JP2003514735A - 特に紙幣などのシート状の物品を貯え入れ、取り出すための方法、及び該方法を実施するための装置 - Google Patents

特に紙幣などのシート状の物品を貯え入れ、取り出すための方法、及び該方法を実施するための装置

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JP2003514735A JP2001538268A JP2001538268A JP2003514735A JP 2003514735 A JP2003514735 A JP 2003514735A JP 2001538268 A JP2001538268 A JP 2001538268A JP 2001538268 A JP2001538268 A JP 2001538268A JP 2003514735 A JP2003514735 A JP 2003514735A
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コンカ,オリビエ
ゴーマン,オリビエ
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Abstract

(57)【要約】 特に紙幣などのシート状の物品を少なくとも1つの緊張させられた貯えベルトの間で貯えリール内に貯え入れ、もしくは該貯えリールから取り出すための方法において、貯え入れサイクル及び/又は取り出しサイクルの間の時間範囲内で、基本ベルト張力よりも高いベルト緊締張力を用いた、少なくとも1つのベルト緊締動作(F1〜F3)を実施する。この緊締動作は、貯えリールキャパシティを高めるためにベルト巻体に物体が緊締されるように、前記貯えリールの前記ベルト巻体のベルトを締め直すのに役立ち、また、前記ベルト巻体が特に充てん度が高い場合でも側方に安定性を有したままであるように、好ましくは前記ベルト巻体により大きな機械的安定性を与えるのに役立つ。前記ベルト緊締を、ヘルツ域の繰返し周波数、及び、0.2〜2.0、好ましくは1の範囲の、基本呼称値に対する作用緊張力のデューティレシオでパルス状に行うことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 本発明は、特に紙幣などのシート状の物品を貯えベルトの間で貯えリールに貯
え入れ、取り出すための方法に関する。本発明はさらに、この貯え方法を実施す
るための装置に関する。
【0002】 従来の技術 シート状の物品の定義 シート状の物品とは好ましくは紙幣を意味する。しかし、本発明の方法ならび
にこの方法に属する装置を用いて、他のシート状の物品、例えば商品券、小切手
などを貯えリールのベルト巻体内に貯えることができる。
【0003】 英国特許第2143493号から、紙幣を貯えリールに貯え入れ、貯えリール
から取り出すための装置が公知である。この公知の装置の場合、紙幣は2つの、
つまり上側及び下側の貯えベルト間に締め込まれた状態で、貯えリールに巻き上
げられた。両ベルトのそれぞれの一方の端部は、貯えリールの軸に固定され、他
方のベルト端部は2つのベルト供給リールのそれぞれ1つの軸に固定されていた
。両ベルトのある程度の張力が形成されるように、貯え入れ時に貯えリールが駆
動され、両ベルト供給リールは制動された。次いで取り出し時には、両ベルト供
給リールが駆動され、貯えリールは制動された。
【0004】 冒頭で述べた形式の別の装置が欧州特許出願公開第409809号から公知で
ある。この装置には、両貯えベルトが緊張下で保持された。貯え入れ時には、紙
幣が常に一枚だけ貯え入れられ、貯え入れ後毎に貯えベルトに保持された。この
ような動作は、1秒当たり10枚の紙幣という速度で行われた。ベルと静止時の
ベルト張力を適正に保つために、両ベルト供給リールの駆動装置は、減じられた
電圧で印加され、磁石に付着したラチェットで貯えリールの後退が防止された。
取り出しは一定の並進速度で行われた。
【0005】 貯えリール機構とベルト供給リール機構とを有する紙幣貯え装置は、欧州特許
出願公開第290731号からも公知である。貯えリールにおいて紙幣を締め込
むベルト巻体の直径とは無関係に、ベルト速度を一定に保つことを可能にするた
めに、この公知の装置の場合、リール軸ではなく、それぞれのベルト巻体の外周
面が駆動された。ベルト張力は、繰出し側のリールよりもその都度大きい、巻き
上げ側のリールの回転数によって達成された。ベルト張力の制限は、摩擦結合の
利用によって達成された。
【0006】 貯えリール機構とベルト供給リール機構とを有する別の紙幣貯え装置は、欧州
特許出願公開第655407号から公知である。この公知の装置は、両リール機
構にとって、唯1つの駆動モータで間に合うように構成されていた。ベルト張力
はこの場合も、種々異なる駆動速度によって達成された。
【0007】 発明の課題 本発明の課題は、出来る限り高い充てん密度を有する貯えリールに、シート状
の物品を位置適正に貯えることである。
【0008】 課題の解決手段 シート状の物品、好ましくは紙幣を貯えリールのベルト巻体に貯える場合、貯
えキャパシティは、予め規定されたベルト巻体半径によって制限された。この半
径を超えると、ベルト巻体の外側部分が内側部分に対して、複数回の貯え入れ及
び取り出し動作時に軸方向に押しずらされることがあり、これにより、ベルト巻
体はおのずから、又は振動又は不適切な支承によって、落ちてばらけるおそれが
あった。このように落ちてばらけるおそれは、それぞれ予め決められた状態で検
査された紙幣を貯える場合に大きくなった。つまり紙幣は、その平面に関して同
じ厚さを有していない。このようなベルト巻体は従って円錐形の外周形状を成す
ことがあった。この形状により不安定傾向はますます増大された。
【0009】 さらに、紙幣の貯え入れ及び取り出しを繰り返すことにより、紙幣が小さな円
錐直径から大きな円錐直径に向かって移動することがあり、これにより、きれい
に貯えることがもはやできなくなるというおそれが生じた。このような移動をあ
る程度制限した状態に保ち、ベルト巻体の不安定領域を生ぜしめないようにする
ために、貯えリールには最大で約240枚の紙幣しか貯えられないのが典型的で
あった。
【0010】 本発明においては、上述の先行技術とは異なり、貯え入れサイクル及び/又は
取り出しサイクルの間に、通常のベルト張力に比べて高いベルト緊締張力を伴う
少なくとも1つのベルト緊定動作を実施することにより手段を提供する。つまり
先行技術は、制動すること、又は駆動リールに比べて回転リールの回転速度を高
くすることによって得られる、トレランスを除いて一定のベルト張力しか考えな
かった。
【0011】 すなわち、連続的なベルト張力に比べて高められたベルト緊定張力を付与する
ことにより、貯えベルトが締め直され、この貯えベルトの締め直しは、貯え入れ
サイクル及び/又は取り出しサイクルの間に繰返し実施すると、極めてしっかり
した巻上げ状態と共に、直径減小をもたらす。ここで提案した本発明による巻上
げ方法の場合、極めてしっかりした安定的なベルト巻体が得られ、このようなベ
ルト巻体は、落下してばらける傾向がなく、公知の巻上げ方法に比べて、貯え入
れられた紙幣の極めて高いキャパシティ、ならびに、より大きいベルト巻体直径
を可能にする。
【0012】 サイクルの間に一回だけでなく、複数回の緊締を行うことが好ましい。ヘルツ
域の繰返し周波数、及び、0.2〜2.0、好ましくは1の、通常の基本ベルト
緊張力に対する緊締力のデューティレシオを用いて、良好な結果が達成された。
緊締段階は通常の場合、数秒(約1〜60秒)の貯え入れ段階又は取り出し段階
と同じ長さだけかかる。
【0013】 本発明の更なる利点ならびに種々の実施態様は以下の説明から明らかになる。
【0014】 発明の実施の形態 以下に、本発明による方法及び本発明による装置を図面に基づき詳しく説明す
る。図1に示した本発明による装置に基づき、シート状物品、例えば紙幣2を貯
えた状態で、帯状もしくは糸状の材料、ここではいわゆる貯えベルト(Speicherb
and)1を巻き上げ、繰り出す、本発明による動作について説明する。図1におい
ては、ベルト巻体4内で貯えリール3に貯えられるべき紙幣2の厚さ状態と、貯
えベルト1の厚さ状態とを著しく誇張して示している。
【0015】 図1は、装置の側面を概略的に示している。搬送方向Tにおいて1つの部分か
ら成る、唯1つの貯えベルト1の一方の端部は、貯えリール3に固定され、他方
の端部はベルト供給リール5に固定されている。貯えベルト1は、ベルト供給リ
ール5のベルト巻体8から巻き上げ可能であり、ここから繰り出し可能である。
図1には簡略化して、貯えリール2及びベルト供給リール5のベルト巻体4及び
8だけが示されている。ベルト供給リール5は、その軸6を中心として回転可能
である。この軸6にはステップモータ7が作用する。ベルト貯えリール5からは
、貯えベルト1が変向ローラ9を介して走行し、この変向ローラ9に対向して、
圧着ローラ10が配置されている。変向ローラ9からは、貯えベルト1の経路は
、テンションローラ11を介して貯えリール2のベルト巻体4に通じている。ベ
ルト巻体4の外周面にはローラ13が圧着されており、ひいては貯えリール3を
介して駆動される。貯えリール3は定置の軸15を中心として回転可能である。
この軸15は、別のステップモータ16によって駆動可能であり、また制動可能
である。貯えベルト1は貯えリール3上に、ベルト巻体4の層として巻き上げら
れており、ベルト端部は軸15の近くに固定されている。巻き上げられた貯えベ
ルト層の間には、貯えられた紙幣2が締め込まれている。幅方向、つまり搬送方
向Tに対して直角方向において、複数のベルトが好ましくは互いに平行に延びる
ように設けられてよいことはもちろんである。紙幣2が間に置かれている貯えベ
ルト1の巻上げ及び繰出しにより紙幣2の貯え入れ、取り出しを行う際に、ベル
ト巻体4の直径は変化する。貯え入れに際しては、物品2は通常紙幣フィーダ(
図示せず)によって、導入発行スリット17に順次運ばれる。スリット17は、
変向ローラ9を介して走行する貯えベルト1と、圧着ローラ10の外周面とから
形成される。スリット17内に進入後、紙幣2は貯えベルト1上に載置されて、
ローラ10,11及び13に機械的に結合されたガイドプレート19によって、
浮き上がりを防止された状態で搬送される。テンションローラ11は紙幣2を再
び貯えベルト1に押し付ける。圧着ローラ10とテンションローラ11との相互
間隔は、貯えようとする紙幣2の最小幅よりも小さい。さらに、テンションロー
ラ11とベルト巻体4の外周面との間隔も、この幅よりも小さい。
【0016】 紙幣2の貯え入れは、貯えリール3上で最適に貯えスペースを活用するために
、センサ20によって監視することが好ましい。導入発行スリット17の手前に
、光センサ20を配置することができる。この光センサは到来する紙幣2の相互
間隔を監視し、これに応じて貯え入れ動作を制御する。光センサ20、ならびに
、ベルト供給リール5ならびに貯えリール3のための駆動装置として形成された
両ステップモータ7及び16は、制御装置21と信号に関して接続されている。
紙幣2の相互間隔に応じて、制御装置21を介して駆動装置7及び16は、オン
オフ切換えされ、もしくは制動に切り換えられる。
【0017】 紙幣は、ほぼ一回転する間に曲げられるので、曲げ効果によりベルト巻体4の
外周面に良好に付着する。このような付着効果はさらに、電気的に絶縁性の材料
から成る貯えベルト1と、やはり不導電性の紙幣とにおけるある程度の静荷電に
より強められる。しかし著しく汚れた及び/又は「たるんだ」紙幣2の場合、こ
のような付着力は著しく低減してしまうおそれがある。走入もしくは走出領域2
3において極めて稀に生じうる紙幣2の浮き上がりを阻止するために、この場所
に横断面楔状のガイド部材24(示唆によってのみ図示する)を配置することが
できる。
【0018】 ベルト速度vを後述のように検出するために、変向ローラ9の軸はベルト速度
測定センサ27に接続されている。ベルト速度測定センサ27は、制御装置21
に信号に関して接続されている。変向ローラ9の直径は既知なので、ベルト速度
vは常に検出することができる。
【0019】 駆動時には、ステップモータ7及び16は制御装置21によって、従来の形式
で、所望の回転数に応じて相応の電流パルスで負荷される。
【0020】 制動に際しては、当該ステップモータ7もしくは16の一方又は両方の励磁コ
イルを短絡することができる。しかしながら励磁コイルは、欧州特許出願第99
810303.0号に記載されたように、制御された状態で規定の抵抗で負荷す
ることができる。このような負荷はここでは例えば16kHzのクロック周波数
で行われる。ステップモータの制動挙動は、選択されたクロック周波数には余り
関連せず、選択されたデューティレシオに関連する。
【0021】 本発明をより理解するために、両モータ7及び16の協働について、本発明に
よる緊締だけでなく、紙幣2の貯え入れ及び取り出し時に関しても説明する。
【0022】 両モータ7及び16は、貯えベルト1の並進運動にとって共に重要である。貯
えベルト1は決して緩んではならない。常に最小限のベルト張力が存在しなけれ
ばならない。それというのはさもなければ、始動時にベルト1が張り詰められる
と、機械的な応力衝撃が生じてしまうからである。速度の飛躍が発生しないよう
に、加速及び制動は「やわらかく」実施される。貯えリール3もしくはベルト供
給リール5に関して、 ロールインもしくはロールアウト クリープインもしくはクリープアウト 緊締 一定の並進速度 の運動状態が生じる。
【0023】 ロールインもしくはロールアウトとは、リールが最大限に加速され、もしくは
制動される場合を云う。クリープインもしくはクリープアウトの際には、ゆっく
りとした位置決め機能が果たされる。緊締の際には、両モータ7及び16が互い
に反対方向に回転させられ、これにより、貯えベルト1を最大限利用できる力で
緊張させる。このような動作は複数回相前後して行われる。ステップモータが使
用されるので、貯えベルト1の裂断を考慮することはなく、両モータのうちの一
方が予め「外れる(aushaengen)」。
【0024】 あらゆる運動経過時にさらに留意しなければならないのは、貯え入れもしくは
取り出しの際に、貯えリール3ならびにベルト供給リール5のそれぞれのベルト
巻体の直径が変化することである。いかにしてベルト速度v及びベルト加速度が
ベルト巻体直径とは無関係に、規定の値に維持されるかの一例を下に説明する。
【0025】 ステップモータはある程度に制限された作業範囲を有している。トルクは高い
回転数において制限されている。すなわちベルト速度が高い場合に、加速が制限
される。従って、制御装置21によって、対応するモータ7もしくは16に相応
の起動曲線が付与される。
【0026】 ロールインもしくはロールアウトの運転状態は、比較的大きな距離だけ貯えベ
ルト1を移動するのに役立つ。ここで述べる例の場合、800mm/秒の最終速
度が達成される。ロールインは、貯えリール3のベルト巻体4内へ紙幣を貯え入
れるのに役立つ。これに属する運動経過を図2に示す。図2に示したダイアグラ
ムには、縦座標軸にベルト速度vBandが、横座標軸に時間tがプロットされてい
る。加速段階Aはここでは例えば、使用したステップモータ16の型に応じて3
つの線形セグメントa1、a2及びa3に分けられている。加速段階Aに際して
、ステップモータ16はいわゆる「ブーストモード」で運転させられる。加速段
階Aにおいて、ステップモータ7は励磁されない。ベルト供給リール5、そのベ
ルト巻体8、そのステップモータ7、及び付随する運動部分の質量加速度によっ
てのみ、ある程度の貯えベルト張力が達成される。加速段階Aの終了後、モータ
16は時間範囲Bにおいて、なおも半秒間ブーストモードに留まり、これにより
立上がり過渡振動による過負荷が回避される。引き続く一定の並進運動(時間範
囲C)に際しては、ステップモータ16を駆動するために後述の速度調整が始動
される。ステップモータ7は、欧州特許出願第99810303.0号に記載さ
れた前述の方法に基づいて制動に切り換えられる。規則的な時間間隔を置いて、
貯えベルト1の後述の速度測定が、速度調整のために行われる。制動したい場合
には(時間範囲D)、最後の速度測定が行われる。
【0027】 ステップモータ7を用いて、「完全制動」が行われる。ステップモータ16は
弱く駆動される。制動勾配は線形であり、これにより制動距離を出来る限り短く
することができる。ステップモータ7の「踏み外し」に注意する必要はない。制
動後、ベルト張力の損失が生じないように、なおも短い引張り段階Eが続く。
【0028】 ロールアウトは貯えリール3のベルト巻体4から紙幣2を取り出すのに役立つ
。上述の運動経過と同様に、ステップモータ7が駆動され、ステップモータ16
が制動される。制動後にベルト張力を適正に得るために、短い引張り段階Eが生
じる。この引張り段階では、引張り段階Eとは対照的にモータ16は駆動さたま
まであり、モータ7はさらに「完全制動」状態にある。
【0029】 クリープインの場合、起動曲線は図2に示したものと同様に、やはり3つの線
形の加速セグメントから成る。しかし、達成されるべき最終速度はより小さい。
クリープインは短い貯えベルト区間にわたってのみ行われるので、クリープイン
中に変化するベルト巻体を考慮しなくてもよい。
【0030】 クリープインもしくはクリープアウトは、例えば最後の紙幣2の位置決め時、
取り出し前の始動時、ならびに後述の緊締時に行われる。
【0031】 シート状物品として形成された紙幣2を本発明に従って、出来る限り高い充填
密度で、貯えリール3上に位置安定的に貯えるために、貯え入れサイクル及び/
又は取り出しサイクルの間の時間範囲内で、標準的な基本ベルト張力よりも高い
ベルト緊締張力により、図3に示したような少なくとも1つのベルト緊締動作が
行われる。図3には3つの緊締動作F1、F2及びF3が示されている。
【0032】 緊締は、その都度貯えベルト1の休止状態で、すなわちロールインもしくはロ
ールアウト状態、クリープインもしくはクリープアウト状態、及び一定の並進速
度状態ではない状態で行われる。緊締時には、両ステップモータ7及び16は同
時に互いに反対の方向に作動させられる。ベルト速度及びその方向はここでは規
定しない。貯えベルト1は両端部で引張られる。強いほうのモータが弱いほうの
モータを引張る。緊締段階後、休止段階Rが導入され、その直後に引張り段階Z
が行われる。これにより、ベルト巻体の貯えベルトの緩みが阻止される。次いで
再び緊締が行われる。複数回にわたって短期間ずつ緊締した方が一回で長期間緊
締するよりも良い結果が生まれる。ベルト緊締はヘルツ域の繰返し周波数、及び
、0.2〜2.0、好ましくは1.0の範囲の、呼称値に対する作用緊張力のデ
ューティレシオでパルス状に行われる。
【0033】 既に上で示唆したように、紙幣2の貯え入れもしくは取り出しにより、貯えリ
ール3及びベルト供給リール5のベルト巻体の直径が変化することが考慮される
。常に同一の貯えベルト速度vを有するように、制御装置21は、ステップモー
タで駆動されたリール6もしくは16の対応するベルト巻体直径を検出しなけれ
ばならない。この場合、その都度駆動されたリールの角速度ωSpuleと、貯えベ
ルト速度vBandとの比が検出される。貯えベルト速度vBandは、既に上述したよ
うに、ベルト速度測定センサ27の測定値を介して、制御装置21によって達成
される。駆動されたリール(3もしくは5)の角速度は、対応するステップモー
タ(7もしくは16)の制御により既知である。駆動されたリール上のベルト巻
体4もしくは8の半径rWickelは、この場合、 rWickel=vBand/ωSpule である。 駆動側のステップモータは、予め規定された角速度ωSpule,Testで回転する。
同時に、変向ローラ9の角速度が測定され、貯えベルト速度vBand,istが検出さ
れ、ここから目下の巻体半径rWickelが検出され、このことから次いで、必要と
される貯えベルト速度vBand,sollが、対応する駆動モータの駆動を介して、新
たな角速度ωSpule,nachで調整される。この測定は常に駆動ローラに対して行わ
れる。巻体半径は連続的に変化するので、測定は連続的に行われなければならな
い。つまり、まさに駆動された側のステップモータの角速度だけが常に既知であ
り、他方のステップモータの角速度は未知である。
【0034】 従って、引張られる側のリールの巻体半径は、ステップモータ駆動を介して測
定することはできない。それというのは能動的な駆動が行われないからである。
(ただし、角速度測定器をフランジ結合することにより、引張る側のリールと同
様に巻体半径を検出することはできる。)しかし、この巻体半径は、付与される
べき制動モーメントのために必要とされる。もっともこれには、近似評価で充分
である。
【0035】 制御装置21は、紙幣2の貯え入れ及び取り出し時の運動経過を制御し、ここ
では例えばいわゆる自動紙幣預入払出機を制御するために働く。自動紙幣預入払
出機の別の機能についてはここでは触れない。制御装置の制御モジュールのいく
つかを図3に示す。両ステップモータ7及び16を制御するために、制御装置2
1は駆動モジュール31を有している。駆動モジュール31は駆動段階中に、対
応する電流パルスを送り、制動時には、欧州特許出願第99810303.0号
明細書に記載された説明に相応して、制動しようとするステップモータの励磁コ
イルに、パルス状に(100Hz〜100kHz及びそれ以上のクロック周波数
)、かつ、調節可能なデューティレシオで受動的に、予め規定された抵抗を加え
る。16kHzのクロック周波数が使用され、角速度に関して所望される制動挙
動に応じてデューティレシオが調節されるのが好ましい。
【0036】 駆動モジュールは両ステップモータ7及び16の他に、付加的にベルト速度測
定センサ27と、光センサ20と、自動紙幣預入払出機の入力及びコマンドユニ
ット33とに接続されている。駆動モジュール31の別の接続部は6つの計算3
5a〜35fに延びている。
【0037】 計算モジュール35aは、両ステップモータ7及び16相互間の基本運動と運
動経過、例えば駆動及び制動のための調和されたスタートストップ時間を制御す
る。計算モジュール35bは速度調整のための加速勾配及び制動勾配を生成する
。計算モジュール35cは、貯えリール3もしくはベルト供給リール5における
当該巻体直径を上述のように計算する。計算モジュール35dは、制動動作を制
御し、緊締動作を監視する。計算モジュール35eは、ステップモータ7及び1
6の活動段階を監視し、モータ静止時に、例えばエラー報告を伴う予め規定され
た時間間隔後にモータをスイッチオフする。計算モジュール35fは、段階的な
速度監視を行う。
【0038】 貯えリール3及びベルト供給リール5は、上述の実施例の場合、ステップモー
タ7及び16を介して運動させられる。しかし、ベルト緊締動作を活用した運動
を別の駆動装置(直流式、交流式、空気圧式駆動装置)によって行うこともでき
る。
【0039】 上述の例の場合、紙幣を受容したベルト巻体が、「パルス状」のベルト緊締張
力を付与することにより、引き締められる。しかしながら、上述の方法により、
ベルト巻体は紙幣なしで、もしくはシート状物品を貯えない状態で引き締めるこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シート状の物品の貯え入れ及び取り出しのための、本発明による装置を示す概
略図である。
【図2】 図1の装置の、貯えベルトのベルト速度の時間的な関連を示す図である。
【図3】 貯えリールのベルト巻体の緊締動作時における、図1の装置の貯えベルトのベ
ルト速度の時間的な関連を示す図である。
【図4】 図1の装置の制御装置と協働する計算モジュールを示すブロックダイヤグラム
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3F050 AA02 BB07 BE17 CC03 LA16 LB04 3F101 LA08 LB04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に紙幣などのシート状の物品(2)を少なくとも1つの緊
    張させられた貯えベルト(1)の間で貯えリール(3)内に貯え入れ、もしくは
    該貯えリール(3)から取り出すための方法において、 貯え入れサイクル及び/又は取り出しサイクルの間の時間範囲内で、基本ベル
    ト張力よりも高いベルト緊締張力を用いた、少なくとも1つのベルト緊締動作を
    実施し、該ベルト緊締動作を実施することにより、貯えリールキャパシティを高
    めるためにベルト巻体(4)に物体(2)が緊締されるように、前記貯えリール
    (3)の前記ベルト巻体(4)のベルト(1)を締め直し、前記ベルト巻体(4
    )が特に充てん度が高い場合でも側方に安定性を有したままであるように、特に
    前記ベルト巻体(4)により大きな機械的安定性を与えることを特徴とする、特
    に紙幣などのシート状の物品(2)を貯え入れ、取り出すための方法。
  2. 【請求項2】 各貯えベルト(1)の一方のベルト端部がベルト供給リール
    (5)に、他方の端部が前記貯えリール(3)に保持されており、前記ベルト供
    給リール(5)ならびに前記貯えリール(3)をそれぞれ1つの駆動装置(7,
    16)によって駆動し、前記ベルト緊締のために、前記駆動装置(7,16)に
    より、互いに反対に向いた力成分を各ベルト(1)に付与する、請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 前記ベルト緊締を、ヘルツ域の繰返し周波数、及び、0.2
    〜2.0、好ましくは1の範囲の、基本呼称値に対する作用緊張力のデューティ
    レシオでパルス状に行う、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ベルト供給リール(5)と前記貯えリール(3)とをそ
    れぞれ1つのステップモータ(7,16)によって駆動し、複数の緊締動作を順
    次行い、前記モータ(7,16)の一方が「外れる」とすぐにそれぞれの緊締動
    作を終わらせ、好ましくは各モータ(7,16)を、その過熱を回避するために
    、前記緊締中に予め規定された時間後、スイッチオフする、請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 貯え入れ時に、前記貯えリール(3)を予め規定された第1
    の角速度(ωSpule,Test)で回転させ、同時にベルト速度(v)を測定し、ここ
    から前記貯えリール(3)の前記ベルト巻体(4)の目下の半径rWickelを検出
    し、次いで、ベルト速度(v)がトレランスを除いて貯え入れ動作時に一定であ
    るように、第2の角速度(ωSpule,nach)を検出し、取り出し時には前記ベルト
    供給リール(5)の前記駆動装置(16)に関して同様の処理を行う、請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 物品貯え入れのための巻上げ中、及び、物品取り出しのため
    の繰出し中の制動モーメントが調節可能であり、それぞれ一方の駆動装置(7,
    16)を駆動に切り換え、他方の駆動装置を制動に切り換え、前記制動モーメン
    トが、ベルト緊張力が瞬間のベルト巻体直径とは無関係に一定であるように減じ
    られる公称制動モーメントである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 特に紙幣などのシート状の物品(2)をベルト供給リール(
    5)から到来する少なくとも1つの貯えベルト(1)の間で貯えリール(3)に
    貯え入れ、取り出すための、請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法を
    実施するための装置において、 前記ベルト供給リール(5)及び前記貯えリール(3)のためのそれぞれ1つ
    の駆動装置(7,16)と、該各駆動装置(7,16)に作用する制御装置(2
    1)とが設けられており、該制御装置によって、前記各駆動装置(7,16)が
    個別に制御可能であることにより、制動挙動が制御された状態で実施可能であり
    、もしくは、駆動装置(7,16)が反対方向に向くように制御されたときには
    、前記物品(2)が前記貯えリール(3)の貯えリールベルト巻体(4)内で、
    ベルト緊締張力でベルト層の間に緊締可能であり、これにより、貯えリールのキ
    ャパシティならびに機械的なベルト巻体安定性が高められるようになっているこ
    とを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 各駆動装置(7,16)がステップモータである、請求項7
    に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記ベルト供給リール(5)と前記貯えリール(3)との間
    のベルト速度を検出するための、前記制御装置(21)に接続された速度測定装
    置(27)が設けられており、前記制御装置(21)が、検出されたベルト速度
    値に関連して、前記ベルト供給リールと前記貯えリール(3)とを駆動もしくは
    制動するために、前記ステップモータを相応に制御するようになっている、請求
    項7又は8に記載の装置。
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