JP2003527061A - 多相回転電気機器 - Google Patents

多相回転電気機器

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、前方ベアリング(13)と、後方ベアリング(14)と、前記ベアリングと磁気ターゲット(50)との間に設けられたロータ(4)と、ロータ(4)と前記ベアリングのうちの1つとの間に設けられたターゲットホルダーに固定された軸方向または径方向の読み取り装置とを備える電気機器に関する。本発明は電気自動車に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、一方で、オルタネータ機能を発揮させるための発電機として、他方
で、自動車の内燃エンジンを始動させる機能を発揮させるための電動モータとし
て、内燃エンジンと共に電気自動車内で使用できる多相回転電気機器に関する。
【0002】 かかるリバーシブルタイプの電気機器によると、機械エネルギーを電気エネル
ギーに変換したり、電気エネルギーを機械エネルギーに変換したりすることが可
能であり、この電気機器は、ロータを囲む多相ステータを備えている。
【0003】 この回転電気機器は、通常、オルタネータ兼スタータと称される。
【0004】 この多相の特性は、例えばフランス国特許明細書第2745444号、および欧州特
許公開第0260176号に記載されているように、ステータの巻線のうちの当該位相
巻線に正しい時間に電流を流すには、電動モータモードで制御するためのトラッ
キング手段により、ロータの回転角位置をトラッキングしなければならない。
【0005】 このトラッキングを行うには、計装用ボールベアリングを使用できる。
【0006】 かかる解決方法は高価につき、かつ回転電気機器の全体のサイズを考慮すると
、使用に適しないものである。
【0007】 それにもかかわらず、この方法は、高速回転速度でも、ロータの回転角位置の
トラッキングを実行できるので有利である。
【0008】 従って、本発明の目的は、発電機として、かつ電動ステータモータとして使用
することができ、コンパクトであり、かつ安価であり、電気機器のロータの回転
をトラッキングするのに、ロータの回転速度が速くても有効である多相回転電気
機器を提案することにある。
【0009】 本発明によれば、前方エンドプレートおよび後方エンドプレートが設けられた
中空支持体により、内部が支持された多相ステートによって囲まれた磁極を備え
るロータを支持するシャフトを備え、前記エンドプレートは互いにリンクされて
おり、各エンドプレートは、中央にエンドプレート手段を有し、ロータを支持す
るシャフトの端部が、前記エンドプレート手段を横断しており、ロータの回転を
トラッキングするための磁気タイプの手段が設けられており、このトラッキング
手段は、ターゲットに関連する少なくとも1つのセンサを有し、内燃エンジンを
有する自動車内において、一方で発電機として使用でき、他方で内燃エンジンを
始動するための電動モータとして使用できる多相回転電気機器であって、前記タ
ーゲットは、軸方向または径方向に読み出されるターゲットであり、該ターゲッ
トは、ロータに共に回転するようにロックされたターゲットホルダーに固定され
ており、このターゲットは、前記ロータと前記ターゲットホルダーに隣接する前
方エンドプレート、または後方エンドプレートのうちの1つとの間に、軸方向に
取り付けられており、かつ前記ターゲットホルダーに隣接する前方エンドプレー
ト、または後方エンドプレートが、前方磁気ターゲットの通過を検出するセンサ
を支持していることを特徴とする。
【0010】 一実施例では、ターゲットは磁気ターゲットであり、電気機器のロータと同じ
数のペアの磁極を有していることが好ましく、かつ、このターゲットに向き、ト
ラッキングを良好に行うための3つのホール効果または磁気抵抗センサが、当該
エンドプレートに固定されていることが好ましく、センサは磁気タイプのもので
ある。
【0011】 一実施例におけるこれらのセンサは、欧州特許公開第0260176号に記載されて
いるように、2つの値をとるように構成されたスレッショルドタイプのものであ
る。
【0012】 ターゲットホルダーは、磁気的または非磁気的なものでよく、ターゲットを構
成する材料は、フェライト、希土類、またはロータの磁界によって磁束が設定さ
れる磁性板金から製造された不活性セクタしか含まないものである。ターゲット
は、塔状とすることができる。
【0013】 一般に、始動トルクを最適とし、本発明により、高速時のロータの回転のトラ
ッキングを可能にするようにトラッキング手段が設定される。
【0014】 本発明によれば、高性能で、安価な解決案が得られる。その理由は、従来大量
生産されているオルタネータの標準部品を使用しているからである。
【0015】 この解決案によると、計装用ボールベアリングを使用することなく、標準的な
オルタネータの全体のサイズの範囲内で、ロータの回転をトラッキングするため
の手段を内蔵することが可能となる。
【0016】 更に、前記エンドプレートに接触することなく、ロータの対向する側面と前方
エンドプレート、および後方エンドプレートの一方との間に、ターゲットが位置
決めされるので、ターゲットは保護される。
【0017】 従来のオルタネータの場合、ボールベアリングのうちの回転しないリングに干
渉しないような形状のターゲットホルダーが、可能な限り最小のサイズとなるよ
うに、ボールベアリング状のベアリング手段が、小さいサイズとされているので
、当該エンドプレートを後方エンドプレートとすることが好ましい。更に、電気
的なリンクおよび接続部は、設置がより簡単である。
【0018】 更に、前記トラッキング手段を良好に保護し、より容易に設置できるよう、特
にブラシホルダーを保護するために、後方エンドプレートに後方キャップが取り
付けられている。
【0019】 ロータから反対を向く、当該前方または後方エンドプレートの面と同じ側に設
置される、回転角方向に調節自在または固定されたセンサホルダーに、センサを
取り付けることが好ましい。
【0020】 例えば、三相タイプの電気機器に対しては、欧州特許第0260176号に記載され
ているような3つのセンサを使用できる。
【0021】 このセンサは、当該エンドプレートに取り付けられ、一方、ターゲットおよび
ターゲットホルダーは、シャフト/ロータアセンブリに取り付けられるので、セ
ンサホルダーは円周方向に調節可能であることが好ましい。従って、2つのサブ
アセンブリを製造し、製造公差を解消するように調節しながら、最終段階で全体
を組み立てることが可能である。
【0022】 このような構造によって、ロータの側面と、これに対向する前方または後方エ
ンドプレートの側面との間の軸方向全体のサイズが大きくならないようすること
が可能となる。
【0023】 センサは、従来エンドプレートに設けられた少なくとも1つの開口部により、
当該エンドプレートを局部的に貫通している。この開口部は、ターゲットとセン
サの能動的部品との間のギャップの清掃を行うための空気の入口を構成する。
【0024】 また、この能動的部品は、保護されている。
【0025】 また、これにより、軸方向の読み出しが可能となるので、変形例では、センサ
は前記開口部を必ずしも貫通せず、少なくとも開口部内に突入している。
【0026】 いずれのケースにおいても、ターゲットは良好に冷却される。この冷却は、ロ
ータが支持するファンによって、さらに促進される。
【0027】 言うまでもなく、変形例としては、エンドプレートを水によって冷却すること
もでき、これによって、温度は更に低下する。ファンは、軸方向に作用するファ
ンである。
【0028】 一般に、本発明に係わる磁気タイプのトラッキング手段は、光学的な読み出し
トラッキング手段よりも、より高温に耐えることができる。これらの手段は、よ
り信頼性が高く、光学的読み出しトラッキング手段とは対照的に、汚れる恐れが
ない。
【0029】 上記フランス国特許第2745444号、および欧州特許公開第0260176号に記載され
ているように、この電気機器には、電子制御兼モニタモジュールが連動している
【0030】 このモジュールは、交流−直流変換器だけでなく、トラッキング手段およびレ
ギュレータ手段からの情報を受ける制御手段も含んでいる。
【0031】 このモジュールは、一実施例では、電気機器の外部に設置され、変形例では、
特に支持体が水冷式である場合、支持体の外周部に設置される。
【0032】 従って、これらのいずれも、後方エンドプレートの領域内の空間を自由にする
ので、この空間は、トラッキング手段にあまり応力が加わらないよう、良好に冷
却される。
【0033】 一実施例では、ターゲットホルダーは、形状の連動によって、ロータに共に回
転するように結合される。
【0034】 ロータを変更せず、よって解決方法をより安価とするために、ホルダーは、形
状の連動によってロータに固定されているファンの中心部分に結合されている。
【0035】 ターゲットホルダーは、例えばスタッドを有し、この各スタッドは、ファンの
環状中心部分に形成された、例えばノッチ状をしたリセス内に相補的に係合する
。ターゲットホルダーは、ロータのシャフトの後端部によって支持されているリ
ング状をした集電トラックに対するロータの励磁コイルのワイヤリンクを囲んで
いる。
【0036】 従って、このターゲットホルダーは、中空となっている。このターゲットホル
ダーは、当該前方または後方エンドプレートのボールベアリングの内側リングに
当接できる内側のブッシュ状のリムを有する。
【0037】 従って、ターゲットホルダーは、形状の連動により、ロータに共に回転するよ
うに、直接または間接的に結合されながら、ベアリングとロータとの間に取り付
け間隙を残した状態で軸方向にロックされる。
【0038】 従って、ターゲットホルダーの取り付けは容易であり、軸方向のロックにより
、ターゲットホルダーはエンドプレートに干渉できない。このターゲットホルダ
ーは、利用可能な空間を最良に占有するマッチング部品となる。
【0039】 ターゲットホルダーは、エンドプレートのボールベアリングの外側リングを部
分的に囲むだけでなく、ボールベアリングの外側リングを取り付けるための前記
エンドプレートが有するブッシュをも、部分的に囲んでいる。
【0040】 一実施例では、内部を機械加工することが好ましいこのブッシュは、センサホ
ルダーとターゲットの間に正確なギャップが形成されるように、センサホルダー
に対するセンタリング装置として働く。
【0041】 このようにして、電子モニタ兼制御モジュールに対する良好な読み出し精度、
および良好な情報伝達が得られる。
【0042】 従って、当該エンドプレートによる干渉は生じない。更に、電気機器の全体の
サイズを大きくすることなく、利用可能な空間を最良に占めることができる。
【0043】 本明細書の説明から明らかなように、ターゲットホルダーは、環状形状となっ
ていることが好ましい。このことは、ターゲットについても当てはまる。
【0044】 ターゲットホルダーは、磁性材料または磁化可能な材料から製造することがで
き、板金をスタンプ加工することによって得ることができる。
【0045】 変形例では、ターゲットホルダーは、非磁性材料から製造されるように、プラ
スチック成形された部品となっている。
【0046】 変形例では、ターゲットホルダーは、2つの材料から製造されており、ロータ
のシャフトに軸方向にロックされ、磁気ターゲットを支持する金属部品を支持す
るプラスチック部品を含んでいる。
【0047】 変形例では、ターゲットホルダーは、ファンを有する単一部品であり、これに
よって、部品数を少なくしながら、従来のオルタネータの最大の数の部品を維持
することが可能となる。
【0048】 このターゲットホルダーは、当該エンドプレートのボールレースとロータとの
間に設けられたスペーサの代わりとなる。ロータのファンの割り出しノッチは、
ターゲットホルダーを共に回転するようにロックするのに使用される。
【0049】 一実施例では、電気機器が含む後方エンドプレートは、スタッドを有し、各ス
タッドは、センサホルダーまたは部品の他の支持体の開口部内に進入する少なく
とも1つの中空の突起を有する。この突起は、固定部材の自動取り付けをするた
めに、前記部品を固定するための部材を係止するようになっている。
【0050】 次に、添付図面を参照しながら、本発明について説明する。
【0051】 図面に示されている回転電気機器は、リバーシブルタイプであり、機械エネル
ギーを電気エネルギーに変換したり、逆に電気エネルギーを機械エネルギーに変
換したりするようになっている。
【0052】 この回転電気機器は、内燃エンジンを備える電気自動車用のオルタネータ兼ス
タータから成っている。
【0053】 図面において、同一または類似する要素には、同じ符号で示してあり、電気機
器の前方は、図1の右側、電気機器の後方は、図1の左側とする。
【0054】 このオルタネータ兼スタータは、自動車のエンジンと本電気機器との間で働く
運動伝達装置(図示せず)に属する運動伝達部材1を備えている。
【0055】 この運動伝達装置は、ギアと、チェーンと、スペース可変プーリーと、少なく
とも1つのベルトを有することができる。
【0056】 多数の変形例を考え付くことができる。従って、部材1は、多数の構造、ギア
、歯付きホイール、プーリー等を有することができる。
【0057】 この電気機器は、電流発生モードで(オルタネータとして)作動する時は、部
材1は被動部材であり、自動車のエンジンを始動するための電動モータ(スター
タ)として作動する時は、部材1は、駆動部材となる。
【0058】 この回転電気機器は、簡単かつ安価な、電気自動車用三相オルタネータの公知
の構造となっており、部材1には、V字形突起が嵌合され、この部材は、上記運
動伝達装置に属するベルト(図示せず)に適合するよう、内部が中空とされ、外
部に溝が設けられたプーリーから成っている。言うまでもなく、変形例では、こ
の電気機器は3つよりも多い数の位相を有することができる。
【0059】 プーリー1は、中心に孔があけられた背面を有する。この背面は、ナット2と
プーリー1のこの背面との間に挟持されたベアリングワッシャー(図7では符号
200)と、固定ナット2のためのハウジングとして働く。
【0060】 横方向を向くこの背面は、回転シャフト3のネジ切りされた端部が中心部を横
断しており、この回転シャフト3の回転対称軸線X−Xは、回転電気機器の回転
軸線を構成している。
【0061】 便宜上、シャフト3のネジ切りされた端部を、前端部と呼び、他端部を、後端
部と呼ぶ。
【0062】 シャフト3は、取り付け歯に励磁巻線5が設けられたロータ4を固定的に支持
している。この巻線の両端部は、シャフト3の後端部によって支持された2つの
リング状の集電トラック6、7に、ワイヤリンクによってリンクされている。巻
線ロータ4は、2つのリング6、7に連動するインダクタを構成しており、これ
ら2つのリング6、7により、励磁電流は、特に電気自動車のバッテリーを保護
する電圧レギュレータ装置にリンクされた2つのブラシを介して導かれるように
なっている。
【0063】 励磁ロータ4は、ここでは三相を構成する3つの巻線が設けられた巻線ステー
タ8によって囲まれており、ステータ8の出力端は、図2では符号10で示され
ている。ステータ8は、アーマチュアを構成している。 ロータ4の外周部とステータ8の内周部との間には、ギャップが存在する。
【0064】 ステータ8は、公知のように板金プレートのパックを含み、このプレートの内
部には、巻線のワイヤを収容するための複数の軸方向溝を構成するためのノッチ
が設けられている。これら巻線の束(符号なし)は、図1では、ステータ8の板
金プレートのスタックの両側において、軸方向に突出して延びるように示されて
いる。溝の間には、磁極が存在し、電気機器の1つの位相に対して、1つ以上の
巻線を設けることができる。 当業者には、これらのいずれも周知である。
【0065】 このことは、ロータ4の構成についても当てはまる。ロータ4は、固定のため
にシャフトを局部的にフライス加工された部分により、シャフト3に固定された
取り付け歯41、42を備えた2つの磁石ホイールを有する。これら磁石ホイー
ルの各々は、横方向フランジを有し、このフランジは、他方のフランジに向かっ
て曲がった軸方向に配列された歯143を、その外周部に支持している。
【0066】 これらの歯143は、ロータ4の軸線に対してほぼ平行であり、磁石ホイール
の歯143は、2つの磁石ホイールの歯が互いに進入し合い、互いに重なるよう
に、他方の磁石ホイールの歯に対して角度がオフセットしている。
【0067】 ロータ4の巻線5に電流が供給されている場合、磁石ホイールの1つの歯は、
N極を構成し、他方の磁石ホイールの歯は、S極を構成する。こうして励磁ロー
タ4は磁化され、N極とS極とのペアが形成される。
【0068】 発電モードでは、ステータの回転による、ステータの極の前方における歯の横
断運動によって、ロータの巻線内に交流電流が発生する。この電流は、ブリッジ
回路によって整流される。
【0069】 巻線5は、U字形の横断面を有する環状コイル(符号なし)状支持体内に取り
付けられている。コイルおよびその巻線を取り付けるために、各磁石ホイール4
1、42は、その内周部に環状スリーブが設けられていることを特徴とする。こ
れらスリーブは、互いに向き合っている。一方の磁石ホイールの歯143は、ノ
ッチにより他方の磁石から分離されている。上記から判るように、歯は台形とな
っている。
【0070】 米国特許第5,747,913号に記載されているような変形例では、歯143の領域
内に永久磁石を設置でき、いずれのケースにおいても、歯143は巻線5を囲ん
でいる。
【0071】 力を加えることによってシャフト3を貫通させることができる孔が、ホイール
41、42に設けられている。より詳細に述べると、シャフト3のほうがホイー
ル41、42よりも硬く、シャフトのフライス加工された部分によって、ホイー
ルを固定するようになっている。
【0072】 このシャフト3は、ロータ4の両側で延びており、ロータ4と共にサブアセン
ブリを形成している。各磁石ホイールは、例えば電気溶接に固定されたブレード
44を有するファン43、44を、ホイールのフランジによって支持している。
【0073】 前方ファン43は、後方ファン44よりも強力ではないので、変形例では、前
方ファン43を省略してある。シャフト3の前端は、前方ベアリング11を貫通
しているが、後端部は、ベアリング11よりも寸法の小さい後方ベアリング12
を貫通している。
【0074】 シャフト3は、ベアリング11および12の内側リング内に圧嵌めされており
、ベアリングの外側リングは、第1支持体13および第2支持体14とそれぞれ
一体化されている。これら支持体13、14は、通常、前方エンドプレート13
および後方エンドプレート14と、それぞれ称されている。これら支持体は、鋳
造できる材料、本例ではアルミをベースとする材料から製造されている。
【0075】 ファン43、44により、空気の循環を増幅でき、更に電気機器を冷却できる
ように、図1および図7から良好に判るように、これら支持体13、14には孔
が開けられている。
【0076】 これら支持体は、中空状となっており、シャフト3が貫通できるように、中心
に孔が設けられた背面を有し、この背面は、横方向に配置されており、ベアリン
グ11およびベアリング12の外側リングを一方向に取り付け、かつ軸方向にロ
ックするための、中心部にショルダー付きハウジングを有し、ベアリング11、
12は、こうして固定された状態に支持されている。ベアリング11の外側リン
グは、前方エンドプレート13のハウジング内に圧嵌めされている。
【0077】 エンドプレートのウェブを形成する背面は、その外周部において、軸方向を向
く環状リングを支持している。これらのリムは、互いに向き合うように軸方向に
曲げられており、かつ複数のネジ(図示せず)(ここでは、図1から判るような
ロッド状となっている)により、互いに固定されている。
【0078】 リムの長さは、適用例に応じて決まる。リムの内部には、直径方向にステップが
設けられているので、各リムは、内部において、内径が大きくされた自由端部を
有する。この端部は、リムの内径を変えることによって形成されたショルダーに
よって、軸方向に境界が定められている。これら2つのリムの間には、スペース
が存在する。
【0079】 変形例として、これらのリムを、連続的にすることができる。図1では、リム
の自由端部にステータ8が圧嵌めされており、リムのショルダーによって、軸方
向にロックされている。従って、リムを固定するためのネジにより、エンドプレ
ート13、14の2つのリムの間に、図1のスペーサを形成するよう、ステータ
8をクランプすることも可能となっている。
【0080】 前方エンドプレート13は、このエンドプレート13を自動車の固定部分に固
定し、更にベルトに張力を加えるためのラグを支持している。これらのラグのう
ちの1つ、本例では、自動車の固定部分に固定するためのラグは、図7において
符号300で示されている。
【0081】 変形例では、各エンドプレート13、14は、少なくともその周辺リムの領域
において、電気機器を冷却するための厚さ方向に形成された流体循環チャンネル
を有するので、ファンを設けることは不可欠ではない。しかし、エンドプレート
の背面には、孔が開けられている。
【0082】 変形例では、2つのエンドプレートの一方は、リムを有しておらず、内部に流
体循環チャンネルが設けられた他方のエンドプレートのためのカバーを形成して
いる。自動車の冷却回路内に、冷却チャンネルを接続することができる。
【0083】 言うまでもなく、このようなタイプの冷却と、2001年2月5日に出願され
たフランス国特許明細書第1015265に記載されているようなロータを有するファ
ンとして回転する1つまたは2つの軸方向に作用するファンとを組み合わせるこ
とが可能である。
【0084】 いずれのケースにおいても、共にリンクされたエンドプレート13、14は、
前方エンドプレート13および共にリンクされた後方エンドプレート14が設け
られた中空支持体Sに属し、各プレートは、中心にエンドプレート手段11、1
2、例えばシャフト3が横断するボールベアリングを中心に有する。
【0085】 本発明の回転電気機器は、図1の右側から左側に、軸方向に向かって、プーリ
ー1を取り付けるためのネジ切りされた端部を有するシャフト3と、シャフト3
の前端部を回転取り付けするための中心ベアリング11を備える前方エンドプレ
ート13と、ベアリング11の外側リングを反対方向に軸方向に係止するための
ワッシャー(符号なし)と、ステータ8がロータ4を囲む時のスペーサワッシャ
ー70と、ターゲットホルダー(後述する)、およびシャフト3の後端部を回転
取り付けするための中心ベアリング12を備えた後方エンドプレート14によっ
て支持されたターゲット50と、ロータ4から離間するように向いた後方エンド
プレート14の背面に固定されたブラシホルダー16と、後方エンドプレート1
4の背面に固定されたキャップ17とを有することが、これまでの記載から判る
と思う。
【0086】 ファン43、44は、エンドプレート13、14のバック平面に向いている磁
石ホイール41、42の面によって支持されている。
【0087】 プーリー1は、ベアリング11の内側リムと接触するためのブッシュ(符号な
し)を後部に有し、ナット2によって、プーリー1をベアリング11の内側リン
グに接触状態にクランプすることが可能となっている。この内側リングは、プー
リーのブッシュとリング状のスペーサとの間にクランプされる。
【0088】 実際には、ベアリング12はシャフト3だけでなく、前記シャフトをフライス
加工することにより、シャフト3に固定されたスペーサリングによっても支持さ
れている。 ここで、後方エンドプレート14は、横方向を向く壁、および軸方向を向くブ
ッシュ46によって境界が定められた環状ハウジングを有する。このことは、前
方エンドプレートのハウジングについても当てはまる。ブッシュの内側は、機械
加工されている。
【0089】 図7から判るように、ハウジング内にクリップ留めすることによって取り付け
られたプラスチック製のリング47が、このハウジング内に設けられている。従
って、リング47は、ブッシュのリセス内に係合する突起を、その前端に有する
【0090】 ベアリング12の外側リングは、軸方向に係止されることなく、このハウジン
グ内に取り付けられている。
【0091】 従来のオルタネータでは、後方ファン44とベアリング12の内側リングとの
間に、スペーサワッシャーが取り付けられている。 ここで、このリングは、ターゲットホルダー部品60に置換されており、この
部品60は、軸方向または径方向の読み出しをするターゲット50を固定的に支
持している。このターゲットは、ここでは磁性を有し、例えば規則的に交互に配
置された一連のS極とN極とを有する。 ターゲットホルダー60は、磁性を有するようにスタンプ加工された板金製の
部品となっている。
【0092】 変形例では、ターゲットホルダー60は、成形されたプラスチック部品であり
、非磁性的性質を有する。 このターゲットホルダー60は、後方エンドプレート14のバック平面に隣接
し、共に回転するようにロータ4にロックされている。このロックは、形状が連
動するリンクによって行わせることが好ましい。
【0093】 図1において、ターゲットホルダーは、磁石ホイール42に固定されたファン
44を使用することにより、ロータと共に回転するよう、ロータに間接的にロッ
クされている。このような構造によって、ロータを変更することができないよう
になっている。
【0094】 ファン44も、変更できなくなっている。その理由は、このファンは、連動す
る磁石ホイール42の歯140に対し、正しい回転角位置にファンを固定するた
めの割り出し装置を内周部に形成する2つのノッチ48を有するからである。
【0095】 このファン44は、スタンプ加工された板金から製造されており、外周部にブ
レード45を有し、内周部にベアリング12に向かって軸方向にオフセットされ
た横方向リム145を有する。 ノッチ48が形成されているのは、このリム内である。
【0096】 図4には、巻線5の端部と共にワイヤリンクが示されている。径方向に対向す
るこれらのリンクは、磁石ホイール42の2つの歯の間の間隙を貫通している。 次にこのリンクは、この貫通の目的のために局部的にリセスが設けられた磁石
ホイール42のフランジとファン44との間を通り、トラック6、7と接続する
ための装置80に属するループ49、49’にそれぞれ係合する直線部分として
終わっている。
【0097】 巻線5のワイヤリンクの端部は、ループ49、49’と、本例では電気により
溶接されている。装置80は、電気絶縁ブロック61を有する。
【0098】 ターゲットホルダー60は、中空の環状形状であり、このホルダー60の外周
部には、軸方向を向き、径方向にステップが設けられた外側環状リム62、63
が設けられている。リムの最大直径部分63は、一部がブッシュ46よりも径方
向外側に延びており、後方エンドプレート14、従ってベアリングの外側リング
のロータ4に向いている。
【0099】 リムの最小直径部分62には、スタンプ加工によりラジアル突起として、2本
の径方向に対向するスタッド64が形成されている。各スタッドは、半円形のノ
ッチ48内に相補的に進入している。 これらスタッド64は、軸方向を向いており、横断面は半円形となっている。
スタッド64の軸方向の長さにより、製造公差を満足できるようになっている。
【0100】 この部分は、全体に横方向を向いた、ステップの設けられたバック平面65に
接続されている。
【0101】 このバック平面65は、外周部が、部分62に接続されており、内周部が、外
側リムと同じように、径方向にステップの設けられた軸方向に向いた内側環状リ
ム66に接続されている。従って、外側リムおよび内側リムは、ステップが設け
られたブッシュ形状となっている。
【0102】 リム66のほうが、外側リム62、64よりも軸方向に短くなっている。各リ
ム62、63および66は、その自由端部に、補強カラー67および68をそれ
ぞれ有し、これらのカラーは、それぞれ径方向外側および径方向内側を向いてい
る。カラー68は、ベアリング12の内側リングに当接するようになっているが
、一方、カラー67は、間隙を残して、後方エンドプレート14のバック平面に
隣接している。
【0103】 部分62、およびステップの設けられたバック平面65は、環状形状の中心に
孔が設けられたファン44の横方向リム145を貫通し、バック平面は、ロータ
4に当接できるようになっている。
【0104】 ターゲットホルダー60は、組み立て間隙を残して軸方向にロックされ、エン
ドプレート14と干渉する危険性を生じないように、ロータ4とベアリング12
の内側リングとの間の軸方向スペーサを形成している。外側リム62、63の長
さは、適用例に応じて決定される。
【0105】 ターゲットホルダーのバック平面65内には、対向するウィンドー69、69
’が形成されている。これらウィンドーによって、ループ49、49’へアクセ
スすることが可能となっており、巻線5の端部の溶接が可能となっている。 従って、バック平面65は、ループ49、49’の領域における溶接作用中の
保護をするためのバック平面ともなっている。ターゲット50は、ここでロータ
4と同じ数のペアの磁極を含む。
【0106】 磁石を構成する材料は、フェライト、希土類でよく、ロータの磁界によって磁
束が設定される磁性板金から製造された不活性セクタのみが含まれる。
【0107】 ターゲット50に対向するように、3つのセンサ52が設けられており、この
電気機器は三相タイプであるので、変形例では、4つ以上のセンサがセンサホル
ダー53によって支持されており、ホルダー53は、後方エンドプレート14の
バック平面、より詳細には、ターゲット50およびターゲットホルダー60から
反対を向いた面に固定されている。
【0108】 ターゲットホルダー60の、より大きい径の部分63には、磁石ターゲット5
0が固定されており、このターゲットの後端は、後方エンドプレート14のバッ
ク平面に隣接している。センサ52は磁性を有し、センサ52は、第1実施例で
はホール効果センサであり、変形例では、磁束に応じて抵抗が変化する磁気抵抗
センサである。
【0109】 センサ52は、径方向に読み出しがなされるように、センサとターゲットとの
間にギャップを残して、ターゲット50よりも径方向外側に配置されている。後
に理解できるように、ターゲット50とセンサ52とのアセンブリは、磁気タイ
プのロータの回転をトラッキングするための手段を構成している。この手段は、
ファン44によって行われる換気に起因して汚れる恐れがないようになっている
。 この換気は、エンドプレート13および14のバック平面およびそれらのリム
の領域に孔が開けられていることによるものである。
【0110】 図1では、後方エンドプレート14のバック平面内に設けた孔が示されている
【0111】 プラスチック製のセンサホルダー53は、軸方向を向く部分55を有する。こ
の部分55は、孔54によってエンドプレート14を貫通している。この部分5
5とセンサ52とは、一体的となっている。センサ52は、ターゲット50に極
めて接近するように、ターゲット50とブレード45との間に径方向に設置され
ている。
【0112】 ターゲット50およびロータ4と反対側において、後方エンドプレート14の
バック平面に、2つのラグ56によって固定されたセンサホルダー53内には、
センサ52の電気接続部が収納されている。 ラグ56の孔は、固定ボルト57がエンドプレート14のバック平面を貫通す
るように、長円形となっている。
【0113】 同様に、ボルトおよびラグ(符号なし)によって、エンドプレート14のバッ
ク平面の同じ面に、ブラシホルダー16が固定されている。
【0114】 ブラシホルダー16は、公知の態様で、ブラシをガイドするための2つのケー
ジを有し、各ブラシは、集電リング6、7と相互作用する。集電リング6、7は
、シャフト3の後端部に取り付けられ、各ブラシは、ループ49、49’の1つ
に接続されている。これらのブラシは、ケージ内に収納されたスプリングの作用
を受ける。
【0115】 ステータ8の位相巻線の出力端10は、ラグおよびボルト(図示せず)を使用
することによって、後方エンドプレートに固定された部品59と一体とされてお
り、各位相巻線の出力端10に対して接続部が設けられている。
【0116】 図17では、ブラシホルダー16および位相巻線の出力端は、1つの同じ部品
に属する。 図2では、電気絶縁部品53、16、59が円周方向に分散されていることが
判る。
【0117】 センサホルダー53は、円周方向に調節自在である。 従って、キャップ17によって保護をし、良好な換気を行いながら、利用可能
な空間を最適に占有できる。
【0118】 センサホルダー53は円周方向に調節自在となっており、3つの部分53およ
び3つのセンサ52を支持するように、径方向内側を向いた付属部品を有し、孔
54のサイズは大きくなっている。
【0119】 より詳細には、図2から判るように、軸方向部分55の通過孔54のほうが、
他の孔よりも大きい寸法となっている。 部分55は、1つのセクタを形成するように一体にリンクすることが好ましい
【0120】 言うまでもなく、位相巻線10の端部、および部品16、58は、例えばフラ
ンス国特許公開第2745444号、および欧州特許公開第0260176号に記載されている
ように、電子制御およびモニタモジュールに接続することができる。更に細部に
ついては、これら明細書を参照されたい。
【0121】 これらの明細書を検討すると、センサ、例えばホール効果センサは、一実施例
では、スレッショルドタイプのものであることが分かる。このモジュールは、本
回転電気機器の外側に設置され、変形例では、エンドプレート13、14のリム
に設置される。
【0122】 電子モジュールは、スイッチ、例えばMOSFETトランジスタを含み、更に
例えば矩形波信号、変形例では、サイン波信号または台形信号により、ステータ
の位相を同期制御するための制御手段を有する。
【0123】 電子制御およびモニタモジュールは、コンピュータを含み、センサから得られ
る情報を受信する管理ユニットである。このユニットは、アーマチュアの種々の
位相にリンクされており、アースとバッテリーの正極ターミナルとの間に取り付
けられた整流ブリッジに属する上記スイッチも含んでいる。
【0124】 各スイッチは、ダイオードと並列に連動しており、本発明の電気機器が、発電
機として作動するときに、交流を直流に整流することが可能となっている。
【0125】 更に詳細については、上記明細書を参照されたい。本電気機器の位相は、例え
ば欧州特許公開第0260176号の図4および図12〜図14に記載されているよう
に、星形に取り付けられている。 要約すれば、整流ブリッジのダイオードに並列接続されたスイッチは、コンピ
ュータを含み、センサを介し、ロータの回転角位置に関する情報を受ける電子ア
センブリによって制御される。
【0126】 本発明の本回転電気機器は、電動モータとして作動する時は、逐次位相に給電
が行われる。 より詳細については、例えば欧州特許公開第0260176号を参照されたい。
【0127】 本発明のトラッキング手段は、電動モータとして回転機器を動作させ、自動車
のエンジンを始動させるよう、これら制御手段にリンクできる。 言うまでもなく、赤ランプでエンジンを停止させ、後に再スタートさせ、燃料
を節約することができ、このようにして、管理ユニットを構成できる。
【0128】 変形例では、この回転電気機器は、自動車のエンジンを停止させ、付属品を駆
動する際に補助モータとして作動することができる。
【0129】 図面では、磁気ターゲット50の読み出しは、径方向の読み出しであり、変形
例では、孔により読み出しを軸方向とし、センサ52をターゲット50に対して
軸方向に面と面が対向するように、すなわちターゲットのエッジ面に対向するよ
うに設置できる。
【0130】 径方向の読み出しは、ターゲットの軸方向の読み出しよりも正確である。 ターゲット50は、ここではターゲットホルダー部分63に接合することによ
って固定されている。
【0131】 変形例では、ターゲットをターゲットホルダー60に重ね成形することができ
る。ターゲット50は、エンドプレート14の側面と、これに対向するロータ4
の側面との間に設置されているので、このターゲット50は保護されている。こ
れらの側面は、それぞれエンドプレート14のバック平面、および磁石ホイール
42のフランジに属している。
【0132】 変形例としては、スペーサ70の代わりに、前方エンドプレート13のバック
平面と、磁石ホイール41のフランジとの間に、ターゲットホルダー60を設置
でき、エンドプレート13の面に、センサホルダー53を固定しうる。ロータか
ら反対方向を向いているエンドプレート13の面に、センサホルダー53が固定
されている。
【0133】 変形例では、ロータ4は突出する磁極を含むことができ、巻線は、これら磁極
の各々に関連している。ロータは、励磁巻線を備えた2つのペアの磁石ホイール
を有することができる。
【0134】 変形例では、ロータは永久磁石および別個の巻線を含むことができる。 従って、ロータは任意の形状とすることができる。
【0135】 同じように、ベアリング11および12を、別のタイプのベアリング、例えば
ジャーナルベアリングに置換することができる。
【0136】 いずれのケースにおいても、ターゲットとターゲットホルダーとのアセンブリ
は、ロータ4とシャフト3とベアリング12とのアセンブリに属する。
【0137】 変形例では、ファン43または44が、ターゲットホルダー内に形成されたん
っちのようなリセスに係合するスタッドのような突起を含むように、構造を逆に
してもよい。
【0138】 少なくとも1つの突起が設けられるが、この突起の数は、3つ以上とするのが
よい。 図から明らかなように、ターゲットホルダー60のステップ状の特徴は、スペ
ースを最適に占めるように、周囲の部品が存在していることによるものである。
【0139】 言うまでもなく、本発明の回転機器が、オルタネータ兼スタータの始動トルク
を最大にするように、電動モータ(スタータモード)として作動する際に、ロー
タ4の巻線5を過励磁することが可能である。
【0140】 この過励磁は、本発明の回転電気機器が、発電機(オルタネータモード)とし
て作動する際にも適用できる。補助モータとして、本発明の回転電気機器が作動
する際に駆動される付属部品として、空調装置の圧縮機または液圧式パワーステ
アリング用の補助ポンプがある。より詳細については、全ての可能な方式につい
て記述している、2001年1月31日に出願されたフランス国特許出願第01 0
1341号を参照されたい。
【0141】 言うまでもなく、2000年2月21日に出願されたフランス国特許出願第00
16738号に記載されているように、この回転電気機器は、4つ以上の位相を含む
ことができる。
【0142】 各位相は、いくつかの巻線を有することができる。導電性要素は、好ましくは
断面が長方形のバーからなり、これら位相の入力端は、小さいバー形状のリンク
部品によって共にリンクされている。更に詳細については、上記明細書を参照さ
れたい。
【0143】 ターゲット上の磁極の分布は、対称的でなくてもよい。その理由は、ロータ4
の巻線5が附勢されると、巻線は、ロータの回転をトラッキングするための磁気
タイプの手段に影響するように、磁界を発生するからである。ターゲットの磁極
が非対称に分散されていることにより、スレッショルドタイプのセンサのトリガ
ーのための対称性を設定し直すことが可能となっている。
【0144】 従って、応用例によっては、N磁極およびS磁極は、他のS磁極またはN磁極
よりも円周方向の長さを長くする。このような磁極の円周方向の長さの違いは、
巻線5の励磁に応じて決まる。 いずれのケースにおいても、磁気ターゲットは、非対称のN磁極とS磁極とを
有する。
【0145】 言うまでもなく、本発明は、上記実施例のみに限定されるものではない。 ある実施例では、ターゲットと関連するセンサとの間で、正確なギャップが得
られるように、センサホルダーとその関連するエンドプレートとの間で、センタ
リング手段が作動する。
【0146】 従って、センサの部分で正確な読み取りおよび正確な情報が得られる。 従って、センサホルダーは、当該エンドプレートと密に接触するように構成さ
れる。
【0147】 一実施例では、エンドプレートは、中心にブッシュを有し、このブッシュは、
センサホルダーから生じる軸方向の配置のリムと相互作用するように延びている
【0148】 より詳細に述べると、図7の実施例では、孔が開けられたバック平面を有する
キャップ17に向かって、後方にブッシュ246が延びている。 センサホルダー53は、この後方に軸方向を向く環状リムを有し、この環状リ
ムは、ブッシュ246の後端部に進入している。従って、このリム253は、プ
ラスチックリング47が挟持された状態で、ブッシュ246によって支持されて
いるベアリング12と共に軸方向に向いている。
【0149】 このリム253は、その外周部を介して、ブッシュ246の内周部と密に接触
しており、ブッシュ246の内周部の後端部における領域を機械加工することが
好ましい。 従って、リム253は、センサホルダー53をより正確にセンタリングするよ
うに、ブッシュ246の内周部と局部的に接触している。
【0150】 このセンサホルダー53(図9)は、円周方向に360度よりも小さい角度に
わたって延びるリムを有し、このリムは、ブッシュ246の後端部と局部的に接
触する3つの突起領域254、255、256を有する。
【0151】 ここで、リム253は、180度よりも大きく円周方向に延びている。これら
の角度は、いずれも応用例、より詳細には、図8から良好に理解できるように、
x−x軸線に向かって径方向内側に延びるブラシホルダー16の存在によって決
まる。
【0152】 従って、このリム253は、円周方向の調節を可能にする長円形の開口部15
6が設けられたラグ56によって、センサホルダー253が回転角方向、すなわ
ち円周方向に調節自在であり、ブラシホルダー16と干渉しないような円周方向
の形状になっている。
【0153】 図9において、センサホルダー53は、図2に示されるように、成形可能なプ
ラスチックから製造されており、部分55は、後方エンドプレートのバック平面
に形成された開口部54を貫通する同じ回転角セクタ55に属している。
【0154】 この開口部は、センサが埋め込まれているセクタ55よりも円周方向に長くな
っている。 ブッシュ246および部分254〜256により、ターゲット50の外周部と
、回転角方向セクタ55の内周部との間に、正確なギャップが構成された状態で
、磁石ターゲット60の径方向外側にセンサ55が設けられている。ここでは、
ターゲット50は、径方向読み出しターゲットとなっている。
【0155】 一般的には、軸方向読み出しターゲットを用いるよりも、径方向読み出しター
ゲットを用いたほうが、より高い精度を得ることができる。
【0156】 センサホルダーは、キャップ17の軸方向を向く環状リムを貫通するコネクタ
257を、その外周部に有し、キャップ17には、コネクタが貫通するための長
円形開口部が設けられている。センサホルダー53の両側には、図8および図9
から判るように、孔が設けられている。この孔は、開口部156よりも下方に延
びている。
【0157】 このセンサホルダー53は、ブラシホルダー16と干渉せず、かつ利用可能な
空間を円周方向に最大に活用できるよう、内周部が非対称の形状となっている。 ここで、ブラシホルダー16は、2001年1月24日に出願されたフランス
国特許願第01 00931号に記載されているタイプのものである。
【0158】 従って、ブラシホルダー16は、第1サブアセンブリ161が設けられた支持
体160に属し、この第1サブアセンブリ161は、モジュールの部品を収容す
るボックスを含む電子制御兼モニタモジュールとの電気接続部を、第2サブアセ
ンブリ、電気ケーブルおよび第2コネクタを介して形成するためのコネクタに属
している。
【0159】 センサホルダーのセンサは、コネクタ257、および図示されていない別の接
続装置を介して、電子制御兼モニタモジュールにリンクされている。 このブラシホルダー16は、第3接続装置を介して、ブラシを電子制御兼モニ
タモジュールにリンクするためのコネクタ162を備えている。 従って、支持体160は、電気絶縁材料から製造されている。
【0160】 この支持体内には、ステータ8の位相巻線の出力端163〜165の入口を第
1サブアセンブリ161の第1接触領域166〜168にリンクする導電性材料
のストリップが埋め込まれている。この接触領域は、フランス国特許願第01 009
31号に記載されているような支持体160の突起に属し、この材料のストリップ
は、電気絶縁により接触領域を互いに分離しており、第2コネクタは、ボックス
および閉鎖カバーによって境界が定められたケーシングを有する。
【0161】 このケーシングは、ケーシング内にフレキシブルに取り付けられた第2導電性
要素を収容している。この導電性要素は、上記フランス国特許願第01 01931号に
記載されているような領域166〜168と一致する2つの第2接触領域を有す
る。詳細については、このフランス国特許明細書を参照されたい。
【0162】 後方エンドプレート14のスタッド、および支持体160から延びているスペ
ーサロッドにより、支持体160は、ネジ169によって、後方エンドプレート
に固定されている。
【0163】 センサホルダー53が、ブラシホルダー16、ラグ56、およびリム253の
領域に有する間隙によって、支持体160と干渉する危険性を生じることなく、
センサホルダー53を円周方向に調節することが可能である。いずれのケースに
おいても、センサホルダーは、後述するように、固定部材によって、回転角方向
の調節をしながら当該エンドプレートにセンサホルダーを固定するための長円形
開口部を有する。
【0164】 後方エンドプレート14の領域で利用できる空間は、センサホルダー53の孔
、および換気を促進する後方エンドプレートの孔によって、最適に占有される。
【0165】 更に、2000年10月6日に出願されたフランス国特許願第00 13527号に記
載されているように、支持体S内に弾性的に取り付けられている。
【0166】 より詳細には、ステータ8と後方エンドプレート14の軸方向を向く外周リム
114との間には、位置決めタブ148を有する4つのバッファ147が放射状
に所定位置に設けられている。 このバッファは、円周方向に規則的に分散されている。
【0167】 横断面が長方形のこのバッファは、エンドプレート14の上記リム114と、
ステータ8の本体を構成するステータ8の金属プレートのパックの後端部との間
に、軸方向かつ径方向に作用する。 このようにするために、リム114は、バッファ147の位置決めタブ148
を収容するためのハウジング115を有する。
【0168】 ハウジング115は、タブの形状と相補的なアリ形状となっている。リム11
4の自由端は、図11において良好に見ることができるレリーフを有する。ステ
ータ8の本体とリム114との間には、弾性変形可能な熱伝達性樹脂が径方向に
挟持されている。より正確には、後方エンドプレート14の外周リム114と、
ステータの本体の間に、径方向に挟持されることにより、熱伝達樹脂149から
製造された弾性変形可能なセクタとバッファ147とが、円周方向に規則的に交
互に配置されている。
【0169】 図7から良く判るように、前方エンドプレート13とステータ8の本体の前方
端部との間には、弾性変形可能な平らな環状シール150が、軸方向に挟持され
ている。
【0170】 前方エンドプレートが有する軸方向を向く環状外周リム113は、タブ300
を支持している。
【0171】 リム113、114の自由端には、ノッチが設けられている。バッファ147
およびワッシャー150を支持するための横方向ショルダーが形成されるように
、リム113、114の内側には、径方向のステップが設けられている。
【0172】 従って、センサホルダー53を支持する後方エンドプレート14に対するステ
ータ8の機械的、かつ振動上の反結合が得られる一方、セクタ149により、熱
を良好に除去できるようになっている。 従って、センサホルダー53の振動は低減され、振動だけでなく、熱の伝達も
低減されるので、プラスチックセンサホルダー53には応力が加わることはなく
、ロータの回転をトラッキングするための手段の読み取り精度も高くなっている
【0173】 セクタ149により、ターゲットホルダー60を、2部品タイプとすることが
できる。図7から良く判るように、シャフト3の直径301を変えることにより
、シャフト3に、軸方向にロックされたショルダー付きプラスチックリング26
0が設けられている。このリングは、全体として、横方向を向いている孔の開け
られたバック平面を有し、このバック平面の外周部は、磁石ターゲット50を支
持する階段形状をした金属部品261が係止されている軸方向を向く環状リムと
して、外周部が延びている。
【0174】 リング260のリムは、部品261の軸方向を向くたベース上に重ね成形され
ている。この部品261の軸方向を向くピーク部分は、ターゲット50を支持し
ており、このリング260のリムは、軸方向を向く部分によって、前記ベースに
接続されている。
【0175】 これらベースとピーク部分とは、互いに軸方向にずれている。 リング260のリム全体は、ブッシュ246の平均直径を同じ平均直径を有す
る。前記リムの平均直径は、ブッシュ246の平均直径よりも若干小さく、部品
261のピーク部分は、ブッシュよりも径方向外側に延びている(図7)。
【0176】 変形例(図12)では、ターゲットホルダーは、ファンを有する単一部品とな
っており、例えばスポット溶接により、ロータ4と一体化されたファンの内周部
に軸方向を向くスリーブ60を形成している。
【0177】 ブラシホルダー16は、その内周部にチューブを有し、このチューブの一部は
ブラシが貫通できるよう開口しており、図7から判るように、ブラシホルダーの
内側チューブの前方端部とリング47との間には、シール(符号なし)が挟持さ
れている。
【0178】 後方エンドプレート14は、後方エンドプレート上にセンサホルダー53およ
び支持体160をそれぞれ支持するためのスタッド401、405、406を有
している。
【0179】 上記フランス国特許願第01 00931号の図2から良く判るように、スタッド40
1および405の内側には、タップが設けられている。一方、スタッド406は
、コネクタの第1サブアセンブリ、特にコネクタの第2サブアセンブリを固定す
るためのコネクタの第1領域166〜168の中心を貫通する固定ネジのヘッド
を収容し、かつ一部を通過させるよう、内側に直径方向にステップが設けられた
孔を有する。
【0180】 従って、ネジは、これをスタッド406に固定するための刻縁を、そのヘッド
の近くに有する。 コネクタの第2アセンブリのカバーの上には、ワッシャーを介してナットが当
接しており、このナットは、シャンクのネジ切り部分に螺合されている。
【0181】 支持体160を後方エンドプレート14に固定するためのネジ169を受け入
れるように、スタド405の内部には、タップが切られている。 スタッド401は、整合ピン400を受け入れるようになっている。この整合
ピン400は、ナットとラグ56との間のベアリングワッシャー407の相互位
置において、センサホルダー253の当該ラグ56に当接するようになっている
ナットの両側に配置されている2つのネジ切りされた部分をゆうする。各整合ピ
ン400は、そのネジ切りされた前方部分が、長円形開口部156を貫通し、セ
ンサホルダー53がねじこまれた整合ピン400に追従するのを防止するように
、開口部156よりも広くなっている。
【0182】 この理由から、スタッド401の内部401’には、タップが切られており、
内側に整合ピン400のネジ切りされた前方部分が螺合されるようになっている
。 各整合ピン400の後方のネジ切りされた部分は、キャップ17の横断軸方向
配置のライザー170を後方に含むキャップ17内にクリップ式挿入されている
【0183】 各ライザー170は、横方向バック平面172に接続するためのそのベースに
、環状突起173を有し、可能な場合には、サブ分割された環状突起173は、
当該整合ピン400の後方のネジ切りされた部分と係合するようになっている。 従って、キャップ17は、クリッピングにより整合ピン400の上に取り付け
られ、その突起173は整合ピン400の後方のネジ部に螺合する。キャップ1
7はプラスチック製である。
【0184】 他のスタッドと同じような各スタッド401は、センサホルダー53、より詳
細には、ホルダーのラグ56を支持するための上面402を有する。
【0185】 1つの特徴によれば、成形により、面402から軸方向に突出するように、2
つの低い壁403が立ち上がっている。これらの低い壁は、中空の突起を構成し
、内部に孔404を有し、各孔には、整合ピンのネジ切りされた前方部分が螺合
されるようになっている。スロットが壁を互いに分離している。
【0186】 孔404は、スタッド401のタップが切られた部分401’と同じ軸方向の
対称軸線を有する。この孔404は、タップが切られた部分401’を延長して
いるが、この孔の内径は、一方でタップの切られた部分401’の内径よりも大
きくなっている。これらのすべての構造によって、整合ピン400の自動取り付
けが容易となっている。
【0187】 その理由は、これら構造によると、あらかじめ位置決めされ、傾斜する恐れが
ないように、404内に係合されているからである。次に、ネジドライバーによ
って整合ピンをねじ込む。
【0188】 低い壁403の側方エッジは、図13で良く判るように、全体が直線状となっ
ているので、これによって、ラグ56をガイドすることが可能である。低い壁は
、好ましくはラグを軸方向に越えて突出することなく、長円形開口部156内に
進入できる。この低い壁403の全体は円弧状であるので、ラグ56の厚さ内に
収容される。この低い壁は、タップに切られた孔401’の軸線にセンタリング
される。低い壁の直線状側方エッジによって、低い壁の径方向のサイズを縮小す
ることが可能であり、よって開口部156を拡大することはしない。
【0189】 言うまでもなく、低い壁の設けられたスタッドによるこのタイプの取り付けは
、エンドプレート14によって支持された1つ以上の部品を支持するための部品
に適用可能である。このタイプの取り付けは、図1の支持体59にも適用できる
。この場合、開口部は円形であり、固定部材はネジとなる。
【0190】 図14の低い壁によってセンサホルダーを円周方向に調節することが可能とな
り、長円形開口部156の円周方向の端部の形状に密に従っている。変形例では
、この低い壁は、ブッシュを形成するように共にリンクされている。
【0191】 本例における後方エンドプレートは、軽量化のために、その背面に中空部41
1を有する。 エンドプレート13、14を共に固定するよう、ネジまたはタイロッドに設け
られたタップの切られた孔に、タブ148の円周部が隣接することが理解できよ
う。
【0192】 中空部411の1つと、エンドプレート14のうちの他の孔よりも円周方向の
幅が広い孔54との間には、センサホルダー53のための支持表面410が設け
られている。
【0193】 この回転電気機器の後方に設けられたトラッキング手段は、接続のために設け
られることが好ましい。
【0194】 言うまでもなく、上記コネクタのケーシングは、ライザー170と連動して、
キャップ17の固定にも関与する。 変形例では、センサホルダーのセンタリングは、センサホルダーから立ち上が
っているピンを収容することによって達成される。このピンは、後方エンドプレ
ートのスロットに係合し、グルーブの円周方向のエッジと相互作用する。従って
、センサホルダーと、それに関連するエンドプレートとの間にセンタリング手段
が存在することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロータのみならず、本発明に係わるターゲット、およびターゲットホルダーの
断面図を示す、本発明の電気自動車用オルタゲータ兼スタータの軸方向断面図で
ある。
【図2】 キャップを除いた、図1の矢印2に沿う図である。
【図3】 ロータ/シャフトアセンブリの励磁巻線を示すよう、一部を断面にした図であ
る。
【図4】 図3の矢印に沿う図である。
【図5】 ターゲットホルダーの正面図である。
【図6】 図5の6−6線に沿う断面図である。
【図7】 ロータの輪郭を示した、別の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図8】 後方エンドプレートによって支持されている部品をより明瞭に示すために、保
護カバーを除いた、図7の電気機器の背面図である。
【図9】 図7および図8のセンサホルダーの斜視図である。
【図10】 ステータを有しない後方エンドプレートの正面図である。
【図11】 図10の円で囲まれた領域の拡大図である。
【図12】 ターゲットホルダーの変形例を示す、回転電気機器の後方部分の軸方向部分断
面図である。
【図13】 図7の後方エンドプレートの背面から見た図である。
【図14】 センサホルダーを支持する後方エンドプレートのスタッドのうちの1つの軸方
向断面図である。
【符号の説明】
1 運動伝達手段 2 固定ナット 3 回転シャフト 4 ロータ 5 励磁巻線 6、7 リング 8 ステータ 11、12 ベアリング 13 前方エンドプレート 14 後方エンドプレート 17 キャップ 41、42、143 歯 43、44 ファン 45 ブレード 46 ブッシュ 47 リング 48 ノッチ 49、49’ ループ 50 ターゲット 52 センサ 53 センサホルダー 55 軸方向に向いた部分 56 ラグ 57 固定ボルト 60 ターゲットホルダー 62、63 環状リム 64 スタッド 65 バック平面 67、68 カラー 70 スペーサワッシャー 145 リム 147 バッファ 156 開口部 160 支持体 163〜165 ソケット 166〜168 接触領域 246 ブッシュ 253 リム 257 コネクタ 400 整合ピン 405 スタッド 407 ベアリングワッシャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン・マルク デュビュ フランス国 エフ−94380 ボンヌール /マルヌ アヴニュ ミシェル グーティ エール 9 (72)発明者 セルジュ マリエラ フランス国 エフ−78000 ヴェルサイユ ペティトゥ プラス 2 Fターム(参考) 5H019 AA09 BB05 BB17 CC03 EE04 5H619 AA13 BB01 BB02 BB06 BB13 BB17 PP02 PP10 PP25

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方エンドプレート(13)および後方エンドプレート(1
    4)を設けた中空支持体(S)により内部が支持された多相ステータ(8)によ
    って囲まれた磁極を備えるロータ(4)を支持するシャフト(3)を有し、前記
    エンドプレートが互いにリンクされており、かつ各エンドプレートは中央にエン
    ドプレート手段(11)(12)を有し、ロータ(4)を支持するシャフト(3
    )の端部が、前記エンドプレート手段(11)(12)を横断しており、かつロ
    ータの回転をトラッキングするための磁気タイプの手段(50)(52)が設け
    られており、このトラッキング手段は、ターゲット(50)に関連する少なくと
    も1つのセンサ(52)を有し、内燃エンジンを有する自動車内において、一方
    で、発電機として使用することができ、かつ他方で、内燃エンジンを始動するた
    めの電動モータとして使用できる多相回転電気機器において、 前記ターゲット(50)が、軸方向または径方向に読み出されるターゲットで
    あり、このターゲット(50)が、ロータ(4)に共に回転するようにロックさ
    れたターゲットホルダー(60)に固定されており、このターゲットが、前記ロ
    ータ(4)と前記ターゲットホルダー(60)に隣接する前方エンドプレート(
    13)または後方エンドプレート(14)のうちの1つとの間に軸方向に取り付
    けられており、かつ前記ターゲットホルダー(60)に隣接する前方エンドプレ
    ート(13)または後方エンドプレート(14)が、前方磁気ターゲット(50
    )の通過を検出するセンサ(52)を支持していることを特徴とする、多相回転
    電気機器。
  2. 【請求項2】 前記ターゲットが、磁気ターゲットであり、前記ロータ(4
    )の数と同じ数のペアの磁極を含むことを特徴とする、請求項1記載の電気機器
  3. 【請求項3】 前記センサ(52)が、ホール効果センサであることを特徴
    とする、請求項1記載の電気機器。
  4. 【請求項4】 前記センサ(52)が、磁気抵抗センサであることを特徴と
    する、請求項1記載の電気機器。
  5. 【請求項5】 少なくとも3つのセンサ(52)が設けられていることを特
    徴とする、請求項1記載の電気機器。
  6. 【請求項6】 前記エンドプレートの、前記ロータ(4)と反対側において
    、前記エンドプレートに固定されたセンサホルダー(53)に、センサ(52)
    が取り付けられていることを特徴とする、請求項1記載の電気機器。
  7. 【請求項7】 前記センサホルダー(53)が、回転角方向の調節によって
    、前記センサホルダーを前記エンドプレートに固定するための長円形開口部(1
    56)を備えるラグ(56)を有することを特徴とする、請求項6記載の電気機
    器。
  8. 【請求項8】 前記ターゲットホルダー(60)が、連動形状によって、ロ
    ータ(4)に共に回転するようにリンクされていることを特徴とする、請求項1
    記載の電気機器。
  9. 【請求項9】 前記ターゲットホルダーが、前記ロータ(4)に固定された
    ファン(44)に相互作用形状によって、リンクされていることを特徴とする、
    請求項8記載の電気機器。
  10. 【請求項10】 前記ファン(44)が、その内周部に少なくとも1つのノ
    ッチ(48)を有し、このノッチにターゲットホルダー(60)から突出してい
    るスタッド(64)が、相補的に嵌合していることを特徴とする、請求項9記載
    の電気機器。
  11. 【請求項11】 前記ターゲットホルダー(60)が、その外周部に軸方向
    を向く環状外側リム(62)(63)を有し、かつその内周部に、前記外側リム
    (62)(63)よりも軸方向に短い、軸方向を向く内側環状リム(66)を有
    することを特徴とする、請求項1記載の電気機器。
  12. 【請求項12】 前記外側リム(62)(63)の直径部が、ステップ状と
    なっており、例えば接着によって前記ターゲット(50)が固定された、より大
    きい直径部分(63)と、スタッド(64)が径方向に突出するように形成され
    た、より小さい直径部分(62)とを備えている、請求項11記載の電気機器。
  13. 【請求項13】 前記ターゲット(50)に隣接する前方エンドプレート(
    13)または後方エンドプレート(14)のエンドプレート手段を構成するベア
    リング(12)の内側リングに当接するよう、内側リム(66)の形状が定めら
    れていることを特徴とする、請求項12記載の電気機器。
  14. 【請求項14】 前記内側リム(66)に、直径方向のステップが設けられ
    ており、ステップ状のバック平面(65)が、外側リム(62)(63)と内側
    リム(66)とを共にリンクしていることを特徴とする、請求項13記載の電気
    機器。
  15. 【請求項15】 ステップ状バック平面(65)が、ウィンドー(69)(
    69’)を含むことを特徴とする、請求項14記載の電気機器。
  16. 【請求項16】 前記ターゲットホルダーが、ロータに固定されたファン(
    44)を備える単一部品タイプであることを特徴とする、請求項1記載の電気機
    器。
  17. 【請求項17】 前記ターゲット(50)およびそのターゲットホルダー(
    60)が、後方エンドプレート(14)に隣接していることを特徴とする、請求
    項1記載の電気機器。
  18. 【請求項18】 前記ターゲットが、フェライトまたは希土類を含むことを
    特徴とする、請求項1記載の電気機器。
  19. 【請求項19】 前記ターゲットが、非対称に分散された磁極を含むことを
    特徴とする、請求項1記載の電気機器。
  20. 【請求項20】 前記センサホルダーとそれに関連するエンドプレート(1
    4)との間に、センタリング手段が存在することを特徴とする、請求項6記載の
    電気機器。
  21. 【請求項21】 前記センサホルダー(53)に関連する前記エンドプレー
    ト(14)が、前記エンドプレート手段(11)(12)を取り付けるためのブ
    ッシュ(246)を有し、かつ前記センサホルダー(53)が、ブッシュ(24
    6)の内周部に密に接触するための軸方向を向くリム(253)を有することを
    特徴とする、請求項20記載の電気機器。
  22. 【請求項22】 前記リム(253)が、中断されていることを特徴とする
    、請求項21記載の電気機器。
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