JP2003535280A - シール部材を有するオーバーランニングクラッチプーリー - Google Patents

シール部材を有するオーバーランニングクラッチプーリー

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JP2003535280A
JP2003535280A JP2002500119A JP2002500119A JP2003535280A JP 2003535280 A JP2003535280 A JP 2003535280A JP 2002500119 A JP2002500119 A JP 2002500119A JP 2002500119 A JP2002500119 A JP 2002500119A JP 2003535280 A JP2003535280 A JP 2003535280A
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pulley
clutch
hub
shield
overrunning
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JP2002500119A
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ランダル キング
ラッセル モナハン
ジョン ミラー
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NTN Corp
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/36Pulleys
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/20Freewheels or freewheel clutches with expandable or contractable clamping ring or band
    • F16D41/206Freewheels or freewheel clutches with expandable or contractable clamping ring or band having axially adjacent coils, e.g. helical wrap-springs

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Transmission Devices (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 オーバーランニングクラッチプーリーは、好ましくは滑車部材と、滑車部材内にほぼ同心状に位置するハブ部材と、クラッチ部材と、シールド部材を備えている。滑車部材は、好ましくは入力装置と係合する滑車入力部と、滑車クラッチ面を形成する滑車クラッチ部を備えている。同様にハブ部材は、好ましくは出力装置と係合するハブ出力部と、ハブクラッチ面を形成するハブクラッチ部を備えている。好ましい実施例では、滑車クラッチ面とハブクラッチ面は協働して、クラッチ部材が嵌まる開放されたクラッチくぼみを形成している。好ましくは滑車部材とハブ部材に連結されたシール部材は、好ましくは開放されたクラッチくぼみをシールし、シールド部材は、好ましくはシール部材を遮蔽するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
この発明は、一般的にはオーバーランニングクラッチ分野における装置、より
具体的には自動車エンジンによって、ベルトを介して駆動される補機に用いる改
良されたオーバーランニングクラッチプーリーに関する。
【0002】
【背景】
自動車エンジンの作動中に、様々な補機を駆動し、作動させるために駆動ベル
トが通常使われる。これらの補機の一つに、自動車に電力を供給する自動車用オ
ルターネータ(交流発電機)がある。駆動ベルトのいくつかの構造が用いられて
いるが、いくつかの補機を駆動する多軸掛け構造が現在最も好まれている。多軸
掛け構造は、エンジン(「出力装置」)のクランク軸に接続された駆動プーリー
と、駆動プーリーに掛け渡された駆動ベルトから成る。駆動ベルトはまた、様々
な補機(「入力装置」)の入力軸に接続された一つかそれ以上の従来の従動プー
リーにも掛け渡されている。
【0003】 大半の従来の従動プーリーは、オーバーランニング機能のない一体設計で形成
されている。言い換えると、従来の従動プーリーは入力軸に固定的に取り付けら
れており、従動プーリーの部分と入力軸間の相対回転運動を許容することができ
ない。オーバーランニング能力の欠如と、補機による大きな慣性の発生により、
駆動ベルトが入力軸に対して突然減速すると、駆動ベルトと従動プーリーの間で
相対的なスリップが起きることがある。この相対的なスリップは、聴覚的見地か
らいらいらさせる鳴きや、機械的見地から望ましくない駆動ベルトの過度の摩耗
を引き起こす可能性がある。
【0004】 通常の駆動状況において、駆動ベルトは入力軸に対して急激な減速を受けるこ
とがよくある。この状況は、たとえばスロットルを広く開けた加速状態での第1
ギヤから第2ギヤへのシフト中に起きることがある。この状況は、シフト直後に
スロットルが閉じられると悪化する。このような状況において、駆動ベルトは急
速に減速するが、補機からの高い慣性を受けている従動プーリーは、駆動ベルト
と従動プーリー間の摩擦にも係わらず高回転速度を維持する。
【0005】 急激な減速の場合に加え、駆動ベルトは、耳に聞こえる振動や望ましくない摩
耗を引き起こす他の状況に曝されることもある。一例として、従来の従動プーリ
ーを有する多軸掛け機構は、(燃費を向上させる)極端に低いアイドルエンジン
速度を有する自動車エンジンに用いられることがある。このような状況では、前
記機構は、自動車エンジンの定期的なシリンダーの爆発により、固有周波数内で
同機構の共鳴および駆動ベルトの耳に聞こえる振動や摩耗を引き起こすとき、駆
動ベルトの「ばたつき」を生じる。
【0006】 従来の従動プーリーの欠点、すなわち駆動ベルトの鳴き、摩耗、振動は、従来
の従動プーリーの代わりに、オーバーランニングクラッチプーリーを用いること
によって避けられる。オーバーランニングクラッチプーリーは、駆動ベルトの急
激な減速の後で、プーリーが同じ速度で同じ回転方向に回転し続けることを許容
する。ある意味でオーバーランニングは、自転車の後輪ハブのように機能する;
従来の自転車の後輪ハブと後輪は、自転車のペダルとクランク軸の急激な減速の
後でさえも、同じ回転速度で同じ回転方向に回転し続ける。オーバーランニング
クラッチプーリーの一例は、本発明と同じ譲受人に与えられ、ここに言及するこ
とによって全体が組み込まれた米国特許・5598913に記載されている。
【0007】 新しい自動車の顧客の多くは、新しい自動車に対して長寿命と少ない修理回数
を要求しているので、他の分野ではないとしても、自動車の分野では、耐摩耗性
が向上したオーバーランニングクラッチプーリーを開発する必要がある。本発明
は、オーバーランニングクラッチプーリーのコストを最小限に抑えつつ、耐摩耗
性を向上させる特徴を有するオーバーランニングクラッチプーリーを提供する。
【0008】
【好ましい実施例の詳細説明】 本発明の4つの好ましい実施例の下記説明はこの発明の範囲を、これらの好ま
しい実施例に限定することを意図したものではなく、オーバーランニングクラッ
チの分野の技術を有する者が、この発明を行い、用いることができるようにする
ためのものである。
【0009】 図1に示すように、本発明は、入力装置12と出力装置14を回転方向に係合
させるためのオーバーランニングクラッチプーリー10を備えている。オーバー
ランニングクラッチプーリー10は、駆動ベルト16を入力装置12とし、円筒
軸18を出力装置14として用いられるようになっている。より具体的には、オ
ーバーランニングクラッチプーリー10は、溝が形成された面を有する駆動ベル
ト16と、自動車用オルターネータの円筒軸18に用いるように設計されている
。しかしオーバーランニングクラッチプーリー10は、他の環境では、滑らかな
ベルト、歯付きベルト、V形ベルト、あるいは歯付きギヤも含む他の適当な入力
装置、および多角形軸等の他の適当な出力装置に用いてもよい。さらにオーバー
ランニングクラッチプーリー10は、回転入力の役割を交代して行う2つの装置
、および実際は回転入力を出す「出力装置」と実際は回転入力を受ける「入力装
置」と共に用いることもできる。このような実施例においては、「入力装置」「
出力装置」の用語は入替え可能である。
【0010】 図2に示すように、第1の好ましい実施例のオーバーランニングクラッチプー
リー10は、滑車部材20と、滑車部材20内にほぼ同芯状に位置するハブ部材
22と、クラッチ部材24と、シール部材26と、シールド部材27を備えてい
る。滑車部材20は、好ましくは入力装置に係合するようになっている滑車入力
部28、滑車クラッチ面32を形成する滑車クラッチ部30を備えている。同様
にハブ部材22は、好ましくは出力装置に係合するようになっているハブ出力部
34と、ハブクラッチ面38を形成するハブクラッチ部36を備えている。好ま
しい実施例では、滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38は協働して、クラッ
チ部材用の開放クラッチくぼみ40を形成する。好ましくは滑車部材20とハブ
部材22に連結されているシール部材26は、好ましくは開放されたクラッチく
ぼみ40をシールするようになっており、一方シールド部材27は、好ましくは
シール部材26を遮蔽するようになっている。シール部材26とシールド部材2
7は、協働して、オーバーランニングクラッチプーリー10のコストと重量を最
小限に抑えつつ、開放されたクラッチくぼみ内に潤滑剤を保持することによって
、耐摩耗性を増大させる。
【0011】 第1の好ましい実施例の滑車部材20の滑車入力部28は、駆動ベルトに係合
するようになっている。滑車部材20と駆動ベルトの回転方向および軸方向のス
リップを実質的に防ぐために、滑車入力部28は、好ましくは2つの滑車入力肩
部44と、少なくとも一つの滑車入力溝46を有する滑車入力面42を形成する
。またはその代わりに滑車入力部28には、歯付き面、リブ付き面などの、入力
装置に係合する他の面が形成されていてもよい。滑車入力面42は、好ましくは
(オーバーランニングクラッチプーリー10の回転軸線から遠ざかる方向に)外
側を向いており、好ましくはほぼ円筒形である。滑車入力部28は、好ましくは
鋼などの従来の構造材料で従来の方法で形成されるが、その代わりに他の適当な
材料で、他の適当な方法で形成してもよい。
【0012】 第1の好ましい実施例のハブ部材22のハブ出力部34は、円筒軸に係合する
ようになっている。ハブ出力部34は、好ましくは円筒軸の面に対応するハブ出
力面48を形成する。オーバーランニングクラッチプーリー10は、好ましくは
回転方向および軸方向のスリップを防ぐために、「ネジ付きナット」とも呼ばれ
る固定装置50を用いる。もちろんハブ出力部34は、回転方向および軸方向ス
リップを防ぐため、および円筒軸に係合するため、およびオーバーランニングク
ラッチプーリー10を円筒軸に締めつけ、緩めるために、他の適当な装置を備え
ていたり、他の面を形成していてもよい。好ましくは、ハブ出力面48は、内側
(オーバーランニングクラッチプーリー10の回転軸線の方)を向いており、好
ましくはほぼ円筒形である。ハブ出力部34は、好ましくは鋼などの従来の構造
材料で、従来の方法で形成されるが、その代わりに他の適当な材料で、他の適当
な方法で形成されてもよい。
【0013】 第1の好ましい実施例のオーバーランニングクラッチプーリー10は、滑車部
材20とハブ部材22の相対回転を許容する機能がある軸受部材52を備えてい
る。好ましくは転がり要素型の軸受部材52は、好ましくは、滑車部材20に好
ましくはプレス嵌めされる外レース要素54と、好ましくはハブ部材22にプレ
ス嵌めされる内レース要素56と、好ましくは外レース要素54と内レース要素
56の間に設けられる玉軸受要素58と、好ましくは玉軸受要素58の両側で外
レース要素54と内レース要素56の間を延びる軸受シール60を備えている。
あるいはその代わりに軸受部材52は、ジャーナル軸受またはころ軸受等、他の
適当なタイプのものでもよく、あるいは他の適当な方法で他の適当な面に取り付
けてもよい。軸受部材は公知の装置であるので、好ましくは従来の材料で、従来
の方法で製造するが、その代わりに他の適当な材料で、他の適当な方法で製造し
てもよい。
【0014】 第1の好ましい実施例の滑車クラッチ部30とハブクラッチ部36は、それぞ
れクラッチ部材24と係合するための滑車クラッチ面32とハブクラッチ面48
を提供する機能がある。滑車クラッチ部30は好ましくは、滑車部材20から半
径方向内向きに延びる。こうして滑車クラッチ部30は、好ましくは滑車入力部
28と同じ材料で、同じ方法で製造されるが、他の適当な材料で、他の適当な方
法で製造してもよい。ハブクラッチ部36は、好ましくはハブ出力部材34から
半径方向外向きに、その上を軸方向に延びる。こうしてハブクラッチ部36は、
好ましくはハブ出力部34と同じ材料で、同じ方法で製造されるが、他の適当な
材料で、他の適当な方法で製造してもよい。このようにすることによって、滑車
クラッチ面32とハブクラッチ面38は、協働して開放されたクラッチくぼみ4
0をほぼ形成する。「開放されたクラッチくぼみ」という用語は、クラッチ部材
24がシール部材26なしで環境に開放されているということを指す。これに対
して、閉じたクラッチくぼみを有するオーバーランニングクラッチプーリーにお
いては、クラッチ部材24は、滑車部材20、ハブ部材22、軸受部材52の組
み合わせによって環境からほぼシールされている。
【0015】 第1の好ましい実施例の滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38は、軸方向
の隙間62を互いの間に介してほぼ隣接する位置にある。滑車クラッチ面32と
ハブクラッチ面38は、好ましくは内側(オーバーランニングクラッチプーリー
10の回転軸線の方)を向いており、好ましくはほぼ円筒形である。さらに滑車
クラッチ面32とハブクラッチ面38は、好ましくは同様の半径方向直径と同様
の軸方向長さと同様の仕上げを有する。これらの特徴が、クラッチ部材24に最
適の性能を与える。滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38は、これらおよび
他の設計仕様に関して互いに異なっていてもよい。
【0016】 好ましくは軸方向隙間62の上方に位置する、第1の好ましい実施例のクラッ
チ部材24は、ハブ部材22に対して滑車部材20が第1の回転方向に加速する
と、滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38に係合し、ハブ部材22に対して
滑車部材20が第1の回転方向に減速すると、滑車クラッチ面32とハブクラッ
チ面48の係合を解除する機能がある。好ましい実施例では、クラッチ部材24
はコイルバネ64である。従来の材料で、従来の方法で製造されるコイルバネ6
4は、コイルバネの特定のサイズおよび向きによって、上記特徴を達成する。別
の実施例では、クラッチ部材24は上記特徴を達成する他の適当な装置を備えて
いてもよい。
【0017】 コイルバネ64は、緩んだときの半径方向直径が好ましくは滑車クラッチ面3
2とハブクラッチ面38の内径より少し大きくなるように設計される。したがっ
て、挿入され、滑車部材20またはハブ部材22が回転運動をしていないときは
、コイルバネ64は、滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38の両方に摩擦的
に係合し、外向きの力を加える。さらにコイルバネ64は、好ましくはコイルが
滑車クラッチ面32からハブクラッチ面38に第1の回転方向に軸方向に延びる
向きに設けられる。このような向きにすることによって、滑車部材20とハブ部
材22の相対回転によって、クラッチ部材24が締まったり、緩んだりする。言
い換えると、滑車部材20がハブ部材22に対して第1の回転方向へ加速される
と、コイルバネ64は緩む方に付勢され、滑車部材20のハブ部材22に対する
第1の回転方向への減速は、コイルバネ64を締まる方に付勢する。
【0018】 コイルバネ64が緩むと、滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38に対する
コイルバネ64の外向きの力が増加し、そのため滑車部材20とハブ部材22は
係合すなわち「ロック」する。この係合状態は、好ましくは、滑車部材20がハ
ブ部材22に対して第1の回転方向に加速すると起きる。一方コイルバネ64が
締まると、滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38に対するコイルバネ64の
外向きの力が減少し、そのため滑車部材20とハブ部材22は係合解除すなわち
「スリップ」する。この係合解除状態は、好ましくは、滑車部材20がハブ部材
22に対して第1の回転方向に減速すると起きる。
【0019】 オーバーランニングクラッチプーリー10の「スリップ」状態の間、コイルバ
ネ64は滑車クラッチ面32またはハブクラッチ面38を横切る方向に軽く擦れ
、これが上記面の摩耗を引き起こすかもしれない。同様にオーバーランニングク
ラッチプーリー10の「ロック」状態の間、コイルバネ64は強制的に滑車クラ
ッチ面32とハブクラッチ面38に係合し、これも上記面の摩耗を引き起こすか
もしれない。これらの面の摩耗に抗するために、滑車クラッチ面32とハブクラ
ッチ面38は、好ましくは十分な表面硬度値を有するように形成されるか処理さ
れる。
【0020】 クラッチ部材24の適切な位置決めを確実に行うために、第1の好ましい実施
例の滑車部材20は、滑車フランジ面68を形成する滑車フランジ部66を備え
ており、好ましい実施例のハブクラッチ部36は、ハブフランジ面70を形成し
ている。滑車フランジ部66は、好ましくは滑車クラッチ部30に隣接して半径
方向内向きに延びる。滑車フランジ面68とハブフランジ面70は、好ましくは
クラッチ部材24の対向端部に設けられる。好ましい実施例のオーバーランニン
グクラッチプーリー10は、もちろん、クラッチ24の適切な位置決めを確実に
行うために、他の適当な装置を用いてもよい。これらの装置は滑車部材20また
はハブ部材22の他の部分により形成される面、または他の適当な要素によって
形成される面でもよい。滑車クラッチ面32とハブクラッチ面38と同様に、滑
車フランジ面68とハブフランジ面70は、好ましくは十分な表面硬度値を有す
るように形成したり処理する。
【0021】 第1の好ましい実施例のシール部材26は、開放されたクラッチくぼみ40を
シールして、クラッチ部材24を汚染物質から保護し、潤滑剤(図示略)を開放
されたクラッチくぼみ40内に保持する機能がある。シール部材26は、好まし
くは滑車部材20の滑車フランジ部66と回転方向に係合し、シール部材26と
ハブ部材22の間の相対回転を許容する機能があるリップシール86を介してハ
ブ部材22に摺動可能に接触している。その代わりにシール部材26は、シール
部材26が開放されたクラッチくぼみ40をほぼシールするように、滑車部材2
0とハブ部材22のいかなる面または部分に連結されてもよい。シール部材26
は、好ましくはポリマー材料などの従来の材料で、従来の方法で形成するが、い
かなる適当な材料で、いかなる適当な方法で形成してもよい。
【0022】 第1の好ましい実施例の固定装置50は、ハブ部材22を出力装置に対して軸
方向に保持するようになっており、このため固定装置50は、好ましくは出力装
置の円筒軸のネジ部に対応するネジ部(図示略)を備えている。しかし固定装置
50は、ハブ部材22を出力装置に対して軸方向に保持するために他の適当な仕
掛けまたは方法を備えていてもよい。固定装置50は、好ましくは鋼などの従来
の構造材料で、従来の方法で形成するが、その代わりに他の適当な材料を用いて
、他の適当な方法で形成してもよい。
【0023】 第1の好ましい実施例のシールド部材27は、シール部材26を少なくとも部
分的に遮蔽するようになっている。「シールド」という用語は、シール部材26
とシールド部材27の間に隙間があっても、シールド部材27が水や汚染物質に
対してある程度の保護をしているということを言外に含んでいる。好ましい実施
例では、シールド部材27はシール部材26のリップシール86を遮蔽している
が、シールド部材27は、シール部材26の他の部分を遮蔽するようにしてもよ
い。第1の好ましい実施例では、シールド部材27には固定装置50が一体に形
成されている。このためシールド装置27は、好ましくは固定装置50と同じ材
料で作る。
【0024】 図3に示すように、第2の好ましい実施例のシールド部材27’は、好ましく
は別に形成し、後で第2の好ましい実施例の固定装置50’に接続する。他の全
ての点において、第2の好ましい実施例のオーバーランニングクラッチプーリー
10’は、第1の好ましい実施例のオーバーランニングクラッチプーリー10に
似ている。シールド部材27’は、好ましくはポリマー材料などの従来の材料を
用いて、従来の方法で製造するが、その代わりにいかなる適当な材料を用いて、
いかなる適当な方法で製造してもよい。
【0025】 図4に示すように、第3の好ましい実施例のシールド部材27''は、シール部
材26に取りつけられ、滑車部材20の滑車フランジ部66に回転自在に係合し
ている。こうして、シールド部材27''は、カメラ用の「レンズキャップ」のよ
うに機能する。他の全ての点で、第3の好ましい実施例のオーバーランニングク
ラッチプーリー10''は、好ましくは第1の好ましい実施例のオーバーランニン
グクラッチプーリー10に似ている。シールド部材27''は、好ましくはポリマ
ー材料などの従来の材料を用いて、従来の方法で製造するが、いかなる適当な材
料を用いて、いかなる適当な方法で製造してもよい。
【0026】 図5、6に示すように、第4の好ましい実施例のシールド部材27'''は、好
ましくはロック要素92でシール部材26に回転自在に係合させられている。第
4の実施例の第1の変形例では、図5に示すように、ロック装置92は、好まし
くはシール部材26とはたやすく係合するが、シール部材26からの係合の離脱
には抵抗するような形状をしている。第4の実施例の第2の変形例では、図6に
示すようにロック装置92’は、好ましくはシールド部材27'''をシール部材
26に押圧するような形をしている。ロック装置92、92’は、好ましくは第
1の変形例ではプラスチック、第2の変形例では鋼のような従来の材料を用いて
、従来の方法で製造されるが、その代わりに他の適当な材料で、他の適当な方法
で製造してもよい。
【0027】 オーバーランニングクラッチプーリーの分野の技術者なら、これまでの詳細説
明および図面、クレームから分かるであろうが、上記のクレームで定義されるこ
の発明の範囲から外れずに、発明の好ましい実施例に変更を加えることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 駆動ベルトを入力装置、円筒軸を出力装置として示す、本発明のオーバーランニ
ングクラッチプーリーの斜視図
【図2】 好ましい実施例のオーバーランニングクラッチプーリーの、図1の2−2線に沿
った部分横断面図
【図3】 第2の好ましい実施例のオーバーランニングクラッチプーリーの、図2に似た部
分横断面図
【図4】 第3の好ましい実施例のオーバーランニングクラッチプーリーの、図2に似た部
分横断面図
【図5】 第4の好ましい実施例の2つの変形形のオーバーランニングクラッチプーリーの
、図2に似た部分横断面図
【図6】 第4の好ましい実施例の2つの変形形のオーバーランニングクラッチプーリーの
、図2に似た部分横断面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J031 AC01 AC10 BA08 BA19 CA03 3J043 AA03 CA02 FA20 FB04 HA01 3J056 AA38 AA47 AA62 BA02 BE04 CA12 CC13 GA03 GA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置に係合するようになっている滑車入力部と、滑車ク
    ラッチ面を形成する滑車クラッチ部を備えた滑車部材と、 前記滑車部材内にほぼ同心状に設けられ、出力装置に係合するようになってい
    るハブ出力部と、前記滑車クラッチ面に実質的に隣接するハブクラッチ面を形成
    するハブクラッチ部を備えたハブ部材を備え、前記滑車クラッチ面と前記ハブク
    ラッチ面は協働して開放されたクラッチくぼみを形成しており、 前記開放されたクラッチくぼみ内に設けられ、前記滑車部材が前記ハブ部材に
    対して第1の回転方向に加速すると、前記滑車クラッチ面と前記ハブクラッチ面
    に係合し、前記滑車部材が前記ハブ部材に対して第1の回転方向に減速すると、
    前記滑車クラッチ面と前記ハブクラッチ面との係合が解除されるようになってい
    るクラッチ部材と、 前記滑車部材と前記ハブ部材に連結され、前記開放されたクラッチくぼみをほ
    ぼシールするシール部材と、 前記シール部材を少なくとも部分的に遮蔽するシールド部材を備えた、入力装
    置と出力装置を回転方向に係合させるためのオーバーランニングクラッチプーリ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記シール部材が前記滑車部材に係合し、前記ハブ部材に摺
    動可能に接触している請求項1のオーバーランニングクラッチプーリー。
  3. 【請求項3】 前記ハブ部材を出力装置に対して軸方向に保持する固定装置
    をさらに備え、前記シールド部材が前記固定装置に連結されている請求項1のオ
    ーバーランニングクラッチプーリー。
  4. 【請求項4】 前記シールド部材に、前記固定装置が一体に形成されている
    請求項3のオーバーランニングクラッチプーリー。
  5. 【請求項5】 前記シールド部材が前記固定装置に別々に接続されている請
    求項3のオーバーランニングクラッチプーリー。
  6. 【請求項6】 前記シールド部材が前記シール部材に連結されている請求項
    2のオーバーランニングクラッチプーリー。
  7. 【請求項7】 前記シールド部材が前記シール部材に取り付けられている請
    求項6のオーバーランニングクラッチプーリー。
  8. 【請求項8】 前記シールド部材を前記シール部材に回転方向に係合させる
    ロック部材を備えている請求項6のオーバーランニングクラッチプーリー。
  9. 【請求項9】 前記滑車クラッチ面と前記ハブクラッチ面が内向きで、円筒
    形である請求項1のオーバーランニングクラッチプーリー。
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