JP2004011844A - 静油圧式無段変速装置の油圧回路 - Google Patents

静油圧式無段変速装置の油圧回路 Download PDF

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Fumio Shigematsu
重松 文雄
Tetsuji Murakami
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Abstract

【課題】HSTのチャージポンプが駆動されていない時に、油圧モータが回転した場合、前記HSTの回路内に迅速に油を補給し、前記モータの空転を防止する。
【解決手段】HSTの閉回路に所定圧が立つまで油を油溜Tへ逃がす所謂ニュ−トラル弁30を備えた静油圧式無段変速装置の油圧回路において、前記ニュートラル弁30に、閉回路の第一油路L1及び第二油路L2の負圧によって前記油溜Tから油を吸い上げる吸込回路Lsを一体的に設ける。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、静油圧式無段変速装置(以下、HST)の油圧回路に関し、特にHSTの閉回路内に負圧が発生した時、同回路内に油を吸込んでモータの空転を防止する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記分野に属する発明は、例えば特開平7−158730号公報に示される「油圧モータの空転防止装置」のようなものが知られている。即ち、前記公報に記載された符号を用いて説明すると、油圧ポンプ1と油圧モータ3の間に閉回路A,Bを構成し、この閉回路A,B内の油の循環方向を正逆切り替えて前記油圧モータ3の回転を正逆切り替える静油圧式無段変速装置の油圧回路であって、前記閉回路A,Bに形成した短絡油路に同回路内へ油を補充するチャージ油路Dを接続する静油圧式無段変速装置の油圧回路が知られている。
【0003】
そして、上記公報では、油圧モータによって作業車の動輪を駆動する構成とし、傾斜地等でエンジンが停止したときに作業車の暴走を防止する為、即ちチャージポンプが駆動されていないときに油圧モータの空転を防止する為に、内部または外部の油溜から前記HSTの閉回路内へ油を吸入する油吸込回路を備える構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記吸込回路には、絞りや逆止弁17を有する構成となっており、モータがごく僅かずつに回転する場合は抵抗により油を迅速に吸い込むことができずモータの空転を迅速に防止することができないという課題が有った。また、前記公報の油吸込回路は、管路Aと管路Bの短絡油路に接続し、且つこの短絡油路にチャージ油路Eをも接続する構成となっている為、例えばこのチャージ油路の下手側にアクチュエータ等を接続し、同回路に大きな負圧が生じているときには、前記短絡油路から閉回路側へ油が吸込まれず、前記油圧モータの空転を確実に防止することができないといった課題が有った。
【0005】
また前記HSTの回路では、各種の弁が複数備えられる為、これら構成を極力簡単に構成し、低コスト且つ小スペースに構成することが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記課題に鑑みて、HSTの油圧回路を以下のように構成した。
即ち、油圧ポンプ(1)と油圧モータ(2)の間に第一油路(L1)及び第二油路(L2)を介して閉回路を構成し、この閉回路内の油の循環方向を正逆切り替えて前記油圧モータ(2)の回転を正逆切り替える静油圧式無段変速装置の油圧回路であって、前記第一油路(L1)及び第二油路(L2)の夫れ夫れに、所定圧が立つまで油を油溜(T)へ逃がすニュ−トラル弁(30)を備えた静油圧式無段変速装置の油圧回路において、
前記ニュートラル弁(30)には、前記第一油路(L1)或いは第二油路(L2)の負圧によって前記油溜(T)から油を吸い上げる吸込回路(Ls)を設けたことを特徴とする静油圧式無段変速装置の油圧回路とした。
(請求項1の作用)
以上のように構成した請求項1の静油圧式無段変速装置の油圧回路では、閉回路内の圧が低圧の場合、油は前記油溜(T)へ逃がされて、モータ(2)は回転しない。即ちモータ(2)はニュートラル状態に維持される。そして、閉回路内に所定圧を超える圧が生じると、前記油溜(T)への油路が遮断され、油圧モータ(2)が回転する。一方、前記閉回路の第一油路(L1)若しくは第二油路(L2)に負圧が発生すると、前記油溜(T)から油が吸込まれる。
【0007】
また請求項2の発明では、前記第一油路(L1)及び第二油路(L2)を形成するブロック材(B)に、単一のスプール(5)及び同スプール(5)を挿通させるスプール挿通穴(6)を設け、
前記スプール(5)には、前記挿通方向に形成する軸穴(5a)と、この軸穴(5a)と連通しスプール側面に開放される側部穴(5b)とを形成すると共に、同軸穴(5a)内に段差部(5c)を形成し、この段差部(5c)に係止され同穴の連通状態を遮断するスチールボール(5d)を設ける一方、
前記スプール挿通穴(6)には、前記スプール(5)の側部穴(5b)を油溜(T)へ連通させるドレン回路(Ld)と、前記スプール(5)の軸穴(5a)と連通する吸込回路(Ls)とを併設したことを特徴とする請求項1に記載の静油圧式無段変速装置の油圧回路とした。
(請求項2の作用)
以上のように構成した請求項2の静油圧式無段変速装置の油圧回路では、ブロック材Bに設けられたスプール(5)及びスチールボール(5d)の移動によって、第一油路(L1)或いは第二油路(L2)が低圧の時には油を油溜(T)へ逃がし、高圧の時には油溜(T)への油路を遮断すると共に、第一油路(L1)或いは第二油路(L2)に負圧が発生した時には油が吸い込まれる。
【0008】
【発明の効果】
これにより、請求項1の発明では、油圧モータ(2)が空転し第一油路(L1)或いは第二油路(L2)に負圧が発生すると、前記吸込回路に絞りや逆止弁を備える構成と比較して、迅速に油を吸い込むことができ、同モータ(2)の空転を迅速に防止することができる。またチャージ油路等、他の油路に油を吸込まれることが無くなり、前記閉回路への油の補給を迅速且つ確実に行うことができる。
【0009】
また請求項2の発明では、ニュートラル弁(30)と吸込油路(Ls)とを夫々別体で構成することと比較して、設置スペース及び部品コストを削減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の静油圧式無段変速装置(以下、HST)の油圧回路を、作業機械である乗用芝刈機(モア)に搭載した場合を説明する。
最初に、芝刈機10の全体構成について説明する。
【0011】
芝刈機10は、図5に示すように、車体前部のボンネット11内にエンジン12を設け、このエンジン12の回転動力をミッションケース13内のHST及びギヤ式変速装置へ伝達した後、走行装置となる後輪14F、または前後輪14F,14Rへ伝達して走行する構成となっている。
【0012】
また前記ボンネット11の後方には、ステアリングハンドル15や、操縦席16等を有する操縦部を形成し、前記ステアリングハンドル15を回転操作することでパワーステアリング機構17を介して前記前輪14Fを左右に操舵する構成となっている。
【0013】
また芝刈機10の後部には、刈り取った芝草を収納するコレクタバック18を設け、操縦席16側部に突設した操作レバーで同バック18を開閉する構成となっている。
また前記エンジン12は、前部にも出力軸19を設け、同軸19の回転をベルト伝導機構20や自在継手21を介してカッターデッキ22内のカッターへ伝達する構成となっている。
【0014】
尚、図中符号23は、アクチュエータとなるカッターデッキ昇降用油圧シリンダを示す。
次に、前記HSTを含む芝刈機10の油圧回路構成について説明する。
前記芝刈機10には、図1に示すように、前記エンジン12により駆動され後述するHSTのチャージポンプを兼用するメインポンプPを設け、このメインポンプPからメイン回路24を通じ、回路上手側の分岐点Pxにて前記パワーステアリング機構17へ圧油を分岐する構成となっている。
【0015】
前記パワーステアリング機構17には、前記ステアリングハンドル15により回転させて圧油を送り出す操舵弁17bを備え、この操舵弁17bから送られる圧油を両ロッド式のステアリングシリンダ17sへ給排する構成となっている。また前記パワーステアリング機構17の戻り油は、前記カッターデッキ昇降用油圧シリンダ22を操作する切替制御弁22aへ送られる構成となっている。前記カッターデッキ昇降用油圧シリンダ22は、片ロッド式油圧シリンダで構成され、前記切替弁22aの切替操作でピストンを伸長してカッターデッキ21を上昇し、このシリンダ22へ送り込まれた圧油を手動切替弁22bでタンクTへ逃がすことでカッターデッキ21を下降する構成となっている。
【0016】
また前記カッターデッキ上昇用の切替制御弁22aの回路下手側には、前記メイン油路24との合流路Pyを設け、このメイン油路24の圧油と前記カッターデッキ上昇用の切替制御弁22aを通過した圧油とをフィルター25を介してHST回路へ送る構成となっている。
【0017】
HSTの油圧回路は、前記エンジン12により駆動される油圧ポンプ1と、このポンプ1からの圧油を受けて回転する油圧モータ2とを設け、この油圧ポンプ1と油圧モータ2を第一油路L1及び第二油路L2によって接続し閉回路を形成している。
【0018】
これにより、前記油圧ポンプ1内部の斜板26を変速レバー或いは変速ペダル操作での角度を変更することで、前記閉回路内の圧油の循環方向を正逆切り替え、前記油圧モータ2の回転、即ち動輪となる前輪14F、或いは前後輪14F,14Rの回転を正逆に切り替える構成となっている。
【0019】
また、前記第一油路L1と第二油路L2との間には、短絡油路L3を設け、同油路に前記チャージ油路Lcを接続する構成となっている。尚図1中の符号34は、前記チャージ油路Lc内の余分な油を油溜Tへ逃がすリリーフ弁を示す。
また前記HSTの内部は、図2に示すように、図中符号27の位置まで潤滑兼作動油が充填され、前記ミッションケース13と連通させて油溜Tとなっている。そして前記油圧ポンプ1の斜板26には、図2の(B)に示すように、前記潤滑油を摺接部全体に行き渡るべく、ケースとの摺接面に傾斜状の溝部28を加工する構成となっている。
【0020】
また前記第一油路L1、第二油路L2には夫れ夫れ、絞り31を介してHST内の油溜Tへ圧油を連通させる油室と、この油溜Tへの油路を遮断する油室とを有するニュートラル弁30を設け、同油路L1,L2内の圧が所定圧に満たない微小域の場合、即ち前記油圧ポンプ1の斜板を略中立範囲に設定している状態では、絞り31を介して油を前記油溜Tへ逃がし、同油路L1,L2に所定圧を超える圧が発生した場合、即ちポンプ1の斜板の角度が大きく変更された状態では、前記油溜Tへの油路を遮断する構成となっている。
【0021】
また前記ニュートラル弁30には、前記絞り31を有する油路(以下、ドレン油路Ld)よりも開口面積の広い吸込油路Lsを設け、逆止弁33を介して前記第一油路L1或いは第二油路L2へ接続する構成となっている。
前記ニュートラル弁30の具体的な構成について片側の弁を例に説明すると、前記ニュートラル弁30は、図3と図4に示すように、前記HSTの油圧ポンプ1や油圧モータ2を支持するポートブロックBの側部から前記前記第一油路及び第二油路へ夫れ夫れへ、小径部6aと大径部6bとを有するスプール挿通穴6を開口する。そして前記スプール挿通穴6の小径部6aとHST内部の油溜Tとをドレン油路Ldで接続すると共に、前記大径部6bと同じく油溜Tとを吸込油路Lsとで接続する。
【0022】
一方、前記スプール5には、挿通方向に段差部5cを形成した軸穴5aを形成し、この一側部(ブロック内部側)に前記軸穴5aと直交し且つ絞り31を形成した側部穴5bを開口すると共に、他側部(ブロック表面側)に前記段差部5c係止し油路を遮断するスチールボール5dを内装する構成となっている。尚、前記スチールボール5dは、前記軸穴5aの径方向に貫通させるロールピン32により移動量を規制し、逆止弁33を構成している。
【0023】
そして、前記スプール5をポートブロックBに組み込むときには、同スプール5をスプール挿通穴6に挿通すると共に、同スプール5の周囲にスプリングを勘合させた状態で、プラグ37により締め付け固定する。
これにより、前記スプール5はスプリング37の付勢により前記挿通穴6aの小径部側に押圧され、前記側部穴5bは、前記ドレン油路Ldと連通する位置に設定される。また、前記スチールボール5dは、自重により前記吸込油路Lsを開放する状態となる。
【0024】
以上のように構成したHSTの油圧回路では、第一油路L1と第二油路L2とで形成される閉回路に、所定圧よりも低い圧が立っている場合は、図4の(B)に示すように、油は、矢印の向きのように、前記油溜Tへ逃がされて、モータ2は回転しない状態、即ちニュートラル状態に設定される。
【0025】
そして、前記閉回路内に所定圧を超える圧が生じると、図4中の(C)に示すように、前記油溜Tへの油路、即ち絞り31を有する側部穴5bはブロックBの内壁に遮られ、前記スチールボール5dは軸穴5aを遮断して吸込油路Lsへ油路を遮断する。これにより圧油は前記モータ2へ送られ、同油圧モータ2が回転する。
【0026】
一方、前記閉回路の第一油路L1若しくは第二油路L2に負圧が発生すると、図4中(A)のように、スプール5の側部穴5dとドレン油路Ldとが連通状態となると共に、前記スチールボール5dがロールピン32側に吸引されて、前記ドレン油路Ld及び吸込油路Lsから油が吸込まれる。
【0027】
これにより、油圧モータ2が空転し第一油路L1或いは第二油路L2に負圧が発生する場合、前記吸込油路Lsより迅速に油を吸い込むことができると共に、ここでは前記ドレン回路Ldからも油を吸込むことができるので、同モータ2の空転を迅速に防止することができる。また、前記吸込油路Lsと併設されたドレン油路Ldからも油を吸い込む構成としたので、前記吸込油路Lsを極力小さな径で構成することができ、前記逆止弁33を一体的に構成したニュートラル弁30を、コンパクトに構成することができる。
【0028】
また更に、前記ニュートラル弁30と吸込油路Lsとを夫々別体で構成することと比較して、設置スペース及び部品コストを削減することができる。
次に前記ニュートラル弁の別形態に付いて説明する。
図6に示すプラグ38は、前記スプール5の逆止弁33をプラグ側に構成したものを示す。
【0029】
ここでは同プラグ38に、前記スプール5の軸穴5aに連通する延長穴5eを形成し、このプラグ側面に前記吸込油路Lsと連通させる側部穴40を形成する。
これにより、前記HSTの油圧回路を他の機械にも使用する際、逆止弁33の有無を通常のプラグ39に交換するだけで油圧回路を変更することができ、部品の共用化が図れて製造コストを極力低減することができる。
【0030】
尚、上記HSTの油圧回路の別形態としては、油圧モータ2を芝刈機の動輪を駆動する構成としたが、これを各種アクチュエータに利用し、このアクチュエータの駆動にブレーキをかけるものとしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧回路図。
【図2】(A)HSTの側断面図。
(B)斜板の正面図。
【図3】ポートブロック内の油路を示す図。
【図4】(A)閉回路に負圧が発生している場合のニュートラル弁近傍のブロック断面図。
(B)閉回路に低圧油が流れている状態を示すニュートラル弁近傍のブロック断面図。
(C)閉回路に高圧油が循環している場合のニュートラル弁近傍のブロック断面図。
【図5】乗用芝刈機の全体側面図。
【図6】(A)逆止弁を備えたプラグの断面図。
(B)逆止弁を備えないプラグの断面図。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ
2 油圧モータ
5 スプール
5a軸穴
5b側部穴
5c段差部
5dスチールボール
6 スプール挿通穴
30 ニュートラル弁
L1 第一油路
L2 第二油路
Ls 吸込回路
Ld ドレン回路

Claims (2)

  1. 油圧ポンプ(1)と油圧モータ(2)の間に第一油路(L1)及び第二油路(L2)を介して閉回路を構成し、この閉回路内の油の循環方向を正逆切り替えて前記油圧モータ(2)の回転を正逆切り替える静油圧式無段変速装置の油圧回路であって、前記第一油路(L1)及び第二油路(L2)の夫れ夫れに、所定圧が立つまで油を油溜(T)へ逃がすニュ−トラル弁(30)を備えた静油圧式無段変速装置の油圧回路において、
    前記ニュートラル弁(30)には、前記第一油路(L1)或いは第二油路(L2)の負圧によって前記油溜(T)から油を吸い上げる吸込回路(Ls)を設けたことを特徴とする静油圧式無段変速装置の油圧回路。
  2. 前記第一油路(L1)及び第二油路(L2)を形成するブロック材(B)に、単一のスプール(5)及び同スプール(5)を挿通させるスプール挿通穴(6)を設け、
    前記スプール(5)には、前記挿通方向に形成する軸穴(5a)と、この軸穴(5a)と連通しスプール側面に開放される側部穴(5b)とを形成すると共に、同軸穴(5a)内に段差部(5c)を形成し、この段差部(5c)に係止され同穴の連通状態を遮断するスチールボール(5d)を設ける一方、
    前記スプール挿通穴(6)には、前記スプール(5)の側部穴(5b)を油溜(T)へ連通させるドレン回路(Ld)と、前記スプール(5)の軸穴(5a)と連通する吸込回路(Ls)とを併設したことを特徴とする請求項1に記載の静油圧式無段変速装置の油圧回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010053953A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Kubota Corp 作業車

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