JP2003535064A - 有機モノイソシアネートまたはポリイソシアネートの連続製造法およびそのための装置 - Google Patents

有機モノイソシアネートまたはポリイソシアネートの連続製造法およびそのための装置

Info

Publication number
JP2003535064A
JP2003535064A JP2001587903A JP2001587903A JP2003535064A JP 2003535064 A JP2003535064 A JP 2003535064A JP 2001587903 A JP2001587903 A JP 2001587903A JP 2001587903 A JP2001587903 A JP 2001587903A JP 2003535064 A JP2003535064 A JP 2003535064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starting material
stream
mixing
annular gap
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001587903A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003535064A5 (ja
JP4959092B2 (ja
Inventor
ヴェルフェルト,アンドレアス
ペンツェル,ウルリヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2003535064A publication Critical patent/JP2003535064A/ja
Publication of JP2003535064A5 publication Critical patent/JP2003535064A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4959092B2 publication Critical patent/JP4959092B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/24Stationary reactors without moving elements inside
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/24Stationary reactors without moving elements inside
    • B01J19/2405Stationary reactors without moving elements inside provoking a turbulent flow of the reactants, such as in cyclones, or having a high Reynolds-number
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/20Jet mixers, i.e. mixers using high-speed fluid streams
    • B01F25/23Mixing by intersecting jets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/24Stationary reactors without moving elements inside
    • B01J19/2415Tubular reactors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/24Stationary reactors without moving elements inside
    • B01J19/2415Tubular reactors
    • B01J19/244Concentric tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F2025/91Direction of flow or arrangement of feed and discharge openings
    • B01F2025/915Reverse flow, i.e. flow changing substantially 180° in direction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00051Controlling the temperature
    • B01J2219/00159Controlling the temperature controlling multiple zones along the direction of flow, e.g. pre-heating and after-cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00162Controlling or regulating processes controlling the pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00164Controlling or regulating processes controlling the flow

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 出発物質流を混合器(13)中で混合して、アミンをホスゲン化する。この処理において、反応生成物質(3)を閉ループにおいて除去し、出発物質流(1.2)は有機溶液を含む。出発物質(1、2)の主流(1.1、2.1)および/または部分流(1.2、2.2)を、向流原理にしたがって、相互に接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、モノイソシアネートまたはポリイソシアネートに対応するモノアミ
ンまたはポリアミンを高温でホスゲンと反応させることによって、有機モノイソ
シアネートまたはポリイソシアネートを連続製造する方法および装置に関し、ア
ミン又はホスゲンを有機溶剤溶液に含ませることが可能である。
【0002】 DE2153268は、有機イソシアネートを製造するための連続予備ホスゲ
ン化方法に関する。乱流状態にあるジアミン溶液とホスゲン溶液を、駆動した遠
心力ポンプの中で、連続的に混合する。このホスゲン溶液を、多段遠心力ポンプ
の吸引接続(suction connection)を通して遠心力ポンプ内に導入する。また、第
1および第2インペラの間に追加的に装着された側面アクセス部(lateral acce
ss)にアミン溶液を導入する。その後、予備ホスゲン化混合物を多段遠心力ポン
プによって下流の加熱ホスゲン化段階に送る。
【0003】 EP0291891−B1は、イソシアネートの製造方法に関する。第一級ア
ミンおよびその塩の溶液および懸濁液をホスゲン溶液と混合し、反応させる。こ
の時、2種類の物質を、少なくとも1個のロータディスクを有する混合領域に導
入する。得られた前駆物質を除去し、加熱しながら、得られた主生成物を更に反
応させる。混合処理を行う際、ホスゲン溶液をロータディスクに対して軸方向に
供給し、溶解されたアミンを、この供給流に対して平行に、ホスゲン溶液流から
少し離して、ロータディクスに向けて噴霧する。
【0004】 上記溶液を含む混合処理を稼働部品を用いて行うと、ホスゲンの高い毒性のた
めに、稼働部品のベアリングポイントが損傷源になる可能性がある。ホスゲンが
漏洩する場合、ここから漏れ出す可能性があるからだ。したがって、稼働部品を
使用せずに、モノアミンまたはポリアミンを混合できる手順を見つけることが注
目されている。
【0005】 EP0322647−B1は、モノイソシアネートまたはポリイソシアネート
の連続製造法に関する。ここでは、出発混合物を製造するために、必要により不
活性溶剤に溶解したアミン成分とホスゲン溶液とをノズル内で結合させる。この
結合は、ノズル内において2成分の一方の成分を圧縮し、他方の成分を側面から
この圧縮部(constriction)、つまり複数の部分流における第1の成分に、この
圧縮部の周囲に配置された対応する数の穴から、供給することにより行われる。
この圧縮部の全長は、遊離アミンの反応が本質的に完了する部分長(part-length
)を有するような長さを選択する。この構成の不具合は、非常の小さな固体が個
々の穴に堆積してしまい、このために流速が遅くなってしまう可能性があること
である。
【0006】 DE−A1−2950216は、2種類の流体成分を完全に混合する方法およ
び装置を開示する。第1の成分を加圧下に、ファン状ジェットとして、実質的に
シリンダ形状である混合室内へ、その長手軸に沿って導入する。これに垂直に、
第2の成分を同時に導入する。この導入は、第2の成分に圧力を加えて、少なく
とも2本のファン状ジェットとして、第1の成分の流れに、その流れ領域内で、
導入することによって行う。次に、得られた2種類の流体成分の混合物を混合室
から、下流の反応領域に移動する。しかし、この方法は高い予備圧力(prelimina
ry pressure)を必要とするため、満足するものではない。
【0007】 SU519129は、イソシアネートの連続製造法を示す。開示されたイソシ
アネートの製造方法では、ガス状のホスゲンを反応器の底に、100℃〜180
℃において、供給する。するとホスゲンは、反応器の上部から供給されたアミン
塩の中に入り込む。アミン塩は反応器の上部に、40℃〜100℃の温度におい
て、供給される。
【0008】 US3507626から、ベンチュリ混合装置が周知である。この混合装置は
、ホスゲンをアミンと混合してイソシアネートを製造するために設計された。こ
の装置は、第1および第2の入口と、出口と有する。パイプの第1の部分は、収
束部を有するベンチュリ部と、圧縮部と、分岐部とを有する。第2の部分は、パ
イプの第1の部分において同軸に配置され、第1の入口として機能する。パイプ
の第2の部分は、収束部に対応するベベルを有する。パイプの第2の部分は混合
室内部に入り込んで、パイプの第1の部分のベンチュリ部の周囲に伸びている。
この混合装置によれば、確実な混合処理を行うことができ、副生成物が生じるこ
とによる詰まりを防止する。
【0009】 DE−AS1792660B2は、アミンをホスゲンと混合及び反応させて、
イソシアネートを得る方法および装置に関する。この処理では、アミンとホスゲ
ンとを同軸に導入して、混合し、その際、アミンとホスゲンの2本の流れはリン
グ状または円錐状である。これらは、鋭角状の交差および混合位置において交わ
り、交差位置の直前、交差位置、または交差位置のすぐ後において加速されて、
別の反応スペースに導入される。これにより、イソシアネートが逆流してアミン
流に流入することが防止される。DE−AS1792660−B2によれば、こ
の処理は、T型ハウジングの軸の中空部にホスゲンの入口が、また、横方向バー
の中空部にアミンの通路が、それぞれ設けられている装置を用いて、達成できる
。シリンダ部材がアミンの通路に配置され、この通路の一端においてこれを閉じ
、この通路の他端において反応領域を規定する。シリンダ部材は、アミンの通路
を閉鎖する端部において、ハウジング内のアミンに対する入口を有する。ハウジ
ングは、アミン流の速度を調整する装置を有する。この装置の、反応領域の方向
に向けられた端部は、側面が細くなる部分(a reducing profile)を有する。これ
は反応領域の方向に向けられた端部領域から所定の長さを有する。この領域によ
り、所定の角度でシリンダ部材に流入するアミン流を、側面が細くなった部分の
外面から離れて、通路に向かう流れの横方向(across)における所定の角度で反
応領域の隣に向かうように、方向づける。シリンダ部材の端部領域によって狭く
なった通路を流れるアミン流は、所定の角度で反応領域から流れてくるホスゲン
と合流する。
【0010】 EP0830894−A1は、反応、特に第一級アミンのホスゲンかを行う混
合器−反応器及びかかる反応を実行するための方法に関する。この混合器−反応
器は、混合室に対して回転対称に配置されたノズルの詰まり(blockage)を、ノズ
ル軸方向に着脱可能なピンを配設することによって防止することを企図する。し
かし、ホスゲン反応反応器内の稼働部品は漏出点となり得るため、できる限り回
避すべきである。
【0011】 上述した従来からの解決方法を鑑み、本発明の目的は、溶剤の使用量を少なく
し、且つホスゲン過剰分を小さくする必要のあるアミンのホスゲン化法を提供す
るものであり、この方法では、形成する副生成物が少量である。
【0012】 本発明者等は、上記目的が、出発物質流を混合器で混合して、アミンをホスゲ
ン化する方法であって、反応生成物を閉ループから除去し、出発物質流が有機溶
剤を含んでも良い方法において、出発物質の主流および/または部分流を、向流
原理により相互に接触させる場合に本発明により達成されることを見出した。
【0013】 当業者の間に流布する意見とは正反対であるが、副生成物が生じる割合は、出
発物質ジェット同士が直接、相互に対向して供給される場合に最小になる。液相
で使用される遊離体(educts)のアミンおよびホスゲンの選択された流量によっ
て、最大の混合強度を達成できる。これは、相互に接触させられる液相の遊離体
による2本のジェットの運動量が完全に混合エネルギーに変換され、外部から更
にエネルギーを供給することが不要なためである。混合効力を最大限にして混合
処理を迅速に行う効果は、副生成物の生成原因であると考えられる逆混合の影響
を凌ぐので、2種類の成分が相互に衝突する場合に望まない副生成物が生成され
ることに対する根拠は、ほぼ実質的に解消される。
【0014】 本発明に基づく理論を更に発展させると、向流原理は、90°を超える供給角
で出発物質流を混合する処理において維持されるので、軸方向に向けられた速度
成分は、各々の場合、出発物質ジェットにおいて固有である。出発物質の主流を
、混合対象である他の成分の出発物質部分流によって周囲を囲まれた状態で供給
すると、例えば、わずかなホスゲン過剰分とすることができる。これは、供給管
の混合領域から供給される反応生成物用排出管の領域に堆積物が生じることを回
避するために役立つ。
【0015】 第1出発物質の主流を第2出発物質の部分流で囲むことも、第2出発物質の主
流を第1出発物質の部分流で囲むことも、可能である。
【0016】 第2出発物質流であるホスゲンジェットに対する第1出発物質質流であるアミ
ンジェットの運動量の比を事前に1未満にすると、供給管内部に堆積物が堆積す
ることを回避できる。これは、出発物質の量が、化学量論量より多くても少なく
ても、達成できる。
【0017】 供給管内部の混合領域から反応性物を排出する場合、放射状に排出することが
可能であり、または特定の角度に傾斜した排出管を通して行っても良い。
【0018】 本発明において更に提案される、液相において2種類の出発物質流を混合する
装置により、2種類の出発物質の主流を、制御された形態で、相互に対向させて
供給できる。これによって、それぞれの運動量を完全に混合エネルギーに変換で
きる。本装置の好適な実施形態では、出発物質の主流が供給される供給管のそれ
ぞれの周囲を環状ギャップで囲むことができる。これら環状ギャップの開口部は
相互に対向して、反応生成物の排出領域に向かって開口するように配設できる。
環状ギャップ口の周りを囲む面を短くして環状ギャプ開口部を最適化することに
より、それぞれの場合において、出発物質流に向き合う供給管のそれぞれの面に
出発物質が堆積することを、効果的に回避できる。
【0019】 図1は、Y型混合器13の概略的な構造を示す。第1出発物質流1および第2
出発物質流2を、90°より大きな供給角4で供給する。得られた反応生成物3
を、図示する混合器構造体13の下方領域に伸びる空間の方向の閉ループにおい
て除去する。
【0020】 図2は、2種類の出発物質流を向流混合し、反応生成物質を本質的に軸方向に
排出する様子を示す。
【0021】 図2に示す実施形態では、第2出発物質2の主流2.1は供給管6の内部を流
れ、第1出発物質1の主流1.1は供給管の内部を、主流2.1の流れの方向と
は全く逆の方向に、流れる。図示する実施形態では、供給管6、7は共に、例え
ば対称軸10に対して対称である。出発物質1、2のそれぞれの主流2.1、1
.1が混合される混合領域では、排出管5が分岐するように設けられている。こ
の排出管は、一方の側が周囲壁6.1(bounding wall)によって分離され、他方
の側が第1出発物質主流1.1が流れる供給管7との仕切7.1によって分離さ
れている。排出管5は、本質的に軸方向、つまり出発物質主流1.1、2.1が
それぞれ流れる図示された供給管6、7と平行に伸びるように設けられており、
2本の出発物質主流1.1、2.1を混合することで形成される反応生成物3を
排出する。図2に示す実施形態では、第1および第2出発物質のそれぞれの出発
物質主流2.1、1.1の供給角は約180°なので、この実施形態におけるこ
の流れを使用した結果、これら2本の流れが相互に接触する場合の運動量を活用
して最大混合強度を達成し、最大混合エネルギーを生み出すことができる。第1
出発物質主流1.1の供給管7を反応生成物3用排出管5から分離する仕切7.
1の上において反応成分が堆積すると問題である場所を、A、Bとして示す。
【0022】 図3は、出発物質流の一方が主流と部分流とに分割される場合の向流混合を示
す。
【0023】 2本の出発物質流を混合する混合手段のこれらの実施形態によれば、第1出発
物質流の主流1.1は供給管7に流入する。この供給管7は、反応生成物3がこ
れを通過して混合領域から排出される排出管5から、図2のような仕切7ではな
く、環状ギャップ8によって分離されている。また、第2出発物質の部分流2.
2は、ホスゲン(この例ではホスゲン過剰分)が環状ギャップ8の環状ギャップ
開口部9の領域に定着(establish)できるように、環状ギャップ8内を流れる。
供給管6、7から分岐した排出管5の領域にホスゲン過剰分を定着させることに
よって、環状ギャップのA点、つまり排出管5の周囲壁上に堆積物が堆積するこ
とを回避できる。第1出発物質流の主流1.1の運動量を第2出発物質流の主流
2.1の運動量に比べて多くすることにより、B点、つまり供給管7の内部に堆
積物が堆積することを回避できることが分かった。供給管7のB点に堆積物が堆
積することは、第1出発物質の主流1.1の運動量を増加することによって回避
できる。これは、この成分が化学量論量より多くても少なくても、達成できる。
【0024】 さらに、図3に示す実施形態では、第1出発物質の主流1.1および第2出発
物質の主流2.1が流れる供給管6、7は対称軸10に対して対称である。供給
管は、回転対称の形状に設計できる他、これ以外の断面に設計することもできる
【0025】 図4は、供給管の周りを囲む環状ギャップの内側の筒が外側の筒より短い場合
の向流混合を示す。
【0026】 図4に示す実施形態では、環状ギャップ8が、図3の実施形態とほぼ同様に、
反応生成物3用排出管5と、第1出発物質の主流1.1が流れる供給管7との間
に設けられている。第2出発物質の部分流2.2は、環状ギャップ8を通って、
出発物質1、2のそれぞれの主流1.1、2.1が混合される混合領域に供給さ
れるので、ホスゲン(この場合ホスゲンの過剰分)が混合領域に存在する。ホス
ゲンの部分流2.2を環状ギャップ8を通して供給してホスゲン過剰分を定着さ
せることにより、排出管5のA点に堆積物が堆積することを回避できる。一方、
供給管7の、対称軸10側の面を短く設計することにより、環状ギャップ開口部
9の領域におけるB点に堆積物が堆積することも効果的に防止できる。図4の実
施形態では、排出管の周りを囲む壁6.1は概略的にのみ示す。流れ状態を最適
化するために、供給管6から排出管、更には後続の排出管へ移行する部分を、曲
線的な角部になるように設計する。これにより、流れに対する抵抗はわずかにな
る。
【0027】 環状運動量を生じる要素を、第2出発物質の主流2.1のための供給管6の内
部や、第1出発物質の主流1.1のための供給管7の内部に、それぞれ設けるこ
とができる。混合処理中、環状運動量が減少する間に混合領域おいて解放される
(liberated)混合エネルギーを用いて、混合処理を加速できる。環状運動量を
生じる要素としては、例えば、捻ったリボンや螺旋を、2種類の出発物質の主流
2.1、1.1のための供給管6、7の各々の内部に設けることができる。
【0028】 図5は、2種類の出発物質の向流混合において、反応生成物を放射状に排出す
る様子を示す。
【0029】 図5に示す実施形態では、2種類の出発物質1、2の主流2.1、1.1のた
めの供給管6、7のそれぞれは対称軸10に対して回転対称である。図5に示す
構成では、第2の生成物の主流2.1用供給管6は、第1の出発物質の主流1.
1用供給管7より大きな直径16を有する。これら2本の供給管6、7は、放射
状の排出管(radial discharge line)に開口している。この放射状の排出管は
、これら2本の供給管6、7に共通であって、供給管6、7の対称軸10に対し
て正確に垂直に配設されており、反応生成物を垂直方向に排出できる。
【0030】 図6は、2種類の出発物質流の向流混合において、出発物質主流のそれぞれが
他方の成分である出発物質の分流によって周囲を囲まれている様子を示す。
【0031】 図3および図4に関して説明した実施形態と類似して、図6に示すこの実施形
態では、排出管5が環状ギャップ8によって分離され、反応生成物3がこれを通
過して混合領域から排出される。これらの各々の場合、環状ギャップ8の周囲は
外パイプ11と内パイプ12とによって囲まれており、図示する実施形態におい
ては、外パイプ11および内パイプ12は環状ギャップ開口部に向かって開口し
ており、且つこの外パイプ及び内パイプが両方共に同じ長さであって、第2出発
物質の部分流2.2を混合領域に供給する。更に、図6の実施形態では、供給管
6の外壁も別の環状ギャップ17の形態である。この環状ギャップは、外パイプ
18と、内パイプ19とからなり、相互に向かって供給される第2出発物質の主
流2.1および第1出発物質の主流1.1である2種類の主流を混合する領域内
において、第1の環状ギャップ8の環状ギャップ開口部9の反対側である環状ギ
ャップ開口部20に向かって開口している。別の環状ギャップ17の外パイプ1
8は、反応生成物3用排出管5の周囲壁6.1となっており、その際、移行部を
、流動状態を好適にする曲線的な端部となるように設計可能である。
【0032】 図7の実施形態では、傾斜をつけて配設した、反応生成物用排出管を用いた向
流混合を示す。
【0033】 図7の実施形態においても、第2出発物質の主流2.1は供給管6を通って混
合領域に供給される。混合領域には、第1出発物質の主流1.1が、外壁15に
囲まれた供給管6を通って、同様に供給されている。混合領域近傍に、反応生成
物3用の排出管5が分岐している。これは、対称軸10に対して角度α=30°
に配設できる。図7に示すように排出管5を傾斜させる他に、図2および図3に
示すように、反応生成物3を軸方向に排出する設計と、図5に示す半径方向の排
出14との中間にあたる構成にすることもできる。
【0034】 上述した実施形態に示す混合器構造体により、流体流の運動エネルギーを特に
効果的に活用して混合を行うことができる。この混合方法によれば、出発物質同
士を特に完全に接触させることになる。なぜなら、出発物質ジェットに固有であ
るエネルギーを混合エネルギーに完全に変換できるからである。こうして得られ
る高い混合強度によって副生成物の生成を実質的に抑制する。また、2種類の流
れを混合する本発明の新規な方法および装置によれば、高い操作安全性や、可動
部分の排除や、高収率を達成するという利点がある。ホスゲンを大過剰とするこ
と、及び反応させるべきホスゲン又はアミンを溶解させる必要のある溶剤の含有
量を高くすることを回避可能となるが、これは、反応生成物の出発物質を次いで
後処理する場合に有効である。例えば、420kg/時の2,4−トルエンジア
ミン(TDA)を、2450kg/時のo−ジクロロベンゼン(ODB)の溶液
として予備混合し、8100kg/時の65%濃度ホスゲン溶液と共にT型混合
器に噴霧しても良い。T型混合器の入口の直径は、ホスゲンおよびアミン溶液ジ
ェットの平均注入速度が約10m/秒になるように選択した。十分にホスゲン化
(clear phosgenation)し、そして蒸留により後処理した後、96.4%の収率が
得られた。
【0035】 同じ流速および注入速度によって、2種類の供給物を約120°の供給角で供
給するY型混合器13を用いる場合、十分にホスゲン化し、そして蒸留により後
処理した後、95.3%の収率が得られた。同様に、同じ流速および注入速度と
、反応生成物3を半径方向排出14する向流混合器とを用いる場合、十分にホス
ゲン化し、そして蒸留により後処理した後、97.4%の収率が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Y型混合器13の概略的な構造を示す。
【図2】 2種類の出発物質流を向流混合し、反応生成物質を本質的に軸方向に排出する
様子を示す。
【図3】 出発物質流の一方が主流と部分流とに分割される場合の向流混合を示す。
【図4】 供給管の周りを囲む環状ギャップの内側の筒が外側の筒より短い場合の向流混
合を示す。
【図5】 2種類の出発物質の向流混合において、反応生成物を放射状に排出する様子を
示す。
【図6】 2種類の出発物質流の向流混合において、出発物質主流のそれぞれが他方の
成分である出発物質の分流によって周囲を囲まれている様子を示す。
【図7】 傾斜をつけて配設した、反応生成物用排出管を用いた向流混合を示す。
【符号の説明】
1 第1出発物質流、 1.1 主流、 1.2 部分流、 2 第2出発物質流、 2.1 主流、 2.2 部分流、 3 反応生成物、 4 供給角度、 5 排出管、 6 出発物質2用の供給管、 6.1 周囲壁、 7 出発物質1用の供給管、 7.2 仕切、 8 環状ギャップ、 9 環状ギャップ開口部、 10 対称軸、 11 外パイプ、 12 内パイプ、 12.1 短い内パイプ、 13 Y型混合器構造体、 14 半径方向排出、 15 出発物質管7の外壁、 16 出発物質管5の外壁、 17 別の環状ギャップ、 18 外パイプ、 19 内パイプ、 20 環状ギャップ開口部。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年8月16日(2002.8.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07B 43/10 C07B 43/10 61/00 61/00 C C07C 265/14 C07C 265/14 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4G035 AB36 AC50 AE13 4G037 AA02 AA11 EA01 4H006 AA02 AA04 AC55 BB12 BD81

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出発物質流を混合器(13)中で混合して、アミンをホスゲ
    ン化する方法において、 反応生成物(3)を閉ループにおいて除去し、出発物質流(1、2)が有機溶
    剤を含有しても良く、且つ 前記出発物質(1、2)の主流(1.1、1.2)および/または部分流(1
    .2、2.2)を、向流原理により、90°より大きな供給角(4)で相互に接
    触させ、且つ 一方の主流(1.1、2.1)の運動量は他方の主流(1.1、2.1)の運
    動量より大きいことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記出発物質主流(1.1、2.1)が出発物質部分流(1
    .2、2.2)によって周囲を囲まれた状態で供給される請求項1に記載の方法
  3. 【請求項3】 第1の出発物質の主流(1.1)が第2の出発物質の部分流
    (2.2)によって周囲を囲まれている請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 第2の出発物質の主流(2.1)は第1の出発物質の部分流
    (1.2)によって周囲を囲まれている請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第2の出発物質の主流(2.1)の運動量に対する第1の出
    発物質の主流(1.1)の運動量の比が1以上である請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記反応生成物(3)が放射状の排出管(14)を通って排
    出される請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記反応生成物(3)が軸方向排出管(5)を通って排出さ
    れる請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記排出管(5)が対称軸(10)に対して0〜90°の角
    度で配置されている請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 混合構造体(13)に供給される2種類の出発物質流(1、
    2)を混合する装置であって、 前記出発物質(1、2)の主流(2.1、1.1)を相互に対向させた供給管
    (6、7)内で輸送し、該供給管(6、7)より排出管(5、14)が分岐して
    いることを特徴とする混合用装置。
  10. 【請求項10】 前記供給管(6、7)の少なくとも一方が環状ギャップ(
    8、17)によって周囲を囲まれている請求項9に記載の混合用装置。
  11. 【請求項11】 前記環状ギャップ(8、17)の開口部(9、20)が、
    前記排出管(5)の領域に開口している請求項10に記載の混合用装置。
  12. 【請求項12】 前記環状ギャップ(8、17)が、前記開口部(9、20
    )の領域において短い壁(12.1)を有している請求項9に記載の混合用装置
JP2001587903A 2000-05-26 2001-05-21 有機モノイソシアネートまたはポリイソシアネートの連続製造法およびそのための装置 Expired - Fee Related JP4959092B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10026142A DE10026142A1 (de) 2000-05-26 2000-05-26 Verfahren und Vorrichtung zur kontinuierlichen Herstellung von organischen Mono- oder Polyisocyanaten
DE10026142.6 2000-05-26
PCT/EP2001/005818 WO2001091898A1 (de) 2000-05-26 2001-05-21 Verfahren und vorrichtung zur kontinuierlichen herstellung von organischen mono-oder polyisocyanaten

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003535064A true JP2003535064A (ja) 2003-11-25
JP2003535064A5 JP2003535064A5 (ja) 2011-11-24
JP4959092B2 JP4959092B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=7643675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001587903A Expired - Fee Related JP4959092B2 (ja) 2000-05-26 2001-05-21 有機モノイソシアネートまたはポリイソシアネートの連続製造法およびそのための装置

Country Status (12)

Country Link
US (1) US6867324B2 (ja)
EP (1) EP1289649B1 (ja)
JP (1) JP4959092B2 (ja)
KR (1) KR100809167B1 (ja)
CN (1) CN1216681C (ja)
AT (1) ATE358532T1 (ja)
AU (1) AU2001267470A1 (ja)
DE (2) DE10026142A1 (ja)
ES (1) ES2282264T3 (ja)
HU (1) HU229267B1 (ja)
PT (1) PT1289649E (ja)
WO (1) WO2001091898A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007135778A1 (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Nidec Sankyo Corporation ミキシングポンプ装置および燃料電池
JP2010507614A (ja) * 2006-10-26 2010-03-11 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア イソシアネートの製造方法
JP2013530042A (ja) * 2010-06-14 2013-07-25 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 静的反応性ジェットミキサ、および、アミン−ホスゲン混合プロセスの間に混合する方法
JP2013538684A (ja) * 2010-09-28 2013-10-17 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー クロスフロー障害体を有する反応流静的ミキサ
JP2014155922A (ja) * 2007-09-07 2014-08-28 Turbulent Energy Inc 流体活性化装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004053662A1 (de) 2004-11-03 2006-05-04 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Polyisocyanaten
US8436204B2 (en) 2006-07-13 2013-05-07 Basf Aktiengesellschaft Method for producing isocyanates
US8715378B2 (en) 2008-09-05 2014-05-06 Turbulent Energy, Llc Fluid composite, device for producing thereof and system of use
US9310076B2 (en) 2007-09-07 2016-04-12 Turbulent Energy Llc Emulsion, apparatus, system and method for dynamic preparation
US9708185B2 (en) 2007-09-07 2017-07-18 Turbulent Energy, Llc Device for producing a gaseous fuel composite and system of production thereof
DE102008063728A1 (de) * 2008-12-18 2010-06-24 Bayer Materialscience Ag Verfahren zur Herstellung von Isocyanaten in der Gasphase
CN101708438B (zh) * 2009-12-04 2011-12-28 天津大学 一种混合器及制备有机异氰酸酯的方法
PT2785684E (pt) * 2011-11-29 2016-03-23 Basf Se Processo para a produção de isocianatos por meio da fosgenação das aminas correspondentes na fase gasosa
CN108325492B (zh) * 2018-03-14 2023-12-19 湖北丽康源化工有限公司 一种制备h酸的硝化工艺及装置
WO2021252715A1 (en) * 2020-06-10 2021-12-16 The Johns Hopkins University Axisymmetric confined impinging jet mixer

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5584527A (en) * 1978-12-13 1980-06-25 Upjohn Co Method for mixing sudden* reactive liquid component
JPS5748954A (en) * 1980-09-10 1982-03-20 Mitsui Toatsu Chem Inc Preparation of organic isocyanates
JPS63303961A (ja) * 1987-05-21 1988-12-12 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト イソシアネートの製造方法
JPS6467232A (en) * 1987-04-30 1989-03-13 Nordson Kk Impingement mixing, discharging or ejecting method of liquid and apparatus therefor
JPH02152532A (ja) * 1988-12-02 1990-06-12 Minoru Nakamura 液体混合装置
JPH03756A (ja) * 1989-05-30 1991-01-07 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリオキシメチレン組成物
JPH10113549A (ja) * 1996-09-20 1998-05-06 Bayer Ag 特に第一級アミンのホスゲン化のような反応を行わせるための混合反応器及び方法
JPH11262644A (ja) * 1997-12-26 1999-09-28 Ngk Insulators Ltd 物質の均一混合方法及び混合装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB448489A (en) 1935-10-10 1936-06-09 Concordia Elektrizitaets Ag A device for producing foam for fire extinguishing purposes
DE1146872B (de) * 1959-01-29 1963-04-11 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von organischen Isocyanaten
US3507626A (en) * 1965-10-15 1970-04-21 Mobay Chemical Corp Venturi mixer
GB1238669A (ja) * 1968-03-12 1971-07-07
FR2127146A5 (ja) 1971-02-25 1972-10-13 Brev Etudes Sibe
US3947484A (en) 1971-10-26 1976-03-30 Bayer Aktiengesellschaft Continuous prephosgenation process for the production of organic isocyanates
US4289732A (en) * 1978-12-13 1981-09-15 The Upjohn Company Apparatus for intimately admixing two chemically reactive liquid components
DE3630097A1 (de) * 1986-09-04 1988-03-17 Gerhard Ing Grad Moskau Verfahren und vorrichtung zur verbrennung, vergasung oder entgasung von abwaessern oder waessrigen schlaemmen
EP0271684A3 (en) 1986-11-04 1988-08-10 Ube Cycon, Ltd. Process for agglomerating a polymer latex
JPS63286585A (ja) 1987-05-16 1988-11-24 Nippon Parkerizing Co Ltd チタンまたはその合金の化成処理液ならびに該化成処理液でのチタンまたはその合金の表面処理方法
DE3744001C1 (de) 1987-12-24 1989-06-08 Bayer Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Mono- oder Polyisocyanaten
US4908463A (en) * 1988-12-05 1990-03-13 Ethyl Corporation Aluminoxane process
DD300168A7 (de) * 1988-12-21 1992-05-27 Schwarzheide Synthesewerk Veb Verfahren und Vorrichtung zur kontinuierlichen Umsetzung von Diaminodiphenylmethan/Polyamin-Gemischen mit Phosgen zu Polyisocyanaten
DE19539205A1 (de) 1995-10-22 1997-04-24 Meissner Gmbh & Co Kg Josef Verfahren zur Aromatennitrierung
SE505546C2 (sv) * 1995-12-11 1997-09-15 Moelnlycke Ab Metod att åstadkomma en svets eller ett klipp medelst ultraljud
DE19817691A1 (de) * 1998-04-21 1999-10-28 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Mischungen aus Diphenylmehandiisocyanaten und Polyphenylen-polymethylen-polyisocyanaten mit vermindertem Gehalt an chlorierten Nebenprodukten und verminderter Jodfarbzahl

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5584527A (en) * 1978-12-13 1980-06-25 Upjohn Co Method for mixing sudden* reactive liquid component
JPS5748954A (en) * 1980-09-10 1982-03-20 Mitsui Toatsu Chem Inc Preparation of organic isocyanates
JPS6467232A (en) * 1987-04-30 1989-03-13 Nordson Kk Impingement mixing, discharging or ejecting method of liquid and apparatus therefor
JPS63303961A (ja) * 1987-05-21 1988-12-12 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト イソシアネートの製造方法
JPH02152532A (ja) * 1988-12-02 1990-06-12 Minoru Nakamura 液体混合装置
JPH03756A (ja) * 1989-05-30 1991-01-07 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリオキシメチレン組成物
JPH10113549A (ja) * 1996-09-20 1998-05-06 Bayer Ag 特に第一級アミンのホスゲン化のような反応を行わせるための混合反応器及び方法
JPH11262644A (ja) * 1997-12-26 1999-09-28 Ngk Insulators Ltd 物質の均一混合方法及び混合装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007135778A1 (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Nidec Sankyo Corporation ミキシングポンプ装置および燃料電池
JP2008002453A (ja) * 2006-05-22 2008-01-10 Nidec Sankyo Corp ミキシングポンプ装置および燃料電池
GB2451607A (en) * 2006-05-22 2009-02-04 Nidec Sankyo Corp Mixing pump device and fuel cell
GB2451607B (en) * 2006-05-22 2011-06-29 Nidec Sankyo Corp Mixing pump device and fuel cell
JP2010507614A (ja) * 2006-10-26 2010-03-11 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア イソシアネートの製造方法
JP2014155922A (ja) * 2007-09-07 2014-08-28 Turbulent Energy Inc 流体活性化装置
JP2013530042A (ja) * 2010-06-14 2013-07-25 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 静的反応性ジェットミキサ、および、アミン−ホスゲン混合プロセスの間に混合する方法
KR20130089635A (ko) * 2010-06-14 2013-08-12 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 정적 반응성 제트 혼합기 및 아민-포스겐 혼합 공정 동안의 혼합 방법
US9259704B2 (en) 2010-06-14 2016-02-16 Dow Global Technologies Llc Static reactive jet mixer, and methods of mixing during an amine-phosgene mixing process
KR101853986B1 (ko) * 2010-06-14 2018-06-14 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 정적 반응성 제트 혼합기 및 아민-포스겐 혼합 공정 동안의 혼합 방법
JP2013538684A (ja) * 2010-09-28 2013-10-17 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー クロスフロー障害体を有する反応流静的ミキサ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2001091898A1 (de) 2001-12-06
CN1434743A (zh) 2003-08-06
AU2001267470A1 (en) 2001-12-11
HU229267B1 (en) 2013-10-28
EP1289649B1 (de) 2007-04-04
HUP0301844A2 (hu) 2003-09-29
ES2282264T3 (es) 2007-10-16
CN1216681C (zh) 2005-08-31
KR20030022132A (ko) 2003-03-15
DE10026142A1 (de) 2001-12-13
HUP0301844A3 (en) 2007-10-29
US6867324B2 (en) 2005-03-15
KR100809167B1 (ko) 2008-02-29
US20030166965A1 (en) 2003-09-04
JP4959092B2 (ja) 2012-06-20
ATE358532T1 (de) 2007-04-15
EP1289649A1 (de) 2003-03-12
PT1289649E (pt) 2007-05-31
DE50112295D1 (de) 2007-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003535064A (ja) 有機モノイソシアネートまたはポリイソシアネートの連続製造法およびそのための装置
JP4884639B2 (ja) 反応体流の混合処理における副生成物量の低減法
KR101050909B1 (ko) 이소시아네이트의 기상 제조 방법
US8957245B2 (en) Method for producing isocyanate
EP0291819B1 (de) Verfahren zur Herstellung von Isocyanaten
CA1317306C (en) Process for the continuous preparation of monoisocyanates or polyisocyanates
CN104945283B (zh) 一种制备异氰酸酯单体的方法
EP2088139B1 (en) A hole jet reactor and a process for the preparation of an isocyanate using the reactor
KR101455877B1 (ko) 이소시아네이트의 제조 방법
KR101499758B1 (ko) 고속 혼합 반응기 및 그의 사용방법
JP4818512B2 (ja) カーボネート及びその製造方法
DE102005042392A1 (de) Verfahren zur Herstellung von Isocyanaten
CN103052438B (zh) 静态反应性射流混合机以及在胺-光气混合工艺过程中混合的方法
JP2010508374A (ja) イソシアネートの製造方法
KR20100075863A (ko) 이소시아네이트의 제조 방법
JP2011528696A (ja) イソシアネートの製造方法
EP2463271A1 (en) A method for producing toluene diisocyanate (TDI) by means of toluene diamine (TDA) phosgenation reaction in the gaseous phase and a device for obtaining toluene diisocyanate (TDI) by means of toluene diamine (TDA) phosgenation reaction in the gaseous phase
WO2024115132A1 (en) Apparatus and process for preparing isocyanates

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110222

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110830

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110906

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110929

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20111004

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120321

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees