JP2003535273A - 変形しうる面を有するオーバーランニングクラッチプーリーの製造方法 - Google Patents

変形しうる面を有するオーバーランニングクラッチプーリーの製造方法

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JP2003535273A
JP2003535273A JP2001587940A JP2001587940A JP2003535273A JP 2003535273 A JP2003535273 A JP 2003535273A JP 2001587940 A JP2001587940 A JP 2001587940A JP 2001587940 A JP2001587940 A JP 2001587940A JP 2003535273 A JP2003535273 A JP 2003535273A
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ランダル キング
ブライス バブコック
ロバート フレイヤー
ロバート モナハン
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    • F16H55/32Friction members
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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    • F16D41/20Freewheels or freewheel clutches with expandable or contractable clamping ring or band
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  • Sealing Devices (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 滑車入力部と、滑車クラッチ面を形成する滑車クラッチ部を備えた滑車部材を設け、ハブ出力部と、ハブクラッチ面を形成するハブクラッチ部を備えたハブ部材を設け、軸受部材を設け、軸受部材を、滑車部材とハブ部材の相対的な回転運動を許容するために、滑車部材とハブ部材の間に介在させ、変形可能な表面を設け、軸受部材を滑車部材とハブ部材のいずれかに対して軸方向に保持するために、変形可能な表面を変形させ、位置決めし、かつクラッチ部材を設ける工程を含む、入力装置と出力装置を回転自在に係合させるためのオーバーランニングクラッチプーリーの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
この発明は、一般的にはオーバーランニングクラッチ分野における装置、より
具体的には自動車エンジンによって、ベルト駆動で駆動される補機に用いるオー
バーランニングクラッチプーリーの改良された製造方法に関する。
【0002】
【背景】
自動車エンジンの作動中に、様々な補機を駆動し、作動させるために駆動ベル
トが通常使われる。これらの補機の一つに、自動車に電力を供給する自動車用オ
ルターネータ(交流発電機)がある。駆動ベルトのいくつかの構造が用いられて
いるが、いくつかの補機を駆動する多軸掛け構造が現在最も好まれている。多軸
掛け構造は、エンジン(「出力装置」)のクランク軸に接続された駆動プーリー
と、駆動プーリーに掛け渡された駆動ベルトから成る。駆動ベルトはまた、様々
な補機(「入力装置」)の入力軸に接続された一つかそれ以上の従来の従動プー
リーにも掛け渡されている。
【0003】 大半の従来の従動プーリーは、オーバーランニング機能のない一体設計で形成
されている。言い換えると、従来の従動プーリーは入力軸に固定的に取り付けら
れており、従動プーリーの部分と入力軸間の相対回転運動を許容することができ
ない。オーバーランニング能力の欠如と、補機による大きな慣性の発生により、
駆動ベルトが入力軸に対して突然減速すると、駆動ベルトと従動プーリーの間で
相対的なスリップが起きることがある。この相対的なスリップは、聴覚的見地か
らいらいらさせる鳴きや、機械的見地から望ましくない駆動ベルトの過度の摩耗
を引き起こす可能性がある。
【0004】 通常の駆動状況において、駆動ベルトは入力軸に対して急激な減速を受けるこ
とがよくある。この状況は、たとえばスロットルを広く開けた加速状態での第1
ギアから第2ギアへのシフト中に起きることがある。この状況は、シフト直後に
スロットルが閉じられると悪化する。このような状況において、駆動ベルトは急
速に減速するが、補機からの高い慣性を受けている従動プーリーは、駆動ベルト
と従動プーリー間の摩擦にも係わらず高回転速度を維持する。
【0005】 急激な減速の場合に加え、駆動ベルトは、耳に聞こえる振動や望ましくない摩
耗を引き起こす他の状況に曝されることもある。一例として、従来の従動プーリ
ーを有する多軸掛け機構は、(燃費を向上させる)極端に低いアイドルエンジン
速度を有する自動車エンジンに用いられることがある。このような状況では、前
記機構は、自動車エンジンの定期的なシリンダーの爆発により、固有周波数内で
同機構の共鳴および駆動ベルトの耳に聞こえる振動や摩耗を引き起こすとき、駆
動ベルトの「ばたつき」を生じる。
【0006】 従来の従動プーリーの欠点、すなわち駆動ベルトの鳴き、摩耗、振動は、従来
の従動プーリーの代わりに、オーバーランニングクラッチプーリーを用いること
によって避けられる。オーバーランニングクラッチプーリーは、駆動ベルトの急
激な減速の後で、プーリーが同じ速度で同じ回転方向に回転し続けることを許容
する。ある意味でオーバーランニングは、自転車の後輪ハブのように機能する;
従来の自転車の後輪ハブと後輪は、自転車のペダルとクランク軸の急激な減速の
後でさえも、同じ回転速度で同じ回転方向に回転し続ける。オーバーランニング
クラッチプーリーの一例は、本発明と同じ譲受人に与えられ、ここに言及するこ
とによって全体が組み込まれた米国特許・5598913に記載されている。
【0007】 新しい自動車の顧客の多くは、新しい自動車に対して長寿命と少ない修理回数
を要求しているので、他の分野ではないとしても、自動車の分野では、耐摩耗性
が向上したオーバーランニングクラッチプーリーを開発する必要がある。この発
明は、オーバーランニングクラッチのコストと重量を最小限に抑えつつ、構造上
の剛性を向上させる特徴を有するオーバーランニングクラッチプーリーを提供す
る。
【0008】
【好ましい実施例の詳細説明】
本発明の4つの好ましい方法の下記説明はこの発明の範囲を、これらの方法に
限定することを意図したものではなく、オーバーランニングクラッチの分野の技
術を有する者が、この発明を実施し、用いることができるようにするためのもの
である。
【0009】 図1に示すように、本発明の好ましい方法で製造されたオーバーランニングク
ラッチプーリー10は、入力装置12と出力装置14を回転自在に係合させる。
オーバーランニングクラッチプーリー10は、入力装置12としての駆動ベルト
16と、出力装置14としての円筒軸18と共に用いられるようになっている。
より具体的には、オーバーランニングクラッチプーリー10は、特に溝が形成さ
れた面を有する駆動ベルト16と、自動車用交流発電機の円筒軸18と共に用い
るように設計されている。しかしオーバーランニングクラッチプーリー10は、
他の環境で、滑らかなベルト、歯付きベルト、V形ベルト、あるいは歯付きギア
でさえ含む他の適当な入力装置、および多角形軸等の他の適当な出力装置と共に
用いてもよい。さらにオーバーランニングクラッチプーリー10は、回転入力の
役割を交代して行う2つの装置と共に、および実際は回転入力を提供する「出力
装置」と実際は回転入力を受ける「入力装置」と共に用いることもできる。これ
らの別の実施例においては、「入力装置」および「出力装置」の用語は入替え可
能である。
【0010】 図2に示すように、本発明の第1の好ましい方法で製造されたオーバーランニ
ングクラッチプーリー10は、協働して駆動ベルトと円筒軸に回転自在に係合す
る、滑車部材20と、滑車部材20内にほぼ同心状に位置するハブ部材22と、
滑車部材20とハブ部材22の間に位置する軸受部材24と、クラッチ部材26
を備えている。滑車部材20は、好ましくは入力装置に係合するようになってい
る滑車入力部28と、滑車クラッチ面32を形成する滑車クラッチ部30を備え
ている。同様にハブ部材22は、好ましくは出力装置に係合するようになってい
るハブ出力部34と、ハブクラッチ面38を形成するハブクラッチ部36を備え
ている。またハブ部材22はハブ可変形面42を形成するハブ可変形部40を備
えている。ハブ可変形面42は、好ましくはハブ部材22に対して軸受部材24
を軸方向に保持するように変形され、位置決めされている。このようにして軸受
部材24を保持すると、オーバーランニングクラッチプーリーのコストと重量を
最小限に抑えつつ、オーバーランニングクラッチプーリーの構造的剛性が向上す
る。
【0011】 第1の方法の滑車部材20の滑車入力部28は、駆動ベルトに係合するように
なっている。滑車部材20と駆動ベルトの回転方向および軸方向のスリップを実
質的に防ぐために、滑車入力部28は、好ましくは2つの滑車入力肩部46と、
少なくとも一つの滑車入力溝48を有する滑車入力面44を形成する。または滑
車入力部28には、歯付き面、リブ付き面などの、入力装置に係合する他の面が
形成されていてもよい。滑車入力面44は、好ましくは(オーバーランニングク
ラッチプーリー10の回転軸線から遠ざかる方向に)外側を向いており、好まし
くはほぼ円筒形である。滑車入力部28は、好ましくは鋼などの従来の構造材料
で従来の方法で形成されるが、他の適当な材料で、他の適当な方法で形成しても
よい。
【0012】 第1の方法におけるハブ部材22のハブ出力部34は、円筒軸に係合するよう
になっている。ハブ出力部34は、好ましくは(オーバーランニングクラッチプ
ーリー10の組立体を円筒軸に組付け、心合わせする)滑らかな部分52と、(
ハブ部材22の回転を実質的に防ぎ、ハブ部材を円筒軸に保持する)ネジ部54
と、(オーバーランニングクラッチプーリー10を円筒軸に対して容易に締めつ
けたり緩めたりするためのアレンレンチと係合する)六角部56を有するハブ出
力面50を形成する。もちろんハブ出力部34は、回転方向および軸方向スリッ
プを防ぐため、円筒軸に係合するため、およびオーバーランニングクラッチプー
リー10を円筒軸に締めつけたり緩めたりするために、他の適当な装置を備えて
いたり、他の面を形成していてもよい。好ましくは、ハブ出力面50は、内側(
オーバーランニングクラッチプーリー10の回転軸線の方)を向いており、好ま
しくはほぼ円筒形である。ハブ出力部34は、好ましくは鋼などの従来の構造材
料で、従来の方法で形成されるが、他の適当な材料で、他の適当な方法で形成し
てもよい。
【0013】 第1の好ましい方法における軸受部材24は、滑車部材20とハブ部材22の
相対的な回転運動を許容する機能がある。好ましくは転がり要素タイプの軸受部
材24は、好ましくは、滑車部材20に好ましくはプレス嵌めされる外レース要
素58と、好ましくはハブ部材22にプレス嵌めされる内レース要素60と、好
ましくは外レース要素58と内レース要素60の間に設けられる玉軸受要素62
と、好ましくは玉軸受要素62の両側で外レース要素58と内レース要素60の
間を延びる軸受シール64を備えている。あるいは軸受部材24は、ジャーナル
軸受またはころ軸受等の他の適当なタイプのものでもよく、あるいは他の適当な
方法で他の適当な面に取り付けてもよい。軸受部材は従来の装置であるので、好
ましくは従来の材料で、従来の方法で製造するが、他の適当な材料で、他の適当
な方法で製造してもよい。
【0014】 第1の好ましい方法における滑車部材20の滑車クラッチ部30とハブ部材2
2のハブクラッチ部36は、それぞれクラッチ部材26と係合するための滑車ク
ラッチ面32とハブクラッチ面38を形成する役目をする。滑車クラッチ部30
は好ましくは、滑車部材20から半径方向内向きに延びる。こうして滑車クラッ
チ部30は、好ましくは滑車入力部28と同じ材料で、同じ方法で製造されるが
、他の適当な材料で、他の適当な方法で製造してもよい。ハブクラッチ部36は
、好ましくはハブ出力部34から半径方向外向きに、その上を軸方向に延びる。
こうしてハブクラッチ部36は、好ましくはハブ出力部34と同じ材料で、同じ
方法で製造されるが、他の適当な材料で、他の適当な方法で製造してもよい。好
ましくは、ハブクラッチ部36は、クラッチ部材26を収容するためにクラッチ
くぼみ66を形成する。
【0015】 第1の好ましい方法で製造されたオーバーランニングクラッチプーリーにおい
ては、滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38は、軸方向の隙間68を互いの
間に介してほぼ隣接する位置にある。滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38
は、好ましくは内側(オーバーランニングクラッチプーリー10の回転軸線の方
)を向いており、好ましくはほぼ円筒形である。さらに滑車クラッチ面32とハ
ブクラッチ面38は、好ましくは同様の半径方向直径と、同様の軸方向長さと同
様の滑らかな仕上げを有する。これらの特徴が、クラッチ部材26に最適の性能
を与える。しかし滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38は、これらおよび他
の設計仕様に関して互いに異なっていてもよい。
【0016】 第1の好ましい方法に関わるクラッチ部材26は、ハブ部材22に対して滑車
部材20が第1の回転方向に加速すると、滑車クラッチ面32とハブクラッチ面
38に係合し、ハブ部材22に対して滑車部材20が第1の回転方向に減速する
と、滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38の係合を解除する機能がある。第
1の好ましい方法では、クラッチ部材26はコイルバネ70である。従来の材料
で、従来の方法で製造されるコイルバネ70は、クラッチくぼみ66内のコイル
バネ70の特定のサイズおよび向きによって、上記特徴を達成する。別の実施例
では、クラッチ部材26は上記特徴を達成する他の適当な装置を備えていてもよ
い。
【0017】 コイルバネ70は、緩んだときの半径方向直径を好ましくは滑車クラッチ面3
2とハブクラッチ面38の内径より少し大きくなるように設計される。したがっ
て、クラッチくぼみ66に挿入され、滑車部材20またはハブ部材22が回転運
動をしていないときは、コイルバネ70は、滑車クラッチ面32とハブクラッチ
面38の両方に摩擦的に係合し、外向きの力を加える。さらにコイルバネ70は
、好ましくはコイルが滑車クラッチ面32からハブクラッチ面38に第1の回転
方向に軸方向に延びる向きに、クラッチくぼみ66内に設けられる。このような
向きにすることによって、滑車部材20とハブ部材22の相対的な回転運動によ
って、バネ部材が締まったり、緩んだりする。言い換えると、滑車部材20がハ
ブ部材22に対して第1の回転方向へ加速されると、コイルバネ70は緩む方に
付勢され、滑車部材20がハブ部材22に対して第1の回転方向へ減速すると、
コイルバネ70を締まる方に付勢する。
【0018】 コイルバネ70が緩むと、滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38に対する
コイルバネ70の外向きの力が増加し、そのため滑車部材20とハブ部材22は
係合すなわち「ロック」する。この係合状態は、好ましくは、滑車部材20がハ
ブ部材22に対して第1の回転方向に加速すると起きる。一方コイルバネ70が
締まると、滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38に対するコイルバネ70の
外向きの力が減少し、そのため滑車部材20とハブ部材22は係合解除すなわち
「スリップ」する。この係合解除状態は、好ましくは、滑車部材20がハブ部材
22に対して第1の回転方向に減速すると起きる。
【0019】 オーバーランニングクラッチプーリー10の「スリップ」状態の間、コイルバ
ネ70は滑車クラッチ面32またはハブクラッチ面38を横切る方向に軽く擦れ
、これが上記面の摩耗を引き起こすかもしれない。同様にオーバーランニングク
ラッチプーリー10の「ロック」状態の間、コイルバネ70は強制的に滑車クラ
ッチ面32とハブクラッチ面38に係合し、これも上記面の摩耗を引き起こすか
もしれない。これらの面の摩耗を阻止するために、滑車クラッチ面32とハブク
ラッチ面38は、好ましくは比較的高い表面硬度を有するように形成するか表面
処理する。
【0020】 滑車クラッチ面32およびハブクラッチ面38とは対照的に、第1の好ましい
方法に関わるハブ可変形面42は、好ましくは軸受部材24をハブ部材22に対
して軸方向に保持するために、ハブ可変形部40の変形と位置決めを容易にする
ため、比較的低い表面硬度を有する。ハブクラッチ面38にハブ可変形面42よ
り高い表面硬度を与えるのは、いくつかの適当な方法で達成できる。
【0021】 第1の好ましい方法の第1変形例においては、図3Aに示すように、ハブ部材
22に好ましくは、ハブ可除去面72が設けられ、ハブクラッチ面38とハブ可
除去面72は好ましくは表面処理され、ハブ可除去面72は好ましくは後で除去
される。ハブ可除去面72を設けるのは、熱処理からハブ可変形面42を遮蔽す
るためである。このため、ハブ可除去面72は、好ましくはハブ可変形面42を
ほぼ覆うように位置決めする。ハブクラッチ面38とハブ可除去面72の表面処
理が、ハブクラッチ面38の表面硬度を高める。処理は好ましくは、ハブクラッ
チ面38とハブ可除去面72を含む、ハブ部材22の表面に窒素と炭素を拡散さ
せる方法を含む。一般に浸炭窒化として知られるこの工程は、冶金分野で周知で
あり、大気中の窒素を少量加えること、温度を少し下げることを除けば浸炭に似
ている。処理は、この工程と組み合わせるかその代わりに他の適当な工程を含ん
でいてもよい。これらの他の適当な工程としては、浸炭、高周波熱処理、輻射熱
処理、レーザークラッド、化学または電気メッキがある。最後にハブ可除去面7
2を除去すると、ハブ可変形部40が露出する。除去は好ましくは、ハブ可除去
部の切削により行うが、除去はこの工程と他の工程を組み合わせるかその代わり
としての他の工程で行ってもよい。
【0022】 第1の好ましい方法の第2の変形例では、図3Bに示すように、ハブ部材22
Bのハブクラッチ部36Bとハブ可変形部40Bは、好ましくは別々に形成され
、ハブクラッチ部36Bを表面処理し、好ましくはハブクラッチ部36Bとハブ
可変形部40Bは後で連結される。ハブクラッチ部36Bとハブ可変形部40B
を別々に形成すると、ハブクラッチ部36Bを切りはなして処理することができ
、これによってハブクラッチ面38Bの表面硬度は上がるが、ハブ可変形部40
Bは上がらない。処理は好ましくは、第1の好ましい方法で説明したのを同じ工
程で行うが、他の適当な工程と組み合わせるか、その代わりに他の適当な工程で
行ってもよい。ハブクラッチ部36Bとハブ可変形部40Bを連結すると、一体
のハブ部材22Bになる。連結は好ましくは、ハブクラッチ部36Bとハブ可変
形部40Bを、プレス嵌めまたは他の適当な機械的締結具で接続するが、その代
わりに他の適当な装置や方法を用いてもよい。
【0023】 図4に示すように、第1の方法では、滑車部材20、ハブ部材22、クラッチ
部材26、軸受部材24が設けられており、ハブ部材22は滑車部材20内部に
設けられ、クラッチ部材26は、スリーブクラッチ面32とハブクラッチ面38
の近くに設けられ、軸受部材24は、滑車部材20とハブ部材22の間に置かれ
る。この時点で、ほぼ組み立てられたプーリー74が好ましくはハブ支持部材7
6に取り付けられ、ハブクリンプ工具78が、ハブ可変形面42を変形させうる
だけの力で降ろされる。ハブクリンプ工具78がほぼ組み立てられたプーリー7
4と係合している間、ハブ支持部材76がほぼ組み立てられたプーリー74を支
持する。このため、ハブ支持部材76は、好ましくは構造材料で形成され、適当
な形状に形成する。ハブクリンプ工具78は、ハブ可変形面42を変形させ位置
決めする役目をする。このためハブクリンプ工具78は、好ましくは構造材料で
形成され、好ましくは適当な形状に形成する。ハブ支持部材76とハブクリンプ
工具78を用いることによって、オーバーランニングクラッチプーリーに、軸受
部材24を軸方向に保持するために変形され、位置決めされるハブ可変形面42
が形成される。別の実施例では、変形工程は他の適当な装置および方法を用いて
行ってもよい。
【0024】 図5に示すように、第2の好ましい方法の滑車部材20は、滑車可変形面42
’を形成する滑車可変形部40’を備えている。滑車可変形面42’は、好まし
くは軸受部材24を滑車部材20に対して軸方向に保持するために変形され、位
置決めされる。このようにして軸受部材24を保持すれば、オーバーランニング
クラッチプーリー10’のコストと重量を最低限に抑えつつ、オーバーランニン
グクラッチプーリー10’の構造的剛性が向上する。他のすべての点では、第2
の方法で製造されたオーバーランニングクラッチプーリー10’は、第1の方法
で製造されたオーバーランニングクラッチプーリー10に似ている。
【0025】 第1の実施例のハブ可変形面42と同様に、滑車可変形面42’は、好ましく
は軸受部材24を滑車部材20に対して軸方向に保持するために、滑車可変形部
40’の変形、位置決めが容易にできるように、比較的低い表面硬度を有する。
滑車クラッチ面32の表面硬度を滑車可変形面42’より高くするのは、いくつ
かの適当な方法で行うことができる。
【0026】 第2の方法の第1変形例では、図6Aに示すように、滑車部材20に好ましく
は滑車可除去面72’を設け、滑車クラッチ面32と滑車可除去面72’を好ま
しくは処理し、滑車可除去面72’を後で除去する。他の全ての点で、第2の方
法の第1の変形例は、第1の方法の第1の変形例に似ている。
【0027】 第1の方法の第2の変形例では、図6Bに示すように、滑車部材20Bの滑車
クラッチ部30Bと滑車可変形部40B’は、好ましくは別々に形成し、滑車ク
ラッチ部30Bを処理し、滑車クラッチ部30Bと滑車可変形部40B’を後で
連結する。他の全ての点で、第2の方法の第2の変形例は、第1の方法の第2の
変形例に似ている。
【0028】 図7に示すように、第2の実施例のほぼ組み立てられたプーリー74’は、ほ
ぼ組み立てられたプーリー74’が滑車支持部材76’上に置かれ、滑車クリン
プ工具78’が、滑車可変形面42’を変形させるに十分な力で降ろされる点を
除けば、第1の実施例のほぼ組み立てられたプーリー74と同様のやり方で組み
立てられる。
【0029】 図8に示すように、第3の実施例によって製造されたオーバーランニングクラ
ッチプーリー10”は、第1の実施例のハブ可変形面42’と第2の実施例の滑
車可変形面42’の組み合わせである。ハブ可変形面42と滑車可変形面42’
は両方とも、好ましくはハブ部材22と滑車部材20に対して軸受部材24を軸
方向に保持するために変形、位置決めされる。軸受部材24をこのように保持す
れば、オーバーランニングプーリーのコストと重量を最小限に抑えつつ、オーバ
ーランニングプーリーの構造的剛性が向上する。他のすべての点において、第3
の方法で製造されたオーバーランニングプーリー10”は、第1の方法で製造さ
れたオーバーランニングプーリー10および第2の方法で製造されたオーバーラ
ンニングプーリー10’に似ている。
【0030】 図9に示すように、第3の実施例のほぼ組み立てられたプーリー74”は、ほ
ぼ組み立てられたプーリー74”がハブ支持部材76と滑車支持部材76’の両
方の上に置かれる点を除いて、第1の実施例のほぼ組み立てられたプーリー74
、および第2の実施例のほぼ組み立てられたプーリー74’と同様に組み立てら
れる。第3の実施例では、ハブクリンプ工具78が、ハブ可変形面42を変形さ
せるに十分な力で降ろされ、次に滑車クリンプ工具78’が滑車可変形面42’
を変形させられるだけの力で降ろされる。
【0031】 図10に示すように、本発明の第4の方法は、第1の実施例と同じ要素(滑車
部材20、ハブ部材22、クラッチ部材26、軸受部材24)を有するが、第3
の方法で形成されるハブ部材22は、好ましくはハブ可変形部のハブ変形面もな
い。その代わりに第4の好ましい方法で製造されたオーバーランニングクラッチ
プーリー10'''は、シール可変形面82を形成するシール部材80を有する。
シール部材80は、軸受部材24を軸方向に保持し、軸受部材24をほぼ隠す機
能を果たす。シール部材80は、好ましくは従来の鋼材料で、従来の方法で製造
するが、他の適当な材料で、他の適当な方法で製造してもよい。
【0032】 第4の好ましい方法では、滑車部材20、ハブ部材22、クラッチ部材26、
軸受部材24、シール部材80が設けられ、ハブ部材22は、滑車部材20内に
設けられ、クラッチ部材26は滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38の間に
置かれ、軸受部材24は滑車部材20とハブ部材22の間に置かれる。この点で
、シール部材80はハブ部材22にクリンプされる。シール部材80をクリンプ
すると、シール可変形面82が変形してハブ部材22内に入り、シール部材80
が軸受部材24を軸方向に保持するように位置決めされ、軸受部材24をほぼ隠
すようにシール部材80が位置決めされる。シール部材80のクリンプおよび位
置決めは、好ましくは従来のクリンプ装置(図示省略)で行うが、他の適当な装
置または方法で行ってもよい。
【0033】 オーバーランニングクラッチの分野の技術者なら、これまでの詳細説明および
図面、クレームから認識できるであろうが、上記のクレームで定義するこの発明
の範囲から外れることなく、この発明の好ましい方法を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 駆動ベルトを入力装置、円筒軸を出力装置として示す、本発明の好ましい方法に
よって製造されたオーバーランニングクラッチプーリーの斜視図
【図2】 第1の方法で製造されたオーバーランニングクラッチプーリーの、図1の2−2
線に沿った部分横断面図
【図3A】 第1の好ましい方法の2つの変形例に用いられるハブ部材の部分横断面図
【図3B】 第1の好ましい方法の2つの変形例に用いられるハブ部材の部分横断面図
【図4】 第1の好ましい方法に関わる、ハブクリンプ工具、ハブ支持部材、オーバーラン
ニングクラッチプーリーの横断面図
【図5】 第2の好ましい方法で製造されたオーバーランニングクラッチプーリーの、図2
に似た部分横断面図
【図6A】 第2の好ましい方法の二つの変形例に関わる滑車部材の部分横断面図
【図6B】 第2の好ましい方法の二つの変形例に関わる滑車部材の部分横断面図
【図7】 第2の好ましい方法に関わる、滑車クリンプ工具、滑車支持部材、オーバーラン
ニングクラッチプーリーの横断面図
【図8】 第3の好ましい方法で製造されたオーバーランニングクラッチプーリーの、図2
に似た部分横断面図
【図9】 第3の好ましい方法に関わる、ハブクリンプ工具、滑車クリンプ工具、ハブ支持
部材、滑車支持部材、オーバーランニングクラッチプーリーの横断面図
【図10】 第4の好ましい方法で製造されたオーバーランニングクラッチプーリーの、図2
に似た部分横断面図
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年6月18日(2002.6.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレイヤー ロバート アメリカ合衆国 48137 ミシガン グレ ゴリー ラスティック ドライブ 1370 (72)発明者 モナハン ロバート アメリカ合衆国 48108 ミシガン アナ ーバー シャグバーク 5845 (72)発明者 リストン メアリィ−ジョー アメリカ合衆国 48189 ミシガン ウイ ットモア レイク ロザルタ ドライブ 10488 Fターム(参考) 3J031 BA08 BA19 BC10 CA02 CA04

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滑車入力部と、滑車クラッチ面を形成する滑車クラッチ部を
    備えた滑車部材を設け、滑車入力部を入力装置に係合させ、 ハブ出力部と、ハブクラッチ面を形成するハブクラッチ部を備えたハブ部材を
    設け、ハブ出力部を出力装置に係合させ、ハブ部材を滑車装置内にほぼ同心上に
    位置決めし、 軸受部材を設け、軸受部材を、滑車部材とハブ部材の相対的な回転運動を許容
    するために、滑車部材とハブ部材の間に介在させ、 変形可能な表面を設け、軸受部材を滑車部材とハブ部材のいずれかに対して軸
    方向に保持するために、変形可能な表面を変形させ、位置決めし、 クラッチ部材を設け、滑車部材がハブ部材に対して第1の回転方向に加速する
    と、滑車部材を滑車クラッチ面とハブクラッチ面に係合させ、滑車部材がハブ部
    材に対して第1の回転方向に減速すると、滑車クラッチ面とハブクラッチ面との
    係合が外れるようにクラッチ部材を構成する工程を含む、 入力装置と出力装置を回転自在に係合させるためのオーバーランニングクラッ
    チプーリーの製造方法。
  2. 【請求項2】 ハブ部材を設ける工程が、ハブ可変形面を形成するハブ可変
    形部を有するハブ部材を設ける工程を含み、可変形面を変形させ位置決めする工
    程が、軸受部材をハブ部材に対して軸方向に保持するために、ハブ可変形面を変
    形させ、位置決めすることを含む請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 ハブ部材を設ける工程が、ハブ可変形面をほぼ覆っているハ
    ブ可除去面を有するハブ部材を設け、ハブクラッチ面とハブ可除去面を処理し、
    ハブ可除去面を除去してハブ可変形面を露出させる工程を含む請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 ハブクラッチ面とハブ可除去面を処理する工程を、ハブ可除
    去面を除去する工程の前に行う請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 ハブクラッチ面がハブ可変形面より高い表面硬度を有する請
    求項4の方法。
  6. 【請求項6】 ハブクラッチ面とハブ可変形部を別々に形成し、ハブクラッ
    チ部を処理し、ハブクラッチ部とハブ可変形部を連結する工程を含む請求項2の
    方法。
  7. 【請求項7】 ハブクラッチ面を処理する工程を、ハブクラッチ部とハブ可
    変形部を連結する工程の前に行う請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 ハブクラッチ面がハブ可変形面より高い表面硬度を有する請
    求項7の方法。
  9. 【請求項9】 滑車部材を設ける工程が、滑車可変形面を形成する滑車可変
    形部を有する滑車部材を設ける工程を含み、可変形面を変形させ位置決めする工
    程が、軸受部材を滑車部材に対して軸方向に保持するために、滑車可変形面を変
    形させ、位置決めすることを含む請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 滑車部材を設ける工程が、滑車可変形面をほぼ覆う滑車可
    除去面を有する滑車部材を設け、滑車クラッチ面と滑車可除去面を処理し、滑車
    可変形面を露出させるために、滑車可除去面を除去することを含む請求項9の方
    法。
  11. 【請求項11】 滑車クラッチ面と滑車可除去面を処理する工程を、滑車可
    除去面を除去する前に行う請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 滑車クラッチ面が、滑車可変形面より高い表面硬度を有す
    る請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 滑車クラッチ部と滑車可変形部を別々に形成し、滑車クラ
    ッチ部を処理し、滑車クラッチ部と滑車可変形部を連結する工程を含む請求項9
    の方法。
  14. 【請求項14】 滑車クラッチ面を処理する工程を、滑車クラッチ部と滑車
    可変形部を連結する工程の前に行う請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 滑車クラッチ面が滑車可変形面より高い表面硬度を有する
    請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 滑車部材を設ける工程が、滑車可変形面を形成する滑車可
    変形部を有する滑車部材を設ける工程を含み、ハブ部材を設ける工程が、ハブ可
    変形面を形成するハブ可変形部を有するハブ部材を設ける工程を含み、可変形面
    を変形させ位置決めする工程が、軸受部材を滑車部材およびハブ部材に対して軸
    方向に保持するために、滑車可変形面を変形させ、位置決めし、ハブ可変形面を
    変形させ、位置決めすることを含む請求項1の方法。
  17. 【請求項17】 シール可変形面を有するシール部材を設ける工程を含み、
    可変形面を変形させ、位置決めする工程が、軸受部材をハブ部材に対して軸方向
    に保持するために、シール可変形面をハブ部材に対して、変形、位置決めするこ
    とを含む請求項1の方法。
  18. 【請求項18】 シール可変形面を変形、位置決めする工程が、軸受部材を
    ほぼ隠すために、シール可変形面をほぼ滑車部材に対して位置決めすることを含
    む請求項17の方法。
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