JP3157924U - 駆動伝達機構 - Google Patents

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荒木 美佐夫
美佐夫 荒木
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有限会社オートマジック
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Abstract

【課題】幅広タイヤ装着時、エンジンの配置変更を不要とし部品点数の増大を抑える駆動伝達機構を提供する。【解決手段】エンジンの駆動力を減速して出力し軸支部23に支持されるドライブシャフト21と、ドライブシャフト21の車幅方向外側延長端24に取り付けられるドライブスプロケット30と、後輪のドリブンスプロケットと、これらスプロケット30等に掛け回され、エンジン側の駆動力を後輪に伝達するチェーンとを備えている。ドライブスプロケット30の歯部35を、取り付け孔36より車幅方向外側に変位させて形成するとともに、ドライブスプロケット30の車幅方向内側面には、ドライブシャフト21のスプライン部32と軸支部23に支持される部位25との間S1に嵌合されるボス部40を設けた。【選択図】図3

Description

本考案は、チェーンドライブ方式を用いて後輪を駆動する駆動伝達機構に関するものである。
一般に、自動二輪車は、エンジンの回転出力をトランスミッション機構で一次減速して駆動軸に伝達するようになっている。自動二輪車では、駆動軸の減速された回転力をチェーンを介して駆動輪である後輪に伝達し、二次減速するようになっている。このようなチェーンドライブ方式では、エンジン側の駆動軸にドライブスプロケットを、駆動輪である後輪の車軸にドリブンスプロケットをそれぞれ設け、これら両スプロケットをチェーンで連結している(特許文献1参照)。
ところで、近年、前後輪に幅広タイヤを使用し、砂浜や泥ねい地でも走行可能な自動二輪車の利用が増大している。このような幅広タイヤを用いた自動二輪車では、幅広タイヤを使用した後輪の側面に取付けられるドリブンスプロケットは、通常のタイヤに取付けられるドリブンスプロケットの位置よりも車幅方向外側に位置する。このため、エンジンの配置変更を行わないで、後輪のドリブンスプロケットにチェーンを巻回するためには、エンジン側の駆動軸に設けられるドライブスプロケットを、通常のタイヤを使用する場合よりも車幅方向外側に配置する必要がある。しかしながら、単に駆動軸を軸支部から車幅方向外側に延長すると、オーバーハングするため、曲げモーメントが大きくなり駆動軸に撓みが生じやすく。軸支部のベアリングが摩耗し易いという問題がある。このため、従来、駆動軸の一端部を軸支部から外方に延長し、この延長端にドライブスプロケットを取り付け、ドライブスプロケットと軸支部との間に、一端部を軸支する第2のベアリングを設けた自動二輪車が提案されている(特許文献2参照)。
特開平6−255559号公報 特開2003−129855号公報
上記従来の自動二輪車では、エンジンを車体の中心線からずらす必要はないものの、第2のベアリングを設けて駆動軸の撓みを抑制しなければならず部品点数が増加して構造が複雑になりコストアップを招くという問題がある。
本考案は上記課題を解決するためになされたもので、駆動輪に幅広タイヤを用いる場合でも、エンジンの配置変更を必要とせず部品点数の増大も抑え、耐久性の向上を図ることができる駆動伝達機構を提供することを目的とするものである。
本考案の請求項1に係る駆動伝達機構は、エンジンの駆動力をトランスミッション機構を通じて減速して出力する駆動軸と、駆動軸を支持する軸支部と、軸支部から突出する駆動軸の延長端に取り付けられるドライブスプロケットと、後輪の車軸に同軸に設けられたドリブンスプロケットと、これらドライブスプロケットとドリブンスプロケットとに掛け回され、エンジン側の減速された回転駆動力を後輪に伝達する無端帯とを備えた駆動伝達機構において、ドライブスプロケットの歯部を、スプロケットが駆動軸に取り付けられる取り付け孔より車幅方向外側に変位させて形成するとともに、ドライブスプロケットの車幅方向内側面には、ドライブスプロケットが取り付けられる駆動軸の取付部と軸支部に支持される部位との間の軸部に嵌合されるボス部を設けたことを特徴とするものである。
本考案の請求項1に係る駆動伝達機構では、エンジンの駆動力をトランスミッション機構を通じて減速して出力する駆動軸と、駆動軸を支持する軸支部と、軸支部から突出する駆動軸の延長端に取り付けられるドライブスプロケットと、後輪の車軸に同軸に設けられたドリブンスプロケットと、これらドライブスプロケットとドリブンスプロケットとに掛け回され、エンジン側の減速された回転駆動力を後輪に伝達する無端帯とを備えた駆動伝達機構において、ドライブスプロケットの歯部を、スプロケットが駆動軸に取り付けられる取り付け孔より車幅方向外側に変位させて形成するとともに、ドライブスプロケットの車幅方向内側面には、ドライブスプロケットが取り付けられる駆動軸の取付部と軸支部に支持される部位との間の軸部に嵌合されるボス部を設けたことにより、後輪に幅広タイヤを装着しドリブンスプロケットがタイヤ幅に応じて車幅方向外側に変位した場合、歯部が当該幅広タイヤのタイヤ幅に応じて車幅方向外側に変位したドライブスプロケットを選択して駆動軸の取付部に取り付けるので、ドリブンスプロケットのスプロケット面とドライブスプロケットのスプロケット面とが進行方向と平行な同一平面上に合致される。駆動伝達時、歯部が取り付け孔から車幅方向外側に変位してずれていることによりドライブスプロケットに生じる応力は、ドライブスプロケットの取り付け孔とボス部を通じて駆動軸に分散して伝達され、応力は駆動軸で減衰される。このため、駆動軸に生じる曲げモーメントが少なくなり、耐久性が向上する。
本考案の請求項2に係る駆動伝達機構は、スプロケットは、取り付け孔と歯部との車幅方向の間隔が、後輪に装着される幅広タイヤのタイヤ幅のサイズに応じて設定されることを特徴とするものである。
本考案の請求項2に係る駆動伝達機構では、スプロケットは、取り付け孔と歯部との車幅方向の間隔が、後輪に装着される幅広タイヤのタイヤ幅のサイズに応じて設定されることにより、タイヤ幅のタイプごとに間隔の異なるスプロケットを製造すると、どのサイズの幅広タイヤであっても、スプロケットを選択して用いることができ、多様な幅広タイヤに対応することができる。
本考案の請求項3に係る駆動伝達機構は、エンジンの駆動力をトランスミッション機構を通じて減速して出力する駆動軸と、この駆動軸の車幅方向延長端に取り付けられるドライブスプロケットと、後輪の車軸に同軸に設けられたドリブンスプロケットと、これらドライブスプロケットとドリブンスプロケットとに掛け回され、エンジン側の減速された回転駆動力を後輪に伝達する無端帯とを備えた駆動伝達機構において、駆動軸の延長端に、延長端から軸方向外側に延びる円筒部材を同軸に取り付け、ドライブスプロケットを、この円筒部材に軸方向に滑動自在に嵌装したことを特徴とするものである。
本考案の請求項3に係る駆動伝達機構では、エンジンの駆動力をトランスミッション機構を通じて減速して出力する駆動軸と、この駆動軸の車幅方向延長端に取り付けられるドライブスプロケットと、後輪の車軸に同軸に設けられたドリブンスプロケットと、これらドライブスプロケットとドリブンスプロケットとに掛け回され、エンジン側の減速された回転駆動力を後輪に伝達する無端帯とを備えた駆動伝達機構において、駆動軸の延長端に、延長端から軸方向外側に延びる円筒部材を同軸に取り付け、ドライブスプロケットを、この円筒部材に軸方向に滑動自在に嵌装したことにより、後輪に標準タイヤに代えて幅広タイヤが装着されると、後輪のドリブンスプロケットはタイヤ幅に応じて車幅方向外側に変位する。次に、駆動軸に取り付けられている標準装備の平板状ドライブスプロケットに代えて円筒部材を取り付ける。次に、ドライブスプロケットを円筒部材に嵌装し、無端帯を後輪のドリブンスプロケットとドライブスプロケットとに掛け回す。このとき、このドリブンスプロケットのスプロケット面と円筒部材上に嵌装されたドライブスプロケットのスプロケット面との車幅方向位置が不一致の状態で、エンジンが駆動されると、無端帯は、進行方向後方側が車幅方向固定側のドリブンスプロケットの回転する歯部に規制される。このため、無端帯の進行方向前方側はドライブスプロケットの回転する歯部にドリブンスプロケットとドライブスプロケットとの両スプロケット面を面同一に導くような車幅方向の力が与えられ、ドライブスプロケットは無端帯に追随する。こうして、無端帯は徐々に回る面が同一面となり、面同一で回転が安定化する。このため、円筒部材に嵌装されたドライブスプロケットも円筒部材上で、ドリブンスプロケットと進行方向に平行な面同一位置に保たれる。このように、タイヤ幅の異なる幅広タイヤが装着されて、ドリブンスプロケットとドライブスプロケットとが面同一でなくとも、エンジンの駆動により、両スプロケットが自動的に面同一位置に保持されて駆動が後輪に伝達される。駆動伝達時、ドライブスプロケットの歯部がドリブンスプロケットの歯部と車幅方向位置がずれていることによりドライブスプロケットに生じる応力は、円筒部材を通じて駆動軸に分散されて伝達され、応力は駆動軸内で減衰される。このため、駆動軸に生じる曲げモーメントが少なくなり、耐久性が向上する。
本考案の請求項4に係る駆動伝達機構は、円筒部材の軸方向寸法を後輪に装着可能な幅広タイヤの最大タイヤ幅に応じて設定することを特徴とするものである。
本考案の請求項4に係る駆動伝達機構では、円筒部材の軸方向寸法を後輪に装着可能な幅広タイヤの最大タイヤ幅に応じて設定することにより、円筒部材を取り付けるだけで、タイヤ幅が異なる多種の幅広タイヤを装着することができる。
本考案の請求項5に係る駆動伝達機構は、円筒部材の外周面には、スプラインを、軸方向内側端縁には、鍔部をそれぞれ形成し、ドライブスプロケットには、円筒部材のスプラインに摺動自在に嵌合するボス部を形成したことを特徴とするものである。
本考案の請求項5に係る駆動伝達機構では、円筒部材の外周面には、スプラインを、軸方向内側端縁には、鍔部をそれぞれ形成し、ドライブスプロケットには、円筒部材のスプラインに摺動自在に嵌合するボス部を形成したことにより、ドライブスプロケットが無端帯に追随する際発生する応力は、ボス部を通じて円筒部材に伝えられ、さらに、円筒部材から駆動軸に伝えられる間に分散し減衰される。このため、ドライブスプロケットの疲労が軽減される。
本考案の請求項6に係る駆動伝達機構は、駆動軸は延長端側が軸支部に支持されるとともに、円筒部材の車幅方向内側面には、円筒部材が取り付けられる駆動軸の取付部と軸支部に支持される部位との間の軸部に嵌合されるボス部を設けたことを特徴とするものである。
本考案の請求項6に係る駆動伝達機構では、駆動軸は延長端側が軸支部に支持されるとともに、円筒部材の車幅方向内側面には、円筒部材が取り付けられる駆動軸の取付部と軸支部に支持される部位との間の軸部に嵌合されるボス部を設けたことにより、駆動伝達時、ドライブスプロケットが車幅方向外側に変位してずれていることにより円筒部材に生じる応力は、円筒部材の取り付け孔とボス部を通じて駆動軸に分散して伝達され、応力は駆動軸で減衰される。このため、駆動軸に生じる曲げモーメントが少なくなり、耐久性が向上する。
本考案の請求項1に係る駆動伝達機構は、エンジンの駆動力をトランスミッション機構を通じて減速して出力する駆動軸と、駆動軸を支持する軸支部と、軸支部から突出する駆動軸の延長端に取り付けられるドライブスプロケットと、後輪の車軸に同軸に設けられたドリブンスプロケットと、これらドライブスプロケットとドリブンスプロケットとに掛け回され、エンジン側の減速された回転駆動力を後輪に伝達する無端帯とを備えた駆動伝達機構において、ドライブスプロケットの歯部を、スプロケットが駆動軸に取り付けられる取り付け孔より車幅方向外側に変位させて形成するとともに、ドライブスプロケットの車幅方向内側面には、ドライブスプロケットが取り付けられる駆動軸の取付部と軸支部に支持される部位との間の軸部に嵌合されるボス部を設けたので、駆動輪に幅広タイヤを装着する場合でも、エンジンの配置変更を行う必要がなく、部品点数の増大を抑えコストダウンを図る効果がある。
本考案の請求項3に係る駆動伝達機構は、エンジンの駆動力をトランスミッション機構を通じて減速して出力する駆動軸と、この駆動軸の車幅方向延長端に取り付けられるドライブスプロケットと、後輪の車軸に同軸に設けられたドリブンスプロケットと、これらドライブスプロケットとドリブンスプロケットとに掛け回され、エンジン側の減速された回転駆動力を後輪に伝達する無端帯とを備えた駆動伝達機構において、駆動軸の延長端に、延長端から軸方向外側に延びる円筒部材を同軸に取り付け、ドライブスプロケットを、この円筒部材に軸方向に滑動自在に嵌装したので、駆動輪に幅広タイヤを装着する場合でも、エンジンの配置変更を行う必要がなく、多種の幅広タイヤに対応することができ、しかも、部品点数の増大を抑えコストダウンを図る効果がある。
図1は本考案の第1の実施例に係る駆動伝達機構を示す全体図である。(実施例1) 図2は図1の駆動伝達機構の駆動出力側の構成を示す断面図である。 図3は図1の駆動伝達機構の駆動軸とドライブスプロケットとを示す断面図である。 図4はドライブスプロケットの平面図である。 図5の(A)、(B)はそれぞれ、従来の後輪に標準タイヤが装着された駆動伝達機構の場合と幅広タイヤが装着された上記第1の実施例に係る駆動伝達機構の場合との両スプロケットの配置を模式的に比較して示す説明図である。 図6は第1の実施例の変形例に係る駆動軸とドライブスプロケットの断面図である。(実施例2) 図7は本考案の第2の実施例に係る駆動伝達機構の駆動出力側を示す一部破断側面図である。(実施例3) 図8の(A)ないし(C)はそれぞれ、図7の駆動伝達機構の円筒部材を示す正面図、縦断面図およびスプロケットを示す平面図である。 図9の(A)、(B)はそれぞれ、従来の後輪に標準タイヤが装着された駆動伝達機構の場合と幅広タイヤが装着された上記第2の実施例に係る駆動伝達機構の場合との両スプロケットの配置を模式的に比較して示す説明図である。 図10は、本考案の第3の実施例に係る駆動伝達機構を示す説明図である。
幅広タイヤへの交換時、エンジンの配置変更を行わず、かつ、部品点数の増大を抑制するという目的を、エンジンの駆動力をトランスミッション機構を通じて減速して出力し軸支部に支持されるとともに延長端が軸支部から車幅方向外側に突出する駆動軸と、駆動軸の延長端に取り付けられるドライブスプロケットと、後輪の車軸に同軸に設けられたドリブンスプロケットと、これらドライブスプロケットとドリブンスプロケットとに掛け回され、エンジン側の減速された回転駆動力を後輪に伝達するチェーンとを備えた駆動伝達機構であって、ドライブスプロケットの歯部を、スプロケットが駆動軸に取り付けられる取り付け孔より車幅方向外側に変位させて形成するとともに、ドライブスプロケットの車幅方向内側面には、ドライブスプロケットが取り付けられる駆動軸の取付部と軸支部に支持される部位との間に嵌合されるボス部を設け、スプロケットを、取り付け孔と歯部との車幅方向の間隔が、後輪に装着される幅広タイヤのタイヤ幅のサイズに応じて設定されるようにしたことにより実現した。
以下、図面に示す実施例により本考案を説明する。なお、図中、同一符号は、同一または相当部分を示す。本考案の第1の実施例に係る駆動伝達機構2を備えた自動二輪車10は、図1に示すように、車体フレーム11の前方下部にエンジン12、クランクケース18およびトランスミッション機構19が搭載される。車体フレーム11のヘッドパイプ13にはステアリング機構14が設けられる。車体フレーム11の中央下部に架設されたピボット軸17Aには、後輪(駆動輪)16を回転自在に支持するスイングアーム17が回動自在に枢着される。幅広タイヤの後輪16の側面には、ドリブンスプロケット15が後輪16と同軸に設けられる。
トランスミッション機構19には、図示しないクランクシャフトからの駆動力が図示しないクラッチ機構を介して入力されるカウンターシャフト20(図2参照)と、後輪16に駆動力を出力するドライブシャフト(駆動軸)21とが設けられる。上記カウンターシャフト20とドライブシャフト21には直径の異なる複数のギヤ22が設けられており、これらのギヤ22の組合わせを変えて一次減速を行うようになっている。これらカウンターシャフト20とドライブシャフト21およびギヤ22はクランクケース18内に収納される。ドライブシャフト21は軸支部23に支持されるとともに、進行方向左側の一端部24はクランクケース18の外側に延出している。この突出したドライブシャフト21の左側端部24には、スプラインが形成される。このスプライン部(取付部)32には、内面がスプライン部32に合致して形成されたドライブスプロケット30の取り付け孔36が嵌合されるようになっている。ドライブスプロケット30はセンターロックナット27によりドライブシャフト21に取り付けられる。このドライブスプロケット30はチェーン(無端帯)31を介して後輪16に設けられたドリブンスプロケット15に連結されており、このチェーン31により駆動力を後輪16に伝達するようになっている。
本実施例に係る駆動伝達機構2は、ドライブシャフト21とドライブスプロケット30とチェーン31とドリブンスプロケット15とを備えて構成される。後輪16には、例えばタイヤ幅が175mm、または195mm他の幅広タイヤが用いられる。
ところで、ドライブスプロケット30は、図2および図3に示すように、歯部35が取り付け孔36より車幅方向外側に形成される。つまり、歯部35のなすスプロケット面F2は、取り付け孔36の軸方向中心を通り軸方向に直角の面F1より車幅方向外側に変位して形成されるようになっている。ドライブスプロケット30は、取り付け孔36の形成された所定の肉厚W1を有する平坦部37と、この平坦部37の外周側から傾斜して車幅方向外側に拡開する拡開部38と、この拡開部38の延長端に周方向に形成された歯部35とを有して構成される。歯部35のスプロケット面F2と取り付け孔36の軸方向中心のなす面F1との間には、所定の距離L1が確保され、ドライブスプロケット30は、ドライブシャフト21に取り付けられる取付部(取り付け孔)36の軸方向中心より距離L1分軸方向外側にずれるようになっている。この距離L1は、後輪16に装着される幅広タイヤのタイヤ幅に応じて設定される。つまり、ドライブスプロケット30の歯部35は、後輪16に所定のタイヤ幅の幅広タイヤが装着された場合、この幅広タイヤのドリブンスプロケット15の歯部の車幅方向位置に合致するようになっており、ドライブスプロケット30の歯部35のなす面とドリブンスプロケット15の歯部のなす面とが平面同一となるよう構成される。ドライブスプロケット30は、幅広タイヤのタイヤ幅のサイズに応じて、取り付け孔36と歯部35との車幅方向距離L1を異ならせた多種のタイプが製造されるようになっており、適宜選択して用いられるようになっている。
また、ドライブスプロケット30の車幅方向内側面39には、取り付け孔36を囲んでボス部40が設けられる。ボス部40は、軸方向寸法L2を有し、ドライブシャフト21の取付部(スプライン部)32と軸支部23に支持される部位25との間S1の軸部28に嵌合されるようになっている。軸部28はスプライン部32と同径または大径に形成される。ドライブスプロケット30は、ボス部40の軸方向寸法L2と平坦部37の厚さW1(取り付け孔36の軸方向寸法と同一)とによりドライブシャフト30に接する軸方向長さL3を有している(W1+L2=L3)。このため、ドライブスプロケット30がチェーン31を駆動させる際、歯部35が取り付け孔36から車幅方向外側に変位してずれていることにより発生する応力は、ボス部40の内周面と取り付け孔36の嵌合面とを通じてドライブシャフト21に分散して伝えられ、ドライブシャフト21に曲げモーメントが生じないようになっている。すなわち、平坦部37の厚さW1とボス部40の軸方向寸法L2とを加えた軸方向長さL3により決定される取り付け孔36の嵌合面とボス部40内周面とが、ドライブシャフト21に接する面を形成して応力を負担し、この応力をドライブシャフト21に分散して伝えるようになっている。なお、ドライブシャフト21の径が大きければ曲げモーメントが発生しにくい。また、軸方向長さL3のうち平坦部37の厚さW1は応力負担を考慮して薄肉化しにくい。このため、ドライブシャフト21の径が大きければ、ボス部40の軸方向寸法L2を短くすることができ、シャフト径が小さければ、その寸法L2を長くして曲げモーメントの発生を確実に防ぐようになっている。また、符号26は、ボス部40に形成されたOリング溝に嵌装されるOリングである。なお、一端部24の長さに応じてボス部40の軸方向寸法L2を大きくとりドライブシャフト21に接する面を増大させることもできる。
次に、本考案の第1の実施例に係る駆動伝達機構の作用について説明する。本考案の第1の実施例に係る駆動伝達機構2は、まず、自動二輪車の後輪16を、標準のタイヤ幅のタイヤ4(図5参照)からタイヤ幅が広い所定のタイプの幅広タイヤに交換する場合、当該交換される幅広タイヤのドリブンスプロケット15の車体の中心線Cからの車幅方向位置に応じて、車幅方向距離L1の異なる多種のドライブスプロケット30からドリブンスプロケット15の車幅方向位置に合致するものを選択し、標準装備の平板状ドライブスプロケット3(図5参照)と交換し、位置の合致するドライブスプロケット30をドライブシャフト21の左側端部24のスプライン部32に取り付け、ドライブスプロケット30と後輪16のドリブンスプロケット15とにチェーン31を掛け回す。このとき、幅広タイヤを装着した後輪16のドリブンスプロケット15のスプロケット面とドライブスプロケット30のスプロケット面F2とは進行方向に平行な同一平面上に合致されることになる。このため、後輪16に幅広タイヤを装着しても、ドライブスプロケット30を交換するだけで幅広タイヤの装着作業が完了し、車体フレーム11のエンジンや他の駆動系装置や機構を配置し直す必要がない。このため作業効率が向上する。また、駆動伝達時、ドライブスプロケット30の歯部35が取り付け孔36から車幅方向外側に変位してずれていることによりドライブスプロケット30に生じる応力は、ドライブスプロケット30の取り付け孔36とボス部40を通じてドライブシャフト21に分散して伝達され、応力はドライブシャフト21内で減衰される。このため、ドライブシャフト21に曲げモーメントが発生することがない。このため、軸支部23に負荷がかかることがなく、長寿命化を図ることができる。
図6は、上記第1の実施例の変形例に係る駆動伝達機構102のドライブスプロケット130を示すもので、上記第1の実施例に係る駆動伝達機構2のドライブスプロケット30のボス部40が厚肉に形成されているのに対し、ボス部に代えて薄肉のカラー140をドライブスプロケット130の車幅方向内側面に溶接した点、延長端124が同径でドライブシャフト121のスプライン部132が軸方向に長く形成され軸支部123の近傍にまで達している点、このため、ドライブスプロケット130をドライブシャフト121のスプライン部132に嵌合させて取り付ける際、カラー140の端面141を軸支部123に当接させてストッパとしての役割も負わせ、ドライブスプロケット130がケーシング側と干渉しないようにしている点が異なっている。この変形例に係る駆動伝達機構102では、上記第1の実施例と同様にドライブスプロケット130とカラー140とにより応力を分散して伝えることができるだけでなく、ドライブシャフト121にスプライン部132が長く形成されていてもカラー140によりケーシング側との干渉を避けることができる。また、長寸のカラーを所望の軸方向寸法でカットしてドライブスプロケット130の車幅方向内側面に溶接することができるので、幅広タイヤのタイヤ幅に柔軟に対応することができる。
次に、本考案の第2の実施例に係る駆動伝達機構202について説明する。本考案の第2の実施例に係る駆動伝達機構202は、上記第1の実施例に係る駆動伝達機構2では、ドライブスプロケット30がドライブシャフト21に直接取り付けられているのに対し、図7に示すように、ドライブスプロケット230を円筒部材250を介してドライブシャフト121に連結し、しかも、このドライブスプロケット230を円筒部材250上で車幅方向に変位可能に構成した点が異なっている。
この円筒部材250は、図8の(A)、(B)に示すように、中空円筒状に形成され、車幅方向内側の一端面250Aには、ドライブシャフト121のスプライン部132に嵌合される嵌合部251が、車幅方向外側の他端面250Bには、この嵌合部251に連続し嵌合部251より大径の空隙部252がそれぞれ形成される。空隙部252は、この円筒部材250をドライブシャフト121に取り付ける際、センターロックボルト227が導き入れられるようになっている。円筒部材250の一端面250Aの外縁には、ドライブスプロケット230の抜け止めをはかる鍔部253が形成される。また、円筒部材250の一端面250Aには、嵌合部251の開口を囲んでボス部255が設けられる。ボス部255は、ドライブシャフト121の取付部(スプライン部)132と軸支部223に支持される部位との間の軸部228に嵌合されるようになっている。円筒部材250の外周面には軸方向に沿ってスプライン256が形成される。この円筒部材250は、ドライブシャフト121の延長端からボス部255を嵌め入れ、嵌合部251をスプライン部132に嵌合し、センターロックボルト227によりドライブシャフト121に取り付けられるようになっている。なお、センターロックボルト227に代えてセンターロックナットなどにより取り付けるようにしてもよい。
この円筒部材250がドライブシャフト121に取り付けられると、円筒部材250の外周面に形成されたスプライン256には、ドライブスプロケット230のボス部231が嵌合されるようになっている(図8の(C)参照)。ボス部231は、ドライブスプロケット230の内側に設けられ厚肉に形成されるとともに、内面には、円筒部材250のスプライン256に合致するスプライン部232が形成される。ボス部231は、円筒部材250のスプライン256に嵌め入れられると、このスプライン256上を軸方向に滑動するようになっている。ドライブスプロケット230は、チェーン31を介してドリブンスプロケット215と連結される。このとき、ドライブスプロケット230のスプロケット面F202Gがドリブンスプロケット215のスプロケット面F2と車幅方向にずれていても、ドライブシャフト121の駆動によりチェーン31がドライブスプロケット230の歯部235に固定側のドリブンスプロケット215のスプロケット面F2に合致させるよう車幅方向の力を加え、ドライブスプロケット230は、チェーン31に追随して円筒部材250上を車幅方向に変位し、ドリブンスプロケット215のスプロケット面F2と合致するようになり、チェーンラインが自動的に補正されるようになる。ドリブンスプロケット215のスプロケット面F2と合致するドライブスプロケット230のスプロケット面は、図7中、符号F202Cで示されている。なお、ドライブスプロケット230は、一旦、固定側ドリブンスプロケット215のスプロケット面に合致する車幅方向位置(スプロケット面F202Cの位置)に達すると、チェーン31により車幅方向の変位が規制されるので、たとえ外力によりわずかに車幅方向にずれても、チェーン31のなす面に追随し、常にドリブンスプロケット215のスプロケット面F2と合致する車幅方向位置に保持される。このため、この円筒部材250のスプライン256の軸方向寸法L4は、後輪216として取り付けられる可能性のある幅広タイヤの最大タイヤ幅のサイズにより決定される。このスプライン256の軸方向寸法L4は、チェーン31がドリブンスプロケット215のスプロケット面F2の車幅方向位置とその位置を起点としてチェーン31が揺れ動くことができる可動側ドライブスプロケット230の車幅方向の変位可能な範囲より車幅方向外側に余裕のある長さL5を有するようにしている。
次に、上記第2の実施例に係る駆動伝達機構202の作用について説明する。後輪に標準タイヤ4(図9参照)に代えて幅広タイヤ216が装着されると、後輪216のドリブンスプロケット215は標準タイヤ4に比べてタイヤ幅に応じて車幅方向外側に変位する。次に、ドライブシャフト121に取り付けられている標準装備の平板状ドライブスプロケット3を取り外して、円筒部材250を取り付ける。次に、ドライブスプロケット230を円筒部材250のスプライン256に嵌装し、チェーン31を後輪216のドリブンスプロケット215とドライブスプロケット230とに掛け回す。このとき、チェーン31が巻回されたドライブスプロケット230は、円筒部材250上を車幅方向に可動となっているので、チェーン31は固定側であるドリブンスプロケット215の側を中心にして、チェーン31のなす面が進行方向に対して傾斜するのを許容するとともに、その傾斜の範囲はチェーン31の捻れ限界の範囲に止まっている。
このため、組み付け後、このドリブンスプロケット215のスプロケット面F2と円筒部材250に嵌装されたドライブスプロケット230のスプロケット面F202Gとの車幅方向位置が不一致の状態で、すなわち、チェーン31が進行方向に対して傾斜した状態で、エンジン12が駆動されると、チェーン31は、進行方向後方側が固定側のドリブンスプロケット215の回転する歯部に規制される。このため、チェーン31の進行方向前方側では、ドライブスプロケット230の回転する歯部235にドリブンスプロケット215とドライブスプロケット230との両スプロケット面を面同一に導く車幅方向の力が与えられ、ドライブスプロケット230はチェーン31に追随する。円筒部材250のスプラインは256は、車幅方向外側に余裕のある長さL5を有しているので、たとえ、可動側ドライブスプロケット230がチェーン31に追随して車幅方向に振れてもドライブスプロケット230は円筒部材250から外側に脱落することがない。また、ドライブスプロケット230はチェーン31に追随して車幅方向内側に変位した場合、鍔部253に規制されるので、円筒部材250の車幅方向内側に脱落することがない。こうして、チェーン31は徐々に回る面が同一面となり、面同一で回転が安定化する。このため、円筒部材250に嵌装されたドライブスプロケット230も円筒部材250上で、ドリブンスプロケット215と進行方向と平行な面同一位置に保たれる。このように、チェーン31が駆動されている際には、慣性の力を利用しており、高速回転になればなるほど、チェーン31は直線になろうとする。
このように、標準タイヤ4よりタイヤ幅の異なる幅広タイヤが装着され、チェーン31を組み付けた際、ドリブンスプロケット215とドライブスプロケット230とが面同一でなくとも、エンジン12の駆動により、両スプロケット215、230が自動的に面同一位置に保持されて駆動が後輪216に伝達される。駆動伝達時、ドライブスプロケット230の歯部235がドリブンスプロケット215の歯部と車幅方向位置がずれていることによりドライブスプロケットに生じる応力は、円筒部材250を通じてドライブシャフト121に分散されて伝達され、応力はドライブシャフト121内で減衰される。このため、ドライブシャフト121には、曲げモーメントが発生しにくい。従って、軸支部23の摩耗を減少させて耐久性を向上させることができる。このように、本実施例に係る駆動伝達機構202では、駆動輪に幅広タイヤを用いる場合でも、エンジンの配置変更を行う必要がなく、標準のドライブスプロケットに代えて円筒部材250とドライブスプロケット230とを取り付けるだけで幅広タイヤに対応させることができる。また、円筒部材250のスプライン256の軸方向寸法L4は、可動側ドライブスプロケット230の車幅方向の変位可能な範囲より車幅方向外側に余裕のある長さL5を有するので、第1の実施例に係る駆動伝達機構2では、予め決められたタイヤ幅の幅広タイヤに対応したドライブスプロケット30を選択しなければならないのに対し、本実施例に係る駆動伝達機構202では、タイヤ幅の異なる多種の幅広タイヤに対応させることができる。
次に、本考案の第3の実施例に係る駆動伝達機構302について説明する。本考案の第3の実施例に係る駆動伝達機構302は、第1の実施例に係る駆動伝達機構2や第2の実施例に係る駆動伝達機構202が、ドライブシャフト21、121の延長端をフリーとしているのに対し、図10に示すように、ドライブシャフト21、121の延長端24、124の外側にドライブシャフト21、121を回動自在に支持する支持機構330を設け、応力により発生するドライブシャフト21、121の振れを防止するようにした点が異なっている。この支持機構330は、ドライブシャフト21、121の延長端24、124の外側に配設され支持部材332を介してエンジン側(固定側)12、18、19に固定されるアウトボード331と、このアウトボード331にドライブシャフト21、121と同心に設けられた支持軸333と、この支持軸333とドライブスプロケット30、130、230との間に介装されたベアリング334とを備えて構成される。係る構成とすることにより、ドライブスプロケット30、130、230は外側からベアリング334により支持されるので、ドライブスプロケット30、130、230に応力が発生しにくく、そのため、ドライブシャフト21、121の振動が抑制される。
なお、上記第1の実施例の変形例および第2の実施例では、ドライブシャフト121の延長端124を同径としているがこれに限られるものではなく、スプライン部132、232と軸支部123、223により支持される部位との間の軸部を大径としてもよい。また、上記実施例では、後輪に駆動力を伝達する無端帯をチェーン31により構成しているがこれに限られるものではなく、プーリに掛け回したベルトにより構成してもよい。さらに、上記実施例では、自動二輪車に本願発明の動力伝達機構を適用した例を示しているが、これに限られるものではなく、前輪が二輪で、後輪の駆動輪が一輪の三輪車にも適用可能であることはいうまでもない。
2 駆動伝達機構
12 エンジン
15 ドリブンスプロケット
16 後輪
19 トランスミッション機構
21 ドライブシャフト(駆動軸)
23 軸支部
24 ドライブシャフトの延長端
25 軸支部に支持される部位
28 軸部
30 ドライブスプロケット
31 チェーン(無端帯)
32 スプライン部(取付部)
35 ドライブスプロケットの歯部
36 取り付け孔
40 ボス部

Claims (6)

  1. エンジンの駆動力をトランスミッション機構を通じて減速して出力する駆動軸と、駆動軸を支持する軸支部と、軸支部から突出する駆動軸の延長端に取り付けられるドライブスプロケットと、後輪の車軸に同軸に設けられたドリブンスプロケットと、これらドライブスプロケットとドリブンスプロケットとに掛け回され、エンジン側の減速された回転駆動力を後輪に伝達する無端帯とを備えた駆動伝達機構において、
    ドライブスプロケットの歯部を、スプロケットが駆動軸に取り付けられる取り付け孔より車幅方向外側に変位させて形成するとともに、
    ドライブスプロケットの車幅方向内側面には、ドライブスプロケットが取り付けられる駆動軸の取付部と軸支部に支持される部位との間の軸部に嵌合されるボス部を設けたことを特徴とする駆動伝達機構。
  2. スプロケットは、取り付け孔と歯部との車幅方向の間隔が、後輪に装着される幅広タイヤのタイヤ幅のサイズに応じて設定されることを特徴とする請求項1に記載の駆動伝達機構。
  3. エンジンの駆動力をトランスミッション機構を通じて減速して出力する駆動軸と、この駆動軸の車幅方向延長端に取り付けられるドライブスプロケットと、後輪の車軸に同軸に設けられたドリブンスプロケットと、これらドライブスプロケットとドリブンスプロケットとに掛け回され、エンジン側の減速された回転駆動力を後輪に伝達する無端帯とを備えた駆動伝達機構において、
    駆動軸の延長端に、延長端から軸方向外側に延びる円筒部材を同軸に取り付け、
    ドライブスプロケットを、この円筒部材に軸方向に滑動自在に嵌装したことを特徴とする駆動伝達機構。
  4. 円筒部材の軸方向寸法を後輪に装着可能な幅広タイヤの最大タイヤ幅に応じて設定することを特徴とする請求項3に記載の駆動伝達機構。
  5. 円筒部材の外周面には、スプラインを、軸方向内側端縁には、鍔部をそれぞれ形成し、ドライブスプロケットには、円筒部材のスプラインに摺動自在に嵌合するボス部を形成したことを特徴とする請求項3または4に記載の駆動伝達機構。
  6. 駆動軸は延長端側が軸支部に支持されるとともに、円筒部材の車幅方向内側面には、円筒部材が取り付けられる駆動軸の取付部と軸支部に支持される部位との間の軸部に嵌合されるボス部を設けたことを特徴とする請求項3ないし5のうちいずれか1に記載の駆動伝達機構。
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