JP2004007499A - 撮像素子チップモジュール及び撮像素子チップの取付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でデジタルカメラの薄型化に寄与する撮像素子チップモジュール及び撮像素子チップの取付方法を提供する。
【解決手段】CCDチップ2の受光面4の周囲のチップ表面2aには、半田ボールのチップ端子6が矩形状に配列され、この外方に矩形の枠状をしたゴム製の防塵用部材11が貼り付けてある。回路基板3には、受光面4を露呈する開口3aが形成され、これを防塵用の透明なカバーガラス5が覆っている。回路基板3の基板表面3bには、チップ端子6に対応した半田ボールの基板端子7が設けられている。CCDチップ2と回路基板3とを平行にしてチップ端子6と基板端子7を付け合わせて超音波を与えると、端子6,7が溶着して撮像素子チップモジュール10が完成する。チップ表面2aと基板表面3bとの隙間が防塵用部材11によって塞がれ、塵等の侵入が防止される。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラ等の薄型化に寄与する撮像素子チップモジュール及び撮像素子チップの取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年急速に普及しているデジタルカメラやビデオカメラ(以下デジタルカメラ等という)の本体内には、受光面に光学的に結像された画像を光電変換して画像信号を出力するCCDやCMOSイメージセンサ等の撮像素子チップが組み込まれている。このような撮像素子チップは、ベアチップ,すなわち受光面を露出したままの状態では受光面に塵や埃が付着するため、撮像素子チップをパッケージの中に密閉した撮像素子パッケージの状態でデジタルカメラ等に組み込まれるのが一般的である。
【0003】
ところが、上記のような撮像素子パッケージでは、カメラを小型化しにくいため、ベアチップのままで装置に組み込むことが提案されている(例えば特許文献1記載の原稿読み取り装置)。この装置では、光学レンズと筐体(レンズ鏡筒)と回路基板とによって密閉空間を形成し、この回路基板上にベアチップ状態の撮像素子チップを固定してある。
【0004】
また、マイクロレンズを設けた受光面のエリアのみを覆うように透明部材からなる気密封止部を撮像素子チップの表面に設けることにより、実装サイズの小型化を図った固体撮像装置が知られている(例えば特許文献2)。
【0005】
ところで、カメラを薄型化するには、撮影光学長を短縮することが有効であるが、撮影レンズのズーム倍率や光学性能の面で問題がある。そこで、撮影光学長を維持したままカメラを薄型化するには、撮像素子チップの受光面から後方(撮影レンズと反対側)の寸法を抑えることが有効である。これを実現するためには、回路基板に開口を形成し、この開口に撮影光学系を挿通することにより、回路基板の厚みを撮影光学長の中に含ませることが提案されている(例えば特許文献3)。
【0006】
この特許文献3記載の装置では、撮影光学系であるレンズ鏡筒のフランジ部に透光部材及びフイルムキャリアを介して撮像素子チップ(CCDチップ)を取り付け、フイルムキャリアのリードを回路基板の接続ランドに接合してある。そして、フイルムキャリアと撮像素子チップの周囲との間にエポキシ樹脂からなる封止剤を充填し、湿気等の外部雰囲気を遮断して撮像素子チップを保護している。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−18649号公報
【特許文献2】
特開平7−202152号公報
【特許文献3】
特開平11−191865号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献3記載の装置では、撮像素子チップのインナーリードとフイルムキャリアとを接続し、更にフイルムキャリアのアウターリードを回路基板の接続ランドに接合するため、半田付け工程が複雑になる。また、半田付け工程が終了した後に、更に封止剤の充填工程を必要とする。すなわち、前記装置は、構成が複雑なため製造工程も複雑になり、コストアップを招くという欠点がある。
【0009】
本発明は、簡単な構成でデジタルカメラの薄型化に寄与する撮像素子チップモジュール及び撮像素子チップの取付方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の撮像素子チップモジュールは、受光面を有する撮像素子チップと、この撮像素子チップを駆動する駆動回路が構成された回路基板とからなり、この回路基板に形成した開口から受光面を露呈するように撮像素子チップの受光面側のチップ表面と回路基板の基板表面とを所定の固着手段により固着するものである。また、前記固着手段の内側又は外側に弾性体を設け、前記チップ表面と基板表面との隙間を塞いで防塵するものである。また、前記弾性体は、前記チップ表面に予め接合されているものである。
【0011】
また、前記回路基板の開口は、光透過性を有するカバー部材により塞がれているものである。また、前記回路基板は、被写体光を撮像素子チップの受光面に結像させる撮影レンズの鏡筒に取り付けられるものである。また、前記受光面は、スペーサを介した光透過性を有するカバー部材で覆われているものである。
【0012】
また、前記固着手段は、前記チップ表面に設けられた半田製のチップ端子と、このチップ端子と付け合わせて溶着され、前記基板表面に設けられた半田製の基板端子とからなり、前記撮像素子チップと回路基板とを固着するとともに撮像素子チップと回路基板とを電気的に接続するものである。また、前記チップ端子は、半田ボールとしたものである。また、前記基板端子は、半田から形成した平板状のハンダランドとしたものである。また、前記チップ端子,基板端子は、それぞれ溶着のみに用いられるダミーの端子を含むものである。
【0013】
本発明の撮像素子チップの取付方法は、受光面を有する撮像素子チップを、前記受光面を露呈する開口が形成された回路基板に取り付ける撮像素子チップの取付方法において、前記撮像素子チップの受光面側のチップ表面にチップ端子を設け、前記回路基板の基板表面にチップ端子に対応する基板端子を設けるとともに、前記チップ端子と基板端子のうち少なくともいずれか一方を半田から形成し、前記チップ端子と基板端子とを付け合わせて少なくとも一方の端子を溶融しながら回路基板に対する撮像素子チップの位置決めを行う位置決め工程と、この位置決め工程終了後に溶融した端子を硬化させて撮像素子チップを回路基板に固着する固着工程とからなるものである。また、前記半田から形成した端子を半田ボールとしたものである。また、前記チップ端子と基板端子のうち一方を半田ボールとするとともに、他方を半田から形成した平板状のハンダランドとしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態を示す図1において、撮像素子チップモジュール1は、撮像素子チップであるCCDチップ2と、この上に平行に固定され、CCDチップ2を駆動する駆動回路が構成された回路基板3とからなる。回路基板3には、CCDチップ2の受光面4を露呈する開口3aが形成されており、これを板状をした防塵用の透明なカバーガラス5が覆っている。また、前記受光面4の周囲のチップ表面2aには、半田ボールのチップ端子6が矩形状に配列されている。また、チップ端子6に対応した半田ボールの基板端子7が回路基板3の基板表面3bに設けられている(図2参照)。
【0015】
図2に示すように、チップ端子6と基板端子7とを付け合わせて超音波を与えると、互いに溶融するから、この間にCCDチップ2が回路基板3に対して平行になるように位置決めを行った後、超音波の付与を停止すると、チップ端子6と基板端子7とが硬化して溶着する。これにより、CCDチップ2が回路基板3に固定されると同時に、これらが互いに電気的に接続される。前記回路基板3には、図示していないが、CCDチップ2を駆動するための駆動回路が、周知のプリント配線と、これに実装された部品とから構成されている。なお、チップ端子6と基板端子7には、溶着のみに使用されるダミー端子を含むようにしてもよい。
【0016】
このように構成された撮像素子チップモジュール1は、図2に示すように、撮影レンズ8を保持したレンズ鏡筒9のフランジ部9aにエポキシ樹脂等の接着剤によって接着され、カバーガラス5に塵や埃が付着することが防止される。また、レンズ鏡筒9に固着された撮像素子チップモジュール1は、レンズユニット12として携帯電話やデジタルカメラ等に組み込まれる。なお、撮像素子チップモジュール10からカバーガラス5を省略してもよい。なお、接着剤の代わりに、ビス等を用いてもよい。
【0017】
次に、第2実施形態を示す図3において、撮像素子チップモジュール10は、前記第1実施形態において、チップ端子6の外方のチップ表面2aに、矩形の枠状をしたゴム製の防塵用部材11を予め貼り付けてある。これにより、図4に示すように、チップ端子6と基板端子7とを溶着すると、チップ表面2aと基板表面3bとの隙間が防塵用部材11によって塞がれ、前記隙間から塵や埃が侵入して受光面4に付着するのが防止される。なお、防塵用部材11の弾性による反発力は、端子6,7同士の溶着による接着力より弱いものとする。
【0018】
撮像素子チップモジュール10は、レンズ鏡筒9のフランジ部9aに接着等の取付手段によって取り付けられるから、カバーガラス5に塵や埃が付着することが防止される。また、レンズ鏡筒9と撮像素子チップモジュール10とからなるレンズユニット13は、携帯電話やデジタルカメラ等に組み込まれる。なお、撮像素子チップモジュール10のカバーガラス5側はレンズ鏡筒9によって防塵されるため、カバーガラス5を省略してもよい。また、カバーガラス5は、端子6,7の溶着によるCCDチップ2と回路基板3との固着の後に、回路基板3に取り付けるようにしてもよい。
【0019】
次に、第3実施形態を示す図5において、撮像素子チップモジュール15のCCDチップ16は、防塵用部材17をチップ端子18と受光面19との間に設けてある。CCDチップ16に接合される回路基板20の基板端子21(図8参照)は、チップ端子18に対応した位置に設けられている。また、CCDチップ16は、駆動のために用いられる有効なチップ端子18の他、溶着のためだけに用いられるダミーのチップ端子22が四隅に設けてある。また、回路基板20には、チップ端子22に対応するダミーの基板端子23(図8参照)が設けられている。なお、本実施形態では、回路基板20の開口20aを覆う防塵用のカバーガラスは設けていない。
【0020】
次に、第4実施形態を示す図6において、撮像素子チップモジュール25は、回路基板3の開口3aを覆うように、ホルダ28を回路基板3に取り付けてある。ホルダ28に形成された開口28aには、これを覆うように板状をしたカバーガラス29が取り付けられている。これにより、光透過性を確保しながら開口3aが防塵される。また、ホルダ28のサイズは、レンズ鏡筒9の内径より小さくしてあるから、デジタルカメラの光軸方向の厚みに影響を与えることがない。
【0021】
また、第5実施形態を示す図7において、撮像素子チップモジュール30は、CCDチップ2の受光面4の上方を矩形の枠状をしたセラミックス製のスペーサ31を介して板状をしたカバーガラス32で覆ったものである。スペーサ31及びカバーガラス32は、回路基板3にCCDチップ2を固定した際に、開口3a内に収納されるから、撮像素子チップモジュール30の厚みはもちろん全体のサイズになんら影響を与えない。
【0022】
次に、第6実施形態を示す図8において、撮像素子チップモジュール40は、前記第3実施形態のCCDチップ16にスペーサ31及びカバーガラス32を設けたものである。
【0023】
次に、CCDチップを回路基板に取り付ける取付方法の実施形態を以下に説明する。なお、以下に説明する実施形態では、説明を簡略化するために上述したような防塵用部材を省略してあるが、実際には設けられているものとする。第7実施形態を示す図9及び図10において、CCDチップ50の受光面51は枠状のスペーサ52を介して板状をした防塵用のカバーガラス53に覆われている。また、CCDチップ50のチップ表面50aには、複数個の半田ボールの端子54が、受光面51を挟んで平行にそれぞれライン状に配列されている。
【0024】
CCDチップ50を取り付ける回路基板58には、カバーガラス53を受け入れる開口59が形成され、この周囲の裏面58aには、前記端子54に対応した半田ボールの端子61が設けられている。
【0025】
前記CCDチップ50を回路基板58に位置決めする際に、CCDチップ50の下方から矩形状をした治具66がチップ背面50bにあてがわれる。治具66の一方の相対する2辺には、CCDチップ50の端面50c,50dと当接される突条部66a,66bが形成され、また、他方の相対する2辺には、CCDチップ50の端面50e,50fと当接される突条部66c,66dが形成されている。これら突条部66a〜66dの高さは、CCDチップ50と回路基板58との平行度を調整する際に邪魔にならないように、CCDチップ50の厚みより低く設定されている。
【0026】
治具66の中央部には、矩形状の開口66eが形成され、この中に棒状をしたアーム68の端部68aが挿入され、回動自在に軸支されている。また、治具66の突条部66a,66b近傍には、細長い形状をした超音波ホーン71,72を挿通する長孔66f,66gが形成されている。
【0027】
CCDチップ50を回路基板58に取り付けるには、まず回路基板58を水平に固定しておく。そして、CCDチップ50を治具66の上面に載せ、回路基板58の下方から回路基板58に向かって治具66を上昇させる。CCDチップ50の端子54を回路基板58の端子61に付け合わせた後、長孔66f,66gから超音波ホーン71,72を挿入してチップ背面50bに押し当てる。
【0028】
超音波ホーン71,72を駆動すると、超音波ホーン71,72から端子54,61に超音波が与えられ、互いに当接した先端部同士が溶融し、融合して一体的になる。この間に、アーム68を図8の上下方向に移動することによりCCDチップ50と回路基板58との間隔を調整し、治具66を傾けることによりCCDチップ50と回路基板58との平行度を調整する。
【0029】
前記調整作業は、受光面51にレーザ光線を当て、受光面51での反射光を顕微鏡で観察しながら行う。調整作業が終わったら、超音波ホーン71,72の駆動を停止する。これにより、直ちに端子54,61が硬化して互いの先端部分が一体化する(溶着する)から、CCDチップ50が回路基板58に固定され、撮像素子チップモジュール75が完成する。
【0030】
撮像素子チップモジュール75は、図11に示すように、レンズ鏡筒76のフランジ部76aに取り付けられる。フランジ部76aには、位置決め用のボス77が複数個設けられ、回路基板58には、ボス77に対応した孔58bが形成されている。回路基板58の孔58bにフランジ部76aのボス77を嵌め込むようにして回路基板58をフランジ部76aの内壁面に付け合わせた後、複数のビス78によってねじ止めすれば、受光面51が撮影レンズ79の撮影光軸Lに対して垂直、かつ受光面51と撮影レンズ79との間隔が所定範囲内になる。
【0031】
次に、第8実施形態を示す図12及び図13において、治具80は、第7実施形態の治具66と同様に矩形状をしているが、少なくとも一方の相対する突条部80a,80bが、CCDチップ50の厚みより高く、かつ治具80にCCDチップ50を保持した状態でCCDチップ50の端子54の上部が突出する高さに設定されている。なお、端子54の高さは突条部80a,80bより十分に高くする。また、突条部80a,80bの頂上部81,82は平面状に形成されている。また、治具80の突条部80a,80b近傍には、前記超音波ホーン71,72が挿入される長孔80c,80dが形成されている。
【0032】
回路基板83の端子84は、前述した半田ボールではなく、平板状をしたハンダランドにしてある。これは、半田ボール同士の場合よりもCCDチップ50の端子81が接触できる範囲が広くなるため、例えば、回路基板83に多少の製造誤差があっても、CCDチップ50の端子81と回路基板83の端子84との位置がずれて接触しないというような事故を未然に防ぐことができる。
【0033】
治具80は、図面の上下方向に移動自在とされており、回路基板83は、治具80の上方の所定位置に予め固定される。CCDチップ50を治具80に保持した状態で治具80を上昇させ、CCDチップ50の端子54を端子84に付け合わせた後、第4実施形態と同様に、超音波ホーン71,72から端子54,84に超音波を与える。
【0034】
端子54,84が溶融するから、平面状に形成された突条部80a,80bの頂上部81,82が回路基板83の下面83aに当接するまで、治具80を更に上昇させて回路基板83側へ押しつける。これにより、CCDチップ50と回路基板83とが平行でかつ所定の間隔で位置決めされる。超音波ホーン71,72の駆動を停止すると、直ちに端子54,84同士が硬化して一体化するから、CCDチップ50が回路基板83に固定され、撮像素子チップモジュール85が完成する。
【0035】
前記第7,8実施形態においては、矩形状をした治具を用いたが、図14に示すように、T字型をした治具86を用いてもよい。この治具86は、各端部86a〜86cが直角に屈曲された形状をしており、治具86を水平面内のX方向,Y方向に移動させることにより、各端部86a〜86cがCCDチップ87の端面に当接してCCDチップ87をX方向,Y方向にそれぞれ移動させる。なお、CCDチップ87の端子88は、受光面89を取り囲むように矩形の枠状に配列されている。なお、CCDチップ87の受光面89は枠状のスペーサ91を介して板状をした防塵用のカバーガラス92に覆われている。
【0036】
以上説明した本発明の撮像素子チップモジュールは、デジタルカメラや携帯電話に組み込んで使用される。デジタルカメラの外観を示す図15及び図16において、デジタルカメラ100のカメラ本体101の前面の右上部には、対物側ファインダ窓102が設けられており、中央部には、開閉自在にスライド操作される半月状のレンズバリア103が組み付けられている。このレンズバリア103が開放位置にスライド操作された時に、撮影レンズ104、ストロボ発光部105等が露呈する。また、カメラ本体101の上面には、シャッタボタン106が設けられている。
【0037】
カメラ本体101の背面には、接眼側ファインダ窓107,LCDパネル108,各種操作を行うための操作ボタン110,カーソル操作ボタン111が設けられている。また、LCDパネル108は、撮影モードに設定された時に被写体確認用の画像であるスルー画を表示する電子ビューファインダとして使用される。また、再生モードでは、記録画像の再生表示を行う。また、セットアップモードにおいては、各種設定画面等が表示される。
【0038】
操作ボタン110は、電源ボタン112,モード選択ボタン113,決定ボタン114の3つのボタンで構成されている。電源ボタン112は、電源スイッチのオン/オフ切替を行う時に、ユーザに押圧操作される。また、モード選択ボタン113は、撮影を行う撮影モード/記録画像を再生表示する再生モード/各種設定を行うセットアップモード等のモード切替時にユーザにより押圧操作される。決定ボタン114は、セットアップモード等で選んだ選択肢を確定する際にユーザによって押圧操作される。
【0039】
カーソル操作ボタン111は、円形状のボタンであり、この円周を等分割する上下左右の4箇所が押圧操作部となっており、それぞれを操作することによりカーソルを上下左右に移動させることができる。
【0040】
前述の操作ボタン110,及びカーソル操作ボタン111を操作することにより、各種設定・操作を行うことができる。例えば、モード選択ボタン113を押圧操作してセットアップモードにしたときに、LCDパネル108の設定画面内に表示されたメニューのうち該当する項目にカーソルを移動させ、決定ボタン114を押圧操作することにより、該当する項目が選択されて各種操作を行うことができる。
【0041】
カメラ本体101の側面には、スロット115が設けられており、メモリカード116が、このスロット115に挿脱自在に取り付けられる。メモリカード116としては、不揮発性の半導体メモリであるフラッシュメモリが使用されている。このメモリカード116内には、記録画像のデータを記録する領域と、この記録画像を管理するためのデータが記録されるファイル管理領域とが設けられている。
【0042】
デジタルカメラ100の電気構成を示す図17において、撮影レンズ104の背後には、本発明の撮像素子チップモジュール10が配置されている。撮像素子チップモジュール10は、撮影レンズ104を保持するレンズ鏡筒のフランジ部(図示せず)に取り付けられる。撮影レンズ104を透過した被写体光が、撮像素子チップモジュール10のCCDチップ2に画像データとして取得される。なお、一体化された撮影レンズ104,レンズ鏡筒及び撮像素子チップモジュール10は、レンズユニットとしてカメラ本体101に組み込むようにするのがよい。
【0043】
撮像素子チップモジュール10は、ドライバ122及びタイミングジェネレータ123を介して、デジタルカメラ100の全体を制御するCPU124に接続されている。このCPU124が、クロック信号を発生させるタイミングジェネレータ123と、ドライバ122を制御することにより撮像素子チップモジュール10を駆動させる。なお、ドライバ122は、撮像素子チップモジュール10の回路基板3に含まれるようにしてもよい。
【0044】
撮像素子チップモジュール10から出力された画像データは、相関二重サンプリング回路(CDS)125に入力され、CCDチップ2の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR,G,Bの画像データとして出力される。CDS125から出力された画像データは、増幅器(AMP)126で増幅されて、A/D変換器127でデジタルデータに変換される。デジタル化された画像データは、画像信号処理部128に送信される。画像信号処理部128は、データバス129を介して、ビデオメモリ130及びバッファメモリ131に接続されており、それぞれに画像データを書き込む。
【0045】
ビデオメモリ130は、LCDパネル108を電子ビューファインダとして使用する際に、解像度の低い画像データが一時的に記録される。ビデオメモリ130に記録された画像データは、データバス129を介してLCDドライバ132に送信され、LCDパネル108に表示される。バッファメモリ131は、撮像された高解像度の画像データが一時的に記録される。このバッファメモリ131から読み出された画像データは、データバス129を介して接続されている圧縮・伸張処理部134により、JPEG等の圧縮方式により圧縮される。圧縮された画像データは、CPU124がメディアコントローラ135を制御して、記録媒体であるメモリカード116に記録される。
【0046】
また、CPU124には、操作ボタン110及びカーソル操作ボタン111が接続されている。CPU124は、操作ボタン110及びカーソル操作ボタン111がユーザによって押圧操作されることにより、ユーザからの指令を取得する。ユーザから記録画像の再生命令を取得した場合には、CPU124は、メディアコントローラ135を制御して、メモリカード116から画像データを読み出す。CPU124は、圧縮・伸張処理部134を制御して、読み出した画像データの伸張を行う。その後、CPU124は、LCDドライバ132を制御して伸張された画像データをLCDパネル108に表示させる。
【0047】
画像信号処理部128は、データバス129を介して、CPU124に接続されている。CPU124は、画像信号処理部128を制御して、撮像された高解像度の画像データがバッファメモリ131内に記録されている間に、例えば階調変換、色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮するハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネスを強調するハイパーシャープネス処理等の画像処理を施す。
【0048】
CPU124には、シャッタボタン106が接続されており、ユーザからの画像記録命令を取得する。また、CPU124には、CPU124の動作に必要な制御プログラムが記憶されたROM136が接続されており、この制御プログラムに基づいて動作する。
【0049】
なお、上記デジタルカメラでは、撮像素子チップモジュールは、撮影レンズを保持するレンズ鏡筒のフランジ部に取り付けるようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、撮影レンズの撮影光軸に垂直かつ撮影レンズとの間隔を正確に位置決めすることができる部材であれば、レンズ鏡筒とは異なる部材に固定するようにしてもよい。また、デジタルカメラに内蔵する撮像素子チップモジュールとして本発明の第2実施形態を採用したが、他の実施形態を採用してもよいのはもちろんである。
【0050】
次に、カメラ付き携帯電話150の背面側の外観を示す図18において、携帯電話本体151の背面151a側にカメラ部として機能するレンズユニット152が組み込まれている。このレンズユニット152は、撮影レンズ153,これを保持するレンズ鏡筒154及びこのレンズ鏡筒154のフランジ部に固定された撮像素子チップモジュール10(図示せず)からなり、撮影レンズ153及びレンズ鏡筒154が背面151aから露呈している。
【0051】
撮像素子チップモジュール10の回路基板3は、アンプ及びA/Dコンバータを含んでおり、カメラ付き携帯電話150を撮影モードにすると、CCDチップ2から出力されたアナログ撮像信号をデジタル変換して画像データを出力する。この画像データは、携帯電話本体151の内蔵メモリに記録され、携帯電話本体151の表面151b側に設けられた液晶表示パネル(図示せず)にスルー画として表示され、またシャッタボタンとして機能する特定のキーを操作することによってメモリカードに記録される。なお、前記回路基板3は、アンプ及びA/Dコンバータを含んでいるとしたが、本発明はこれに限定されることがないのはもちろんである。
【0052】
以上説明した実施形態では、防塵用部材はゴム製としたが、本発明はこれに限定されることなく、例えばエラストマーから形成してもよい。また、防塵用部材は矩形状としたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば円形状としてもよい。また、スペーサをセラミックスで作成したが、本発明はこれに限定されず、アルミニウムや硬質プラスチック等で形成してもよい。
【0053】
また、上記実施形態では、いずれもCCDチップ側から超音波を加えるようにしたが、回路基板側からでもよい。また、半田ボール等を溶着するために超音波ホーンを用いたが、本発明はこれに限定されず、局部加熱を行うことができれば、例えば抵抗線を用いた電気ヒータ等を用いてもよい。
【0054】
また、上記実施形態では、半田ボールの端子は、受光面を一重に取り囲むように矩形の枠状に配列したもの、もしくは受光面を挟んで平行な2列に配列したものであったが、本発明はこれに限定されず、例えば二重以上に取り囲むいわゆるボールグリッドアレーであってもよい。また、チップ端子,基板端子は、半田から形成した端子であれば、いわゆる半田ボールに限らず、例えばサイコロ状でもよい。
【0055】
また、チップ端子を半田ボールとし、基板端子を平板状をしたハンダランドとした実施形態を挙げたが、逆にチップ端子を平板状をしたハンダランドとし、基板端子を半田ボールとしてもよい。また、チップ端子または基板端子のいずれか一方のみを半田から形成し、他方を溶融しない金属接片とすることも可能である。また、上記実施形態では、撮像素子チップとしてCCDチップを用いたが、本発明はこれに限定されず、例えばCMOSチップを用いてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、本発明の撮像素子チップモジュールによれば、回路基板に形成した開口から受光面を露呈するように撮像素子チップの受光面側のチップ表面と回路基板の基板表面とを固着するので、きわめて簡単でかつ薄い構成とすることができ、これをレンズ鏡筒に装着するだけでデジタルカメラの撮像系を構築できる。したがって、デジタルカメラの薄型化及びローコスト化に寄与できる。また、固着手段の内側又は外側に弾性体を設け、チップ表面と基板表面との隙間を塞いで防塵するから、撮像素子チップと回路基板との隙間から塵や埃が撮像素子チップの受光面に付着することを防止できる。また、弾性体をチップ表面に予め接合しておくと、撮像素子チップを回路基板に固着する際に受光面への防塵も同時に達成できる。
【0057】
また、光透過性を有するカバー部材で回路基板の開口を塞ぐので、回路基板側から撮像素子チップの受光面に塵や埃が付着することを防止できる。また、回路基板を撮影レンズの鏡筒に取り付けるので、回路基板側から撮像素子チップの受光面に塵や埃が付着することを防止できる。また、スペーサを介し光透過性を有するカバー部材で受光面を覆うので、受光面をより確実に防塵できる。また、チップ端子と基板端子を互いに溶着することにより、撮像素子チップと回路基板とを固着するとともに撮像素子チップと回路基板とを電気的に接続するので、きわめて簡単でかつ薄い構成とすることができ、これをレンズ鏡筒に装着するだけでデジタルカメラの撮像系を構築できる。
【0058】
また、チップ端子を半田ボールとすることが好ましい。また、基板端子を平板状のハンダランドとすると、チップ端子が接触できる範囲が広くなり、チップ端子と基板端子との位置がずれて接触不良を生じる事故を未然に防止できる。また、チップ端子,基板端子は、それぞれ溶着のみに用いられるダミー端子を含むようにすると、撮像素子チップと回路基板との固着をより強固にできる。
【0059】
また、本発明の撮像素子チップの取付方法によれば、チップ端子と基板端子とを付け合わせて半田から形成した少なくとも一方の端子を溶融しながら回路基板に対する撮像素子チップの位置決めを行う位置決め工程と、この工程終了後に端子を硬化させて撮像素子チップを回路基板に固着する固着工程とからなるようにしたので、回路基板に対する撮像素子チップの取付を正確に、しかも簡単に行うことができる。この結果、撮像素子チップを回路基板に取り付けるための地板等が不要となるから、カメラの薄型化に寄与できる。また、前記半田から形成した端子を半田ボールとすると、簡単な構成で上記効果を得ることができる。また、チップ端子と基板端子のうち一方を半田ボールとし、他方を平板状のハンダランドとしたので、位置ずれの許容範囲が広くなり、取付工程においてチップ端子と基板端子との位置がずれて接触不良を起こすおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態にレンズ鏡筒を取り付ける様子を示す断面図である。
【図3】第2実施形態の構成を示す斜視図である。
【図4】第2実施形態にレンズ鏡筒を取り付ける様子を示す断面図である。
【図5】第3実施形態の構成を示す斜視図である。
【図6】第4実施形態を示す断面図である。
【図7】第5実施形態を示す断面図である。
【図8】第6実施形態を示す断面図である。
【図9】第7実施形態に係る治具を示す説明図である。
【図10】CCDチップを回路基板に取り付ける様子を示す断面図である。
【図11】第7実施形態をレンズ鏡筒に取り付けた状態を示す断面図である。
【図12】第8実施形態の超音波溶着直前の状態を示す断面図である。
【図13】第8実施形態の超音波溶着直後の状態を示す断面図である。
【図14】別の治具の例を示す斜視図である。
【図15】デジタルカメラの前面側の形状を示すの外観斜視図である。
【図16】デジタルカメラの背面側の形状を示す外観斜視図である。
【図17】デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図18】カメラ付き携帯電話を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1,10,15,25,30,40,75,85 撮像素子チップモジュール
2,16,50,87 CCDチップ
2a,50a チップ表面
3,20,58,83 回路基板
3a,20a,59 開口
3b 基板表面
4,19,51,89 受光面
5,29,32,53,92 カバーガラス
6,18,22,54,88 チップ端子
7,21,23,61,84 基板端子
9,76 レンズ鏡筒
11,17 防塵用部材
12,13,152 レンズユニット
19,29,32,53,92 カバーガラス
31,52,91 スペーサ
66,80,86 治具
71,72 超音波ホーン

Claims (13)

  1. 受光面を有する撮像素子チップと、この撮像素子チップを駆動する駆動回路が構成された回路基板とからなり、この回路基板に形成した開口から受光面を露呈するように撮像素子チップの受光面側のチップ表面と回路基板の基板表面とを所定の固着手段により固着することを特徴とする撮像素子チップモジュール。
  2. 前記固着手段の内側又は外側に弾性体を設け、前記チップ表面と基板表面との隙間を塞いで防塵することを特徴とする請求項1記載の撮像素子チップモジュール。
  3. 前記弾性体は、前記チップ表面に予め接合されていることを特徴とする請求項2記載の撮像素子チップモジュール。
  4. 前記回路基板の開口は、光透過性を有するカバー部材により塞がれていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の撮像素子チップモジュール。
  5. 前記回路基板は、被写体光を撮像素子チップの受光面に結像させる撮影レンズの鏡筒に取り付けられることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の撮像素子チップモジュール。
  6. 前記受光面は、スペーサを介した光透過性を有するカバー部材で覆われていることを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の撮像素子チップモジュール。
  7. 前記固着手段は、前記チップ表面に設けられた半田製のチップ端子と、このチップ端子と付け合わせて溶着され、前記基板表面に設けられた半田製の基板端子とからなり、前記撮像素子チップと回路基板とを固着するとともに撮像素子チップと回路基板とを電気的に接続することを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載の撮像素子チップモジュール。
  8. 前記チップ端子は、半田ボールであることを特徴とする請求項7記載の撮像素子チップモジュール。
  9. 前記基板端子は、半田から形成した平板状のハンダランドであることを特徴とする請求項7または8記載の撮像素子チップモジュール。
  10. 前記チップ端子,基板端子は、それぞれ溶着のみに用いられるダミーの端子を含むことを特徴とする請求項7ないし9いずれか記載の撮像素子チップモジュール。
  11. 受光面を有する撮像素子チップを、前記受光面を露呈する開口が形成された回路基板に取り付ける撮像素子チップの取付方法において、
    前記撮像素子チップの受光面側のチップ表面にチップ端子を設け、前記回路基板の基板表面にチップ端子に対応する基板端子を設けるとともに、前記チップ端子と基板端子のうち少なくともいずれか一方を半田から形成し、前記チップ端子と基板端子とを付け合わせて少なくとも一方の端子を溶融しながら回路基板に対する撮像素子チップの位置決めを行う位置決め工程と、この位置決め工程終了後に溶融した端子を硬化させて撮像素子チップを回路基板に固着する固着工程とからなることを特徴とする撮像素子チップの取付方法。
  12. 前記半田から形成した端子は、半田ボールであることを特徴とする請求項11記載の撮像素子チップの取付方法。
  13. 前記チップ端子と基板端子のうち一方が半田ボールであるとともに、他方が半田から形成した平板状のハンダランドであることを特徴とする請求項11記載の撮像素子チップの取付方法。
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