JP2003525110A - ポリマー含有水性ブロスからモノマーを抽出する為の方法及び装置 - Google Patents

ポリマー含有水性ブロスからモノマーを抽出する為の方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 ポリマーの水性ブロスからモノマーを抽出する為の方法及び装置であって、ブロスは加熱された後に、減圧チャンバーで減圧に掛けられ、次いで、穿孔プレートを積載した幾つかのチャンバーに分割された垂直カラムに導入され、そこで不活性ガスの上昇流でフラッシュされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、ポリマーの水性ブロスからモノマーを抽出する為の方法に関する。 (発明の背景) 懸濁重合は、一般的に、ポリ塩化ビニルを製造する為に使用される方法であ
る。この従来の方法においては、ビニルモノマー(塩化ビニル)は水性媒体の存
在下で重合され、この重合は、全ての塩化ビニルが重合する前に停止される。一
般に、この重合はモノマーの量の80〜95%がポリマーに転化した時に停止さ
れる。その結果、この重合後に集められたポリ塩化ビニルの水性ブロスは、除去
されなければならない相当量の残留ビニルモノマーを含む。
【0002】 ポリ塩化ビニルのブロスが含む残留ビニルモノマーをそれから除去する為に特
別に設計されたポリ塩化ビニルのブロスを処理する為の装置は公知である(特許
文献1参照)。この従来の装置は、一連のチャンバーに分割され、そこに穿孔さ
れた水平板が積載された垂直カラムを含む。精製する為の水性ブロスを約50℃
〜100℃の温度に予備加熱した後に、水性ブロスはカラムに導入され、それに
含まれるビニルモノマーを抽出する為に不活性ガスの上昇流でフラッシュされる
。 この従来の方法は、工業的には不十分である。その理由は、カラム中のブロス
の流れにおいて、主として高速流の場合に乱れが観察されるからである。この乱
れは、特に、このカラムへの流入に際してカラムの壁面へのブロスの噴霧を生じ
る事になる。これらの乱れは、ブロスの精製収率にとって有害な影響を有し、プ
レート及びカラムのその他の構成成分を損傷させる危険にさらすことになる。こ
れらの乱れを解消させる為の一つの方法は、ブロスを低速流で操作し、且つカラ
ム入口の温度を低温にする事であるが、これは低生産性をもたらす事となる。
【特許文献1】 欧州特許出願公開第756883号明細書
【0003】 (発明の開示) 本発明は、上記の従来の装置及びその装置において行われる方法の欠点を、新
規な方法及びそれを実施する為の装置を用意する事によって、その生産性を損な
う事無しに解消させるものである。 従って、本発明は、ポリマーの水性ブロスからモノマーを抽出する為の方法で
あって、ブロスが加熱されて、次いで、カラムに導入されて不活性ガスの上昇流
でフラッシュされる方法に関する。本発明によれば、ブロスが加熱された後であ
ってカラムに導入される前に、ブロスは減圧に掛けられる。 本発明方法では、ポリマーの水性ブロスは、水中に分散した固体粒子の形態の
ポリマーを含む。ブロス中のポリマーの量は臨界的ではない。然しながら、ブロ
スの粘度は、不活性ガスの上昇流でのフラッシングが可能な範囲でなければなら
ない。実際には、ブロス中のポリマーの量はポリマーの性質に依存し、それぞれ
の実状に応じて日常実験室検査で決められるべきである。例えば、懸濁重合によ
って得られたビニルポリマーの場合、ブロスは15〜60質量%のポリマーを含
む。
【0004】 ブロス中に存在するモノマーは、それからポリマーが誘導されるモノマーを本
質的に含む。それは、一般的に、重合に関与しなかった残留モノマーである。ブ
ロス中のモノマーの量は、従って、モノマーのポリマーへの転換の程度に依存す
る。例えば、ビニルポリマーとビニルモノマーの場合、モノマーのポリマーへの
転換の程度は、通常、80〜95%である。 ブロスの加熱は、不活性ガス中へのモノマーの更なる抽出に役立つ。ブロスを
加熱する為の最適温度は、従って、処理されるポリマーとブロスの粘度とに依存
する。それは、それぞれ特定の場合において決定されるべきである。ビニルポリ
マーの場合、推奨される温度は50℃〜120℃であり、80℃〜110℃の温
度が特に有利である。
【0005】 カラムにおいては、不活性ガスの流れは、ブロス中のモノマーを連行するのに
役立つ。「不活性ガス」と言う用語は、カラムにおいて広く行われている温度及
び圧力条件下で、ポリマー、モノマー及び水に関して化学的に不活性であるガス
を意味する。 本発明によれば、ブロスは、加熱された後で且つカラムに導入される前に、減
圧に掛けられる。 「減圧」と言う用語は、ブロスと接触しているガス相の圧力の減少を意味する
。これは、任意の適当な方法、例えば、ブロスを大容量チャンバーに導入する簡
単な方法によって行われても良い。
【0006】 本発明者は、加熱下において、モノマーの相当部分が揮発してブロスの上に加
圧ガス相を形成する事を見出した。減圧操作は、従って、その時点でブロスが導
入される、カラムにおいて広く行われている値に近い(理想的には等しい)値に
その圧力を減少させてブロスからそのガス相を除去するのに役立つ。減圧の程度
は、ブロスの加熱及び容量とカラムにおいて広く行われている圧力に依存し、従
って、それぞれの特定の場合において決定されるべきである。 又、本発明は、本発明方法を実施する為の装置に関し、この装置は、それ自身
公知の方法で、穿孔プラットホームを積載した幾つかのチャンバーに分割された
垂直カラム、穿孔プラットホームの上の少なくとも一つのチャンバーにブロスを
導入する為の装置、及び不活性ガスをカラムの底部に導入する為のパイプを含む
。本発明によれば、ブロスをカラムに導入する為の装置は、カラムの上流にある
減圧チャンバーを含む。
【0007】 本発明の装置において、カラムは、カラムの頂部から下方へ向けて、不活性ガ
スの上昇流に対して向流でブロスの循環を造り出す様に設計される。この目的の
為に、不活性ガスはプレート中の孔を通って垂直に循環し、プレートの下のチャ
ンバーに落下する前にこれらのプレート上で循環するブロスの膜を通過する。本
発明に特に適合されるカラムの例は、特許文献1に開示されている。この公知の
カラムでは、穿孔プレートの上面は、ブロスを循環させる為の障害物を形成する
為に配列されたリブを有する。カラムのチャンバーは、プレートの縁で溢流(ove
rspill)によって連結されている。 本発明の装置では、減圧チャンバーの容量は、予備加熱されたブロスを所望の
圧力にもってゆくのに十分なものでなければならない。
【0008】 本発明の装置の一つの有利な実施態様では、減圧チャンバーは円筒状密閉容器
を含み、その底部はカラム(好ましくは、カラムの最上のチャンバー)に連結さ
れていて、その頭部空間はカラムの頭部空間と連絡している。本発明のこの実施
態様は、カラム及び減圧チャンバーの圧力を平衡に保つ利点を有する。 今ここで述べられた本発明の一つの好ましい実施態様では、ブロスは、円筒状
密閉容器中に接線方向に開口するパイプによって減圧チャンバーに導入される。
本発明のこの変形においては、ブロスは減圧チャンバーで循環運動を受けて液相
(ブロス)とガス相(揮発したモノマー)との分離を容易にする。 本発明方法及び装置は、重合からの残さであるビニルモノマーを含むポリビニ
ルポリマーのブロスに有利に適用される。それらは、懸濁重合法によって得られ
るポリ塩化ビニルブロスであって、この重合からの過剰の塩化ビニルを含むブロ
スに最も良く適用する。 本発明の特定の特徴及び詳細は、本発明の装置の一つの特定の実施態様を略図
的に表示した添付図面に従う記述から明らかになるであろう。
【0009】 これらの図面においては、同じ参照番号が同一成分を表すのに使用される。 図1で表される装置は、水平の穿孔されたプレート6によって、積載されたチ
ャンバー2、3、・・・・4、5の連続に分割された垂直カラム1を含む。カラ
ムの最上のチャンバー5は、全体としての参照番号7で表示されているポリ塩化
ビニルブロスを導入する為の装置と連絡している。この導入装置はヒーター8、
減圧チャンバー9、ブロスをヒーターの中に導入する為のパイプ10、ヒーター
8と減圧チャンバー9とを連結する為のパイプ11、及び減圧チャンバー9とカ
ラム1の最上のチャンバー5とを連結する為のパイプ12を含む。蒸気を導入す
る為のパイプ13はカラム1の底部チャンバー2の中に開口し、パイプ14はヒ
ーター8をチャンバー3に連結する。ベント15と16は、それぞれに、カラム
1の頂部と減圧チャンバー9の頂部に用意される。
【0010】 カラム1に関する詳細及びその機能は特許文献1で知る事が出来る。 図2の拡大で明らかな減圧チャンバー9は、フラストコニカル体(frustoconic
al body)18によって下方に伸長されている垂直円筒体17を含む。パイプ11
(これは、ブロスを減圧チャンバー9の中に導入するのに役立つ)は、円筒体1
7の中に、その壁に対して接線方向に開口している。パイプ12は、フラストコ
ニカル体18の基底とカラム1のチャンバー5の底部に開口する。パイプ12と
フラストコニカル体18との連結は、伸縮継手24を含む。ベント16は、カラ
ム1と減圧チャンバー9における圧力を平衡に保つ為にカラム1の最上のチャン
バー5の頭部空間に連結される。
【0011】 図1と2の装置は、懸濁重合法によって得られるポリ塩化ビニルブロスの処理
に特に適合される。これらのブロスは、重合からの残さである塩化ビニルで汚染
されている。この装置のこの特別の用途においては、重合から得られたポリ塩化
ビニルブロスは導入パイプ10を介してヒーター8に導入される。ヒーター8に
おいて、ブロスは、ブロスが含む塩化ビニルモノマーの画分を揮発させて圧力を
上昇させる効果を持つ約100℃の温度に加熱される。加圧下の温ブロスは、パ
イプ11を介してヒーター8から減圧チャンバー9に移される。チャンバー9に
入る事によって、ブロスは減圧を受けて、塩化ビニルを含むガス相を放出する。
減圧チャンバーはサイクロン方式で機能し、ブロスはそこにおいて、ガス相と液
相の分離を促進し且つ加速する環状循環に掛けられる。液相はフラストコニカル
体18の底部に落ち、そこから、連結パイプ12を介してカラム1の最上のチャ
ンバー5の中に入る。ガス相は、ベント16を介して円筒体17の頂部から逃げ
て、カラム1の最上のチャンバー5の頭部空間に入る。
【0012】 カラム1の最上のチャンバー5では、ブロスはプレート6の上に落下し、ここ
でブロスは、カラムの下のチャンバー4のプレート6に達する為にブロスがその
中に入る溢流20に到達する前に、リブ19のネットワークによって形成された
障害物中で循環する。ブロスは、この方法で、カラムの中をチャンバー3の範囲
まで徐々に下降する。ブロスは、カラムの中で上から下に向けて循環しながら、
パイプ13を介してカラムの底部に導入される蒸気の上昇流でフラッシュされる
。蒸気流でブロスをフラッシングする事によって、ブロス中に存在する塩化ビニ
ルが抽出され、カラムの頂部に連行される。塩化ビニルを含む蒸気は、ベント1
5を介してカラム1の頭部空間から除去される。チャンバー3に達したブロスは
、塩化ビニルを殆ど含まずホットである。このブロスは、抜き取りパイプ14を
介してカラム1から除去され、パイプ10を介してその中に入るブロスを加熱す
る為にその実質的な熱が使用されるヒーター8の中に導入される。ヒーター8で
冷却したブロスは、抽出パイプ21を介してこのヒーターを出る。
【0013】 カラム1におけるブロスの循環と処理に関する詳細は、特許文献1で知る事が
出来る。 図3は、図1と2の装置の一つの有利な実施態様の変形の構造的細部を示す。
本発明のこの変形においては、カラムの二つの連続チャンバー5と4を連結する
溢流20は管を含み、管の頂部22はチャンバー4と5を分離している穿孔プレ
ートを貫通し、管の底部23は、チャンバー4の内側の穿孔プレートの近くに開
口する。頂部22の断面は実質的に環状であり、一方、底部23の断面は長く伸
びている。更に、底部23の断面は頂部22の断面よりも大きく、ブロスが管2
0において受ける圧力損失を補っている。これら二つの断面の比は、例えば、1
.5〜3である。図3の実施態様の変形はカラム中のブロスの循環速度を均一に
する利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の一つの特定の実施態様の立面配列である。
【図2】 拡大した図1の装置の詳細を示す。
【図3】 それぞれに、IIIA−IIIA面とIIIB−IIIB面に沿った断面
での図2の詳細を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4D076 AA02 AA16 AA22 AA24 BB11 BB18 BB20 CA14 CD22 CD25 EA12Z EA14Y FA02 FA13 JA03 4J100 AC03P CA01 GB05 GB09 GB18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマーの水性ブロスからモノマーを抽出する為の方法であって
    、ブロスが加熱され、次いで、カラムに導入されて不活性ガスの上昇流でフラッ
    シュされる方法において、ブロスが、加熱された後であってカラムに導入される
    前に減圧に掛けられる事を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 不活性ガスが蒸気を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ポリマーがビニルポリマーを含み、モノマーがビニルモノマーを
    含む、請求項1又2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ビニルポリマーブロスが、懸濁液中のビニルモノマーの重合によ
    って得られる、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ブロスが80℃〜110℃の温度に加熱される、請求項3又は4
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ポリマーのブロスからモノマーを抽出する為の装置であって、穿
    孔プラットフォームを積載した幾つかのチャンバーに分割された垂直カラム、穿
    孔プラットフォームの上の少なくとも一つのチャンバーにブロスを導入する為の
    装置、及び不活性ガスをカラムの底部に導入する為のパイプを含む装置において
    、ブロスをカラムに導入する為の装置がカラムの上流にある減圧チャンバーを含
    む事を特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 減圧チャンバーが円筒状閉鎖容器を含み、その底部がカラムの最
    上のチャンバーに連結されている、請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 ブロスを減圧チャンバーに導入する為のパイプが、減圧チャンバ
    ーの円筒状閉鎖容器の中に接線方向に開口している、請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 カラムの一つのチャンバーからカラムの直下のチャンバーへのブ
    ロスの溢流が管を含み、管の頂部がカラムの前記チャンバーを分離しているプレ
    ートを貫通していて、管の底部が前記直下のチャンバーの下のプレートの上に開
    口し、且つ、前記管の底部の断面が前記管の頂部の断面よりも大きい、請求項6
    〜8の何れか一項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 管の前記二つの断面の比が1.5〜3である、請求項9に記載
    の装置。
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