口への遊技球の通過が規制されるとともに、左右一対の羽根部材が最大拡開位置に拡開揺動したとき、遊技領域を転がり落ちる遊技球が羽根部材に導かれて入賞口を通過可能に構成されることが好ましい。
本発明によれば、ゲート部材の下側に隣接して庇部材が設けられるとともに、庇部材と複数の入賞装置との間に、ゲート部材および庇部材を通過した遊技球を複数の入賞装置のいずれかに導く遊技釘が設けられているため、ゲート部材を通過した遊技球だけがいずれかの入賞装置に入賞することができる。これにより、遊技球が遊技領域を転がり落ちてゲート部材を通過するまでの遊技を楽しんだ後、さらに、ゲート部材を通過した遊技球がいずれの入賞装置に入賞するかという遊技を楽しむことが可能になり、遊技性の向上が期待できる。
また、ゲート部材の入口近傍に、遊技領域を転がり落ちる遊技球がゲート部材を通過する確率を調整可能な第2の遊技釘が設けられることで、この遊技釘の釘調整を行うだけで、一度に複数の入賞装置の入賞率を調整することができる。
さらに、複数の入賞装置の下方に開閉型入賞装置が設けられることで、より多彩な遊技パターンを作り出すことが可能となり、遊技性を向上させることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本発明に係る遊技盤を備えた弾球遊技機の代表例としてパチンコ機PMを図1および図2に示しており、まず、これらの図面を参照しながらパチンコ機PMの全体構成について要約説明する。ここで、図1はパチンコ機PMの正面図、図2はパチンコ機PMの背面図である。
パチンコ機PMは、図1に示すように、外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載用の前枠2が互いの正面左側上下に配設されたヒンジ機構3a,3bで横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、正面右側に設けられたダブル錠と称される施錠装置4を利用して常には外枠1と係合された閉鎖状態に保持される。
前枠2の前面側には、前枠2の前面域に合わせた方形状のガラス扉5および球皿6が正面左側に設けられたヒンジ機構7a,7b,7cを利用して横開き開閉および着脱可能に組付けられ、正面右側の施錠装置4および球皿施錠装置(図示せず)により前枠2の前面を覆う閉鎖状態に保持される。球皿6の右側下部には遊技球の発射操作を行う操作ハンドル8が取り付けられている。ガラス扉5の背後に位置する前枠2の上部には、方形枠状の収容枠(図示せず)が前枠2と一体に設けられており、この収容枠に遊技盤10が着脱可能にセット保持されてガラス扉5を通して視認可能となっている。なお、図1において、遊技盤10前面の詳細な記載を省略している。
図2に示すように、前枠2の背面側には、中央に前後連通する窓口を有して前枠2よりもやや小型の方形枠状に形成された裏セット盤30が、前枠2の背面側に設けられた複数のレバーL,L…を利用して着脱可能にセット保持される。裏セット盤30の各部には、遊技球を貯留する球貯留タンク31、球貯留タンク31から供給された遊技球を流下させる過程で前後2列に整列させるタンクレール32、所定数量の遊技球を整列状態で待機させる待機通路33、遊技盤10における入賞状態等に基づいて遊技球を払い出す球払出装置34、球払出装置34から払い出された遊技球を球皿6に導く球払出通路35などの賞球装置が装備されるとともに、電源基盤91や主基板92などの各種回路基盤および電子部品等が取り付けられ、これらの各機器および遊技盤10の裏面に取り付けられた画像制御基板95が図示省略するワイヤーハーネスで接続されている。
パチンコ機PMは、前枠2、ガラス扉5および球皿6がともに閉止され施錠された状態で遊技に供され、球皿6に遊技球を貯留させて操作ハンドル8を回動操作することにより遊技が開始される。操作ハンドル8が回動操作されると、球皿6に貯留された遊技球が球皿6の背面側に配設される遊技球発射装置により1球ずつ遊技盤10の遊技領域PAに打ち出され、以降パチンコゲームが展開される。
次に、遊技盤10について図3〜図4を追加参照しながら説明する。ここで、図3は遊技盤10の正面図、図4は遊技盤10の下部を示す拡大正面図である。
遊技盤10は、図3に示すように、ルータ加工等を施した矩形状の積層合板に、所定の図柄が印刷されたセルを貼り付けて成型される化粧板11を基体として構成される。化粧板11の前面には、上下2分割のレール飾り12,13がビス止めされ、内側に略円形の遊技領域PAが区画形成される。遊技領域PAの内側には多数本の遊技釘とともに、風車14や、始動入賞装置21,22および大入賞装置23等の各種入賞装置が取り付けられる。また、遊技領域PAの略中央部には特別図柄表示装置15や装飾図柄表示装置16が取り付けられたセンター飾り17が取り付けられ、下端部には各入賞装置に入賞することなく遊技領域PAを転がり落ちた遊技球を回収するためのアウト口19が設けられる。なお、遊技盤10の背面側には、各入賞装置に入賞した遊技球を案内する経路を備えた球寄せカバー20(図2を参照)が取り付けられている。
ところで、遊技領域PAにおけるセンター飾り17の下方には、遊技球が1球ずつ通過可能なゲート部材50が設けられている。このゲート部材50は、図4に示すように、ABS樹脂等の樹脂材料を用いて上下方向に開口した門形に一体成型され、遊技球の径より若干大きい内径を有して遊技球が1球ずつ通過可能に構成される。なお、ゲート部材50を通過する遊技球は、ゲート部材50に内蔵された通過検出センサ51(図5を参照)によって、1球ずつ検出されるようになっている。
また、遊技領域PAにおけるゲート部材50の下側に隣接して庇部材60が設けられるとともに、庇部材60の下方に第1および第2始動入賞装置21,22が互いに左右に隣接して設けられている。庇部材60は、ABS樹脂等の樹脂材料を用いて、(ゲート部材50の下側に繋がるとともに)ゲート部材50から下方へ向かうにつれて左右に拡がる山形の庇状に一体成型される。また、庇部材60は、第1および第2始動入賞装置21,22の上方を覆うように構成されており、これにより、遊技領域PAを転がり落ちる遊技球がゲート部材50を通過することなく第1および第2始動入賞装置21,22の上方に達するのを規制するようになっている。なお、ゲート部材50を通過した遊技球は、庇部材60の内側を通過して第1および第2始動入賞装置21,22の上方に導かれるようになっている。
遊技領域PAにおける庇部材60の下方には、第1始動入賞口21aを有する第1始動入賞装置21と、第2始動入賞口22aを有する第2始動入賞装置22とが互いに左右に隣接して設けられている。そして、遊技球が第1始動入賞口21aを通過して第1始動入賞装置21に入賞すると、第1始動入賞装置21内に設けられた入賞検出センサ71(図5を参照)に検出されて遊技盤10の背面側へ排出されるようになっている。また、遊技球が第2始動入賞口22aを通過して第2始動入賞装置22に入賞すると、第2始動入賞装置22内に設けられた入賞検出センサ72(図5を参照)に検出されて遊技盤10の背面側へ排出されるようになっている。なお、第1および第2始動入賞装置21,22は、ゲート部材50の直下に位置している。
また、庇部材60と第1および第2始動入賞装置21,22との間に、3つの誘導釘65が同じ高さで左右方向に等間隔に並んで配設されている。この3つの誘導釘65は、第1始動入賞口21aおよび第2始動入賞口22aの上側近傍に位置して配設されており、3つの誘導釘65における左側の間隙部66aが第1始動入賞口21aの上方に位置するとともに、3つの誘導釘65における右側の間隙部66bが第2始動入賞口22aの上方に位置するようになっている。また、3つの誘導釘65における左右の間隙部66a,66bは、遊技球の径より若干大きな幅を有しており、ゲート部材50および庇部材60を通過した遊技球が3つの誘導釘65によって第1始動入賞装置21もしくは第2始動入賞装置22のいずれかに導かれるようになっている。
さらに、第1および第2始動入賞装置21,22の下方には、開閉入賞口26aを有する普通電動役物25が設けられており、遊技球が開閉入賞口26aを通過すると、普通電動役物25内に設けられた入賞検出センサ75(図5を参照)に検出されて遊技盤10の背面側へ排出されるようになっている。普通電動役物25は、第1および第2始動入賞装置21,22の下方に隣接して設けられた開閉型入賞装置であり、遊技球が通過可能な開閉入賞口26aを有するベース部材26と、ベース部材26に対し上方に向かって拡開揺動自在に取り付けられた左右一対の羽根部材27a,27bとを有して構成される。
左右の羽根部材27a,27bは、拡開ソレノイド76(図5を参照)を用いて、図4の実線で示すようにベース部材26から略鉛直上方に延びる最小拡開位置と、図4の二点鎖線で示すように最小拡開位置より上端部が左右へ拡がるように傾斜揺動した最大拡開位置との間で拡開揺動自在に構成され、遊技領域PAを転がり落ちる遊技球を受け入れてベース部材26の開閉入賞口26aに導くことができるようになっている。但し、左右の羽根部材27a,27bが最小拡開位置に拡開揺動したとき、第1始動入賞装置21が左羽根部材27aの上側近傍に位置するとともに、第2始動入賞装置22が右羽根部材27bの上側近傍に位置するようになっており、互いに隣接する2つの始動入賞装置21,22により左右の羽根部材27a,27bの間隙部が塞がれて遊技領域PAから開閉入賞口26aへの遊技球の通過が規制され、遊技球が普通電動役物25に入賞できないようになっている。
一方、左右の羽根部材27a,27bが最大拡開位置に拡開揺動したとき、左右の羽根部材27a,27bと第1および第2始動入賞装置21,22との間に遊技球が通過な隙間が形成されて、遊技領域PAを転がり落ちる遊技球がいずれかの羽根部材27a,27bに導かれて開閉入賞口26aを通過し、普通電動役物25に入賞できるようになっている。
また、遊技領域PAにおけるゲート部材50の入口(上側)近傍に、遊技領域PAを転がり落ちる遊技球がゲート部材50を通過する確率を調整可能な命釘55が2つ設けられている。従来の遊技盤においては、遊技領域における始動入賞装置や普通入賞装置の上側近傍に、それぞれ命釘が設けられていたため、複数の入賞装置の入賞率を調整するには、一つの入賞装置に対して一つの命釘をそれぞれ調整して、複数の命釘を調整する必要があった。これに対し、上述のように遊技領域PAにおけるゲート部材50の入口(上側)近傍に命釘55を設ければ、ゲート部材50の入口近傍の一箇所に設けられた命釘55の釘調整を行うだけで、第1始動入賞装置21および第2始動入賞装置22、すなわち2つの入賞装置の入賞率を一度に調整することができる。
さて、図3に示すように、遊技領域PAにおける庇部材60の右方には、大入賞口23aを開閉可能な大入賞装置23が設けられている。大入賞装置23は、特別遊技中に大入賞口ソレノイド74(図5を参照)を用いて大入賞口23aを開放し、遊技球を大入賞口23aに対し通過容易にするようになっている。大入賞口23aは遊技領域PAの右下部に設けられた横長方形状の入賞口であり、大入賞口23aが閉鎖状態にあるときには、遊技球は大入賞口23aを通過することができず、大入賞口23aが開放状態になったときに、遊技球が大入賞口23aを通過することができるようになっている。遊技球が大入賞口23aを通過して大入賞装置23に入賞すると、大入賞装置23内に設けられた入賞検出センサ73(図5を参照)に検出されて遊技盤10の背面側へ排出されるようになっている。
また、遊技領域PAの右下部には、ゲート部材50での遊技球の通過を契機として行われる抽選の結果に基づいて普通図柄を変動表示する普通図柄表示装置29が設けられる。さらに、遊技領域PAの左下部には普通入賞装置24が設けられ、遊技球が普通入賞装置24に入賞すると、普通入賞装置24内に設けられた入賞検出センサ(図示せず)に検出されて遊技盤10の背面側へ排出されるようになっている。
続いて、パチンコ機PMに構成される遊技制御装置100について図5を参照しながら説明する。ここで、図5は遊技制御装置100の概要を示すブロック図である。この遊技制御装置100は、主基板92(図5では不図示)や、サブ制御基板(図示せず)等から構成される。遊技制御装置100には、第1および第2始動入賞装置21,22、大入賞装置23、普通電動役物25、ゲート部材50の通過検出センサ51、特別図柄表示装置15、装飾図柄表示装置16、普通図柄表示装置29等が電気的に接続されており、各種検出信号および制御信号の送受信が行われるようになっている。
また、遊技制御装置100は、各入賞装置への入球(入賞)を判定する入球判定手段110と、第1始動入賞装置21への遊技球の入賞に基づき第1の特別図柄抽選を実行する第1抽選手段112と、第2始動入賞装置22への遊技球の入賞に基づき第2の特別図柄抽選を実行する第2抽選手段114と、ゲート部材50での遊技球の通過に基づき普通図柄抽選を実行する第3抽選手段116と、第1および第2の特別図柄、装飾図柄、普通図柄の変動表示パターンを保持するパターン記憶手段118と、図柄変動における停止図柄および変動表示の表示パターンを決定する図柄決定手段120と、図柄等の表示を制御する表示制御手段130と、大当たり遊技等の通常遊技よりも遊技者に有利な特別遊技を制御する特別遊技制御手段140と、確率変動遊技等の通常遊技よりも遊技者に有利な特定遊技を制御する特定遊技制御手段160と、大入賞装置23や普通電動役物25等の開閉制御を行う開閉制御手段170とを備えて構成される。
第1始動入賞装置21の入賞検出センサ71は、第1始動入賞装置21への遊技球の入賞を検出し、第1始動入賞情報を出力する。入球判定手段110は、第1始動入賞情報を受信すると遊技球が第1始動入賞装置21に入賞したことを判定する。第1始動入賞装置21への入賞が判定されると、第1抽選手段112は、保留球数が上限に達しているか否かを調べる。例えば、保留球数の上限は4つに設定されている。保留球数が上限に達していない場合、入球判定手段110が第1始動入賞情報を受信したタイミングで、第1抽選手段112は始動入賞に対する乱数を取得する。なお、第1抽選手段112は、数学的に乱数を生成して取得してもよく、また図示しないカウンタにより生成されるカウント値を乱数として取得してもよい。このようにして取得した乱数に基づいて、第1抽選手段112は第1の特別図柄抽選の当否を判定する。なお、抽選の当否判定は、乱数の取得と同時に行われてもよく、また、特別図柄の変動を開始する直前に行われてもよく、所定の抽選ソフトウェアを利用して行われる。抽選乱数が当たりであった場合、第1抽選手段112は確率変動付きの当たりであるか否かを決定する。
図柄決定手段120における第1特別図柄決定手段121および第1装飾図柄決定手段122は、第1抽選手段112による判定結果に応じた停止図柄と、図柄変動の表示パターンとを決定する。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示するべき図柄である。パターン記憶手段118は、特別図柄や装飾図柄を変動表示させるときの表示パターンとして複数種のパターンを保持する。表示パターンには、通常の外れ図柄を表示するときのパターンと、リーチ状態を経て大当たり図柄を表示するときのパターンとが含まれる。また、リーチ状態を経るときのパターンとして、長短様々な表示時間をもつパターンが含まれる。各表示パターンは、その図柄変動の終了条件として表示時間がそれぞれ定められており、その表示時間が経過すると、図柄変動が停止される。
第1特別図柄決定手段121は、第1抽選手段112による抽選結果に応じてパターン記憶手段118からいずれかのパターンを選択し、抽選結果に応じた特別図柄の停止図柄を決定する。第1装飾図柄決定手段122は、第1特別図柄決定手段121により選択された表示パターンに応じたパターンをパターン記憶手段118から選択し、抽選結果に応じた装飾図柄の停止図柄を決定する。
第2始動入賞装置22の入賞検出センサ72は、第2始動入賞装置22への遊技球の入賞を検出し、第2始動入賞情報を出力する。入球判定手段110は、第2始動入賞情報を受信すると遊技球が第2始動入賞装置22に入賞したことを判定する。第2始動入賞装置22への入賞が判定されると、第2抽選手段114は、保留球数が上限に達しているか否かを調べる。例えば、保留球数の上限は4つに設定されており、この保留球数は第1抽選手段112における保留球数と独立したものである。保留球数が上限に達していない場合、入球判定手段110が第2始動入賞情報を受信したタイミングで、第2抽選手段114は第1抽選手段112と同様にして始動入賞に対する乱数を取得する。このようにして取得した乱数に基づいて、第2抽選手段114は第2の特別図柄抽選の当否を判定し、抽選乱数が当たりであった場合、第2抽選手段114は確率変動付きの当たりであるか否かを決定する。
図柄決定手段120における第2特別図柄決定手段123および第2装飾図柄決定手段124は、第1特別図柄決定手段121および第1装飾図柄決定手段122と同様に、第2抽選手段114による判定結果に応じた停止図柄と、図柄変動の表示パターンとを決定する。すなわち、第2特別図柄決定手段123は、第2抽選手段114による抽選結果に応じてパターン記憶手段118からいずれかのパターンを選択し、抽選結果に応じた特別図柄の停止図柄を決定する。また、第2装飾図柄決定手段124は、第2特別図柄決定手段123により選択された表示パターンに応じたパターンをパターン記憶手段118から選択し、抽選結果に応じた装飾図柄の停止図柄を決定する。
ゲート部材50の通過検出センサ51は、ゲート部材50での遊技球の通過を検出し、第3始動入賞情報を出力する。入球判定手段110は、第3始動入賞情報を受信すると遊技球がゲート部材50を通過したことを判定する。ゲート部材50の通過が判定されると、第3抽選手段116は、第1抽選手段112と同様に、保留球数が上限に達しているか否かを調べ、保留球数が上限に達していない場合、入球判定手段110が第3始動入賞情報を受信したタイミングで、始動入賞に対する乱数を取得する。このようにして取得した乱数に基づいて、第3抽選手段116は普通図柄抽選の当否を判定する。なお、抽選の当否判定は、乱数の取得と同時に行われてもよく、また、特別図柄の変動を開始する直前に行われてもよく、所定の抽選ソフトウェアを利用して行われる。
図柄決定手段120における普通図柄決定手段126は、第3抽選手段116による抽選結果に応じてパターン記憶手段118からいずれかのパターンを選択し、抽選結果に応じた普通図柄の停止図柄を決定する。普通図柄決定手段126により決定された停止図柄が特定の図柄であった場合、開閉制御手段170が普通電動役物25の拡開ソレノイド76に拡開作動信号を出力し、左右の羽根部材27a,27bを所定時間だけ最大拡開位置に拡開揺動させる。
表示制御手段130は、特別図柄および装飾図柄を変動表示させる第1表示制御手段131と、普通図柄を変動表示させる第2表示制御手段132とを有して構成される。第1表示制御手段131は、第1特別図柄決定手段121において決定された変動パターンおよび停止図柄をもとに、特別図柄表示装置15に第1の特別図柄を表示させる。また同時に、第1表示制御手段131は、第1装飾図柄決定手段122において決定された変動パターンおよび停止図柄をもとに、装飾図柄表示装置16に第1の装飾図柄を表示させる。さらに、第1表示制御手段131は、第2特別図柄決定手段123において決定された変動パターンおよび停止図柄をもとに、特別図柄表示装置15に第2の特別図柄を表示させる。また同時に、第1表示制御手段131は、第2装飾図柄決定手段124において決定された変動パターンおよび停止図柄をもとに、装飾図柄表示装置16に第2の装飾図柄を表示させる。
なお、第1表示制御手段131が第1の特別図柄および装飾図柄、もしくは第2の特別図柄および装飾図柄を各表示装置に表示させる順番は、入球判定手段110に第1始動入賞情報もしくは第2始動入賞情報が入力された順となる。また、上記に限らず、特別図柄表示装置15および装飾図柄表示装置16の画面を2画面に分割して、第1の特別図柄および装飾図柄、もしくは第2の特別図柄および装飾図柄をそれぞれの画面に分割表示させるようにしてもよく、特別図柄表示装置および装飾図柄表示装置をそれぞれ2つずつ設けて、第1の特別図柄および装飾図柄、もしくは第2の特別図柄および装飾図柄をそれぞれの画面に表示させるようにしてもよい。
また、第1表示制御手段131により特別図柄を表示させる機能は主基板92側の処理として実行され、装飾図柄を表示させる機能はサブ制御基板(図示せず)側の処理として実行される。第2表示制御手段132は、普通図柄決定手段126において決定された変動パターンおよび停止図柄をもとに、普通図柄表示装置29に普通図柄を表示させる。
特別遊技制御手段140は、2種類の特別遊技を選択的に実行することができる。特別遊技制御手段140において、条件保持手段142は、2種類の特別遊技の作動条件を保持する。特別遊技実行手段148は、所定の作動条件が成立したことに基づいて特別遊技を実行する機能を有する。
条件保持手段142における第1条件保持手段143は、第1の特別遊技を実行するための条件である第1作動条件を保持している。本実施形態において第1作動条件は、第1表示制御手段131により変動表示される第1の特別図柄が特別図柄表示装置15において所定の図柄で停止されたことに設定される。また、第2条件保持手段144は、第2の特別遊技を実行するための条件である第2作動条件を保持している。本実施形態において第2作動条件は、第1表示制御手段131により変動表示される第2の特別図柄が特別図柄表示装置15において所定の図柄で停止されたことに設定される。
特別遊技制御手段140における条件判定手段146は、遊技情報を監視し、特別遊技への移行条件である第1作動条件または第2作動条件の成立の可否を判定する。また、条件判定手段146は、それぞれの作動条件の判定結果をもとに、各種作動フラグのオンまたはオフの設定を行う。
特別遊技実行手段148における第1特別遊技実行手段149は、第1作動条件が成立すると、第1の特別遊技を実行する。ここで、第1の特別遊技は、大入賞装置23による大入賞口23aの開閉操作を複数回連続して継続する遊技であり、第1の特別遊技に移行すると、遊技者は特別遊技が行われていることを容易に認識することができるとともに、相当数の賞球を期待することができる。このとき、第1特別遊技実行手段149は、開閉制御手段170に大入賞口23aの開閉制御を行わせる。開閉制御手段170は、第1の特別遊技中、大入賞装置23の大入賞口ソレノイド74に開放作動信号(もしくは、閉鎖作動信号)を出力し、大入賞口23aを開放(もしくは、閉鎖)させる。
特別遊技実行手段148における第2特別遊技実行手段150は、第2作動条件が成立すると、第2の特別遊技を実行する。ここで、第2の特別遊技は、大入賞装置23による大入賞口23aの開閉操作を複数回連続して継続する遊技であるが、大入賞装置23による開閉操作の回数や開閉時間は第1の特別遊技と異なるものであり、これにより特別遊技に変化を与えることができ、遊技性の向上を期待できる。このとき、第2特別遊技実行手段150は、開閉制御手段170に大入賞口23aの開閉制御を行わせる。開閉制御手段170は、第2の特別遊技中、大入賞装置23の大入賞口ソレノイド74に開放作動信号(もしくは、閉鎖作動信号)を出力し、大入賞口23aを開放(もしくは、閉鎖)させる。
特別遊技制御手段140における作動回避手段152は、第1作動条件および第2作動条件のいずれか一方の作動条件が成立したとき、他方の作動条件の成立を回避させる機能を有する。したがって、第1作動条件の成立中は第2作動条件の成立が回避されるとともに、第2作動条件の成立中は第1作動条件の成立が回避される。
特定遊技制御手段160は、特別遊技とは異なる遊技者に有利な特定遊技、例えば確率変動遊技の実行を制御する。本実施形態において、当たり抽選は、第1抽選手段112による第1の特別図柄抽選と、第2抽選手段114による第2の特別図柄抽選と、第3抽選手段116による普通図柄抽選の3種類が存在しており、それぞれの図柄抽選に対して確率変動遊技が設定可能とされる。
特定遊技制御手段160における第1特定遊技実行手段162は、第1抽選手段112による抽選結果に基づいて、第1の特別図柄の確率変動遊技を実行する。例えば、第1の特別図柄の停止図柄が奇数であるときに、第1の特別遊技の終了後、第1の特別図柄の確率変動遊技が実行される。なお、第1の特別図柄の確率変動遊技における当たりの割合は、通常遊技のときよりも高く設定される。また、第2特定遊技実行手段164は、第2抽選手段114による抽選結果に基づいて、第2の特別図柄の確率変動遊技を実行する。例えば、第2の特別図柄の停止図柄が奇数であるときに、第2の特別遊技の終了後、第2の特別図柄の確率変動遊技が実行される。なお、第2の特別図柄の確率変動遊技における当たりの割合は、通常遊技のときよりも高く設定される。
特定遊技制御手段160における第3特定遊技実行手段166は、第1の特別図柄もしくは第2の特別図柄の確率変動遊技が実行されたことを契機として、普通図柄の確率変動遊技を実行する。なお、普通図柄の確率変動遊技における当たりの割合は、通常遊技のときよりも高く設定される。
このように構成されるパチンコ機PMにおいて、前述したように、ゲート部材50の下側に隣接して庇部材60が設けられるとともに、庇部材60と第1および第2始動入賞装置21,22との間に、ゲート部材50および庇部材60を通過した遊技球を第1および第2始動入賞装置21,22のいずれかに導く誘導釘65が設けられている。そのため、ゲート部材50を通過した遊技球だけがいずれかの始動入賞装置21,22に入賞することができる。これにより、遊技球が遊技領域PAを転がり落ちてゲート部材50を通過するまでの遊技を楽しんだ後、さらに、ゲート部材50を通過した遊技球がいずれの始動入賞装置21,22に入賞するかという遊技を楽しむことが可能になり、遊技性の向上が期待できる。
なお、図4に示すように、遊技領域PAを転がり落ちる遊技球がゲート部材50を通過すると、第3抽選手段116により所定の抽選ソフトウェアを利用した普通図柄抽選が行われ、普通図柄表示装置29において普通図柄が所定時間だけ変動表示される。なお、普通図柄は、例えば、装飾図柄表示装置16おける画面の隅の方に(装飾図柄とは別に)変動表示させてもよく、他の表示装置において変動表示させるようにしてもよい。そして、変動停止時の普通図柄が所定の図柄(当たりを示す図柄)である場合、普通電動役物25の左右の羽根部材27a,27bが所定時間だけ最大拡開位置に拡開揺動する。
図4の二点鎖線で示すように、普通電動役物25の左右の羽根部材27a,27bが最大拡開位置に拡開揺動すると、左右の羽根部材27a,27bと第1および第2始動入賞装置21,22との間に遊技球が通過な隙間が形成され、このとき、遊技領域PAを転がり落ちる遊技球がいずれかの羽根部材27a,27bに導かれて開閉入賞口26aを通過し普通電動役物25に入賞できるようになる。このように、第1および第2始動入賞装置21,22の下方に開閉型入賞装置である普通電動役物25が設けられることで、より多彩な遊技パターンを作り出すことが可能となり、遊技性を向上させることができる。
ゲート部材50を通過した遊技球は、庇部材60の内側を通過して第1および第2始動入賞装置21,22の上方に達し、庇部材60と各始動入賞装置21,22との間に設けられた誘導釘65によって第1始動入賞装置21もしくは第2始動入賞装置22のいずれかに導かれる。遊技球が第1始動入賞口21aを通過して第1始動入賞装置21に入賞すると、第1抽選手段112により所定の抽選ソフトウェアを利用した第1の特別図柄抽選が行われ、特別図柄表示装置15および装飾図柄表示装置16において第1の特別図柄および装飾図柄が所定時間だけ変動表示される。変動停止時の特別図柄が大当たりを示す図柄である場合、第1の特別遊技に移行する。第1の特別図柄が大当たりの図柄で停止するとき、装飾図柄表示装置16には、例えば、スロットマシンの図柄表示を模した装飾図柄が3つの図柄を一致させるような表示態様を有して表示される。
第1の特別遊技においては、大入賞装置23の作動により大入賞口23aが開放される。そして、大入賞口23aが約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が大入賞口23aを通過して大入賞装置23に入賞した後、大入賞口23aが一旦閉鎖され、このような開閉動作が所定回数継続して繰り返される。
一方、遊技球が第2始動入賞口22aを通過して第2始動入賞装置22に入賞すると、第2抽選手段114により所定の抽選ソフトウェアを利用した第2の特別図柄抽選が行われ、特別図柄表示装置15および装飾図柄表示装置16において第2の特別図柄および装飾図柄が所定時間だけ変動表示される。変動停止時の特別図柄が大当たりを示す図柄である場合、第2の特別遊技に移行する。第2の特別図柄が大当たりの図柄で停止するとき、装飾図柄表示装置16には、例えば、トランプの図柄表示を模した装飾図柄が3つの図柄を一致させるような表示態様を有して表示される。
第2の特別遊技においては、大入賞装置23の作動により大入賞口23aが開放される。そして、大入賞口23aが約15秒間開放された後、または5球以上の遊技球が大入賞口23aを通過して大入賞装置23に入賞した後、大入賞口23aが一旦閉鎖され、このような開閉動作が所定回数継続して繰り返される。
以上に説明した本発明の実施形態において、達成される主要な効果を整理すれば、下記のようになる。
第1に、ゲート部材50の下側に隣接して庇部材60が設けられるとともに、庇部材60と第1および第2始動入賞装置21,22との間に、ゲート部材50および庇部材60を通過した遊技球を第1および第2始動入賞装置21,22のいずれかに導く誘導釘65が設けられているため、ゲート部材50を通過した遊技球だけがいずれかの始動入賞装置21,22に入賞することができる。これにより、遊技球が遊技領域PAを転がり落ちてゲート部材50を通過するまでの遊技を楽しんだ後、さらに、ゲート部材50を通過した遊技球がいずれの始動入賞装置21,22に入賞するかという遊技を楽しむことが可能になり、遊技性の向上が期待できる。
第2に、ゲート部材50の入口近傍に、遊技領域PAを転がり落ちる遊技球がゲート部材50を通過する確率を調整可能な命釘55が設けられることで、この命釘55の釘調整を行うだけで、一度に2つの始動入賞装置21,22の入賞率を調整することができる。
第3に、第1および第2始動入賞装置21,22の下方に開閉型入賞装置である普通電動役物25が設けられることで、より多彩な遊技パターンを作り出すことが可能となり、遊技性を向上させることができる。
なお、上述の実施形態において、第1および第2始動入賞装置21,22の下方に開閉型入賞装置である普通電動役物25が設けられているが、これに限られるものではない。例えば、図6に示すように、遊技盤200前面の遊技領域PA2における第1および第2始動入賞装置21,22の下方に、大入賞装置23を設けるようにしてもよい。なお、この変形例に係る遊技盤200においては、上述の実施形態のものと同じ構成のゲート部材50がセンター飾り17の下方に設けられ、さらに、遊技領域PA2におけるゲート部材50の下方に上述の実施形態のものと同じ構成の庇部材60および誘導釘65が設けられるとともに、庇部材60および誘導釘65の下方に上述の実施形態のものと同じ構成の第1および第2始動入賞装置21,22が互いに左右に隣接して設けられている。また、変形例に係る遊技盤200には、普通電動役物25および普通図柄表示装置29を設けていない。このようにしても、上述の実施形態で述べた場合と同様にして、遊技性の向上が期待できる。
また、上述の実施形態において、ゲート部材50および庇部材60の下方に、第1および第2始動入賞装置21,22が設けられているが、これに限られるものではなく、例えば、普通入賞装置でもよく、始動入賞装置と普通入賞装置との組み合わせであってもよい。
さらに、上述の実施形態において、ゲート部材50および庇部材60の下方に、2つの始動入賞装置21,22が設けられているが、これに限られるものではなく、例えば、3つでも5つでもよく、複数の入賞装置が設けられていればよい。
また、上述の実施形態において、ゲート部材50および庇部材60の下方に、第1および第2始動入賞装置21,22が互いに左右に隣接して設けられているが、これに限られるものではなく、例えば、互いに左右に離れて設けられるようにしてもよい。
さらに、上述の実施形態において、3つの誘導釘65が同じ高さで左右方向に等間隔に並んで配設されているが、これに限られるものではなく、例えば、さらに多数の遊技釘を用いるようにしてもよく、ゲート部材50および庇部材60を通過した遊技球が遊技釘によっていずれかの入賞装置に導かれる構成であればよい。
また、上述の実施形態において、本発明に係る遊技盤10が第1種パチンコ遊技機であるパチンコ機PMに設けられているが、これに限られるものではなく、例えば、第2種パチンコ遊技機や第3種パチンコ遊技機、雀球遊技機等の弾球遊技機に設けられてもよい。
PM パチンコ機(弾球遊技機)
PA 遊技領域
PA2 遊技領域(変形例)
10 遊技盤
21 第1始動入賞装置(入賞装置)
22 第2始動入賞装置(入賞装置)
25 普通電動役物(開閉型入賞装置)
26 ベース部材(26a 開閉入賞口)
27a 左羽根部材
27b 右羽根部材
50 ゲート部材
55 命釘(第2の遊技釘)
60 庇部材
65 誘導釘(遊技釘)
200 遊技盤(変形例)
PA 遊技領域
PA2 遊技領域(変形例)
10 遊技盤
21 第1始動入賞装置(入賞装置)
22 第2始動入賞装置(入賞装置)
25 普通電動役物(開閉型入賞装置)
26 ベース部材(26a 開閉入賞口)
27a 左羽根部材
27b 右羽根部材
50 ゲート部材
55 命釘(第2の遊技釘)
60 庇部材
65 誘導釘(遊技釘)
200 遊技盤(変形例)
Claims (3)
- 所定の遊技領域が設けられた弾球遊技機の遊技盤において、
前記遊技領域に設けられて前記遊技領域を転がり落ちる遊技球が通過可能なゲート部材と、
前記遊技領域における前記ゲート部材の下方に設けられ、前記ゲート部材を通過した遊技球が入賞可能な複数の入賞装置とを備え、
前記ゲート部材を通過した遊技球を前記複数の入賞装置の上方に導くとともに、前記遊技領域を転がり落ちる遊技球が前記ゲート部材を通過することなく前記複数の入賞装置の上方に達するのを規制する庇部材が前記遊技領域における前記ゲート部材の下側に隣接して設けられるとともに、
前記ゲート部材および前記庇部材を通過した遊技球を前記複数の入賞装置のいずれかに導く遊技釘が前記遊技領域における前記庇部材と前記複数の入賞装置との間に設けられていることを特徴とする弾球遊技機の遊技盤。 - 前記ゲート部材の入口近傍に、前記遊技領域を転がり落ちる遊技球が前記ゲート部材を通過する確率を調整可能な第2の遊技釘が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機の遊技盤。
- 前記複数の入賞装置の下方に開閉型入賞装置が設けられ、
前記開閉型入賞装置は、遊技球が通過可能な入賞口を有するベース部材と、
前記ベース部材に対し上方に向かって拡開揺動自在に取り付けられ、前記遊技領域を転がり落ちる遊技球を受け入れて前記入賞口に導くことが可能な左右一対の羽根部材とを有し、
前記左右一対の羽根部材が、所定の最小拡開位置と、前記最小拡開位置より上端部が左右へ拡がるように傾斜揺動した最大拡開位置との間で拡開揺動自在に構成されており、
前記左右一対の羽根部材が前記最小拡開位置に拡開揺動したとき、前記複数の入賞装置のいずれかが前記最小拡開位置に位置する前記羽根部材の上側近傍に位置して前記入賞口への遊技球の通過が規制されるとともに、前記左右一対の羽根部材が前記最大拡開位置に拡開揺動したとき、前記遊技領域を転がり落ちる遊技球が前記羽根部材に導かれて前記入賞口を通過可能に構成されることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の弾球遊技機の遊技盤。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012090782A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Fujishoji Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2014230893A (ja) * | 2014-08-07 | 2014-12-11 | サミー株式会社 | 遊技機 |
Citations (3)
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JPH10314390A (ja) * | 1997-05-22 | 1998-12-02 | Takeya Co Ltd | 遊技機 |
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JP2004141443A (ja) * | 2002-10-25 | 2004-05-20 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
-
2005
- 2005-09-27 JP JP2005280856A patent/JP2007089687A/ja active Pending
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