JP3838862B2 - 作業車の油圧装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ポンプからの圧油の設定量をパワーシリンダに供給するとともに油圧ポンプからの圧油の余剰量を排出する余剰ポートが付いているステアリングバルブを備えている作業車の油圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記作業車は、ステアリングバルブの余剰ポートからの圧油を油圧式無段変速装置のチャージ回路など、パワーステアリング装置以外の別の油圧装置に供給する別油圧装置回路を設けることにより、油圧ポンプから供給される圧油のうち、パワーシリンダの駆動に使用されなかった分の圧油を別油圧装置に供給し、油圧ポンプからの圧油を有効に利用できる。しかも、ステアリングバルブがポンプからの圧油をパワーシリンダと余剰ポートとに分流させる機能を発揮するものであるから、別油圧装置で使用する圧油の圧力をパワーシリンダ側の耐圧より高く設定しても、その圧力差の影響がパワーシリンダ側に出ないようにしながらできる。しかも、可変容量ポンプと特殊な分流弁を採用するよりも安価に圧油の有効利用ができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した別油圧装置回路を備えた従来の油圧装置にあっては、ステアリングバルブの余剰ポートからの圧油のみを別油圧装置回路に供給するようになっており、パワーステアリング装置用のリリーフ弁がリリーフ作動した場合、油圧ポンプからの圧油がリリーフ弁からタンク側に流れ、別油圧装置には供給できなくなっていた。
本発明の目的は、パワーステアリング装置用のリリーフ弁がリリーフ作動するしないにかかわらず油圧ポンプからの圧油を有効に利用できる作業車の油圧装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】
〔構成〕
油圧ポンプからの圧油の設定量をパワーシリンダに供給するとともに油圧ポンプからの圧油の余剰量を排出する余剰ポートが付いているステアリングバルブを備えている作業車の油圧装置において、
前記ステアリングバルブの前記余剰ポートからの圧油をパワーステアリング装置以外の油圧装置に供給する別油圧装置回路を備えてあるとともに、前記油圧ポンプからの圧油をステアリングバルブに供給する給油路に高圧側が接続しているリリーフ弁の低圧側を、前記別油圧装置回路に接続し、
前記別油圧装置回路に接続された低圧側の油路圧を前記リリーフ弁の背圧として作用させる背圧導入用パイロット油路を設けてある
【0006】
〔作用〕
リリーフ弁がリリーフ作動していない場合、油圧ポンプからの圧油がステアリングバルブに供給され、パワーシリンダにこれの駆動に必要な設定量が供給され、他の残りの圧油が余剰ポートから排出され、余剰ポートからの余剰油は、別油圧装置回路に流入してステアリング装置以外の油圧装置に供給される。リリーフ弁がリリーフ作動した場合、油圧ポンプからの圧油はリリーフ弁に流入し、このリリーフ弁の低圧側から流出した圧油は、別油圧装置回路に流入してステアリング装置以外の油圧装置に供給される。
【0007】
〔効果〕
したがって、リリーフ弁がリリーフ作動しない場合には、油圧ポンプから供給される圧油をパワーシリンダと、パワーステアリング装置以外の油圧装置と分けて供給して無駄のないように有効に使用できるのみならず、リリーフ弁がリリーフ作動して油圧ポンプからの圧油がリリーフ弁に流れた場合でも、その圧油を別油圧装置回路によってパワーステアリング装置以外の油圧装置に供給して、無駄なく有効に使用できるとともに、その油圧装置を所望どおり作動させるとか駆動することができる。
【0008】
請求項2による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0009】
〔構成〕
油圧ポンプからの圧油の設定量をパワーシリンダに供給するとともに油圧ポンプからの圧油の余剰量を排出する余剰ポートが付いているステアリングバルブを備えている作業車の油圧装置において、
前記ステアリングバルブの前記余剰ポートからの圧油をパワーステアリング装置以外の油圧装置に供給する別油圧装置回路を備えてあるとともに、前記油圧ポンプからの圧油をステアリングバルブに供給する給油路に高圧側が接続しているリリーフ弁の低圧側を、前記別油圧装置回路に接続し、
前記リリーフ弁の背圧導入側に一端を連通させた背圧導入用パイロット油路の他端を、前記ステアリングバルブのドレン油路に連通させてある。
【0010】
〔作用〕
リリーフ弁の背圧導入用パイロット油路を前記別油圧装置回路に連通させると、別油圧装置回路に発生する圧力がリリーフ弁に掛ってリリーフ弁の作動抵抗になることから、別油圧装置回路の回路圧が変化した場合、リリーフ弁のリリーフ圧が変化する。
これに対し、リリーフ弁の背圧導入用パイロット油路をステアリングバルブのドレン油路に連通させてあるものだから、別油圧装置回路の回路圧変化による影響がリリーフ弁のリリーフ圧に出にくいようにしながらリリーフ弁の低圧側から流出した圧油を、別油圧装置回路に流入させることができる。
【0011】
〔効果〕
別油圧装置回路の回路圧が変化してもリリーフ弁のリリーフ圧が変化しにくく、リリーフ弁がリリーフ作動した場合も油圧ポンプからの圧油をパワーステアリング装置以外の油圧装置に供給して有効に使用できる割には、リリーフ弁のリリーフ圧を安定化させて安定した圧力の圧油を供給できる。
【0012】
請求項3による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0013】
〔構成〕
請求項1又は2による発明の構成において、前記給油路に高圧側が接続しているとともに前記ステアリングバルブのドレン油路に低圧側が接続し、かつ、リリーフ圧が前記リリーフ弁のリリーフ弁より高圧である第2リリーフ弁を備えてある。
【0014】
〔作用〕
油圧ポンプからステアリングバルブへの給油路の回路圧が上昇すると、リリーフ弁がリリーフ作動し、油圧ポンプからの圧油がこのリリーフ弁から別油圧装置回路に流入してパワーステアリング装置以外の油圧装置に供給される。このとき、別油圧装置回路の回路圧が上昇すると、給油路の回路圧も上昇する。すると、第2リリーフ弁がリリーフ作動して給油路をタンク側に連通させ、給油路の回路圧がそれ以上に上昇することを防止する。
【0015】
〔効果〕
したがって、給油路の耐圧に基づいてリリーフ弁及び第2リリーフ弁のリリーフ圧を適切に設定することにより、リリーフ弁がリリーフ作動した場合も油圧ポンプからの圧油をパワーステアリング装置以外の油圧装置に供給して有効に使用できる割には、別油圧装置回路の回路圧が上昇してもこれの影響によって給油路の回路圧が耐圧以上に上昇しないように給油路を保護できるる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、左右一対の操向及び駆動自在な前車輪1、左右一対の駆動自在な後車輪2、車体前端部に位置するエンジン3が備えられている原動部、車体後端部に位置する運転座席4が備えられている運転部を有する自走車体の車体フレームの後部を形成しているミッションケース5の後部に、ロータリ耕耘装置などの各種作業装置を昇降操作自在に連結する左右一対のリフトアーム6、連結した作業装置に前記エンジン3からの回動力を伝達する動力取り出し軸7を設けて、農用トラクターを構成してある。
【0017】
前記原動部に油圧ポンプ10を前記エンジン3によって駆動されるように構成した状態で設けるとともに、この油圧ポンプ10が前記ミッションケース5から取出して供給する潤滑油を作動油として左右前輪1を操向操作する油圧式のパワーステアリング装置を装備してある。
【0018】
図2に示すように、前記パワーステアリング装置は、前記油圧ポンプ10の吐出側に給油路11を介してポンプポートが接続しているステアリングバルブ12と、このステアリングバルブ12に一対のポンプ側駆動油路13によって接続しているメータリングポンプ14と、前記ステアリングバルブ12の一対のシリンダポートにシリンダ側駆動油路15によって接続しているパワーシリンダ16とによって構成してあり、全油圧形に構成してある。
【0019】
パワーシリンダ16のシリンダロッドを左右前輪1のナックルアーム(図示せず)に連動させてある。ステアリングバルブ12の操作側部材を、運転部に設けたステアリングハンドル17にハンドル軸などを介して連動させ、ステアリングバルブ12の操作側部材を連動機構18によってメータリングポンプ14の駆動部に連動させてあることにより、ステアリングバルブ12もメータリングポンプ14も前記ステアリングハンドル17に連動しており、このパワーステアリング装置は、ステアリングハンドル17を操作することによって次の如く作動する。
【0020】
すなわち、ステアリングハンドル17を回転操作すると、ステアリングバルブ12が停止状態12aから駆動状態12bに切り換わるとともにメータリングポンプ14が回動し、油圧ポンプ10から給油路11によってステアリングバルブ12のポンプポートに供給される圧油をステアリングバルブ12、ポンプ側駆動油路13、メータリングポンプ14、シリン側駆動油路15を介してパワーシリンダ16に供給する。これにより、パワーシリンダ16のシリンダロッドが所定方向に駆動されて左右前輪1をステアリングハンドル17の回転方向に対応する左や右向きにステアリングハンドル17の回転角に対応する操向角度を操向操作する。このとき、ステアリングバルブ12は、油圧ポンプ10から供給される圧油のうち、パワーシリンダ16の駆動に必要なものとして予め設定してある設定量の圧油をパワーシリンダ16に供給し、これ以外の余剰量の圧油を余剰ポート12cから排出する。また、パワーシリンダ16から排出される油をタンクポート12dから排出し、このタンクポート12dをタンクとしての前記ミッションケース5に連通させているドレン油路19によってミッションケース5に戻す。
【0021】
ステアリングハンドル17がストロークエンドに達するまでにステアリングハンドル17の回転操作を停止すると、ステアリングバルブ12が前記停止状態12aになり、パワーシリンダ16への圧油供給を停止する。これにより、パワーシリンダ16は左右前輪1をステアリングハンドル17の操作位置に対応する向きの操向状態に維持する。このとき、ステアリングバルブ12は、油圧ポンプ10からの圧油の全量を余剰ポート12cから排出する。
【0022】
ステアリングハンドル17をストロークエンドまで回転操作すると、ステアリングバルブ12はエンド状態12eになってポンプポートをポンプ側駆動油路13に接続するが、油圧ポンプ10からの圧油を分流させる機能を発揮せず、油圧ポンプ10からの圧油を余剰ポート12cからは排出しない。
【0023】
前記ミッションケース5の前部に、走行用主変速装置としての無段変速装置20を設けてある。図2に示すように、この無段変速装置20は、前記エンジン3の回転出力が伝達される可変容量形のプランジャ式油圧ポンプ21と、この油圧ポンプ21からの圧油によって駆動されて回転出力を走行用副変速装置22に伝達する油圧モータ23とによって構成してある。すなわち、油圧ポンプ21の斜板操作部に連動している油圧式の変速シリンダ24を変速バルブ25の切り換え操作によって操作することにより、油圧ポンプ21の斜板角が変化し、エンジン3からの回転動力を前進側と後進側とに切り換えて走行用副変速装置22を介して前後輪1,2に伝達するとともに前進側と後進側のいずれにおいても無段階に変速して伝達することによって、車体を前進側や後進側に走行させるとともにその走行速度を変化させたり、走行用副変速装置22に対する動力伝達を停止することによって、車体走行を停止させるように静油圧式の無段変速装置に構成してある。
【0024】
前記無段変速装置20は、前記ミッションケース5の内部に走行用副変速装置22などの潤滑用に貯留されている潤滑油を作動油として作動するように、この無段変速装置20の作動油補給回路26に作動油を補給する構造を図2に示す如く構成してある。
【0025】
この作動油補給構造は、無段変速装置20の前記作動油補給回路26の受け入れ部26aを前記ステアリングバルブ12の前記余剰ポート12cに接続している別油圧装置回路30と、前記ステアリングバルブ12に圧油供給する前記給油路11と前記別油圧装置回路30とにわたって接続しているリリーフ弁31とによって構成してある。
【0026】
前記リリーフ弁31の高圧側31aは前記給油路11に接続し、低圧側31bは前記別油圧装置回路30に接続してある。このリリーフ弁31の背圧導入用パイロット油路31cの排出側は、低圧側31bを介して別油圧装置回路30に接続してある。これにより、このリリーフ弁31のリリーフ圧は、次の如く設定してある。すなわち、別油圧装置回路30の回路圧が、作動油補給回路26に接続してあるリリーフ弁27によって設定されるチャージ圧になっている状態において給油路11の回路圧が設定限界の圧力になると、リリーフ弁31がリリーフ作動するように設定してある。
【0027】
これにより、作動油補給構造は、次の如く作動して作動油補給回路26に油補給する。
すなわち、リリーフ弁31がリリーフ作動していない場合、油圧ポンプ10からステアリングバルブ12に供給されてこのステアリングバルブ12の余剰ポート12cから排出される油を、別油圧装置回路30に流入させ、この別油圧装置回路30によって作動油補給回路26に供給する。
リリーフ弁31が作動して油圧ポンプ10からの圧油がリリーフ弁31に流入した場合、このリリーフ弁31の低圧側31bから流出する圧油を別油圧装置回路30に流入させ、この別油圧装置回路30によって作動油補給回路26に供給する。
【0028】
無段変速装置20の作動油補給回路26は、前記別油圧装置回路30が接続している前記受け入れ部26aを一端側に備えている受け入れ側回路部26bと、この受け入れ側回路部26bの他端側に一端側が接続しているとともに途中にオイルフィルター28を備えているフィルター回路部26cと、このフィルター回路部26cの他端側に一端側が接続しているとともに他端側が無段変速装置20のリリーフ回路29に接続している供給側回路部26dとによって構成してあり、別油圧装置回路30から受け入れ部26aに供給された作動油を、オイルフィルター28に導入して混入異物を除去し、この後、供給側回路部26dからリリーフ回路29に流入させることにより、無段変速装置20の油圧ポンプ21と油圧モータ23とを接続している一対の駆動油路21aに流入させる。
【0029】
〔別実施形態〕
図3は、別の実施形態を備える作動油補給構造を示し、この作動油補給構造にあっては、前記給油路11に高圧側31aが接続し、前記別油圧装置回路30に低圧側31bが接続しているリリーフ弁31の背圧導入用パイロット油路31cの排出側をステアリングバルブ12の前記ドレン油路19に連通させてある。これにより、この作動油補給構造にあっては、リリーフ弁31のリリーフ圧としては、別油圧装置回路30に発生する回路圧を考慮することなく設定できる。
【0030】
図4は、さらに別の実施形態を備える作動油補給構造を示し、この作動油補給構造にあっては、前記給油路11に高圧側31aが接続し、前記別油圧装置回路30に低圧側31bが接続しているリリーフ弁31と、前記給油路11に高圧側32aが接続し、前記ステアリングバルブ12の前記ドレン油路19に低圧側32bが接続している第2リリーフ弁32とを備えてある。前記リリーフ弁31の背圧導入用パイロット油路31cの排出側は、低圧側31bを介して別油圧装置回路30に連通させ、前記第2リリーフ弁32の背圧導入用パイロット油路32cの排出側は、低圧側32bを介してステアリングバルブ12のドレン油路19に連通させてある。第2リリーフ弁32のリリーフ圧をリリーフ弁31のリリーフ圧より高圧に設定してある。
【0031】
これにより、この作動油補給構造にあっては、給油路11の回路圧が上昇してリリーフ弁31がリリーフ作動し、油圧ポンプ10からの圧油がリリーフ弁31を通して別油圧装置回路30に供給されている場合、この別油圧装置回路30に発生した回路圧のために給油路11の回路圧がさらに上昇した場合、第2リリーフ弁32がリリーフ作動して給油路11がタンク側に連通し、給油路11のそれ以上の回路圧上昇が防止される。
【0032】
前記別油圧装置回路30によって圧油供給する供給先として、前記実施形態の如く無段変速装置20の作動油補給回路26を採用する他、ギヤ式主変速装置のシフトギヤを油圧シリンダによって切り換え操作するように構成した変速装置のシリンダ駆動回路を採用したり、前後進切り換えギヤを油圧シリンダによって切り換え操作するように構成した前後進切り換え装置のシリンダ駆動回路を採用するとか、作業用クラッチを入り切り操作する油圧ピストンの駆動回路を採用して実施する場合にも本発明は適用できる。したがった、これら作動油補給回路、シリンダ駆動回路、ピストン駆動回路などを総称してパワーステアリング装置以外の油圧装置と呼称する。
【0033】
また、本発明は、農用トラクターの他、芝刈り機など各種の作業車にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 農用トラクター全体の側面図
【図2】 パワステアリング装置及び走行用主変速装置の油圧回路図
【図3】 別の実施形態を有するパワステアリング装置及び走行用主変速装置の油圧回路図
【図4】 別の実施形態を有するパワステアリング装置及び走行用主変速装置の油圧回路図
【符号の説明】
10 油圧ポンプ
11 給油路
16 パワーシリンダ
12 ステアリングバルブ
12c ステアリングバルブの余剰ポート
19 ステアリングバルブのドレン油路
26 油圧装置
30 別油圧装置回路
31 リリーフ弁
31a リリーフ弁の高圧側
31b リリーフ弁の低圧側
31c リリーフ弁の背圧導入用パイロット油路
32 第2リリーフ弁
32a 第2リリーフ弁の高圧側
32b 第2リリーフ弁の低圧側
32c 第2リリーフ弁の背圧導入用パイロット油路

Claims (3)

  1. 油圧ポンプからの圧油の設定量をパワーシリンダに供給するとともに油圧ポンプからの圧油の余剰量を排出する余剰ポートが付いているステアリングバルブを備えている作業車の油圧装置であって、
    前記ステアリングバルブの前記余剰ポートからの圧油をパワーステアリング装置以外の油圧装置に供給する別油圧装置回路を備えてあるとともに、前記油圧ポンプからの圧油をステアリングバルブに供給する給油路に高圧側が接続しているリリーフ弁の低圧側を、前記別油圧装置回路に接続し、
    前記別油圧装置回路に接続された低圧側の油路圧を前記リリーフ弁の背圧として作用させる背圧導入用パイロット油路を設けてある作業車の油圧装置。
  2. 油圧ポンプからの圧油の設定量をパワーシリンダに供給するとともに油圧ポンプからの圧油の余剰量を排出する余剰ポートが付いているステアリングバルブを備えている作業車の油圧装置であって、
    前記ステアリングバルブの前記余剰ポートからの圧油をパワーステアリング装置以外の油圧装置に供給する別油圧装置回路を備えてあるとともに、前記油圧ポンプからの圧油をステアリングバルブに供給する給油路に高圧側が接続しているリリーフ弁の低圧側を、前記別油圧装置回路に接続し、
    前記リリーフ弁の背圧導入側に一端を連通させた背圧導入用パイロット油路の他端を、前記ステアリングバルブのドレン油路に連通させてある作業車の油圧装置。
  3. 前記給油路に高圧側が接続しているとともに前記ステアリングバルブのドレン油路に低圧側が接続し、かつ、リリーフ圧が前記リリーフ弁のリリーフ弁より高圧である第2リリーフ弁を備えてある請求項1又は2記載の作業車の油圧装置。
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