JP2008517179A - 糸戻し動作モードを有する糸送り装置 - Google Patents

糸戻し動作モードを有する糸送り装置 Download PDF

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Abstract

糸送り装置(1)は、駆動装置(3)を有する糸調整部(4)を備え、それ自体の糸積層要素駆動装置(27)を有する糸積層要素(21)を備える。制御装置(11)は、一方で、糸調整部(4)の積極動作が単に、他方で、編機が往復するとき、糸の引き取りが、可能にされるように、2つの駆動装置(3、27)を制御する。さらに、この構成は、糸送り装置(1)の動力学についての改良を可能にする。

Description

本発明は、編機または適宜糸を戻す他の糸消費機械における使用に特に適合する糸送り装置に関する。そのような機械は、例えば、往復キャリッジを有する平編機であり、少なくともキャリッジの反転場所の一つで短い糸の戻し送りが発生することが可能性がある。また、糸の戻し送りは、多くの編成カム及び糸を有し、各カムは、一または数行程について待機に切り換えられる可能性がある平編機で発生する可能性がある。
さらに、頻度の多い糸の戻し送りは、丸編機で、詳細には「完全形成」手法を用いるとき、発生する可能性がある。そのような手法において、糸は、挿入または垂らされるだけでなく、ある編み部について、編成シリンダを一回または数回反対方向に僅かの程度回転することが必要とされる可能性がある。編成シリンダが繰り返し前方及び後方に回転されるそのような操作は、「折り返し」として参照される。0.5メートル以上の糸の戻し送りは、発生する可能性がある。糸送り装置は、そのような糸の戻し送りを考慮しなければならない。
独国特許出願公開第4032402C2号明細書は、平編機で使用し、別異の動的糸蓄積装置と組み合わされた蓄積給送器を記載する。蓄積給送器により吐き出された糸は、糸蓄積装置を経由して平編機に案内される。後者は、それにトルクが印加され、糸アイレットをその自由端に有する長いレバーにより形成される。レバーは、回転可能に支持される。さらに、糸の通路に、糸制動器及び糸張力センサが配置される。キャリッジ反転時に送り戻される糸量は、始めに制御された糸制動器を用いることにより集められ、その結果、さらなる糸は、糸蓄積給送器から引き取られる可能性はない。その後、トルクは回転レバーに印加され、その結果として、レバーは、平編機により送り戻された糸を、鋭角を有する糸ループを長さ方向に引き抜くことにより集める。
次のキャリッジ反転時に、始めに糸貯留部が消費され、その後、糸制動器は、糸蓄積給送器から糸を引き取るために解除される。
そのような糸の蓄積モードは、詳細には、編機が糸を糸蓄積給送器から受け取る場合、糸蓄積給送器に対して用いられる。しかし、このことは、積極給送器についての予め定められた糸量を編機に配分する基本思想に反している。
中継の糸蓄積は、また、独国特許出願公開第3732102C1号明細書による糸送り装置を用いて可能であり、この明細書は、その周りに糸がループにされる糸送り車を有する電子制御の積極給送器を開示する。編機へ走行する糸は、殆ど360度にわたる回転運動のために支持されたレバーを有する糸蓄積装置を越えて案内される。糸は、レバーのアイレットを通過する。糸アイレットにより描かれる円内に、多角形の糸蓄積装置を規定する多くの糸支持要素が配置される。糸送り車と隣接する機械の間に、機械により集められない糸が残存する場合、そのような糸量は、レバーにより糸支持要素上に降積される。
そのような糸の送りモードは、詳細には、一定の糸張力での糸の送りのために用いられる。
さらに、独国特許出願公開第3429193C1号明細書は、糸を糸スプールから巻き戻し、糸を糸スプールに巻き取る装置を記載し、ここで、糸は、巻取りフィンガーにより糸スプール上に案内される。巻取りフィンガーは、糸巻に同軸の、電気モータにより駆動される軸部に装着される。巻取りフィンガーは、糸スプールの外縁部の回りに循環する。電気モータは、糸が糸スプールから巻き戻され、または糸スプールに巻き取り戻されるように、要求に応じて制御可能である。制御のため、それにより糸張りが監視される糸張りローラが、提供される。糸の戻し送りが必要とされるとき、糸張りローラが張られた糸によりその通常位置に再度置かれるまで、巻取りフィンガーは、糸を再度巻き取る。
糸スプールは、通常、巻軸架上に連結され、それから糸が、必要とされるとき、長い部分についてさえ消極の態様でのみ引き取られる。作動している巻き取り及び巻き戻し工程で糸スプールを有することは、多くの場合、望ましくなく、糸スプールと編機の間のより大きい距離について、さらに可能性はない。
したがって、本発明の目的は、最新の編機及び他の繊維機械において、随時発生する糸の戻し送りを処理可能である糸送り装置を提供することである。
上の目的は、請求項1または請求項20において規定される糸送り装置を用いて実現される。
請求項1による糸送り装置は、駆動部により、糸を送るために2つの対向する方向に回転可能である糸送り車を有する。糸走行は、実質的に、接線である。第1の回転方向は、前進回転として、通常動作において、糸消費場所への糸送り方向での糸送りのために機能する。逆の回転は、糸消費場所から糸戻し方向に戻る糸を回収する糸戻し動作において機能する。そのような糸部分は、その後、糸送り車に巻き取り戻される。糸送り車の取り入れ縁部で自在になる糸は、通常の糸送り方向に見て、糸制動器(そのようなものが設けられる場合)と糸送り車の間で糸送り車の上流に配置された糸蓄積装置に、中継して一時保存される。糸送り車の上流に且つその直近に、糸蓄積装置を配置することは、一方、糸送り車と編機の間の直接送り条件を保存し、その結果、糸送り車は、所望の糸量を編機に配分し、または、そのような量をそれから引き取ることが可能である。他方、糸は、巻き取られる糸の張力について明確な影響を有することなく、及び、糸送り車と糸消費場所の間の部分に、蓄積される。
望ましくは、糸蓄積装置は、糸送り車に同軸であり、及び、密着可能な中断されない表面、または例えば多くの個別の表面から構成される中断された表面のいずれかであることが可能である糸蓄積面を有する。そのような個別の表面は、例えば、ピン等の領域を支持することが可能である。糸送り車に同軸の配置は、一様の張力で、糸送り車から送り戻された糸のその取り入れ縁部における一様の巻き取り及び巻き戻しを可能にする。望ましくは、糸蓄積装置と、糸送り車から放出する糸を糸蓄積面に降積し、及び糸をそれから引き取る糸配置装置が対応している。糸配置装置は、例えば、好適なレバーにより、糸送り車に同軸の通路に沿って案内される糸案内アイレットであることが可能である。そのような配置は、いかなる明確な張力変動のない糸の一様の巻き取り及び巻き戻しを確実にする。特に弾性糸の場合、弾性糸は、異なる延伸状態に中継して蓄積されることを防止される。さらに、それが糸蓄積装置から再度糸送り車に案内されるとき、糸は、糸送り車へ異なって、すなわち張力が糸巻き取り時に変動して、走行することを防止される。このため、概略の意味で、上述の同軸の配置は、編地の質を増す。
糸配置装置と、望ましくは、糸送り車の駆動部と独立している糸配置駆動部が、対応している。2つの駆動部は、例えば、糸配置装置及び糸送り車を互いに対応して作動する制御装置により制御される電気モータであることが可能である。制御装置は、望ましくは、数個の動作条件を識別し、例えば、それにより制御装置が、糸配置装置及び糸送り車を対応するrpmで反対方向に作動させ、その結果戻された糸は、新規の糸を糸蓄積装置に引き込むことなく、糸蓄積装置に降積される請求項10に規定されるものである。通常動作を回復するとき、始めに、このように形成された糸貯留部は、糸送り車及び糸蓄積装置が、対応するrpmで前進方向に回転するにつれて、消費される。糸貯留部が消費されると、糸配置装置は、例えば一定の位置に停止し、糸送り車は、減少されない速度でその前進回転を継続する。糸配置装置が停止する時から、糸送り車は、糸スプールから糸を取る。
上述の装置の利点は、対応する編機は、糸を消費することなく所望の頻度で折り返すことが可能である点に存する。各折り返し工程の間、糸は、糸蓄積装置に巻き取られ、その後それから巻き戻される。糸配置装置の速度、及び糸送り車の速度は、折り返し動作中、糸は全く糸スプールから供給されず、従って糸送り装置に存在する全糸量が増加しないように、互いに対応している。編機の折り返し動作中、糸送り装置の糸量は、1メートル以上だけ互いと相異する可能性がある最大値及び最小値の間で、変動する。
糸送り車用駆動部及び糸配置装置用駆動部は、それぞれの電気モータにより、詳細には位置制御の電気モータにより構成される。しかし、代替として、糸蓄積装置に装入及び吐き出す間、各時間で一定のrpmで糸配置装置を糸送り車と連結するため、駆動部及びクラッチ装置を糸送り車と糸配置装置の間に提供することが実行可能である。そのような場合、糸配置装置用駆動部は、駆動部/クラッチ/制動器の結合部から構成される。しかし、良好な制御可能性のため、それ自体の電気モータ駆動部を有する糸配置装置を提供することが望まれる。
通常動作時、糸送り車は、望ましくは、編機の運転速度またはrpmから得ることが可能である予め定められた速度で駆動される。糸送り車及び編機は、所与のrpm比で同期して駆動されることが求められる。そのような動作は、積極動作として参照される。そのような動作において、糸送り車は、所望の糸量を編機に配分し、このため編地のループ寸法を決定する。糸送り車の始動及び停止中、動的出現を補償するため、糸送り車と編機の間に、少ない蓄積能力を有する糸蓄積装置は、設けられることが可能である。しかし、そのような糸蓄積装置は、戻された糸の中継の蓄積のために働かず、そのような目的のため、その能力は、明らかに不十分である。それは、切り換え時の工程(糸送り車の始動及び停止)の間、さもなければ現われる可能性がある張力のピークを緩和するためだけに提供される。最も簡単な解決として、そのような糸蓄積装置は、糸ループを保持する薄く、軽く及び弾性のあるレバーにより形成される。
糸の戻し送りは、同様に、糸送り車の予め定められたrpmで実行可能である。しかし、張力制御を用いて、すなわち糸張力を制御することにより、糸の戻し送りを実行することが望ましい。そのような動作において、編機の折り返し時、糸送り装置は、積極駆動及び張力制御された駆動(通常動作について積極駆動及び糸の戻し送り動作について張力制御)の間で、継続して切り換えられる。
糸配置装置並びに糸送り車は、望ましくは、角度位置センサに結合される。制御装置には、望ましくは、計数器または、糸配置装置が移動した角度ステップを計数し、望ましくはまた、詳細には糸の戻し送り動作時、糸送り車が移動した角度ステップを計数する他の監視装置が提供される。その代わりに、糸配置装置並びに糸送り車が移動した角度は、異なる態様で記録されることが可能である。このため、制御装置は、糸蓄積装置に中継して一時保存される糸量を監視する。全体の記録された前進通路が逆に移動されるとき、またはその代わりに、糸配置装置が一定の位置に達したとき、制御装置は、糸配置装置の休止していると同時に、通常動作に切り換えることが可能である。糸配置装置がその一定の位置に接近するとき、その法線速度は、糸送り車の取り入れ縁部における急な張力変化を防止するため、徐々に零に制動可能である。このように、糸送り車へ走行する糸は、応力から解放される。さもなければ発生することになる糸蓄積装置の緩やかな充填を防止するため、編機のパターン記憶装置と共同して、そのような徐々の制動は折り返し動作が終了したときのみ発生するという注意が払われることが可能である。
糸送り装置の制御は、望ましくは、機械制御部、詳細にはそのパターン記憶装置により発生する。パターン記憶装置は、糸送り車のrpmに対応する送られるべき糸量に関する、並びに、送り開始及び送り終了の時間に関するデータを供給する。糸送り装置は、これらの値をエラーなしの可能な方法で変換する。また、糸送り装置を自動習熟法で動作することは、実行可能である。この目的のため、例えば、試験走行時、糸張力は、張力制御により、公称値に保持される。そのような進行において、すべての作動可能な糸送り装置のすべての作動している糸送り車のrpmは、監視され、そして好適な平均値は、次の積極動作についてのその公称値として決定される。
積極動作時、さらに、糸張力センサにより自動設定の糸張力を監視すること、及び、そのような張力が、公称値と偏差する場合、編機の要素の追跡設定を実行することは、可能である。そのような追跡設定は、また、偏差が閾値を超える時間に限定可能である。編機の追跡設定を受ける要素は、編成カムまたは製品引き取り装置であることが可能である。また、編機またはその要素の追跡設定を省略すること、及び、糸張力が、糸張力の閾値を超えるかまたは以下に減少する場合、報知信号または切断信号を発生することは可能である。
糸配置装置は、さらに、糸送り車の動力学を有効に改良するために使用可能である。この関係において、零速度から高い送り速度に急の糸要求の場合、駆動部及び糸送り車だけでなく、糸スプールから糸消費場所までの糸の長さ全体は、加速されなければならない。この処理で、糸は、加速されなければならず、さらに、付着の摩擦は、乗り越えられなければならない。糸送り車をその取り入れ縁部にて走行する糸は、糸送り車を制動する。糸送り車の加速は、そのような加速状態直前に、糸配置装置が、少ない糸貯留部を糸蓄積装置に生成することを提供することにより、有効に改良可能である。さらに、糸配置装置は、また、糸送り車の始動時、糸送り車に糸蓄積装置からの糸を始めに供給するため、及び、糸配置装置がその一定の位置に接近するときのみ、糸を糸送り車に糸スプールから送るため、加速される。糸蓄積装置は、この関係で、糸送り車を、その加速状態時、糸スプールから積極に分離する。
また、糸要求の急の増加または減少(進行のパターン)を予想して、糸送り車の早期の開始または停止を実行することは可能である。このように、糸送り車及び連結された構成要素の慣性は、一定の程度まで補償可能であり、糸張力のピークまたは糸張力の低下は、糸送りの開始及び終了にて減少可能である。
本発明の有利な実施例のより詳細は、図面、明細書、請求項に開示される。図面では本発明の実施例を示す。
図1は、例えば硬い(殆ど弾性のない)または弾性の糸を平編機または丸編機に送るために機能する糸送り装置を示す。糸送り装置1は、詳細には、糸を、時間に対して強く変動する糸要求を有する、及び/又は糸の戻し送りを適宜実行する編機に送るために用いられる。糸送り装置1は、また例えば図2に示されるように、それに、駆動部3が、六角形の構造として示される糸送り車4に対して、装着された保持部2を有する。実際、糸送り車4は、例えば六角形を形成する数個の翼を有することが可能である。駆動部3は、例えば、そのアーマチュア6が駆動シャフト7と連接され、糸送り車4を保持する電気モータ5である。例えば、その他方の端部に、アーマチュア6は、アーマチュア6の実際の角度位置を検出するために機能する角度位置センサ8と結合可能である。角度位置センサ8の電気回路9は、電気モータ5のステータ巻線12を制御するために機能する制御装置11に結合される。
糸送り車4は、その大きい回転加速を許容するため、特に低慣性の構造を有する。この目的のため、糸送り車4は、駆動シャフト7に取り付けられたハブ16により支持された、多数の同等に構成され、半径方向に相異して向けられた巻きヨーク13、14、15(及び追加の数字の付されていないヨーク)を有する。巻きヨークは、通常U字形であり、糸の巻き取りのための中央部分17を有し、さらに、詳細にはその駆動部3の方向に向けられた側に、糸の巻き取りのための半径方向外側に向いた突出部18を有する。突出部18は、糸送り車4の取り入れ縁部19を構成する。
糸送り車4の取り入れ縁部19に、糸蓄積装置22の一部を形成する糸配置装置21が設けられる。糸蓄積装置22は、さらに、糸送り車4から遠くに先細になり、駆動シャフト7に同軸である望ましくは円錐台形状の糸蓄積面23を有する。糸蓄積面23は、望ましくは、巻きヨーク13、14、15の部分17より、駆動シャフト7の軸方向に有効に短い。
糸配置装置21は、糸蓄積面23と糸送り車4の取り入れ縁部19の間を跨ぐ。この目的のため、糸配置装置21は、例えばセラミックから成り、糸アイレットを構成する小管24を有する。小管24は、保持部2に、駆動シャフト7に同軸の軸の回りに回転する少なくとも1つの軸受26により軸支される循環レバー25により保持される。
循環レバー25と、糸配置駆動部27は、連結し、位置制御の電気モータ28を有する。電気モータの駆動シャフト29は、2つの歯車31、32から構成される伝動部により循環レバー25と連結される。電気モータ28は、制御装置11により制御される。この目的のため、制御装置11は、信号搬送導線33及び制御導線34により、電気モータ28と、その巻線を制御するため、結合されている。対応する信号搬送導線35及び制御導線36は、また、電気モータ5について設けられる。
糸配置駆動部と、ロック装置37は、循環レバー25を一定の位置でロックするため、連結可能である。ロック装置37は、制御装置11により制御される電磁石38により作動可能である。糸配置装置21が1以上の回転を実行する場合、ロック装置37は、その解除状態をとる。この目的のため、電磁石38によりロック位置と隣接位置の間を移動可能な隣接ピン38aが設けられる。
さらに、保持部2は、それを通って走行する糸の張力を検出する糸張力センサ39を支持する。糸は、糸張力センサ39を形成する糸支持ピン42上を鈍角に走行する。糸支持ピン42は、糸張力の測定値を制御装置11または任意の他の好適な装置に送る力測定装置43と結合される。糸張力センサ39は、図1に示されるように、その前端面に、表示部45及び多くの作動要素46、47が配置可能である部分筐体44に収容可能である。詳細には図2において見られるように、部分筐体44及び糸支持ピン42により規定される糸通路は、糸送り車4の回転軸に対して鈍角に向けられる。
図3に示されるように、糸配置装置21は、詳細には、糸41を糸蓄積面23に巻き取り及び糸41をそれから巻き戻すために機能する。そのような動作において、糸41は、それが糸蓄積面23に達する前に、糸取り入れアイレット48により案内される。始めに、糸41は、図4に模式的にのみ示される糸制動器49を通過することが可能である。糸制動器49は、望ましくは、一定の糸引き力に固定する制御されない糸制動器である。しかし、必要とされる場合、制御された制動力は、糸制動器49の制動要素に印加可能である。この目的のため、制動要素には、例えば、制御装置11により制御される電気作動装置(例えば、電気モータ、電磁石、ピエゾ作動装置または類似のもの)が提供される。制御装置は、望ましくは、糸配置装置21が糸蓄積装置22を充填または欠乏するとき、制動力が増加され、一方、糸蓄積装置が欠乏しており、糸送り車が、糸を糸スプールから編機に積極動作モードで引くとき、制動力が減少されるように、糸制動器49を制御する。
望ましくは、糸制動器49の上流に、望ましくは光学的に動作する不図示の取り入れ絞りが配置される。しかし、センサのレバーとして形成される簡略の機構絞りは、また、使用可能である。糸送り車4前方の糸の監視は、糸送り車4後方の監視より望まれる。通常動作中でさえ、場合により、零の糸張力の大きさが出現する可能性があるので、糸張力センサ39は、糸監視のために有効に用いられない。さらに、破断糸が機械に供給されることは、少なくとも防止されるべきである。
さらに、糸配置装置21を、絞りとして、すなわち糸を監視するために使用することは可能である。この目的のため、糸により糸配置装置により作用される力が監視される。糸送り車が回転するとき、力が不十分な値または零に低下する場合、そのような事実は、糸の破断として評価される。実際、このことは、例えば、糸配置装置を、糸により、隣接部(ピン38a)から数ミリメートル離れ、しかし隣接部に対して弾性により張力をかけて保持することにより、実現可能である。糸配置装置がピン38aに隣接する場合、そのような事実は、好適なセンサにより検出され、糸の破断として評価される。
図1乃至3の糸送り装置は、以下の機能の説明に従って作動する。
糸送り装置は、数個の動作モードを有する。状態を簡略に示すため実質的な模式図である図4は、通常動作を図示する。糸蓄積面23は、それを糸を有する面及び糸のない面から区別するため、破線でのみ示される。図4乃至9で、糸送り車4の単独の巻きヨーク14のみは、糸送り車4の回転を追うため、参照番号が提供される。さらに、参照されるワイヤヨーク14の端部は、黒くされて示される。また、糸配置装置21のうち、小管24のみは、図示される。
通常動作モードで、糸配置装置21は、休止し、それは、糸取り入れアイレット48と並んでいる。糸送り車4は、例えば、反時計方向に、矢印50の方向に回転する。糸41は、糸消費場所に、矢印52により示される糸送り方向に、糸送り車4から離れて接線方向に糸張力センサ39を越えて走行する。詳細には図3に良好に見られるように、糸は、糸送り車4の周りに数回ループにされ、このため、実質的にずれのないように供給される。しかし、糸持ち上げピン等のようなずれ発生手段は、また、提供可能である。糸のずれは、また、駆動シャフト7と糸送り車の間に配置されるずれクラッチにより、または、糸送り車4に糸のループ周の量を減少することにより、実行される。例えば、ずれは、糸送り車4の周りの非常に僅かの糸の巻きを配置することだけにより、発生可能である。また、糸を、ループ全体より少ない(例えば3/4ループ周)だけ、糸送り車4に接触させることは、可能である。制御装置11は、糸送り車4のrpmを判別し、このため、糸送りの速度及び送られる糸の量を設定する。この動作モードは、積極動作モード(接線方向の糸の取り出しを有する)として称される。
対応する編機の糸要求が零まで低下するとき、糸送り車4は停止し、このため、糸は、もはや送られない。停止された状態から、通常動作は、図4に従って任意の時に再開可能である。
編機または他の機械が糸41を解放し始める、すなわち、それが糸を送り戻すとき、糸送り装置は、その戻し送り動作を開始する。糸送り装置は、直ちに、糸支持ピン42における糸張力の減少を判別し、駆動部3を逆転することにより、糸張力を回復させようとする。駆動部は、このため、図5に示される矢印53により示されるように、時計方向の逆回転を実行し、糸送り車4は、糸41を、矢印54により示されるように戻し送り方向に集める。糸41は、糸送り車4に接線方向に走行する。図5に描かれるように、糸送り車4は、図4及び図5における巻きヨーク14の位置を比較することにより観測されることが可能である30°の逆巻きを既に実行している。糸送り車4前の糸張力を保つため、制御装置11は、糸配置装置21の動作を発生させ、その結果、小管24は、図5に示されるように、概略15°時計方向に移動される。このように、取り入れアイレット48と巻きヨーク14の間の図5に示される糸の長さは、取り入れアイレット48と巻きヨーク14の間に存在する図4に従う糸の長さの送り戻された糸の長さを加えた合計に正確に等しい。糸配置装置21の運動は、望ましくは、張力制御を用いるのではなく、「積極に」、すなわち糸送り車の検出された逆回転から確定される計算された移動経路に従って実行される。いかなる手段は、糸配置装置21における糸張力を検出するため、設けられない。しかし、必要とされる場合、糸配置装置21の張力の制御された動作は、また、可能である。
糸41の継続する戻し送り時、図6乃至9に従う条件は、有効である。図6に見られるように、糸配置装置21の小管24は、糸41を糸蓄積面23に降積する。糸の戻し送り中、糸配置装置21は、糸送り車4より有効に遅く走行する。図6に描かれるように、糸配置装置21は、概略4分の1巻きを実行し、一方、巻きヨーク14及び従って糸送り車4は、2分の1以上の回転だけ巻かれる。
図7に示されるように、継続した戻し送りは、糸送り車4が回転するとき、糸配置装置の糸蓄積面23の周りの逐次の循環を発生し、糸蓄積面23は、始めに、糸の一巻き(図8)そして必要とされる場合、さらなる巻き(図9)を受ける。糸蓄積面23の円錐度に基づいて、糸の巻きは、糸蓄積装置22に並んで降積され、このため、望ましくは、重ねられない。糸配置装置21の糸送り車4に対するrpm比、すなわちそれぞれ移動した角度は、式により計算され、
[数1]
α/β=r/r
ここで、αは糸配置装置が移動した角度であり、βは糸送り車が移動した角度であり、rは、糸蓄積装置の直径であり、rは、糸送り車の直径である。
この配置は、いかなる糸は、糸取り入れアイレット48を通って引かれないことを確実にする。さらに、糸制動器49は、そのような糸の引き取りを防止するために用いることが可能である。
編機が糸の戻し送りを停止するとき、戻し送り動作は、終了し、このことは、例えば、図9に示される糸配置装置21及び糸送り車4の配置において発生可能である。編機が糸を取り始めると、糸送り装置は、糸がもはや張力の制御された方法で戻されず、しかしむしろ、糸が量の制御された方法で、すなわち、糸送り車4について予め定められたrpm設定により、再度、編機に送られる変形通常動作モードに移る。この動作中、図9乃至5で矢印により示される方向は、保持される。糸配置装置21及び糸送り車4は、このため、上記の角度及びrpm比に従って時計方向に回転し、このことにより、糸配置装置21は、糸を糸蓄積面23から取り去り、それを糸送り車4の取り入れ縁部19に供給する。再度、いかなる糸は、糸取り入れアイレット48を通って引かれない。この変形動作モードは、糸蓄積装置22が欠乏されるまで、すなわち、小管24が、図4に示されるように、糸取り入れアイレット48の近傍にその位置をとるまで、継続する。
この点に達する時、糸配置装置21は、停止し、一方、糸送り車4は、変更なく回転することを継続する。このため、始めに正確な通常動作が得られる。変形通常動作中、糸蓄積面23に巻き取られた糸のみは、再度集められ、糸送り車、従って編機に送られる間、糸は、このとき、制動器49の作用に抗して引き取られる。糸戻し動作及び変形通常動作は、任意の頻度で交替する。いかなる糸は、いずれの糸戻し動作時または変形通常動作時、糸巻から糸制動器49により引かれない。
前の説明での開始点に対応して、糸配置駆動部27は、正確に位置制御された方法で、動作する一方、このことは、必ず事実である必要はないことが注記されなければならない。また、位置制御されない電気モータ28を使用すること、及び2つの歯車31、32の一方の位置のみを監視することは、可能である。最も簡単な場合、歯車31または同様に歯車32に、それぞれ、光学センサによりまたは磁気センサ(ホールセンサ)により検出される1以上のマーカ(穿孔)または磁石を提供することは十分であることが可能である。糸送り車4が逆方向に回転するとき、糸送り車の位置または回転は、検出され、モータ28は、糸配置装置21を動かすために起動される。モータ28は、糸制動器49を介して糸を引くために必要とされるトルクより小さくあるべきである予め定められたトルクを発生するため、制御された電流を供給可能である。このように、糸蓄積装置22は、糸送り車4からのみ糸を集める。糸送り車4が、糸蓄積装置22を再度欠乏するため、その回転方向を逆転するとき、糸送り車は、糸配置装置21の僅かの張力に抗して機能する。そのような張力は、また、モータ28に供給される電流を減少することにより、減少可能である。糸配置装置21が、例えば、ホールセンサ及び歯車31の磁石(または同様に歯車32)により標示されるその位置(一定の位置)に達するとき、糸配置装置21は、停止まで制動され、すなわち、それは、その一定の位置に停止され、糸送り車4は、糸制動器49の力に対抗しつつ、新規の糸を糸スプールから引き取る。
上の説明から出発するものとして、蓄積された糸貯留部を消費する変形通常動作、並びに、糸を上流に配置された糸スプールから離して引く通常動作は、糸張力センサ39により制御される張力の制御された方法で進行可能である。
糸送り装置1の変形の実施形態は、図10に、模式的に示される。変更は、この実施形態で、個別の表面55、56に区分される糸蓄積面23の構成に存する。これらの表面は、糸送り車4の近傍の冠部として配置された個別のピン57、58により形成される。他の点で、前の説明が用いられる。
糸送り装置1は、糸送りの特に急の開始及び停止を可能に実行する。そのような目的のため、これから図11に関して説明される動的動作モードは、使用可能である。動的動作モードの開始時点として、糸蓄積装置22における糸送りの前に、より少ない糸貯留部は、例えば、図11に示されるように、集められる。糸貯留部は、一層より少ないことが可能である。それは、糸送り車4の停止時、糸配置装置21を図示された位置へ、例えば時計方向に数度だけ回転することにより、集められることが可能である。そのような工程中、糸41は、糸取り入れアイレット48を通って、糸蓄積面23上方に引かれる。このことは、糸送り車4が、その通常動作の終了にて停止するとき、常に、先に発生する可能性がある。それは、非常に動的な開始、すなわち糸要求の急の増加が予想されるときのみ、編機のパターン記憶装置により制御され、発生可能である。
図11は、非常に動的な開始のため、その調整状態における糸送り装置を示す。このとき、開始信号が、編機により、糸送り装置1に対して送られると、糸配置装置21及び糸送り車4は、同時に、反時計方向(矢印50、51a)に加速される。糸配置装置の加速により、糸送り車4は、始めに、一時的に、すなわちその上方への走行状態中、さもなければ糸送り車4により引かれ、糸スプールに延びる糸の荷重から解放される。このため、上方への走行状態中、糸送り車4は、それ自体の慣性及びそれにより保持された糸巻き取り部の慣性を単に超えなければならない。糸送り車4がその公称rpmに達するとき、例えば、2分の1または4分の3回転後、糸配置装置21は、その一定の位置、糸取り入れアイレット48下方に至り、そして、それが停止に至るまで、徐々に、すなわち緩やかにそこに停止される。そのような動作モードは、急の糸要求の場合、糸送り車4と編機の間の糸張力のピークを防止する。
糸送り装置1は、駆動部3を有する糸送り車4、並びに、それ自体の糸配置駆動部27を提供される糸配置装置21を有する糸蓄積装置22を備える。制御装置11は、一方で糸送り車4の単なる積極動作、他方で編機の折り返し中、糸戻し送りを提供する2つの駆動部3、27を制御する。さらに、そのような構成は、糸送り装置1の動力学を改良する。
本発明による糸送り装置の正面図である。 図1による糸送り装置の長手方向の断面の及び部分の模式の図である。 図1及び図2による糸送り装置の模式の斜視図である。 通常動作中の図1乃至3の糸送り装置の模式図である。 糸戻し送り動作中の異なる位置の図4の糸送り装置を示す。 糸戻し送り動作中の異なる位置の図4の糸送り装置を示す。 糸戻し送り動作中の異なる位置の図4の糸送り装置を示す。 糸戻し送り動作中の異なる位置の図4の糸送り装置を示す。 糸戻し送り動作中の異なる位置の図4の糸送り装置を示す。 糸送り装置の変形された実施形態を示す。 通常動作前の始動調整の状態の図4の糸送り装置を示す。
符号の説明
1 糸送り装置
2 保持部
3 駆動部
4 糸送り車
5 電気モータ
6 アーマチュア
7 駆動シャフト
8 角度位置センサ
9 回路
11 制御装置
12 ステータ巻線
13、14、15 巻きヨーク
16 ハブ
17 部分
18 突出部
19 取り入れ縁部
21 糸配置装置
22 糸蓄積装置
23 糸蓄積面
24 小管
25 循環レバー
26 軸受
27 糸配置駆動部
28 電気モータ
29 駆動シャフト
31、32 歯車
33、35 信号搬送導線
34、36 制御導線
37 ロック装置
38 電磁石
38a 隣接ピン
39 糸張力センサ
41 糸
42 糸支持ピン
43 力測定装置
44 部分筐体
45 表示部
46、47 作動要素
48 糸取り入れアイレット
49 糸制動器
55、56 個別の表面
57、58 ピン
52 糸送り方向(矢印)
54 糸戻し送り方向(矢印)
51a、50 前進回転(矢印)
51、53 逆回転(矢印)

Claims (29)

  1. 取り入れ縁部(19)及び糸の巻き取りを受ける蓄積部(17)を有する糸送り車(4)と、
    前記糸送り車(4)に結合され、2つの対向する回転方向に駆動可能で、通常動作において前進回転中(50)、糸を糸送り方向(52)に糸消費場所へ送るため、及び、戻し送り動作において逆回転中(53)、糸戻し方向(54)に糸消費場所から戻る糸(41)を前記糸送り車(4)に再度巻き取るための駆動部(3)と、
    前記糸送り方向(52)に見たとき、前記糸送り車(4)の上流に配置され、前記糸送り車(4)によりその糸取り入れ縁部(19)に逆回転中(53)に戻される前記糸(41)を中継して蓄積する糸蓄積装置(22)と、
    を備え、糸戻し動作モードを有する特に編機用の糸送り装置(1)。
  2. 前記糸蓄積装置(22)は、糸制動器(49)と前記糸送り車(4)の間に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の糸送り装置。
  3. 前記糸制動器(49)は、その制動力が、電気制御信号により、少なくとも2つの大きさの間で切り換え可能である制御された糸制動器である、ことを特徴とする請求項2に記載の糸送り装置。
  4. 前記糸蓄積装置(22)は、前記糸送り車(4)に同心の糸蓄積面(23)を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の糸送り装置。
  5. 前記糸蓄積面(23)は、密着可能な構造を有する、ことを特徴とする請求項4に記載の糸送り装置。
  6. 前記糸蓄積面(23)は、個別の表面(55、56)に区分される、ことを特徴とする請求項4に記載の糸送り装置。
  7. 糸配置装置(21)は、前記糸蓄積装置(22)と対応している、ことを特徴とする請求項1に記載の糸送り装置。
  8. 前記糸配置装置(21)は、前記糸送り車(4)に同軸の円形の経路に案内される糸案内アイレット(24)を有する、ことを特徴とする請求項7に記載の糸送り装置。
  9. 糸配置駆動部(27)は、前記糸配置装置(21)と対応している、ことを特徴とする請求項7に記載の糸送り装置。
  10. 前記駆動部(3)及び前記糸配置駆動部(27)は、以下の制御方式に従って動作する制御装置(11)により制御される、ことを特徴とし、
    (a)前の糸戻し動作のない通常動作時、前記制御装置(11)は、前記糸配置装置(21)を一定の位置に休止させ、且つ、前記駆動部(3)を前記前進方向(50)に回転させ、
    (b)糸戻し動作時、前記制御装置(11)は、前記駆動部(3)を前記逆方向(53)に回転させ、且つ、前記糸配置装置(21)を前記同一の逆回転の方向に減少された速度で回転させ、
    (c)前の糸戻し動作を有する通常動作時、前記制御装置(11)は、前記駆動部(3)を前記前進方向(50)に回転させ、且つ、前記糸配置駆動部(27)を同様に前進方向に、しかし減少されたrpmで、装置が(a)の下で及ぶ経路を移動するまで、及び/又は、装置がその一定の位置に達するまで回転させる、
    ことを特徴とする請求項1、7又は9に記載の糸送り装置。
  11. 前記糸配置装置(21)及び前記糸送り車(4)は、前進及び逆の両方向の回転時、互いに対して一定の比であるrpmで走行する、ことを特徴とする請求項10に記載の糸送り装置。
  12. 前記rpmの比は、糸戻し動作中、前記糸送り車によりその糸取り入れ縁部(19)にて前記糸蓄積装置(22)に送られる糸の長さが、前記糸蓄積装置(22)に降積される糸の長さに等しいように設定される、ことを特徴とする請求項11に記載の糸送り装置。
  13. 前記駆動部(3)は、電気モータ(5)である、ことを特徴とする請求項1に記載の糸送り装置。
  14. 前記駆動部(3)は、位置制御の電気モータ(5)である、ことを特徴とする請求項13に記載の糸送り装置。
  15. 前記糸配置駆動部(27)は、電気モータ(28)である、ことを特徴とする請求項9に記載の糸送り装置。
  16. 前記電気モータ(28)は、位置制御の電気モータである、ことを特徴とする請求項15に記載の糸送り装置。
  17. 糸張力センサ(39)は、前記糸送り車(4)と前記糸消費場所の間に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の糸送り装置。
  18. 前記駆動部(3)は、積極送り動作モードにおいて、少なくとも通常動作中、予め定められたrpmで駆動される、ことを特徴とする請求項1に記載の糸送り装置。
  19. 前記予め定められたrpmは、前記編機のrpmに比例するように設定される、ことを特徴とする請求項18に記載の糸送り装置。
  20. 取り入れ縁部(19)及び糸の巻き取りを受ける蓄積部(17)を有する糸送り車(4)と、
    前記糸送り車(4)に結合され、2つの対向する回転方向に駆動可能であり、通常動作において、前進回転(50)中、糸を糸送り方向(52)に糸消費場所に送るため、及び、戻し送り動作において、逆回転(53)中、糸消費場所から糸戻し方向(54)に戻る糸(41)を前記糸送り車(4)に再度巻き取るための駆動部(3)と、
    前記糸送り車(4)と前記糸消費場所の間に配置される糸張力センサ(39)と、
    前記駆動部を、通常動作において、積極動作で、糸戻し動作において、糸張力の制御動作で駆動する制御装置(11)と、
    を備え、糸戻し動作モードを有する特に編機用の糸送り装置(1)。
  21. 前記積極動作時、少なくとも糸張力の予め定められた限度内で、前記駆動部(3)のrpmは、予め定められたrpmと等しい、ことを特徴とする請求項20に記載の糸送り装置。
  22. 前記糸戻し動作時、前記駆動部(3)のrpmは、前記制御装置(11)により、糸張力に基づいて、糸張力が、糸戻し動作中、可能な限り一定に維持されるように、設定される、ことを特徴とする請求項20に記載の糸送り装置。
  23. 動的な糸蓄積装置は、前記糸送り車(4)と前記糸消費場所の間に提供される、ことを特徴とする請求項1又は20に記載の糸送り装置。
  24. 前記糸蓄積装置(22)、その駆動部(28)、前記糸送り車(4)、及びその駆動部(5)は、共通の保持部により保持される、ことを特徴とする請求項1又は20に記載の糸送り装置。
  25. 前記糸蓄積装置(22)の前記駆動部(28)及び前記糸送り車(4)の前記駆動部(5)は、共通の筐体部に収容される、ことを特徴とする請求項24に記載の糸送り装置。
  26. 前記駆動部(5、28)のための制御装置(11)は、前記筐体部に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の糸送り装置。
  27. 前記糸蓄積装置(22)は、その外側の自由端に糸案内手段(24)を保持し、その旋回または回転軸が、前記糸送り車(4)の回転軸と共軸である循環レバー(25)を有する、ことを特徴とする請求項1又は20に記載の糸送り装置。
  28. ずれ発生装置は、前記駆動部(3)と前記糸(41)の間に提供される、ことを特徴とする請求項1又は20に記載の糸送り装置。
  29. 糸送り装置(1)を駆動する方法であって、
    糸送り装置は、
    取り入れ縁部(19)及び糸の巻き取りを受ける蓄積部(17)を有する糸送り車(4)と、
    前記糸送り車(4)に結合され、2つの対向する回転方向に駆動可能であり、通常動作において、前進回転(50)中、糸を糸送り方向(52)に糸消費場所に送るため、及び、戻し送り動作において、逆回転(53)中、糸消費場所から糸戻し方向(54)に戻る糸(41)を前記糸送り車(4)に再度巻き取るための駆動部(3)と、
    前記糸送り車(4)と前記糸消費場所の間に配置される糸張力センサ(39)とを備え、
    前記駆動部(3)は、積極動作で前記通常動作において、張力制御動作で前記糸戻し動作において駆動される、ことを特徴とする方法。
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