JP2003519313A - 狭い間隔で存在する平行な2つの軸を駆動するためのチェーン駆動機構 - Google Patents

狭い間隔で存在する平行な2つの軸を駆動するためのチェーン駆動機構

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、狭い間隔で存在する平行な2つの軸(11,12)を、特にピストン内燃機関において上方に位置する2つのカム軸を駆動するためのチェーン駆動機構であって、このチェーン駆動機構において、駆動機構(1)を介して、また軸(11,12)におけるチェーンホイール(3,4)を介して案内されている駆動チェーン(2)が設けられており、またそれぞれの軸(11,12)に少なくとも1つのチェーンホイール(3,4)が設けられており、その際チェーンホイール(3,4)が、互いに軸方向に変位させられ、かつ重ねられて設けられており、そして一方の軸(11,12)における、また他方の軸(11,12)におけるチェーンホイール(3.2,4.2)それぞれに、少なくとも1つの支持ホイール(13,14)が付設されており、この支持ホイールを介して、この軸(11,12)においてチェーンホイール(3.2,4.2)とは係合してないチェーン部分(2.3,2.4)の縁部領域(15)が、案内かつ支持されているチェーン駆動機構に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 駆動ローラチェーン及び対応するチェーンホイールを介して駆動される平行な
2つの軸により駆動する際、例えばピストン内燃機関において上方に位置する2
つのカム軸を駆動する際は、しばしば、伝達される回転モーメント又は駆動軸チ
ェーンの走行条件によって条件付けられるチェーンホイールの歯末円直径に基づ
いて、両方の軸が相対的に広く互いに離れるように位置決めされなければならな
いという問題点が提起される。ピストン内燃機関におけるカム軸の駆動において
は、このことが、ガス交換弁の位置に対するカム軸の位置が、常に最適に選択可
能ではないということにつながる。両方の軸の間のサイレントチェーン駆動機構
の配置はコストがかかり、チェーン横方向駆動機構の配置は、必要な歯末円直径
のために、所望の狭い間隔にはならない。
【0002】 本発明の基本である課題は、チェーン駆動機構により、上で述べた課題を解決
することにある。
【0003】 この解決は、本発明により、狭い間隔で存在する平行な2つの軸を、特にピス
トン内燃機関において上方に位置する2つのカム軸を駆動するためのチェーン駆
動機構であって、このチェーン駆動機構において、駆動機構を介して、また軸に
おけるチェーンホイールを介して案内されている駆動チェーンが設けられており
、またそれぞれの軸に少なくとも1つのチェーンホイールが設けられており、そ
の際チェーンホイールが、互いに軸方向に変位させられ、かつ重ねられて設けら
れており、そして一方の軸における、また他方の軸におけるチェーンホイールそ
れぞれに、少なくとも1つの支持ホイールが付設されており、この支持ホイール
を介して、この軸においてチェーンホイールとは係合してないチェーン部分の縁
部領域が、案内かつ支持されているチェーン駆動機構によって行なわれる。
【0004】 両方の軸におけるチェーンホイールの変位させられ、かつ重ねられた配置によ
って、チェーンホイールの備えられた直径よりも小さい軸の間隔を具現すること
ができる。両方の軸それぞれは、共にチェーンを介して駆動され、その際、それ
ぞれチェーンホイールを介して案内されないチェーン部分の縁部領域は、支持ホ
イールを介して案内される。摩擦損失は、通常のチェーン駆動と一致する。この
場合支持ホイールは、その外周において円形に形成されている。しかしながら、
支持ホイールが、その外周において多角形を備え、この多角形が、本質的にチェ
ーンの当接する領域の輪郭と一致する場合は有効である。複数列の駆動チェーン
(ローラチェーン又はスリーブ型チェーン)を有する実施形においては、リンク
プレートが支持ホイール上に位置する。サイレントチェーンを有する実施形にお
いては、サイレントチェーンの縁部が支持ホイール上に載置されており、従って
支持ホイールの輪郭は、歯車として形成することができる。
【0005】 2列又は複数列の駆動チェーンを使用する際の本発明による実施は、請求項2
の特徴によって特徴付けられている。
【0006】 サイレントチェーンを使用する際の本発明による実施は、請求項3並びに請求
項4及び5の特徴によって特徴付けられている。
【0007】 騒音の発生を減少させるためには、両方のチェーンホイールを結合するチェー
ン車間部分に、特に場所を固定して設けられた、特に僅かな転向を生じさせ、従
ってチェーン車間部分の振動と、これによりチェーンホイールへの走入の際のチ
ェーンリンクの「衝撃」とを減少させる摩擦ブロックが作用する場合が有効であ
る。これにより生じる摩擦損失の僅かな増大に、騒音の発生が対峙する。摩擦損
失の大きさは、強固にチェーン車間部分が摩擦ブロックによって緊張されること
にも依存する。
【0008】 本発明は、駆動チェーン、特に駆動ローラチェーン又は駆動スリーブ型チェー
ン又はサイレントチェーンに制限されていない。言葉の意味における「駆動チェ
ーン」以外に、歯付きベルト及び対応して歯付きベルトディスクも、「駆動チェ
ーン」及び「チェーンホイール」の概念によって含まれる。これに応じて本発明
の意味における「チェーン駆動機構」の概念は、歯付きベルト駆動機構も含む。
【0009】 本発明を、実施例の概略図により説明する。
【0010】 図1による従来のカム軸駆動機構においてはクランク軸回転数が、チェーンホ
イール1を介して駆動力として取り出され、ローラチェーン又はスリーブ型チェ
ーンの形態の駆動チェーン2により2つのチェーンホイール3,4に伝達され、
これらのチェーンホイールは、備えられた2:1の変速比nクランク軸:nカム軸に対 応して、相応に駆動チェーンホイール1の2倍の直径を備える。それぞれここで
は詳細には図示されてないカム軸と結合されている両方の駆動チェーンホイール
3及び4の直径は、両方のカム軸間のできるだけ最小の間隔aを設定する。
【0011】 両方のカム軸間の間隔を減少させることができるように、図1において図示さ
れた実施形によってチェーンホイール1の回転は、第1の駆動チェーン2.1、
及び、カム軸の一方と回転結合している変速を設定するチェーンホイール3を介
して、並びにチェーン横方向駆動機構5により、他方のカム軸に伝達される。従
ってチェーンホイール3とチェーンホイール6が結合されており、このチェーン
ホイールは、他方のカム軸におけるチェーンホイール7と、別の駆動チェーン2
.2を介して結合されている。しかしながらこの駆動機構配置は、制御チェーン
に対して、分離された2つの制御チェーンが設けられなければならず、これらの
制御チェーンが、それぞれ自身のチェーン緊張装置を介して案内されなければな
らないという欠点を有する。これにより高められた摩擦並びに高められた騒音発
生が生じる。
【0012】 このため選択的に、図3において図示された解決策が選択されており、これに
おいてはまた、チェーンホイール1及び駆動チェーン2.1を介してチェーンホ
イール3が駆動され、このチェーンホイールがカム軸と結合している。チェーン
ホイール3には歯車9が付設されており、この歯車は、対応する他方のカム軸に
おける歯車10と結合しており、横方向駆動機構のために歯車機構を形成する。
この解決策は、確かに両方のカム軸の間隔を減少させることを可能にするが、高
められた製造費及び組立費に結び付く。
【0013】 本発明は、図1による駆動機構から出発する。図4から明らかなように、ここ
でもまた駆動力が、クランク軸と結合されたチェーンホイール1によって取り出
され、中央の駆動チェーン2を介して第1のチェーンホイール配置3.1及び第
2のチェーンホイール配置4.1に伝達されている。このシステムにおいてはま
た、唯一つの駆動チェーンが設けられており、この駆動チェーンは、両方のチェ
ーンホイール配置3.1及び4.1を介して案内されている。
【0014】 図4による正面図により、しかしながら特に図5による平面図により明らかな
ように、両方のチェーンホイール配置3.1及び4.1は、これらのチェーンホ
イール配置が重なるように設けられており、従って両方のカム軸は、互いに狭い
間隔bで設けることができる。
【0015】 これを達成するため、図5による平面図が示すように、両方のチェーンホイー
ル配置のために、それぞれ、1つのチェーンホイール3.2と1つのチェーンホ
イール4.2が設けられており、これらのチェーンホイールは、それぞれ付属す
る軸11及び12と強固に結合されている。説明したように、両方のチェーンホ
イール3.2及び4.2は、図5から明らかなように、重ねられて、従ってまた
軸方向にも互いに変位されて設けられている。駆動チェーン2は、2列のローラ
チェーン又はスリーブ型チェーンによって形成される。両方のチェーントラック
2.3及び2.4の互いの間隔は、また両方のチェーンホイール3.2及び4.
2の互いの軸方向の間隔も設定する。
【0016】 チェーン配置3.1及び4.1の両方のチェーンホイール3.2及び4.2の
それぞれには、支持ホイール13及び14が付設されている。制御ホイール13
及び14はまた、軸方向に変位されており、これらの制御ホイールがそれぞれチ
ェーントラックのアウタプレート15を案内するように互いに設けられており、
これらのアウタプレートは、当該チェーンホイール配置3.1もしくは4.1に
おいて、チェーンホイールとは係合してない。両方の支持ホイール13及び14
は、その外周面が多角形として形成されており、これらの支持ホイールが、当接
するアウタプレートによって定義された輪郭と一致するように有効に成形されて
いる。
【0017】 付設された駆動チェーンホイール1は、2重チェーンホイールとして形成され
ており、従って両方のチェーントラック2.3及び2.4は、駆動チェーンホイ
ール1によって駆動され、これに応じて両方のチェーントラックのそれぞれが、
それぞれ1つのチェーンホイールを、即ちチェーントラック2.3がチェーンホ
イール3.2を、またチェーントラック2.4がチェーンホイール4.2を駆動
する。駆動チェーン2が、チェーン緊張装置を介して緊張されるので、両方の支
持ホイール13及び14の外周面の多角形の構造が、当接するアウタプレート1
5の対応する輪郭と関連して、それぞれ僅かな部分だけ、同様に付設された軸1
1もしくは12に回転モーメントを伝達するために寄与する。
【0018】 図5からは、この原理が3列の駆動チェーンによっても実現することができる
ことを容易に導き出すことができる。3列の駆動チェーンを使用する際は、図6
に対応して、軸の内の一方に、例えば軸11に、唯一つのチェーンホイール3.
2が設けられ、このチェーンホイールには、両側に相応の支持ホイール13.1
及び13.2が付設されている。その際チェーンホイール3.2を介して、中央
のチェーントラック2.5が案内される。
【0019】 その際他方の軸、例えば軸12には、2つのチェーンホイール9.3及び9.
4が付設されており、これらのチェーンホイールの軸方向の間隔は、駆動チェー
ンの外側の2つのチェーントラック2.6及び2.7を、このチェーンホイール
4.3及び4.4を介して案内することができるように設定されている。その際
この2つの平行なチェーンホイール4.3と4.4との間の支持ホイールの配置
を省略することができる。
【0020】 この配置によって、一方の軸12における2つのチェーンホイール4.3及び
4.4に、他方の軸11における2つの支持ホイール13.1及び13.2が付
設されており、これらの支持ホイールは、それぞれ、この軸11において中央の
チェーンホイール3.2とは係合してないチェーントラック2.6及び2.7の
アウタプレートを案内かつ支持する。2列の駆動チェーンを有する図5による実
施形においては、2つのチェーントラックがある程度の傾倒モーメントの支配下
にあるのに対し、最後に記載した3列の駆動チェーンを有する実施形は、それ自
身モーメントの無い状態にある。
【0021】 本発明は、上で記載した駆動チェーンの使用に限定されていない。特に図6に
よる配置は、歯付きベルトを使用するためにも適している。この場合歯付きベル
トが、対応する歯付きベルトディスクの両方のチェーンホイール4.3と4.4
との間の領域におけるいっぱいの撓みを回避させるか、減少させるために、走行
方向に対して横方向に設けられた増強要素を備えている場合は有効である。
【0022】 図7においては、大きなスケールで正面図において、カム軸駆動機構が、駆動
チェーンとしてサイレントチェーン2.11を有する図4による実施形に対応し
て図示されており、この駆動チェーンは、軸11及び12と回転固定に結合され
ている2つのチェーンホイール3.11及び4.11を介して案内されている。
【0023】 両方のチェーンホイール3.11及び4.11は、図4において概略的に図示
されているように重なり、従って駆動すべき両方の軸11及び12は、相応に互
いに僅かな間隔bで設けることができる。
【0024】 サイレントチェーン2.11を確実に、かつ可能な限り傾倒無く支持すること
ができるようにするために、更にまた、歯車と支持ホイールとの組み合わせが可
能である。しかしながらこの利点は、駆動チェーンとしてサイレントチェーンを
使用する際に、多数から成るフライヤチェーンの様式により変位されかつ重なっ
て、ボルトによって互いに結合されたこのプレートが形成される点にあり、これ
らのプレートは、走行面で歯として成形されており、従ってチェーンは、全体で
一貫した噛み合いを形成する。プレートは、ボルト上の滑り継ぎ手又はローラ継
ぎ手において位置する。隣り合うプレートの密な配置によって、サイレントチェ
ーンは、その転向方向は除いて、それ自身比較的強固な状態にある。これに応じ
て、チェーンホイールと支持ホイールとを互いに付設することは、かなり自由に
選択することができ、その際ここでは、支持ホイールが、その外周の輪郭におい
て、並びにその直径において、チェーンホイールとしての支持ホイールを形成す
ることができるという利点がある。
【0025】 図8は、幅の広いチェーンホイール3.11が、それぞれ半分ほどの幅の2つ
のチェーンホイール及び支持ホイールを形成するチェーンホイール4.11によ
って重ねられている配置を示す。チェーンホイール3.11に重なる幅の狭いチ
ェーンホイール4.11の全幅は、組み込まれる、ここでは示唆されているだけ
の駆動チェーン2.11の幅に一致し、その際チェーンホイール3.11及び両
方のチェーンホイール4.11をそれぞれ担持する幅は、共に所望の回転モーメ
ントを伝達するために必要な幅に十分でなければならない。
【0026】 図9は、逆向きにされた配置を示し、この配置においては、一方では、軸11
も軸12も、それぞれ1つの幅の広いチェーンホイール3.12と幅の狭いチェ
ーンホイール3.13を、また軸12.1が、幅の広いチェーンホイール4.1
2と幅の狭いチェーンホイール4.13を設けられており、これらのチェーンホ
イールは図示されたように重なっており、従って重なった領域における全幅はま
た、サイレントチェーンの幅と一致し、しかしながら他方では、両方の軸のチェ
ーンホイールは、その担持幅においてまた同じ幅であり、従って必要な回転モー
メントを伝達することができる。
【0027】 図10は、図9による配置の変形例を示し、この変形例においては、それぞれ
、それぞれの軸に同じ幅の2つのチェーンホイール3.12、3.13もしくは
4.12,4.13が設けられている。
【0028】 サイレントチェーンの別の利点は、それぞれ、それぞれ2つのプレートパック
において、互いに間隔を置いて設けられたそれぞれ2つのプレートが歯形無く形
成されており、従ってこれらのプレートが、巻き付いた領域において駆動チェー
ンを、それぞれ歯の軸方向の両側に対して案内する点にある。図8による配置に
おいては、この両方の案内プレートの横方向間隔が、チェーンホイール3.11
の幅に一致すれば、従って巻き付いた領域において、チェーンホイール3.11
の噛み合いが両側で覆われ、従って駆動チェーンが、このチェーンホイール3.
11の軸方向に案内される。平行な2つのチェーンホイール4.11に、駆動チ
ェーンの軸方向の案内が、それぞれこのチェーンホイールの噛み合いの互いに向
けられた側によって行なわれ、従って駆動チェーンが、このチェーンホイールに
も、そのトラックにおいて保持される。
【0029】 図9及び10による配置においては、チェーンが、その案内プレートの配置に
関して相応に形成される。
【0030】 図11においては、図4において図示された基本配置の変形例が再現されてい
る。この場合、騒音発生を減少させるために摩擦ブロック17が設けられており
、この摩擦ブロックは、2つのチェーンホイール3.1及び4.1を結合するチ
ェーン車間部分16に当接する。固定に又は弾性的にも支承することができる摩
擦ブロック17によって、チェーン車間部分16は若干転向され、従ってチェー
ンホイール4へのチェーンの走入条件は、矢印18の方向の走行方向における走
入方向において改善される。同時に接合面におけるチェーン車間部分の振動が阻
止される。これにより摩擦損失は、若干しか高められない。何故なら自身チェー
ンにおける高い張力において、摩擦力の大きさも設定する転向のために必要な垂
直力が、非常に僅かであるからである。この配置は、駆動チェーンの全ての形態
に対して使用することができる。
【0031】 与えられた空間関係に応じて、ローラチェーン又はスリーブ型チェーンにおけ
る摩擦ブロック17は、チェーンホイール間にも設けることができ、チェーン車
間部分16を対置された方向に転向することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 制御チェーンを有する従来のカム軸駆動機構を示す。
【図2】 チェーン横方向駆動機構を有するカム軸駆動機構を示す。
【図3】 歯車機構を有するカム軸駆動機構を示す。
【図4】 ローラチェーンを有する本発明によるカム軸駆動機構を示す。
【図5】 図4による駆動機構の平面図を示す。
【図6】 3列の制御チェーンを有する図5に対応した平面図を示す。
【図7】 サイレントチェーンを有するカム軸駆動機構を示す。
【図8】 サイレントチェーンを有する実施形のための図4による平面図を示す。
【図9】 図8による実施形に対する変形例を示す。
【図10】 図8による実施形に対する変形例を示す。
【図11】 転向させる摩擦ブロックを有する図4による実施形を示す。
【符号の説明】
1 駆動チェーンホイール 2 駆動チェーン 2.1 駆動チェーン 2.11 サイレントチェーン 2.2 駆動チェーン 2.3〜2.7 チェーントラック 3,4 チェーンホイール 3.1 チェーンホイール配置 3.11〜3.13 チェーンホイール 3.2 チェーンホイール 4.1 チェーンホイール配置 4.11〜4.13 チェーンホイール 4.2〜4.4 チェーンホイール 5 チェーン横方向駆動機構 6,7 チェーンホイール 9 歯車 9.3 チェーンホイール 9.4 チェーンホイール 11,12 軸 12.1 軸 13,14 支持ホイール 13.1 支持ホイール 13.2 支持ホイール 15 アウタプレート 16 チェーン車間部分 17 摩擦ブロック 18 矢印 a,b 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 100 42 041.9 (32)優先日 平成12年8月26日(2000.8.26) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),JP,U S (72)発明者 デュスマン・マルクス ドイツ連邦共和国、シュトルベルク、ヘル ツォークストラーセ、26 (72)発明者 ヴァーゲナー・ルーカス ドイツ連邦共和国、コールシャイト、ア ン・デア・ヴィントクンスト、8 (72)発明者 ラッハ・ライナー ドイツ連邦共和国、ヴュルゼレン、ヴィル ヘルムストラーセ、39 (72)発明者 ブック・ユルゲン スイス国、ヴァルト/チューリヒ、シュッ セルヴィーゼ、1 Fターム(参考) 3G016 AA08 AA19 BA23 BA28 BA30 CA16 GA00 GA01 GA04 3J049 AA08 BE02 BH07 CA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 狭い間隔で存在する平行な2つの軸(11,12)を、特に
    ピストン内燃機関において上方に位置する2つのカム軸を駆動するためのチェー
    ン駆動機構であって、このチェーン駆動機構において、駆動機構(1)を介して
    、また軸(11,12)におけるチェーンホイール(3,4)を介して案内され
    ている駆動チェーン(2)が設けられており、またそれぞれの軸(11,12)
    に少なくとも1つのチェーンホイール(3,4)が設けられており、その際チェ
    ーンホイール(3,4)が、互いに軸方向に変位させられ、かつ重ねられて設け
    られており、そして一方の軸(11,12)における、また他方の軸(11,1
    2)におけるチェーンホイール(3.2,4.2)それぞれに、少なくとも1つ
    の支持ホイール(13,14)が付設されており、この支持ホイールを介して、
    この軸(11,12)においてチェーンホイール(3.2,4.2)とは係合し
    てないチェーン部分(2.3,2.4)の縁部領域(15)が、案内かつ支持さ
    れているチェーン駆動機構。
  2. 【請求項2】 少なくとも2列の駆動チェーン(2)が設けられており、こ
    の駆動チェーンが、駆動機構(1)を介して、また軸(11,12)におけるチ
    ェーンホイール(3,4)を介して案内されていること、それぞれの軸(11,
    12)に設けられ、重ねられたチェーンホイール(3,4)が、ほぼチェーント
    ラックの間隔だけ互いに軸方向に変位させられていること、そして、それぞれの
    支持ホイール(13,14)が、この軸(11,12)においてチェーンホイー
    ル(3.2,4.2)とは係合してないチェーントラック(2.3,2.4)の
    アウタプレート(15)を案内かつ支持するように構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のチェーン駆動機構。
  3. 【請求項3】 駆動チェーンとしてサイレントチェーン(2.1)が設けら
    れており、このサイレントチェーンが、駆動機構を介して、また間隔を置いて互
    いに軸方向に変位させられ、かつ重ねられた軸(11,12)におけるチェーン
    ホイール(3,4)を介して案内されていること、そして、それぞれ一方の軸(
    11,12)における、また他方の軸(11,12)におけるチェーンホイール
    (3.11,4.11)に付設され、かつサイレントチェーンの縁部領域をこの
    軸において支持する支持ホイールが、同様にチェーンホイール(13.1,14
    .1)として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチェーン駆動機
    構。
  4. 【請求項4】 付設された支持ホイールを有するチェーンホイール(3,4
    )の全幅が、重なった領域において、サイレントチェーン(2.11)の幅に一
    致するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のチェーン駆動機
    構。
  5. 【請求項5】 それぞれ、一方の軸におけるチェーンホイール及び支持ホイ
    ールを担持する全幅が、他方の軸において担持する全幅と一致するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項3又は4に記載のチェーン駆動機構。
  6. 【請求項6】 両方のチェーンホイール(3,4)を結合するチェーン車間
    部分(16)に、転向させる摩擦ブロック(17)が付設されていることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のチェーン駆動機構。
JP2001549891A 2000-01-05 2000-12-13 狭い間隔で存在する平行な2つの軸を駆動するためのチェーン駆動機構 Expired - Fee Related JP4673536B2 (ja)

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