JP2003524580A - 液体抗菌性肌湿潤化製剤 - Google Patents

液体抗菌性肌湿潤化製剤

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JP2003524580A JP2000536345A JP2000536345A JP2003524580A JP 2003524580 A JP2003524580 A JP 2003524580A JP 2000536345 A JP2000536345 A JP 2000536345A JP 2000536345 A JP2000536345 A JP 2000536345A JP 2003524580 A JP2003524580 A JP 2003524580A
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リチャード リー シック
サピオ アルフレッド ジョセフ ディ
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キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 液体抗菌性肌湿潤化製材は、1)水性アルコールベース、2)湿潤剤、3)製材が肌に塗布された時に皮膚軟化剤を解放するようになっているデリバリ材料、及び4)水性アルコールベース内には混和せず、デリバリ材料によって含まれる皮膚軟化材料を含んでいる。デリバリ材料は、後に解放するために皮膚軟化材料をカプセル封じ、または捕捉する粒状材料である。望ましくは、湿潤剤はグリセリンであり、皮膚軟化材料はアルキル基弛緩ポリシロキサンポリマー及び/または液体炭化水素皮膚軟化剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、抗菌性活性度を有する個人クリーニング用液体製剤に関する。
【0002】 (背景) 手及び身体表面を消毒するために、アルコールが使用されている。石鹸の使用
を補助するための、並びに石鹸及び水が容易に利用できないような状況のための
手の殺菌剤として、アルコールはさまざまな形状で益々使用されてきている。エ
タノール及びプロパノールは、広範な抗菌性活性度を呈し、また非アレルゲン性
であり、速効性であり、水内に混和し、そして比較的非毒性である。
【0003】 これらのアルコールは、さまざまな細菌(グラム陽性及びグラム陰性)、酵母
、糸状菌、及びウイルスに対して有効である。不幸にも、これらは細菌胞子に対
しては効果が無く、残留活性度を有しておらず、そして肌を乾燥させる。表面流
去を防ぎ、肌上の滞留時間を増加させるために、アルコールに増粘剤(例えば、
シックナー)を添加することが多い。滞留時間を長くすると、抗菌活性度は強化
されるが、若干の望ましくない副作用も強められる。アルコールゲルを頻繁に使
用すると、肌に刺激を与える恐れがあり、また肌の潤いのレベルが低下する。こ
れは、健康ケアのプロフェッショナル、子供ケアプロバイダ、食料サービスワー
カー、その他手を殺菌または消毒するためにアルコールゲルを使用する者にとっ
て問題となり得る。アルコールゲルの頻用による肌の刺激は、一時的な、または
慢性の消化系疾患に悩まされている多くの人々にとっても問題になり得る。
【0004】 若干のアルコールゲル製剤は、肌湿潤剤またはコンディショナーを含んでいる
。不幸にも、これらの肌湿潤剤及び/またはコンディショナーのレベルを十分高
レベルにすると、アルコールゲルが時間と共に不安定になってゲルの粘度が失わ
れる恐れがある。更に、これらの肌湿潤剤及び/またはコンディショナーのレベ
ルを十分高レベルにすると、塗布した後に、しかし肌に吸収される前に、不快な
肌ざわりを与えるようになる。例えば、グリセリンのような湿潤剤を高レベルに
すると、グリセリンが肌に吸収されるまで不快なねばつき感を与える傾向を生じ
る。
【0005】 従って、乾燥及び刺激を与えることなく、肌に塗布することができる液体抗菌
性製剤に対する要望が未だに存在している。また、肌を潤す液体抗菌性製剤に対
する要望も存在している。製剤の何等かの不快な感触特性を中和する、または相
殺する皮膚軟化剤、または他の成分を含む液体抗菌性製剤に対する要望が存在し
ている。
【0006】 概ね安価で、且つ容易に入手できる材料を使用するこれらの製剤を用いて、肌
を良好な健康状態に保ちながら、肌を殺菌及び/または消毒することが望ましい
から、これらの要望を満足させることは重要である。
【0007】 (発明の概要) 上述した問題は1)水性アルコールベースと、2)湿潤剤と、3)この製剤を
肌に塗布した時に、皮膚軟化剤を解放するようになっているデリバリ材料と、4
)水性アルコールベース内に混和せず、デリバリ材料によって包含される皮膚軟
化剤とを含む液体抗菌性肌湿潤化製剤を提供する本発明によって解消される。一
般的に言えば、デリバリ材料は、皮膚軟化剤をカプセル封じ、または捕捉し、製
剤が肌に塗布された時に皮膚軟化剤を解放する。
【0008】 本発明の1つの面においては、1またはそれ以上の皮膚軟化剤を使用すること
ができる。皮膚軟化材料は、皮膚軟化剤ブレンドの形状であることができる。皮
膚軟化材料は、湿潤剤及び水性アルコールベース内に混和すべきではない。皮膚
軟化材料が、使用する1または複数の皮膚軟化剤の型に依存して、水性アルコー
ルベース及び/または湿潤剤とある比較的低い混和性を有し得ることも意図して
いる。
【0009】 デリバリ材料は、粒状材料であることも、または水性アルコールベース内に容
易に分散できる粉末状材料のような、細かく分割した材料であることもできる。
本発明の特色は、デリバリ材料が皮膚軟化材料を保持、または含み、製剤が肌に
塗布された時に皮膚軟化材料を解放することである。本発明の1実施の形態では
、デリバリ材料は皮膚軟化材料をカプセル封じすることができる。例えば、デリ
バリ材料は、ゲルカプセル、小さいプラスチックビーズまたは球、及び/または
、皮膚軟化材料を保持、または取囲む単層、または多層からなる類似の気泡状構
造であることができる。望ましくは、これらのカプセル、ビーズ、球、及び類似
構造は粒状材料である。
【0010】 本発明の1実施の形態では、デリバリ材料は皮膚軟化材料を捕捉すべきである
。例えば、デリバリ材料は吸収材であることも、または若干の澱粉、タルク、粘
土、金属、ポリマー捕捉材料等のような表面積の大きい粒状材料であることもで
きる。
【0011】 望ましくは粒状デリバリ材料は、例えば、ポリオレフィン、ナイロン、ポリア
クリル等のようないろいろなポリマーから形成されたポリマー捕捉材料である。
ポリマー捕捉材料の例は、CTFA指定アクリル酸塩コポリマーを有する1つま
たはそれ以上の材料を含む。アクリル酸塩コポリマーの例は、白い自由流動粉末
に見える橋かけメタクリル酸塩として特徴付けることができる。適当なアクリル
酸塩コポリマーが、カリフォルニア州レッドウッドのAdvanced Polymer Systems
から登録商標Microsponge及びPolytrapとして入手可能である。
【0012】 一般的に言えば、製剤は、皮膚軟化材料を含む約0.1重量%から約5重量%ま
でのデリバリ材料(好ましくは、粒状デリバリ材料)を含む。もしデリバリ材料
が比較的大量の皮膚軟化材料を含んで届けることができれば、比較的少量のデリ
バリ材料を使用することができる。一方、もしデリバリ材料が比較的少量の皮膚
軟化材料を含んで届けることができれば、比較的大量のデリバリ材料を使用する
必要がある。
【0013】 皮膚軟化材料は、1またはそれ以上の液体炭化水素(例えば、ペトロラタム)
、鉱油等、植物及び動物脂肪(例えば、ラノリン、ホスホリピド及びそれらの誘
導体)、及び/または、1つまたはそれ以上のアルキル基置換ポリシロキサンポ
リマーのようなシリコーン材料であることができる。より望ましくは、皮膚軟化
材料は、ジメチコーン、またはジメチコーンと1またはそれ以上の他のアルキル
基置換ポリシロキサンポリマーである。本発明の若干の実施の形態では、液体炭
化水素皮膚軟化材料及び/またはアルキル基置換ポリシロキサンポリマーを、脂
肪酸または脂肪族アルコールから誘導した1つまたはそれ以上の脂肪酸エステル
皮膚軟化剤とブレンド、または組合せることができる。
【0014】 本発明の1実施の形態では、皮膚軟化材料は、皮膚軟化剤ブレンドの形状であ
る。望ましくは、皮膚軟化剤ブレンドは、1またはそれ以上の液体炭化水素(例
えば、ペトロラタム)、鉱油等、植物及び動物脂肪(例えば、ラノリン、ホスホ
リピド及びそれらの誘導体)と、1またはそれ以上のアルキル基置換ポリシロキ
サンポリマーとの組合せである。より望ましくは、皮膚軟化剤ブレンドは、液体
炭化水素(例えば、ペトロラタム)と、ジメチコーン、及び他のアルキル基置換
ポリシロキサンポリマーとの組合せである。本発明の若干の実施の形態では、液
体炭化水素皮膚軟化剤及び/またはアルキル基置換ポリシロキサンポリマーのブ
レンドを、脂肪酸または脂肪族アルコールから誘導した1またはそれ以上の脂肪
酸エステル皮膚軟化剤とブレンドし得ることを意図している。
【0015】 本発明の1面によれば、皮膚軟化剤は、湿潤剤成分によってもたらされ得る製
剤の望ましくない感触属性を減少させる。例えば、ジメチコーンを含む皮膚軟化
材料は、製剤内のグリセリン湿潤剤によってもたらされ得るねばつき感または粘
着感を減少させる。粒状デリバリ材料が、湿潤剤成分によってもたらされ得る製
剤の望ましくない感触属性を減少させるのを援助することも意図している。
【0016】 デリバリ材料内への皮膚軟化材料のローディングは、デリバリ材料の最大液体
ロードに依存して変化するが、一般的には、デリバリ材料(例えば、粒状デリバ
リ材料)は、デリバリ材料の重量に基づいて、約10重量%から約80重量%までの
皮膚軟化材料を含むことができるものと考えられる。このレベルは、澱粉及びタ
ルクの場合には範囲の下端であり、アクリル酸塩コポリマーの場合には範囲の上
端であろう。例えば、若干の集塊アクリル酸塩コポリマーを使用する場合には、
皮膚軟化材料のデリバリ材料(例えば、粒状デリバリ材料)の重量に基づいて、
それらを約30重量%から約75重量%までロードすることができる。別の例として
、デリバリ材料は、皮膚軟化材料のデリバリ材料(例えば、粒状デリバリ材料)
の重量に基づいて、それらを約50重量%から約70重量%まで含むことができる。
【0017】 皮膚軟化剤は、2から3までの水酸基を有する水溶性多価アルコール、及びそ
れらのブレンドであることができる。望ましくは、皮膚軟化剤はグリセリンであ
る。
【0018】 製剤内の皮膚軟化剤の量は、所望の潤いのレベルに依存して変化させることが
できる。望ましくは、皮膚軟化剤のレベルは、約1重量%から約15重量%までの
範囲にわたることができる。例えば、製剤は、約1重量%から約5重量%までの
皮膚軟化剤(例えば、グリセリン)を含むことができる。別の例として、製剤は
、約4重量%の皮膚軟化剤(例えば、グリセリン)を含むことができる。
【0019】 水性アルコールベースは、水及びアルコール成分を含む。一般的に言えば、ア
ルコール成分は、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、
ブタノール、t−ブタノール、2−ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、
及びこれらのアルコールの混合体から選択することができる。本発明の1面にお
いては、アルコールベースは、約20重量%から90重量%までのアルコール成分と
、約1重量%から約80重量%までの水を含むことができる。
【0020】 水性アルコールベースに他の材料を添加できることも意図している。例えば、
ベースは、殺菌剤、防腐剤、界面活性剤、水性アルコールと混和性の皮膚軟化剤
、保存剤、粘度調節剤、シックナー、着色料、芳香剤、及び/または緩衝剤及び
/またはpH制御剤を更に含むことができる。
【0021】 本発明の1面では、液体抗菌性肌湿潤製剤が、ゲル、またはゲル状の、即ち濃
厚な稠度を有する材料の形状であることが望ましい。望ましくは、製剤は、約2,
000センチポアズから約100,000センチポアズまでの範囲内の粘度を有している。
より望ましくは、製剤は、約10,000センチポアズから約60,000センチポアズまで
の範囲内の粘度を有している。更に望ましくは、製剤は、約15,000センチポアズ
から約40,000センチポアズまでの範囲内の粘度を有している。この製剤が、この
ようなゲル状の、即ち濃厚材料用の種々の普通のディスペンサの何れからでも分
与できるように、粘度を調整することができる。勿論、製剤は、例えば噴霧器ま
たは噴霧瓶(例えば、ピストン・ポンプ型噴霧器)、絞り出し瓶、スポンジ瓶、
または類似塗布器から分与できる液体のような、低粘度自由流動液の形状である
ことができる。
【0022】 本発明は、上述した型の液体抗菌性肌湿潤化製剤を含浸させたウェットワイプ
をも包含する。ウェットワイプ基体は、例えば、不織ファブリック、織ったファ
ブリック、編んだファブリック、及びそれらの組合せのような、浸透性シートで
ある。不織ファブリックは、スパンボンデッドウェブ、メルトブロウンファイバ
のウェブ、ボンデッド・カーデッドウェブ、水圧でもつれさせたウェブ等である
ことができる。もし不織ファブリックがメルトブロウンファイバを含んでいれば
、これらのメルトブロウンファイバは、メルトブロウンミクロファイバであるこ
とも、またはメルトブロウンミクロファイバを含むこともできる。
【0023】 本発明は、上述した型の液体抗菌性肌湿潤化製剤を塗布することによって、肌
を潤す及び/または消毒する方法をも包含する。本方法は、製剤を含浸させたウ
ェットワイプを使用して、製剤を塗布するステップを含むことができる。
【0024】 (詳細な説明) 本明細書において使用されている用語“皮膚軟化剤”及び“皮膚軟化材料”と
は、皮膚を軟化させる、または静める1またはそれ以上の液体のことをいう。皮
膚軟化材料は、限定するものではないが、シリコーン及びアルキル基置換ポリシ
ロキサンポリマー、ペトロラタム、鉱油、動物及び植物油及び脂肪、脂肪酸また
は脂肪族アルコールから誘導した脂肪酸エステル、外観及び稠度がペトロラタム
に似ている炭化水素材料の混合体を含む1またはそれ以上の、一般的には、疎水
性の材料(典型的には、液体形状の)であることができる。皮膚軟化材料は、「
FDA肌保護剤」モノグラフによって定義されている肌保護剤であることができ
る。このカテゴリ内の皮膚軟化剤の例は、ジメチコーン及びペトロラタムを含む
。用語“皮膚軟化材料”は、単一の皮膚軟化剤、並びに皮膚軟化剤の混合体また
はブレンド、または他の組合せ(例えば、皮膚軟化剤ブレンド)を包含する。用
語“皮膚軟化剤ブレンド”とは、何れもほぼ同じ目的のために単独で用いること
ができる2またはそれ以上の皮膚軟化材料の比較的均一な組合せのことをいう。
“皮膚軟化剤ブレンド”は、均一に分散させることができる、またはできない皮
膚軟化材料の不均一会合のことであることもできる。皮膚軟化剤ブレンドは、デ
リバリ材料内にローディングまたは捕捉される前に形成することも、または異な
る皮膚軟化材料を順次にローディング、または捕捉させることによって適所に(
即ち、デリバリ材料自体内に)形成させることもできる。
【0025】 本明細書において使用する用語“肌を潤す(もしくは、肌湿潤化)”とは、1
回またはそれ以上の回数塗布した後に、肌の水和作用のレベルの相対的な増加を
維持するような材料の作用のことをいう。肌の水和作用のレベルの相対的な増加
のこのような維持は、数時間までの時間にわたることができる。肌の水和作用の
レベルは、例えばSkicon-200導電率計を使用して肌の導電率を測定することによ
って決定することができる。
【0026】 本明細書において使用されている用語“抗菌性”とは、微生物を殺す、または
それらの成長を禁止する物質のことである。抗菌性材料の例は、分子当たり1か
ら6または7までの炭素原子を有するアルコールを含む。アルコールは、十分に
高い濃度で使用する、及び/または肌、即ちアルコールが届けられる表面上のア
ルコールの滞留時間を増すために増粘剤(例えば、シックナー)を用いた場合に
は、抗菌性特性を呈する。
【0027】 本明細書において使用されている用語“粒状”とは、材料の小さい、離散した
グレン状部分のことをいう。粒子は、限定するものではないが、粉末、ダスト、
グレン等を含む。この用語は、粒子の集塊、並びに小さい中空のビーズ及び/ま
たはカプセル等をも包含する。
【0028】 本明細書において使用されている用語“デリバリ材料”とは、液体の使用準備
が整うまでは液体をカプセル内に封じ、または捕捉し、次いで液体の少なくとも
一部分を一時に、または所望の時間にわたって解放するような物質のことをいう
。カプセル封じする材料の例は、例えば、カプセル、中空ビーズ、中空殻、球、
及び液体の芯を取り囲む1つまたはそれ以上の層を有する類似物を含む。デリバ
リ材料の殻、または1つまたは複数の外壁が破れると、液体は分散する。捕捉用
のデリバリ材料は、例えば、タルク、澱粉、粘土、及びポリマー捕捉材料を含む
。一般的に言えば、これらのデリバリ材料は、ボイド及び隙間のネットワーク内
に液体を吸収して保持する。液体は、以下のメカニズムの1つまたはそれ以上を
利用して解放されるものと考えられる。即ち、ウィッキング、移動、蒸発、デリ
バリ材料の機械的破壊、及び変位である。皮膚軟化剤等の組合せ、ブレンド、混
合を、単一のデリバリ材料内にカプセル封じ、“共カプセル封じ”、捕捉、また
は“共捕捉”することができる。
【0029】 本明細書において使用されている用語“不織ウェブ”とは、インタレイされて
はいるが、識別できるような繰り返しがない個々のファイバまたはフィラメント
の構造を有するウェブのことをいう。不織ウェブは、従来は、例えばメルトブロ
ウイング、スパンボンディング、湿潤形成のような当分野においては公知のさま
ざまなプロセス、及びさまざまなボンデッド・カーデッドウェブプロセスによっ
て形成されてきた。
【0030】 本明細書において使用されている用語“スパンボンデッドウェブ”とは、溶融
熱可塑性材料を、紡糸口金内の複数の細い(押し出されるフィラメントの直径を
有する)、通常は円形の毛管からフィラメントとして押し出し、次いで、例えば
非抽出的な、または抽出的な流体延伸、または他の公知のスパンボンディングメ
カニズムによって急速に縮小させることによって形成される小直径のファイバ及
び/またはフィラメントのウェブのことである。スパンボンデッド不織ウェブの
生産は、Appelらの米国特許第4,340,563号のような特許に開示されている。
【0031】 本明細書において使用されている用語“メルトブロウンファイバ”は、溶融熱
可塑性材料を、複数の細い、通常は円形のダイス毛管から高速度ガス(例えば、
空気)ストリーム内に溶融糸またはフィラメントとして押し出し、このガス流に
よって溶融熱可塑性材料のフィラメントを、それらの直径まで細くする(ミクロ
ファイバ直径までであることができる)ことによって形成されるファイバを意味
する。次いで、メルトブロウンファイバは高速度ガスストリームによって運ばれ
、収集表面上に堆積されてランダムに分散したメルトブロウンファイバのウェブ
に形成される。メルトブロウンプロセスは公知であり、NRLレポート4364に所
載のV. A. Wendt、E. L. Boone及びC. D. Fluhartyの論文“Manufacture of Sup
er-Fine Organic Fibers”、NRLレポート5265に所載のK. D. Lawrence、R. T
. Lukas及びJ. A. Youngの論文“An Improved Device for the Formation of Su
per-Fine Thermoplastic Fibers”、及び1974年11月19日付Buntinらの米国特許
第3,849,241号を含むいろいろな特許及び出版物に記載されている。
【0032】 本明細書において使用されている用語“ミクロファイバ”は、約100ミクロン
より大きくない平均直径を有する、例えば、約0.5ミクロンから約50ミクロンま
での直径を有する小直径ファイバを意味し、より特定的には、ミクロファイバは
約1ミクロンから約20ミクロンまでの平均直径を有することもできる。約3ミク
ロンまたはそれ以下の平均直径を有するミクロファイバは、一般に極細ミクロフ
ァイバと呼ばれている。極細ミクロファイバを製造するプロセスの例は、例えば
、米国特許第5,213,881号“A Nonwoven Web With Improved Barrier Properties
”に見出すことができる。
【0033】 本明細書において使用されている用語“シート”とは、織ったファブリック、
編んだファブリック、不織ファブリック、またはそれらの組合せであることがで
きる材料のことである。
【0034】 本発明は、液体抗菌性肌湿潤化製剤を包含する。製剤は、少なくとも以下の成
分を含む。即ち、1)水性アルコールベース、2)湿潤剤、3)製剤が肌に塗布
された時に皮膚軟化剤を解放するようになっているデリバリ材料、及び4)水性
アルコールベース内に混和せず、そして粒状デリバリ材料によって含まれる皮膚
軟化材料である。
【0035】 一般的に言えば、皮膚軟化材料は、水性アルコールベース内に混和しない1ま
たはそれ以上の疎水性液体である。皮膚軟化材料は、一般的には、製剤の湿潤剤
成分内にも混和しない。皮膚軟化材料は、使用される1つまたは複数の皮膚軟化
材料の型に依存して、水性アルコールベース及び/または湿潤剤と、ある比較的
低レベルの混和性を有することができる。例えば、アルキル基置換ポリシロキサ
ンポリマー及び/またはペトロラタムは水性アルコールベース内で非混和性であ
ることができ、一方、脂肪酸エステル皮膚軟化剤はある比較的低レベルの混和性
を有することができるが、それでも全体的には非混和性と考えられる。
【0036】 水性アルコール内で非混和性である皮膚軟化材料を使用することは、皮膚軟化
材料がデリバリ材料内に捕捉または吸収される場合には有利である。一般的に言
えば、もし皮膚軟化材料(もしそれがブレンドであれば、その成分)の表面エネ
ルギがデリバリ材料の表面エネルギと類似し、水性アルコールベースの表面エネ
ルギよりも低ければ、皮膚軟化材料は、製剤が肌に塗布されるまでデリバリ材料
内に捕捉され続ける傾向がある。
【0037】 皮膚軟化材料は、1つまたはそれ以上のアルキル基置換ポリシロキサンポリマ
ー(例えば、シリコーン)、及び/または、ペトロラタム及び化粧品組成内に使
用するために当分野においては公知の型の鉱油のような、1つまたはそれ以上の
液体炭化水素皮膚軟化剤であることができる。“ペトロラタム”は、パラフィン
ワックスまたは微晶質ワックス等のような溶融物質と鉱油とによって形成された
混合体のような、外観及び稠度がペトロラタムに類似する炭化水素材料の混合体
も含む。皮膚軟化材料は、植物及び動物脂肪(例えば、ラノリン、ホスホリピド
及びそれらの誘導体を含むこともできる。望ましくは、皮膚軟化材料は、ジメチ
コーン、及び/または1またはそれ以上のアルキル基置換ポリシロキサンポリマ
ーである。本発明の1面では、皮膚軟化材料は、望ましくはペトロラタム、及び
ジメチコーンと他のアクリル基置換ポリシロキサンポリマー及びペトロラタムの
ような液体炭化水素皮膚軟化剤との組合せのような、1またはそれ以上の液体炭
化水素皮膚軟化材料を含む。これらのジメチコーン及びポリシロキサン材料は、
20乃至50センチポアズの範囲内の粘度を望ましく有している。
【0038】 上述した皮膚軟化材料は、例えば、脂肪酸、または約12から22までの炭素原子
を有する脂肪族アルコールから誘導した1つまたはそれ以上の脂肪酸エステル皮
膚軟化剤のような、他の皮膚軟化剤を更に含むことができる。これらのエステル
の例は、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリ
ン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソステアリル、セバシン酸ジイソプロピ
ル、及びジペラルゴン酸プロピレングリコール、並びに2−エチルヘキシルイソ
ノノエート、2−ステアリン酸エチルヘキシル、乳酸セチル及び乳酸ラウリルの
ようなC12−C16脂肪族アルコール、ラノリン酸イソプロピル、2−サリチル酸
エチルヘキシル、ミリスチン酸オレイル、ステアリン酸オレイル、オレイン酸オ
レイル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸イソヘキシル、及びこれらの混合体の
ような、脂肪酸のメチル、イソプロピル、及びブチルエステルである。
【0039】 デリバリ材料は、粉末状材料のような、細かく分割された粒状の材料であるこ
とができる。粒子のサイズは、1マイクロメートル(1ミクロン、または1μm
)から約1000マイクロメートル、または約 ミリメートルまで変化することがで
きる。望ましくは、デリバリ材料は、約5マイクロメートルから数百マイクロメ
ートルまでの範囲にわたるサイズを有している。デリバリ材料が、水性アルコー
ルベース内に容易に分散することも望ましい。これは、比較的小さいサイズを有
する粒状デリバリ材料を使用することによって達成できる。粒状デリバリ材料が
沈殿する傾向を減少させるのを援助するために、水性アルコールベースに粘度調
整剤またはシックニング剤を添加することも有用であり得る。
【0040】 本発明の特色は、デリバリ材料が、皮膚軟化材料を保持または含み、製剤が肌
に塗布された時に皮膚軟化材料を解放することである。皮膚軟化材料の解放は、
カプセル、中空ビーズ、及び/または殻内にカプセル封じされている皮膚軟化剤
の場合におけるように、迅速に発生させることができる。これらの材料は、塗布
中に機械的破壊または破損を生じ易い。皮膚軟化材料の解放は、タルク、粘土、
澱粉、及び/またはポリマーデリバリ材料内に捕捉されている皮膚軟化材料の場
合におけるように、制御された、または継続的な解放であることができる。これ
らのデリバリ材料からの皮膚軟化材料の解放は、以下のメカニズムの1つまたは
それ以上によって発生し得る。即ち、ウィッキング、移動、蒸発、デリバリ材料
の機械的破壊、及び変位である。
【0041】 例えば、デリバリ材料は、ゲルカプセル、小さいプラスチックビーズまたは球
、及び/または皮膚軟化剤ブレンドを保持または取り囲む単層、または多層から
なる類似気泡状構造の形状の、粒状デリバリ材料であることができる。本発明の
別の実施の形態では、デリバリ材料は、皮膚軟化剤ブレンドを捕捉することがで
きる。例えば、デリバリ材料は、吸収剤の形状、または若干の澱粉、タルク、粘
土、金属、ポリマー捕捉材料等のような表面積の大きい材料の形状の粒状デリバ
リ材料であることができる。
【0042】 望ましくは、粒状デリバリ材料は、ポリマー捕捉材料である。これらの材料は
、例えば、ポリオレフィン、ナイロン、ポリアクリル等のようないろいろなポリ
マーから形成することができる。ポリマー捕捉材料の例は、CTFA指定アクリ
ル酸塩コポリマーを有する1つまたはそれ以上の材料を含む。アクリル酸塩コポ
リマーの例は、白い自由流動粉末のように見える橋かけメタクリル酸塩として特
徴付けることができる。適当なアクリル酸塩コポリマーがカリフォルニア州レッ
ドウッドのAdvanced Polymer SystemsからMicrosponge(登録商標)及びPolytra
p(登録商標)として入手可能である。Polytrap(登録商標)として市販されて
いる例示材料は、無定形自由流動粉末の形状の、高度に橋かけされたポリメタク
リル酸塩ポリマーである。この材料は、粉末状構造を有している。最小または主
単位は、約1マイクロメートルまたはそれより小さいサイズの個々の粒子である
。これらの粒子は、部分的に融合して約20マイクロメートルから80マイクロメー
トルまでのサイズ範囲の集塊を形成する。これらの集塊は、静電力及び機械的も
つれによって互いに保持し合い、更に大きい凝集または集塊を形成する。これら
の材料は、本製剤内に組み入れるのに有用なレベルの皮膚軟化剤を捕捉するため
に使用することができ、またアクリル酸塩コポリマーの重量に基づいて、約35重
量%の捕捉されたジメチコーンを含むことができる。これらの材料は、アクリル
酸塩コポリマーの重量に基づいて、約63重量%の捕捉されたジメチコーンを含む
ことができ、またアクリル酸塩コポリマーの重量に基づいて、約7重量%の捕捉
されたペトロラタムを含むことができる。アクリル酸塩コポリマー製品の別の例
は、アクリル酸塩コポリマーの重量に基づいて、約35重量%の捕捉されたジメチ
コーンを含むPlytrap (登録商標)7100ミクロビーズ材料である。この材料は、
ほぼ200マイクロメートルの粒子の形状の、高度に橋かけされたポリメタクリル
酸塩コポリマーである。これらの粒子は、それらが肌を横切って広がると、容易
に砕けると解説されている。これらのミクロビーズ材料は、望ましくは、他のレ
ベル(例えば、望ましくは、より高いレベル)の皮膚軟化材料(例えば、ジメチ
コーン及び/またはペトロラタム)、並びに他の成分を含むことができる。例え
ば、若干の材料は、アクリル酸塩コポリマーの重量に基づいて、約50重量%乃至
約75重量%の捕捉されたジメチコーンを含むことができる。望ましくは、若干の
材料は、アクリル酸塩コポリマーの重量に基づいて、約55重量%乃至約65重量%
の捕捉されたジメチコーンを含むことができる。別の例として、若干の材料は、
アクリル酸塩コポリマーの重量に基づいて、約2重量%乃至約15重量%の捕捉さ
れたペトロラタムを含むことができる。望ましくは、若干の材料は、アクリル酸
塩コポリマーの重量に基づいて、約5重量%乃至約10重量%の捕捉されたペトロ
ラタムを含むことができる。
【0043】 Microsponge(登録商標)として市販されているアクリル酸塩コポリマーの例
は、約25マイクロメートルの球形粒子の形状の、高度に橋かけされたポリメタク
リル酸塩コポリマーである。この材料は、約0.57g/ccのバルク密度を有して
いると言われる。
【0044】 有用な粒状デリバリ材料に関しては、例えば、本明細書がそれらの内容を参照
している、1987年9月1日付米国特許第4,690,825号“Method For Delivering A
n Active Ingredient By Controlled Time Release Utilizing A Novel Deliver
y Vehicle Which Can Be Prepared By A Process Utilizing The Active Ingred
ient As A Porogen”、1990年11月6日付米国特許RE 33,429号“Lattice-Entrap
ped Emollient Moisturizer Composition”、及び1992年9月8日付米国特許第5
,145,675号“Two Step Method For Preparation Of Controlled Release Formul
ations”を参照されたい。
【0045】 粒状デリバリ材料は、1992年10月のCosmetics & Toiletries, Vol. 107, No.
8の65-70頁に所載のAbrutyn, E. S.及びSaxena, S. J.の論文“Polymeric Contr
olled Release Topical Cosmetic Applicatons”、及び1989年7月のHAPPI maga
zine, Vol. 26, No. 7に所載のKlein, W. L.及びDiSapio, A. J.の論文“Acryla
tes Copolymer : A Technique for Entrapping Cosmetic Additives”にも記述
されている。一般的に言えば、製剤は、約0.1重量%から約5重量%までの、皮
膚軟化材料を含むデリバリ材料(例えば、粒状デリバリ材料)を含んでいる。も
しデリバリ材料が比較的大量の皮膚軟化材料を含んで届けることできれば、比較
的少量のデリバリ材料を使用することができる。一方、もしデリバリ材料が比較
的少量の皮膚軟化材料を含んで届けることできれば、比較的大量のデリバリ材料
を使用する必要があろう。例えば、同一レベルの皮膚軟化材料を届けるためには
、アクリル酸塩は比較的少量で十分であり、澱粉またはタルクは比較的大量を必
要としよう。
【0046】 デリバリ材料内への皮膚軟化材料のローディングは、粒状デリバリ材料の最大
液体ロードに依存して変化するが、一般的には、粒状デリバリ材料は、粒状デリ
バリ材料の重量に基づいて、約10重量%から約80重量%までの皮膚軟化材料を含
むことができるものと考えられる。このレベルは、澱粉及びタルクの場合には上
記範囲の下端にあり、またアクリル酸塩コポリマーの場合には上記範囲の上端に
あろう。例えば、若干の集塊したアクリル酸塩コポリマーを使用する場合、それ
らは、粒状デリバリ材料の重量に基づいて、皮膚軟化材料の約35重量%から約75
重量%まででロードすることができる。別の例として、粒状デリバリ材料は、粒
状デリバリ材料の重量に基づいて、約50重量%から約70重量%までの皮膚軟化材
料を含むことができる.。
【0047】 若干の型のデリバリ材料(例えば、粒状デリバリ材料)内にロードされる液体
の表面エネルギを調整することによって、ローディングレベルに影響を与えるこ
とができる。例えば、若干のアクリル酸塩コポリマーデリバリ材料は、40乃至50
ダイン/センチメートルの範囲内の表面エネルギを有している。一般に、この範
囲内の表面エネルギを有する成分は粒子を濡らし、吸収される。もし液体の表面
エネルギが遙かに高ければ、それは界面活性剤を添加することによって引き下げ
ることができる。
【0048】 本発明の1面によれば、皮膚軟化材料が、湿潤剤成分によってもたらされ得る
製剤の望ましくない感触属性を減少させる。例えば、ジメチコーン皮膚軟化剤の
ようなアルキル基置換ポリシロキサンポリマーであることができる皮膚軟化材料
、及び/またはペトロラタムのような液体炭化水素皮膚軟化剤は、製剤内のグリ
セリン湿潤剤によってもたらされ得るねばつき感、または粘着感のレベルを低下
させる。発明者らは、特定の動作理論を有してはいないが、皮膚軟化材料がグリ
セリンの表面にある層を形成し、触れた時にこの層が滑らかな、またはねばつき
のない感触を与えるものと考えられる。若干の粒状デリバリ材料も、湿潤剤成分
によってもたらされ得る製剤の望ましくないねばつき属性を減少させるのを援助
する。例えば、細かい粉末状の粒状デリバリ材料は、滑らかなすべすべ感を与え
るのを援助することができる。タルクは、望ましい感触属性を与えるのを援助す
るデリバリ材料として有用であり得る。タルクまたは類似のデリバリ材料を、例
えばアクリル酸塩コポリマーのような他の粒状デリバリ材料とブレンドできるこ
とを意図している。
【0049】 湿潤剤は、2から3までの水酸基を有する水溶性多価アルコール、またはそれ
らのブレンドであることができる。望ましくは、湿潤剤はグリセリンである。製
剤内の湿潤剤の量は、所望の潤いのレベルに依存して変化させることができる。
望ましくは、湿潤剤のレベルは、約1重量%から約15重量%までの範囲であるこ
とができる。例えば、製剤は、約1重量%から約5重量%までの湿潤剤(例えば
、グリセリン)を含むことができる。
【0050】 水性アルコールベースは、水及びアルコール成分を含む。一般的に言えば、ア
ルコール成分は、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、
ブタノール、t−ブタノール、2−ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、
及びこれらのアルコールの混合体から選択することができる。望ましくは、アル
コール成分は、エタノールである。本発明の1面では、アルコールベースは、約
20重量%から90重量%までのアルコール成分と、約1重量%から約78.5重量%ま
での水を含むことができる。本発明の別の面では、アルコールベースは、約60重
量%から90重量%までのアルコール成分と、約1重量%から約38.5重量%までの
水を含むことができる。
【0051】 水性アルコールベースに他の材料を添加できることを意図している。例えば、
ベースは、抗菌剤、消毒剤、防腐剤、界面活性剤、水性アルコールと混和する皮
膚軟化剤、保存剤、粘度調節剤、シックナー、着色料、芳香剤、及び/または緩
衝剤及び/またはpH制御剤を更に含むことができる。
【0052】 シックニング剤の例は、スクロースのポリアリルエーテルが使用されているよ
うな、不飽和多官能性物質と橋かけされたアクリル酸の付加ポリマーである。こ
れらのポリマーは、米国特許第2,798,053号及び3,133,865号に開示されており、
CTFA(Cosmetic, Toiletry and Fragrance Association)に採用された名前
“Carbomer”を有し、オハイオ州クリーブランドのB. F. Goodrich Chemicals G
roupからCARBOMER(登録商標) 934、940、及び941として、またイリノイ州クリ
スタルレークのR. I. T. A. CorporationからACRITAMER(商標) 934、940、及
び941として市販されている。これらのポリマーは、25℃において10,000乃至100
,000センチポアズ(10乃至100パスカル秒)の、そしてポンプディスペンサ用と
して、好ましくは約10,000乃至50,000センチポアズ(10乃至50パスカル秒)の、
最も好ましくは約10,000乃至20,000センチポアズ(10乃至20パスカル秒)の範囲
内の粘度のゲル化組成を得るのに十分な量で、しかし組成内のアルコール及び水
が蒸発した後に肌上に粘着性の残留物を残す程多くはない量で使用することがで
きる。典型的には、合計組成の約2重量%までの、そして望ましくは約0.7重量
%までのこのようなシックナーを使用する。
【0053】 得られるゲル、並びに組成の肌ざわりを改善するために、他のシックナーを使
用することができる。例えば約0.1から約0.5まで、好ましくは0.25重量%の、メ
リーランド州バルチモアのAlcolac, Inc.製のJAGUAR HP-79及びHP-120のような
、高分子量の、そして高度置換ヒドロキシプロピルグアールガム(グアールガム
のプロピレングリコールエーテル)を使用することができる。他のシックナーの
例は、デラウエア州ウィルミントンのHercules, Inc.のAqualon Divisionから入
手可能なSepigel 307(ポリアクリルアミド、c 13−14イソパラフィン、及びLa
urth-7)、及びKLUCEL(登録商標) 99-HHFを含む。
【0054】 若干のシックニング剤/シックナーは、製剤の高アルコール含量によって影響
され得る。このような場合、製剤と相容性の安定剤及び/または中和剤を添加す
ることができる。これらの安定剤及び/または中和剤は公知であり、それらの選
択及び使用は、当分野に精通している者の能力内である。
【0055】 製剤は、1つまたはそれ以上の界面活性剤を少量(例えば、約1重量%より少
なく)含むことができる。望ましくは、界面活性剤は非イオン性界面活性剤であ
る。両性イオン界面活性剤を含むアニオンまたは両性界面活性剤を適宜使用する
ことができる。
【0056】 非イオン性界面活性剤の例は、化学式R’O(CH2CH2O)xHのポリエト
キシル化した酸化脂肪族アルコールである。但し、R’は約12から22までの炭素
原子の炭化水素基(ラジカル)であり、xは約2から100までの、そして好まし
くは約2から25までの値を有している。式内のROグループは、ラウリル、ミリ
スチル、セチル、ヘキサデシル、ステアリル、イソステアリル、ヒドロキシステ
アリル、オレイル、リシンオレイル、ベヘニル、及びエルシルアルコールのよう
な約12から22までの炭素原子を有する脂肪族アルコール、及び2−オクタデカノ
ールから誘導することができる。これらの界面活性剤の例は、ceteth-20(平均
約20単位の酸化エチレンを有する酸化ポリエチレンのセチルエーテル)である。
この、及び他のこのような非イオン性界面活性剤は、デラウェア州ウィルミント
ンのICI Americas, Inc.から商品名“BRIJ”で市販されている。
【0057】 非イオン性界面活性剤の他の例は、アルキル鎖内に6乃至12の炭素を有し、2
乃至25モルの酸化エチレンで濃縮されたアルキルフェノール、脂肪酸部分が約12
乃至22の炭素原子を含むエチレングリコールの単(モノ)及び二(ジ)脂肪酸エ
ステル、脂肪酸部分が約12乃至22の炭素原子を含む脂肪酸モノグリセリド、脂肪
酸部分が約12乃至22の炭素原子を含むようなソルビトールソルビタン、ポリオキ
シエチレンソルビトール、及びオリオキシエチレンソルビタンの脂肪酸エステル
のような化粧品内に典型的に使用されるものである。これらの界面活性剤は公知
であり、多くのものが市販されている。
【0058】 本発明の若干の実施の形態の処方例を、表1に示す。これらの処方は、成分及
び組成の範囲の例を示すものであって、本発明を特定の成分または組成に限定す
るものではないことを理解されたい。
【0059】 表 1 処方例 湿潤剤 粒状デリバリ材料 皮膚軟化剤 粒状デリバリ材料内への%ローディング 水性アルコールベース (100%になるように) 他の成分
【0060】 本発明は、上述した型の液体抗菌性肌湿潤化製剤を含浸させたウェットワイプ
をも包含する。
【0061】 ウェットワイプ基体は、例えば、不織ファブリック、織ったファブリック、編
んだファブリック、及びそれらの組合せのような、浸透性シートである。不織フ
ァブリックは、スパンボンデッドウェブ、メルトブロウンファイバのウェブ、ボ
ンデッド・カーデッドウェブ、水圧でもつれさせたウェブ等であることができる
。もし不織ファブリックがメルトブロウンファイバを含んでいれば、これらのメ
ルトブロウンファイバは、メルトブロウンミクロファイバであることも、または
メルトブロウンミクロファイバを含むこともできる。適当なウェットワイプが、
1990年2月27日付Yohの米国特許第4,904,524号、及び1997年8月12日付Vogtらの
米国特許第5,656,361号に開示されており、本明細書はこれらの特許の内容を参
照している。
【0062】 〔例〕調合 以下に、液体抗菌性肌湿潤化製剤の例を示す。一般的に言えば、成分は、それ
らの化学名、CTFA名、または若干の場合にはそれらの商品名によって識別さ
れている。成分は、普通の混合及び/または石鹸調合技術によって混合された。
Carbomer 940(登録商標)シックナーを、それが完全に水和するまで水中に混合
した。これには約40分かかった。この混合体に、トリエタノールアミンを除く残
余の成分を一時に1つづつ添加し、完全なる混合を可能にした。最後に、トリエ
タノールアミンを添加することによって、この混合体を濃厚化した。「肌湿潤化
評価」のための成分の特定量を、表2に示す。 表 2
【0063】 一連の液体抗菌性肌湿潤化製剤を、上述した調合技術と同一調合技術を使用し
、エチルアルコールゲルベースを使用して製造した。エチルアルコールゲルベー
ス内の成分の量は、Polytorap(登録商標)材料、及びグリセリンを添加しなか
ったことを除いて、表2にリストしたものと同一であった。エチルアルコールゲ
ルベース製剤のための%組成を表3に示す。 表 3 グリセリン、35重量%のジメチコーンを含むPolytrap(登録商標)材料、及び7
重量%のペトロラタム及び63重量%のジメチコーンを含むPolytrap(登録商標)
材料を含む湿潤剤及び皮膚軟化剤のいろいろな組合せを、このエチルアルコール
ゲルベースに添加した。これらのいろいろな組合せを、エチルアルコールゲルベ
ースに添加した成分の重量%について記述する。6つの各試験製品コード毎に添
加された成分を表4に示す。 表 4
【0064】 〔肌湿潤化評価} オバタ及びタガミは、解質層を流れる交流電流の能力は、その水内容の間接的
な測度であることを示した[Obata, And Tagami, H. “A rapid in vitro test
to assess skin moisturizers”, J. Soc. Cosmet. Chem., 41 235−241(July/A
ugust, 1990)}。
【0065】 肌の導電率を、日本の静岡県のI.B.S., Ltd.から入手可能なIBS Skicon-200導
電率計モデル03489を用いて測定した。導電率計には、オハイオ州シンシナテチ
ィのMeasurement Technologies製のMT-8Cプローブを装着した。MT-8Cプローブは
、ある円の16mmの円周の周りに等間隔に8ピンを有している。極性が交互して
いるこれらのピンは、約2mm離間している。MT-8Cプローブを用いて、16mm
のリングの周りの導電率を測定し、リングの周りの効果を平均化することによっ
て湿/乾/電解質効果を最小にした。
【0066】 この実験装置は肌の導電率をミリオームの単位で測定する。これらの測定は、
ばねロードされたプローブの尖端をサンプル部位(即ち、前腕のマークされた部
分)に配置してから5秒後の交流導電率を表す。この時間間隔は、導電率の変化
に応答して電子回路を安定化させるには十分であるが、それが閉塞的であること
、及び試験部位における正常の水損失に対する障害として作用することから、プ
ローブチップの増加した水和による影響を受けることがないように十分に短いも
のと考えられる。
【0067】 多数回塗布した時に、時間経過に伴う解質層に対する4つのアルコールゲル製
品の効果を比較する実験を行った。以下のアルコールゲルを評価した。
【0068】 アロエを有するPurell(登録商標)は、約62%のエチルアルコールと、少量の
イソプロピルアルコール、皮膚軟化剤、及びシックナーを含んでいる。Viragel
(登録商標)は、約70%のイソプロピルアルコールと、少量のプロピレングリコ
ール、シックナー、及び芳香剤を含んでいる。Sanigel(登録商標)は、約69%
のエチルアルコール15と、少量のグリセリン、シックナー、及び芳香剤を含ん
でいる。
【0069】 4人のパネリストに、彼等の最初のセッションの24時間前には前腕に石鹸また
はどのような型の湿潤化製品の使用をも避けるように依頼した。被験者を、30分
にわたって70°F、40%RHに設定された制御された室内で順化させた。順化の
後に、各被験者は、標準テンプレートを使用して彼等の前腕の手掌側に、2つの
5cm×5cm試験部位が描かれた。Skicon-200導電率計を使用して、各試験部
位から一連の基準測定を行った。5cm×5cm試験部位において、5つの導電
率の読みを取って平均した。2分間にわたって5つの肌水和の読みを取って平均
した。ランダムに順序付けした順番で、各部位に製品を塗布(0.1mL)した。
製品は、1/4サイズ円形運動を使用して、手袋をした手で塗布した。前腕上で製
品が乾燥するのに要した時間を記録した。製品が乾燥してから1分及び10分後に
、及び30及び60分後に肌の導電率測定を行った。製品は、30分おきに3回再塗布
した。各セッション中に、2つの製品を評価した。試験は4日連続して遂行した
【0070】 図1に示す結果は、1日目の最後の塗布から10分後に取った5回塗布及び10回
塗布の平均導電率測定が、コードG(Sanigel(登録商標))の場合には基準線
よりも低く、B(アロエを有するPurell(登録商標))の場合には僅かに高いが
、コードJ(Viragel(登録商標))及びW(新しい処方)の場合には遙かに高
いことを示している。これは、コードJ及びWが肌の潤いを増加させ、コードG
及びBが肌の潤いを増加させていないことを表している。
【0071】 図2及び3に示す結果は、2日目及び3日目の10回目の塗布から30分及び60分
後に取られた導電率測定の平均が、コードGの場合には基準線より低く、コード
B及びコードJの場合には僅かに高いことを示している。コードWは、基準線よ
りも高い。コードWは、10回目の塗布の後の60分間は肌の水分を増加させ、一方
コードJはこの時間枠の間にかなり減少させる。これは、処方内のグリセリンが
肌内に保持されて肌の水分を増加させることを示している。
【0072】 図4は、4日間にわたる各コード毎の基準線の読みを示している。コードWは
、4日間にわたって基準線の読みが最高に増加した。これは、この製品が24時間
にわたって水分を維持することを示している。コードJ及びCは、調査中に最低
の基準線の読みを有している。コードJ(Viragel(登録商標))は、基準線が
日毎にまずまずの低い読みを有している。しかしながら、SkiCon測定値は、この
製品が塗布の短時間後に肌の導電率を増加させることを表している。これは、肌
が、夜間にこの水分を失うことを意味している。コードG(Sanigel(登録商標
))の基準線測定は、日毎に変化することがない。
【0073】 表4に示したアルコールゲル製剤についての別の調査として、肌の導電率試験
を遂行した。この調査は、6人のパネリストが参加したことを除いて、上述した
ものと同じ機器及び試験手順を使用した。
【0074】 表4の製剤の試験結果を、図5−9に示す。図5−9の肌の導電率データのグ
ラフは、日によってグループ化されている。各グループ内の6つの個々のバーは
、特定のコードの肌の導電率の読みを表している。各グループ内の個々のバーは
順番に配列されており、(左から右へ)コード123、コード283、コード335、コ
ード472、コード581、及びコード927を表している。図5及び6は、1日目の基
準線から5日間の%変化を示している。このデータは、コード283、472、及び58
1(全てグリセリンを含む)が、時間が経つと肌の水分を増加させることを示し
ている。コード581は最高の変化を呈しているが、これは、小さいサンプルサイ
ズが原因であり重要ではあり得ない。水分の最高の増加は、5日目に発生してい
る。これは、製品を肌に多数回塗布したために、解質層内にグリセリンが累積し
たことによって生じたものと考えられる。コード123、335、及び927は、時間が
経っても肌の水和作用の読みを増加させていない。このデータは、グリセリンを
含む製品が肌の水分を増加させることを示している。アクリル酸塩コポリマーを
含んでいてもグリセリンを含まない製剤は、肌を乾燥させる傾向があることが解
る。
【0075】 図7は、5日間にわたる絶対基準線の読みを示している。コード283、472、及
び581の場合には、肌の水和作用が日毎に安定に増加している。6つの全てのコ
ードにおいて、肌の水和作用は5日目に最高に増加している。
【0076】 図8は、10回塗布してから30分後までの朝の基準線を形成する読みの変化を示
している。図9は、夜中の読みの変化を示している。グリセリンを含む製剤を塗
布すると日中の肌の導電率が増加するが、グリセリンを有していないアルコール
ゲルは低い読み(より乾燥した肌に対応する)をもたらす。また、夜中に逆方向
への回復が存在している。高い水分レベルは幾分失われるが、乾燥肌が水分をピ
ックアップしている。グリセリンの場合、回復の大きさが、5日間を通しての総
合的な増加を発生させている。
【0077】 ジメチコーン皮膚軟化剤、またはジメチコーン/ペトロラタム皮膚軟化剤ブレ
ンドを含む製剤を用いると、日中の肌の導電率が大きく低下することが解る。こ
れは、ジメチコーンが肌導電率計の電気的測定に対する絶縁体として作用するこ
とによってもたらされる本試験方法のアーチファクトであると考えられる。夜間
の肌の通常の発散、及びジメチコーン層の散逸によって、この見掛け上の絶縁効
果が失われ、基準線の読みが一貫する。
【0078】 〔触感試験−対比較〕 対比較使用試験において、7つの製剤の効果を評価した。6つの製剤はグリセ
リン組成、心地の良くない感触を減少させた皮膚軟化剤成分の存否が異なってい
る。「触感試験−対比較」のための特定の成分量を、表5に示す。 表 5 %組成
【0079】 この調査に使用されたViragel(登録商標)製品は、約70%のエチルアルコー
ルと、少量のプロピレングリコール、シックナー、及び芳香剤を含んでいる。Vi
ragel(登録商標)は、コード684として20ラベル付きであった。
【0080】 この調査においては、以下のように4つの製品を比較評価した。 比較1:コード781(2%グリセリン) コード525(2%グリセリン+皮膚軟化剤) 比較2:コード245(4%グリセリン) コード337(4%グリセリン+皮膚軟化剤) 比較3:コード123(8%グリセリン) コード473(4%グリセリン+皮膚軟化剤) 比較4:Viragel−コード684 コード337(4%グリセリン+皮膚軟化剤)
【0081】 19人のパネリストがこの調査に参加した。彼等は、試験製品を塗布する前に、
1mLの「トライアングル」ローション石鹸で彼等の手を3回洗うように指令さ
れた。これは、肌上に存在している恐れのある塵埃または不純物を除去するため
に行われた。調査調整者によって、試験製品の1mL部分が各パネリストの手掌
上に注入された。吸収された後に、パネリストは彼等の肌の初期ねばつき評価を
行った。次いで、パネリストは3分間待たされ、最終評価を行った。
【0082】 パネリストは評価と評価との間に彼等の手を洗い、先行製品を除去した。次い
で、比較用のゲルが彼等の手掌上に注入され、上記手順を繰り返した。この時点
で、パネリストに、2つの製品のどちらが彼等の肌によりねばついて、またどれ
程それを感じたかを決定するように尋ねた。1を差が最小レベルであるとし、10
を差が最高レベルであるとする10点評価尺度を使用して、感知したねばつき感の
程度を決定して貰った。この調査の結果を、表6及び図5及び6に示す。 表 6 ねばつき試験−対比較 評価尺度 1=差無し。 3=極めて小さい差、確信なし、それを感じない者もいる。 5=僅かな差、判断には確信あり。 7=中程度の差、容易に感知、確信あり。 9=極めて大きいさ、極めて容易に感知、顕著。
【0083】 図5は、パネリストの初期評価を示している。図6 15は、3分後のパネリ
ストの評価を示している。図5及び6において、粒状デリバリ材料内に捕捉され
ている皮膚軟化剤を含む製品は、グリセリンのパーセンテージレベルと、それに
続く語“APSグリセリン”でラベル付けされている。
【0084】 〔ねばつき試験−触感後〕 上述した2つの製品コードのねばつき感を評価し、皮膚軟化剤の効果を決定す
るための試験を行った。試験した製品コードは、共に4%のグリセリンを含んで
いる。コード245には皮膚軟化剤は含まれていない。コード337は、Polytrap(登
録商標)の重量に基づいて、35重量%のジメチコーン皮膚軟化剤をロードした2
%のPolytrap(登録商標)アクリル酸塩コポリマーを含んでいる。
【0085】 6人のパネリストがこの調査に参加した。彼等は、以下の試験手順に従った。 1.パネリストは、試験製品を塗布する前に、1mLの「トライアングル」ロ ーション石鹸(登録商標:Kimbery-Clark Corporationから入手可能)で 彼等の手を洗うように指令された。 2.1mLの試験製品が、パネリストの手掌上に注入された。 3.未だ湿っている間に、パネリストは試験製品の初期感触を記述する属性の リストを作成した。 4.製品が肌内に吸収された後に、パネリストは試験製品の事後感触を記述す る属性のリストを作成した。 5.パネリストは、製品がどれ程長くねばついていたかを計時し、記録した。 6.第2の試験製品を使用して上記手順を繰り返した。製品は、変化性を減少 させるためにランダムに分類された。
【0086】 ねばつきを感じる平均時間が、各コード毎に報告された。 ・ コード337(グリセリン+ジメチコーン)=1分のねばつき。 ・ コード245(グリセリン)=19分のねばつき。
【0087】コード337−属性 初期感触(湿潤時)−冷たい、砂のような、練り物のような、滑らか、ぬるぬ
る。 事後感触(乾燥時)−冷たい、潤った、滑らか、すべすべ、粉末状。
【0088】 コード245−属性 初期感触(湿潤時)−冷たい、ねばねば、練り物のような、滑らか、ぬるぬる
。 事後感触(乾燥時)−冷たい、潤ってはいるがそれでもねばねば、ねばつき、
べたべた、練り物のような、ぬるぬる、粘りつく。
【0089】 以上に、本発明を若干の実施の形態に関して説明したが、本発明によって包含
される主題は、これらの特定の実施の形態に限定されるものではないことを理解
されたい。反対に、本発明の主題は、特許請求の範囲内に含まれ得る全ての代替
、変更、及び等価を含むことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 肌の導電率試験結果の例を示すバーグラフである。
【図2】 肌の導電率試験結果の例を示すバーグラフである。
【図3】 肌の導電率試験結果の例を示すバーグラフである。
【図4】 肌の導電率試験結果の例を示すバーグラフである。
【図5】 肌の導電率試験結果の例を示すバーグラフである。
【図6】 肌の導電率試験結果の例を示すバーグラフである。
【図7】 肌の導電率試験結果の例を示すバーグラフである。
【図8】 肌の導電率試験結果の例を示すバーグラフである。
【図9】 肌の導電率試験結果の例を示すバーグラフである。
【図10】 対比較感触試験結果の例を示すバーグラフである。
【図11】 対比較感触試験結果の例を示すバーグラフである。
【手続補正書】
【提出日】平成14年8月23日(2002.8.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/268,393 (32)優先日 平成11年3月15日(1999.3.15) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 ディ サピオ アルフレッド ジョセフ アメリカ合衆国 コネチカット州 06831 −5156 グリニッチ アレクサンダー ス トリート 10 Fターム(参考) 4C083 AA112 AB051 AB431 AB441 AC011 AC012 AC101 AC102 AC111 AC121 AC122 AC542 AD041 AD091 AD092 AD151 AD152 AD161 AD241 BB48 BB51 CC02 CC22 DD27 DD41 EE12 FF05

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体抗菌性肌湿潤化製剤であって、 水性アルコールベースと、 湿潤剤と、 上記製剤が肌に塗布された時に、皮膚軟化材料を解放するようになっているデ
    リバリ材料と、 上記水性アルコールベース内に混和せず、上記デリバリ材料によって含まれる
    皮膚軟化材料と、 を備えていることを特徴とする製剤。
  2. 【請求項2】 上記皮膚軟化材料は、上記湿潤剤内に混和しないことを特徴
    とする請求項1に記載の製剤。
  3. 【請求項3】 上記デリバリ材料は、上記皮膚軟化剤ブレンドをカプセル封
    じすることを特徴とする請求項1に記載の製剤。
  4. 【請求項4】 上記デリバリ材料は、小さいカプセル、及び小さい中空ビー
    ズから選択された粒状材料であることを特徴とする請求項4に記載の製剤。
  5. 【請求項5】 上記デリバリ材料は、上記皮膚軟化剤ブレンドを捕捉するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の製剤。
  6. 【請求項6】 上記デリバリ材料は、澱粉、タルク、粘土、及びポリマー捕
    捉材料から選択された粒状材料であることを特徴とする請求項5に記載の製剤。
  7. 【請求項7】 上記ポリマー捕捉材料は、アクリル酸塩コポリマーであるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の製剤。
  8. 【請求項8】 上記皮膚軟化材料は、アルキル基置換ポリシロキサンポリマ
    ー、及び液体炭化水素皮膚軟化剤からなる皮膚軟化剤ブレンドであることを特徴
    とする請求項1に記載の製剤。
  9. 【請求項9】 上記皮膚軟化剤ブレンドは、ポリジメチルシロキサンポリマ
    ー及びペトロラタムからなることを特徴とする請求項8に記載の製剤。
  10. 【請求項10】 上記デリバリ材料は、約10重量%から約80重量%までの皮
    膚軟化材料を含むことを特徴とする請求項1に記載の製剤。
  11. 【請求項11】 上記デリバリ材料は、約50重量%から約75重量%までの皮
    膚軟化材料を含むことを特徴とする請求項1に記載の製剤。
  12. 【請求項12】 上記デリバリ材料は、約50重量%から約70重量%までの皮
    膚軟化材料を含むことを特徴とする請求項1に記載の製剤。
  13. 【請求項13】 上記湿潤剤は、2から3までの水酸基を有する水溶性多価
    アルコールから選択されることを特徴とする請求項1に記載の製剤。
  14. 【請求項14】 上記湿潤剤は、グリセリン、プロピレングリコール、ジプ
    ロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサン
    トリオール、及びそれらの混合体から選択されることを特徴とする請求項1に記
    載の製剤。
  15. 【請求項15】 上記水性アルコールベースは、水と、メタノール、エタノ
    ール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタノール、2−ブ
    タノール、ペンタノール、ヘキサノール、及びそれらの混合体から選択されたア
    ルコール成分とからなることを特徴とする請求項1に記載の製剤。
  16. 【請求項16】 上記水性アルコールベースは、ゲルからなることを特徴と
    する請求項1に記載の製剤。
  17. 【請求項17】 上記皮膚軟化材料は、上記製剤が肌に塗布された時に上記
    湿潤剤上の被覆を形成することを特徴とする請求項1に記載の製剤。
  18. 【請求項18】 液体抗菌性肌湿潤化製剤であって、 約60から約90重量%までのアルコールと、約1重量%から38.5重量%までの水
    とからなるアルコールベースと、 約1重量%から約15重量%までの湿潤剤と、 上記製剤を肌に塗布した時に上記水性アルコールベースと混和しない皮膚軟化
    材料を解放するようになっている約0.1重量%から約5重量%までの粒状デリバ
    リ材料と、 を備え、 上記粒状デリバリ材料は、上記粒状デリバリ材料の重量に基づいて、約10重量
    %から約80重量%までの上記皮膚軟化材料を含んでいる ことを特徴とする製剤。
  19. 【請求項19】 上記アルコールは、メタノール、エタノール、プロパノー
    ル、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタノール、2−ブタノール、ペンタ
    ノール、ヘキサノール、及びこれらのアルコールの混合体から選択されることを
    特徴とする請求項18に記載の製剤。
  20. 【請求項20】 上記湿潤剤は、2から3までの水酸基を有する水溶性多価
    アルコールから選択されることを特徴とする請求項18に記載の製剤。
  21. 【請求項21】 上記皮膚軟化材料は、アルキル基置換ポリシロキサンポリ
    マー、及び液体炭化水素皮膚軟化剤からなる皮膚軟化剤ブレンドであることを特
    徴とする請求項18に記載の製剤。
  22. 【請求項22】 上記粒状デリバリ材料は、上記皮膚軟化剤ブレンドをカプ
    セル封じすることを特徴とする請求項18に記載の製剤。
  23. 【請求項23】 上記粒状デリバリ材料は、上記皮膚軟化剤ブレンドを捕捉
    することを特徴とする請求項18に記載の製剤。
  24. 【請求項24】 上記粒状デリバリ材料は、澱粉、タルク、粘土、及びポリ
    マー捕捉材料から選択されることを特徴とする請求項5に記載の製剤。
  25. 【請求項25】 上記ポリマー捕捉材料は、アクリル酸塩コポリマーである
    ことを特徴とする請求項24に記載の製剤。
  26. 【請求項26】 液体抗菌性肌湿潤化製剤であって、 約60から約90重量%までの、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプ
    ロパノール、ブタノール、t−ブタノール、2−ブタノール、ペンタノール、ヘ
    キサノール、及びそれらの混合体から選択されたアルコールと、約1重量%から
    38.5重量%までの水とからなるアルコールベースと、 約1重量%から約15重量%までの、2から3までの水酸基を有する水溶性多価
    アルコールから選択された湿潤剤と、 上記製剤を肌に塗布した時に上記水性アルコールベースと混和しない皮膚軟化
    材料を解放するようになっている約0.1重量%から約5重量%までの、アクリル
    酸塩コポリマー粒状デリバリ材料と、 を備え、 上記粒状デリバリ材料は、上記粒状デリバリ材料の重量に基づいて、約10重量
    %から約80重量%までの、アルキル基置換ポリシロキサンポリマー及び液体炭化
    水素皮膚軟化剤からなる皮膚軟化剤ブレンドを含んでいる ことを特徴とする製剤。
  27. 【請求項27】 液体を含み、放出するようになっている多孔質シートと、 液体抗菌性肌湿潤化製剤と、 を備え、 上記液体抗菌性肌湿潤化製剤は、 水性アルコールベースと、 湿潤剤と、 上記製剤が肌に塗布された時に、皮膚軟化材料を解放するようになっているデ
    リバリ材料と、 上記水性アルコールベース内に混和せず、上記デリバリ材料によって含まれる
    皮膚軟化材料と、 を備えていることを特徴とするウェットワイプ。
  28. 【請求項28】 水性アルコールベースと、 湿潤剤と、 上記製剤が肌に塗布された時に、皮膚軟化材料を解放するようになっているデリ
    バリ材料と、 上記水性アルコールベース内に混和せず、上記デリバリ材料によって含まれる
    皮膚軟化材料と、 を備えている液体抗菌肌湿潤製剤を塗布するステップを含むことを特徴とする肌
    を消毒し、湿潤化する方法。
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