JP2003535287A - 被膜材を有するオーバーランニングクラッチプーリー - Google Patents
被膜材を有するオーバーランニングクラッチプーリーInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/36—Pulleys
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/20—Freewheels or freewheel clutches with expandable or contractable clamping ring or band
- F16D41/206—Freewheels or freewheel clutches with expandable or contractable clamping ring or band having axially adjacent coils, e.g. helical wrap-springs
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- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明の好ましい実施例のオーバーランニングクラッチプーリーは、協働して入力装置と出力装置を回転自在に係合させる滑車部材、ハブ部材、クラッチ部材および被膜を備えている。滑車部材は好ましくは、入力装置に係合するようになっている滑車入力面を形成する滑車入力部と、滑車クラッチ面を形成する滑車クラッチ部を有する。同様にハブ部材は好ましくは、出力装置に係合するようになっているハブ出力面を形成するハブ出力部と、ハブクラッチ面を形成するハブクラッチ部を有する。被膜は好ましくは、滑車入力面、滑車クラッチ面、ハブ出力面、ハブクラッチ面に設けられ、実質的な腐食から保護し、これらの面の耐摩耗性を向上させると共に、オーバーランニングクラッチプーリーのコストを最小限に抑える。
Description
【0001】
この発明は、一般的にはオーバーランニングクラッチ分野における装置、より
具体的には自動車エンジンによって、ベルトを介して駆動される補機に用いる改
良されたオーバーランニングクラッチプーリーに関する。
具体的には自動車エンジンによって、ベルトを介して駆動される補機に用いる改
良されたオーバーランニングクラッチプーリーに関する。
【0002】
自動車エンジンの作動中に、様々な補機を駆動し、作動させるために駆動ベル
トが通常使われる。これらの補機の一つに、自動車に電力を供給する自動車用オ
ルターネータ(交流発電機)がある。駆動ベルトのいくつかの構造が用いられて
いるが、いくつかの補機を駆動する多軸掛け構造が現在最も好まれている。多軸
掛け構造は、エンジン(「出力装置」)のクランク軸に接続された駆動プーリー
と、駆動プーリーに掛け渡された駆動ベルトから成る。駆動ベルトはまた、様々
な補機(「入力装置」)の入力軸に接続された一つかそれ以上の従来の従動プー
リーにも掛け渡されている。
トが通常使われる。これらの補機の一つに、自動車に電力を供給する自動車用オ
ルターネータ(交流発電機)がある。駆動ベルトのいくつかの構造が用いられて
いるが、いくつかの補機を駆動する多軸掛け構造が現在最も好まれている。多軸
掛け構造は、エンジン(「出力装置」)のクランク軸に接続された駆動プーリー
と、駆動プーリーに掛け渡された駆動ベルトから成る。駆動ベルトはまた、様々
な補機(「入力装置」)の入力軸に接続された一つかそれ以上の従来の従動プー
リーにも掛け渡されている。
【0003】
大半の従来の従動プーリーは、オーバーランニング機能のない一体設計で形成
されている。言い換えると、従来の従動プーリーは入力軸に固定的に取り付けら
れており、従動プーリーの部分と入力軸間の相対回転運動を許容することができ
ない。オーバーランニング能力の欠如と、補機による大きな慣性の発生により、
駆動ベルトが入力軸に対して突然減速すると、駆動ベルトと従動プーリーの間で
相対的なスリップが起きることがある。この相対的なスリップは、聴覚的見地か
らいらいらさせる鳴きや、機械的見地から望ましくない駆動ベルトの過度の摩耗
を引き起こす可能性がある。
されている。言い換えると、従来の従動プーリーは入力軸に固定的に取り付けら
れており、従動プーリーの部分と入力軸間の相対回転運動を許容することができ
ない。オーバーランニング能力の欠如と、補機による大きな慣性の発生により、
駆動ベルトが入力軸に対して突然減速すると、駆動ベルトと従動プーリーの間で
相対的なスリップが起きることがある。この相対的なスリップは、聴覚的見地か
らいらいらさせる鳴きや、機械的見地から望ましくない駆動ベルトの過度の摩耗
を引き起こす可能性がある。
【0004】
通常の駆動状況において、駆動ベルトは入力軸に対して急激な減速を受けるこ
とがよくある。この状況は、たとえばスロットルを広く開けた加速状態での第1
ギアから第2ギアへのシフト中に起きることがある。この状況は、シフト直後に
スロットルが閉じられると悪化する。このような状況において、駆動ベルトは急
速に減速するが、補機からの高い慣性を受けている従動プーリーは、駆動ベルト
と従動プーリー間の摩擦にも係わらず高回転速度を維持する。
とがよくある。この状況は、たとえばスロットルを広く開けた加速状態での第1
ギアから第2ギアへのシフト中に起きることがある。この状況は、シフト直後に
スロットルが閉じられると悪化する。このような状況において、駆動ベルトは急
速に減速するが、補機からの高い慣性を受けている従動プーリーは、駆動ベルト
と従動プーリー間の摩擦にも係わらず高回転速度を維持する。
【0005】
急激な減速の場合に加え、駆動ベルトは、耳に聞こえる振動や望ましくない摩
耗を引き起こす他の状況に曝されることもある。一例として、従来の従動プーリ
ーを有する多軸掛け機構は、(燃費を向上させる)極端に低いアイドルエンジン
速度を有する自動車エンジンに用いられることがある。このような状況では、前
記機構は、自動車エンジンの定期的なシリンダーの爆発により、固有周波数内で
同機構の共鳴および駆動ベルトの耳に聞こえる振動や摩耗を引き起こすとき、駆
動ベルトの「ばたつき」を生じる。
耗を引き起こす他の状況に曝されることもある。一例として、従来の従動プーリ
ーを有する多軸掛け機構は、(燃費を向上させる)極端に低いアイドルエンジン
速度を有する自動車エンジンに用いられることがある。このような状況では、前
記機構は、自動車エンジンの定期的なシリンダーの爆発により、固有周波数内で
同機構の共鳴および駆動ベルトの耳に聞こえる振動や摩耗を引き起こすとき、駆
動ベルトの「ばたつき」を生じる。
【0006】
従来の従動プーリーの欠点、すなわち駆動ベルトの鳴き、摩耗、振動は、従来
の従動プーリーの代わりに、オーバーランニングクラッチプーリーを用いること
によって避けられる。オーバーランニングクラッチプーリーは、駆動ベルトの急
激な減速の後で、プーリーが同じ速度で同じ回転方向に回転し続けることを許容
する。ある意味でオーバーランニングは、自転車の後輪ハブのように機能する;
従来の自転車の後輪ハブと後輪は、自転車のペダルとクランク軸の急激な減速の
後でさえも、同じ回転速度で同じ回転方向に回転し続ける。オーバーランニング
クラッチプーリーの一例は、本発明と同じ譲受人に与えられ、ここに言及するこ
とによって全体が組み込まれた米国特許・5598913に記載されている。
の従動プーリーの代わりに、オーバーランニングクラッチプーリーを用いること
によって避けられる。オーバーランニングクラッチプーリーは、駆動ベルトの急
激な減速の後で、プーリーが同じ速度で同じ回転方向に回転し続けることを許容
する。ある意味でオーバーランニングは、自転車の後輪ハブのように機能する;
従来の自転車の後輪ハブと後輪は、自転車のペダルとクランク軸の急激な減速の
後でさえも、同じ回転速度で同じ回転方向に回転し続ける。オーバーランニング
クラッチプーリーの一例は、本発明と同じ譲受人に与えられ、ここに言及するこ
とによって全体が組み込まれた米国特許・5598913に記載されている。
【0007】
新しい自動車の顧客の多くは、新しい自動車に対して長寿命と少ない修理回数
を要求しているので、他の分野ではないとしても、自動車の分野では、耐摩耗性
が向上したオーバーランニングクラッチプーリーを開発する必要がある。本発明
は、オーバーランニングクラッチプーリーのコストを最小限に抑えつつ、耐摩耗
性を向上させる特徴を有するオーバーランニングクラッチプーリーを提供する。
を要求しているので、他の分野ではないとしても、自動車の分野では、耐摩耗性
が向上したオーバーランニングクラッチプーリーを開発する必要がある。本発明
は、オーバーランニングクラッチプーリーのコストを最小限に抑えつつ、耐摩耗
性を向上させる特徴を有するオーバーランニングクラッチプーリーを提供する。
【0008】
【好ましい実施例の詳細説明】
本発明の好ましい実施例の下記説明はこの発明の範囲を、実施例に限定するこ
とを意図したものではなく、オーバーランニングクラッチの分野の当業者が、こ
の発明を実施し、用いることができるようにするためのものである。
とを意図したものではなく、オーバーランニングクラッチの分野の当業者が、こ
の発明を実施し、用いることができるようにするためのものである。
【0009】
図1に示すように、本発明は、入力装置12と出力装置14を回転自在に係合
させるためのオーバーランニングクラッチプーリー10を備えている。オーバー
ランニングクラッチプーリー10は、駆動ベルト16を入力装置12とし、円筒
軸18を出力装置14として用いられるようになっている。より具体的には、オ
ーバーランニングクラッチプーリー10は、溝が形成された面を有する駆動ベル
ト16と、自動車用オルターネータの円筒軸18に用いるように設計されている
。しかしオーバーランニングクラッチプーリー10は、他の環境では、滑らかな
ベルト、歯付きベルト、V形ベルト、あるいは歯付きギアも含む他の適当な入力
装置、および多角形軸等の他の適当な出力装置に用いてもよい。さらにオーバー
ランニングクラッチプーリー10は、回転入力の役割を交代して行う2つの装置
、および実際は回転入力を出す「出力装置」と実際は回転入力を受ける「入力装
置」と共に用いることもできる。このような実施例においては、「入力装置」「
出力装置」の用語は入替え可能である。
させるためのオーバーランニングクラッチプーリー10を備えている。オーバー
ランニングクラッチプーリー10は、駆動ベルト16を入力装置12とし、円筒
軸18を出力装置14として用いられるようになっている。より具体的には、オ
ーバーランニングクラッチプーリー10は、溝が形成された面を有する駆動ベル
ト16と、自動車用オルターネータの円筒軸18に用いるように設計されている
。しかしオーバーランニングクラッチプーリー10は、他の環境では、滑らかな
ベルト、歯付きベルト、V形ベルト、あるいは歯付きギアも含む他の適当な入力
装置、および多角形軸等の他の適当な出力装置に用いてもよい。さらにオーバー
ランニングクラッチプーリー10は、回転入力の役割を交代して行う2つの装置
、および実際は回転入力を出す「出力装置」と実際は回転入力を受ける「入力装
置」と共に用いることもできる。このような実施例においては、「入力装置」「
出力装置」の用語は入替え可能である。
【0010】
図2に示すように、実施例のオーバーランニングクラッチプーリー10は、滑
車部材20と、滑車部材20内のほぼ同軸状に位置するハブ部材22と、クラッ
チ部材24と、被膜26を備え、それらが協働して駆動ベルトと円筒軸に回転自
在に係合する。滑車部材20は、好ましくは入力装置に係合するようになってい
る滑車入力面30を形成する滑車入力部28と、滑車クラッチ面34を形成する
滑車クラッチ部32を備えている。同様にハブ部材22は、好ましくは出力装置
に係合するようになっているハブ出力面38を形成するハブ出力部36と、ハブ
クラッチ面42を形成するハブクラッチ部40を備えている。好ましい実施例で
は、被膜26は、滑車入力面30と、滑車クラッチ面34と、ハブ出力面38と
、ハブクラッチ面42に設けられている。選択的にこれらの面の一つかそれ以上
を避けるよりは、全体的に被膜26を施した方が、オーバーランニングクラッチ
プーリーのコストを最小限に抑えつつ、腐食から保護し、耐摩耗性を向上させる
。
車部材20と、滑車部材20内のほぼ同軸状に位置するハブ部材22と、クラッ
チ部材24と、被膜26を備え、それらが協働して駆動ベルトと円筒軸に回転自
在に係合する。滑車部材20は、好ましくは入力装置に係合するようになってい
る滑車入力面30を形成する滑車入力部28と、滑車クラッチ面34を形成する
滑車クラッチ部32を備えている。同様にハブ部材22は、好ましくは出力装置
に係合するようになっているハブ出力面38を形成するハブ出力部36と、ハブ
クラッチ面42を形成するハブクラッチ部40を備えている。好ましい実施例で
は、被膜26は、滑車入力面30と、滑車クラッチ面34と、ハブ出力面38と
、ハブクラッチ面42に設けられている。選択的にこれらの面の一つかそれ以上
を避けるよりは、全体的に被膜26を施した方が、オーバーランニングクラッチ
プーリーのコストを最小限に抑えつつ、腐食から保護し、耐摩耗性を向上させる
。
【0011】
好ましい実施例の滑車部材20の滑車入力部28は、駆動ベルトに係合するよ
うになっている。滑車部材20と駆動ベルトの回転方向および軸方向のスリップ
を実質的に防ぐために、滑車入力部28は、好ましくは2つの滑車入力肩部44
と、少なくとも一つの滑車入力溝46を有する滑車入力面30を形成する。また
はその代わりに滑車入力部28には、歯付き面、リブ付き面などの、入力装置に
係合する他の適当な面が形成されていてもよい。滑車入力面30は、好ましくは
(オーバーランニングクラッチプーリー10の回転軸線から遠ざかる方向に)外
側を向いており、好ましくはほぼ円筒形である。滑車入力部28は、好ましくは
鋼などの従来の構造材料で従来の方法で形成されるが、その代わりに他の適当な
材料で、他の適当な方法で形成してもよい。
うになっている。滑車部材20と駆動ベルトの回転方向および軸方向のスリップ
を実質的に防ぐために、滑車入力部28は、好ましくは2つの滑車入力肩部44
と、少なくとも一つの滑車入力溝46を有する滑車入力面30を形成する。また
はその代わりに滑車入力部28には、歯付き面、リブ付き面などの、入力装置に
係合する他の適当な面が形成されていてもよい。滑車入力面30は、好ましくは
(オーバーランニングクラッチプーリー10の回転軸線から遠ざかる方向に)外
側を向いており、好ましくはほぼ円筒形である。滑車入力部28は、好ましくは
鋼などの従来の構造材料で従来の方法で形成されるが、その代わりに他の適当な
材料で、他の適当な方法で形成してもよい。
【0012】
好ましい実施例のハブ部材22のハブ出力部36は、円筒軸に係合するように
なっている。ハブ出力部36は、好ましくは(オーバーランニングクラッチプー
リー10の組立体を円筒軸に組付け、心合わせする機能がある)滑らかな部分4
8と、(ハブ部材22の相対回転を実質的に防ぎ、ハブ部材を円筒軸に保持する
機能がある)ネジ部50と、(オーバーランニングクラッチプーリー10を円筒
軸に対して容易に締めつけ、緩めるためのアレンレンチと係合する)六角部52
を有するハブ出力面38を形成する。もちろんハブ出力部36は、回転方向およ
び軸方向スリップを防ぐため、および円筒軸に係合するため、およびオーバーラ
ンニングクラッチプーリー10を円筒軸に締めつけたり緩めたりするための工具
と係合するため、他の適当な装置を備えていたり、他の面を形成していてもよい
。好ましくは、ハブ出力面38は、内側(オーバーランニングクラッチプーリー
10の回転軸線の方)を向いており、好ましくはほぼ円筒形である。ハブ出力部
36は、好ましくは鋼などの従来の構造材料で、従来の方法で形成されるが、そ
の代わりに他の適当な材料で、他の適当な方法で形成されてもよい。
なっている。ハブ出力部36は、好ましくは(オーバーランニングクラッチプー
リー10の組立体を円筒軸に組付け、心合わせする機能がある)滑らかな部分4
8と、(ハブ部材22の相対回転を実質的に防ぎ、ハブ部材を円筒軸に保持する
機能がある)ネジ部50と、(オーバーランニングクラッチプーリー10を円筒
軸に対して容易に締めつけ、緩めるためのアレンレンチと係合する)六角部52
を有するハブ出力面38を形成する。もちろんハブ出力部36は、回転方向およ
び軸方向スリップを防ぐため、および円筒軸に係合するため、およびオーバーラ
ンニングクラッチプーリー10を円筒軸に締めつけたり緩めたりするための工具
と係合するため、他の適当な装置を備えていたり、他の面を形成していてもよい
。好ましくは、ハブ出力面38は、内側(オーバーランニングクラッチプーリー
10の回転軸線の方)を向いており、好ましくはほぼ円筒形である。ハブ出力部
36は、好ましくは鋼などの従来の構造材料で、従来の方法で形成されるが、そ
の代わりに他の適当な材料で、他の適当な方法で形成されてもよい。
【0013】
好ましい実施例のオーバーランニングクラッチプーリー10は、滑車部材20
とハブ部材22の相対回転を許容する機能がある軸受部材54を備えている。好
ましくは転がり要素型の軸受部材54は、好ましくは、滑車部材20の滑車軸受
面60に好ましくはプレス嵌めされる外レース要素58と、好ましくはハブ部材
22のハブ軸受面64にプレス嵌めされる内レース要素62と、外レース要素5
8と内レース要素62の間に設けられる玉軸受要素66と、好ましくは玉軸受要
素66の両側で外レース要素58と内レース要素62の間に延びる軸受シール6
8を備えている。あるいはその代わりに軸受部材54は、ジャーナル軸受または
ころ軸受等の他の適当なタイプのものでもよく、他の適当な要素を備えていても
よく、あるいは他の適当な方法で他の適当な面に取り付けてもよい。軸受部材5
4は従来の装置であるので、好ましくは従来の材料で、従来の方法で製造するが
、その代わりに他の適当な材料で、他の適当な方法で製造してもよい。
とハブ部材22の相対回転を許容する機能がある軸受部材54を備えている。好
ましくは転がり要素型の軸受部材54は、好ましくは、滑車部材20の滑車軸受
面60に好ましくはプレス嵌めされる外レース要素58と、好ましくはハブ部材
22のハブ軸受面64にプレス嵌めされる内レース要素62と、外レース要素5
8と内レース要素62の間に設けられる玉軸受要素66と、好ましくは玉軸受要
素66の両側で外レース要素58と内レース要素62の間に延びる軸受シール6
8を備えている。あるいはその代わりに軸受部材54は、ジャーナル軸受または
ころ軸受等の他の適当なタイプのものでもよく、他の適当な要素を備えていても
よく、あるいは他の適当な方法で他の適当な面に取り付けてもよい。軸受部材5
4は従来の装置であるので、好ましくは従来の材料で、従来の方法で製造するが
、その代わりに他の適当な材料で、他の適当な方法で製造してもよい。
【0014】
好ましい実施例の滑車クラッチ部32とハブクラッチ部40は、それぞれクラ
ッチ部材24と係合するための滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42を形成
している。滑車クラッチ部32は好ましくは、滑車部材20から半径方向内向き
に延びる。こうして滑車クラッチ部32は、好ましくは滑車入力部28と同じ材
料で、同じ方法で製造されるが、他の適当な材料で、他の適当な方法で製造して
もよい。ハブクラッチ部40は、好ましくはハブ出力部材36から半径方向外向
きに、その上を軸方向に延びる。こうしてハブクラッチ部40は、好ましくはハ
ブ出力部36と同じ材料で、同じ方法で製造されるが、他の適当な材料で、他の
適当な方法で製造してもよい。好ましくは、ハブクラッチ部40は、クラッチ部
材24を収容するためのクラッチくぼみ54を形成する。
ッチ部材24と係合するための滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42を形成
している。滑車クラッチ部32は好ましくは、滑車部材20から半径方向内向き
に延びる。こうして滑車クラッチ部32は、好ましくは滑車入力部28と同じ材
料で、同じ方法で製造されるが、他の適当な材料で、他の適当な方法で製造して
もよい。ハブクラッチ部40は、好ましくはハブ出力部材36から半径方向外向
きに、その上を軸方向に延びる。こうしてハブクラッチ部40は、好ましくはハ
ブ出力部36と同じ材料で、同じ方法で製造されるが、他の適当な材料で、他の
適当な方法で製造してもよい。好ましくは、ハブクラッチ部40は、クラッチ部
材24を収容するためのクラッチくぼみ54を形成する。
【0015】
好ましい実施例では、滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42は、軸方向の
隙間70を互いの間に介してほぼ隣接する位置にある。滑車クラッチ面34とハ
ブクラッチ面42は、好ましくは内側(オーバーランニングクラッチプーリー1
0の回転軸線の方)を向いており、好ましくはほぼ円筒形である。さらに滑車ク
ラッチ面34とハブクラッチ面42は、好ましくは同様の半径方向直径と同様の
軸方向長さを有する。これらの特徴によりクラッチ部材に最適の性能を与える。
しかし滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42は、これらおよび他の設計仕様
に関して互いに異なっていてもよい。
隙間70を互いの間に介してほぼ隣接する位置にある。滑車クラッチ面34とハ
ブクラッチ面42は、好ましくは内側(オーバーランニングクラッチプーリー1
0の回転軸線の方)を向いており、好ましくはほぼ円筒形である。さらに滑車ク
ラッチ面34とハブクラッチ面42は、好ましくは同様の半径方向直径と同様の
軸方向長さを有する。これらの特徴によりクラッチ部材に最適の性能を与える。
しかし滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42は、これらおよび他の設計仕様
に関して互いに異なっていてもよい。
【0016】
クラッチ部材24は、ハブ部材22に対して滑車部材20が第1の回転方向に
加速すると、滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42を係合させ、ハブ部材2
2に対して滑車部材20が第1の回転方向に減速すると、滑車クラッチ面34と
ハブクラッチ面42の係合を解除する。好ましい実施例では、クラッチ部材24
はコイルバネ72である。従来の材料で、従来の方法で製造されるコイルバネ7
2は、クラッチくぼみ54内のコイルバネ72の特定のサイズおよび向きによっ
て、上記特徴を達成する。別の実施例では、クラッチ部材24は上記特徴を達成
する他の適当な装置を備えていてもよい。
加速すると、滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42を係合させ、ハブ部材2
2に対して滑車部材20が第1の回転方向に減速すると、滑車クラッチ面34と
ハブクラッチ面42の係合を解除する。好ましい実施例では、クラッチ部材24
はコイルバネ72である。従来の材料で、従来の方法で製造されるコイルバネ7
2は、クラッチくぼみ54内のコイルバネ72の特定のサイズおよび向きによっ
て、上記特徴を達成する。別の実施例では、クラッチ部材24は上記特徴を達成
する他の適当な装置を備えていてもよい。
【0017】
コイルバネ72は、緩んだ時の半径方向直径を、好ましくは滑車クラッチ面3
4とハブクラッチ面42の内径より少し大きくなるように設計される。したがっ
て、クラッチくぼみ54に挿入され、滑車部材20またはハブ部材22が回転運
動をしていないときは、コイルバネ72は、滑車クラッチ面34とハブクラッチ
面42の両方に摩擦的に係合し、外向きの力を加える。さらにコイルバネ72は
、好ましくはコイルが滑車クラッチ面34からハブクラッチ面42に第1の回転
方向に軸方向に延びる向きに、クラッチくぼみ54内に設けられる。このような
向きにすることによって、滑車部材20とハブ部材22の相対回転によって、ク
ラッチ部材24が締まったり、緩んだりする。言い換えると、滑車部材20がハ
ブ部材22に対して第1の回転方向へ加速されると、コイルバネ72は緩む方に
付勢され、滑車部材20がハブ部材22に対して第1の回転方向へ減速すると、
コイルバネ72を締まる方に付勢する。
4とハブクラッチ面42の内径より少し大きくなるように設計される。したがっ
て、クラッチくぼみ54に挿入され、滑車部材20またはハブ部材22が回転運
動をしていないときは、コイルバネ72は、滑車クラッチ面34とハブクラッチ
面42の両方に摩擦的に係合し、外向きの力を加える。さらにコイルバネ72は
、好ましくはコイルが滑車クラッチ面34からハブクラッチ面42に第1の回転
方向に軸方向に延びる向きに、クラッチくぼみ54内に設けられる。このような
向きにすることによって、滑車部材20とハブ部材22の相対回転によって、ク
ラッチ部材24が締まったり、緩んだりする。言い換えると、滑車部材20がハ
ブ部材22に対して第1の回転方向へ加速されると、コイルバネ72は緩む方に
付勢され、滑車部材20がハブ部材22に対して第1の回転方向へ減速すると、
コイルバネ72を締まる方に付勢する。
【0018】
コイルバネ72が緩むと、滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42に対する
コイルバネ72の外向きの力が増加し、そのため滑車部材20とハブ部材22は
係合すなわち「ロック」する。この係合状態は、好ましくは、滑車部材20がハ
ブ部材22に対して第1の回転方向に加速すると起きる。一方コイルバネ72が
締まると、滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42に対するコイルバネ72の
外向きの力が減少し、そのため滑車部材20とハブ部材22は係合解除すなわち
「スリップ」する。この係合解除状態は、好ましくは、滑車部材20がハブ部材
22に対して第1の回転方向に減速すると起きる。
コイルバネ72の外向きの力が増加し、そのため滑車部材20とハブ部材22は
係合すなわち「ロック」する。この係合状態は、好ましくは、滑車部材20がハ
ブ部材22に対して第1の回転方向に加速すると起きる。一方コイルバネ72が
締まると、滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42に対するコイルバネ72の
外向きの力が減少し、そのため滑車部材20とハブ部材22は係合解除すなわち
「スリップ」する。この係合解除状態は、好ましくは、滑車部材20がハブ部材
22に対して第1の回転方向に減速すると起きる。
【0019】
オーバーランニングクラッチプーリー10の「スリップ」状態の間、コイルバ
ネ72は滑車クラッチ面34またはハブクラッチ面42を横切る方向に擦れ、こ
れが上記面の摩耗を生じるかもしれない。同様にオーバーランニングクラッチプ
ーリー10の「ロック」状態の間、コイルバネ72は強制的に滑車クラッチ面3
4とハブクラッチ面42に係合し、これも上記面の摩耗を引き起こすかもしれな
い。滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42の被膜は、実質的な腐食に対する
保護に加え、クラッチ部材24による上記面の摩耗に耐えるに十分な表面硬度を
与える。
ネ72は滑車クラッチ面34またはハブクラッチ面42を横切る方向に擦れ、こ
れが上記面の摩耗を生じるかもしれない。同様にオーバーランニングクラッチプ
ーリー10の「ロック」状態の間、コイルバネ72は強制的に滑車クラッチ面3
4とハブクラッチ面42に係合し、これも上記面の摩耗を引き起こすかもしれな
い。滑車クラッチ面34とハブクラッチ面42の被膜は、実質的な腐食に対する
保護に加え、クラッチ部材24による上記面の摩耗に耐えるに十分な表面硬度を
与える。
【0020】
クラッチくぼみ54内でクラッチ部材24の適切な位置決めを確実に行うため
に、好ましい実施例の滑車部材20は、滑車つば面76を形成する滑車つば部7
4を備えており、好ましい実施例のハブクラッチ部40は、ハブフランジ面78
を形成している。滑車つば部74は、好ましくは滑車クラッチ部32に隣接し、
滑車入力部28から半径方向内向きに延びている。滑車つば面76とハブフラン
ジ面78は、好ましくはクラッチくぼみ54の対向する両端部にある。こうして
滑車つば面76とハブフランジ面78は、滑車クラッチ面34とハブクラッチ面
42と協働して、実際にクラッチくぼみ54を形成する。好ましい実施例のオー
バーランニングクラッチプーリー10は、もちろん、クラッチくぼみ54内でク
ラッチ24の適切な位置決めを確実に行うために、他の適当な装置を用いてもよ
い。それらは滑車部材20またはハブ部材22の他の部分により形成される面、
または他の適当な要素によって形成される面でもよい。
に、好ましい実施例の滑車部材20は、滑車つば面76を形成する滑車つば部7
4を備えており、好ましい実施例のハブクラッチ部40は、ハブフランジ面78
を形成している。滑車つば部74は、好ましくは滑車クラッチ部32に隣接し、
滑車入力部28から半径方向内向きに延びている。滑車つば面76とハブフラン
ジ面78は、好ましくはクラッチくぼみ54の対向する両端部にある。こうして
滑車つば面76とハブフランジ面78は、滑車クラッチ面34とハブクラッチ面
42と協働して、実際にクラッチくぼみ54を形成する。好ましい実施例のオー
バーランニングクラッチプーリー10は、もちろん、クラッチくぼみ54内でク
ラッチ24の適切な位置決めを確実に行うために、他の適当な装置を用いてもよ
い。それらは滑車部材20またはハブ部材22の他の部分により形成される面、
または他の適当な要素によって形成される面でもよい。
【0021】
好ましい実施例では、被膜26は滑車入力面30、滑車クラッチ面34、ハブ
出力面38、ハブクラッチ面42に設けられ、実質的な腐食に対し保護し、これ
らの面の摩耗に耐えられる十分な表面硬度を与える。被膜26はまた、好ましく
は滑車つば面76とハブフランジ面78にも設けられ、同様に実質的な腐食に対
して保護し、これらの面の摩耗に耐えられる十分な表面硬度を与える。しかし被
膜26はまた、好ましくは滑車軸受面60とハブ軸受面64を含む、滑車部材2
0とハブ部材22のあらゆる面にも設けられ、被膜26の塗布のコストと困難さ
を最小限に抑える。また被膜26はもっと少数の面に設けてもよい。本発明の好
ましい実施例では、十分な表面硬度をもたせるために、オーバーランニングクラ
ッチプーリーの特定の面または部分を、成形したり、熱処理したり、被覆したり
しなくてもよい。
出力面38、ハブクラッチ面42に設けられ、実質的な腐食に対し保護し、これ
らの面の摩耗に耐えられる十分な表面硬度を与える。被膜26はまた、好ましく
は滑車つば面76とハブフランジ面78にも設けられ、同様に実質的な腐食に対
して保護し、これらの面の摩耗に耐えられる十分な表面硬度を与える。しかし被
膜26はまた、好ましくは滑車軸受面60とハブ軸受面64を含む、滑車部材2
0とハブ部材22のあらゆる面にも設けられ、被膜26の塗布のコストと困難さ
を最小限に抑える。また被膜26はもっと少数の面に設けてもよい。本発明の好
ましい実施例では、十分な表面硬度をもたせるために、オーバーランニングクラ
ッチプーリーの特定の面または部分を、成形したり、熱処理したり、被覆したり
しなくてもよい。
【0022】
被膜26は、好ましくは亜鉛材料で形成された第1層と、亜鉛クロメートおよ
び着色剤材料で形成された第2層と、亜鉛クロメートで形成された第3層を有す
る。被膜26の好ましい組成および好ましい層構造は、冶金分野では周知である
。被膜26は、耐食性、耐摩耗性を向上させるために、他の適当な組成およびた
の適当な層構造を有していてもよい。被膜26は、好ましくは従来の方法でオー
バーランニングクラッチプーリーに設けられるが、いかなる適当な方法で設けて
もよい。
び着色剤材料で形成された第2層と、亜鉛クロメートで形成された第3層を有す
る。被膜26の好ましい組成および好ましい層構造は、冶金分野では周知である
。被膜26は、耐食性、耐摩耗性を向上させるために、他の適当な組成およびた
の適当な層構造を有していてもよい。被膜26は、好ましくは従来の方法でオー
バーランニングクラッチプーリーに設けられるが、いかなる適当な方法で設けて
もよい。
【0023】
オーバーランニングクラッチプーリーの分野の技術者なら、これまでの詳細説
明および図面、クレームから、上記のクレームで定義されるこの発明の範囲から
外れずに、発明の好ましい実施例に変更を加えられることを認識するであろう。
明および図面、クレームから、上記のクレームで定義されるこの発明の範囲から
外れずに、発明の好ましい実施例に変更を加えられることを認識するであろう。
【図1】
駆動ベルトを入力装置、円筒軸を出力装置として示す、本発明のオーバーランニ
ングクラッチプーリーの斜視図
ングクラッチプーリーの斜視図
【図2】
好ましい実施例のオーバーランニングクラッチプーリーの、図1の2−2線に沿
った部分横断面図
った部分横断面図
Claims (12)
- 【請求項1】 入力装置に係合する滑車入力面を形成する滑車入力部と、滑
車クラッチ面を形成する滑車クラッチ部を備えた滑車部材と、 前記滑車部材内にほぼ同心状に設けられ、出力装置に係合するハブ出力面を形
成するハブ出力部と、前記滑車クラッチ面に実質的に隣接するハブクラッチ面を
形成するハブクラッチ部を備えたハブ部材と、 前記滑車部材が前記ハブ部材に対して第1の回転方向に加速すると、前記滑車
クラッチ面と前記ハブクラッチ面を係合させ、前記滑車部材が前記ハブ部材に対
して第1の回転方向に減速すると、前記滑車クラッチ面と前記ハブクラッチ面と
の係合が解除されるようになっているクラッチ部材と、 前記滑車入力面、前記滑車クラッチ面、前記ハブ出力面、前記ハブクラッチ面
に設けられ、実質的な腐食から保護し、耐摩耗性を向上させる被膜を備えた、 入力装置と出力装置を回転自在に係合させるためのオーバーランニングクラッ
チプーリー。 - 【請求項2】 前記滑車入力面が、協働して入力装置としての駆動ベルトと
係合して、前記滑車入力面と駆動ベルト間の回転方向および軸方向のスリップを
防止する2つの滑車肩部と数本の滑車入力溝を備えている請求項1のオーバーラ
ンニングクラッチプーリー。 - 【請求項3】 前記滑車部材が、滑車つば面を形成する滑車つば部を備え、
前記滑車クラッチ面と滑車つば面が協働して、前記クラッチ部材を収納するため
のクラッチくぼみを実質的に形成し、前記被膜がさらに前記滑車つば面に形成さ
れている請求項1のオーバーランニングクラッチプーリー。 - 【請求項4】 前記滑車部材と前記ハブ部材の間に設けられ、前記滑車部材
と前記ハブ部材の相対回転を許容する軸受部材をさらに備えている請求項1のオ
ーバーランニングクラッチプーリー。 - 【請求項5】 前記滑車部材が前記軸受部材と係合するようになっている滑
車軸受面を形成し、前記被膜が前記滑車軸受面にさらに設けられている請求項4
のオーバーランニングクラッチプーリー。 - 【請求項6】 前記ハブ部材が前記軸受部材と係合するようになっているハ
ブ軸受面を形成し、前記被膜が前記ハブ軸受面にさらに設けられている請求項5
のオーバーランニングクラッチプーリー。 - 【請求項7】 ハブ出力面が、出力装置としての円筒軸に係合するようにな
っている請求項1のオーバーランニングクラッチプーリー。 - 【請求項8】 前記ハブクラッチ部がさらにハブフランジ面を形成し、前記
ハブクラッチ面と前記ハブフランジ面が協働して、前記クラッチ部材を収容する
クラッチくぼみを形成しており、前記被膜が前記ハブフランジ面にさらに設けら
れている請求項1のオーバーランニングクラッチプーリー。 - 【請求項9】 前記被膜が亜鉛で形成された第1の層を有する請求項1のオ
ーバーランニングクラッチプーリー。 - 【請求項10】 前記被膜が亜鉛クロメートと着色剤で形成された第2の層
を有する請求項9のオーバーランニングクラッチプーリー。 - 【請求項11】 前記被膜が亜鉛クロメート製の第3の層を有する請求項1
0のオーバーランニングクラッチプーリー。 - 【請求項12】 前記滑車クラッチ面と前記ハブクラッチ面が内向きで、円
筒形である請求項1のオーバーランニングクラッチプーリー。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2002500120A Pending JP2004501326A (ja) | 2000-05-31 | 2001-05-31 | 開放クラッチくぼみを有するオーバーランニングクラッチプーリー |
JP2002500117A Pending JP2003535278A (ja) | 2000-05-31 | 2001-05-31 | スリップ手段を有するオーバーランニングクラッチプーリー |
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JP2002500132A Pending JP2003535287A (ja) | 2000-05-31 | 2001-05-31 | 被膜材を有するオーバーランニングクラッチプーリー |
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JP2002500122A Pending JP2003535281A (ja) | 2000-05-31 | 2001-05-28 | 浮動バネ部材を有するオーバーランニングクラッチプーリー |
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