JP2004005912A - 半導体メモリ装置、及びその不良セルアドレスプログラム回路及び方法 - Google Patents

半導体メモリ装置、及びその不良セルアドレスプログラム回路及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パッケージ状態でセルに不良が発生する場合に不良セルアドレスを外部の別途の装置に貯蔵する必要がない半導体メモリ装置の提供並びに、半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム回路の提供並びに、半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム方法を提供する。
【解決手段】外部から印加される不良セルアドレスプログラム制御信号を貯蔵するモード設定レジスタ、パッケージテスト時に比較一致信号が不良セルが存在することを示す場合には不良セルアドレスプログラム制御信号に応答してアドレス発生回路から出力されるアドレスをラッチしてプログラムする不良セルアドレスプログラム回路、及び不良セルアドレスプログラム回路から出力されるアドレスとアドレス発生回路から出力されるアドレスが一致するとリダンダント選択信号を発生する不良セルアドレスコーディング回路等で構成されている。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体メモリ装置に係り、特にパッケージ状態でメモリセルアレーの不良をリペアできる半導体メモリ装置、及びこの装置の不良セルアドレスプログラム回路及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の半導体メモリ装置は、パッケージ状態でテスタ等により信頼性のテストを実行して不良セルが検出されると、半導体メモリ装置の外部の別途の装置に不良セルアドレスを貯蔵する。そして、リペアが可能であるのかを判断してリペアが可能であればメモリ外部の別途の装置に貯蔵された不良セルアドレスをモード設定レジスタに印加して不良セルアドレスをプログラムする。
【0003】
図1は、パッケージ状態で不良セルをリペアするための従来の半導体メモリ装置の概略的な構成を示すブロック図である。この半導体メモリ装置は、メモリセルアレー10、コラムアドレスデコーダ12、ローアドレスデコーダ14、センス増幅器16、書込み増幅器18、データ入力バッファ20、データ出力ドライバ22、データ出力バッファ24、モード設定レジスタ26、不良セルアドレス制御信号発生回路28、コラムアドレスバッファ30、ローアドレスバッファ32、救済セルイネーブル制御信号発生回路34、救済セル読出し及び書込み制御回路36、救済セル38、スイッチ40、44、及び比較回路42で構成されている。
【0004】
図1に示したブロック各々の機能を説明すると次のとおりである。
【0005】
メモリセルアレー10は、m個のワードライン選択信号WL1〜WLmとn個のコラム選択信号Y1〜Ynに応答して選択されたメモリセルに対してデータを入出力する。コラムアドレスデコーダ12はバッファされたコラムアドレスCAi、CAiBをデコーディングしてn個のコラム選択信号Y1〜Ynを発生する。ローアドレスデコーダ14はバッファされたローアドレスRAj、RAjBをデコーディングしてm個のワードライン選択信号WL1〜WLmを発生する。センス増幅器16はメモリセルアレー10から出力されるデータを増幅したり、読出しイネーブル信号CREに応答してスイッチ40から伝送されるデータを増幅したりする。書込み増幅器18はデータ入力バッファ20から出力されるバッファされたデータを増幅してメモリセルアレー10に出力する。
【0006】
データ入力バッファ20はデータDQ1〜DQyをバッファして出力する。データ出力ドライバ22はセンス増幅器16により増幅されたデータを駆動する。データ出力バッファ24はデータ出力ドライバ22から出力されるデータをバッファしてデータDQ1〜DQyとして出力する。モード設定レジスタ26はモード制御信号MRSに応答してアドレス入力ピン(図示せず)から印加される不良セルアドレス及び並列ビットテスト制御信号を貯蔵して不良セルアドレスMRSk及び並列ビットテスト制御信号PBTを発生する。不良セルアドレス制御信号発生回路28は不良セルアドレスMRSkに応答して不良セルアドレスがプログラムされて、プログラムされた不良コラムアドレスPCEi及び不良ローアドレスPREjを発生する。
【0007】
コラムアドレスバッファ30はアドレス入力ピン(図示せず)から印加されるコラムアドレスをバッファしてラッチし、バッファされたコラムアドレスCAi、CAiBを発生する。ローアドレスバッファ32はアドレス入力ピン(図示せず)から印加されるローアドレスをバッファしてラッチし、バッファされたローアドレスRAj、RAjBを発生する。救済セルイネーブル制御信号発生回路34はプログラムされた不良コラムアドレスPCEiとバッファされたコラムアドレスCAi、CAiBが同一であって、プログラムされた不良ローアドレスPREjとバッファされたローアドレスRAj、RAjBが同一であれば救済セルイネーブル制御信号PSを発生する。救済セル読出し及び書込み制御回路36は制御命令CONTiと読出し命令REに応答して救済セルイネーブル制御信号PSを救済セル読出し制御信号CREとして発生して、制御命令CONTiと書込み命令WEに応答して救済セルイネーブル制御信号PSを救済セル書込み制御信号CWEとして発生する。救済セル38はデータをラッチする。
【0008】
スイッチ40は救済セル読出し制御信号CREに応答してオンされて救済セル38のデータを伝送する。比較回路42は並列ビットテスト制御信号PBTに応答してセンス増幅器16から出力されるデータ群を比較して比較一致信号を発生する。スイッチ44は救済セル書込み制御信号CWEに応答してオンして、データ入力バッファ20から出力されるデータを伝送する。
【0009】
図1に示した半導体メモリ装置は、特開2000−57067号公報に詳細に開示されている。
【0010】
図1のように構成された従来の半導体メモリ装置は、パッケージ状態でテストを遂行した後に不良セルが検出されると半導体メモリ装置の外部の別途の装置に不良セルアドレスを貯蔵する。そして、不良セルをリペアするために、外部の別途の装置から半導体メモリ装置の不良セルアドレス制御信号発生回路で不良セルアドレスをプログラムする。したがって、正常動作時に入力されるコラム及びローアドレスがプログラムされた不良コラム及びローアドレスと一致すると不良セルではなく救済セルにデータが入出力される。
【0011】
すなわち、従来の半導体メモリ装置は、パッケージ状態で不良セルが発生すると半導体メモリ装置の外部の別途の装置に不良セルアドレスを貯蔵して、リペアする時に外部の別途の装置から半導体メモリ装置に不良セルアドレスを入力してプログラムする。
【0012】
ところで、従来の半導体メモリ装置は、パッケージ状態で不良セルアドレスを貯蔵するために半導体メモリ装置の外部に高価な装置が必要であるという短所がある。
【0013】
図2は、図1に示した半導体メモリ装置の不良セルアドレスのプログラム方法を説明するための動作フローを示す図である。
【0014】
まず、テスタが半導体メモリ装置にモード制御信号MRSと一緒に並列ビットテスト制御信号PBTを入力する(第100段階)。このとき、印加される並列ビットテスト制御信号PBTは図1のモード設定レジスタ26に貯蔵される。
【0015】
並列ビットテスト制御信号PBTに応答してパッケージ状態で半導体メモリ装置に対する並列ビットテスト動作を実行する(第110段階)。このとき、並列ビットテスト動作はテスタが並列ビットテストデータを半導体メモリ装置に貯蔵して、半導体メモリ装置のメモリセルアレー10に貯蔵された並列ビットテストデータを読出すことにより実行される。このとき、読出されるデータは比較回路42を通してテスタに出力される。
【0016】
テスタは、該半導体メモリ装置のメモリセルアレー10のメモリセルが正常であるかを判断する(第120段階)。このとき、テスタが比較回路42を通して出力されるデータ群を比較して比較一致する場合にはメモリセルが正常なものとして判断して、比較一致するデータでなければ該セルが不良であると判断する。
【0017】
第120段階の条件を満足しない場合には(第120段階で「いいえ」)、テスタは不良セルアドレスを外部の別途の装置に貯蔵する(第130段階)。
【0018】
第120段階の条件を満足する場合には(第120段階で「はい」)、後に、該半導体メモリ装置のメモリセルアレー10のすべてのセルに対する並列ビットテスト動作が完了したかを判断する(第140段階)。
【0019】
第140段階の条件を満足しない場合には(第140段階で「いいえ」)、第110段階に戻り、第140段階の条件を満足する場合には(第140段階で「はい」)、該半導体メモリ装置の不良セルに対するリペアが可能であるかを判断する(第150段階)。
【0020】
第150段階の条件を満足する場合には(第150段階で「はい」)、外部の別途の装置から半導体メモリ装置にモード制御信号MRSと不良セルアドレスを入力する(第160段階)。そうすると、モード制御信号MRSに応答して不良セルアドレスがモード設定レジスタ26に貯蔵されて、不良セルアドレス制御信号発生回路28に不良セルアドレスがプログラムされる。
【0021】
一方、第150段階の条件を満足しない場合には(第150段階で「いいえ」)、第210段階に進んで該半導体メモリ装置を廃棄処分する。
【0022】
第160段階の後に、該半導体メモリ装置にモード制御信号MRS及び並列ビット制御信号PBTを入力する(第170段階)。
【0023】
並列ビットテスト制御信号PBTに応答してパッケージ状態で該半導体メモリ装置に対する並列ビットテスト動作を実行する(第180段階)。
【0024】
テスタは、該半導体メモリ装置のメモリセルアレー10のすべてのセルに対する並列ビットテスト作動が完了したかを判断する(第190段階)。
【0025】
第190段階を満足しない場合には(第190段階で「いいえ」)、第180段階に戻り、第190段階を満足する場合には(第190段階で「はい」)、該半導体メモリ装置が正常であるかを判断する(第200段階)。
【0026】
第200段階の条件を満足する場合には(第200段階で「はい」)、第220段階に進んで該半導体メモリ装置を製品化し、第200段階の条件を満足しない場合には(第200段階で「いいえ」)、第210段階に進んで該半導体メモリ装置を廃棄処分する。
【0027】
したがって、従来の半導体メモリ装置は、パッケージ状態で並列ビットテスト動作を実行すると、不良メモリセルのアドレスを貯蔵するために半導体メモリ装置の外部に別途の装置が要求されるという問題がある。
【特許文献1】
特開2000−57067号公報
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的はパッケージ状態でセルに不良が発生する場合に不良セルアドレスを外部の別途の装置に貯蔵する必要がない半導体メモリ装置を提供することにある。
【0029】
本発明の他の目的は前記目的を達成するために半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム回路を提供することにある。
【0030】
本発明のさらに他の目的は前記目的を達成するために半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム方法を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明の半導体メモリ装置は、内部アドレスによりアクセスされる複数個のメモリセルを備えたメモリセルアレー、パッケージ状態で前記メモリセルの不良をリペアするための不良セルアドレスによりアクセスされるリダンダントメモリセル、パッケージテスト時に前記メモリセルアレーから出力されるデータ群を比較して比較一致信号を発生する比較手段、モード制御信号に応答して外部から印加される不良セルアドレスプログラム制御信号を貯蔵するモード設定レジスタ、外部から印加されるアドレスをバッファしてラッチし、前記内部アドレスを発生するアドレス発生手段、前記パッケージテスト時に前記比較一致信号が不良セルが存在することを示す場合に前記不良セルアドレスプログラム制御信号に応答して前記アドレス発生手段から出力されるアドレスをラッチしてプログラムする不良セルアドレスプログラム手段、及び前記不良セルアドレスプログラム手段から出力されるアドレスと前記アドレス発生手段から出力されるアドレスが一致するとリダンダント選択信号を発生する不良セルアドレスコーディング手段を備えて、前記リダンダント選択信号に応答して前記メモリセルアレーの代わりに前記リダンダントメモリセルにアクセスすることを特徴とする。
【0032】
前記他の目的を達成するための本発明の半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム回路は、内部アドレスによりアクセスされる複数個のメモリセルを備えたメモリセルアレー、パッケージ状態で前記メモリセルの不良をリペアするための不良セルアドレスによりアクセスされるリダンダントメモリセル、パッケージテスト時に前記メモリセルアレーから出力されるデータ群を比較して比較一致信号を発生する比較手段、及び外部から印加されるアドレスをバッファしてラッチし、前記内部アドレスを発生するアドレス発生手段を備えた半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム回路において、モード制御信号に応答して外部から印加される不良セルアドレスラッチ制御信号、及びプログラム制御信号を貯蔵するモード設定レジスタ、前記パッケージテスト時に前記比較一致信号が不良セルが存在することを示す場合には前記不良セルアドレスラッチ制御信号に応答して前記アドレス発生手段から出力されるアドレスをラッチする不良セルアドレスラッチ手段、及び前記プログラム制御信号に応答して前記不良セルアドレスラッチ手段から出力されるアドレスをプログラムする不良セルアドレスプログラム手段を備えることを特徴とする。
【0033】
前記さらに他の目的を達成するための本発明の半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム方法は、内部アドレスによりアクセスされる複数個のメモリセルを備えたメモリセルアレー、パッケージ状態で不良セルアドレスによりアクセスされる前記メモリセルの不良をリペアするためのリダンダントメモリセル、パッケージテスト時に前記メモリセルアレーから出力されるデータ群を比較して比較一致信号を発生する比較手段、及び外部から印加されるアドレスをバッファしてラッチし、前記内部アドレスを発生するアドレス発生手段を備えた半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム方法において、パッケージテスト時に前記比較一致信号が不良セルが存在することを示す場合には前記不良セルアドレスラッチ制御信号に応答して前記アドレス発生手段から出力されるアドレスをラッチする不良セルアドレスラッチ段階、及び前記プログラム制御信号に応答して前記ラッチされたアドレスをプログラムする不良セルアドレスプログラム段階を備えることを特徴とする。
【0034】
また、本発明のさらに他の一実施形態では不良メモリセルが感知されて不良セルアドレスとしてラッチされた内部アドレスをプログラムする場合、不良セルアドレスプログラム制御信号に応答してアドレス発生回路から内部アドレスをラッチするための不良セルアドレスプログラム回路及び前記不良セルアドレスプログラム回路から出力された内部アドレスと前記不良アドレスが応答する場合、リダンダントメモリセル選択信号を発生するための不良セルアドレスコーディング回路を含み、ここでリダンダントメモリセルは前記リダンダントメモリセル選択信号に応答してアクセスされることを特徴とする半導体メモリ装置を提供する。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参考しながら本発明の半導体メモリ装置及びその不良セルアドレスプログラム方法を説明する。
【0036】
図3は、本発明の好適な実施形態に係る半導体メモリ装置の構成を示すブロック図である。この半導体メモリ装置は、ノーマルメモリセルアレー50−1とパッケージ用コラムリダンダントメモリセル50−2で構成されたメモリセルアレー50、ローアドレスデコーダ52、コラムアドレスデコーダ54、センス増幅器58、書込み増幅器60、データ入力バッファ62、データ出力ドライバ64、データ出力バッファ66、モード設定レジスタ68、コラムアドレスバッファ70、ローアドレスバッファ72、不良セルアドレスラッチ回路74、不良セルアドレスプログラム回路76、不良セルアドレスコーディング回路78、及び比較回路80で構成されている。
【0037】
図3に示したブロック各々の機能を説明すると次のとおりである。
【0038】
メモリセルアレー50、ローアドレスデコーダ52、コラムアドレスデコーダ54、センス増幅器58、書込み増幅器60、データ入力バッファ62、データ出力ドライバ64、データ出力バッファ66、及び比較回路80の機能は、図1に示したメモリセルアレー10、ローアドレスデコーダ14、コラムアドレスデコーダ12、センス増幅器16、書込み増幅器18、データ入力バッファ20、データ出力ドライバ22、データ出力バッファ24、及び比較回路42の機能と同様である。
【0039】
モード設定レジスタ68は、モード制御信号MRSに応答してアドレス印加ピン(図示せず)から印加される信号を入力してプログラム制御信号EFC、不良セルアドレスラッチ制御信号FAL、及び並列ビットテスト制御信号PBTを発生する。コラムアドレスバッファ70は外部から印加されるコラムアドレスをバッファしてラッチし、バッファされたコラムアドレスCAi、CAiBを発生する。ローアドレスバッファ72は外部から印加されるローアドレスをバッファしてラッチし、バッファされたローアドレスRAj、RAjBを発生する。不良セルアドレスラッチ回路74は比較回路80の出力信号COUTと不良セルアドレスラッチ制御信号FALに応答して、バッファされたコラムアドレスCAi、CAiBを発生する。不良セルアドレスプログラム回路76はプログラム制御信号EFCに応答して不良セルアドレスラッチ回路74から出力される不良セルアドレスをプログラムする。不良セルアドレスコーディング回路78はプログラムされた不良セルアドレスとバッファされたコラムアドレスCAi、CAiBが一致するとリダンダントコラム選択信号RYを発生する。このとき、発生するコラム選択信号RYに応答してコラムアドレスデコーダ54の動作をディスエーブルする。
【0040】
図3に示した半導体メモリ装置は、パッケージ状態でノーマルメモリセルアレー50−1のコラム選択信号Y1〜Yn中の一つのコラム選択信号によりアクセスされるコラムラインのメモリセルに不良が発生した場合に、不良が発生したコラムラインのメモリセルをリダンダントコラム選択信号RYによりアクセスされるパッケージ用コラムリダンダントメモリセル50−2で代替が可能な構成を例として示したものである。
【0041】
また、一般的にパッケージ状態の半導体メモリ装置の不良は、一つのビットのメモリセルの不良が大部分であるために一つのビットのメモリセルの不良をリペアできる半導体メモリ装置を例として示したものである。
【0042】
図4は、図3に示した不良セルアドレスラッチ回路74の実施形態の構成を示す回路図である。不良セルアドレスラッチ回路74は、NANDゲートNA1とインバータI1で構成されたラッチ制御信号発生回路75、CMOS伝送ゲートC1、インバータI2、及びインバータI3、I4で構成されたラッチLで各々構成されたアドレスラッチ回路74−1〜74−iで構成されている。
【0043】
図4に示したアドレスラッチ回路74−1〜74−i各々の動作を説明すると次のとおりである。
【0044】
ラッチ制御信号発生回路75は、比較回路80の出力信号COUTと不良セルラッチ制御信号FALがすべて“ハイ”レベルの場合に“ハイ”レベルのラッチ制御信号を発生する。すなわち、比較回路80の出力信号COUTが“ハイ”レベルの場合にメモリセルが不良であることを示すと仮定して構成されている。
【0045】
アドレスラッチ回路74−1〜74−i各々のCMOS伝送ゲートC1は“ハイ”レベルの不良セルアドレスラッチ制御信号FALに応答してオンされて不良セルアドレスCA1〜CAiを伝送する。アドレスラッチ回路74−1〜74−i各々のラッチLはCMOS伝送ゲートC1の出力信号をラッチして不良セルアドレス出力信号PCA1〜PCAiを発生する。
【0046】
図5は、図3に示した不良セルアドレスラッチ回路の他の実施形態の構成を示す回路図であって、図4の構成にPMOSトランジスタP1を追加して構成されている。
【0047】
図5に示した不良セルアドレスラッチ回路の動作を説明すると次のとおりである。
【0048】
図4に示した不良セルアドレスラッチ回路と同様の構成を有した回路は、図4に示した不良セルアドレスラッチ回路と同様の動作を実行する。
【0049】
PMOSトランジスタP1は、NANDゲートNA1の出力信号が“ロー”レベルの場合にオンされて“ハイ”レベルの信号を伝送する。このとき、伝送される“ハイ”レベルの信号は半導体メモリ装置の一つのピンを通して外部のテスタに出力されて、半導体メモリ装置内部の不良セルアドレスラッチ回路の使用可否を知らせる。
【0050】
図6は、図3に示した不良セルアドレスプログラム回路の実施形態の構成を示す回路図である。この不良セルアドレスプログラム回路は、CMOS伝送ゲートC2、インバータI5、I6、I7、及びNMOSトランジスタN1、N2、N3、N4、N5、PMOSトランジスタP2、P3、及びヒューズF1、F2で構成された電気的ヒューズ回路EFを各々備えた不良セル制御信号発生器76−1〜76−iで構成されている。
【0051】
図6では、ヒューズF1の抵抗値がヒューズF2の抵抗値より小さく設計されている。
【0052】
図6に示した不良セルアドレスプログラム回路76−1の作動を説明すると次のとおりである。
【0053】
“ハイ”レベルのプログラム制御信号EFCが印加されるとCMOS伝送ゲートC2がオンする。この状態で、“ロー”レベルの不良セル出力信号PCA1が伝送されればNMOSトランジスタN1がオフしてヒューズF1がカッティングされない。そして、“ハイ”レベルのプログラム制御信号EFCに応答してNMOSトランジスタN2、N5がオンする。そうすると、ノードAの電圧がノードBの電圧より若干高くなる。したがって、インバータI6、I7を通して“ロー”レベルの出力信号OPCA1が発生する。
【0054】
“ハイ”レベルのプログラム制御信号EFCが印加されるとCMOS伝送ゲートC2がオンする。この状態で、“ハイ”レベルの不良セル出力信号PCA1が伝送されればNMOSトランジスタN1がオンしてヒューズF1がカッティングされる。そして、“ハイ”レベルのプログラム制御信号EFCに応答してNMOSトランジスタN2、N5がオンする。そうすると、ノードAの電圧がノードBの電圧より若干低くなる。したがって、インバータI6、I7を通して“ハイ”レベルの出力信号OPCA1が発生する。
【0055】
すなわち、図6に示した不良セルアドレスプログラム回路76−1、...、76−i各々は“ハイ”レベルのプログラム制御信号EFCに応答して“ハイ”レベルの不良セルアドレス出力信号PCA1〜PCAiが伝送されると“ロー”レベルの出力信号OPCA1〜OPCAiを発生して、“ロー”レベルの不良セルアドレス出力信号PCA1〜PCAiが伝送されると“ハイ”レベルの出力信号OPCA1〜OPCAiを発生する。
【0056】
上述したような方法で出力信号OPCA1〜OPCAiのレベルを固定することが可能である。
【0057】
図7は、図3に示した不良セルアドレスコーディング回路の実施形態の構成を示す回路図であって、インバータI8、及びNANDゲートNA2、NA3、NA4で構成された不良セルアドレスコーダー78−1〜78−i、NANDゲートNA5とインバータI9で構成されたリダンダントコラム選択信号発生回路79で構成されている。
【0058】
図7に示した不良セルアドレスコーディング回路の動作を説明すると次のとおりである。
【0059】
出力信号OPCA1が“ハイ”レベルの場合にNANDゲートNA2はバッファされたコラムアドレスCA1を反転して出力して、NANDゲートNA3はバッファされた反転コラムアドレスCA1を反転して出力する。NANDゲートNA4はNANDゲートNA2、NA3の出力信号を否定論理積演算して比較出力信号COM1を発生する。
【0060】
その結果、出力信号OPCA1が“ハイ”レベルの場合にバッファされたコラムアドレスPCA1が“ハイ”レベルならば“ハイ”レベルの比較出力信号COM1を発生して、バッファされたコラムアドレスCA1が“ロー”レベルならば“ロー”レベルの比較出力信号COM1を発生する。すなわち、出力信号OPCA1が“ハイ”レベルの場合にバッファされたコラムアドレスCA1が“ハイ”レベルならば“ハイ”レベルの比較出力信号COM1を発生する。
【0061】
一方、出力信号OPCA1が“ロー”レベルの場合にNANDゲートNA2はバッファされた反転コラムアドレスCA1Bを反転して出力して、NANDゲートNA3はバッファされたコラムアドレスCA1を反転して出力する。NANDゲートNA4はNANDゲートNA2、NA3の出力信号を否定論理積演算して比較出力信号COM1を発生する。
【0062】
その結果、出力信号OPCA1が“ロー”レベルの場合にはバッファされたコラムアドレスCA1が“ハイ”レベルならば“ロー”レベルの比較出力信号COM1を発生して、バッファされたコラムアドレスCA1が“ロー”レベルならば“ハイ”レベルの比較出力信号COM1を発生する。すなわち、出力信号OPCA1が“ロー”レベルの場合にバッファされたコラムアドレスCA1が“ロー”レベルならば“ハイ”レベルの比較出力信号COM1を発生する。
【0063】
リダンダントコラム選択信号発生回路79は、比較出力信号COM1、...、COMiがすべて“ハイ”レベルならば“ハイ”レベルのリダンダントコラム選択信号RYを発生して、比較出力信号COM1、...、COMi中少なくとも一つの出力信号が“ロー”レベルならば“ロー”レベルのリダンダントコラム選択信号RYを発生する。
【0064】
すなわち、本発明の半導体メモリ装置は、不良セルアドレスプログラム時に半導体メモリ装置外部の別途の装置に不良セルアドレスを貯蔵する必要がなく、パッケージ状態で並列ビットテスト時に不良セルアドレスが検出されれば不良セルアドレスが半導体メモリ装置内部に直ちにプログラムされる。
【0065】
図8は、本発明の半導体メモリ装置の実施形態の不良セルアドレスのプログラム方法を説明するための動作フローを示す図である。
【0066】
まず、半導体メモリ装置にモード制御信号MRS、及び並列ビットテスト制御信号PBTを入力する(第300段階)。そうすると、モード設定レジスタ68がモード制御信号MRSに応答して制御信号PBTを貯蔵する。
【0067】
並列ビットテスト制御信号PBTに応答してパッケージ状態で半導体メモリ装置に対する並列ビットテスト動作を実行する(第310段階)。
【0068】
並列ビットテスト作動遂行期間に比較回路80の出力信号COUTが“ハイ”レベルであるかを判断する(第320段階)。すなわち、比較回路80の出力信号が不良セルであることを示す信号であるかを判断する。
【0069】
第320段階の条件を満足しない場合(第320段階で「いいえ」)には、半導体メモリ装置のすべてのセルに対する並列ビットテスト動作が完了されたかを判断する(第330段階)。
【0070】
第330段階の条件を満足しない場合には(第330段階で「いいえ」)と第310段階に戻り、第330段階の条件を満足する場合には(第330段階で「はい」)第410段階に進む。
【0071】
第320段階の条件を満足する場合には(第320段階で「はい」)、テスタはパッケージ状態でリペアが可能であるかを判断する(第340段階)。すなわち、図3に示した半導体メモリ装置に図5に示した不良セルアドレスラッチ回路が適用される場合に不良セルラッチ制御信号がテスタに出力されるのに、この信号が“ロー”レベルから“ハイ”レベルに遷移するとリペアが可能であると判断して、そうでなければリペアが不可能であると判断する。
【0072】
図3に示した半導体メモリ装置に図4に示した不良セルアドレスラッチ回路が適用される場合には第320段階は実行されない。
【0073】
第340段階の条件を満足しない場合には(第340段階で「いいえ」)と第420段階に進んで該半導体メモリ装置を製品化して、第340段階の条件を満足する場合には(第340段階で「はい」)テスタがモード制御信号MRS、不良セルアドレスラッチ制御信号FAL、及びプログラム制御信号EFCを入力する(第350段階)。このとき、図3に示したモード設定レジスタ68はモード制御信号MRSに応答して不良セルアドレスラッチ制御信号FAL、及びプログラム制御信号EFCを入力する。
【0074】
半導体メモリ装置の不良セルアドレスラッチ回路74は、不良セルアドレスラッチ制御信号FALに応答して不良セルアドレスをプログラムする(第360段階)。
【0075】
半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム回路76は、プログラム制御信号EFCに応答して不良セルアドレスをプログラムする(第370段階)。
【0076】
半導体メモリ装置にモード制御信号MRS及び並列ビットテスト制御信号PBTを入力する(第380段階)。
【0077】
並列ビットテスト制御信号PBTに応答して半導体メモリ装置に対する並列ビットテスト作動を実行する(第390段階)。
【0078】
半導体メモリ装置のすべてのセルに対する並列ビットテスト作動が完了されたかを判断する(第400段階)。
【0079】
第400段階の条件を満足しない場合には(第400段階で「いいえ」)、第390段階に戻り、第400段階を満足する場合には(第400段階で「はい」)該半導体メモリ装置が正常であるかを判断する(第410段階)。
【0080】
第410段階の判断条件を満足する場合には(第410段階で「はい」)、第430段階に進んで該半導体メモリ装置を製品化して、第410段階の判断結果を満足しない場合には(第410段階で「いいえ」)、第420段階に進んで該半導体メモリ装置を廃棄処分する。
【0081】
すなわち、本発明の半導体メモリ装置は、パッケージ状態で不良セルが発生すると不良セルアドレスラッチ回路74に不良セルアドレスを直ちに貯蔵して、不良セルアドレスプログラム回路76に不良セルアドレスをプログラムする。
【0082】
上述した実施形態の本発明の好適な実施形態に係る半導体メモリ装置は、少なくとも一つのコラム選択信号ラインによりアクセスされる不良セルをリダンダントコラム選択信号ラインによりアクセスされるセルでリペアする構成を示したが、少なくとも一つのワードラインに連結された不良セルをリダンダントワードラインに連結されたセルでリペアするように構成することもできる。また、本発明の半導体メモリ装置は図1に示したように不良セルをデータ入出力ライン対に連結された救済セルでリペアするように構成することもできる。
【0083】
すなわち、本発明の半導体メモリ装置の不良セルをリペアするためのリダンダントメモリセルの構成はいかなる形態で構成されても関係がない。
【0084】
そして、上述した実施形態の本発明の半導体メモリ装置は、パッケージ状態で1ビットの不良セルをリペアできる構成を例で示したが、パッケージ状態で所定ビットの不良セルをリペアできるように構成することができる。
【0085】
また、上述した実施形態の本発明の半導体メモリ装置は、メモリセルアレーが複数個のメモリセルアレーバンクで構成されて、所定個数のメモリセルアレーバンクに対して並列ビットテスト作動が同時に遂行される場合に所定個数のメモリセルアレーバンク各々に対する不良セルアドレスをプログラムすることができるように構成することもできる。
【0086】
前記では本発明の望ましい実施形態を参照して説明したが、該技術分野の熟練した当業者は特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から外れない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解できることである。
【0087】
【発明の効果】
本発明の半導体メモリ装置、及びこの装置の不良セルアドレスプログラム回路及び方法は、パッケージテスト時に不良セルアドレスを外部の別途の装置に貯蔵しないで内部に貯蔵する。これにより、パッケージテスト時に不良セルアドレスを貯蔵するための外部の別途の装置が要らないのでテスト費用が節減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパッケージ状態で不良セルをリペアするための半導体メモリ装置の概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム方法を説明するための作動流れ図である。
【図3】本発明の半導体メモリ装置の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示した不良セルアドレスラッチ回路の実施形態の構成を示す回路図である。
【図5】図3に示した不良セルアドレスラッチ回路の他の実施形態の構成を示す回路図である。
【図6】図3に示した不良セルアドレスプログラム回路の実施形態の構成を示す回路図である。
【図7】図3に示した不良セルアドレスコーディング回路の実施形態の構成を示す回路図である。
【図8】本発明の半導体メモリ装置の実施形態の不良セルアドレスプログラム方法を説明するための作動流れ図である。

Claims (20)

  1. 内部アドレスによりアクセスされる複数個のメモリセルを備えたメモリセルアレーと、
    パッケージ状態で前記メモリセルの不良をリペアするための不良セルアドレスによりアクセスされるリダンダントメモリセルと、
    パッケージテスト時に前記メモリセルアレーから出力されるデータ群を比較して比較一致信号を発生する比較手段と、
    モード制御信号に応答して外部から印加される不良セルアドレスプログラム制御信号を貯蔵するモード設定レジスタと、
    外部から印加されるアドレスをバッファしてラッチし、前記内部アドレスを発生するアドレス発生手段と、
    前記パッケージテスト時に前記比較一致信号が不良セルが存在することを示すと前記不良セルアドレスプログラム制御信号に応答して前記アドレス発生手段から出力されるアドレスをラッチしてプログラムする不良セルアドレスプログラム手段と、
    前記不良セルアドレスプログラム手段から出力されるアドレスと前記アドレス発生手段から出力されるアドレスが一致するとリダンダント選択信号を発生する不良セルアドレスコーディング手段と、
    を備え、前記リダンダント選択信号に応答して前記メモリセルアレーの代わりに前記リダンダントメモリセルにアクセスすることを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 前記不良セルアドレスプログラム制御信号は、不良セルアドレスラッチ制御信号とプログラム制御信号とを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  3. 前記不良セルアドレスプログラム手段は、
    前記パッケージテスト時に前記比較一致信号が不良セルが存在することを示す場合に前記不良セルアドレスラッチ制御信号に応答して前記不良セルアドレスをラッチするアドレスラッチ手段と、
    前記プログラム制御信号に応答して前記不良セルアドレスラッチ手段から出力される不良セルアドレスをプログラムするプログラム手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体メモリ装置。
  4. 前記アドレスラッチ手段は、
    前記比較一致信号と前記不良セルアドレスラッチ制御信号を組合せた信号に応答して前記外部から印加されるアドレスを伝送する第1アドレス伝送手段と、
    前記第1アドレス伝送手段から出力されるアドレスをラッチするラッチと、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体メモリ装置。
  5. 前記アドレスラッチ手段は、前記比較一致信号と前記不良セルアドレスラッチ制御信号を組合せた信号に応答してリペア使用信号を外部に出力するリペア使用信号発生回路をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の半導体メモリ装置。
  6. 前記プログラム手段は、
    前記プログラム制御信号に応答して前記不良セルアドレスラッチ手段から出力されるアドレスを伝送する第2アドレス伝送手段と、
    前記プログラム制御信号に応答して前記第2アドレス伝送手段から出力されるアドレスによって不良セルアドレスをプログラムする不良セルアドレスプログラム回路と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体メモリ装置。
  7. 前記不良セルアドレスプログラム回路は、
    電源電圧と第1ノードとの間に連結された第1ヒューズと、
    前記第1ノードと接地電圧との間に連結されて前記第2アドレス伝送手段から出力されるアドレスが印加されるゲートを有した第1NMOSトランジスタと、
    前記第1ノードと第2ノードとの間に連結されて第4ノードに連結されたゲートを有した第1PMOSトランジスタと、
    前記第2ノードと接地電圧との間に連結されて前記第4ノードに連結されたゲートを有した第2NMOSトランジスタと、
    前記第2ノードと接地電圧との間に連結されて前記プログラム制御信号が印加されるゲートを有した第3NMOSトランジスタと、
    電源電圧と第3ノードとの間に連結された第2ヒューズと、
    前記第3ノードと第4ノードとの間に連結されて前記第2ノードに連結されたゲートを有した第2PMOSトランジスタと、
    前記第4ノードと接地電圧との間に連結されて前記第2ノードに連結されたゲートを有した第4NMOSトランジスタと、
    前記第4ノードと接地電圧との間に連結されて前記プログラム制御信号が印加されるゲートを有した第5NMOSトランジスタと、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の半導体メモリ装置。
  8. 内部アドレスによりアクセスされる複数個のメモリセルを備えたメモリセルアレーと、
    パッケージ状態で前記メモリセルの不良をリペアするための不良セルアドレスによりアクセスされるリダンダントメモリセルと、
    パッケージテスト時に前記メモリセルアレーから出力されるデータ群を比較して比較一致信号を発生する比較手段と、
    外部から印加されるアドレスをバッファしてラッチし、前記内部アドレスを発生するアドレス発生手段を備えた半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム回路において、
    モード制御信号に応答して外部から印加される不良セルアドレスラッチ制御信号、及びプログラム制御信号を貯蔵するモード設定レジスタと、
    前記パッケージテスト時に前記比較一致信号が不良セルが存在することを示すと前記不良セルアドレスラッチ制御信号に応答して前記アドレス発生手段から出力されるアドレスをラッチする不良セルアドレスラッチ手段と、
    前記プログラム制御信号に応答して前記不良セルアドレスラッチ手段から出力されるアドレスをプログラムする不良セルアドレスプログラム手段と、
    を備えることを特徴とする半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム回路。
  9. 前記不良セルアドレスラッチ手段は、
    前記比較一致信号と前記不良セルアドレスラッチ制御信号を組合せた信号に応答して前記不良セルアドレスを伝送する第1アドレス伝送手段と、
    前記第1アドレス伝送手段から出力されるアドレスをラッチするラッチ手段と、
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム回路。
  10. 前記不良セルアドレスラッチ手段は、前記比較一致信号と前記不良セルアドレスラッチ制御信号を組合せた信号に応答してリペア使用信号を外部に出力するリペア使用信号発生回路をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム回路。
  11. 前記不良セルアドレスプログラム手段は、
    前記プログラム制御信号に応答して前記不良セルアドレスラッチ手段から出力されるアドレスを伝送する第2アドレス伝送手段と、
    前記プログラム制御信号に応答して前記第2アドレス伝送手段から出力されるアドレスによって不良セルアドレスをプログラムするプログラム回路と、
    を備えることを特徴とする請求項9に記載の半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム回路。
  12. 前記プログラム回路は、
    電源電圧と第1ノードとの間に連結された第1ヒューズと、
    前記第1ノードと接地電圧との間に連結されて、前記第2アドレス伝送手段から出力されるアドレスが印加されるゲートを有した第1NMOSトランジスタと、
    前記第1ノードと第2ノードとの間に連結されて、第4ノードに連結されたゲートを有した第1PMOSトランジスタと、
    前記第2ノードと接地電圧との間に連結されて、前記第4ノードに連結されたゲートを有した第2NMOSトランジスタと、
    前記第2ノードと接地電圧との間に連結されて前記プログラム制御信号が印加されるゲートを有した第3NMOSトランジスタと、
    電源電圧と第3ノードとの間に連結された第2ヒューズと、
    前記第3ノードと第4ノードとの間に連結されて前記第2ノードに連結されたゲートを有した第2PMOSトランジスタと、
    前記第4ノードと接地電圧との間に連結されて前記第2ノードに連結されたゲートを有した第4NMOSトランジスタと、
    前記第4ノードと接地電圧との間に連結されて前記プログラム制御信号が印加されるゲートを有した第5NMOSトランジスタと、
    を備えることを特徴とする請求項11に記載の半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム回路。
  13. 内部アドレスによりアクセスされる複数個のメモリセルを備えたメモリセルアレーと、
    パッケージ状態で不良セルアドレスによりアクセスされる前記メモリセルの不良をリペアするためのリダンダントメモリセルと、
    パッケージテスト時に前記メモリセルアレーから出力されるデータ群を比較して比較一致信号を発生する比較手段と、
    外部から印加されるアドレスをバッファしてラッチし、前記内部アドレスを発生するアドレス発生手段と、
    を備えた半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム方法において、
    パッケージテスト時に前記比較一致信号が不良セルが存在することを示すと前記不良セルアドレスラッチ制御信号に応答して前記アドレス発生手段から出力されるアドレスをラッチする不良セルアドレスラッチ段階と、
    前記プログラム制御信号に応答して前記ラッチされたアドレスをプログラムする不良セルアドレスプログラム段階と、
    を含むことを特徴とする半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム方法。
  14. 前記不良セルアドレスラッチ段階は、前記パッケージテスト時に前記比較一致信号が不良セルが存在することを示すと前記不良セルアドレスラッチ制御信号に応答してリペア使用信号を外部に発生することを特徴とする請求項13に記載の半導体メモリ装置の不良セルアドレスプログラム方法。
  15. 請求項13の方法で製造されることを特徴とする不良セルアドレスプログラム回路。
  16. 不良メモリセルが感知されて不良セルアドレスとしてラッチされた内部アドレスをプログラムする場合に、不良セルアドレスプログラム制御信号に応答してアドレス発生回路から内部アドレスをラッチするための不良セルアドレスプログラム回路と、
    前記不良セルアドレスプログラム回路から出力された内部アドレスと前記不良アドレスが応答する場合に、リダンダントメモリセル選択信号を発生するための不良セルアドレスコーディング回路を含み、
    ここでリダンダントメモリセルは、前記リダンダントメモリセル選択信号に応答してアクセスされることを特徴とする半導体メモリ装置。
  17. 前記不良セルアドレスプログラム回路は、
    前記不良メモリセルが感知される場合に、前記不良セルアドレスラッチ制御信号に応答して前記不良セルアドレスをラッチするためのアドレスラッチ手段と、
    前記プログラム制御信号に応答して前記アドレスラッチ手段から出力された前記不良セルアドレスをプログラムするためのプログラム手段と、
    を備えることを特徴とする請求項16に記載の半導体メモリ装置。
  18. 前記アドレスラッチ手段は、
    比較出力信号と前記不良セルアドレスラッチ制御信号を結合することによって発生する結合信号に応答して外部アドレスを伝送するための第1アドレス伝送手段と、
    前記第1アドレス伝送手段から出力された前記外部アドレスをラッチするためのラッチ要素と、
    を含むことを特徴とする請求項17に記載の半導体メモリ装置。
  19. 前記アドレスラッチ手段は、前記比較出力信号と前記不良セルアドレスラッチ制御信号を結合することによって発生する結合信号に応答してリペア開始信号を発生するためのリペア開始発生信号発生回路をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の半導体メモリ装置。
  20. 前記プログラム手段は、
    前記プログラム制御信号に応答して前記不良セルアドレスラッチ手段から出力されるアドレスを伝送するための第2アドレス伝送手段と、
    前記プログラム制御信号に応答して前記第2アドレス伝送手段から出力される前記不良セルアドレスをプログラムするための不良セルアドレスプログラム回路と、
    を含むことを特徴とする請求項17に記載の半導体メモリ装置。
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