JPH082279A - 作業車の四輪駆動装置 - Google Patents

作業車の四輪駆動装置

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JPH082279A
JPH082279A JP13756294A JP13756294A JPH082279A JP H082279 A JPH082279 A JP H082279A JP 13756294 A JP13756294 A JP 13756294A JP 13756294 A JP13756294 A JP 13756294A JP H082279 A JPH082279 A JP H082279A
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JP
Japan
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hydraulic
hydraulic pump
continuously variable
variable transmission
shaft
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JP13756294A
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Nobuhiro Ishii
宣広 石井
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、従来の作業車の腹部に配置した四
輪駆動のための伝動軸を無くして、腹部に形成したスペ
ースを広くしたものである。 【構成】 操向輪を軸支するアクスルケース1に操向輪
駆動用の油圧モータMを装着すると共に、エンジンから
の動力を変速して駆動輪を駆動する変速伝動機構に介在
させた油圧式無段変速装置Hのセンタセクションに油圧
ポンプPを装着し、該油圧ポンプPを前記変速伝動機構
の一回転軸に対して連動連結すると共に、該油圧ポンプ
Pと前記油圧モータMを配管部材32を介して流体結合
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の作業車の
四輪駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、操向自在な前輪を軸支するア
クスルケースに、油圧ポンプと油圧モータ一体形の油圧
式無段変速装置を装着した技術は公知とされているので
ある。例えば特開昭59−6172号公報に記載の技術
の如くである。該従来技術においては、第1に、油圧式
無段変速装置の出力軸に操向輪を連動連結すると共に、
リアアクスルケースの腹部に前輪駆動軸を設け、該駆動
軸に、車輌の腹部の前後に配置された伝動軸を介して油
圧式無段変速装置の入力軸を接続するように構成してい
た。このような構成では、作業車の腹部に配置する作業
機の収容スペース内に伝動軸が通過するのでそのスペー
スが狭くなるという欠点があった。第2に、リアアクス
ルケース内の変速伝動機構が高速側に切換えられても、
油圧式無段変速装置が駆動され前輪駆動が継続している
ので、燃料消費の面で不経済であるという不具合いがあ
ったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、第1に車輌
の腹部を通過する伝動軸を無くして、腹部の作業機収容
スペースを広くし、第2に車輌が高速側に切換えられた
場合に、四輪駆動を切断して燃料消費の抑制をはかるべ
く構成したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、操向輪を軸支
するアクスルケース1に操向輪駆動用の油圧モータMを
装着すると共に、エンジンからの動力を変速して駆動輪
を駆動する変速伝動機構に介在させた油圧式無段変速装
置Hのセンタセクションに油圧ポンプPを装着し、該油
圧ポンプPを前記変速伝動機構の一回転軸に対して連動
連結すると共に、該油圧ポンプPと前記油圧モータMを
配管部材32を介して流体結合したものである。
【0005】請求項2においては、前記変速伝動機構を
油圧式無段変速装置Hと有段の高低切換装置を直列に連
結した構成とし、前記油圧ポンプPはクラッチ機構5を
介して前記油圧式無段変速装置Hの出力軸21に連結す
ると共に、該クラッチ機構の操作系と前記高低切換装置
の操作系とを、高低切換装置の低速時にはクラッチ機構
が係合し、高低切換装置の高速時にその係合を解除すべ
く連動連係したものである。
【0006】請求項3においては、前記変速伝動機構
を、油圧式無段変速装置Hと有段の高低切換装置を直列
に連結した構成とし、前記油圧ポンプPは、人為的に係
脱操作自在なクラッチ機構5を介して前記高低切換装置
の被駆動軸22に連動連結したものである。
【0007】
【作用】次に作用を説明する。請求項1では、センタセ
クション10に装着した油圧ポンプPと、アクスルケー
ス1に装着した油圧モータMの間は、パイプ部材32に
より連結するだけで済むので、該パイプ部材32は、ミ
ッドモアR等の作業機の収容スペースを迂回する形で配
置することが可能である。また、油圧ポンプPの装着場
所を、油圧式無段変速装置の一部品で剛性の高い金属材
料により構成されたセンタセクション10に求めたの
で、油圧モータMに対する油圧ポンプPの吐出ポートP
o及び吸入ポートPiを容易に設けることができ、構成
の簡素化が図れる。
【0008】請求項2では、油圧式無段変速装置Hの出
力軸21により、油圧ポンプPを駆動している場合に、
高低切換装置により高速側に切り換えると、駆動輪14
と操向輪15の回転が対応しなくなる不具合いを、前輪
駆動用の油圧ポンプPと出力軸21をつなぐクラッチ機
構5を切断することにより回避すると共に、燃料消費の
抑制を図ることが出来る。
【0009】請求項3では、高低切換装置を高速側へ切
り換えた際に、四輪駆動を必要としなければ人為的にク
ラッチ機構5を切断することによって油圧ポンプPの駆
動を断つことができ、油圧モータMの回転が停止し、二
輪駆動となり燃料消費の抑制を図ることができる。
【0010】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の四輪
駆動装置を搭載したトラクタの側面図、図2はリアアク
スルケース2の側面断面図、図3は図2の油圧回路図、
図4は油圧ポンプPとクラッチ機構5を示す拡大側面断
面図、図5は図4におけるA−A断面図、図6は他の実
施例に係るリアアクスルケース2の側面断面図、図7は
図6の油圧回路図である。
【0011】図1において、本発明の四輪駆動装置を搭
載したトラクタの全体構成を説明する。アクスルケース
1により操向自在な前輪15が支持され、リアアクスル
ケース2により後輪14が支持されている。アクスルケ
ース1の後面に前輪駆動用の油圧モータMを付設してい
る。またリアアクスルケース2の前方に後輪駆動用の油
圧式無段変速装置Hを配置している。該油圧式無段変速
装置Hは、可変容量型の油圧ポンプ3と、固定容量型の
油圧モータ4をセンタセクション10に取り付け、その
内部に穿設した油路により流体結合することで構成され
ている。前記センタセクション10の前面に前輪駆動用
の、可変容量型の油圧ポンプPを付設している。エンジ
ンEの回転をクランク軸12からジョイント軸13を介
して油圧式無段変速装置Hの入力軸11に入力してい
る。
【0012】そして該入力軸11はリアアクスルケース
2の後方へ突出して、リアPTO軸を兼用している。後
輪14と前輪15との間の腹部空間にミッドモアRを配
置している。リアアクスルケース2側に装着した前輪駆
動用の油圧ポンプPから、アクスルケース1側に装着し
た前輪駆動用の油圧モータMまでの間を、一対のパイプ
部材32・32により流体結合している。該油圧パイプ
32はトラクタの腹部において垂れ下がって地面の障害
物と干渉することのないように適当な手段を用いて固定
している。25はステアリングハンドルである。
【0013】次に図2において、油圧式無段変速装置H
とリアアクスルケース2の部分の具体的な構成を説明す
る。リアアクスルケース2は、その前方側が開放された
形状で、前記センタセクション10によって該ケース2
の前端部が閉鎖されている。またセンタセクション10
に取り付けた油圧ポンプ3と油圧モータ4は該ケース2
の前方側において内装される。油圧式無段変速装置Hの
入力軸11は、前記センタセクション10の前面に装着
したチャージポンプCP及び、前記油圧ポンプ3を駆動
する。該変速装置Hの出力軸21は油圧モータ4により
駆動される。また該油圧ポンプ3から吐出される圧油は
センタセクション10内に設けた油路を介して、油圧モ
ータ4に供給され、駆動される。該油圧モータ4の出力
軸21がが後方へ突出した部分にギア18,17が固定
されている。
【0014】該出力軸21の下方のリアアクスルケース
2に軸受支持されている被駆動軸であるピニオン軸22
の上に、前記ギア17・18と常時噛み合うギア19・
16を遊嵌して設け、このギア19・16のいずれかを
ピニオン軸22に係合可能な高低切換シフター20を設
けて、該高低切換シフター20の前後動により、ピニオ
ン軸22の回転を高低速に切換可能としている。Dは左
右の車軸40を差動的に連結するためのデフギア装置で
ある。図4において、センタセクション10の前面に固
定された前輪駆動用の油圧ポンプPの具体的な構成を説
明する。油圧式無段変速装置Hの油圧モータ4の出力軸
21がセンタセクションの前面から外へ突出されて、こ
の突出した部分に、前輪駆動用の油圧ポンプPが構成さ
れている。
【0015】図4に示されているようにポンプ軸23の
前端側は中空状とされ、この中空部の外周位置に、複数
のピストン24を往復動自在に収容したシリンダブロッ
ク30が遊転自在に配置されている。また、ピストン2
4の往復動を制御する可動斜板31が、後述する操作機
構を介して変速レバー7に連係されている。シリンダブ
ロック30の吐出部・吸入部につながる吐出ポートPo
及び吸入ポートPiがセンタセクション10の外面に開
口しており、前述のパイプ部材32・32が接続できる
ように構成されている。27は、シリンダブロック30
や可動斜板31を収容するためのケースである。
【0016】そして、ポンプ軸23の中空部分の中にク
ラッチ操作杆9が摺動自在に挿入されており、該クラッ
チ操作杆9とクラッチボール5aによりシリンダブロッ
ク30に対するクラッチ機構5が構成されている。クラ
ッチボール5aは、中空状のポンプ軸23に設けられた
連通孔23aを通じて放射方向へ移動自在とされる。図
5においてクラッチ操作杆9の上半部はクラッチ入りの
状態での位置を示し、下半部はクラッチ切りの状態での
位置を示している。クラッチ操作杆9の後端側にはクラ
ッチボール5aの下半部を収容する環状の小径部9aが
形成されている。一方、油圧ポンプPのシリンダブロッ
ク30が前記ポンプ軸23を遊嵌状に挿通した部分の内
周面にはクラッチボール5aの上半部が係合するための
溝部を円周上に連続して設けている。よって、クラッチ
操作杆9が図示上半部の状態に位置すると前記小径部9
aから大径部へクラッチボール5aが乗り上げてポンプ
軸23とシリンダブロック30とがクラッチボール5a
を介して一体回転するよう接続されクラッチが入る。ま
た、クラッチ操作杆9を図示下半部に位置させると、前
記小径部9aにクラッチボール5aの下半部がはまり込
むためにポンプ軸23とシリンダブロック30との接続
が断たれてシリンダブロック30は回転されずクラッチ
が切られる。クラッチ操作杆9の外周とポンプ軸23の
中空部内周との間にデテント機構が、デテントボール3
3とボール嵌入溝34により構成されている。クラッチ
操作杆9の先端はポンプ軸23より突出して、ロッド・
リンク・ワイヤー等の接続手段を介して後述するように
高低切換レバー6と連動連係され、前述のデテント機構
によりクラッチ操作杆9が、クラッチ入り位置と切り位
置の2位置に選択的に保持される。該前輪駆動用の油圧
ポンプPは、油圧式無段装置Hの出力軸21により駆動
されるので、後輪の回転に比例した圧油を吐出し、前輪
駆動用の油圧モータMを同期的に駆動することができ
る。
【0017】次に図3において、全体の油圧回路を説明
する。入力軸11により駆動される前記チャージポンプ
CPから吐出された圧油はフローデバイダFDにより分
流されて、その一方が油圧式無段変速装置Hの作動油補
給用に利用されると共に、他方は3位置切換電磁型の方
向切換バルブVを経て、油圧ポンプPの可動斜板31に
傾動角度を調整するための、複動型のコントロールシリ
ンダ8へ供給される。コントロールシリンダ8には、前
記方向切換バルブVが中立位置におかれて圧油が供給さ
れない時に可動斜板31を中立位置に戻すための中立付
勢バネが内装されている。またコントロールシリンダ8
には、そのピストン8aが所定のストローク分移動した
ところでシリンダ8内の圧油をタンクに逃がして、それ
以上ストロークさせないための排油路B・Bが設けられ
ている。該排油路B・Bには、前記ハンドル25の操作
量に応じてその設定圧が変化するようにされた可変リリ
ーフ弁Lが介装されている。この可変リリーフ弁Lによ
って排出路B・Bの圧油を高めることによってピストン
8aを所定のストローク以上に移動させることができる
ようになっている。変速レバー7は油圧式無段変速装置
Hの油圧ポンプ3の可動斜板を操作するものであるが、
更に、変速レバー7の中立から前進あるいは後進への操
作状態がポテンショメータ等を介してコントローラCへ
入力されるようになっている。該コントローラCは、方
向切換バルブVの切換信号を発信する。該方向切換バル
ブVが切換わると、コントロールシリンダ8のピストン
8aが排油路Bへ至るまでストロークし、前輪駆動用の
油圧ポンプPの可動斜板31を前進あるいは後進方向に
所定の角度だけ傾斜し、一定角度に保持する。機体が直
進する場合には可変リリーフ弁Lの設定圧は略零に調整
される。故に、前輪駆動用の油圧ポンプPは後輪駆動に
略同期した回転速度で回転する。
【0018】ここで、ステアリングハンドル25を操向
操作の為に回動すると、可変リリーフ弁Lの設定圧が上
昇する。該可変リリーフ弁Lの上昇により、コントロー
ルシリンダ8は中立付勢バネに抗して更に伸長すること
ができ、これによって、可動斜板31の傾斜角度が大き
くなり、前輪駆動用の油圧ポンプPの吐出量が多くなる
ため、油圧モータMの回転数が増し、前輪増速の状態を
得ることが出来て小さな旋回半径で車輌を旋回させるこ
とができる。
【0019】高低切換レバー6とクラッチ機構5とは、
高低切換シフター20が高速側へ操作されると同時にク
ラッチ操作杆9がクラッチ機構5を切断するように連動
連係している。即ち、油圧モータ4と前輪駆動用の油圧
ポンプPとは、高低切換装置の低速の状態で前輪15と
後輪14の周速度が略一致すべく構成している。高速の
場合には、路上走行につき、大きな牽引力は必要ないの
で、前輪駆動を自動的に切断すべく構成しているのであ
る。
【0020】図6の実施例においては、油圧式無段変速
装置Hの出力軸21で前輪駆動用の油圧ポンプPを駆動
するのではなく、高低切換装置による高低切換後の回転
軸であるピニオン軸22によって前輪駆動用の油圧ポン
プPを駆動するようにしている。故に、前輪駆動用の油
圧モータMは、高低切換装置をどちらに切り換えても後
輪14と略同期した回転を前輪15に与えることにな
る。ピニオン軸22の先端には延長軸22aが係合して
おりケースの前後方向に沿わせて配置してある。延長軸
22aの前端はセンタセクション10から突出して前記
した油圧ポンプPが構成されているのである。また、作
業車に搭載された外部アクチュエータ(図示せず)を駆
動するために、油圧ポンプ3や油圧モータ4を収容して
あるリアアクスルケース2の前方内部には、内接歯車式
や外接歯車式に構成された固定容量型油圧ポンプGPが
収容され、センタセクション10の内面に装着されてい
る。そして、この油圧ポンプGPは延長軸22aの中途
部分により駆動され、リアアクスルケース2内部の油を
フィルタ(図示せず)を介して吸い込み、センタセクシ
ョン10の吐出ポート10cより外部アクチュエータへ
供給できるようになっている。この油圧ポンプGPは、
車速に同期した油量を吐出するためにこれによって駆動
される外部アクチュエータも車速に同期して駆動される
ことになる。図7に示した油圧回路は、基本的に図3に
既述した構成と略同じであるため、同じ図番を付記して
その説明は省略する。クラッチ機構5には専用のクラッ
チレバー26が備えられて、油圧ポンプPの駆動を任意
に切ることができるようになっている。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く、センタ
セクション10に装着した油圧ポンプPと、アクスルケ
ース1に装着した油圧モータMの間は、パイプ部材32
により連結するだけで済むので、該パイプ部材32は、
ミッドモアR等の作業機の収容スペースを迂回する形で
配置することが可能である。また、油圧ポンプPの装着
場所を、油圧式無段変速装置の一部品で剛性の高い金属
材料により構成されたセンタセクション10に求めたの
で、油圧モータMに対する油圧ポンプPの吐出ポートP
o及び吸入ポートPiを容易に設けることができ、構成
の簡素化が図れる。
【0022】請求項2の如く、油圧式無段変速装置Hの
出力軸21により、油圧ポンプPを駆動している場合
に、高低切換装置により高速側に切り換えると、駆動輪
14と操向輪15の回転が対応しなくなる不具合いを前
輪駆動用の油圧ポンプPと出力軸21をつなぐクラッチ
機構5を切断することにより回避すると共に、燃料消費
の抑制を図ることが出来る。
【0023】請求項3の如く、高低切換装置を高速側へ
切り換えた際に、四輪駆動を必要としなければ人為的に
クラッチ機構5を切断することによって油圧ポンプPの
駆動を断つことができ、油圧モータMの回転が停止し、
二輪駆動となり燃料消費の抑制を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の四輪駆動装置を搭載したトラクタの側
面図。
【図2】リアアクスルケース2の側面断面図。
【図3】図2の油圧回路図。
【図4】油圧ポンプPとクラッチ機構5を示す拡大側面
断面図。
【図5】図4におけるA−A断面図。
【図6】他の実施例に係るリアアクスルケース2の側面
断面図。
【図7】図6の油圧回路図。
【符号の説明】
H 油圧式無段変速装置 P 油圧ポンプ M 油圧モータ 1 アクスルケース 2 リアアクスルケース 3 油圧ポンプ 4 油圧モータ 5 クラッチ機構 6 高低切換レバー 7 変速レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操向輪を軸支するアクスルケース1に操
    向輪駆動用の油圧モータMを装着すると共に、エンジン
    からの動力を変速して駆動輪を駆動する変速伝動機構に
    介在させた油圧式無段変速装置Hのセンタセクションに
    油圧ポンプPを装着し、該油圧ポンプPを前記変速伝動
    機構の一回転軸に対して連動連結すると共に、該油圧ポ
    ンプPと前記油圧モータMを配管部材32を介して流体
    結合したことを特徴とする作業車の四輪駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の変速伝動機構を油圧式無
    段変速装置Hと有段の高低切換装置を直列に連結した構
    成とし、前記油圧ポンプPはクラッチ機構5を介して前
    記油圧式無段変速装置Hの出力軸21に連結すると共
    に、該クラッチ機構の操作系と前記高低切換装置の操作
    系とを、高低切換装置の低速時にはクラッチ機構が係合
    し、高低切換装置の高速時にその係合を解除すべく連動
    連係したことを特徴とする作業車の四輪駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の変速伝動機構を、油圧式無段
    変速装置Hと有段の高低切換装置を直列に連結した構成
    とし、前記油圧ポンプPは、人為的に係脱操作自在なク
    ラッチ機構5を介して前記高低切換装置の被駆動軸22
    に連動連結したことを特徴とする作業車の四輪駆動装
    置。
JP13756294A 1994-06-20 1994-06-20 作業車の四輪駆動装置 Pending JPH082279A (ja)

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Cited By (4)

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